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JP5261011B2 - ゴルフクラブ用シャフト - Google Patents

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JP5261011B2
JP5261011B2 JP2008107458A JP2008107458A JP5261011B2 JP 5261011 B2 JP5261011 B2 JP 5261011B2 JP 2008107458 A JP2008107458 A JP 2008107458A JP 2008107458 A JP2008107458 A JP 2008107458A JP 5261011 B2 JP5261011 B2 JP 5261011B2
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Description

本発明は、ゴルフクラブ用シャフトに関する。
ゴルフクラブ用シャフトとして、いわゆるスチールシャフトやカーボンシャフトが知られている。カーボンシャフトの材質は、繊維強化樹脂である。好ましい繊維強化樹脂は、CFRP(炭素繊維強化樹脂)である。
シャフトの特性値として、長さ、重量、重心位置、曲げ剛性(フレックス又は硬度とも称される)、シャフトトルク値、キックポイント等がある。ゴルフクラブの品種ごとに、シャフトの特性値は異なる。
特開2002−35184号公報は、シャフトの曲げ剛性の分布を考慮したゴルフクラブ用シャフトを開示する。特開平10−155952号公報は、重心位置や重量配分が考慮されたゴルフクラブ用シャフトを開示する。
特開2002−35184号公報 特開平10−155952号公報
本発明者は、シャフトの特性値の影響について、従来とは異なる視点から検討を行った。その結果、シャフト重量、重心位置及びシャフトトルク値の関係について、新たな技術思想を得るに至った。
本発明者は、シャフト重量W(g)とシャフトの重心距離L(mm)との比(W/L)に着目した。その結果、この比(W/L)とシャフトトルク値との間の関係を従来に無い範囲とすることにより、新たな効果が得られることを見いだした。
本発明の目的は、飛距離と方向性とに優れたゴルフクラブ用シャフトの提供にある。
本発明のシャフトにおいて、シャフト重量がW(g)とされ、シャフト先端からシャフト重心点までの距離がL(mm)とされ、[(W/L)×100]で計算される値がXとされ、シャフトトルク値がT(度)とされるとき、上記Xが7.0以上11.0以下とされる。このシャフトは、次の式(1)及び式(2)を満たす。
−0.8X+8.0≦T ・・・(1)
T≦−0.8X+11.0 ・・・(2)
好ましくは、上記シャフトトルク値T(度)が2.5度以上7.0度以下とされる。
好ましくは、上記シャフトは、マトリクス樹脂と繊維とを備えたプリプレグシートが巻回され且つ硬化されてなる。好ましくは、このシャフトは、バイアス層及びストレート層を有している。
本発明に係るゴルフクラブは、ヘッド及びグリップと、上記シャフトとを備えている。
比(W/L)とシャフトトルク値Tとの関係を従来とは異なる適切な範囲とすることにより、飛距離と方向性とに優れたシャフトが達成されうる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。なお、本願において、「シャフト軸方向」とは、シャフトの中心軸線の方向であり、シャフト長手方向と一致する。本願において、「シャフト軸方向」は、単に「軸方向」とも称される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブシャフト6を備えたゴルフクラブ2の全体図である。ゴルフクラブ2は、ヘッド4、シャフト6及びグリップ8を有している。ヘッド4は、シャフト6の一端部に取り付けられる。グリップ8は、シャフト6の他端部に取り付けられる。
なおシャフト6に装着されるヘッド4及びグリップ8は限定されない。ヘッド4として、ウッド型ゴルフクラブヘッド、アイアン型ゴルフクラブヘッド、パターヘッド等が例示される。
シャフト6は、管状体である。シャフト6は、チップ端Tpとバット端Btとを有する。チップ端Tpにヘッド4が取り付けられる。チップ端Tpは、シャフト先端である。バット端Btにグリップ8が取り付けられる。バット端Btは、シャフト後端である。ゴルフクラブ2において、シャフト先端Tpは、ヘッド4のシャフト穴の内部に位置している。ゴルフクラブ2において、シャフト後端Btは、グリップ8のシャフト挿入穴の内部に位置している。
シャフト6は、いわゆるカーボンシャフトである。シャフト6は、プリプレグシートを硬化させてなる。このプリプレグシートでは、繊維は実質的に一方向に配向している。このように繊維が実質的に一方向に配向したプリプレグは、UDプリプレグとも称される。「UD」とは、ユニディレクションの略である。本発明に係るシャフトには、このUDプリプレグが好ましく用いられる。このプリプレグシートは、繊維とマトリクス樹脂とを有している。典型的には、この繊維は炭素繊維である。典型的には、このマトリクス樹脂は、熱硬化性樹脂である。なお本発明のシャフトは、スチールシャフトであってもよい。ただし、本発明を満たすシャフトを製造するには、設計自由度の観点から、カーボンシャフトが好適であり、シートワインディング製法のカーボンシャフトがより好適である。
シャフト6は、いわゆるシートワインディング製法により製造される。プリプレグの状態において、マトリクス樹脂は、半硬化状態にある。シャフト6は、プリプレグシートが巻回され且つ硬化されてなる。この硬化とは、半硬化状態のマトリクス樹脂を硬化させることである。この硬化は、加熱により達成される。シャフト6の製造工程には、加熱工程が含まれる。この加熱工程により、プリプレグシートのマトリクス樹脂が硬化する。
複数枚のシートを適宜組み合わせて、シャフトが構成される。シートの種類、配置、組み合わせ等は限定されず、本発明の範囲となるように設計がなされる。複数枚のシートをマンドレル(芯金)に巻回し、この巻回体を加熱により硬化させた後、マンドレルが引き抜かれることにより、シャフトが製造される。
図2は、シャフト6を構成するプリプレグシートの例である。図2の如く所定の寸法に切断されたシートが、順次マンドレルに巻回される。シートの種類、繊維の配向、シート寸法、軸方向のシート配置、半径方向のシート配置(巻回順序)等が適宜調整されることにより、所望の特性を有するシャフトが得られうる。
シャフト6は、ストレート層とバイアス層とを有する。図2のシート展開図において、繊維の配向角度が記載されている。「0°」と記載されているシートが、ストレート層を構成している。ストレート層用のシートは、本願においてストレートシートとも称される。「−α°」及び「+α°」と記載されているシートが、バイアス層を構成している。バイアス層用のシートは、本願においてバイアスシートとも称される。
なお、ストレート層は、繊維の配向方向がシャフト軸方向に対して実質的に平行とされた層である。巻き付けの際の誤差等に起因して、通常、繊維の配向方向はシャフト軸線方向に対して完全に平行とはならない。本願において、ストレート層は、繊維の配向方向とシャフト軸線方向とのなす角度Afが、−10度を超えて+10度未満である。即ち、本願において、ストレート層の角度Afの絶対値は、0度以上10度未満である。ストレート層は、シャフトの曲げ剛性及び曲げ強度との相関が高い。
バイアス層は、シャフトの捻れ剛性及び捻れ強度を高める目的で設けられる。バイアス層は、繊維の配向方向が互いに逆方向に傾斜したシートセットから構成されている。本願においてバイアス層は、上記角度Afが−80度以上−10度以下の層と、上記角度Afが10度以上80度以下の層とを含む。即ち、バイアス層の角度Afの絶対値αは、10度以上80度以下とされる。なお、角度Afにおけるプラス(+)及びマイナス(−)は、互いに貼り合わされるバイアスシートの繊維が互いに逆方向に傾斜していることを示している。
ストレート層及びバイアス層以外の層が設けられても良い。例えば、フープ層が設けられても良い。フープ層では、繊維の配向方向が、シャフト軸線に対して実質的に直角とされる。フープ層は、シャフトのつぶし剛性及びつぶし強度を高めるために設けられる。つぶし剛性とは、シャフトをその半径方向内側に向かって押し潰す力に対する剛性である。つぶし強度とは、シャフトをその半径方向内側に向かって押し潰す力に対する強度である。つぶし強度は、曲げ強度とも関連しうる。曲げ変形に連動してつぶし変形が生じうる。特に肉厚の薄い軽量シャフトにおいては、この連動性が大きい。つぶし強度の向上により、曲げ強度も向上しうる。フープ層は、繊維の配向方向がシャフト軸線方向に対して実質的に直角とされた層である。換言すれば、フープ層は、前記の配向方向がシャフトの周方向に対して実質的に平行とされた層である。巻き付けの際の誤差等に起因して、通常、繊維の配向方向はシャフト軸線方向に対して完全に直角とはならない。本願において、フープ層における上記角度Afの絶対値αは、80度を超えて90度以下とされる。フープ層を構成するシートは、本願においてフープシートとも称される。シャフト軸方向の全体に亘って設けられるフープシートは、全長フープシートとも称される。シャフト軸方向の一部に設けられるフープシートは、部分フープシートとも称される。
シャフト6には、シャフト軸方向の全長に亘って設けられる全長シートの他、シャフト軸方向の一部に設けられる部分シートが含まれうる。部分シートにより、重心距離L(mm)の設計自由度が高くされる。部分シートは、シャフトを部分的に補強しうる。部分シートは、シャフトの曲げ剛性又は捻れ剛性を部分的に高めうる。部分シートは、シャフトの剛性分布を変更しうる。
図2(a)で示されるシートs1は、全長シートのストレートシート(全長ストレートシート)である。図2(b)で示されるシートs2及びシートs3は、全長シートのバイアスシート(全長バイアスシート)である。全長バイアスシートは、繊維が互いに逆方向に傾斜した2枚のセット(全長バイアスシートセット)として用いられる。図2(c)で示されるシートs4は、全長フープシートである。図2(d)で示されるシートs5、シートs6及びシートs7は、部分シートのストレートシート(部分ストレートシート)である。図2(e)で示されるシートs8及びシートs9は、部分シートのバイアスシート(部分バイアスシート)である。部分バイアスシートは、繊維が互いに逆方向に傾斜した2枚のセット(部分バイアスシートセット)として用いられる。
全長シートの形状は、限定されない。シャフト軸方向の全位置において同一のプライ数とされる場合、全長シートの形状は、図2(a)、図2(b)及び図2(c)で示されるような台形となる。これらの全長シートにおいて、シート幅は、シャフト先端Tpに近づくほど狭くなっている。このシート形状は、シャフト(マンドレル)のテーパー形状に対応している。
部分シートの形状は、限定されない。部分シートの形状は、図2(d)、図2(e)又は図2(f)で示される形状であってもよいし、それら以外の形状であってもよい。図2(d)のシートs5は、シャフトの後端部分に設けられるストレートシート(後端ストレートシート)の一例である。図2(d)のシートs6は、シャフトの先端部分に設けられるストレートシート(後端ストレートシート)の一例である。図2(d)のシートs7は、シャフトの先端部分に設けられるストレートシート(先端ストレートシート)の他の一例である。図2(f)で示されるシートs10は、部分フープシートの一例である。
好ましくは、部分シート及び全長シートは、他の少なくとも一辺に直交し、且つシャフト軸方向に対して実質的に平行に配される辺h1を有している(図2参照)。辺h1とシャフト軸方向とのなす角度の絶対値は、10度以下が好ましく、5度以下がより好ましい。この辺h1がシャフト軸方向に対して平行とされることにより、繊維配向が適切とされる。辺h1をシャフト軸方向と平行とするためには、後述される巻回工程において、巻き始め縁部をシャフト軸方向に沿って貼り付けるようにする。図2で示されたシートは、いずれも辺h1を有している。
好ましくは、シャフト先端Tpに至るシートは、シャフト先端Tp側に位置し且つ上記辺h1と直交する辺h2を有する(図2参照)。好ましくは、シャフト後端Btに至るシートは、シャフト後端Bt側に位置し且つ上記辺h1と直交する辺h3を有する(図2参照)。
使用される前のプリプレグシートは、剥離シートにより挟まれている。剥離シートは、通常、離型紙及び樹脂フィルムである。通常、使用される前のプリプレグシートは、離型紙と樹脂フィルムとで挟まれている。即ち、プリプレグシートの一方の面には離型紙が貼り付けられており、プリプレグシートの他方の面には樹脂フィルムが貼り付けられている。以下において、離型紙が貼り付けられている面が「離型紙側の面」とも称され、樹脂フィルムが貼り付けられている面が「フィルム側の面」とも称される。
なお、図2の展開図は、フィルム側の面が表側とされた図である。即ち、図2等の展開図において、図面の表側がフィルム側の面であり、図面の裏側が離型紙側の面である。図2の状態では、シートs2の繊維方向とシートs3の繊維方向とは同じであるが、後述される貼り合わせ工程において、シートs3は、裏返されつつシートs2に貼り合わされる。よって、シートs2の繊維方向とシートs3の繊維方向とは互いに逆となる。この点を考慮して、図2では、シートs2の繊維方向が「−α°」と表記され、シートs3の繊維方向が「+α°」と表記されている。シートs8及びシートs9に関しても同様であり、シートs8の繊維方向が「−α°」と表記され、シートs9の繊維方向が「+α°」と表記されている。また、シートs4又はシートs10のようなフープシートが用いられる場合、このフープシートは、他のシートに貼り合わされた上で、この他のシートと共に巻回されるのが好ましい。この貼り合わされる他のシーとは、フープ層に隣接する層を構成するシートである。
プリプレグシートを巻回するには、先ず、樹脂フィルムが剥がされる。樹脂フィルムが剥がされることにより、フィルム側の面が露出する。この露出面は、粘着性(タック性)を有する。この粘着性は、マトリクス樹脂に起因する。即ち、このマトリクス樹脂は半硬化状態であるため、粘着性を有している。次に、この露出したフィルム側の面の縁部(巻き始め縁部ともいう)を、巻回対象物に貼り付ける。マトリクス樹脂の粘着性により、この巻き始め縁部の貼り付けが円滑になされうる。巻回対象物とは、マンドレル又はマンドレルに他のプリプレグシートが巻き付けられてなる巻回物である。次に、離型紙が剥がされる。次に、巻回対象物が回転されて、プリプレグシートが巻回対象物に巻き付けられる。この巻回工程の後、テープラッピング工程、硬化(加熱)工程、マンドレル引き抜き工程、テープ除去工程、両端部切断工程、研磨工程等を経て、シャフトが得られる。
本発明では、シャフト重量W(g)及び重心ャフト先端からシャフト重心点までの距離L(mm)が考慮される。以下、この距離Lは、重心距離とも称される。シャフト重心とは、シャフト単体の重心である。また本発明では、[(W/L)×100]で計算される値がXが考慮される。即ちXは、シャフト重量W(g)と重心距離L(mm)とから、下記式により計算される。
X=(W/L)×100
このように、Xは、シャフト重量W(g)を重心距離L(mm)で割った値を100倍して得られる。
更に本願では、シャフトトルク値T(度)が考慮される。このシャフトトルク値T(度)の測定方法は、後述される。シャフトトルク値T(度)は、シャフトの捻れ剛性と相関する。シャフトトルク値T(度)の値が小さいほど、シャフトの捻れ剛性が大きい。
本発明に係るシャフトは、次の式(1)及び式(2)を満たす。
−0.8X+8.0≦T ・・・(1)
T≦−0.8X+11.0 ・・・(2)
ゴルフスイングにおいては、テークバックにおいてフェースが開き、ダウンスイングが進行するに従い開いていたフェースが閉じる。このダウンスイングにおいてフェースが閉じる現象は、「フェースが返る」とも称される。フェースが返ることにより、インパクトにおいてフェースがスクエアとなり、真っ直ぐな打球が得られうる。
インパクトにおけるヘッドの移動速度は、ヘッドスピードとも称される。ヘッドスピードが大きいほど、ボールの初速が大きくなるので、飛距離が増大しやすい。スイング中にシャフトには「しなり」が生ずる。この「しなり」は、ヘッドスピードに影響を与える。ダウンスイングの初期においては、通常、シャフトは、ダウンスイングの進行方向に対してヘッドが遅れるようにしなる。しなったシャフトは、真っ直ぐな状態に戻ろうとする。この「しなりの戻り」は、後述の速度V2を生じさせる。この速度V2は、ヘッドスピードを加速しうる。このように、ヘッドスピードVtは、クラブ全体の移動速度V1と、シャフトのしなりに起因する速度V2とにより決定される。即ち、「Vt=V1+V2」である。クラブ全体の移動速度V1は、しなりに関係なく、ゴルファーのスイング自体によって生じるヘッドスピードである。以下、この速度V1は、スイングスピードとも称される。
従来、比(W/L)について、次のような考え方があった。
[従来の考え方]
比(W/L)が小さい場合、シャフト重量W(g)は軽く且つシャフトの重心位置がグリップに近い傾向となる。この場合、スイングバランス(クラブバランス)が軽くなるため、ヘッドスピードは増大して飛距離が向上しうるが、ヘッドが返りにくいため、スライスが起こりやすくなり、打球方向性が低下しやすい。従来はこのように考えられていた。
従来は上記の如く考えられていたため、上記の式(1)及び式(2)を満たすゴルフクラブ用シャフトは存在していなかった。従来のクラブにおいては、シャフトトルク値T(度)は、[−0.8X+11.0]よりも大きかった。即ち従来のクラブは、下記の式(3)を満たしていた。
T>[−0.8X+11.0] ・・・(3)
しかし、本発明者が検討した結果、上記Xが7.0以上11.0以下のクラブについては、以下のような現象A及び現象Bが起こりやすいことが判明した。
(現象A)上記Xが小さい場合、スイング中におけるシャフトのしなりが小さくなり、しなりに起因する速度V2が低下するため、ヘッドスピードVtが低下しやすく、結果として、飛距離が低下しやすい。逆に上記Xが大きい場合、スイング中におけるシャフトのしなりが大きくなり、しなりに起因する速度V2が大きくなるため、ヘッドスピードVtが大きくなる。この結果、飛距離が増大しやすい。しかしこの場合、しなりが大きいため、ヘッドが返りにくくなったり、インパクトにおけるフェースの向きが不安定になったりして、打球方向性が低下しやすい。現象Aの説明は以上である。
(現象B)シャフトトルク値T(度)が小さい場合、シャフトが捻れにくくなるので、この捻れの戻りによって生じうるシャフト軸線回りのヘッド回転R1が起こりにくくなる。このヘッド回転R1の角速度Rvが小さくなると、飛距離が低下しやすい。またシャフトトルク値T(度)を小さくするためには、バイアス層の重量を増やす必要がある。この結果シャフト重量W(g)が大きくなり、上記スイングスピードV1が低下し、飛距離が低下しやすい。シャフトトルク値T(度)が大きい場合、シャフトが捻れやすくなるので、上記角速度Rvが大きくなりうる。上記角速度Rvが大きい場合、飛距離が向上しやすい。またシャフトトルク値T(度)が大きい場合、バイアス層の重量を低減することができるため、結果的にシャフト重量W(g)が小さくされる。シャフト重量W(g)が小さいシャフトでは、上記スイングスピードV1が大きくなり、飛距離が向上しやすい。しかし、シャフトトルク値T(度)が大きい場合、シャフトが捻れやすいため、打球方向性が低下しやすい。現象Bの説明は以上である。
上記(現象A)及び(現象B)を見いだした本発明者は、次の技術思想(a1)及び(a2)を見いだすに至った。即ち、上記Xが7.0以上11.0以下であるという前提において、以下の(a1)及び(a2)により、飛距離と打球方向性との両立が達成されうることを見いだした。
(a1)上記Xが小さい場合、飛距離が低下しやすいので、上記X以外の仕様により飛距離を向上させるのがよく、よってシャフトトルク値T(度)を大きくするのがよい。
(a2)上記Xが大きい場合、打球方向性が悪くなりやすいので、上記X以外の仕様により打球方向性を向上させるのがよく、よってシャフトトルク値T(度)を小さくするのがよい。
このような思想(a1)及び(a2)に基づき、本発明者は、上記Xが7.0以上11.0以下である場合において、下記式(1)及び式(2)を満たすクラブが好ましいことを見いだした。式(1)及び式(2)における「−0.8」は、試験結果により見いだされた。式(1)における「8.0」は、試験結果により見いだされた。式(2)における「11.0」は、試験結果により見いだされた。
−0.8X+8.0≦T ・・・(1)
T≦−0.8X+11.0 ・・・(2)
上記の様に式(1)を満たすシャフトがよく、飛距離と方向性との両立の観点から、下記式(4)を満たすゴルフクラブ用シャフトがより好ましい。
−0.8X+9.0≦T ・・・(4)
上記の様に式(2)を満たすシャフトがよく、飛距離と方向性との両立の観点から、下記式(5)を満たすゴルフクラブ用シャフトがより好ましい。)
T≦−0.8X+10.0 ・・・(5)
クラブバランスを小さくしてスイングしやすくする観点から、シャフト重量W(g)は、40g以上が好ましく、42g以上がより好ましく、45g以上がより好ましい。スイングスピードV1を大きくする観点から、シャフト重量W(g)は、60g以下が好ましく、58g以下がより好ましく、55g以下がより好ましい。
クラブバランスを小さくしてスイングしやすくする観点から、重心距離L(mm)は550mm以上が好ましく、560mm以上がより好ましく、570mm以上がより好ましい。クラブバランスが過度に小さくなると、スイングが不安定となる場合がある。スイングの安定性の観点から、重心距離L(mm)は650mm以下が好ましく、630mm以下がより好ましく、620mm以下がより好ましい。
上記角速度Rvを高くする観点から、シャフトトルク値T(度)は、2.5度以上が好ましく、3.0度以上がより好ましく、3.5度以上がより好ましい。方向性を高める観点から、シャフトトルク値T(度)は、7.0度以下が好ましく、5.0度以下がより好ましく、4.5度以下がより好ましい。
上記の如く、本発明は、上記Xの範囲が、7.0以上の場合に成立する。後述する実施例のデータより、上記Xは、7.3以上がより好ましい。上記の如く、本発明は、上記Xの範囲が、11.0以下の場合に成立する。後述する実施例のデータより、上記Xは、10.6以下がより好ましい。
シャフト重量W(g)を調整する方法は、限定されない。シャフト重量W(g)を増加させるには、繊維強化樹脂層の積層数を増やしたり、比重の大きな繊維を使用するといった構成が採られうる。シャフトトルク値T(度)を大きくしながらシャフト重量W(g)を増加させるためには、シャフト全体に占めるバイアス層の重量割合を小さくすること、バイアス層の繊維角度α(バイアス層の傾斜角度の絶対値)を0度又は90度に近づけること、繊維含有率を低くして樹脂含有率を高くすること、等が有効である。シャフト重量W(g)を低減させるには、繊維強化樹脂層の積層数を減らしたり、比重の小さな繊維を使用するといった構成が採られうる。シャフトトルク値T(度)を小さくしながらシャフト重量W(g)を増加させるためには、シャフト全体に占めるバイアス層の重量割合を大きくすること、バイアス層の繊維角度α(バイアス層の傾斜角度の絶対値)を調整すること、繊維含有率を高くして樹脂含有率を低くすること、等が有効である。
シャフトトルク値T(度)を調整する方法は、限定されない。シャフトトルク値T(度)を小さくする手段としては、バイアス層の積層数を増加させること、バイアス層の繊維角度αを45度に近づけること、バイアス層の繊維含有率(繊維目付)や繊維弾性率を大きくすること、等が採用され、特に、バイアス層の繊維含有率や繊維弾性率を大きくすることが好ましい。シャフトトルク値T(度)を大きくする手段としては、バイアス層の積層数を減少させること、バイアス層の繊維角度の絶対値αを0度又は90度に近づけること、バイアス層の繊維含有率や繊維弾性率を小さくすること、等が採用され、特に、バイアス層の繊維含有率や繊維弾性率を小さくすることが好ましい。なお繊維弾性率とは、繊維の引張弾性率を意味する。
重心距離L(mm)を調整する方法は、限定されない。重心距離L(mm)を変化させる手段として、部分シートの配置をシャフト軸方向において変化させること、及び、部分シートの重量を変えることが好ましい。
本発明に係るシャフトに用いられうるプリプレグシートの例が、表1で示される。この表1に限られず、市販されているあらゆるプリプレグシートが、本発明に用いられうる。
Figure 0005261011
上記繊維強化樹脂に用いられる樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等が挙げられる。強度及び剛性の観点から、熱硬化性樹脂が好ましく、エポキシ系樹脂がより好ましい。熱硬化性樹脂としては、エポキシ系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、フェノール系樹脂、メラミン系樹脂、ユリア系樹脂、ジアリルフタレート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ケイ素樹脂等が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、ポリアミド樹脂、飽和ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、AS樹脂(アクリロニトリルスチレン樹脂)、メタクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、フッ素樹脂等が挙げられる。
上記繊維強化樹脂に用いられる繊維としては、比重が小さく弾性率と強度が高いという点からカーボン繊維が好ましいが、その他、一般に高性能強化繊維として使用される繊維が用いられる。例えば、黒鉛繊維、アラミド繊維、炭化ケイ素繊維、アルミナ繊維、ボロン繊維、ガラス繊維等が用いられうる。
本発明の効果は、しなりの大きなシャフトにおいて顕在化しやすい。この観点から、シャフト全長は1130mm以上が好ましく、1143mm以上がより好ましい。振りやすさの観点から、シャフト全長は、1219mm以下が好ましく、1181mm以下がより好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
シートワインディング製法により、実施例1に係るシャフトを作製した。具体的には、以下のような工程により、実施例1に係るシャフトが作製された。
(1)裁断工程
裁断工程では、プリプレグシートが所定の形状に裁断され、全長シートと部分シートとが作製された。裁断は、裁断は、裁断機又は手作業によりなされた。
(2)貼り合わせ工程
貼り合わせ工程では、バイアス層用のシート同士が貼り合わせられ、バイアスシートセットよりなる貼り合わせ体が作製された。また、フープ層を有するシャフトでは、フープシートと、フープ層に隣接する他の層を構成するシートとが貼り合わされた。
(3)巻回工程
巻回工程では、裁断された複数枚のシートが順次マンドレルに巻回され、巻回体が作製された。バイアス層に関しては、上記貼り合わせ体が巻回された。
(4)テープラッピング工程
テープラッピング工程では、上記巻回体の外周面にラッピングテープが巻き付けられた。このラッピングテープは、張力を付与されつつ巻き付けられた。ラッピングテープとして、ポリエチレン製又はポリエチレンテレフタレート製のテープが用いられた。
(5)硬化工程
硬化工程では、テープラッピングがなされた後の巻回体が加熱された。この加熱により、マトリクス樹脂を硬化させた。
(6)マンドレルの引き抜き工程及びラッピングテープの除去工程
硬化後の巻回体について、マンドレルの引き抜き工程とラッピングテープの除去工程とがなされ、硬化積層体が得られた。
(7)両端カット工程
この工程では、硬化積層体の両端部がカットされた。このカットにより、シャフト両端の端面が平坦とされた。
(8)研磨工程
この工程では、硬化積層体の表面が研磨された。研磨により、このラッピングテープの跡としての凹凸が消滅し、表面が平滑とされた。
(9)塗装工程
研磨工程後の硬化積層体に塗装が施された。
上記裁断工程により、以下のようなプリプレグシートが作製された。これらのシートの中から適宜選択がなされて、選択されたシートが巻回工程で用いられた。
(シートA)全長ストレートシート(図2(a)を参照)
(シートB)全長バイアスシートセット(図2(b)を参照)
(シートC)部分フープシート(図2(f)を参照)
(シートD)部分ストレートシート(図2(d)を参照)
(シートE)部分バイアスシートセット(図2(e)を参照)
(シートF)全長フープシート(図2(c)を参照)
以下の項目(a)から(e)を調整することにより、表2に示すシャフト重量W(g)、重心距離L(mm)及びシャフトトルク値T(度)を有する実施例1のシャフトを得た。
(a)シートA、B、C、D、E及びFのそれぞれにおける積層数、繊維弾性率、繊維目付、樹脂含有率、厚さ
(b)シートA、B、C、D、E及びFの積層順序
(c)シートC、D、E及びFの有無
(d)シートC、D及びEのシャフト軸方向における設置位置
(e)研磨工程における研磨量
得られたシャフトにヘッド及びグリップを装着して、実施例1に係るゴルフクラブを得た。クラブの全長は、1162mmとされた。ヘッドとして、SRIスポーツ社製のXXIO(ゼクシオ)のドライバーヘッドが用いられた。このヘッドのロフト角は10.5度であり、ライ角は57.5度であり、ヘッド体積は460ccである。
[実施例2から7及び比較例1から3]
実施例1と同様に、上記項目(a)から(e)を調整することにより、表2に示すシャフト重量W(g)、重心距離L(mm)及びシャフトトルク値T(度)を有する各例のシャフトを得た。その他、実施例1と同様にして、各例に係るゴルフクラブを得た。
図3は、実施例及び比較例の仕様を、座標平面上にプロットしたグラフである。図3のグラフは、横軸が「X」であり、縦軸が「シャフトトルク値T(度)」である。また図3のグラフには、「T=−0.8X+11.0」の式で表される直線と、「T=−0.8X+8.0」の式で表される直線とが付記されている。
シャフトトルク値T(度)の測定方法、飛距離の評価方法及び方向性ばらつきの評価方法は以下の通りである。
図4は、シャフトトルク値の測定方法を示す。図4が示すように、この測定方法では、シャフト6の先端部を治具M2により回転不能に固定するとともに、シャフト6の後端部を治具M1で把持し、シャフト先端Tpから865mmの位置に13.9kgf・cmのトルクTrを作用させる。そして、このトルク作用位置でのシャフトの捻れ角(度)が、シャフトトルク値とされる。なお、トルクTrを負荷する際の治具M1の回転速度は130゜/分以下とし、治具M1と治具M2との間の軸方向長さは825mmとする。さらに、治具M1又は治具M2の把持によってシャフト6が変形する場合、シャフト6の内部に芯材などを入れて測定を行うものとする。本発明のシャフトトルク値は、このようにして測定される。上記実施例及び比較例においても、この測定方法によりシャフトトルク値T(度)が測定された。この測定結果が下記の表2で示される。
[飛距離の評価]
10名のテスターが各ゴルフクラブについて10球づつ打球し、各打球のそれぞれについて、飛距離が測定された。ボールとして、SRIスポーツ社製の商品名「XXIO(ゼクシオ)XD」が用いられた。この「XXIO(ゼクシオ)XD」は、3ピースソリッドゴルフボールである。飛距離は、ボールが最終的に静止した位置に基づいて測定された。各ゴルフクラブについて、合計100個のデータが平均された。この平均値が、実施例2の値を100として指数化された。この飛距離指数が、下記の表2に示される。この飛距離指数が大きいほど、飛距離が大きい。
[方向性ばらつきの評価]
上記飛距離の測定と同時に、方向性が測定された。方向性は、飛距離と同様に、ボールが最終的に静止した位置に基づいて測定された。方向性は、目標方向に対するズレ距離である。右にズレても左にズレても、ズレ距離はプラスの値とされた。各ゴルフクラブについて、合計100個のデータが平均され、この平均値の逆数が算出された。この逆数を、実施例2を100として指数化することにより、方向性ばらつき指数を得た。この方向性ばらつき指数が下記の表2で示される。この方向性ばらつき指数が大きいほど、方向性が良好である。
Figure 0005261011
表に示す通り、実施例は、比較例よりも評価が高い。これらの評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明は、ウッド型ゴルフクラブ用シャフト、アイアン型ゴルフクラブ用シャフト、パター用シャフトなど、あらゆるゴルフクラブ用シャフトに適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るシャフトが装着されたゴルフクラブの全体図である。 図2は、シャフトの製造に用いられるプリプレグシートの例を示す図である。 図3は、実施例及び比較例の仕様を、座標平面上にプロットしたグラフである。 図4は、シャフトトルク値の測定方法を示す図である。
符号の説明
2・・・ゴルフクラブ
4・・・ゴルフクラブヘッド
6・・・ゴルフクラブ用シャフト
8・・・グリップ
Tp・・・シャフト先端
Bt・・・シャフト後端
s1、s2、s3、s4、s5、s6、s7、s8、s9、s10・・・裁断されたプリプレグシート

Claims (4)

  1. シャフト重量がW(g)とされ、シャフト先端からシャフト重心点までの距離がL(mm)とされ、[(W/L)×100]で計算される値がXとされ、シャフトトルク値がT(度)とされるとき、上記Xが7.0以上11.0以下とされ、且つ、次の式(1)及び式()を満たすゴルフクラブ用シャフト。
    −0.8X+8.0≦T ・・・(1)
    T≦−0.8X+10.0 ・・・(
  2. 上記シャフトトルク値T(度)が2.5度以上7.0度以下である請求項1に記載のゴルフクラブ用シャフト。
  3. マトリクス樹脂と繊維とを備えたプリプレグシートが巻回され且つ硬化されてなり、バイアス層及びストレート層を有している請求項1又は2に記載のゴルフクラブ用シャフト。
  4. ヘッド、シャフト及びグリップを備え、
    上記シャフトのシャフト重量がW(g)とされ、シャフト先端からシャフト重心点までの距離がL(mm)とされ、[(W/L)×100]で計算される値がXとされ、シャフトトルク値がT(度)とされるとき、上記Xが7.0以上11.0以下とされ、且つ、次の式(1)及び式()を満たすゴルフクラブ。
    −0.8X+8.0≦T ・・・(1)
    T≦−0.8X+10.0 ・・・(
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