JP5250720B2 - 送信機及び送信方法 - Google Patents
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Description
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、DSTBC方式により効率的に通信を行うことができる送信機や送信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、DSTBC方式により信号を送信する送信機において、次のような構成とした。
すなわち、先頭より後ろの所定箇所に同期ワードが配置されるフレームが用いられる。
そして、初期値制御手段が、フレームの先頭から同期ワードより前の値に基づいて、送信対象を処理するDSTBC符号器において同期ワードの直前に対応する信号点が一定の点になるように、前記送信対象を処理するDSTBC符号器で前記フレームを処理するときの差動符号化の初期値を設定する。
また、同期ワードの直前に対応する信号点(シンボル値)が一定の点になるようにすることに関して、当該一定の点としては、種々な点が用いられてもよく、例えば、予め設定される。
すなわち、前記初期値制御手段では、フレームの先頭から同期ワードより前の値について、S/P変換手段がシリアル/パラレル変換を行い、シンボルマッピング手段が当該シリアル/パラレル変換結果についてシンボルマッピングを行い、差動符号化手段が当該シンボルマッピング結果について所定の初期値を用いて差動符号化を行い、初期値設定手段が当該差動符号化結果に基づいて前記送信対象を処理するDSTBC符号器で前記フレームを処理するときの差動符号化の初期値を設定する。
上記目的を達成するため、本発明では、DSTBC方式により信号を送信する送信方法において、次のような処理を実行する。
すなわち、先頭より後ろの所定箇所に同期ワードが配置されるフレームが用いられる。
そして、フレームの先頭から同期ワードより前の値について、シリアル/パラレル変換を行い、当該シリアル/パラレル変換結果についてシンボルマッピングを行い、当該シンボルマッピング結果について所定の初期値を用いて差動符号化を行い、当該差動符号化結果に基づいて送信対象を処理するDSTBC符号器で前記フレームを処理するときの差動符号化の初期値を設定する処理を、前記送信対象を処理するDSTBC符号器において同期ワードの直前に対応する信号点が一定の点になるように実行する。
(構成例1)
DSTBC方式により信号を送信する送信機において、
所定の初期値を用いてフレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行う第1の差動符号化手段と、
前記第1の差動符号化手段による同期ワード直前の差動符号化結果に基づいて初期値を設定する初期値設定手段と、
前記初期値設定手段により設定された初期値を用いて前記フレームを送信対象とした差動符号化を行う第2の差動符号化手段と
を有することを特徴とする送信機。
構成例1の送信機において、
前記初期値設定手段は、前記フレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行ったときに取り得る前記同期ワード直前の差動符号化結果に対応させて初期値を設定したテーブルを備え、前記第1の差動符号化手段による同期ワード直前の差動符号化結果と前記テーブルに従って前記第2の差動符号化手段の差動符号化に用いる初期値を設定する
ことを特徴とする送信機。
DSTBC方式により信号を送信する送信方法において、
所定の初期値を用いてフレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行い、
前記同期ワード直前の差動符号化結果に基づいて、前記フレームを送信対象とした差動符号化に用いる初期値を設定し、
前記設定された初期値を用いて前記フレームを送信対象とした差動符号化を行う
ことを特徴とする送信方法。
構成例3の送信方法において、
前記フレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行ったときに取り得る前記同期ワード直前の差動符号化結果に対応させて初期値を設定したテーブルを備え、前記同期ワード直前の差動符号化結果と前記テーブルに従って、前記フレームを送信対象とした差動符号化に用いる初期値を設定する
ことを特徴とする送信方法。
所定の初期値を用いてフレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行い、前記差動符号化による同期ワード直前の差動符号化結果と初期値テーブルに基づいて初期値を設定し、前記設定された初期値を用いて前記フレームを送信対象として差動符号化を行うDSTBC方式で用いる前記初期値テーブルの作成方法であって、
ランダムなビット系列を生成する第1のステップと、
前記生成したビット系列に対して差動符号化を行う第2のステップと、
前記第2のステップで差動符号化を行ったときの最終出力が所定の第1の値になったときに、差動符号化の初期値を任意の第2の値に設定する第3のステップと、
前記設定された第2の値を初期値として前記生成したビット系列に対して差動符号化を行う第4のステップと、
前記第4のステップで差動符号化を行ったときの最終出力が所定の第3の値になったときに、前記同期ワード直前の差動符号化結果が前記第1の値になるときに用いる初期値として前記第3の値を記憶する第5のステップと、を有し、
前記第2のステップで差動符号化を行ったときの最終出力が前記第1の値にならなかったときは前記第1のステップに戻り、
前記第4のステップで差動符号化を行ったときの最終出力が前記第3の値にならなかったときは前記第2の値を異なる値に設定して前記第4のステップに戻る
ことを特徴とする初期値テーブルの作成方法。
図10には、無線通信システムの一例として、列車無線システムの構成例を示してある。
本例の列車無線システムは、中央卓101、中央装置102、複数(ここでは、2つを例示した)の基地局装置111、112、列車の移動局装置121を備えている。
また、中央装置102と各基地局装置111、112とは、例えば光ファイバのような有線回線で接続されており、これらの間で{0、1}のビット系列でデジタル化された信号が伝送される。
また、各基地局装置111、112と移動局装置121とは、無線回線で接続される。そして、中央卓101と移動局装置121との間で、中央装置102や基地局装置111、112を介して、音声による通話及びデータ通信を行う。
図11には、DSTBC方式を用いた基地局装置の送信機の構成例を示してある。本例では、4値デジタル変調(2bit/1シンボル)を用いた場合を示してある。
本例では、識別情報(ID)が1である基地局装置201の送信機の構成例と、IDが2である基地局装置202の送信機の構成例を示してある。
本例では、初期値記憶部215a、差動符号化部216a、STBC符号化部218aからDSTBC符号器が構成されている。
本例では、初期値記憶部215b、差動符号化部216b、STBC符号化部218bからDSTBC符号器が構成されている。
なお、各基地局装置201、202の送信機における概略的な動作は同様であるため、第1の基地局装置201の送信機を代表させて説明し、第2の基地局装置202の送信機についても異なる点について説明する。
入力部211aは、中央装置から送信される音声信号等をデジタル化した信号(音声データ)を入力して、チャネルコーデック部212aへ出力する。
図12には、チャネルコーデック部212aから出力される送信フレーム231のフォーマットの一例を示してある。本例では、T=320である。
ここで、n=0、1、・・・、T/4−1は、4bit毎に変化する時系列番号である。
第2のシンボルマッピング部214−2aは、S/P変換部213aから(b4n+2、b4n+3)が入力されると、予め指定されたシンボル変調に従ってマッピングして、その結果X2m+1を差動符号化部216aへ出力する。
ここで、mは、m=n(m=0、1、・・・、T/4−1)で、2シンボル毎に変化する時系列番号であり、X2m、X2m+1は複素数となる。
図13には、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調の時におけるX(X2mやX2m+1)の信号配置の一例を示してある。横軸は同相(I)成分を表し、縦軸は直交(Q)成分を表す。
なお、*は共役複素数を表す。S2m、S2m+1は複素数となる。また、S2mとS2m+1の組み合わせを状態と定義する。
初期値記憶部215aは、m=0における初期値S−2、S−1を差動符号化部216aへ出力して設定する。
本例では、STBC符号化部218a、218bのスイッチ機能は、基地局ID番号が奇数であるか或いは偶数であるかを判別し、この結果、基地局ID番号が奇数である場合(本例では、第1の基地局装置201の場合)には、S2m、−S2m+1 *の順に送信部219a、219bへ出力し、また、基地局ID番号が偶数である場合(本例では、第2の基地局装置202の場合)にはS2m+1、S2m *の順に送信部219a、219bへ出力する。
電力増幅部220aは、送信部219aからの出力を無線出力レベルまで増幅して、送信アンテナ221aへ出力する。
送信アンテナ221aは、電力増幅部220aから入力された信号を無線により送信出力する。
シンボルマッピング部214−1a、214−2aがQPSK変調に対応する場合、その出力X(X2mやX2m+1)は(式2)で示される。
なお、jは虚数を表す。
一例として、初期値記憶部215aからの出力S−2、S−1を(式3)で与え、シンボルマッピング部214−1a、214−2aの入力ビットをランダムに変化させたとき、(式2)のX(X2mやX2m+1)を(式1)に代入すると、差動符号化部216aからの出力信号の配置は図14に示されるようになる。
図14には、DSTBCの信号配置の一例を示してある。横軸は同相(I)成分を表し、縦軸は直交(Q)成分を表す。
図15には、DSTBCの信号配置の一例を示してあり、その20点の座標Sを示してあり、各シンボル値に番号(マッピング点番号)を付してある。横軸は同相(I)成分を表し、縦軸は直交(Q)成分を表す。
(式1)の計算結果によると、S2m、S2m+1の組み合わせは、図16の表に示される24通りの組み合わせ状態となることが確認される。
図16の表には、(式4)を初期値としたときにおけるS2m、S2m+1の信号配置の組み合わせ及びそれに対応する状態番号(状態No)の一例を示してある。
このことは、シンボルマッピング部214−1a、214−2aの入力が同期ワードのような既知の固定ビットパターンであり、Xの配置、偏移が固定であっても、そのDSTBCのマッピング配置は、直前の出力マッピング配置すなわち同期ワード(SW)以前の音声データ入力のビットパターンに依存して変化することを示す。
本例では、識別情報(ID)が1である基地局装置1の送信機の構成例と、IDが2である基地局装置2の送信機の構成例を示してある。
本例では、差動符号化部15a、STBC符号化部17a、S/P変換部31a、2つのシンボルマッピング部32−1a、32−2a、初期値記憶部33a、差動符号化部34a、初期値設定部35aからDSTBC符号器が構成されている。
本例では、差動符号化部15b、STBC符号化部17b、S/P変換部31b、2つのシンボルマッピング部32−1b、32−2b、初期値記憶部33b、差動符号化部34b、初期値設定部35bからDSTBC符号器が構成されている。
なお、各基地局装置1、2の送信機における概略的な動作は同様であるため、第1の基地局装置1の送信機を代表させて説明する。
また、本例では、図11に示される基地局装置201、202の送信機の構成や動作との相違点を中心に説明し、同様な部分については詳しい説明を省略する。
また、本例では、チャネルコーデック部12a、12bで生成する送信フレームフォーマットは、図12に示されるものに従っていることを前提とする。
S/P変換部31aは、主たる機能はS/P変換部13aと同じであるが、S/P変換部13aでは入力bit数が送信1フレーム分(320bit)であるのに対して、S/P変換部31aでは入力bit数が先頭から同期ワードの直前までの120bit(図12に示されるR、P、TCH)である。また、S/P変換部13aではシンボルタイミングに同期して出力するのに対して、S/P変換部31aでは以後の処理が終わったら順次シンボル分割及び出力を行う。
具体的には、第1のシンボルマッピング部32−1aは、S/P変換部31aから(b4n、b4n+1)が入力されると、予め指定されたシンボル変調に従ってマッピングして、その結果X2mを差動符号化部34aへ出力する。
また、第2のシンボルマッピング部32−2aは、S/P変換部31aから(b4n+2、b4n+3)が入力されると、予め指定されたシンボル変調に従ってマッピングして、その結果X2m+1を差動符号化部34aへ出力する。
このように、シンボルマッピング部32−1a、32−2aにより、順次、X2m、X2m+1に変調する。
初期値記憶部33aは、m=0における初期値S’−2、S’−1として(式6)に示される値を差動符号化部34aへ出力して設定する。
ここで、他の構成例として、差動符号化部34aが値S’58、S’59に対応した状態番号(状態No)を初期値設定部35aへ出力し、初期値設定部35aが差動符号化部34aからの状態Noから差動符号化部15aの初期値S−2、S−1を求める構成とされてもよい。
なお、差動符号化部15aでは、図11に示されるものと同様に、(式1)の計算を行い、本例では、初期値設定部35aから与えられる初期値S−2、S−1を用いる。
本例では、初期値設定部35aは、図2に示される表(変換表)の内容に従って、差動符号化部34aからの出力S’58、S’59(或いは、状態No)から、差動符号化部15aの初期値S−2、S−1を求めて、差動符号化部15aへ出力する。
具体的には、前段の差動符号化部34aからの同期ワード直前についての出力値S’58、S’59及びそれに対応する状態No(初期値設定部35aの入力に関する情報)の一覧を示してあり、これについては図16に示される内容と同じであり、また、後段の差動符号化部15aの初期値S−2、S−1及びそれに対応する状態No(初期値設定部35aの出力に関する情報)の一覧を示してある。そして、初期値設定部35aでは、入力の状態Noが判定されると、それに対応する状態No(図2の変換表では、同じ行にある状態No)の出力を行う。なお、マッピング点番号[1]〜[20]は図15に示されるものと同じシンボル値を示す。
図3には、シミュレーション結果(ケース1−1)の例を示してある。このケースでは、m=29のときの差動符号化部34aの出力値であるS’58、S’59の組み合わせが状態No4に対応することから、図2の変換表に基づいて、状態No12に対応する初期値S−2、S−1を用いている。
図4には、シミュレーション結果(ケース1−2)の例を示してある。このケースでは、m=29のときの差動符号化部34aの出力値であるS’58、S’59の組み合わせが状態No24に対応することから、図2の変換表に基づいて、状態No20に対応する初期値S−2、S−1を用いている。
図3の結果と図4の結果とでは、ランダムビット入力の120bitのビットパターンが異なるが、同期ワード直前の状態Noが1となり、同期ワードのマッピングパターンが固定マッピングパターンになることが示されている。なお、入力データとして他の入力パターンにおいても検証済みであり、同様の結果が得られている。
すなわち、図15に示した20点の各座標を原点からの距離や位相を基準に分類すると、(式10)の座標式Sで表される4つの座標からなる第1グループと、(式11)の座標式Sで表される4つの座標からなる第2グループと、(式12)の座標式Sで表される4つの座標からなる第3グループと、(式13)の座標式Sで表される4つの座標からなる第4グループと、(式14)の座標式Sで表される4つの座標からなる第5グループとに分類することができる。なお、(式10)〜(式14)において、kは、0〜3の整数である。また、(式14)において、θ=tan−1(1/2)である。
このような場合にも、後段の時空間符号化部15aの出力も同様な信号配置となり、原点を含まない信号配置にすることができる。
図5〜図9を参照して説明する。
まず、第2のシミュレーションに係る送信機の構成や動作について、図1を参照して上述した内容とは異なる点について説明する。
第2のシミュレーションに係る各シンボルマッピング部14−1a、14−2a、32−1a、32−2aの主たる機能は、上述した内容と同じであるが、第2のシミュレーションでは、S/P変換部13a、31aからの第1の出力(b4n、b4n+1)と第2の出力(b4n+2、b4n+3)に対して、それぞれ異なるシンボル変調を定義している。
第2のシンボルマッピング部(シンボルマッピングB部)となるシンボルマッピング部14−2a、32−2aは、それぞれ、前段のS/P変換部13a、31aから第2の出力(b4n+2、b4n+3)を入力し、(式8)で与えられるX2m+1を演算して後段の差動符号化部15a、34aへ出力する。ここで、(式8)はIQ平面において(式7)を−45°回転させたものである。
図5には、差動符号化部34aの信号配置の一例を示してあり、その24点の座標Sを示してあり、各シンボル値に番号(マッピング点番号)を付してある。横軸は同相(I)成分を表し、縦軸は直交(Q)成分を表す。
(式5)の計算結果によると、S’2m、S’2m+1の組み合わせは、図6の表に示される24通りの組み合わせ状態となることが確認される。
図6の表には、第2のシミュレーションにおけるS’2m、S’2m+1(S2m、S2m+1も同様)の信号配置の組み合わせ及びそれに対応する状態番号(状態No)の一例を示してある。ここで、初期値が図6に示される状態Noのいずれかであれば、図5に示されるものと同じ24点の中で偏移することが確認されている。
第2のシミュレーションに係る送信機では、初期値設定部35aは、図7に示される表(変換表)の内容に従って、差動符号化部34aからの出力S’58、S’59(或いは、状態No)から、差動符号化部15aの初期値S−2、S−1を求めて、差動符号化部15aへ出力する。
具体的には、前段の差動符号化部34aからの同期ワード直前についての出力値S’58、S’59及びそれに対応する状態No(初期値設定部35aの入力に関する情報)の一覧を示してあり、これについては図6に示される内容と同じであり、また、後段の差動符号化部15aの初期値S−2、S−1及びそれに対応する状態No(初期値設定部35aの出力に関する情報)の一覧を示してある。そして、初期値設定部35aでは、入力の状態Noが判定されると、それに対応する状態No(図7の変換表では、同じ行にある状態No)の出力を行う。なお、マッピング点番号[1]〜[24]は図5に示されるものと同じシンボル値を示す。
図9には、シミュレーション結果(ケース2−2)の例を示してある。このケースでは、m=29のときの差動符号化部34aの出力値であるS’58、S’59の組み合わせが状態No23に対応することから、図7の変換表に基づいて、状態No19に対応する初期値S−2、S−1を用いている。
図8の結果と図9の結果とでは、ランダムビット入力の120bitのビットパターンが異なるが、同期ワード直前の状態Noが1となり、同期ワードのマッピングパターンが固定マッピングパターンになることが示されている。なお、入力データとして他の入力パターンにおいても検証済みであり、同様の結果が得られている。
すなわち、図5に示した24点の各座標を原点からの距離や位相を基準に分類すると、(式16)の座標式Sで表される8つの座標からなる第1グループと、(式17)の座標式Sで表される8つの座標からなる第2グループと、(式18)の座標式Sで表される8つの座標からなる第3グループとに分類することができる。なお、(式16)〜(式18)において、kは、0〜7の整数である。
このとき、これらの(式16)〜(式18)の組み合わせによって用いられる初期値は、2つの初期値の位相差がnπ/2(nは整数)となる組み合わせである。すなわち、2つの初期値の位相差が45°、135°、225°、315°である組み合わせを除いた組み合わせの中から選択される。なお、前記(式9)は、(式17)のk=0の場合と(式17)のk=2の場合の組み合わせに相当する。
このような場合にも、後段の時空間符号化部15aの出力も同様な信号配置となり、原点を含まない信号配置にすることができる。
(式16)〜(式18)の組み合わせのうち、位相差がnπ/2となる組み合わせは、初期値のみならず、その後の差動符号化部34aの出力(シンボル配置)の組み合わせも表している。
一方、(式16)〜(式18)の組み合わせのうち、位相差が45°、135°、225°、315°である組み合わせは、初期値の位相差をnπ/2に設定したとしても、差動符号化部34aからは出力されない。また、位相差が45°、135°、225°、315°となる初期値を設定した場合には、その後の差動符号化部34aの出力は(式16)〜(式18)の組み合わせでは表せないシンボル配置となる(即ち、図5で示すシンボル配置にはならない)。
従って、2つの初期値の位相差をnπ/2となるように組み合わせることで、シンボル配置が原点を含まないだけでなく、差動符号化部34aの出力を図5に示す24点のシンボル配置に限定することができる。
図2(或いは図7)に示した変換表は、差動符号化部34a、34bから出力される2つの値が取り得る組み合わせを状態と定義した上で、初期値設定部35a、35bの入力(差動符号化部34a、34bの同期ワード直前の出力S’58、S’59)と初期値設定部35a、35bの出力(差動符号化部15a、15bの初期値S−2、S−1)に状態Noを付与し、それぞれを対応付けて示した表である。
図17は、変換表を作成するために用いる差動符号化テスト装置の機能ブロックの一例を示す図であり、例えば、ソフトウェアによるシミュレーションプログラム上に構成される。
S/P変換部303、シンボルマッピング部304−1、304−2、差動符号化部305は、例えば、図1に示した基地局1におけるS/P変換部13a、シンボルマッピング部14−1a、14−2a、差動符号化部15aと同一の機能を有するものである。
ランダムビット系列バッファ302は、ランダムビット系列生成部301の出力を一時保存する。
S/P変換部303は、ランダムビット系列バッファ302から入力されるビット系列を4ビットずつ並列変換し、2ビットずつの組み合わせとして出力する。本例では、4ビット分の入力(b4n、b4n+1、b4n+2、b4n+3)について、前半の(b4n、b4n+1)をシンボルマッピング部304−1へ出力し、後半の(b4n+2、b4n+3)をシンボルマッピング部304−2へ出力する。
差動符号化部305では、シンボルマッピング部304−1、304−2から入力される2つの複素シンボル値X2m及びX2m+1と、メモリ307−1、307−2に格納されている一時刻前の差動符号化部305の出力(S2m−2,S2m−1)を用いて、行列演算部306において(式1)に従う演算を行い、その結果を出力する。なお、時刻m=−1においては、メモリ307−1、307−2には、初期値設定部308が出力する初期値(S−2、S−1)が予め格納されている。
状態判定部309は、差動符号化部305の出力の組み合わせ(S2m、S2m+1)から、対応する状態番号Pmを判定して出力するものであり、その対応関係は、例えば、図6(或いは図16)に示すものとなる。
なお、以上の構成において、ランダムビット系列の長さLは4の整数倍であり、M=L/4とするとき、m=0、1、・・・、M−1となる。
変換表を作成する手順は、前段処理T1と、後段処理T2とに大別される。
前段処理T1では、初期状態番号P−1を“1”とした時に、最終状態番号(ランダムビット系列生成部302によって生成されたランダムビット系列の最後のビットが差動符号化部305に入力され、演算された結果の出力に対応する最後の状態)PM−1が状態番号A(=1、・・・、Ns;Nsは状態総数)となるビット系列b0〜bL−1(Lは入力ビット長)を求める処理である。状態番号Aは、図2(或いは図7)の変換表における左部分(前段の差動符号化部の同期ワード直前の出力(初期値更新部の入力))の状態Noに対応する。
すなわち、ランダムビット列生成部301で乱数生成等の手段によりランダムなビット系列b0〜bL−1を生成してバッファへ保存し(ステップS12)、初期状態番号P−1を“1”とし(ステップS13)、ビット系列b0〜bL−1を入力として差動符号化部305を順次動作させる(ステップS14)。この結果、最終状態番号PM−1が目標とする状態番号Aとならない場合は、上記ビット系列とは異なるランダムビット系列b0〜bL−1を再度生成し、同じ動作を繰り返す(ステップS15)。一方、最終状態番号PM−1が目標とする状態番号Aになった場合は、後段処理T2へ進む。
これ以降、図17中のランダムビット列生成部301は動作を停止し、ランダムビット列バッファ302の内容b0〜bL−1は更新されずに保持される。
以上の前段処理T1および後段処理T2の動作を、状態番号Aを“1”からNs(Nsは状態総数)に対して繰り返すことにより(ステップS22、S23)、Ns個の(A、B)の組み合わせが得られ、これを表として表現したものが図2(或いは図7)となる。
また、上記の説明では、一例として、初期状態番号P−1を“1”として状態番号Aとなるようなビット列b0〜bL−1を求め、最終状態番号PM−1が“1”となるような状態番号Bを求めるように処理したが、初期状態番号P−1は“1”で始めなくとも良いし、最終状態番号PM−1を“1”としなくとも良く、任意に設定する事が可能である。
また、初期値の変換表(図2や図7)に記憶される値は、シンボルマッピングのマッピング方法と、初期値の組み合わせによって適宜変更される。また、初期状態番号と最終状態番号の組み合わせによっても適宜変更される。
以上のように、本例のDSTBC方式を採用した送信機では、フレームの先頭より後ろの所定箇所に同期ワードが配置される場合に、フレームの先頭から同期ワードより前の値(例えば、ビット値)に基づいて、本線の処理(本例では、S/P変換部13a〜STBC符号化部17aの処理)において同期ワードの直前に対応する信号点が一定の点になるように、前記値(フレームの値)を処理するときの差動符号化の初期値S−2、S−1を設定する。
列車無線システムでは、例えば、線路に沿って複数の基地局装置が設置されており、1つの中央装置が送信対象となるデータ列Sを各基地局装置へ同時に配信(送信)し、各基地局装置は当該データ列Sから生成したデータ列の信号をアンテナから無線により送信する。そして、線路を走行する列車の移動局装置が基地局装置からの無線信号(電波)を受信する。なお、各基地局装置は、例えば、互いに異なる無線通信領域を有する(重複部分があってもよい)指向性アンテナからなる2本のアンテナを備えている。
そこで、一構成例として、各基地局装置において、DSTBCを用いて送信信号を符号化し、隣接する基地局装置について重複するエリアに対しては各基地局装置から互いに直交する異なる符号化列(例えば、データ列SからDSTBCにより生成される互いに直交するデータ列A、B)が送信されるように、各基地局装置の各アンテナ毎に送信データ系列を選択や設定することで、同一波干渉を防ぐことが考えられる。
本発明は、下記の新規な知見に基づいており、これを送信機における信号の差動符号化に適用することで、効率的な通信を実現している。
1)DSTBC符号化方式では、所定の初期値を用いて所定の演算式により信号値を差動符号化した符号化結果は、この信号値がどのようなビット列の信号値であっても、有限個に分類される。すなわち、あらゆる信号値は、それらの符号化結果が有限個の状態として分類されるから、これら有限個の信号値であらゆる信号値を代表することができる。
2)そして、上記有限個の信号値を上記と同じ所定の演算式により差動符号化した符号化結果が所定の目標値になる初期値が分かれば、任意の信号値について符号化結果を所定の目標値とすることができるから、DSTBC符号化により目標とする符号化結果を得ることができる。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
18a、b、219a、b・・送信部、 19a、b、220a、b・・電力増幅部、
20a、b、221a、b・・送信アンテナ、 33a、b、215a、b・・初期値記憶部、 35a、b・・初期値設定部、 101・・中央卓、 102・・中央装置、
121・・移動局装置、
Claims (5)
- DSTBC方式により信号を送信する送信機において、
所定の初期値を用いてフレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行う第1の差動符号化手段と、
前記第1の差動符号化手段による同期ワード直前の差動符号化結果に基づいて初期値を設定する初期値設定手段と、
前記初期値設定手段により設定された初期値を用いて前記フレームを送信対象とした差動符号化を行う第2の差動符号化手段と
を有することを特徴とする送信機。 - 請求項1に記載の送信機において、
前記初期値設定手段は、前記フレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行ったときに取り得る前記同期ワード直前の差動符号化結果に対応させて初期値を設定したテーブルを備え、前記第1の差動符号化手段による同期ワード直前の差動符号化結果と前記テーブルに従って前記第2の差動符号化手段の差動符号化に用いる初期値を設定する
ことを特徴とする送信機。 - DSTBC方式により信号を送信する送信方法において、
所定の初期値を用いてフレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行い、
前記同期ワード直前の差動符号化結果に基づいて、前記フレームを送信対象とした差動符号化に用いる初期値を設定し、
前記設定された初期値を用いて前記フレームを送信対象とした差動符号化を行う
ことを特徴とする送信方法。 - 請求項3に記載の送信方法において、
前記フレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行ったときに取り得る前記同期ワード直前の差動符号化結果に対応させて初期値を設定したテーブルを備え、前記同期ワード直前の差動符号化結果と前記テーブルに従って、前記フレームを送信対象とした差動符号化に用いる初期値を設定する
ことを特徴とする送信方法。 - 所定の初期値を用いてフレームの先頭から同期ワード直前の値に対して差動符号化を行い、前記差動符号化による同期ワード直前の差動符号化結果と初期値テーブルに基づいて初期値を設定し、前記設定された初期値を用いて前記フレームを送信対象として差動符号化を行うDSTBC方式で用いる前記初期値テーブルの作成方法であって、
ランダムなビット系列を生成する第1のステップと、
前記生成したビット系列に対して差動符号化を行う第2のステップと、
前記第2のステップで差動符号化を行ったときの最終出力が所定の第1の値になったときに、差動符号化の初期値を任意の第2の値に設定する第3のステップと、
前記設定された第2の値を初期値として前記生成したビット系列に対して差動符号化を行う第4のステップと、
前記第4のステップで差動符号化を行ったときの最終出力が所定の第3の値になったときに、前記同期ワード直前の差動符号化結果が前記第1の値になるときに用いる初期値として前記第3の値を記憶する第5のステップと、を有し、
前記第2のステップで差動符号化を行ったときの最終出力が前記第1の値にならなかったときは前記第1のステップに戻り、
前記第4のステップで差動符号化を行ったときの最終出力が前記第3の値にならなかったときは前記第2の値を異なる値に設定して前記第4のステップに戻る
ことを特徴とする初期値テーブルの作成方法。
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