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JP5242925B2 - 車両用交流発電機 - Google Patents

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JP5242925B2 JP2007055893A JP2007055893A JP5242925B2 JP 5242925 B2 JP5242925 B2 JP 5242925B2 JP 2007055893 A JP2007055893 A JP 2007055893A JP 2007055893 A JP2007055893 A JP 2007055893A JP 5242925 B2 JP5242925 B2 JP 5242925B2
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Description

この発明は、ランデル型回転子を備えた車両用交流発電機に関し、特にランデル型回転子の爪状磁極部の表面に流れる渦電流を低減する爪状磁極部構造に関するものである。
鋼塊製の爪状磁極部を有するランデル型回転子を組み込んだ車両用交流発電機においては、固定子高調波磁束が爪状磁極部に対して渦電流損失をもたらし、効率が低下する。
この問題を解決するために、渦電流の通路にあって渦電流の妨げとなる複数の溝を、爪状磁極部の固定子と対向する表面に形成し、渦電流損失を低減していた(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平3−139149号公報 特開平5−83909号公報
従来のランデル型回転子では、爪状磁極部の固定子と対向する全面に溝を形成し、渦電流損失を低減している。しかしながら、爪状磁極部の固定子と対向する表面に溝を設けることは、等価的な空隙長さが長くなり、発電出力の低下をもたらす。つまり、爪状磁極部の固定子と対向する全面に溝を設けることは、渦電流損失を低下できるものの、発電出力を低下させるという新たな課題を生じさせる。
本出願人は、このような状況に鑑み、車両用交流発電機が発電運転している場合、界磁磁束と電機子反作用磁束とが存在し、爪状磁極部の固定子と対向する表面の回転方向後方側では、これらの磁束が強めあい、磁気飽和が顕著になり、爪状磁極部の固定子と対向する表面の回転方向後方側における渦電流損失が大きくなることに着目して、この発明をするに至ったものである。つまり、爪状磁極部の固定子と対向する表面の回転方向後方側にのみ溝を設けて、大きな渦電流を効果的に遮断し、渦電流損失の低減効果と発電出力低下の抑制効果とを実現させている。
なお、特許文献1には、爪状磁極部の固定子と対向する表面の両側縁部にのみ溝を設けることも提案されているが、渦電流損失が小さな爪状磁極部の回転方向前方側にも溝が設けられているので、その分、等価的な空隙長さが長くなり、発電出力が低下するという課題は解決されない。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、爪状磁極部の空隙側表面の回転方向後方側にのみ溝を設けて、集中して流れる渦電流を効果的に遮断するとともに、溝を設けることに起因する等価的な空隙長さの増大を抑制し、渦電流損失を低減でき、かつ発電出力の低下を抑制できる車両用交流発電機を得ることを目的とする。
この発明による車両用交流発電機は、先細り形状の鋼塊製の爪状磁極部が軸方向の両端から軸方向に交互に延設されて互いに咬み合って周方向に配列されたポールコアおよびこのポールコアに装着された界磁巻線を有するランデル型回転子と、上記ランデル型回転子を所定の空隙をもって囲繞する円筒状の固定子鉄心およびこの固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子と、を備えている。そして、溝方向を周方向とする溝が、上記爪状磁極部の空隙側表面の回転方向後方側にのみ、軸方向に複数形成され、上記複数の溝は、溝深さが上記爪状磁極部の根元側ほど深くなっている。
この発明によれば、渦電流損失が顕著な爪状磁極部の空隙側表面の回転方向後方側における渦電流の流線が溝により分断され、渦電流損失が効果的に低減される。渦電流の流線を分断する溝が爪状磁極部の空隙側表面の回転方向後方側にのみ形成されているので、溝を形成することによる等価的な空隙長さの増大が少なく、発電出力の低下が抑えられる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機を示す縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に実装されるランデル型回転子を示す斜視図である。
図1および図2において、車両用交流発電機1は、それぞれ略椀形状のアルミ製のフロントブラケット2とリヤブラケット3とからなるケース4と、シャフト18をケース4に軸受5を介して支持されて、ケース4内に回転自在に配設された回転子15と、ケース4のフロント側に延出するシャフト18の端部に固着されたプーリ6と、回転子15の軸方向の両端面に固定されたファン7と、回転子15に対して一定の空隙を有して、回転子15の外周を囲繞するようにケース4に固定された固定子12と、シャフト18のリヤ側に固定され、回転子15に電流を供給する一対のスリップリング8と、各スリップリング8に摺動するようにケース4内に配設された一対のブラシ9と、固定子12で生じた交流を直流に整流する整流器10と、固定子12で生じた交流電圧の大きさを調整する電圧調整器11と、を備えている。
固定子12は、円筒状の固定子鉄心13と、固定子鉄心13に巻装され、回転子15の回転に伴い、界磁巻線16からの磁束の変化で交流が生じる固定子巻線14と、を備えている。回転子15は、励磁電流が流されて磁束を発生する界磁巻線16と、界磁巻線16を覆うように設けられ、その磁束によって磁極が形成されるポールコア17と、ポールコア17の軸心位置に貫装されたシャフト18と、を備えている。
ポールコア17は、それぞれ例えばS10Cなどの低炭素鋼からなる鋼塊で冷間鍛造製法により作製された第1および第2ポールコア体20,24に分割構成されている。
第1ポールコア体20は、シャフト挿通穴が軸心位置に穿設された円柱状の第1ボス部21と、第1ボス部21の一端縁部から径方向外側に延設された厚肉リング状の第1継鉄部22と、第1継鉄部22の外周部から軸方向他端側に延設された第1爪状磁極部23とを有している。第1爪状磁極部23は、その最外径面形状を略台形形状とし、周方向幅が先端側に向かって徐々に狭くなり、かつ、径方向厚みが先端側に向かって徐々に薄くなる先細り形状に形成され、第1継鉄部22の外周部に周方向に等角ピッチで例えば8つ配列されている。
第2ポールコア体24は、シャフト挿通穴が軸心位置に穿設された円柱状の第2ボス部25と、第2ボス部25の他端縁部から径方向外側に延設された厚肉リング状の第2継鉄部26と、第2継鉄部26の外周部から軸方向一端側に延出された第2爪状磁極部27とを有している。第2爪状磁極部27は、その最外径面形状を略台形形状とし、周方向幅が先端側に向かって徐々に狭くなり、かつ、径方向厚みが先端側に向かって徐々に薄くなる先細り形状に形成され、第2継鉄部26の外周部に周方向に等角ピッチで例えば8つ配列されている。
第1および第2ポールコア体20,24は、第1および第2爪状磁極部23,27を噛み合わせて対向させ、かつ、第1および第2ボス部21,25の端面同士を突き合わせた状態で、第1および第2ボス部21,25のシャフト挿通穴に圧入されたシャフト18に固着されている。このように構成されたポールコア17では、第1および第2爪状磁極部23,27が周方向に交互に配列され、第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面がシャフト18の中心を軸心とする円筒面に一致し、固定子鉄心13の内周面との間に均一な空隙が形成される。
界磁巻線16は、導体線をボビン29に軸方向に多列に、かつ径方向に多層に巻回されて構成され、第1および第2ボス部21,25と、第1および第2継鉄部22,26と、第1および第2爪状磁極部23,27とで囲まれた空間内に装着されている。溝30が、第1爪状磁極部23および第2爪状磁極部27の空隙側表面である最外径面の回転方向の後方側に、軸方向に等角ピッチで、かつ同一溝幅で複数形成されている。各溝30は、第1爪状磁極部23および第2爪状磁極部27の最外径面の回転方向後方に位置する側辺から周方向前方に所定長さに延設されている。また、各溝30の周方向の溝長さは、先端側から根元側(継鉄部側)に漸次長くなっている。
つぎに、このように構成された車両用交流発電機1の動作について説明する。
まず、界磁電流がバッテリ(図示せず)からブラシ9およびスリップリング8を介して回転子15の界磁巻線16に供給され、磁束が発生される。この磁束により、第1ポールコア体20の第1爪状磁極部23がN極に着磁され、第2ポールコア体24の第2爪状磁極部27がS極に着磁される。
一方、エンジンの回転トルクがベルト(図示せず)およびプーリ6を介してシャフト18に伝達され、回転子15が回転される。そこで、回転磁界が固定子12の固定子巻線14に与えられ、起電力が固定子巻線14に発生する。この交流の起電力が整流器10で直流電流に整流され、バッテリが充電され、或いは、電気負荷に供給される。
ここで、鋼塊製の爪状磁極部を有するランデル型回転子における渦電流損失について説明する。
発電時、界磁電流による磁束(以下、界磁磁束とする)と発電電流による磁束(以下、電機子反作用磁束とする)とが発生する。この電機子反作用磁束の多くは界磁磁束と反対向きに発生するが、その一部は界磁磁束と直交する向きに発生する。この電機子反作用磁束の直交成分は、爪状磁極部において、回転方向前方側では界磁磁束と反対向きの磁束となるが、回転方向後方側では界磁磁束と同じ向きの磁束となる。即ち、回転方向後方側では、界磁磁束と電機子反作用磁束とが重畳し、強め合うことで、磁束密度が高くなる。このため、爪状磁極部においては、回転方向後方側の磁気飽和が顕著となる。
爪状磁極部が鋼塊製である場合、同期発電機であっても、固定子が作る高調波磁束の影響により、爪状磁極部の最外径面に渦電流が発生する。例えば、固定子鉄心のスロットとティースのパーミアンス脈動により発生する高調波(スロット高調波)により、爪状磁極部の最外径面に渦電流が発生する。爪状磁極部の最外径面に渦電流が発生すると、渦電流損失となり、効率が悪化する。
爪状磁極部の最外径面に発生する渦電流は、爪状磁極部の電気抵抗が小さくなるほど大きくなる。爪状磁極部の電気抵抗は、渦電流が流れる断面積が大きいほど小さくなることは言うまでもないことである。固定子が作る高調波のような高周波に対して渦電流が流れる場合、爪状磁極部の表皮深さは渦電流が流れる断面の面積に比例する。ここで、爪状磁極部の導電率をσ、高調波磁束の周波数をf、爪状磁極部の透磁率をμとすれば、表皮深さδは式(1)で概略計算できる。
Figure 0005242925
従って、透磁率が小さくなれば、表皮深さが大きくなり、爪状磁極部の電気抵抗が低くなり、渦電流損失が大きくなることがわかる。一般に、塊状鉄心では、磁束密度が高くなるほど、鉄心の透磁率が低下するため、磁束密度が高くなる爪状磁極部の最外径面の回転方向後方側での渦電流損失が大きくなると結論づけられる。
ついで、鋼塊製の爪状磁極部に発生する渦電流損失の分布を三次元電磁界解析した結果を図3に示す。図3から、爪状磁極部の最外径面の回転方向前方側での渦電流損失が少なく、回転方向後方側での渦電流損失が極めて大きくなっていることが分かる。なお、図3中、まだらに見えるのはポスト処理に於ける問題であり、本質とは関係ない。
この実施の形態1では、溝方向を周方向とする溝30が、第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側に、軸方向に等ピッチで複数形成されているので、溝30が、第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側に集中する渦電流の流線を分断し、渦電流損失を効果的に低減できる。溝30が第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側にのみ形成されているので、溝30を形成することに起因する等価的な空隙長さの増大が少なく、発電出力の低下が抑制される。従って、発電出力の低下を抑えて、渦電流損失を効果的に低減できる車両用交流発電機が実現される。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る車両用発電機に実装されるランデル型回転子の爪状磁極部を示す斜視図である。
この実施の形態2では、溝方向を周方向とする溝31が、第1爪状磁極部23の最外径面の回転方向後方側に、軸方向に等ピッチに形成され、かつ溝31の溝深さが先端側から根元側に徐々に深くなっている。また、溝31は、図示していないが、第2爪状磁極部27の最外径面の回転方向後方側にも、軸方向に等ピッチに形成され、かつ溝31の溝深さが先端側から根元側に徐々に深くなっている。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
図3に示されるように、渦電流損失は、爪状磁極部の最外径面の回転方向後方側でも、特に根元側に集中していることが分かる。
この実施の形態2では、第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側に形成された溝31の溝深さが先端側から根元側に徐々に深くなっているので、第1および第2爪状磁極部23,27の電気抵抗が先端側から根元側に徐々に高くなる。そこで、根元側に集中して流れる渦電流の流線が確実に分断され、渦電流損失をより低減することができる。渦電流は先端側に集中しないので、第1および第2爪状磁極部23,27の先端側の溝31の溝深さが浅くなっていても、渦電流の流線を確実に分断できる。そこで、先端側の溝31の深さを過度に深くすることに起因する等価的な空隙長さの増大を抑えることができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3に係る車両用発電機に実装されるランデル型回転子の爪状磁極部を示す斜視図である。
この実施の形態3では、溝方向を周方向とする溝32が、第1爪状磁極部23の最外径面の回転方向後方側に、溝間隔が先端側から根元側に徐々に狭くなるように軸方向に配列して形成されている。また、溝32は、図示していないが、第2爪状磁極部27の最外径面の回転方向後方側に、溝間隔が先端側から根元側に徐々に狭くなるように軸方向に配列して形成されている。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態3では、第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側に形成された溝32の溝間隔が先端側から根元側に徐々に狭くなっているので、第1および第2爪状磁極部23,27の電気抵抗が先端側から根元側に徐々に高くなる。そこで、根元側に集中して流れる渦電流の流線が確実に分断され、渦電流損失をより低減することができる。渦電流が先端側に集中しないので、先端側の溝32の溝間隔が狭くなっていても、渦電流の流線を確実に分断できる。そこで、先端側の溝31の溝間隔を過度に狭くすることに起因する等価的な空隙長さの増大を抑えることができる。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4に係る車両用発電機に実装されるランデル型回転子の爪状磁極部を示す斜視図である。
この実施の形態4では、固定子鉄心13の内周面と第1爪状磁極部23との間の空隙長を広くする後方面取り部33および前方面取り部34が、第1爪状磁極部23の最外径面の回転方向後方側および回転方向前方側にそれぞれ形成されている。そして、後方面取り部33の面取り角度θ1が前方面取り部34の面取り角度θ2より小さくなっている。また、固定子鉄心13の内周面と第2爪状磁極部27との間の空隙長を広くする後方面取り部33および前方面取り部34が、図示していないが、第2爪状磁極部27の最外径面の回転方向後方側および回転方向前方側のそれぞれに形成されている。面取り角度θ1,θ2は、シャフト18の中心と直交する平面における第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の接線と後方および前方面取り部33,34とのなす角度である。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
ここで、後方面取り部33が第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側に形成されていることで、高調波磁束による影響で第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側に発生する渦電流が低減する。
この実施の形態4では、溝30および後方面取り部33が第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側に形成されているので、後方面取り部33を形成することで、高調波磁束により第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側に発生する渦電流を低減し、溝30を形成することで、低減された渦電流の流線を確実に分断し、渦電流損失を一層低減することができる。
前方面取り部34が第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向前方側に形成されているので、回転子15の回転に起因する電磁音の発生を抑制することができる。
後方面取り部33が形成されている第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側に、されに溝30が形成されると、溝30を形成することにより、第1および第2爪状磁極部23,27の最外径面の回転方向後方側のパーミアンスが小さくなる。そこで、後方面取り部33の面取り角度θ1と前方面取り部34の面取り角度θ2とを等しくすると、パーミアンスにアンバランスが発生する。この実施の形態4では、後方面取り部33の面取り角度θ1を前方面取り部34の面取り角度θ2より小さくしているので、パーミアンスのアンバランスの発生を抑制できる。
なお、この発明は、ポールコアを構成する第1および第2ポールコア体の全体を鋼塊体で作製する必要はなく、少なくとも爪状磁極部が鋼塊体で作製されていればよい。
この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に実装されるランデル型回転子を示す斜視図である。 鋼塊製の爪状磁極部に発生する渦電流損失の分布を三次元電磁界解析した結果を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る車両用発電機に実装されるランデル型回転子の爪状磁極部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3に係る車両用発電機に実装されるランデル型回転子の爪状磁極部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る車両用発電機に実装されるランデル型回転子の爪状磁極部を示す斜視図である。
符号の説明
1 車両用交流発電機、12 固定子、13 固定子鉄心、14 固定子巻線、15 回転子、16 界磁巻線、17 ポールコア、23 第1爪状磁極部、27 第2爪状磁極部、30,31,32 溝、33 後方面取り部、34 前方面取り部。

Claims (3)

  1. 先細り形状の鋼塊製の爪状磁極部が軸方向の両端から軸方向に交互に延設されて互いに咬み合って周方向に配列されたポールコアおよびこのポールコアに装着された界磁巻線を有するランデル型回転子と、
    上記ランデル型回転子を所定の空隙をもって囲繞する円筒状の固定子鉄心およびこの固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子と、を備え、
    溝方向を周方向とする溝が、上記爪状磁極部の空隙側表面の回転方向後方側にのみ、軸方向に複数形成され、
    上記複数の溝は、溝深さが上記爪状磁極部の根元側ほど深くなっていることを特徴とする車両用交流発電機。
  2. 上記固定子鉄心の内周面と上記爪状磁極部との間の空隙長を広くする後方側面取り部が、上記爪状磁極部の空隙側表面の回転方向後方側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用交流発電機。
  3. 上記固定子鉄心の内周面と上記爪状磁極部との間の空隙長を広くする前方側面取り部が、上記後方側面取り部より大きな面取り角度で、上記爪状磁極部の空隙側表面の回転方向前方側に形成されていることを特徴とする請求項2記載の車両用交流発電機。
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