JP5247065B2 - Optical element and optical element molding die - Google Patents
Optical element and optical element molding die Download PDFInfo
- Publication number
- JP5247065B2 JP5247065B2 JP2007143909A JP2007143909A JP5247065B2 JP 5247065 B2 JP5247065 B2 JP 5247065B2 JP 2007143909 A JP2007143909 A JP 2007143909A JP 2007143909 A JP2007143909 A JP 2007143909A JP 5247065 B2 JP5247065 B2 JP 5247065B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical element
- mold
- lens
- main body
- mark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は、例えば光通信等に用いられる光学素子を製造する光学素子及び光学素子成形型に関するものである。 The present invention relates to an optical element and an optical element mold for manufacturing an optical element used for optical communication, for example.
光学素子例えば光学レンズの製造については、従来から種々の方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1には、光学レンズの一方の面形状をなす型面を有する上型と光学レンズの他方の面形状をなす型面を有する下型とを用い、これら型面間にレンズ素材であるガラス素材を配置し、また、下型の型面の周りに環状のホルダを配置することが開示されている。また、特許文献1には、そのような状態でガラス素材を加熱することによって軟化させ、しかる後、上型を加圧して下型に押し付けると、ガラス素材が上型の型面、下型の型面及びホルダによってプレス(型締め)されることになり、これらの型面がガラス素材に転写され、かつガラス素材がホルダの内面に接着することが開示されている。このようにしてプレス加工が終了すると、ガラス素材などが冷却され、上型を上昇させて、このガラス素材を下型から取り外す。
Various methods have been proposed for manufacturing optical elements such as optical lenses (see, for example, Patent Document 1).
That is,
ここで、光学レンズには、用途等に応じた種々の形状のものが提案されている。その中で、例えば凸レンズ部の周囲が四角形の所謂スクエアレンズがある。このようなスクエアレンズは、他の器具等を用いなくても四角形の部分で載置面に載置することが可能になるという特徴がある。そして、スクエアレンズを載置面に載置すると、凸レンズ部の光軸が載置面と平行になるという特徴もある。 Here, optical lenses having various shapes according to applications and the like have been proposed. Among them, for example, there is a so-called square lens in which the periphery of the convex lens portion is a square. Such a square lens is characterized in that it can be mounted on the mounting surface at a rectangular portion without using other instruments. And when a square lens is mounted on a mounting surface, there also exists the characteristic that the optical axis of a convex lens part becomes parallel to a mounting surface.
このスクエアレンズの製造を従来の方法で製造するには、四角形横断面のキャビティ金型に四角形横断面のコア金型を挿入して加圧成形する。しかしながら、キャビティ金型とコア金型の両方共に四角形横断面のため、金型の製造に高い精度が求められ、かつ、金型同士を高い精度で組み立てる必要があり、光学レンズを低コストで市場に供給することは困難である。なお、光学レンズを成形ではなく切削により製造することも考えられるが、やはりコストダウンを図るのは一定の限界があり、また、市場の需要に応じた製品供給を行うのは困難である。 In order to manufacture this square lens by a conventional method, a core mold having a square cross section is inserted into a cavity mold having a square cross section, and pressure molding is performed. However, since both the cavity mold and the core mold have a rectangular cross section, high precision is required for the manufacture of the mold, and it is necessary to assemble the molds with high precision, and the optical lens is marketed at low cost. It is difficult to supply. Although it is conceivable to manufacture the optical lens by cutting instead of molding, there is a certain limit to reducing the cost, and it is difficult to supply products according to market demand.
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、生産性の高い光学素子等を提供することにある。 The present invention has been made to solve the technical problems as described above, and an object of the present invention is to provide an optical element having high productivity.
かかる目的のもと、本発明が適用される光学素子は、レンズ部と、前記レンズ部と一体に形成され、当該レンズ部と同じ材質の本体部と、前記本体部に形成された脚部と、前記本体部又は前記脚部に形成され、前記レンズ部の光軸方向に線状に延びた外部から認識可能な目印と、を含むものである。 For this purpose, an optical element to which the present invention is applied includes a lens part, a body part formed integrally with the lens part, made of the same material as the lens part, and a leg part formed on the body part. And a mark formed on the main body or the leg and extending linearly in the optical axis direction of the lens portion and recognizable from the outside.
ここで、前記目印は、前記本体部に突出して形成されたことを特徴とすることができる。また、前記目印は、前記脚部にくぼんで形成されたことを特徴とすることができる。 Here, the mark may be formed to protrude from the main body. In addition, the mark may be formed by recessing the leg portion.
他の観点から捉えると、本発明が適用される光学素子は、角形の本体部と、前記本体部に形成されたレンズ部と、前記本体部に形成された脚部と、前記レンズ部以外の部分に形成され、前記本体部に対する当該レンズ部の位置関係を示すと共に当該レンズ部の光軸方向を示す目印と、を含むものである。 From another point of view, the optical element to which the present invention is applied is a rectangular main body part, a lens part formed on the main body part, a leg part formed on the main body part, and other than the lens part. And a mark indicating the positional relationship of the lens part with respect to the main body part and indicating the optical axis direction of the lens part .
ここで、前記目印は、前記脚部とは反対側の本体部の上面部に形成されたことを特徴とすることができる。また、前記本体部は、平たん部を有し、前記目印は、前記本体部の前記平たん部に形成されたことを特徴とすることができる。また、前記本体部は、複数の平たん部を有し、前記目印は、前記本体部の前記複数の平たん部の一つに形成されたことを特徴とすることができる。 Here, the mark may be formed on an upper surface portion of the main body portion opposite to the leg portion. The main body may have a flat portion, and the mark may be formed on the flat portion of the main body. The main body may have a plurality of flat portions, and the mark may be formed on one of the plurality of flat portions of the main body.
更に本発明を別の観点から捉えると、本発明が適用される光学素子成形型は、凹所を設けて形成されるキャビティ金型と、前記キャビティ金型の凹所に入ってレンズ面を含む光学素子を加圧成形するための凸部を有するコア金型と、を含み、前記コア金型の凸部の外形が前記キャビティ金型の凹所において当該凸部に対応する横断面の形状とは異なり、かつ、型締めにより素材が加圧される際に当該凸部の外周面と当該凹所の内周面との間で当該素材が流動する空間を備え、前記キャビティ金型の凹所における前記コア金型の凸部の型締め方向に関する横断面の形状が角形であり、前記コア金型の凸部の外形が円形であり、前記キャビティ金型の前記凹所を形成する面の一部に、前記光学素子の目印となる溝が形成されていることを特徴とするものである。 Further, from another viewpoint, the optical element molding die to which the present invention is applied includes a cavity mold formed by providing a recess, and a lens surface entering the recess of the cavity mold. A core mold having a convex part for pressure-molding the optical element, and the outer shape of the convex part of the core mold has a cross-sectional shape corresponding to the convex part in the recess of the cavity mold And a cavity in which the material flows between the outer peripheral surface of the convex portion and the inner peripheral surface of the concave portion when the material is pressed by mold clamping, and the concave portion of the cavity mold The shape of the cross section of the convex portion of the core mold in the mold clamping direction is square, the outer shape of the convex portion of the core mold is circular, and one of the surfaces forming the recess of the cavity mold A groove serving as a mark of the optical element is formed in the portion. It is intended.
ここで、前記溝は、型締めの方向に延在することを特徴とすることができる。 Here, the groove may be characterized by extending in a mold clamping direction .
本発明によれば、生産性の高い光学素子等を提供することが可能になる。 According to the present invention, it is possible to provide an optical element or the like with high productivity.
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る光学素子1の外観を示す斜視図である。また、図2は、図1の光学素子1の投影図であり、(a)は正面図であり、(b)は背面図であり、(c)は平面図である。また、図3は、図1の光学素子1の縦断面図であり、(a)は、図2の線IIIa−IIIaによる断面図であり、(b)は、図2の線IIIb−IIIbによる断面図である。
図1〜図3に示す光学素子1は、略直方体の本体部(角形の本体部)11と、本体部11の一面(手前側の面)で突出するように形成されたレンズ面12aが曲面形状のレンズ部(入射側レンズ、第1のレンズ部)12と、本体部11の一面においてレンズ部12に隣接して形成された平たん部13と、本体部11の一面において四隅の各々に形成された突出部(膨出部)14と、平たん部13と突出部14との間に位置する斜面部15と、を備えている。
また、光学素子1は、本体部11の一面とは反対側の他面(奥側の面)で突出するように形成されたレンズ面16aが曲面形状のレンズ部(出射側レンズ、第2のレンズ部)16と、本体部11の他面においてレンズ部16に隣接して形成された平たん部17と、本体部11の他面において四隅の各々に形成された突出部18と、平たん部17と突出部18との間に位置する斜面部19と、を備えている。
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of an
The
In the
付言すると、平たん部13は、レンズ部12の縁部全周にわたって帯状に延びるように形成されている。そして、平たん部13のレンズ部12とは反対側の位置に突出部14が形成されている。同様に、平たん部17は、レンズ部16の縁部全周にわたって帯状に延びるように形成され、平たん部17のレンズ部16とは反対側の位置に突出部18が形成されている。
In other words, the
また、突出部14は、レンズ部12の厚さ方向(光軸方向)と同じ方向に突出するように形成され、かつ、レンズ部12よりも低く形成されている。突出部18は、レンズ部16の厚さ方向と同じ方向に突出するように形成され、かつ、レンズ部16よりも高く形成されている。言い換えると、突出部14,18は、レンズ部12,16を取り囲むように位置している。
Further, the
また、斜面部15は、平たん部13を取り囲むと共に、平たん部13と突出部14とを互いに接続するように形成されている。また、斜面部19は、平たん部17を取り囲むと共に、平たん部17と突出部18とを互いに接続するように形成されている。
In addition, the
なお、光学素子1の本体部11、レンズ部12,16、平たん部13,17、突出部14,18及び斜面部15,19は、後述するように金型により一体成形で形成されるものであり、ガラスからなる。ガラスレンズはプラスチックレンズに比べて製造コストは高くなるが、高い精度が要求されるレンズに採用することができる。
In addition, the
本体部11は、コバ部(平たん部)としての上面11aと側面11b,11cと底面11dとを有する。上面11aは、底面11dとは反対側の面に位置し、側面11bは、側面11cとは反対側の面に位置している。そして、上面11a、側面11b,11c及び底面11dは、いずれも平面形状(平たんな形状)である。上面11aと底面11dとは互いに平行となるように形成され、かつ、上面11aと底面11dとの互いの離間距離すなわち外形寸法が所定の寸法になるように形成されている。また、側面11bと側面11cとは互いに平行となるように形成され、かつ、側面11bと側面11cとの互いの離間距離すなわち外形寸法が所定の寸法になるように形成されている。更に説明すると、上面11a、側面11b,11c及び底面11dは、所定の厚さDを有する。この厚さDは、光学素子1の光学特性に影響を与える要素の一つである。
The
本体部11の上面11aには、目印(合わせマーク)2が形成されている。この目印2は、レンズ部12,16の光軸方向に沿って線状に延在して形成されている。また、目印2は、上面11aから突出して形成されている。
A mark (alignment mark) 2 is formed on the
ここで、本実施の形態に係る光学素子1は、上面11a、側面11b,11c及び底面11dを有するので、セッティングし易い形状であり、別の部品を用いなくても精度良く製造された部材の面(設置面)に置くだけで設置できるものである。固着するには、下面(接着面)に接着剤等を用いる。このような形状の光学素子1を角レンズ、角型レンズ又はスクエアレンズということがある。また、この意味において、上面11a、側面11b,11c及び底面11dを脚部ということができる。すなわち、光学素子1の上面11a、側面11b,11c又は底面11dのいずれを接着面としてもよい。
Here, since the
付言すると、上面11aには、凸形状の目印2が形成されているので、光学素子1が載置される設置面に目印2を受ける凹形状の溝が形成されていれば、上面11aを接着面とすることも可能である。また、本実施の形態における目印2は、凸形状であるが、凹形状(溝状)に形成することも考えられる。また、この目印2を、例えばインキ等により形成することも考えられる。
In addition, since the
ここで、レンズ部12及びレンズ部16をまとめて凸レンズないしは凸レンズ部ということがある。また、光学素子1は、上述したように、本体部11とレンズ部12,16とを備えているものであるが、別の見方をすると、レンズ部12,16と、レンズ部12,16から光軸方向に交差する方向に延びる脚部ないしはフランジ部と、を備えているものということができる。
Here, the
なお、本実施の形態に係る光学素子1は、レンズ部16の側においては、レンズ部16と同じ方向に突出する4つの突出部18を備えている。この4つの突出部18は、いずれもレンズ部16の高さよりも高くなるように形成されている。このため、レンズ部16を突出部18により保護することが可能になる。具体的に説明すると、例えば、セッティングする際に誤って光学素子1を転がしてしまってレンズ部16にキズが付いてしまうことを防止することができる。また、セッティングする際にレンズ部16が他の部品と接触することによりレンズ部16が損傷してしまうことを防止することができる。更には、光学素子1の本体部11における側面11a,11b,11c,11dの厚さD(図3参照)が小さいと、上面11a、側面11b,11c及び底面11dのうちいずれか一つで載置しようとする際には不安定になるが、そのような場合には、角型レンズの角部に設けられた4つの突出部18で載置しようとすれば安定するし、4つの突出部18によりレンズ部16が守られ、レンズ部16へのキズを防止することができる。
The
このように、光学素子1は、突出部18を備えているためにレンズ部16の保護機能を有するということができる。このような機能は、突出部18がレンズ部16よりも高く形成されている場合により有効であるが、ある程度の高さがあればレンズ部16よりも高く形成されていなくてもその機能を部分的にでも実現することが可能である。
Thus, it can be said that the
なお、レンズ部12と同じ方向に突出する突出部14は、レンズ部12よりも低く形成されているため、突出部18のようなレンズ保護機能を有しない。しかし、突出部14をレンズ部12よりも高く形成することにより、レンズ保護機能を持たせることも考えられる。
また、本実施の形態に係る光学素子1は、本体部11が四角形のスクエアレンズであるが、これ以外の角形、例えば三角形や五角形等の多角形であっても良い。
In addition, since the
In the
次に、光学素子1の製造に用いる成形型(光学素子成形型)100について説明する。
図4は、本実施の形態に係る光学素子1の製造に用いる成形型100の平面図である。
図4に示す成形型100は、図1〜図3に示す光学素子1を製造するのに用いられるものである。この成形型100は、側面周囲を構成する金型であるスリーブ(角形スリーブ、キャビティ金型)110と、上側に配置された上型(コア金型)120と、下側に配置された下型(キャビティ金型)130と、を備えている。更に説明すると、スリーブ110及び下型130により内部空間(キャビティ金型の凹所)S(図5−A参照)が形成され、型締め時には、上型120が型締め方向(図5−A参照)に移動して内部空間Sに進入する。そして、スリーブ110、上型120及び下型130が協働してプリフォームを加圧成形することにより光学素子1を製造する。
Next, a molding die (optical element molding die) 100 used for manufacturing the
FIG. 4 is a plan view of a
A
スリーブ110は、側面周囲に配置された複数の金型111,112,113,114からなり、これらの金型111〜114によりスリーブ110の内壁面(キャビティ金型の凹所の内周面)110a(図5−A参照)が構成され、また、型締め方向に関する横断面(コア金型の凸部に対応する横断面、開口面。以下、単に横断面ということがある)に角形状の空間が形成される。更に説明すると、スリーブ110を構成する金型111〜114の中の金型113は、光学素子1の目印2を形成するための少なくとも1条の溝部1131を有する。この溝部1131は、横断面形状がV字状であり、図4の紙面垂直方向に延びて形成されている(図5−A又は図6−A参照)。
The
上型120は、外形がスリーブ110の空間に収容可能な大きさの丸形形状に形成された丸形部(コア金型の凸部)121(図5−A参照)を有する。また、下型130は、外形がスリーブ110内の空間に収容可能な大きさの丸形形状に形成された丸形部131(図5−A参照)を有する。上型120の丸形部121は、下型130の丸形部131に対向するように配置されている。
The
後述するように、成形する際には、上型120の丸形部121と下型130の丸形部131との間に入れられたプリフォーム(加熱軟化された光学素子素材、素材)が丸形部121,131によって加圧されて、これにより光学素子1が成形される。なお、スリーブ110を、成形品(光学素子1)の側面周囲を形成するための金型ということができる。また、上型120を、成形品の一面を成形するための金型ということができ、下型130を、成形品の他面を成形するための金型ということができる。
As will be described later, when molding, a preform (heat-softened optical element material or material) placed between the
ここで、スリーブ110内の空間の横断面が角形形状である一方で、スリーブ110内の空間に位置する丸形部121,131が丸形状であり、成形面において両者は互いに形状が異なる(稀に同じこともある)。このため、光学素子1の成形時には、プリフォームのうち丸形部121,131により直接加圧される部分と直接加圧されない部分とがある。具体的に説明すると、光学素子1の成形時には、上型120の丸形部121及び下型130の丸形部131は、プリフォームの平面方向(図面の紙面に平行な方向)における中央部分を直接加圧する一方で、プリフォームの平面方向における四隅部分(周辺部分)を直接加圧しない。すなわち、四隅部分は、丸形部121,131により直接加圧されない。
Here, while the cross section of the space in the
このように、本実施の形態における成形型100では、スリーブ110内の空間の横断面が角形状であるのに対し、スリーブ110内の空間に位置する上型120及び下型130は丸形部121,131を備えている。したがって、スリーブ110と丸形部121,131との接触面積が小さく、いわゆる点接触になることにより、作業性や成形安定性に優れている。すなわち、成形型100の組み立ての際には、スリーブ110と上型120の丸形部121と下型130の丸形部131との相互の位置決めを容易に行うことができる。更に説明すると、スリーブ110と上型120の丸形部121との間の相対的な位置決めを行う際には、相互の位置関係の調整だけで済み、相互の姿勢(型締め方向に直交する面内での回転方向の角度)の調整を行う必要がないか、又は調整を行う場合であってもその作業は簡単である。また、スリーブ110と下型130の丸形部131との間の相対的な位置決めを行う際も同様である。また、上型120の丸形部121と下型130の丸形部131との間の相対的な位置決めを行う際も同様である。
As described above, in the
もし、丸形部121,131の代わりに、スリーブ110内の空間の横断面形状に対応する角形形状に形成された2つの角形部を対向配置して用いる場合には、スリーブ110内の空間において2つの角形部相互の姿勢を合わせると共に、スリーブ110と2つの角形部の各々と間の相互の姿勢を合わせる必要がある。そのために、スリーブ110と2つの角形部という全部で3つの部品について、型締め方向に直交する面内での回転方向の角度調整を行う必要がある。この角度調整を高い精度で行わないと、角形部をスリーブ110内に進入させることができず、品質の高い成形品を成形することができず、かつ、その高い精度の角度調整は、容易に行うことができないものである。このように、2つの角形部を用いる場合には、本実施の形態における成形型100の場合よりも作業性が低下する。
付言すると、角形状の凹所と丸形状の凸部との相対的な位置決めを行う作業は、角形状の凹所と角形状の凸部との相対的な位置決めを行う作業よりも容易である。また、丸形状の凸部同士の相対的な位置決めを行う作業は、角形状の凸部相互の位置決めを行う作業よりも容易である。更に説明すると、角形状の凹所と丸形状の凸部との間に、型締め方向に直交する面内での方向性がないとすると、相互の姿勢を調整する必要がない。また、丸形状の凸部同士の間に方向性がないとすると、相互の姿勢を調整する必要がない。
If two rectangular portions formed in a square shape corresponding to the cross-sectional shape of the space in the
In addition, the relative positioning of the rectangular recess and the round convex portion is easier than the relative positioning of the square concave portion and the square convex portion. . Moreover, the operation | work which performs relative positioning of round-shaped convex parts is easier than the operation | work which positions square-shaped convex parts mutually. To explain further, if there is no directionality in the plane perpendicular to the clamping direction between the square recess and the round projection, there is no need to adjust the mutual posture. Moreover, if there is no directionality between round-shaped convex parts, it is not necessary to adjust a mutual attitude | position.
また、本実施の形態における成形型100では、スリーブ110内の空間において丸形部121,131の相互の加圧作用により光学素子1が形成されるように構成されている。すなわち、光学素子1の成形前及び成形後における上型120と下型130との相対的な移動が行われる(型締め)。もし、上型120及び下型130の各々に、スリーブ110内の空間の横断面形状に対応する角形形状に形成された角形部を設ける場合には、隣接する部品同士が面接触になることから、移動時における両者間のかじりを防止すべくクリアランスが適切でなければならない。そのため、成形型100の設計、組立て及びメンテナンスの際には、クリアランスに十分配慮する必要があり、また、手間を要するためにかなりのコストを要する。また、多少のかじりや噛み込みの発生により金型の寿命も短くならざるを得ない。
これに対し、本実施の形態では、横断面が角形状であるスリーブ110内の空間を丸形部121,131のいずれか一方又は両方が移動し、かつ、内部空間S側に位置する先端の周縁に面取り部124,134(後述)が形成されているので、低コストで丸形部121,131とスリーブ110とのかじりや噛み込みを防止することができる。したがって、コスト削減が可能であり、また、金型精度をより高めることが可能である。また、金型の寿命も長期化させることが可能である。付言すると、金型の製造コストの観点からは、角形部よりも丸形部の方が製造し易く、このため、本実施の形態では、金型の製造コストを低減させることもできる。また、金型の保守維持の負担が軽減される。
Further, the molding die 100 according to the present embodiment is configured such that the
On the other hand, in the present embodiment, one or both of the
図5−A、図5−B、図6−A及び図6−Bは、成形型100による光学素子1の製造方法を説明するための図である。図5−A及び図5−Bは、光学素子1が成形される前の状態を示す図であり、図6−A及び図6−Bは、光学素子1が成形された状態を示す図である。更に説明すると、図5−A及び図6−Aは、図4の線a−aに対応する成形型100の縦断面図であり、図5−B及び図6−Bは、図4の線b−bに対応する成形型100の縦断面図である。
図5−A〜図6−Bに示すように、上型120の丸形部121には、光学素子1のレンズ部12に対応する形状の凹曲面部(レンズ面12aの加圧成形を担う部分、レンズ面12aを転写する部分)122と、光学素子1の平たん部13を成形(転写)する形状の端面部123と、先端の周縁を面取りして形成された面取り部124と、が形成されている。すなわち、上型120は、加圧面として凹曲面部122、端面部123及び面取り部124を有する。
また、下型130の丸形部131には、光学素子1のレンズ部16を成形する形状の凹曲面部(レンズ面16aの加圧成形を担う部分、レンズ面16aを転写する部分)132と、光学素子1の平たん部17を成形(転写)する形状の端面部133と、先端の周縁を面取りして形成された面取り部134と、が形成されている。
スリーブ110の内壁面110a、上型120の丸形部121及び下型130の丸形部131により形成されるキャビティにより光学素子1が加圧(プレス)成形される。言い換えると、上型120の凹曲面部122及び端面部123と下型130の凹曲面部132及び端面部133とスリーブ110の内壁面110aとにより加圧成形面が構成される。そして、この加圧成形面には、後述するように、加圧成形しない隙間が形成されている。
5A, FIG. 5B, FIG. 6A, and FIG. 6B are views for explaining a method of manufacturing the
As shown in FIGS. 5A to 6B, the
Further, the
The
ここで、スリーブ110及び下型130は固定側であり、上型120が移動側である。すなわち、上型120は、図示しない昇降手段により昇降可能となるように構成されている。したがって、上型120がスリーブ110及び下型130に対して上下方向に移動可能である。
なお、本実施の形態では、上型120が移動側で下型130が固定側であるが、上型120が固定側で下型130が移動側とするように構成することも考えられる。
Here, the
In the present embodiment, the
次に、成形型100を用いた光学素子1の製造方法について説明する。
図5−A及び図5−Bに示すように、上型120が上方に移動する型開きの際に、所定容量のプリフォームが成形型100の内部に投入される。すなわち、下型130の丸形部131にプリフォームが載せられる。その後、上型120が下方に移動する型締め時に、下型130の丸形部131に載せられたプリフォームが加圧されていく。
Next, a method for manufacturing the
As shown in FIGS. 5A and 5B, when the
やがて、図6−A及び図6−Bに示すように、上型120が所定の位置(型締め位置)まで移動すると、プリフォームが、スリーブ110の内壁面110a、上型120の丸形部121及び下型130の丸形部131により光学素子1に成形される。
6A and 6B, when the
ここで、上述したように、スリーブ110の内壁面110aと丸形部121,131とが点接触している。言い換えると、丸形部121,131の外周面121a,131aが他部に比し内壁面110aと大きく離間して隙間が形成されている隙間部分(第1の金型と第2の金型との間の隙間、非加圧領域、素材が流動する空間)140(図4又は図5−Bを参照)が存在する。このような隙間部分140は、四隅(各角部)に位置している。そして、隙間部分140においては、成形時には、プリフォームが上型120の丸形部121と下型130の丸形部131とによって直接加圧されることがない。なお、スリーブ110の内壁面110aの横断面の対角線上においては、内壁面110aと丸形部121,131の外周面121a,131aとが最も離間しており、この隙間部分140が最も大きい。
Here, as described above, the
成形時に、プリフォームの中央部分が丸形部121,131により直接加圧されると、プリフォームは加圧成形される。すなわち、丸形部121,131により光学素子1のレンズ部12,16、平たん部13,17及び斜面部15,19(図2又は図3参照)が加圧成形され、また、スリーブ110の内壁面110aにより光学素子1の上面11a、側面11b,11c及び底面11dが加圧成形される。
When the central portion of the preform is directly pressed by the
また、加圧成形時には、プリフォームの一部は、丸形部121,131の外周面121a,131aとスリーブ110の内壁面110aとの間に位置する隙間部分140に流動する。この隙間部分140は、丸形部121,131により直接加圧されず、隙間部分140に流動したプリフォームは、スリーブ110の内壁面110aにより規制され、上型120の側では内壁面110aに沿ってレンズ部12の突出方向(上方)へ流動し、かつ、下型130では内壁面110aに沿ってレンズ部16の突出方向へ流動する。この結果、隙間部分140(図5−B参照)においては、プリフォームの一部が飛び出すことにより突出部14,18が形成されることになる。このように、隙間部分140では、成形時におけるプリフォームの逃げ代としての役割がある。このため、プリフォームの容量にばらつきがあっても問題なく成形することが可能になる。したがって、成形に用いるプリフォームの容量管理が簡易になり、作業性を向上させることができる。
Further, at the time of pressure molding, a part of the preform flows into the
図7は、成形型100の一部を構成するスリーブ110Mに溝部1131を形成する工程を説明する図である。なお、図7に示すスリーブ110Mは、図4に示す複数の金型111〜114からなるスリーブ110と異なり、1つの金型113Mで構成されている。
金型113Mには、まず四角形状の貫通穴1132Mが形成され、これにより内壁面110aが画成される。その後、貫通穴1132Mに工具200を設置する。更に説明すると、工具200は、スリーブ110Mの内壁面110aとわずかに離間するように設置される。この工具200は、溝部1131を形成するための刃部201を有する。そして、工具200を図示しない駆動機構により貫通穴1132M内を往復動(図7の紙面垂直方向の移動)させることで、工具200の刃部201が内壁面110aに溝部1131を形成していく。なお、本実施の形態における溝部1131の横断面形状は、V字状であるが、例えば台形や半円形等の他の形状に形成することも考えられる。
FIG. 7 is a diagram illustrating a process of forming the
First, a rectangular through
図8は、本実施の形態に係る光学素子1を用いた光接続装置50を説明するための図である。なお、本実施の形態に係る光学素子1を光接続装置50以外の装置や器具、例えば中継器に適用することが考えられる。
図8に示す光接続装置50は、光学素子1と、光学素子1が底面11dを介して載置されて接着されているフラットベンチ51と、光学素子1に出力光を入射させるレーザダイオード52と、レーザダイオード52の出力光を光学素子1の光軸高さと一致させるためのブロック部材53と、光学素子1から出射した光が入射される図示しない光ファイバと、を備えている。ブロック部材53が光学素子1に隣接して設置され、そのブロック部材53には、レーザダイオード52が取り付けられている。
そして、レーザダイオード52からの出力光は、光学素子1のレンズ部12及びレンズ部16で屈折した後に図示しない光ファイバの光入射面に入射される。
なお、本実施の形態に係る光学素子1は、突出部14,18を備えており、上面11a、側面11b,11c及び底面11dの面積を増やしている。このため、光学素子1をフラットベンチ51に接着剤で接着する接着面の接着面積が増えるので、より強固に接着を行うことができる。
FIG. 8 is a diagram for explaining an optical connecting
An optical connecting
The output light from the
In addition, the
図9は、本実施の形態に係る光学素子1をフラットベンチ51に接着する手順を説明するためのブロック図である。
図9に示すように、光学素子1は、ハンドラー装置300によりフラットベンチ51に接着される。このハンドラー装置300は、図示しない移動機構により移動可能なハンドラー301と、ハンドラー301に取り付けられ、光学素子1を把持可能なグリッパ302と、グリッパ302により把持された光学素子1の目印2を撮影するためのカメラ303と、カメラ303により撮影された映像に画像処理を施して目印2の位置や方向を認識すると共に、認識結果を基にハンドラー301及びグリッパ302を制御する制御部304と、を備えている。
FIG. 9 is a block diagram for explaining a procedure for bonding the
As shown in FIG. 9, the
ハンドラー装置300の制御部304は、ユーザの指示があると、所定の場所に載置されている光学素子1をグリッパ302で把持するように制御する。グリッパ302で把持された光学素子1は、カメラ303で撮影可能な領域に移動される。そして、カメラ303により、光学素子1の目印2が撮影される。制御部304は、撮影された映像に画像処理を施して目印2の位置や方向を認識し、これにより、レンズ部12,16の位置や光軸方向を確認することができる。付言すると、制御部304は、目印2の位置や方向を認識することにより、光学素子1の底面11dの位置も認識する。
When there is a user instruction, the
制御部304は、光学素子1の底面11dの位置を認識すると、ハンドラー301に対して、図示しない接着剤溜りに移動するように指示する。すると、ハンドラー301は、グリッパ302により把持されている光学素子1の底面11dに図示しない接着剤溜りの接着剤が塗布されるように移動する。これにより、光学素子1の底面11dに接着剤が塗布される。なお、底面11dに接着剤を塗布する例を説明するが、接着剤を塗布する面として底面11d以外の面にすることも考えられる。
When recognizing the position of the
その後、ハンドラー301は、制御部304の制御に基づいて、光学素子1をフラットベンチ51の所定位置に取り付けるように移動する。すなわち、ハンドラー301は、グリッパ302により把持されている光学素子1の底面11dがフラットベンチ51の所定位置に接着されるように移動する。これにより、光学素子1は、接着剤でフラットベンチ51の所定の位置に接着される。
Thereafter, the
このように、光学素子1の目印2は、光学素子1を装置に組み込む際にハンドラー装置300が光学素子1の姿勢を認識することに利用されるので、光学素子1の組み込みの自動化を図ることができる。
As described above, the
1…光学素子、11…本体部、11a…上面、11b,11c…側面、11d…底面、12,16…レンズ部、12a,16a…レンズ面、13,17…平たん部、14,18…突出部、15,19…斜面部、100…成形型、110…スリーブ、110a…内壁面、120…上型、121,131…丸形部、121a,131a…外周面、122,132…凹曲面部、123,133…端面部、124,134…面取り部、130…下型、140…隙間部分、2…目印、S…内部空間
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記レンズ部と一体に形成され、当該レンズ部と同じ材質の本体部と、
前記本体部に形成された脚部と、
前記本体部又は前記脚部に形成され、前記レンズ部の光軸方向に線状に延びた外部から認識可能な目印と、
を含む光学素子。 The lens part,
A body portion formed integrally with the lens portion and made of the same material as the lens portion;
Legs formed on the main body,
A mark formed on the main body or the leg and recognizable from the outside extending linearly in the optical axis direction of the lens ;
Including optical elements.
前記本体部に形成されたレンズ部と、
前記本体部に形成された脚部と、
前記レンズ部以外の部分に形成され、前記本体部に対する当該レンズ部の位置関係を示すと共に当該レンズ部の光軸方向を示す目印と、
を含む光学素子。 A square body,
A lens part formed on the main body part;
Legs formed on the main body,
A mark formed on a portion other than the lens portion, showing a positional relationship of the lens portion with respect to the main body portion and indicating an optical axis direction of the lens portion ;
Including optical elements.
前記目印は、前記本体部の前記平たん部に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の光学素子。 The main body has a flat part,
The optical element according to claim 4 , wherein the mark is formed on the flat portion of the main body portion.
前記目印は、前記本体部の前記複数の平たん部の一つに形成されたことを特徴とする請求項4に記載の光学素子。 The main body has a plurality of flat portions,
The optical element according to claim 4 , wherein the mark is formed on one of the plurality of flat portions of the main body portion.
前記キャビティ金型の凹所に入ってレンズ面を含む光学素子を加圧成形するための凸部を有するコア金型と、
を含み、
前記コア金型の凸部の外形が前記キャビティ金型の凹所において当該凸部に対応する横断面の形状とは異なり、かつ、型締めにより素材が加圧される際に当該凸部の外周面と当該凹所の内周面との間で当該素材が流動する空間を備え、
前記キャビティ金型の凹所における前記コア金型の凸部の型締め方向に関する横断面の形状が角形であり、
前記コア金型の凸部の外形が円形であり、
前記キャビティ金型の前記凹所を形成する面の一部に、前記光学素子の目印となる溝が形成されていることを特徴とする光学素子成形型。 A cavity mold formed with a recess,
A core mold having a convex portion for pressure-molding an optical element including a lens surface by entering a recess of the cavity mold;
Including
The outer shape of the convex part of the core mold is different from the shape of the cross section corresponding to the convex part in the recess of the cavity mold, and the outer periphery of the convex part when the material is pressed by clamping A space where the material flows between the surface and the inner peripheral surface of the recess,
The shape of the cross section regarding the clamping direction of the convex part of the core mold in the recess of the cavity mold is a square,
The outer shape of the convex part of the core mold is circular,
An optical element molding die, wherein a groove serving as a mark of the optical element is formed in a part of a surface of the cavity mold forming the recess.
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007143909A JP5247065B2 (en) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | Optical element and optical element molding die |
PCT/JP2007/074443 WO2008075724A1 (en) | 2006-12-20 | 2007-12-19 | Production method of optical element, optical element forming mold and optical element |
US12/520,355 US8300327B2 (en) | 2006-12-20 | 2007-12-19 | Production method of optical element, optical element forming mold and optical element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007143909A JP5247065B2 (en) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | Optical element and optical element molding die |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008297146A JP2008297146A (en) | 2008-12-11 |
JP5247065B2 true JP5247065B2 (en) | 2013-07-24 |
Family
ID=40171015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007143909A Active JP5247065B2 (en) | 2006-12-20 | 2007-05-30 | Optical element and optical element molding die |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5247065B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6062301B2 (en) * | 2013-03-27 | 2017-01-18 | Hoya株式会社 | Lens molding die for injection molding, and method for manufacturing plastic lens |
WO2017090520A1 (en) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | コニカミノルタ株式会社 | Optical element and optical device |
JP2018066771A (en) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Coupling lens and laser optical system |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6110034A (en) * | 1984-06-25 | 1986-01-17 | Olympus Optical Co Ltd | Glass press lens and pressing machine therefor |
JP2000247653A (en) * | 1999-02-24 | 2000-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Metal mold for forming optical element and optical element |
JP2001019447A (en) * | 1999-07-06 | 2001-01-23 | Suzuka Fuji Xerox Co Ltd | Molding machine and molding method |
JP2004191763A (en) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Hitachi Maxell Ltd | Optical device |
JP2007080318A (en) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Enplas Corp | Fixing mechanism and fixing method of optical element |
-
2007
- 2007-05-30 JP JP2007143909A patent/JP5247065B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008297146A (en) | 2008-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8300327B2 (en) | Production method of optical element, optical element forming mold and optical element | |
KR101444526B1 (en) | Lens module | |
JP5812521B2 (en) | Compound eye unit | |
JP4874084B2 (en) | Optical lens and manufacturing method thereof, compound lens and manufacturing method thereof, and cemented lens and manufacturing method thereof | |
JP5910628B2 (en) | Manufacturing method of imaging lens unit | |
CN102687051A (en) | Image-capturing lens unit | |
US20130194676A1 (en) | Glass Lens | |
JP4959183B2 (en) | Photography lens and optical apparatus using the photography lens | |
JP5074017B2 (en) | Optical element manufacturing method, optical element mold, and optical element | |
JP5247065B2 (en) | Optical element and optical element molding die | |
JP5673820B2 (en) | Lens unit manufacturing method | |
CN102712515B (en) | Method for manufacturing lens unit, imaging device, method for manufacturing die, molding die, and method for forming glass lens array | |
CN2585256Y (en) | F theta object lens with two aperture diaphragms in front of it | |
US9201198B2 (en) | Inclined surface-equipped lens | |
CN210427915U (en) | Split type optical lens and camera module | |
JP5014624B2 (en) | Photography lens and optical apparatus using the photography lens | |
JP2018072499A (en) | Coupling lens and laser optical system | |
JP2007279136A (en) | Optical element, optical element module having the same, optical device equipped with the module, and method for manufacturing optical element | |
JP2006188388A (en) | Method for manufacturing glass lens, and glass lens | |
CN112558264A (en) | Split type optical lens, camera module and assembling method thereof | |
JP2008297149A (en) | Optical element and mold for forming optical element | |
KR20140102002A (en) | Array lens and array lens mold | |
JP2011022167A (en) | Optical lens | |
JP3224864U (en) | Framed lens | |
EP3120182B1 (en) | A mould and process for manufacturing an ophthalmic lens equipped with an insert |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130311 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5247065 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |