JP5259066B2 - ステント - Google Patents
ステント Download PDFInfo
- Publication number
- JP5259066B2 JP5259066B2 JP2006267006A JP2006267006A JP5259066B2 JP 5259066 B2 JP5259066 B2 JP 5259066B2 JP 2006267006 A JP2006267006 A JP 2006267006A JP 2006267006 A JP2006267006 A JP 2006267006A JP 5259066 B2 JP5259066 B2 JP 5259066B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stent
- strand
- single wire
- central axis
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 27
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 27
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 27
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 19
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 238000012277 endoscopic treatment Methods 0.000 claims description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 17
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 17
- 210000003238 esophagus Anatomy 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 208000031481 Pathologic Constriction Diseases 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 208000037804 stenosis Diseases 0.000 description 5
- 230000036262 stenosis Effects 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002966 stenotic effect Effects 0.000 description 2
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000002033 PVDF binder Substances 0.000 description 1
- 229920000954 Polyglycolide Polymers 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920000747 poly(lactic acid) Polymers 0.000 description 1
- 229920001610 polycaprolactone Polymers 0.000 description 1
- 239000004632 polycaprolactone Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 239000004633 polyglycolic acid Substances 0.000 description 1
- 239000004626 polylactic acid Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920002981 polyvinylidene fluoride Polymers 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
本発明に係るステントは、素線が、少なくとも一端を自由端として一つの中心軸線まわりに複数のループを形成しながら螺旋状に巻回された筒部と、前記素線とは別体に構成され、前記中心軸線方向に隣り合う前記ループ同士の少なくとも一部の相対移動を規制してループを維持する結合部と、を備えていることを特徴とする。
この発明は、自由端とされた一端を引っ張る際に、ループ同士を離脱させることによってループを喪失させ、素線に戻すことができ、回収の際の管腔器官との摩擦力を低減させることができる。
この発明は、素線が断線するまでの間に結合部におけるループの接続状態を解除して、ループを解くことができる。
この発明は、把持部を把持することによって、自由端となった一端を容易に把持することができる。
この発明は、中心軸線方向に圧縮力を受けた際、圧縮力が緩衝部に伝達したときに、緩衝部が周囲よりも容易に変形して圧縮力を吸収することができる。従って、緩衝部よりも以遠側への圧縮力の伝達が規制され、ステント全体の圧縮力が負荷された方向への移動を好適に抑えることができる。
この発明は、一端を引っ張ることによって筒部を解いて回収することができる。
この発明は、素線が金属の場合よりも編み癖がつきにくく、解かれた際に周囲に引っ掛かることなく容易に回収することができる。
また、本発明に係るステントは、前記ステントであって、前記素線が、一本の糸からなり、前記筒部が、前記糸からなることを特徴とする。
本実施形態に係るステント10は、単線(素線)11が編み込まれた筒部12と、単線11の一部が結合された結合部13とを備えている。なお、結合部13は、必須のものではない。
このステント10によれば、自由端とされた単線11の一端11aを引っ張ることにより、筒部12を容易に解くことができる。そして、最終的に単線11まで解いた状態で回収することができ、体内から容易に回収することができる。
また、把持部15が配されているので、鉗子Fで把持部15を把持して引っ張ることによって、容易に筒部12を解くことができる。
なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係るステント20が、図4に示すように、一本の単線11が両端を自由端として一つの中心軸線Cまわりに複数のループ21を形成しながら螺旋状に巻回されて形成された筒部22を備えているとした点である。
単線11の両端には、把持部15がそれぞれ設けられている。なお、図5に示すように、単線11の一端11aに接続部25を介して別の接続線部を経由して把持部15が接続されていても構わない。
そして、鉗子をアウター部材の先端から突出させて把持部15を把持する。この状態のまま、結合部23の結合力よりも大きい力で鉗子をアウター部材内に引き込む。
こうして、筒部22が一本の単線状態となってアウター部材内に引き込まれ、チャンネルを介してステント20が回収される。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第3の実施形態と第2の実施形態との異なる点は、本実施形態に係るステント30の筒部31が、フレーム32に単線11が螺旋状に巻回されて構成されているとした点である。
第2の実施形態と同様にして、留置されたステント30の把持部15を図示しない鉗子により把持する。この状態のまま、ループ21と帯状部34A,34Bとの結合力よりも大きい力で鉗子をチャンネル内に引き込む。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第4の実施形態と第2の実施形態との異なる点は、本実施形態に係るステント40の筒部41が、図11に示すように、単線11が周囲よりも相対的に疎巻きとされた緩衝部41Aを備えているとした点である。
また、図13に示すように、第1の実施形態と同様に単線11が丸編みされた筒部45を備えたステント46であってもよい。この場合、緩衝部45Aでは、先端部45B及び基端部45Cよりも編目45aが中心軸線C方向に延びるように単線11が編み込まれている。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第5の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係るステント50の筒部51が、図15に示すように、矩形状の横編み組織(緯編み組織)52と、横編み組織52を筒状に巻回した形状を維持する繋部53とを備えているとした点である。
繋部53は、単線11と同様の素材からなる単線であって、編み方向C1に沿った辺52a,52bにそれぞれ並んで配された編目55に対して、編み方向C1に沿って交互に螺旋状に挿通されて設けられている。なお、繋部は、単線11の代わりに複数の単線が撚られた一本の撚り線であってもよい。繋部53の両端53a,53bには、編目55よりも大きい形状の留め部56が設けられている。
この場合、繋部53は、直交する方向C2から交互に螺旋状に挿通するようにして設けられている。
第1の実施形態と同様にして図示しないアウター部材から図示しない鉗子を突出させる。そして、観察しながら留置されたステント50の先端側の留め部56を鉗子で切断する。次に、基端側の留め部56を鉗子で把持して図示しないチャンネル内に引き込むようにして繋部53を引き抜く。これにより、横編み組織52が展開可能な状態となる。
この際、中心軸線Cに沿って編目16,55が順次解かれて単線11状態となり、アウター内に引き込まれる。
例えば、上記実施形態では、ステントの一端から他端に向かってステントの内径及び外径が略同一に形成されているとしているが、内径、又は、内径及び外径が、ステントの一端から他端に向かって漸次拡径されたものとしても構わない。
11 単線
12,22,31,41,42,45,47,51,61 筒部
13,23 結合部
15 把持部
21 ループ
41A,42A,45A,47A 緩衝部
Claims (9)
- 素線が、少なくとも一端を自由端として一つの中心軸線まわりに複数のループを形成しながら螺旋状に巻回された筒部と、
前記素線とは別体に構成され、前記中心軸線方向に隣り合う前記ループ同士の少なくとも一部の相対移動を規制してループを維持する結合部と、
を備えていることを特徴とするステント。 - 前記結合部は、隣り合う前記ループ同士が一部で結合されるとともに、前記筒部の前記中心軸線方向の両端部に、前記筒部の前記中心軸線と平行方向に、素線が螺旋状に巻回されて、または、前記素線の編み方向に沿って交互に螺旋状に挿通されて、形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステント。
- 前記結合部の接続強度が、前記素線の引張破断強度よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載のステント。
- 内視鏡用処置具にて把持可能な把持部が、前記一端に配されていることを特徴とする請求項1に記載のステント。
- 前記素線が、周囲よりも相対的に疎とされた緩衝部を備えていることを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載のステント。
- 前記一端に引張力が負荷されることによって、前記筒部が前記素線の状態に解かれることを特徴とする請求項1から5の何れか一つに記載のステント。
- 前記素線が樹脂からなることを特徴とする請求項1から6の何れか一つに記載のステント。
- 前記素線が、単線又は撚り線であることを特徴とする請求項1から7の何れか一つに記載のステント。
- 前記素線が、一本の糸からなり、
前記筒部が、前記糸からなることを特徴とする請求項1に記載のステント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006267006A JP5259066B2 (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | ステント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006267006A JP5259066B2 (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | ステント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008086339A JP2008086339A (ja) | 2008-04-17 |
JP5259066B2 true JP5259066B2 (ja) | 2013-08-07 |
Family
ID=39371138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006267006A Expired - Fee Related JP5259066B2 (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | ステント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5259066B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3357455B1 (en) * | 2013-03-15 | 2019-12-11 | PneumRx, Inc. | Torque alleviating intra-airway lung volume reduction compressive implant structures |
JP6175283B2 (ja) * | 2013-06-03 | 2017-08-02 | 東邦金属株式会社 | ステント |
CN113813090B (zh) * | 2021-08-12 | 2022-07-29 | 广东富江医学科技有限公司 | 一种支架及其制备方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9014230U1 (de) * | 1990-10-13 | 1991-11-21 | Angiomed AG, 7500 Karlsruhe | Vorrichtung zum Aufweiten einer Stenose in einer Körperröhre |
US5514176A (en) * | 1995-01-20 | 1996-05-07 | Vance Products Inc. | Pull apart coil stent |
JP4189127B2 (ja) * | 1998-12-11 | 2008-12-03 | エンドロジックス、インク | 管腔内人工血管 |
US6981987B2 (en) * | 1999-12-22 | 2006-01-03 | Ethicon, Inc. | Removable stent for body lumens |
JP4043210B2 (ja) * | 2001-10-09 | 2008-02-06 | オリンパス株式会社 | ステント |
US20050131515A1 (en) * | 2003-12-16 | 2005-06-16 | Cully Edward H. | Removable stent-graft |
-
2006
- 2006-09-29 JP JP2006267006A patent/JP5259066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008086339A (ja) | 2008-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220125449A1 (en) | Retrieval device | |
US10426643B2 (en) | Stents with attached looped ends | |
JP6563925B2 (ja) | 医療用回収装置及び方法 | |
EP1158911B1 (en) | Medical retrieval device | |
US8016838B2 (en) | Retrieval device | |
JP2019181271A (ja) | 医療用デバイス | |
US20210338248A1 (en) | Embolic coil proximal connecting element and stretch resistant fiber | |
US11337721B2 (en) | Flexible three-arm snare structure and a method of using the flexible three-arm snare structure to retrieve stones from a human body | |
JP7097166B2 (ja) | 柔軟性ステント | |
EP1765191B1 (en) | Medical retrieval devices | |
JP5259066B2 (ja) | ステント | |
JP5078462B2 (ja) | ステントシステム | |
US20210077118A1 (en) | Embolic coil proximal connecting element and stretch resistant fiber | |
KR101602400B1 (ko) | 스텐트 제조 방법 | |
JP5074150B2 (ja) | 内視鏡用可撓管 | |
JP7056324B2 (ja) | 医療用縫合装置 | |
JP6997007B2 (ja) | ガイドワイヤ | |
JP2003019209A (ja) | ステント | |
JP2022125605A (ja) | 装身具用芯線 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090909 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111114 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20111115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120703 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120822 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130424 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5259066 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |