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JP5128933B2 - 接着強さをすぐに発揮するrtvシリコーン組成物 - Google Patents

接着強さをすぐに発揮するrtvシリコーン組成物 Download PDF

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JP5128933B2
JP5128933B2 JP2007501853A JP2007501853A JP5128933B2 JP 5128933 B2 JP5128933 B2 JP 5128933B2 JP 2007501853 A JP2007501853 A JP 2007501853A JP 2007501853 A JP2007501853 A JP 2007501853A JP 5128933 B2 JP5128933 B2 JP 5128933B2
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Description

本発明は、接着強さをすぐに発揮するRTVシリコーン組成物に関する。
湿気硬化性組成物をシーラントとして使用することは周知である。湿気硬化性組成物は、完全に硬化して最大強さに達するまでにかなりの時間(通常は数日)を要する。シーラントを組立ライン用途(例えば窓組立)に用いる用途では、すぐにグリーン強度を発揮できるシーラントの使用が望まれる。
米国特許第6365700号明細書 米国特許第6235832号明細書 米国特許第5948854号明細書 米国特許第5840794号明細書 米国特許第5744703号明細書 米国特許出願公開第2004/0010095号明細書
本発明は、
(a)各ポリマー鎖末端のケイ素原子がシラノールを末端とするジオルガノポリシロキサン約5重量%〜約80重量%
(b)各ポリマー鎖末端のケイ素原子がアルキルを末端とするジオルガノポリシロキサン0重量%超〜約35重量%
(c)アルキルシリケート約0.1重量%〜約10重量%
(d)有機スズ化合物を含む縮合触媒約0.001重量%〜約1重量%
(e)アルコキシシラン接着向上剤約0.1重量%〜約20重量%
(f)ステアリン酸又はステアリン酸エステルなどの化合物で処理した粉砕、沈降及びコロイド状炭酸カルシウム、ヒュームドシリカ、沈降シリカ、シリカゲル、疎水性シリカ、疎水性シリカゲルなどの強化シリカ、石英粗粉末、石英微粉末、アルミナ、水酸化アルミニウム、水酸化チタン、カオリン、ベントナイト、モンモリロナイトなどのクレイ、珪藻土、酸化鉄、カーボンブラック、グラファイトからなる群から選択される1種又は複数種の強化充填剤約1重量%〜約80重量%
(g)ポリアルキレンオキシド変性有機シリコーン共重合体から選択される非イオン性界面活性剤約0重量%〜約10重量%
を含んでなるシーラント組成物であって、約1〜約60分間硬化した後のWPSTM試験C−1221で測定したグリーン強度が約1psi〜約75psiであるシーラント組成物を提供する。
本発明はさらに、約1分〜約40分の期間後のグリーン強度が約1psi〜約75psiである請求項1記載のシーラントを含んでなる建築部材の製造方法を提供するが、本製造方法は、60分後のグリーン強度が0psiであるシーラントを用いる同様の製造方法よりも速い生産速度で建築部材を製造する。
本発明は、グリーン強度をすぐに発揮するシーラント組成物を提供する。本組成物は、シーラントのユーザーが短時間の硬化後に組立構造体を取扱い、包装し、輸送しても、組立構造体に悪影響がなく、従って、製造ライン速度を上げ、製品在庫を下げることができるという利点をもつ。本明細書で規定する「グリーン強度」という用語は、構造体の要素を形成することができて、比較的短時間後に取扱い、包装及び輸送しても永久変形を示さずに所望の形状を維持できる十分な強度の高弾性スキンを意味する。
本発明は、湿気の存在下で硬化できる二液型室温硬化性(RTV)シリコーン組成物からなる。二液型処方の各成分の広義な規定は以下の通りである。
(a)各ポリマー鎖末端のケイ素原子がシラノールを末端とするジオルガノポリシロキサン(但し、シロキサンの粘度は25℃で約1000〜200000cpsである)
(b)各ポリマー鎖末端のケイ素原子がアルキルを末端とするジオルガノポリシロキサン(但し、シロキサンの粘度は25℃で約1000〜200000cpsである)
(c)アルキルシリケート(架橋剤)
(d)縮合触媒(有機スズ化合物を含むものが好ましく、特にジブチルスズジラウレートを含むのが好ましい)
(e)アルコキシシラン接着向上剤
(f)任意成分としての強化充填剤(2種以上の充填剤の使用が普通である。)
(g)任意成分としての非イオン性界面活性剤。
具体的には、二液型処方の第一成分つまり「A液」は、通常(a)、(b)、(f)及び(g)を含む。また、第二成分つまり「B液」は、通常(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)を含む。ただし、これらの成分の区分けについて変更したものも有用であることは当業者には明らかであろう。代表的な処方では、「A液」/「B液」の比を最適な性能特性となるように調節し、代表的には好ましい実施形態でのA液/B液の比は重量比で約13:1である。
本発明の組成物は、所望の特性を妨害しない限り、RTV組成物に常用される他の成分、例えば着色剤、顔料及び可塑剤などを用いて調製してもよい。
各ポリマー鎖末端のケイ素原子がシラノールを末端とするジオルガノポリシロキサン(a)の導入レベルは、組成物全体の約5重量%〜約80重量%の範囲、さらに好ましくは約15重量%〜約60重量%の範囲、特に好ましくは約35重量%〜約45重量%の範囲である。シラノール末端ジオルガノポリシロキサンは一般に次式で表される。
D′
式中、添字a=2であり、bは1以上であり、cは0又は正数であり、
M=(HO)3−x−y SiO1/2
(式中、添字x=0、1又は2であり、添字yは0又は1であるが、x+yは2以下であり、R及びRは各々一価C−C60炭化水素基から選択される。)
D=RSiO1/2
(式中、R及びRは各々独立に一価C−C60炭化水素基から選択される。)
D′=RSiO2/2
(式中、R及びRは各々独立に一価C−C60炭化水素基から選択される。)。
各ポリマー鎖末端のケイ素原子がアルキルを末端とするジオルガノポリシロキサン(b)の導入レベルは、組成物全体の僅かに0重量%超〜約35重量%の範囲、さらに好ましくは約5重量%〜約25重量%の範囲、特に好ましくは約8重量%〜約20重量%の範囲である。アルキル末端ジオルガノポリシロキサンは一般に次式で表される。
M″D″D″′
式中、添字e=2であり、fは1以上であり、gは0又は正数であり、
M″=RSiO1/2
(式中、R、R及びRは各々一価C−C60炭化水素基から選択される。)
D=R1011SiO2/2
(式中、R10及びR11は各々独立に一価C−C60炭化水素基から選択される。)
D″′=R1213SiO2/2
(式中、R12及びR13は各々独立に一価C−C60炭化水素基から選択される。)。
アルキルシリケート(架橋剤)(c)の導入レベルは、組成物全体の約0.1重量%〜約10重量%の範囲、さらに好ましくは約0.3重量%〜約5重量%の範囲、特に好ましくは約0.5重量%〜約1.5重量%の範囲である。アルキルシリケートは一般に次式で表される。
(R14O)(R15O)(R16O)(R17O)Si
式中、R14、R15、R16及びR17は各々独立に一価C−C60炭化水素基から選択される。
本発明のRTVシリコーン組成物は縮合触媒(d)も含む。縮合触媒は、シリコーンシーラント組成物の架橋の促進に有効であることが知られている触媒であればどんなものでもよい。縮合触媒には金属又は非金属触媒がある。本発明に有用な金属縮合触媒の金属の例としては、スズ、チタン、ジルコニウム、鉛、鉄、コバルト、アンチモン、マンガン、ビスマス及び亜鉛化合物が挙げられる。
シリコーンシーラント組成物の架橋の促進に有用なスズ化合物としては、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジメトキシド、オクテン酸スズ、イソブチルスズトリセロエート、ジブチルスズ酸化物、ジブチルスズビスジイソオクチルフタレート、ビストリプロポキシシリルジオクチルスズ、ジブチルスズビスアセチルアセトン、シリル化ジブチルスズジオキシド、カルボメトキシフェニルスズトリスウベレート、イソブチルスズトリセロエート、ジメチルスズジブチレート、ジメチルスズジネオデカノエート、トリエチルスズタルタレート、ジブチルスズジベンゾエート、オレイン酸スズ、ナフテン酸スズ、ブチルスズトリ−2−エチルヘキシルヘキソエート、酪酸スズなどのスズ化合物が挙げられる。一実施形態では、スズ化合物、例えば(C17SnOを(n−CO)Siに溶解したものを使用する。別の実施形態では、ジオルガノスズビス(β−ジケトネート)を使用する。スズ化合物の他のその例は、米国特許第5213899号、第4554338号、第4956436号及び第5489479号に記載されており、これらの開示内容は援用によって本明細書の内容の一部をなす。別の実施形態では、キレート形成チタン化合物、例えば1,3−プロパンジオキシチタンビス(エチルアセトアセテート)、ジイソプロポキシチタンビス(エチルアセトアセテート)、及びテトラアルキルチタネート、例えばテトラn−ブチルチタネート及びテトライソプロピルチタネートを使用する。
本発明の縮合触媒は金属触媒であるのが好ましい。好適な金属縮合触媒はスズ化合物群から選択され、ジブチルスズジラウレートが特に好ましい。
成分(d)としての縮合触媒の導入レベルは、組成物全体の約0.001重量%〜約1重量%の範囲、さらに好ましくは約0.003重量%〜約0.5重量%の範囲、特に好ましくは約0.005重量%〜約0.1重量%の範囲である。
本発明のRTVシリコーン組成物はさらに、アルコキシシラン又はアルコキシシランのブレンドを接着向上剤として含む。好適な組合せは、n−2−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシランと1,3,5−トリス(トリメトキシシリルプロピル)イソシアヌレートとのブレンドである。本発明に有用な他の接着向上剤としては、n−2−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリメトキシシラン、ビス−(γ−トリメトキシシリルプロピル)アミン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、トリアミノ官能性トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、メチルアミノプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルエチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシエチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルメチルジメトキシシラン、イソシアナトプロピルトリエトキシシラン、イソシアナトプロピルメチルジメトキシシラン、β−シアノエチルトリメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、4−アミノ−3,3−ジメチルブチルトリメトキシシラン、及びn−エチル−3−トリメトキシシリル−2−メチルプロパンアミンが挙げられる。
成分(e)としてのアルコキシシラン接着向上剤の導入レベルは、組成物全体の約0.1重量%〜約20重量%の範囲、さらに好ましくは約0.3重量%〜約10重量%の範囲、特に好ましくは約0.5重量%〜約2重量%の範囲である。
本発明の室温硬化性(RTV)シリコーン組成物はさらに充填剤を含有してもよい。本発明に有用な充填剤は、RTVシリコーンシーラントに有用であることが知られた充填剤から選択される1種の充填剤又は複数種の充填剤の混合物である。充填剤としては、例えば、ステアリン酸又はステアリン酸エステルのような化合物で処理された粉砕、沈降及びコロイド状炭酸カルシウム、強化シリカ、例えばヒュームドシリカ、沈降シリカ、シリカゲル及び疎水化したシリカ及びシリカゲル、石英粗粉末及び微粉末、アルミナ、水酸化アルミニウム、水酸化チタン、珪藻土、酸化鉄、カーボンブラック及びグラファイト、或いはクレイ、例えばカオリン、ベントナイト又はモンモリロナイトなどが挙げられる。
充填剤は、炭酸カルシウム充填剤、シリカ充填剤又はこれらの混合物であるのが好ましい。充填剤の種類及び添加量はRTVシリコーン組成物硬化物の所望の物性に依存する。本発明に有用な充填剤の量は、組成物全体の約5重量%〜約80重量%、さらに好ましくは約20重量%〜約60重量%、特に好ましくは約37重量%〜約49重量%である。充填剤は単独でも2種以上の混合物でもよい。
任意成分(g)は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化ひまし油、オレイン酸エトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、エチレンオキサイド(EO)とプロピレンオキサイド(PO)の共重合体、シリコーンとポリエーテルとの共重合体(シリコーンポリエーテル共重合体)、シリコーンとエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体との共重合体及びこれらの混合物からなる界面活性剤群から選択される非イオン性界面活性剤であり、その量は、組成物全体の僅かに0重量%超〜約10重量%、さらに好ましくは約0.1重量%〜約5重量%、特に好ましくは約0.5重量%〜約0.75重量%である。非イオン性界面活性剤としてのシリコーンポリエーテルの使用は米国特許第5744703号に記載されており、その開示内容は援用によって本明細書の内容の一部をなす。
さらに、本発明の組成物はバッチ又は連続製造方式のいずれでも製造できる。好ましくは、シリコーンポリマー、強化充填剤、硬化触媒、接着向上剤、可塑剤、加工助剤その他の添加剤などの成分を連続配合押出機で配合して所望のシーラント組成物を製造する。「A液」及び「B液」両方をこのようにして調製する。連続配合押出機は、Werner−Pfleiderer二軸押出機、Buss又はP.B.Kokneader押出機など、連続配合押出機とすることができる。
本発明では、広義には、すべての成分、即ちシラノールポリマー、充填剤、可塑剤、縮合触媒、接着向上剤などを連続配合押出機で混合することができる。このような連続なプロセスにおいて、押出機を40〜100℃の範囲、さらに好ましくは50〜80℃の範囲で運転し、また混合プロセス中に揮発分を除去するように押出機を減圧下で運転するのが好ましい。
本明細書で用いる用語「建築部材」は、板ガラス及びこの板ガラスを(建築部材を構成する)構造要素に結合するコーキング又は接着剤を含む構造体に有用な或いは使用されるプレハブ又は製造済みユニットを意味する。ここで用いる用語「板ガラス」は普通の意味をもち、即ちガラス及びガラス代替品、例えばポリアクリレート、特にポリメチルメタクリレート及びポリカーボネートなどを含む意味をもち、そして透明、半透明及び不透明種の板ガラスを包含する。ここで用いる用語「コーキング」又は「接着剤」は本発明のシリコーン組成物を包含するか含有する。ここで用いる構造要素は、建築物の建造に用いる材料、例えば木材、石、レンガ、鋼、アルミニウム、黄銅、鉄、銅、コンクリート、プラスチック、プラスチック被覆木材もしくは金属などである。建築部材の例を挙げると、1つ以上の窓を有する扉、プレハブ窓、1つ以上の窓を有するスライド扉、1つ以上の窓を有する折りたたみ扉、カーテンウォール、店舗板ガラス、構造板ガラスなどがあるが、これらに限らない。
本発明の組成物は、ある期間の硬化後にグリーン強度をすぐに発揮する硬化性組成物である。本組成物は、約1〜約60分間硬化した後のWPSTM試験C−1221で測定して約1psi〜約75psiのグリーン強度を呈し、好ましくは本組成物は、約1〜約60分間硬化した後のWPSTM試験C−1221で測定して約1psi〜約45psiのグリーン強度を呈し、さらに好ましくは本組成物は、約1〜約60分間硬化した後のWPSTM試験C−1221で測定して約1psi〜約35psiのグリーン強度を呈し、特に好ましくは本組成物は、約1〜約60分間硬化した後のWPSTM試験C−1221で測定して約1psi〜約25psiのグリーン強度を呈する。グリーン強度を測定する硬化期間は約1分〜約60分の範囲とすることができ、好ましくは約1分〜約45分の範囲、さらに好ましくは約1分〜約30分の範囲、特に好ましくは約1分〜約15分の範囲の期間とすることができる。
上述した連続配合プロセスを用いて以下の実施例を製造し、本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1
この実験例は、代表的な市販の一液型窓埋設用シーラントと比較して、本発明のシーラントが迅速に強度を発揮することを実証する。一液型シーラントはゆっくりしか強度を発揮できないことが知られているので、シーラントを24時間硬化させた後に初期測定を行った。WPSTM試験C−1221により測定した引張剪断断接着強さを用いて、データを得た。すべての例で、引張剪断断接着強さデータは、木材及びガラス基板からなる試験パネルを用いて得た。パネルは、木材−ガラス配置にて1インチのクーポンを1/2インチ重ね合わせ、1/16インチのシーラントを用いて作製した。サンプルを50%RH、73°Fで硬化した。
Figure 0005128933
Figure 0005128933
実施例2
この実験例は、本発明のシーラントのプライマーありとプライマーなし方式での迅速な強度発揮を実証する。実施例2に記載したように、強度測定値データは、ビニル−ガラス試験パネルからなる引張剪断断試験片を用いて得た。
Figure 0005128933
表3のデータから明らかなように、これらの処方物は木材とガラスとの間にまたビニル(プラスチック)とガラスとの間に優れた強度を発揮する。
成分:
ポリマー1:全体での粘度が約10000cpsであるヒドロキシル基末端封鎖ポリジメチルシロキサンの混合物(式で表されるポリマーを含む)
沈降炭酸カルシウム:粒径約0.07μmの、ステアリン酸処理沈降炭酸カルシウム
可塑剤:粘度約100cpsの、トリメチルシリル基末端封鎖ポリジメチルシロキサン
流動添加剤:粘度が25℃で約100〜約3000センチポアズであるポリアルキレンオキシド変性オルガノシリコーン共重合体
ポリマー2:粘度が約10000cpsである、トリメチルシリル基末端封鎖ポリジメチルシロキサン
処理シリカ:表面積約200±20m/gのオクタメチルシクロテトラシロキサン処理ヒュームドシリカ充填剤
顔料:トリメチルシリル基末端封鎖ポリジメチルシロキサンへの約50重量%のカーボンブラックの分散物
接着向上剤1:アミノエチルアミノプロピルトリメトキシシラン
接着向上剤2:トリス−トリメトキシシリルプロピルイソシアヌレート
NPS:テトラ−N−プロピルシリケート
DBTDL:ジブチルスズジラウレート
Figure 0005128933
[引張剪断断によるグリーン強度の測定]
グリーン強度は以下の手順で測定した。
すべての基板(ガラス、ビニル、木材など)の表面を洗浄してから、引張剪断断試験クーポンを作製した。ガラス及びビニル基板は、洗剤(Ajax(登録商標)食器用洗剤)水溶液を用いて洗浄した。洗浄後、基板の表面をすぐに清浄なKimwipe(登録商標)でぬぐって乾かした。木材基板はドライKimwipe(登録商標)でぬぐった。
引張剪断断試験片のボンドライン厚さ(1/16インチ)と重なり(0.50インチ)を確実に再現するために、治具アセンブリを用いて、寸法1インチ×3インチの試験片を作製した。試験片を25℃及び相対湿度(RH)50%の標準条件下で所定の時間硬化させた。標準引張試験機を用いて性能測定値を得た。各試験片を破壊するまで引っ張った(クロスヘッド速度0.5インチ/分)。引張剪断断強さ(psi)は次式により計算した。
引張剪断断強さ(psi)=[ピーク荷重(lb)]/[接着面積(平方インチ)]

Claims (23)

  1. (a)各ポリマー鎖末端のケイ素原子がシラノールを末端とするジオルガノポリシロキサン5重量%〜80重量%
    (b)各ポリマー鎖末端のケイ素原子がアルキルを末端とするジオルガノポリシロキサン0重量%超〜35重量%
    (c)アルキルシリケート0.1重量%〜10重量%
    (d)縮合触媒0.001重量%〜1重量%
    (e)アルコキシシラン接着向上剤0.1重量%〜20重量%
    を含んでなり、第1成分が成分(a)、(b)を含み、第2成分が成分(b)、(c)、(d)、(e)を含む2液型の硬化性シーラント組成物であって、
    前記第1成分と前記第2成分との重量比が13:1であり、
    1〜60分間硬化した後のWPSTM試験C−1221で測定したグリーン強度が1psi〜75psiである、硬化性シーラント組成物。
  2. 粉砕炭酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、コロイド状炭酸カルシウム、ステアリン酸又はステアリン酸エステルで処理した炭酸カルシウム、ヒュームドシリカ、沈降シリカ、シリカゲル、疎水性シリカ、親水性シリカゲル、石英粗粉末、石英微粉末、アルミナ、水酸化アルミニウム、水酸化チタン、クレイ、カオリン、ベントナイト、モンモリロナイト、珪藻土、酸化鉄、カーボンブラック、グラファイト及びこれらの混合物からなる群から選択される強化充填剤1重量%〜80重量%をさらに含む、請求項1記載の硬化性シーラント組成物。
  3. ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化ひまし油、オレイン酸エトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの共重合体、シリコーンとポリエーテルとの共重合体、シリコーンとエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体との共重合体及びこれらの混合物からなる界面活性剤群から選択される非イオン性界面活性剤0重量%超〜10重量%をさらに含む、請求項1記載の硬化性シーラント組成物。
  4. ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化ひまし油、オレイン酸エトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの共重合体、シリコーンとポリエーテルとの共重合体、シリコーンとエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体との共重合体及びこれらの混合物からなる界面活性剤群から選択される非イオン性界面活性剤0重量%超〜10重量%をさらに含む、請求項2記載の硬化性シーラント組成物。
  5. 前記非イオン性界面活性剤が、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの共重合体、シリコーンとポリエーテルとの共重合体、シリコーンとエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体との共重合体及びこれらの混合物からなる界面活性剤群から選択される、請求項4記載の硬化性シーラント組成物。
  6. 成分(a)のシラノール末端ジオルガノポリシロキサンの量が組成物全体の35重量%〜45重量%の範囲にある、請求項5記載の硬化性シーラント組成物。
  7. 成分(b)のアルキル末端ジオルガノポリシロキサンの量が組成物全体の8重量%〜20重量%の範囲にある、請求項6記載の硬化性シーラント組成物。
  8. 成分(c)のアルキルシリケートの量が組成物全体の0.5重量%〜1.5重量%の範囲にある、請求項7記載の硬化性シーラント組成物。
  9. 成分(d)の縮合触媒の量が組成物全体の0.005重量%〜0.1重量%の範囲にある、請求項8記載の硬化性シーラント組成物。
  10. 成分(f)の強化充填剤の量が組成物全体の37重量%〜49重量%の範囲にある、請求項9記載の硬化性シーラント組成物。
  11. 成分(e)のアルコキシシラン接着向上剤の量が組成物全体の0.5重量%〜2重量%の範囲にある、請求項10記載の硬化性シーラント組成物。
  12. 硬化性シーラント組成物を含む建築部材の製造方法であって、
    上記硬化性シーラント組成物が、
    (a)各ポリマー鎖末端のケイ素原子がシラノールを末端とするジオルガノポリシロキサン5重量%〜80重量%
    (b)各ポリマー鎖末端のケイ素原子がアルキルを末端とするジオルガノポリシロキサン0重量%超〜35重量%
    (c)アルキルシリケート0.1重量%〜10重量%
    (d)縮合触媒0.001重量%〜1重量%
    (e)アルコキシシラン接着向上剤0.1重量%〜10重量%
    を含み、第1成分が成分(a)、(b)を含み、第2成分が成分(b)、(c)、(d)、(e)を含み、前記第1成分と前記第2成分との重量比が13:1であり、1〜60分間硬化した後のグリーン強度が1psi〜75psiである2液型の硬化性シーラント組成物であり、
    当該製造方法が、60分後のグリーン強度が0psiであるシーラントを用いた同様の製造方法よりも速い生産速度で建築部材を製造する、製造方法。
  13. 前記硬化性シーラント組成物の1〜60分間硬化した後のグリーン強度が1psi〜45psiである、請求項12記載の製造方法。
  14. 前記硬化性シーラント組成物がさらに、粉砕炭酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、コロイド状炭酸カルシウム、ステアリン酸又はステアリン酸エステルで処理した炭酸カルシウム、ヒュームドシリカ、沈降シリカ、シリカゲル、疎水性シリカ、親水性シリカゲル、石英粗粉末、石英微粉末、アルミナ、水酸化アルミニウム、水酸化チタン、クレイ、カオリン、ベントナイト、モンモリロナイト、珪藻土、酸化鉄、カーボンブラック、グラファイト及びこれらの混合物からなる群から選択される強化充填剤1重量%〜80重量%を含む、請求項13記載の製造方法。
  15. 前記硬化性シーラント組成物がさらに、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化ひまし油、オレイン酸エトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの共重合体、シリコーンとポリエーテルとの共重合体、シリコーンとエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体との共重合体及びこれらの混合物からなる界面活性剤群から選択される非イオン性界面活性剤0重量%超〜10重量%を含む、請求項13記載の製造方法。
  16. 前記非イオン性界面活性剤が、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの共重合体、シリコーンとポリエーテルとの共重合体、シリコーンとエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体との共重合体及びこれらの混合物からなる界面活性剤群から選択される、請求項15記載の製造方法。
  17. 成分(a)のシラノール末端ジオルガノポリシロキサンの量が組成物全体の35重量%〜45重量%の範囲にある、請求項15記載の製造方法。
  18. 成分(b)のアルキル末端ジオルガノポリシロキサンの量が組成物全体の8重量%〜20重量%の範囲にある、請求項17記載の製造方法。
  19. 成分(c)のアルキルシリケートの量が組成物全体の0.5重量%〜1.5重量%の範囲にある、請求項18記載の製造方法。
  20. 成分(d)の縮合触媒の量が組成物全体の0.005重量%〜0.1重量%の範囲にある、請求項19記載の製造方法。
  21. 成分(f)の強化充填剤の量が組成物全体の37重量%〜49重量%の範囲にある、請求項20記載の製造方法。
  22. 請求項1〜11のいずれか1項記載の組成物の硬化物を含んでなり、又は請求項12〜21のいずれか1項記載の方法で製造した建築部材。
  23. 前記建築部材が窓、扉、構造用板ガラス、又はカーテンウォールである、請求項22記載の建築部材。
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