JP5125843B2 - Pneumatic tool - Google Patents
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Description
本発明は、圧縮空気を駆動源とする釘打機、ネジ打ち機、ネジ締め機等の空気圧工具のシリンダキャップをシリンダキャッププロテクタにより覆った空気圧工具に関する。 The present invention relates to a pneumatic tool in which a cylinder cap of a pneumatic tool such as a nailing machine, a screw driving machine, and a screwing machine using compressed air as a drive source is covered with a cylinder cap protector.
一般に、これらの空気圧工具の打撃シリンダの上端にはシリンダキャップが配置され、さらにシリンダキャップは合成樹脂製のシリンダキャッププロテクタによって覆われている。 In general, a cylinder cap is disposed at the upper end of the impact cylinder of these pneumatic tools, and the cylinder cap is covered with a cylinder cap protector made of synthetic resin.
ところで、シリンダキャッププロテクタはシリンダキャップから脱落しないように取り付ける必要がある。従来は、特許文献1に示されるように、シリンダキャッププロテクタの両側に開口部を形成するとともに、この開口部に嵌合可能なゴム製の係合部材をシリンダキャップの両側の外面に接着固定する。そして、シリンダキャッププロテクタでシリンダキャップを覆ったときに、シリンダキャッププロテクタの開口部を上記係合部材に係合させて取り付けていた。
しかしながら、上述の取付方式では、係合部材をシリンダキャップに固定するために脱脂、接着剤の塗布、接着、乾燥等の作業工程が必要となり、組み付けに時間を要したり、コストアップの要因となっていた。 However, in the above-described mounting method, work steps such as degreasing, application of adhesive, adhesion, and drying are required to fix the engaging member to the cylinder cap, which requires time for assembly and increases costs. It was.
本発明は上記問題点を解消し、組み付け時間を短縮してコストを削減することができ空気圧工具を提供することをその課題とする。 An object of the present invention is to provide a pneumatic tool capable of solving the above-described problems, reducing the assembly time, and reducing the cost.
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、工具本体の打撃シリンダの上部に設けられたシリンダキャップをシリンダキャッププロテクタにより覆った空気圧工具において、上記工具本体のシリンダキャップを含む金属製の外殻部材の両側に取付孔を形成し、該取付孔に合成樹脂製の固定ブロックの裏側に設けた係止片を弾性的に係止固定し、上記固定ブロックをシリンダキャッププロテクタに形成した開口部に嵌合して固定し、上記外殻部材はシリンダキャップとその下部に設けられた排気カバーとによって構成され、上記取付孔はシリンダキャップ又は排気カバーとに形成されたことを特徴とする。 In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 is a pneumatic tool in which a cylinder cap provided on an upper part of a hitting cylinder of a tool body is covered with a cylinder cap protector. An opening in which mounting holes are formed on both sides of the outer shell member, a locking piece provided on the back side of the synthetic resin fixing block is elastically locked and fixed in the mounting hole, and the fixing block is formed in the cylinder cap protector The outer shell member is constituted by a cylinder cap and an exhaust cover provided under the cylinder cap, and the mounting hole is formed in the cylinder cap or the exhaust cover .
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記取付孔はシリンダキャップと排気カバーとの接合部に形成されたことを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect , the mounting hole is formed at a joint portion between the cylinder cap and the exhaust cover.
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、上記固定ブロックの下縁部は、その肉厚方向に対してオーバーハングするように形成されていることを特徴とする。
The invention according to claim 3 is characterized in that, in
請求項1に係る発明によれば、工具本体のシリンダキャップを含む金属製の外殻部材の両側に取付孔を形成し、該取付孔に合成樹脂製の固定ブロックの裏側に設けた係止片を弾性的に係止固定し、上記固定ブロックをシリンダキャッププロテクタに形成した開口部に嵌合して固定した構成であるから、シリンダキャッププロテクタの取り付けるための固定ブロックは、外殻部材に係止させて固定するだけでよく、またシリンダキャッププロテクタはゴム性の弾性を有する部材なので、その開口部に固定ブロックを嵌合させる作業も非常に簡単である。したがって、シリンダキャッププロテクタの組み付け時間を大幅に短縮し、コストを削減することができる。 According to the first aspect of the present invention, the mounting holes are formed on both sides of the metal outer shell member including the cylinder cap of the tool body, and the locking pieces are provided on the back side of the synthetic resin fixed block in the mounting holes. Since the above fixing block is fitted and fixed to the opening formed in the cylinder cap protector, the fixing block for attaching the cylinder cap protector is locked to the outer shell member. Since the cylinder cap protector is a rubber-like elastic member, the operation of fitting the fixing block into the opening is very simple. Therefore, the assembly time of the cylinder cap protector can be greatly shortened and the cost can be reduced.
また、外殻部材はシリンダキャップとその下部に設けられた排気カバーとによって構成され、上記取付孔はシリンダキャップ又は排気カバーとに形成されているから、シリンダキャッププロテクタを取り付けるために特別の部材を設ける必要がない。 Further , since the outer shell member is constituted by a cylinder cap and an exhaust cover provided in the lower part thereof, and the mounting hole is formed in the cylinder cap or the exhaust cover, a special member is not provided for attaching the cylinder cap protector. There is no need to provide it.
請求項2に係る発明によれば、取付孔はシリンダキャップと排気カバーとの接合部に形成されているので、取付孔はシリンダキャップと排気カバーとに半分ずつ形成すればよい。 According to the second aspect of the invention, since the mounting hole is formed in the joint portion between the cylinder cap and the exhaust cover, the mounting hole may be formed in half each in the cylinder cap and the exhaust cover.
請求項3に係る発明によれば、固定ブロックの下縁部は、その肉厚方向に対してオーバーハングするように形成されているので、シリンダキャッププロテクタが抜けにくく、確実に外殻部材に保持される。 According to the invention of claim 3 , since the lower edge of the fixed block is formed to overhang in the thickness direction, the cylinder cap protector is difficult to come off and is securely held by the outer shell member. Is done.
以下、図面に基づいて本発明に係る空気圧工具の実施の形態をステープル打ち用釘打機によって説明する。なお、本発明はステープル用釘打機に限定されない。一般の釘打機、ネジ打ち機等の空気圧工具にも適用することができる。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a pneumatic tool according to the present invention will be described with reference to the drawings by a staple nailing machine. The present invention is not limited to a staple nailing machine. The present invention can also be applied to pneumatic tools such as general nailing machines and screw driving machines.
上記ステープル打ち機は、図1および図2に示されるように、工具本体1に設けたトリガ2を引き操作することによりトリガバルブ3が作動し、これに連動してメインバルブ4が上動してメインエアチャンバ5を打撃シリンダ6に対して開き作動させ、メインエアチャンバ5内の圧縮エアが打撃シリンダ6の上部に供給され、この空気圧により打撃ピストン7が駆動されて、打撃ピストン7と一体に結合したドライバ8を下方に打撃作動し、これによってマガジン9からノーズ部10内に供給されたステープル(図示せず)を対象物に打ち込むように構成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the staple driving machine operates the trigger valve 3 by pulling the
図3に詳しく示されるように、工具本体1の上部には打撃シリンダ6と打撃シリンダ6の上部に配置されるシリンダキャップ11と、メインバルブ4と、打撃ピストン7を上死点に停止させるピストンストップ12等が設けられているとともに、打撃シリンダ6の外周と工具本体1の内周との間には、高圧のエアが貯留されたメインエアチャンバ5が設けられ、工具本体1を構成する金属ボディ13とその上部のメインバルブ4の外周とシリンダキャップ11と排気カバー14との間には、打ち込み後に打撃シリンダ6内の圧縮エアを排出させる排気チャンバ15が形成されている。排気カバー14には排気孔16が形成されている。
As shown in detail in FIG. 3, the upper part of the tool body 1 has a
次に、排気カバー14とシリンダキャップ11は外殻部材を構成し、ともに金属製で工具本体1を構成するボディ13にボルト等で固定されている。
Next, the
次に、シリンダキャップ11の外側はシリンダキャッププロテクタ17によって覆われている。シリンダキャッププロテクタ17はゴム性の弾性を有する部材からなるもので、不用意にステープル打ち機を落としたときなどシリンダキャップ11を保護するためのものである。シリンダキャップ11は排気カバー14に固定されている。
Next, the outside of the
すなわち、図4に示されるように、排気カバー14の両側の排気孔16の上部には取付孔18が開口形成され、取付孔18には固定ブロック20が係止固定されている。固定ブロック20は合成樹脂製で、背面には係止片21が形成されている。係止片21は二股になっており、先端には係止顎22が形成されたスナップフィット形状になっている。固定ブロック20の下縁部20aは、肉厚方向に対してオーバーハングするように傾いている。
That is, as shown in FIG. 4, an
固定ブロック20は取付孔18に弾性的に係止することによって固定されている。固定ブロック20を排気カバー14側に押し付けると、係止片21の先端には係止顎22があるため、取付孔18に入り込む際に窄まり、係止顎22が取付孔18を越えると、係止片21は弾性によって広がり、抜けないようになる。このようにして固定ブロック20は取付孔18に弾性的に係止固定されている。
The
これに対し、シリンダキャッププロテクタ17には上記固定ブロック20に対応する位置に開口部23が形成されている。開口部23は固定ブロック20に嵌合する大きさに形成されている。
On the other hand, the
シリンダキャッププロテクタ17を組み付けるときは、シリンダキャップ11の上部から被せ、少しずつ引き降ろしていけばよい。固定ブロック20の位置まで降ろしたら、シリンダキャッププロテクタ17を少し伸ばして開口部23が固定ブロック20を越えるまで引き降ろす。開口部23が固定ブロック20を越えると、固定ブロック20が開口部23内に飛び込んで嵌合するので、これによりシリンダキャッププロテクタ17の組み付けは完了する。
When assembling the
上記構成によれば、工具本体1のシリンダキャップ11を含む金属製の外殻部材の両側に取付孔18を形成し、該取付孔18に合成樹脂製の固定ブロック20の裏側に設けたスナップフィット形状の係止片21を弾性的に係止固定し、上記固定ブロック20をシリンダキャッププロテクタ17に形成した開口部23に嵌合して固定した構成であるから、シリンダキャッププロテクタ17を取り付けるための固定ブロック20は、排気カバー14に簡単に係止させて固定するだけでよく、またシリンダキャッププロテクタ17はゴム性の弾性を有する部材なので、その開口部23に固定ブロック20を嵌合させる作業も非常に簡単である。したがって、シリンダキャッププロテクタ17の組み付けのために、従来のように脱脂、接着、乾燥などの作業が不要であり、したがって、シリンダキャッププロテクタ17の組み付け時間を大幅に短縮することができ、コストを削減することができる。
According to the above configuration, the
なお、固定ブロック20の下縁部20aは、肉厚方向に対してオーバーハングするように形成されているから、シリンダキャッププロテクタ17が抜け出す方向に移動すると、固定ブロック20の下縁はシリンダキャッププロテクタ17の開口縁を内側(外れる方向と反対側)に引き込まれるように作用するので、シリンダキャッププロテクタ17は外れることなく、シリンダキャップ11上に安定に保持される。
Since the
さらに、外殻部材はシリンダキャップ11とその下部に設けられた排気カバー14とによって構成されるときは、上記取付孔18はシリンダキャップ11又は排気カバー14に形成されているから、シリンダキャッププロテクタ17を取り付けるために特別の部材を設ける必要がない。
Further, when the outer shell member is constituted by the
ところで、上記シリンダキャッププロテクタ17の組み付けの対象は排気カバー14に限定されない。たとえば、シリンダキャップ11であってもよい。すなわち、図5に示されるように、シリンダキャップ11に取付孔18を形成し、この取付孔18に固定ブロック20をスナップフィットにより係止固定し、さらにシリンダキャッププロテクタ17でシリンダキャップ11の外面全体を覆うようにして前述と同様にしてシリンダキャッププロテクタ17の開口部23を固定ブロック20に嵌合させればよい。
By the way, the assembly target of the
さらには、図示しないが、取付孔をシリンダキャップと排気カバーとの接合部、つまり合わせ目にそれぞれ半分ずつ形成し、ここに固定ブロックを係止固定するようにしてもよい。さらに、取付孔はシリンダキャップと排気カバーとの接合部に形成されているので、取付孔はシリンダキャップと排気カバーとに半分ずつ形成すればよい。 Furthermore, although not shown in the drawings, the mounting holes may be formed in half at the joints between the cylinder cap and the exhaust cover, that is, at the joints, and the fixing blocks may be locked and fixed thereto. Furthermore, since the mounting hole is formed at the joint between the cylinder cap and the exhaust cover, the mounting hole may be formed in half each in the cylinder cap and the exhaust cover.
要するに、取付孔は、工具本体のシリンダキャップを含む金属製の外殻部材の一方又は両側に形成すればよい。 In short, the attachment holes may be formed on one or both sides of the metal outer shell member including the cylinder cap of the tool body.
なお、固定ブロックと開口部とは長方形状に限定されない。例えば円形、楕円形等であってもよい。 The fixed block and the opening are not limited to a rectangular shape. For example, it may be circular or elliptical.
1 工具本体
11 シリンダキャップ
14 排気カバー
17 シリンダキャッププロテクタ
18 取付孔
20 固定ブロック
23 開口部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Tool
Claims (3)
上記工具本体のシリンダキャップを含む金属製の外殻部材の両側に取付孔を形成し、該取付孔に合成樹脂製の固定ブロックの裏側に設けた係止片を弾性的に係止固定し、上記固定ブロックをシリンダキャッププロテクタに形成した開口部に嵌合して固定し、
上記外殻部材はシリンダキャップとその下部に設けられた排気カバーとによって構成され、上記取付孔はシリンダキャップ又は排気カバーとに形成されたことを特徴とする空気圧工具。 In a pneumatic tool in which the cylinder cap provided on the upper part of the impact cylinder of the tool body is covered with a cylinder cap protector,
A mounting hole is formed on both sides of the metal outer shell member including the cylinder cap of the tool body, and a locking piece provided on the back side of the synthetic resin fixing block is elastically locked and fixed to the mounting hole. The fixed block is fitted and fixed to the opening formed in the cylinder cap protector ,
The pneumatic tool according to claim 1, wherein the outer shell member is constituted by a cylinder cap and an exhaust cover provided at a lower portion thereof, and the attachment hole is formed in the cylinder cap or the exhaust cover .
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