JP5126564B2 - 照度センサおよび照明制御システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の照明装置により照明される照明エリアを目標照度に制御する照度センサおよび照明制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
照度センサを用いて机上面や床面などの被照射面の照度を一定に制御することが行われている。従来、照度センサは、物理上の問題から天井面に設置され、床面や壁面などの反射光を検出して被照射面の照度に相関させている。図6は、その一例であり、特開平11−214179号公報(従来技術)に開示された照明制御システム50である。
【0003】
図6に示す照明制御システム50は、太陽51などからの外光および照明器具52からの照明光のうち、床面53および壁面54で反射した反射光を光センサ55が検出し、反射光に応じてコントローラ56が照明器具52の光出力を可変して床面53の照度を目標照度にさせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術は、広範囲の反射光を検出するので、机上面や作業面などの所定エリアの照度が反射光と相関しにくく、所定エリアは、実際の照度と目標照度が異なり、目標照度に一定制御されないという欠点を有する。
【0005】
本発明は、所定エリアを作業に最適な目標照度に一定制御する照度センサおよび照明制御システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の照度センサの発明は、自己のアドレスを含む調光制御信号が伝送されたとき、その調光制御信号に基づき調光レベルを可変するように構成された複数の照明装置の特定の照明装置の照明エリアの明暗度を検出する光センサと;前記特定の照明装置に付与された固有アドレスを記憶する記憶部と;少なくとも当該照明装置に付与された固有アドレスをワイヤレス送信するように構成されたワイヤレス送信部と;前記照明エリアの目標照度を予め設定する目標照度設定手段と;光センサにより検出された明暗度が目標照度設定手段により予め設定された目標照度に略一致するように調光制御信号を演算生成し、この調光制御信号を固有アドレスとともにワイヤレス送信部からワイヤレス送信させるように構成された制御部と;を具備していることを特徴とする。
【0007】
「特定の照明装置」とは、複数の照明装置のうち、光センサにより明暗度が検出される照明エリアを照明している照明装置をいう。
【0008】
光センサにより検出された明暗度は、照度の割合を示し、実際の照度と相関している。そして、照度センサは、実際に作業を行う机上面や作業面あるいはその近くに配置され、間接的に実際の照度を検出する。
【0009】
調光制御信号は、ワイヤレス送信部から自動的にワイヤレス送信されるようにしてもよく、手動操作によりワイヤレス送信されるようにしてもよい。そして、調光制御信号がワイヤレス送信部から自動的にワイヤレス送信されるようにすると、特定の照明装置の照明エリアの照度は、常に目標照度に一定制御される。
【0010】
本発明によれば、光センサにより特定の照明装置の照明エリアの明暗度が検出され、制御部により光センサにより検出された明暗度が目標照度に略一致するように調光制御信号が演算生成され、この調光制御信号は、特定の照明装置の固有アドレスとともにワイヤレス送信部からワイヤレス送信される。そして、調光制御信号は、特定の照明装置に伝送され、照明装置は、調光制御信号に基づき調光レベルを可変させる。これにより、特定の照明装置の照明エリアは目標照度で照明される。
【0011】
請求項2に記載の照度センサの発明は、請求項1記載の照度センサにおいて、少なくとも光センサにより検出された明暗度、目標照度設定手段により設定された目標照度および照明装置に付与された固有アドレスを表示する表示部が設けられていることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、光センサにより検出された明暗度、目標照度設定手段により設定された目標照度および照明装置に付与された固有アドレスなどを表示部で確認することができる。
【0013】
請求項3に記載の照明制御システムの発明は、自己のアドレスを含む調光制御信号が伝送されたとき、その調光制御信号に基づき調光レベルを可変するように構成された照明装置と;特定の照明装置の照明エリアの明暗度を検出する光センサ、前記特定の照明装置に付与された固有アドレスを記憶する記憶部、およびこの光センサにより検出された明暗度を少なくとも当該照明装置に付与された固有アドレスとともにワイヤレス送信するように構成されたワイヤレス送信部を有する照度センサ装置と;前記照明エリアの目標照度を予め設定する目標照度設定手段と、照度センサ装置からワイヤレス送信された明暗度が目標照度設定手段により予め設定された目標照度に略一致するように特定の照明装置の調光制御信号を演算生成する制御部と、制御部により演算生成された調光制御信号を固有アドレスとともに特定の照明装置に伝送する伝送部とを有する照明制御装置と;を具備していることを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、照度センサ装置から特定の照明装置の照明エリアの明暗度がワイヤレス送信され、照明制御装置により、ワイヤレス送信された明暗度が目標照度に略一致するように調光制御信号が演算生成されて特定の照明装置に伝送され、特定の照明装置は、調光制御信号に基づき調光レベルを可変させる。これにより、特定の照明装置の照明エリアは目標照度で照明される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
【0017】
図1〜図4は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は照明制御システムの構成図、図2は照度センサのブロック図、図3は照度センサの外観図、図4は照度センサの操作のフロー図である。
【0018】
図1において、照明制御システム1は、照度センサ2、照明制御装置3および照明装置4を有して構成されている。
【0019】
照度センサ2は、床面5に配置された机6の上面に置かれている置物7上の所定の位置に置かれている。そして、机6は、特定の照明装置4aの照明エリア内に配置されている。そして、照度センサ2は、図2に示すように、光センサ8、ワイヤレス送信部9、記憶部10、表示部11、操作部12、制御部13および電池14を有して構成されている。
【0020】
光センサ8は、図3に示すように、薄形の箱体15の表面に受光素子16が設けられ、照明装置4の照明エリアの明暗度を検出し、制御部13に送出する。そして、照度センサ2は、複数の照明装置4のうち、特定の照明装置4aの照明エリア内に配置され、光センサ8が特定の照明装置4aに対向するので、主として特定の照明装置4aからの直接光を検出している。したがって、光センサ8により検出された明暗度は、特定の照明装置4aにより照明された照明エリア内の実際の照度と相関される。
【0021】
ワイヤレス送信部9は、図3に示すように、箱体15の表面に発光素子17が設けられ、光センサ8により検出された明暗度と、この明暗度を検出した照明エリアを照明している照明装置4に付与された固有アドレスをワイヤレス送信可能に構成されている。
【0022】
記憶部10は、箱体15の内部に設けられた不揮発性の記憶部であり、光センサ8により検出された明暗度、目標照度や照明装置4に付与された固有アドレスなどが記憶される。そして、表示部11は、箱体15の表面に設けられ、光センサ8により検出された明暗度または照度、目標照度および照明装置4に付与された固有アドレスなどを表示する。
【0023】
操作部12は、図3に示すように、箱体15の表面に設けられた電源(ON/OFF)スイッチ18、モード(MOOD)切り換えスイッチ19、記憶(MEMORY)スイッチ20、アップ(UP)スイッチ21、ダウン(DOWN)スイッチ22および停止(STOP)スイッチ23により構成されている。
【0024】
電源スイッチ18をオンにすると、光センサ8、ワイヤレス送信部9、表示部11および制御部13などは、電池14から給電されて動作する。モード切り換えスイッチ19は、表示部11に表示される目標照度、明暗度、固有アドレスなどを設定するものであり、プッシュする毎に順次切り換わる。記憶スイッチ20は、プッシュすると、目標照度など、表示部11に表示された設定値を記憶部10に記憶させる。
【0025】
そして、アップスイッチ21をオンすると、表示部11に表示された目標照度などの設定値が増加し、ダウンスイッチ22をオンすると、逆に設定値が減少する。そして、停止スイッチ23をプッシュすると、アップスイッチ21およびダウンスイッチ22は、オフし、このとき、表示部11に表示された設定値が設定される。
【0026】
そして、アップスイッチ21、ダウンスイッチ22、停止スイッチ23および記憶スイッチ20を用いて、照明装置4の照明エリアの目標照度を表示部11に表示させ、記憶部10に記憶させることができる。すなわち、照明装置4の照明エリアの目標照度を予め設定することができる。こうして、記憶部10、表示部11および操作部12は、目標照度設定手段を形成している。
【0027】
そして、制御部13は、CPUおよびプログラムが格納されたROMなどを備え、光センサ8から特定の照明装置4aの照明エリアの明暗度が入力されると、この明暗度が目標照度設定手段により予め設定された目標照度に略一致するように調光制御信号を演算生成し、この調光制御信号を特定の照明装置4aに付与された固有アドレスとともにワイヤレス送信部9から天井面24に配設された受信器25にワイヤレス送信させるように構成されている。
【0028】
電池14は、箱体15の内部に設けられたボタン形電池であり、光センサ8、ワイヤレス送信部9、表示部11および制御部13などに給電する。
【0029】
そして、照明制御システム1を構成する照明装置4は、蛍光ランプ26,26を装着して内部に蛍光ランプ26,26を調光点灯させる図示しない点灯装置を配設している照明器具27および端末器28からなっている。そして、複数の照明器具27が天井面24に埋設されており、この内、特定の照明器具27aにより照度センサ2が載置された机6を照明する照明エリアが形成されている。そして、複数の照明装置4は、それぞれ固有のアドレスが付与されている。
【0030】
また、天井面24には、照度センサ2のワイヤレス送信部9からワイヤレス送信されたワイヤレス信号、すなわち調光制御信号および固有アドレスなどを受信して、端末器28に伝送信号線28を介して伝送する受信器25が設けられている。
【0031】
端末器28は、受信器25から伝送された固有アドレスが自己のアドレスであると判断したとき、固有アドレスとともに伝送された調光制御信号を入力する。そして、端末器28内の記憶部に記憶している調光情報を読み出し、この調光情報から調光制御信号に基づき調光信号例えばPWM調光信号を生成して点灯装置に送出する。点灯装置は、調光信号に応じて蛍光ランプ26,26を調光点灯させる。このように、複数の照明装置4は、自己のアドレスを含む調光制御信号が伝送されたとき、その調光制御信号に基づき調光レベルを可変するように構成されている。
【0032】
そして、端末器28には、伝送信号線28を介して照明制御装置3が接続されている。照明制御装置3は、照度センサ2と同様に、目標照度が設定され、この目標照度に応じた調光制御信号を固有アドレスとともに特定の照明装置4aに伝送することができる。
【0033】
次に、本発明の第1の実施形態の作用について述べる。
【0034】
図4は照度センサ2の操作を説明したフロー図である。照度センサ2は、図3に示した操作部12の各スイッチ18〜23が操作される。
【0035】
まず、電源スイッチ18をオンする(ステップS1)。これにより、電池14から光センサ8、ワイヤレス送信部9、表示部11および制御部13などが動作する。
【0036】
そして、モード切り換えスイッチ19により表示および動作モードが選択される(ステップS2)。MOOD1を選択すると、光センサ8により検出された明暗度の表示を調整することができ(ステップS3)、MOOD2を選択すると、特定の照明装置4aのアドレスまたは目標照度を設定することができる(ステップS6)。
【0037】
ステップS3では、光センサ8により検出された明暗度と実際の照度との対応付けの有無を判断する。このとき、光センサ8により検出された明暗度と実際の照度とが同じ表示値となるようにしてもよく、明暗度を実際の照度に変換した変換値、例えば電圧値で表示されるようにしてもよい。そして、光センサ8により検出された明暗度と実際の照度との対応付けがされていて、明暗度の表示調整が設定済みのとき、光センサ8により検出された明暗度が表示部11に表示される(ステップS5)。
【0038】
そして、光センサ8により検出された明暗度と実際の照度との対応付けがされていなく、明暗度の表示調整が未設定のとき、光センサ8により検出された明暗度と実際の照度との対応付けが行われる(ステップS4)。すなわち、特定の照明装置4aの照明エリアにおいて、例えば机6の上に照度センサ2と照度計を併置し、照度計の実際の照度に対して照度センサ2の表示部11の明暗度をアップスイッチ21、ダウンスイッチ22および停止スイッチ23を用いて対応する設定値に可変させる。そして、記憶スイッチ20をオンすることにより、光センサ8により検出された明暗度と実際の照度との対応付けがなされる。そして、光センサ8により検出された明暗度と実際の照度との対応付けがされると、表示部11に明暗度が表示される。
【0039】
照度センサ2は、薄形であり、照明装置4の照明エリアの所定の位置に載置することができる。したがって、作業を行う作業面、例えば机6の上面やその近くに照度センサ2を載置することにより、実際に作業を行う作業面の照度を確認することができる。
【0040】
そして、ステップS6では、特定の照明装置4aのアドレス設定および照度センサ2の明暗度が目標照度に設定されていることの確認が行われる。そして、アドレスの未設定および照度センサ2の明暗度が目標照度に未設定であるとき、アドレス設定を行い(ステップS7)、目標照度の目標値の設定を行う(ステップS8)。
【0041】
アドレス設定を行うときは、モード切り換えスイッチ19のプッシュ操作で表示部11にアドレスを表示させ、アップスイッチ21、ダウンスイッチ22および停止スイッチ23を用いてアドレスの表示値を可変させ、特定の照明装置4aのアドレスに表示させる。そして、記憶スイッチ20をオンすることにより、特定の照明装置4aのアドレスが設定される。
【0042】
また、目標照度の目標値の設定を行うときは、アドレス設定と同様に、モード切り換えスイッチ19のプッシュ操作で表示部11に照度値または明暗度を表示させ、アップスイッチ21、ダウンスイッチ22および停止スイッチ23を用いて照度値または明暗度の目標値を表示させる。そして、記憶スイッチ20をオンすることにより、特定の照明装置4aの照明エリアにおける目標照度が設定される。
【0043】
そして、ステップS6で、特定の照明装置4aのアドレス設定および照度センサ2の明暗度が目標照度に設定されているとき、または、ステップS7でアドレス設定が行われ、ステップS8で目標照度の目標値の設定が行われると、自動制御または手動制御の選択がなされる(ステップS9)。自動制御または手動制御の選択は、モード切り換えスイッチ19のプッシュ操作で表示部11に自動制御または手動制御を表示させ、記憶スイッチ20をオンすることによりなされる。
【0044】
ステップS9で自動制御が選択されていると、制御部13は、光センサ8により検出された明暗度がステップS8で予め設定された目標照度に略一致するように調光制御信号を演算生成し、この調光制御信号をステップS7で設定された特定の照明装置4aの固有アドレスとともにワイヤレス送信部9に送出する。そして、ワイヤレス送信部9は、発光素子17から調光制御信号および固有アドレスをワイヤレス送信する(ステップS10)。
【0045】
そして、ステップS9で手動制御が選択されていると、表示部11に光センサにより検出された明暗度または照度を表示させた後、アップスイッチ21、ダウンスイッチ22および停止スイッチ23を用いて特定の照明装置4aの照明エリアの照度または明暗度を可変させることができる。すなわち、制御部13は、アップスイッチ21またはダウンスイッチ22の操作に応じて、光センサ8により検出された明暗度が増加または減少するように調光制御信号を演算生成し、この調光制御信号を特定の照明装置4aの固有アドレスとともにワイヤレス送信部9に送出する。そして、ワイヤレス送信部9は、発光素子17から調光制御信号および固有アドレスをワイヤレス送信する(ステップS10)。
【0046】
上述したように、照度センサ2を照明装置4によって照明されている作業面、例えば机6の上面に載置することにより、表示部11に表示された明暗度または照度により、作業面における照度を確認することができる。そして、表示部11に表示された明暗度または照度に基づき、作業に最適な目標照度を設定して作業面を照明する特定の照明装置4aにワイヤレス送信させることにより、作業面を目標照度で照明させることができる。
【0047】
次に、本発明の第2の実施形態について述べる。
【0048】
図5は、本発明の第2の実施形態を示す照明制御装置のブロック図である。なお、図1〜図3と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0049】
図1に示す照明制御システム1おいて、照明制御装置3は、図5に示すように構成され、照度センサ2は、照度センサ装置30に構成されている。すなわち、照度センサ装置30は、図2および図3に示す照度センサ2において、制御部13が調光制御信号の演算生成機能を有していないものであり、ワイヤレス送信部9が光センサ8により検出された明暗度を特定の照明装置4aに付与された固有アドレスとともに受信器25にワイヤレス送信するように構成されている。そして、受信器25にワイヤレス送信された光センサ8により検出された明暗度および固有アドレスは、伝送信号線29を介して照明制御装置3に伝送される。
【0050】
そして、照度センサ装置30は、照度センサ2と同様、照明装置4の照明エリア内に光センサ8が照明装置4に対向するようにして載置される。なお、照度センサ装置30は、アドレス設定の機能を有しているか、または特定の照明装置4aの固有アドレスを有していれば、少なくとも光センサ8、ワイヤレス送信部9および電池14を有して構成されていればよい。
【0051】
そして、照明制御装置3は、図5に示すように、不揮発性の記憶部31、設定操作部32、外部信号入力部33、ワイヤレス受信部34、伝送部35および制御部36を有して構成されている。
【0052】
記憶部31は、図2に示す照度センサ2の記憶部10と同様、光センサ8により検出された明暗度、目標照度や照明装置4に付与された固有アドレスなどが記憶されている。
【0053】
設定操作部32は、光センサ8により明暗度が検出される特定の照明装置4aの照明エリアの目標照度を予め設定することができる。すなわち、設定操作部32は、目標照度設定手段を構成している。
【0054】
外部信号入力部33は、例えば壁スイッチのオンオフ制御信号を入力する。このオンオフ制御信号が入力されると、制御部36は、照明装置4の固有アドレスとともにオンオフ制御信号を伝送部35から伝送信号線29を介して該照明装置4に伝送させる。
【0055】
ワイヤレス受信部34は、ワイヤレス送信器(リモコン)からのオンオフ制御信号や調光制御信号などの照明制御信号を入力する。この照明制御信号が入力されると、制御部36は、照明装置4の固有アドレスとともに照明制御信号を伝送部35から伝送信号線29を介して該照明装置4に伝送させる。
【0056】
伝送部35は、照度センサ装置30から送信された光センサ8により検出された明暗度および固有アドレスを入力し、制御部36に伝送する。また、上記オンオフ制御信号および照明制御信号などの他、制御部36により演算生成された調光制御信号を固有アドレスとともに特定の照明装置4aに伝送信号線29を介して伝送するように構成されている。
【0057】
制御部36は、照度センサ装置30からワイヤレス送信された明暗度が設定操作部32により予め設定された目標照度に略一致するように特定の照明装置4aの調光制御信号を演算生成し、この調光制御信号を照度センサ装置30からワイヤレス送信された固有アドレスとともに伝送部35伝送させるように構成されている。
【0058】
こうして、照度センサ装置30および照明制御装置3を具備した照明制御システムが構成されている。
【0059】
次に、本発明の第2の実施形態の作用について述べる。
【0060】
複数の照明装置4の特定の照明装置4aの照明エリアの明暗度は、照度センサ装置30の光センサ8により検出される。この光センサ8により検出された明暗度は、特定の照明装置4aの固有アドレスとともに、ワイヤレス送信部9から受信器25にワイヤレス送信される。
【0061】
受信器25は、照度センサ装置30からワイヤレス送信された光センサ8により検出された明暗度および特定の照明装置4aの固有アドレスを照明制御装置3の伝送部35に伝送信号線29を介して伝送する。そして、光センサ8により検出された明暗度および特定の照明装置4aの固有アドレスは、伝送部35から制御部36に送出される。
【0062】
そして、制御部36は、光センサ8により検出された明暗度が設定操作部32により予め設定された目標照度に略一致するように調光制御信号を演算生成し、この調光制御信号を特定の照明装置4aの固有アドレスとともに伝送部35に送出する。
【0063】
そして、伝送部35は、制御部36により演算生成された調光制御信号および特定の照明装置4aの固有アドレスを伝送信号線29を介して特定の照明装置4aに伝送する。
【0064】
特定の照明装置4aに伝送された調光制御信号は、端末器28に入力される。そして、端末器28は、内部の記憶部に記憶している調光情報を読み出し、この調光情報から調光制御信号に基づき調光信号例えばPWM調光信号を生成して点灯装置に送出する。点灯装置は、調光信号に応じて蛍光ランプ26,26を調光点灯させる。これにより、特定の照明装置4aの照明エリアにおいて、照度センサ装置30の光センサ8は目標照度に照明される。
【0065】
上述したように、照明制御装置3の設定操作部32で目標照度を設定し、作業を行う作業面に照度センサ装置30を載置して光センサ8が特定の照明装置4aの照明エリアの明暗度を検出するようにさせると、照度センサ装置30から作業面の明暗度が照明制御装置3に伝送され、照明制御装置3により特定の照明装置4aの調光レベルが可変されて作業面を目標照度で照明することができる。
【0066】
そして、照度センサ装置30の電源をオンしていると、照度センサ装置30より作業面の明暗度が常に照明制御装置3に伝送されるので、作業面の照度を作業に最適な目標照度に一定制御することができる。
【0067】
また、作業場所を移動したとき、照度センサ装置30を移動場所に載置させることにより、移動場所を目標照度で照明させることができる。
【0068】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、照度センサは、特定の照明装置の照明エリアの明暗度を検出し、この明暗度が目標照度に略一致するように調光制御信号を演算生成して、特定の照明装置の固有アドレスとともにワイヤレス送信するように構成されているので、特定の照明装置の照明エリアを作業に最適な目標照度で照明することができる。
【0069】
請求項2の発明によれば、光センサにより検出された明暗度、目標照度設定手段により設定された目標照度および照明装置に付与された固有アドレスなどを表示部で表示するので、表示内容を確認することができる。
【0070】
請求項3の発明によれば、照度センサ装置は、特定の照明装置の照明エリアの明暗度を検出してワイヤレス送信し、照明制御装置は、照度センサ装置よりワイヤレス送信された明暗度が目標照度に略一致するように調光制御信号を演算生成して特定の照明装置に伝送させるので、特定の照明装置の照明エリアを作業に最適な目標照度で照明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す照明制御システムの構成図。
【図2】同じく、照度センサのブロック図。
【図3】同じく、照度センサの外観図。
【図4】同じく、照度センサの操作のフロー図。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す照明制御装置のブロック図。
【図6】従来技術の照明制御システムの構成図。
【符号の説明】
1………照明制御システム
2………照度センサ
3………照明制御装置
4………照明装置
8………光センサ
9………ワイヤレス送信部
11……目標照度設定手段を構成する表示部
12……目標照度設定手段を構成する操作部
13……制御部
30……照度センサ装置
32……目標照度設定手段としての設定操作部
Claims (3)
- 自己のアドレスを含む調光制御信号が伝送されたとき、その調光制御信号に基づき調光レベルを可変するように構成された複数の照明装置の特定の照明装置の照明エリアの明暗度を検出する光センサと;
前記特定の照明装置に付与された固有アドレスを記憶する記憶部と;
少なくとも当該照明装置に付与された固有アドレスをワイヤレス送信するように構成されたワイヤレス送信部と;
前記照明エリアの目標照度を予め設定する目標照度設定手段と;
光センサにより検出された明暗度が目標照度設定手段により予め設定された目標照度に略一致するように調光制御信号を演算生成し、この調光制御信号を固有アドレスとともにワイヤレス送信部からワイヤレス送信させるように構成された制御部と;
を具備していることを特徴とする照度センサ。 - 少なくとも光センサにより検出された明暗度、目標照度設定手段により設定された目標照度および照明装置に付与された固有アドレスを表示する表示部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の照度センサ。
- 自己のアドレスを含む調光制御信号が伝送されたとき、その調光制御信号に基づき調光レベルを可変するように構成された照明装置と;
特定の照明装置の照明エリアの明暗度を検出する光センサ、前記特定の照明装置に付与された固有アドレスを記憶する記憶部、およびこの光センサにより検出された明暗度を少なくとも当該照明装置に付与された固有アドレスとともにワイヤレス送信するように構成されたワイヤレス送信部を有する照度センサ装置と;
前記照明エリアの目標照度を予め設定する目標照度設定手段と、照度センサ装置からワイヤレス送信された明暗度が目標照度設定手段により予め設定された目標照度に略一致するように特定の照明装置の調光制御信号を演算生成する制御部と、制御部により演算生成された調光制御信号を固有アドレスとともに特定の照明装置に伝送する伝送部とを有する照明制御装置と;
を具備していることを特徴とする照明制御システム。
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