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JP5130184B2 - 回転検出器付き減速装置 - Google Patents

回転検出器付き減速装置 Download PDF

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JP5130184B2 JP2008274472A JP2008274472A JP5130184B2 JP 5130184 B2 JP5130184 B2 JP 5130184B2 JP 2008274472 A JP2008274472 A JP 2008274472A JP 2008274472 A JP2008274472 A JP 2008274472A JP 5130184 B2 JP5130184 B2 JP 5130184B2
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Description

本発明は、回転検出器が付設された減速装置に関する。
例えば、特許文献1に、図7に示されるような回転検出器付き減速装置G0が開示されている。この減速装置G0は、いわゆる偏心揺動内接噛合型と称されるもので、減速機構部として入力軸12と同軸で、該入力軸12を囲むように配置された第1軸14と、該第1軸14と同軸で該第1軸14を囲むように配置された第2軸16と、第1軸14と第2軸16との間に介在され第1軸14と第2軸16の一方が他方に回転自在に支持されるように組み込んだ軸受18及び20と、を備え、更に、第1軸14と第2軸16の一方を固定したときに、入力軸12に入力された回転が減速されて第1軸14又は第2軸16の他方から出力される減速機構22を備えている。
この減速装置G0には、第1軸14と第2軸16との間に介在され、該第1軸14と第2軸16の一方に対する他方の回転情報を検出する回転検出器24が備えられている。
回転検出器24は、円筒形であり、外周面24aに磁気により位置情報を記録しているインクリメンタルタイプの符号板26と、該符号板26の位置情報を検出してその位置情報を電気信号に変えて出力する検出部28と、検出部28が出力した電気信号を処理する電子装置30と、から構成されている。なお、符号板26は、非磁性体、例えばアルミニウムと、非磁性体の外周に塗布されて位置情報を記録された磁性体と、から構成されており、位置情報を記録された磁性体が第1軸14に直接触れることがないようになっている。
特開2001−99245号公報
しかしながら、上述した減速装置G0は、入力軸との干渉を避けたり、減速装置のホロー構造に対応するといった要請から、回転検出器24もホロー構造等の特殊な構造を有するものを使用せざるを得ず、その結果回転検出器自体のコストが非常に高くなるという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、低コストな(例えば汎用の)回転検出器を使用することを可能とする回転検出器付き減速装置を提供することをその課題としている。
本発明は、出力軸の回転を検出する機能を備えた回転検出器付き減速装置において、前記出力軸と平行に配置された補助回転軸と、前記出力軸の回転を該補助回転軸に伝達する回転伝達手段と、前記補助回転軸の回転を検出する回転検出器と、を備え、該回転検出器によって前記補助回転軸の回転を検出することにより、前記出力軸の回転を検出し、前記回転伝達手段が、前記出力軸に取り付けられた第1プーリと、前記補助回転軸に取り付けられた第2プーリと、該第1プーリと第2プーリとを連結するベルトと、で構成され、前記出力軸と相手機械との連結は、前記第1プーリを介して前記出力軸にボルトをねじ込むことにより行われることにより、上記課題を解決したものである。
本発明においては、減速装置の出力軸と平行に補助回転軸を配置し、出力軸から補助回転軸に回転を伝達し、補助回転軸の回転を回転検出器によって検出することにより減速装置の出力軸の回転を検出するようにしている。このため、例えば、入力軸を出力軸と同軸に配置する場合やホロー構造とする場合等であっても、ホロー等特殊な構造の回転検出器を使用する必要がなく、例えば安価な汎用品を使用することができるため、低コスト化が実現できる。また、用途によっては高精度の汎用品を用いることもでき、この場合には検出精度をより高めることもできる。
本発明によれば、減速装置の出力軸の回転を低コストで検出することができる。
以下図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1及び図2に本発明の実施形態に係る回転検出器付き減速装置の一例を示す。
この減速装置G1は、いわゆる揺動内接噛合遊星歯車構造の減速部(減速機構部)32を有するもので、その減速部32の半径方向中央部に軸方向に貫通する中空部H1を有するホロー型減速装置である。
この減速装置G1は、当該中空部H1を有する入力軸36と、該入力軸36と一体的に形成された偏心体38A、38Bと、該偏心体38A、38Bの外周にころ40A、40Bを介して揺動回転自在に組み込まれた外歯歯車42A、42Bと、該外歯歯車42A、42Bが内接噛合する内歯歯車44と、を備える。
外歯歯車42A、42Bと内歯歯車44は僅少の歯数差(例えば1)を有している。
内歯歯車44は、第2ケーシング46Bと一体化されて固定されている。又、外歯歯車42A、42Bの自転成分が内ピン45を介して該内ピン45と一体的な出力ブロック48から取り出されるようになっている。入力軸36は、一対の軸受54、55を介して第1ケーシング46A及び出力ブロック48に支持されている。
出力ブロック48は、クロスローラ56を介して第3、第4ケーシング46C、46Dに支持されている。出力ブロック48と相手機械との連結は、第1プーリ64を介して図示せぬボルトが出力ブロック48のボルト孔48Aにねじ込まれることによって行なわれる。
ここで減速装置G1の出力ブロック(出力軸)48の回転(具体的には回転角度、回転方向)を検出するための回転検出系Dについて詳細に説明する。
この回転検出系Dは、出力ブロック(出力軸)48に代わる被検出対象として出力ブロック48と平行に配置された補助回転軸58と、出力ブロック48の回転を補助回転軸58に伝達する回転伝達手段60と、補助回転軸58の回転を検出するこれ自体は公知のエンコーダ(回転検出器)62とを備える。
回転伝達手段60は、第1プーリ(出力軸と一体的に回転する回転体)64、第2プーリ(補助回転軸と一体的に回転する回転部材)66、及び第1プーリ64の回転を第2プーリ66に伝達するベルト68とで構成される摩擦伝動手段である。
第1プーリ64はボルト70を介して出力ブロック48と同軸に取付けられている。第1プーリ64は、その半径方向中央に軸方向に貫通する中空部H2を有するホロー型プーリとされ、該第1プーリ64の中空部H2は前述の減速装置の中空部H1と連続している。
この減速装置G1では、補助回転軸58が出力ブロック48と平行に配置されている。補助回転軸58には第2プーリ66がボルト72を介して一体的に取付けられ、ベルト68が前記第1プーリ64と該第2プーリ66との間を動力伝達可能に連結している。
第1、第2プーリ64、66を被覆するプーリカバー74にはエンコーダケース76が一体的に取付けられている。エンコーダケース76には、軸受78、80を介して補助回転軸58が片持ち状態で回転自在に支持されている。
この実施形態では第1プーリ64の有効径(ベルト68がかかる部分の径、即ちピッチ径)d1よりも第2プーリ66の有効径d2の方が小さい。即ち、この回転伝達手段60は出力ブロック48の回転を増速して補助回転軸58に伝達する機能を有している。エンコーダケース76は、その補助回転軸58周りの最大径部d3が、第2プーリ66の最大径d4よりも大きく設定されている。
なお、図の符号51〜53はオイルシールである。
次に、この回転検出器付き減速装置G1の作用を説明する。
入力軸36が回転すると、該入力軸36と一体的に形成された偏心体38A、38Bが回転する。偏心体38A、38Bが回転すると、ころ40A、40Bを介して該偏心体38A、38Bの外周に組み込まれた外歯歯車42A、42Bが揺動回転する。この実施形態では、内歯歯車44が第2ケーシング46Bと一体化することにより固定されている。そのため、外歯歯車42A、42Bの自由な回転が拘束され、該外歯歯車42A、42Bはほとんど揺動のみを行なうことになる。この結果、偏心体38A、38Bの回転に伴って外歯歯車42A、42Bと内歯歯車44との噛合位置が順次ずれていく現象が生じる。内歯歯車44と外歯歯車42A、42Bの歯数差は僅少(例えば1)に設定されているため、結局、入力軸36が1回転する毎に、外歯歯車42A、42Bはこの歯数差分だけ内歯歯車44に対して位相がずれる(自転する)ことになる。
この外歯歯車42A、42Bの自転成分が内ピン45を介して出力ブロック48の回転として取り出される。
出力ブロック48の回転は、そのまま第1プーリ64の回転となり、ベルト68を介して第2プーリ66に伝達される。第2プーリ66が回転すると、補助回転軸58が回転しこの回転をエンコーダ62が検出する。第1プーリ64の有効径d1よりも第2プーリ66の有効径d2が小さいため、出力ブロック48の回転は増速されて補助回転軸58に伝わる。又、補助回転軸58は、減速装置G1の本体部分のケーシング46(46A〜46D)と離れて別のエンコーダケース76内に設置されている。更に、この実施形態では出力ブロック48の回転の振動を吸収可能なベルト68を介して補助回転軸58に伝達している。このため、外歯歯車42A、42Bが高速で揺動しても、その振動等の影響を受け難く、しかも増速されていることから出力ブロック48の微小な回転ムラ等もこれを増幅した形でエンコーダ62によって正確に拾うことができる。また、ベルト68(摩擦伝動手段)による回転伝達であるため、歯車で伝動する場合に比べ、径方向寸法が短縮されると共に、バックラッシが殆どないので検出精度も向上させることができる。
補助回転軸58の径は、最も一般的なエンコーダ62の最も一般的な被測定軸の径に合わせて設定されているため、例えば低コストで高精度な汎用エンコーダを用いることができる。更には、補助回転軸58がエンコーダケース76から片持ち状態で支持され、第2プーリ66がこの片持ち状態とされた補助回転軸58に組み込まれているため、減速装置G1の軸方向長が第1、第2プーリ64、66よりも負荷側(相手機械側)に延長するのを最小限に抑えることができている。
又、エンコーダケース76の補助回転軸周りの最大径部d3が、プーリカバー74の第2プーリ66周りの最小径部d5よりも小さく設定されているため、エンコーダ62が存在していても、減速装置G1の半径方向の突出量を最小限に抑えることができている。
更にエンコーダ62を減速部32の軸心からオフセットさせているため(従来のように同軸で設ける場合に比べ)、万一減速装置G1の潤滑剤が漏れたとしても、(オイルを嫌う)エンコーダ62に悪影響が及びにくい。
次に、図3、図4を用いて本発明の他の実施形態の一例を示す。
この例では、前述した減速装置G1にモータM1を接続するために、減速装置G1の前記第1ケーシング46A(図1)を平行軸歯車セット90を収容可能な形状の第5、第6ケーシング46E、46Fに取り替えたものである。即ち、この減速装置G2は、前記減速装置G1に平行軸歯車セット(前段減速部)90及びモータM1を追加したものである。
モータM1は、第6ケーシング46Fに取付けられている。モータM1の軸方向から見たときに、該モータM1とエンコーダケース76は、大半が重なっている(図4参照)。この構成により、(もしエンコーダ62が存在しなくても)もともとデッドスペースとなってしまう空間にエンコーダ62を組み込むことができるため、エンコーダ62の存在によって装置が径方向に大きくなるのを極力防止できる。
モータM1のモータ軸92にはキー94を介してスパーピニオン96が取付けられている。又、前記入力軸36には、ボルト98を介して該スパーピニオン96と噛合可能なスパーギヤ100が取付けられている。モータM1のモータ軸92の回転は、スパーピニオン96、スパーギヤ100を介して前記入力軸36に入力される。
なお、減速装置G1の中空部H1と第1プーリ64の中空部H2には保護パイプ102が配設されている。保護パイプ102は、その一端部(図示の例では反負荷側端部)102Aが減速装置G2の第6ケーシング46Fにボルト103によって固定されており、他の一端部側(図示の例では第1プーリ64の中空部H2の内周相当位置)の外周にオイルシール104が配置されている。これにより、例えば図1の減速装置G1と比べ、オイルシール53を省略できており、且つ、オイルシール104は(オイルシール52に比べ)、低速の第1プーリ64の内周64Aと固定状態の保護パイプ102との間に設けられているため、回転ロスを低減できると共に、オイルシール104自体の寿命も延長できる。また、シール相対回転速度が小さいため、シール性も向上する。この構成は、付加した保護パイプ102及び第1プーリ64の内周を上手く利用したものである。又、中空部H1、H2内に保護パイプ102が配設されているため、該中空部H1、H2に例えば配線等を通す場合であっても、該配線の損傷を効果的に防止することができる。
又、補助回転軸58と一体的に回転する第2プーリ67は、その最大径d7が、エンコーダケース76の最大径d3よりも小さい。汎用のエンコーダケース76は、大きさが定まっている場合が多い。一方、第2プーリ67の最大径d7は、プーリカバー75の補助軸周りの最小径d6の寸法に大きく影響する。このように第2プーリ67の最大径d7をエンコーダケースの76の最大径d3よりも小さく設定する(要するに、例えば、用いるエンコーダケース76が小さかったときは、それに合わせて第2プーリ67の最大径d7をそれよりも更に小さく設定する)ことにより、結果としてプーリカバー75の補助軸周りの最小径d6をエンコーダケース76の最大径d3よりも小さくすることが可能となり(或いは最小径d6が最大径d3よりあまり大きくはならないようにすることが可能となり)、装置全体の径方向の寸法を小さく抑えることができる。
なお、上記実施形態においては、減速装置G1(G2)の中央部分に入力軸36が存在し、該入力軸36の外周に形成された偏心体38A、38Bによって外歯歯車42A、42Bが揺動するタイプの内接噛合遊星歯車機構の減速装置G1(G2)が採用されていたが、本発明においては、減速装置の具体的な構成は特に限定されない。又、モータから減速装置に動力を入力するための構成についても、特に上記実施形態の構成に限定されない。
例えば、図5、図6に示されるような構成の減速装置においても、本発明を適用することができる。なお、図6は、図5の要部拡大図である。
この図5、図6に示された例においては、モータM2のモータ軸110の出力は継手112を介してピニオン軸114に伝達される。ピニオン軸114は一対の軸受116、118によって継ケース120に支持されている。ピニオン軸114の先端にはスパーピニオン122が直切りされている。スパーピニオン122はスパーギヤ124と噛合している。このスパーギヤ124は中空部H3を有する筒部126が延設されており、該筒部126の外周の一部に該スパーギヤ124よりも歯数の小さなセンタギヤ128が形成されている。センタギヤ128には3個(図5、図6においてはそのうちの1個のみ図示)の振り分けギヤ130が同時に噛合しており、3本の偏心体軸(図6においてはそのうちの1本のみ図示)132が同時に駆動されるようになっている。
各偏心体軸132には偏心体134A、134Bが一体的に形成されており、各偏心体軸132の各偏心体134A、134Bが同位相で回転することにより外歯歯車136A、136Bが揺動されるようになっている。この例では、内歯歯車138が固定されているため、外歯歯車136A、136Bは各偏心体軸132が1回回転する度に1回揺動し、内歯歯車138との歯数差に相当する分だけ自転する。この自転は、該3本の偏心体軸132の減速装置G2の軸心O3周りの公転としてキャリア140から取出される。即ち、この減速装置G2ではキャリア140が出力部材に相当している。
第1プーリ142は、キャリア140にボルト144を介して固定されており、前記実施形態と同様の第2プーリ146及びベルト148を介して補助回転軸150が回転し、この補助回転軸150の回転をエンコーダ152が検出する構成とされている。
第1プーリ142の出力部材たるキャリア140と同一の回転→ベルト148による伝達→第2プーリ146の回転→補助回転軸150の回転→エンコーダ153での回転検出、に至る構成及び作用は先の実施形態と同様である。
この実施形態においても減速機構部は大径のホロー構造とされているが、エンコーダ152は小径の補助回転軸150の回転を検出すれば良いため、汎用の低コストで且つ高精度のエンコーダ152を用いることができる。
なお、上記実施形態で用いられていた第1プーリ、ベルト、第2プーリ、補助回転軸、エンコーダ、及び該エンコーダのケースのうち、多くの部品は、様々な減速装置の出力軸に付け替えて組み込む際に共通して用いることができる。
このように、本発明によれば、例えば、入力軸を出力軸と同軸に配置する場合やホロー構造とする場合等であっても、ホロー等特殊な構造の回転検出器を使用する必要がなく、例えば安価な汎用品を使用することができるため、低コスト化が実現できる。また、用途によっては高精度の汎用品を用いることもでき、この場合には検出精度をより高めることもできる。
なお、上記実施形態においては、いずれもモータの軸方向から見たときに、該モータと回転検出器の少なくとも一部が重なるようにし、減速装置とモータによって形成されるデッドスペース空間を有効利用するようにしていたが、発想を変え、モータの軸方向から見たときに、該モータと回転検出器とが全く重ならないようにしても良い。エンコーダ等の回転検出器は、デリケートな部品であるため、比較的故障の頻度が高く、従ってこのような構成としておくことにより、回転検出器の交換が容易になるというメリットが得られる。
なお、図5の例は、このような(重なりがないという構成)にはなってはいないが、回転検出器の軸方向の抜きスペースが確保されていることから、回転検出器の交換は容易である。
なお、上記実施形態においては、いずれも、ホロー型の減速機構部を有する減速装置の例が示されていたが、本発明は、ホロー型の減速機構部を有する減速装置にしか適用できないわけではなく、ホロー部の存在しない減速装置であってもよい。また、入力軸と出力軸が同軸の減速装置であってもよい。
減速装置の減速機構部の構成も上記実施形態に係る構成に限定されるものではなく、たとえば単純遊星歯車構造の減速機構部であってもよく、また、いわゆる撓み噛み合い式の遊星歯車構造の減速機構部であってもよい。
減速装置の出力軸の回転速度を検出するに当たり、例えば大径のホロー部の存在するような特殊な回転検出器を用意する必要がないため、ロボットや工作機械のクローズド制御等に適用すると特に好適である。
本発明の実施形態の一例に係る回転検出器付き減速装置を示す断面図 上記減速装置の側面図 本発明の他の実施形態の一例に係る回転検出器付き減速装置を示す断面図 上記減速装置の側面図 本発明の更に他の実施形態の一例に係る回転検出器付き減速装置を示す断面図 図5の要部を示す拡大断面図 従来の回転検出器付き減速装置の一例を示す断面図
符号の説明
G1…回転検出器付き減速装置
32…揺動内接噛合遊星歯車構造の減速部
H1、H2…中空部
36…入力軸
48…出力ブロック(出力軸)
D…回転検出系
58…補助回転軸
60…回転伝達手段
62…エンコーダ(回転検出器)
64…第1プーリ
66…第2プーリ
68…ベルト
74…プーリカバー
76…エンコーダケース
78…軸受

Claims (7)

  1. 出力軸の回転を検出する機能を備えた回転検出器付き減速装置において、
    前記出力軸と平行に配置された補助回転軸と、
    前記出力軸の回転を該補助回転軸に伝達する回転伝達手段と、
    前記補助回転軸の回転を検出する回転検出器と、を備え、
    該回転検出器によって前記補助回転軸の回転を検出することにより、前記出力軸の回転を検出し、
    前記回転伝達手段が、前記出力軸に取り付けられた第1プーリと、前記補助回転軸に取り付けられた第2プーリと、該第1プーリと第2プーリとを連結するベルトと、で構成され、
    前記出力軸と相手機械との連結は、前記第1プーリを介して前記出力軸にボルトをねじ込むことにより行われる
    ことを特徴とする回転検出器付き減速装置。
  2. 請求項において、
    前記第1プーリの有効径より前記第2プーリの有効径の方が小さい
    こと特徴とする回転検出器付き減速装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記補助回転軸が、前記回転検出器のケース側に配置された軸受によって片持支持されている
    こと特徴とする回転検出器付き減速装置。
  4. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記第2プーリの最大径が、前記回転検出器の最大径よりも小さい
    こと特徴とする回転検出器付き減速装置。
  5. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記減速装置の減速機構部が、その半径方向中央部に軸方向に貫通する中空部を有するホロー型減速機構部とされると共に、前記第1プーリが、その半径方向中央部に軸方向に貫通する中空部を有
    前記減速装置の前記中空部及び前記第1プーリの中空部に亘って保護パイプが配置され、且つ、
    該保護パイプの一部が前記減速装置のケーシングに固定されると共に、該保護パイプの他の一部と前記第1プーリの前記中空部の内周との間に該減速装置の潤滑剤をシールするオイルシールが配置されている
    こと特徴とする回転検出器付き減速装置。
  6. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記減速装置が、減速機構部に駆動力を供給するモータを備え、
    該減速機構部がその半径方向中央部に軸方向に貫通する中空部を有するホロー型減速機構部とされ、
    前記モータの軸心が該減速機構部の中空部の軸心からオフセットされるとともに、前記補助回転軸の軸心からオフセットされており、
    前記モータの軸方向から見たときに、該モータと前記回転検出器の少なくとも一部が重なっている
    ことを特徴とする回転検出器付き減速装置。
  7. 請求項6において、
    前記モータと回転検出器との間に、回転検出器の軸方向の抜きスペースが確保されている
    ことを特徴とする回転検出器付き減速装置。
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