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JP5125589B2 - 空調ユニットおよび空気調和装置の通風機構 - Google Patents

空調ユニットおよび空気調和装置の通風機構 Download PDF

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JP5125589B2
JP5125589B2 JP2008038026A JP2008038026A JP5125589B2 JP 5125589 B2 JP5125589 B2 JP 5125589B2 JP 2008038026 A JP2008038026 A JP 2008038026A JP 2008038026 A JP2008038026 A JP 2008038026A JP 5125589 B2 JP5125589 B2 JP 5125589B2
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Description

本発明は、空調ユニットおよび空気調和装置の通風機構に関する。
空気調和装置の通風路では、結露が生じることがある。例えば、特許文献1に示すような空調ユニットの熱交換器の近傍には、熱交換器からの冷熱によって結露が生じ得る。
特開2006−125828号公報
そして、結露水については、室内への滴下を抑制すべく、結露水を排水機構まで正しく導く必要がある。
本発明の課題は、結露水を排水機構まで正しく導くことにより、結露水の室内への滴下を抑制することができる空調ユニットおよび空気調和装置の通風機構を提供することにある。
第1発明に係る空調ユニットは、ケーシングと、通風路規定部材と、排水機構とを備える。通風路規定部材は、ケーシング内に通風路を規定する部材である。排水機構は、ケーシング外に結露水を導く機構である。通風路規定部材の通風路に対向する通風路側側面には、結露水を排水機構へと導く溝が形成されている。
熱交換器をさらに備える。熱交換器は、ケーシング内に配置される。通風路規定部材は、熱交換器の近傍に配置され、上流側空間と下流側空間とを仕切る仕切部材である。上流側空間は、熱交換器よりもケーシング内の気流方向に上流側の空間であり、下流側空間は、熱交換器よりもケーシング内の気流方向に下流側の空間である。排水機構は、熱交換器および通風路規定部材の下方に配置されるドレンパンである。
この空調ユニットでは、通風路規定部材の通風路側側面に付着した結露水が、当該側面に形成されている溝に捉えられ、当該溝に沿って排水機構まで正しく導かれる。これにより、結露水の室内への滴下を抑制することができる。
この空調ユニットでは、熱交換器の近傍の仕切部材の、下流側空間に対向する側面に付着した結露水が、当該側面に形成されている溝に捉えられ、当該溝に沿ってドレンパンまで正しく導かれる。これにより、結露水の室内への滴下を抑制することができる。
発明に係る空調ユニットは、ケーシングと、通風路規定部材と、排水機構とを備える。通風路規定部材は、ケーシング内に通風路を規定する部材である。排水機構は、ケーシング外に結露水を導く機構である。通風路規定部材の通風路に対向する通風路側側面には、結露水を排水機構へと導く溝が形成されている。
溝は、略上下方向に延びる第1溝と、第1溝と交わる第2溝とを含む。
この空調ユニットでは、通風路規定部材の通風路側側面に形成されている溝が分岐している。
この空調ユニットでは、通風路規定部材の通風路側側面に付着した結露水が、当該側面に形成されている溝に捉えられ、当該溝に沿って排水機構まで正しく導かれる。これにより、結露水の室内への滴下を抑制することができる。
これにより、結露水が溝に捉えられ易くなっている。
発明に係る空調ユニットは、ケーシングと、通風路規定部材と、排水機構とを備える。通風路規定部材は、ケーシング内に通風路を規定する部材である。排水機構は、ケーシング外に結露水を導く機構である。通風路規定部材の通風路に対向する通風路側側面には、結露水を排水機構へと導く溝が形成されている。
溝は、その入り口付近の導入部と、その底付近の保水部とを有している。保水部の幅は、導入部の幅よりも狭い。
この空調ユニットでは、通風路規定部材の通風路側側面に付着した結露水が、当該側面に形成されている溝に捉えられ、当該溝に沿って排水機構まで正しく導かれる。これにより、結露水の室内への滴下を抑制することができる。
この空調ユニットでは、溝の底付近の幅が入り口付近の幅よりも狭く、その結果、毛細管現象により、底付近に結露水が保持される。これにより、溝に入り込んだ結露水がケーシング内の気流に乗って溝の外へ飛ばされにくくなり、溝に沿って排水機構まで導かれ易くなる。
発明に係る空調ユニットは、ケーシングと、通風路規定部材と、排水機構とを備える。通風路規定部材は、ケーシング内に通風路を規定する部材である。排水機構は、ケーシング外に結露水を導く機構である。通風路規定部材の通風路に対向する通風路側側面には、結露水を排水機構へと導く溝が形成されている。
溝の第1側壁は、溝の第2側壁よりもケーシング内の気流方向に上流側にある。第2側壁は、通風路側側面に対し、第1側壁よりも傾いている。
この空調ユニットでは、通風路規定部材の通風路側側面に付着した結露水が、当該側面に形成されている溝に捉えられ、当該溝に沿って排水機構まで正しく導かれる。これにより、結露水の室内への滴下を抑制することができる。
この空調ユニットでは、溝の双壁のうち、気流方向に下流側の側壁(第2側壁)の方が上流側の側壁(第1側壁)よりも切り立っている。これにより、結露水が溝に入り込み易く、溝から出にくくなっている。
第5発明に係る空調ユニットは、第発明に係る空調ユニットであって、第2溝は、第1溝よりもケーシング内の気流方向に下流側にあり、第1溝に向かって下方に傾いている。
この空調ユニットでは、気流の下流側にある第2溝が、気流の上流側にある第1溝に向かって下方に傾いている。したがって、第2溝で捉えられた結露水は、吹出口へと向かう気流に逆らって重力により第1溝まで運ばれ、排水機構まで導かれる。これにより、結露水の吹出口を介しての室内への滴下がさらに抑制される。
第6発明に係る空調ユニットは、第5発明に係る空調ユニットであって、第2溝は、通風路側側面の上端付近であり、かつ、ケーシング内の気流方向に下流側の端部付近に形成されている。
このような位置の第2溝付近に付着した結露水は、その他の位置に付着した結露水よりも、第2溝が存在しない場合には、気流に乗って吹出口に達し易い。第6発明に係る空調ユニットでは、第2溝の存在により、結露水が排水機構までより確実に導かれる。
発明に係る空調ユニットは、第発明に係る空調ユニットであって、溝の第1側壁は、第1側壁に対向する溝の第2側壁に対し、溝の底付近よりも溝の入り口付近においてより傾いている。
この空調ユニットでは、溝の第1側壁が底に近づくほど切り立つようになっており(すなわち、入り口に近づくほど緩やかになっており)、より毛細管現象が生じ易くなっている。これにより、溝に入り込んだ結露水がケーシング内の気流に乗って溝の外へより飛ばされにくくなり、溝に沿って排水機構までより導かれ易くなる。
発明に係る空調ユニットは、第発明に係る空調ユニットであって、熱交換器は、鉛直方向に対して傾いて配置される。通風路規定部材は、熱交換器の下方に配置される。
この空調ユニットでは、熱交換器の下方に位置する仕切部材に付着した結露水が、ドレンパンまで正しく導かれる。
発明に係る空調ユニットは、第発明に係る空調ユニットであって、通風路規定部材は、略三角形状である。
この空調ユニットでは、熱交換器の下方に位置する略三角形状の仕切部材に付着した結露水が、ドレンパンまで正しく導かれる。
10発明に係る空調ユニットは、第1発明から第9発明のいずれかに係る空調ユニットであって、溝は、通風路側側面の、ケーシング内の気流が比較的低速である場所に対向する位置に形成されている。なお、「比較的」とは、ケーシング内の通風路全体を基準として「比較的」という意味である。
通風路側側面に接する気流が速くなると、当該側面の溝に入り込んだ結露水が溝から飛び出す虞があり、溝に沿って結露水を排水機構まで導くことが困難になり得る。第10発明に係る空調ユニットでは、通風路において空気が比較的緩やかに流れる場所に対面する位置に溝が形成されているため、結露水が排水機構までより確実に導かれる。
第1発明に係る空調ユニットでは、通風路規定部材の通風路側側面に付着した結露水が、当該側面に形成されている溝に捉えられ、当該溝に沿って排水機構まで正しく導かれる。これにより、結露水の室内への滴下を抑制することができる。
熱交換器の近傍の仕切部材の、下流側空間に対向する側面に付着した結露水が、当該側面に形成されている溝に捉えられ、当該溝に沿ってドレンパンまで正しく導かれる。これにより、結露水の室内への滴下を抑制することができる。
発明に係る空調ユニットでは、結露水が溝に捉えられ易くなっている。
発明に係る空調ユニットでは、溝に入り込んだ結露水がケーシング内の気流に乗って溝の外へ飛ばされにくくなり、溝に沿って排水機構まで導かれ易くなる。
発明に係る空調ユニットでは、結露水が溝に入り込み易く、溝から出にくくなっている。
第5発明に係る空調ユニットでは、結露水の吹出口を介しての室内への滴下がさらに抑制される。
第6発明に係る空調ユニットでは、結露水が排水機構までより確実に導かれる。
発明に係る空調ユニットでは、溝に入り込んだ結露水がケーシング内の気流に乗って溝の外へより飛ばされにくくなり、溝に沿って排水機構までより導かれ易くなる。
発明に係る空調ユニットでは、熱交換器の下方に位置する仕切部材に付着した結露水が、ドレンパンまで正しく導かれる。
発明に係る空調ユニットでは、熱交換器の下方に位置する略三角形状の仕切部材に付着した結露水が、ドレンパンまで正しく導かれる。
10発明に係る空調ユニットでは、通風路において空気が比較的緩やかに流れる場所に対面する位置に溝が形成されているため、結露水が排水機構までより確実に導かれる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る空調設備に含まれる室内ユニット(空調ユニット)2について説明する。
(1)室内ユニットの基本構造
図1は、室内ユニット2の側面図(スクロールケーシング22bの断面を図示)であり、図2は、室内ユニット2の平面断面図である。
室内ユニット2は、空調対象空間となる室内の天井に吊り下げられて設置され、室外に設置される室外ユニット(図示せず)に冷媒連絡配管(図示せず)を介して接続されている。
室内ユニット2は、主として、ユニットケーシング10と、ユニットケーシング10内に収納される遠心送風機20、熱交換器30、ドレンパン40および仕切部材50(図3参照)とを有する。
<ユニットケーシング>
ユニットケーシング10は、略直方体形状の箱であり、主として、天面板11、正面板12、右側面板13、左側面板14、底面板15および背面板16から構成されている。なお、本実施形態の説明において、「左」とは、右側面板13から左側面板14に向かう方向を言い、「右」とはその逆の方向を言う。天面板11、正面板12、右側面板13、左側面板14、底面板15および背面板16は、板金加工された金属製の板状部材である。
底面板15の背面板16寄りの部分には開口が形成されており(背面板16から開口が形成されている場合を含む)、当該開口は、室内の空気をユニットケーシング10内に吸入するためのユニット吸入口2aとなっている。また、正面板12には、左右方向に略平行に延びる複数のスリットが形成されており、当該複数のスリットは、熱交換器30で冷却又は加熱された空気をユニットケーシング10内から室内に吹き出すためのユニット吹出口2bとなっている。ユニット吸入口2aおよびユニット吹出口2bとなる開口は、ユニットケーシング10の左右方向の幅と略同じだけ延びている。天面板11は、室内ユニット2が室内の天井に吊り下げられた状態で室内の天井面と対向する。
また、ユニットケーシング10内には、仕切部材17が設けられている。仕切部材17は、ユニットケーシング10の正面板12及び背面板16に略平行(すなわち、ユニットケーシング10の左右側面板13,14に略直交)する板金加工された金属製の板状部材であり、ユニットケーシング10の内部空間を正面側の空間(以下、熱交換器室と呼ぶ)と背面側の空間(以下、送風機室と呼ぶ)とに略2等分に仕切る部材である。なお、ユニット吸入口2aは、底面板15の、仕切部材17よりも背面側の位置に形成されており、送風機室と室内空間とを連通させるための孔となる。
仕切部材17には、送風機室と熱交換器室とを連通させる2つの連通開口17a,17bが形成されている。2つの連通開口17a,17bは、互いに同じ横長の長方形状の角孔であり、左右方向に略平行に並んでいる。また、2つの連通開口17a,17bは、それぞれ後述する2つのスクロールケーシング22a,22bのスクロール吹出口25a,25bに対応する。
<遠心送風機>
遠心送風機20は、概ね送風機室内に配置されており、ユニットケーシング10内に気流を発生させる機器、すなわち、室内の空気をユニット吸入口2aを通じてユニットケーシング10内に吸入し、ユニットケーシング10内で冷却又は加熱された空気をユニット吹出口2bを通じて室内に吹き出すための機器である。遠心送風機20は、主として、2つの羽根車21a,21bと、2つの羽根車21a,21bのそれぞれを収容する2つのスクロールケーシング22a,22bと、2つの羽根車21a,21bを回転駆動するモータ23とを有している。
羽根車21a,21bは、両吸込タイプのシロッコファンロータであり、その回転軸Oが左右方向に略平行になるように並んで配置されている。
スクロールケーシング22a,22bは、樹脂製の部材である。スクロールケーシング22a,22bには、それぞれ2つずつのスクロール吸入口24a,24bと、1つずつのスクロール吹出口25a,25bとが形成されている。スクロール吸入口24a,24bは、それぞれスクロールケーシング22a,22bの左右の側面に取り付けられたベルマウスによって囲まれ、左右方向(すなわち、羽根車21a,21bの回転軸O方向)に向かって開口している。スクロール吹出口25a,25bは、それぞれスクロール出口部27a,27bによって規定されている。スクロール出口部27a,27bは、それぞれスクロールケーシング22a,22bの仕切部材17寄りの部分であり、その先端部が仕切部材17に形成された連通開口17a,17bに挿入され、熱交換器室内に突出している。スクロール出口部27a,27bは、ユニットケーシング10の平面視において、仕切部材17に略直交している。
なお、羽根車及びスクロールケーシングは、本実施形態においては2つずつあるが、他の実施形態においては1つ又は3つ以上ずつあってもよい。また、羽根車及びスクロールケーシングは、本実施形態においては両吸込タイプであるが、他の実施形態においては片吸込タイプであってもよい。
モータ23は、ユニットケーシング10の平面視において、スクロールケーシング22a,22bの間に配置されており、支持部材を介して仕切部材17およびユニットケーシング10に固定されている。2つの羽根車21a,21bは、全て1つのモータ23に連結されており、一括して回転駆動されるようになっている。
遠心送風機20が作動する、すなわち、モータ23の駆動によって羽根車21a,21bが回転すると、ユニット吸入口2aを通じて室内から送風機室内に空気が吸入される。送風機室内に吸入された空気は、スクロール吸入口24a,24bを通じてスクロールケーシング22a,22b内に吸入され、羽根車21a,21bに達する。その後、羽根車21a,21bで昇圧された空気は、仕切部材17の連通開口17a,17bを通じて熱交換器室内に吹き出される。
<熱交換器>
熱交換器30は、熱交換器室内に配置されており、遠心送風機20の作動に伴って熱交換器室内に流入する空気を冷却又は加熱するための機器である。熱交換器30は、左右方向に略平行に延びており、その右端は、ユニットケーシングの右側面板13との間に少しの間隔を空けており、その左端は、ユニットケーシングの左側面板14との間に少しの間隔を空けている。熱交換器30は、側面視において、底面板15に対して略45°の角度を為して(すなわち、鉛直方向に略45°の角度を為して)、正面板12側に傾斜している。
熱交換器30は、クロスフィンチューブタイプの熱交換器であり、主として、左右方向に延びる複数段の伝熱管30aと、伝熱管30aに略直交する板状の複数枚の放熱フィン30bと、伝熱管30aに略直交する板状の右側管板31および左側管板32とから構成されている(図3、図4および図5参照)。放熱フィン30bは、複数段の伝熱管30aに貫通されている。同様に、管板31,32も、複数段の伝熱管30aに貫通されている。管板31,32に形成されている複数の円孔に伝熱管30aが挿入されることにより、右側管板31は、複数段の伝熱管30aをその右端部付近で固定する役割を担っており、左側管板32は、複数段の伝熱管30aをその左端部付近で固定する役割を担っている。
右側管板31は、主として、細長い略矩形形状の底面部31aと、細長い略矩形形状の正面側側壁部31bと、細長い略矩形形状の背面側側壁部31cとから構成されており、縦長の略矩形形状の板金の、その縦方向に延びる両端辺付近の部位(正面側側壁部31bおよび背面側側壁部31cとなる部位)を同じ方向に略90°折り曲げることにより成形される(図5参照)。したがって、正面側側壁部31bおよび背面側側壁部31cは、それぞれ底面部31aの正面側の端辺および背面側の端辺に連続し、底面部31aに略直交し、互いに対面している。
右側管板31の正面側側壁部31bの上部付近には、熱交換器30をユニットケーシング10の天面板11に固定するための固定部材61が取り付けられている(図6参照)。固定部材61は、金属製の細長い板金を2箇所折り曲げることにより成形される部材であり、天面板11に当接する上部61a、上下方向に略平行に延びる中部61bおよび右側管板31の正面側側壁部31bの上部付近に当接する下部61cを有する。上部61aは、天面板11にスポット溶接される。中部61bは、上部61aに略直交する。下部61cは、中部61bに対して略45°の角度を為し、右側管板31の正面側側壁部31bの上部付近にビス止めされる。これにより、熱交換器30の荷重の一部が、金属製の強固な固定部材61を介して天面板11に支持されることになる。一方、固定部材61が金属製であることにより、冷房運転時に熱交換器30で発生する冷熱が固定部材61を介して天面板11に多少伝わることになるが、当該冷熱の影響により天面板11上で結露した水はそのまま落下し、ドレンパン40に受け取られることになる。
また、右側管板31の背面側側壁部31cの下部付近には、熱交換器30を仕切部材17に固定するための固定部材62が取り付けられている(図6参照)。固定部材62は、金属製の細長い板金を2箇所折り曲げることにより成形される部材であり、仕切部材17に当接する上部62a、上下方向に対して斜めに延びる中部62bおよび右側管板31の背面側側壁部31cの下部付近に当接する下部62cを有する。上部62aは、仕切部材17にスポット溶接される。下部62cは、右側管板31の背面側側壁部31cの下部付近にビス止めされる。これにより、熱交換器30の荷重の一部が、金属製の強固な固定部材62を介して仕切部材17に支持されることになる。
同様に、左側管板32は、主として、細長い略矩形形状の底面部32aと、細長い略矩形形状の正面側側壁部32bと、細長い略矩形形状の背面側側壁部32cとから構成されており、縦長の略矩形形状の板金の、その縦方向に延びる両端辺付近の部位(正面側側壁部32bおよび背面側側壁部32cとなる部位)を同じ方向に略90°折り曲げることにより成形される(図5参照)。したがって、正面側側壁部32bおよび背面側側壁部32cは、それぞれ底面部32aの正面側の端辺および背面側の端辺に連続し、底面部32aに略直交し、互いに対面している。
左側管板32の正面側側壁部32bには、熱交換器30をユニットケーシング10の左側面板14に固定するための支持板33が取り付けられている。支持板33は、主として、略矩形形状の底面部33aと、細長い略矩形形状の左側側壁部33bとから構成されており、略矩形形状の板金の、その1の端辺付近の部位(左側側壁部33bとなる部位)を略90°折り曲げることにより成形される(図5参照)。したがって、左側側壁部33bは、底面部33aの左側の端辺に連続し、底面部33aに略直交し、略L字形の断面形状を有する。
支持板33の底面部33aの右側の端辺付近の部位は、左側管板32の正面側側壁部32bに当接する。そして、当該当接面に直交しつつ、底面部33aおよび正面側側壁部32bの両方を貫通するような態様で、複数のビス35が上下方向に適当な間隔で打ち込まれている。また、支持板33の左側側壁部33bは、ユニットケーシング10の左側面板14に当接する。そして、当該当接面に直交しつつ、左側側壁部33bおよび左側面板14の両方を貫通するような態様で、複数のビスが上下方向に適当な間隔で打ち込まれている。このように、熱交換器30の左側管板32が支持板33を介してユニットケーシング10の左側面板14に固定されることにより、傾斜している熱交換器30の荷重の一部がユニットケーシング10の左側面板14によって支持されるようになる。
ところで、上述したように、遠心送風機20が作動すると、ユニットケーシング10内に気流が発生し、仕切部材17の連通開口17a,17bを通じて熱交換器室内に空気が流入する。熱交換器室内に流入した空気は、熱交換器30を背面側から正面側へと通り抜けながら伝熱管30a内を流れる冷媒との間で熱交換を行う。その後、冷却又は加熱された空気は、気流に乗って、ユニットケーシング10の正面板12のユニット吹出口2bを通じて熱交換器室内から室内へと流出する。
<ドレンパン>
ユニットケーシング10の底面板15の上方であって、傾斜している熱交換器30の下方には、ドレンパン40が配置されている。ドレンパン40は、熱交換器30および後述する仕切部材50で発生した結露水を受け取り、所定の排水路(図示されない)に導くための受け皿である。
ドレンパン40は、発泡スチロール製であり、そのため、冷房運転時に熱交換器30からの冷熱がドレンパン40を介して周囲に(特に、底面板15に)伝わりにくくなっている。
ドレンパン40の右寄りの部分には、正面側から背面側に向かう方向に延びる溝41が形成されている(図7参照)。溝41は、平面視において、熱交換器30の右側管板31の正面側側壁部31bと概ね重なる位置に延びている。溝41は、後述する仕切部材50を固定する役割を果たす。
<仕切部材>
傾斜している熱交換器30の下方であって、ドレンパン40に形成されている溝41の上方には、仕切部材50が配置されている(図7参照)。なお、熱交換器30は、固定部材61,62および支持板33によりユニットケーシング10および仕切部材17に強固に固定され、その荷重が支持されるようになっているため、仕切部材50には、熱交換器30の荷重が加わらないようになっている。
仕切部材50は、上流側空間S1と下流側空間S2とを仕切るための部材であり、ユニットケーシング10内に生じる気流の通風路を規定する。上流側空間S1とは、ユニットケーシング10内に発生する気流に沿って熱交換器30よりも上流側の空間であり、下流側空間S2とは、ユニットケーシング10内に発生する気流に沿って熱交換器30よりも下流側の空間である。このように上流側空間S1と下流側空間S2とが仕切られることにより、熱交換器30で冷却又は加熱される前の空気がユニット吹出口2bに至ることが抑制され、原則として熱交換器30で冷却又は加熱された後の空気のみがユニット吹出口2bに至るようになる。
仕切部材50は、発泡スチロール製である。その結果、冷房運転時に熱交換器30からの冷熱が仕切部材50を介して周囲に(特に、正面板12に)伝わりにくくなっている。
仕切部材50は、傾斜している熱交換器30に接しつつその下側に収まるよう、左側面視および右側面視において略三角形の形状を有している。より具体的には、仕切部材50は、熱交換器30側の斜面部51、ドレンパン40側の下部52および正面板12側の正面部53を有している(図6参照)。
a)熱交換器側の斜面部
仕切部材50の熱交換器30側の斜面部51は、熱交換器30の右側管板31の正面側側壁部31bの下部付近に取り付けられている固定部材63によって固定されている(図6参照)。固定部材63は、主として、細長い略矩形形状の底面部63aと、細長い略矩形形状の右側側壁部63bと、細長い略矩形形状の左側側壁部63cとから構成され、縦長の略矩形形状の板金の、その縦方向に延びる両端辺付近の部位(右側側壁部63bおよび左側側壁部63cとなる部位)を同じ方向に略90°折り曲げることにより成形される(図5参照)。底面部63aは、右側管板31の正面側側壁部31bに当接し、正面側側壁部31bに略平行に延びている。
底面部63aの左右方向の幅は、斜面部51の左右方向の幅と略同じになっており、斜面部51は、固定部材63に嵌め込まれる。言い換えると、固定部材63は、仕切部材50の斜面部51の一部分を挟み込むための部材となっている。その結果、仕切部材50は、固定部材63の右側側壁部63bによって左方向に押圧され、固定部材63の左側側壁部63cによって右方向に押圧されて左右方向に固定される。
仕切部材50の斜面部51は、熱交換器30の右側管板31の正面側側壁部31bに沿っており、固定部材61,63の下方に配置される。
b)ドレンパン側の下部
仕切部材50のドレンパン40側の下部52の左右方向の幅は、ドレンパン40に形成されている溝41の左右方向の幅と略同じになっている(図7参照)。また、下部52は、正面側から背面側に向かう方向に溝41と略同じ長さを有しており、下部52は、溝41に嵌め込まれる。その結果、仕切部材50は、溝41の側壁によって押圧されて左右方向に固定される。
c)正面板側の正面部
仕切部材50の正面板12側の正面部53は、凹凸形状を有している。より具体的には、正面部53は、山部A1〜A3および谷部B1〜B3を有している(図8参照)。山部A1〜A3は、それぞれ谷部B1〜B3の左側に形成されている。
一方、ユニットケーシング10の正面板12の、山部A1〜A3および谷部B1〜B3と対向する位置には、山部A1〜A3および谷部B1〜B3と嵌り合う嵌合部材70,71が取り付けられている。嵌合部材70,71は、本実施形態においては発泡スチロール製であるが、他の実施形態では、他の材質の部材であってもよい。
上方の嵌合部材70は、山部A1および谷部B1に嵌合する谷部C1および山部D1を有している(図9参照)。なお、谷部C1は、山部D1の左側に形成されている。仕切部材50の山部A1は、嵌合部材70の谷部C1に接触し、仕切部材50の谷部B1は、嵌合部材70の山部D1に接触する。
同様に、下方の嵌合部材71は、山部A2,A3および谷部B2,B3に嵌合する谷部C2,C3および山部D2,D3を有している(図9参照)。なお、谷部C2,C3は、それぞれ山部D2,D3の左側に形成されている。仕切部材50の山部A2,A3は、それぞれ嵌合部材71の谷部C2,C3に接触し、仕切部材50の谷部B2,B3は、それぞれ嵌合部材71の山部D2,D3に接触する。
このように、仕切部材50の左右方向に並ぶ山部A1〜A3および谷部B1〜B3と、嵌合部材70,71の左右方向に並ぶ谷部C1〜C3および山部D1〜D3とが互いに嵌り合うことにより、仕切部材50が左右方向にずれにくくなっている。
また、仕切部材50の谷部B1,B2の間には、谷部B1,B2から正面側に突出した山部A4が形成されており(図8参照)、上方の嵌合部材70と下方の嵌合部材71とは、山部A4を挟み込む態様となる。これにより、仕切部材50は、左右方向だけでなく、上下方向にもずれにくくなっている。
d)溝
仕切部材50の下流側空間S2に対向する下流側側面50aには、冷房運転時に熱交換器30からの冷熱によって下流側空間S2内に発生する結露水をドレンパン40へと導く溝80が形成されている。溝80には、概ね上下方向に延びる4本の第1溝81a〜81dと、概ね正面側から背面側に向かって延びる2本の第2溝82a,82bとが含まれている(図6参照)。
4本の第1溝81a〜81dは、この順番で正面側から背面側に概ね等間隔に、互いに略平行に延びている。ただし、最も正面側の第1溝81aは、その下流付近で背面側に折れ曲り、斜め下方へと進み、2番目に正面側の第1溝81bにその下流付近で合流している。
一方、2本の第2溝82a,82bは、正面側の2本の第1溝81a,81bに交わっている。より具体的には、2本の第2溝82a,82bは、互いに略平行に、最も正面側の第1溝81aから2番目に正面側の第1溝81bに向かって斜め下方に延びている。したがって、第2溝82a,82bに入り込んだ結露水は、重力により、当該第2溝82a,82bに沿って2番目に正面側の第1溝81bへと流れてゆき、その後、当該第1溝81bに沿って下方のドレンパン40へと流れてゆくことになる。
なお、第2溝82a,82bは、2番目に正面側の第1溝81bよりも、ユニットケーシング10内に発生する気流に沿って下流側に存在している。つまり、第2溝82a,82bは、気流に乗ってユニットケーシング10の正面板12のユニット吹出口2bに向かおうとする結露水を、気流に逆らってその上流側へと運ぶ役割を果たしている。これにより、結露水がユニット吹出口2bを介して室内に滴下することが抑制される。
また、第2溝82a,82bは、仕切部材50の下流側側面50aの上端付近、すなわち、そこで発生した結露水がドレンパン40に達するまでに比較的時間を要する位置に形成されている。また、第2溝82a,82bは、仕切部材50の下流側側面50a上の、気流方向に下流側の端部付近、すなわち、ユニットケーシング10の正面板12に比較的近い位置に形成されている。
第2溝82a,82bがない場合には、仕切部材50の下流側側面50aの、かかる位置に付着した結露水は、その他の位置に付着した結露水よりも、気流に乗ってユニット吹出口2bに達し易い。本実施形態では、かかる位置に第2溝82a,82bが形成されていることにより、かかる位置の結露水がドレンパン40までより確実に導かれるようになっている。
続いて、溝81a〜81d,82a,82bの形状について説明する。なお、以下では、第1溝81a〜81dを代表して第1溝81と呼び、第2溝82a,82bを代表して第2溝82と呼ぶ。
図10に示すように、第1溝81は、その入り口付近の導入部81Sと、その底付近の保水部81Tとを有しており、保水部81Tの幅は、導入部81Sの幅よりも狭くなっている。したがって、ひとたび第1溝81に捉えられた結露水は、毛細管現象によってより深い保水部81Tに入り込み、第1溝81から飛び出すことなく、ドレンパン40まで導かれるようになっている。
第1溝81の第2側壁81Qは、仕切部材50の下流側側面50aに対し略直交しており、第1溝81の第1側壁81Pは、仕切部材50の下流側側面50aに対し略45°傾いている。すなわち、第2側壁81Qは、仕切部材50の下流側側面50aに対し、第1側壁81Pよりも傾いている。なお、第1側壁81Pは、ユニットケーシング10内に発生する気流に沿って第2側壁81Qよりも上流側に位置している。言い換えると、より気流方向に下流側の第2側壁81Qがより気流方向に上流側の第1側壁81Pよりも切り立っており、より気流方向に上流側の第1側壁81Pがより気流方向に下流側の第2側壁81Qよりも緩やかに傾斜している。これにより、仕切部材50の下流側側面50a上で気流に押される結露水は、第1溝81に入り込み易く、また、出にくくなっている。
同様に、図11に示すように、第2溝82は、その入り口付近の導入部82Sと、その底付近の保水部82Tとを有しており、保水部82Tの幅は、導入部82Sの幅よりも狭くなっている。より具体的には、第2溝82の第1側壁82Pは、第2溝82の第2側壁82Qに対し、底付近よりも入り口付近においてより大きく傾いている。したがって、ひとたび第2溝82に捉えられた結露水は、毛細管現象によってより深い保水部82Tに入り込み、第2溝82から飛び出すことなく、第2溝82に沿って第1溝81まで、ひいては、ドレンパン40まで導かれるようになっている。なお、第1側壁82Pは、ユニットケーシング10内に発生する気流に沿って第2側壁82Qよりも上流側に位置している。
第2側壁82Qは、仕切部材50の下流側側面50aに対し略直交しており、第1側壁82Pは、仕切部材50の下流側側面50aに対しその入り口付近で略35°傾いており、その底付近で略45°傾いている。すなわち、第2側壁82Qは、仕切部材50の下流側側面50aに対し、第1側壁82Pよりも傾いている。言い換えると、より気流方向に下流側の第2側壁82Qがより気流方向に上流側の第1側壁82Pよりも切り立っており、より気流方向に上流側の第1側壁82Pがより気流方向に下流側の第2側壁82Qよりも緩やかに傾斜している。これにより、仕切部材50の下流側側面50a上で気流に押される結露水は、第2溝82Pに入り込み易く、また、出にくくなっている。
<特徴>
(1)
上記室内ユニット2では、熱交換器30の近傍の仕切部材50の下流側側面50aに付着した結露水が、当該下流側側面50aに形成されている溝80に捉えられ、当該溝80に沿ってドレンパン40まで正しく導かれるようになっている。これにより、結露水の室内への滴下が抑制されるようになっている。
(2)
また、上記室内ユニット2では、溝81,82の保水部81T,82Tの幅が導入部81S,82Sの幅よりも狭くなっており、その結果、毛細管現象により、溝81,82の底付近に結露水が保持され易くなっている。これにより、溝81,82に入り込んだ結露水がユニットケーシング10内の気流に乗って溝81,82の外へ飛ばされにくくなり、溝81,82に沿ってドレンパン40まで導かれ易くなっている。
特に、第2溝82の場合には、その第1側壁82Pが保水部82Tの付近では導入部82Sの付近におけるよりも切り立っており、より毛細管現象が生じ易くなっている。
(3)
また、上記室内ユニット2では、溝81,82の気流方向に下流側の第2側壁81Q,82Qの方が、それぞれ溝81,82の気流方向に上流側の第1側壁81P,82Pよりも切り立っている。これにより、結露水が溝81,82に入り込み易く、溝81,82から出にくくなっている。
(4)
上記室内ユニット2では、仕切部材50が発泡スチロール製のため、その上流側側面50a上に溝80,81を容易に加工することができる。
(5)
上記室内ユニット2では、仕切部材50の下流側側面50aの、結露水が発生し易く、かつ、ユニットケーシング10内に発生する気流が比較的低速である場所に対面する位置に、第2溝82が形成されている。その結果、第2溝82に入り込んだ結露水は、第2溝82から飛び出しにくく、ドレンパン40まで正しく導かれるようになっている。
<変形例1>
上記実施形態において、第1溝81の断面形状を第2溝82に採用してもよいし、第2溝82の断面形状を第1溝81に採用してもよい。
<変形例2>
第1溝81および第2溝82の態様は、上述したものに限定されない。例えば、溝81,82の少なくとも一方の断面形状が、図12(a)又は図12(b)のようになっていてもよい。
図12(a)の例では、溝81,82は、その深さ方向に分岐しており(すなわち、断面形状において分岐しており)、入り口から進んで分岐後の溝の幅は、分岐前の溝の幅より狭くなっている。かかる場合にも、毛細管現象により、溝81,82内に結露水が保持されることになる。
図12(b)の例では、仕切部材50の下流側側面50aが、溝81,82の深さ方向に(すなわち、断面形状において)溝81,82を挟んで段状になっており、特に、溝81,82の気流に沿って上流側が下段となっており、気流に沿って下流側が上段となっている。かかる場合にも、結露水が溝81,82に入り込み易く、溝81,82から出にくくなる。
<変形例3>
上記態様の溝81,82を、仕切部材50に代えて又は加えて、他の部品(例えば、ユニットケーシング10、支持板33等)に形成してもよい。溝81,82の形成は、ユニットケーシング10内に生じる気流の通風路に対向する任意の部品に応用することができる。
さらに、上記態様の溝81,82を、空調設備と室内とを連結するためのダクト装置に形成してもよい。例えば、溝81,82を、ダクト装置の筒状のケーシングの内側表面に沿って配置される発泡スチロール等の断熱材に形成してもよい。この場合、溝81,82は、当該断熱材の通風路(断熱材又は筒状のケーシングによって規定される空気の通路)に対向する面に形成されることが好ましい。かかる面に溝81,82が形成された場合には、通風路内の結露水が当該溝81,82に捉えられ易くなり、したがって、適切な排水機構まで導かれ易くなる。
本発明は、結露水を排水機構まで正しく導くことにより、結露水の室内への滴下を抑制することができるという効果を有し、空調ユニットおよび空気調和装置の通風機構として有用である。
本発明の一実施形態に係る室内ユニットの右側面図である。 本発明の一実施形態に係る室内ユニット平面断面図である。 仕切部材の周辺の斜視図。 熱交換器の右端付近の平面図。 熱交換器の周辺の斜視図。 仕切部材の周辺の左側面図。 仕切部材の下部付近の正面図。 仕切部材の正面部付近の斜視図。 嵌合部材を背面側から正面側に斜めに見た斜視図。 図6のX−X断面図。 図6のXI−XI断面図。 変形例2に係る溝の断面図。
2 室内ユニット(空調ユニット)
2a ユニット吸入口
2b ユニット吹出口
10 ユニットケーシング(ケーシング)
30 熱交換器
40 ドレンパン(排水機構)
50 仕切部材(通風路規定部材)
50a 下流側側面(通風路側側面)
80 溝
81,81a〜81d 第1溝
81P 第1側壁
81Q 第2側壁
81S 導入部
81T 保水部
82,82a,82b 第2溝
82P 第1側壁
82Q 第2側壁
82S 導入部
82T 保水部
S1 上流側空間
S2 下流側空間

Claims (10)

  1. ケーシング(10)と、
    前記ケーシング内に通風路を規定する通風路規定部材(50)と、
    前記ケーシング外に結露水を導く排水機構(40)と、
    前記ケーシング(10)内に配置される熱交換器(30)と、
    を備え、
    前記通風路規定部材の前記通風路に対向する通風路側側面(50a)には、前記結露水を前記排水機構へと導く溝(80)が形成されており、
    前記通風路規定部材(50)は、前記熱交換器の近傍に配置され、前記熱交換器よりも前記ケーシング(10)内の気流方向に上流側の上流側空間(S1)と下流側の下流側空間(S2)とを仕切る仕切部材であり、
    前記排水機構(40)は、前記熱交換器(30)および前記通風路規定部材(50)の下方に配置されるドレンパンである、
    空調ユニット(2)。
  2. ケーシング(10)と、
    前記ケーシング内に通風路を規定する通風路規定部材(50)と、
    前記ケーシング外に結露水を導く排水機構(40)と、
    を備え、
    前記通風路規定部材の前記通風路に対向する通風路側側面(50a)には、前記結露水を前記排水機構へと導く溝(80)が形成されており、
    前記溝(80)は、略上下方向に延びる第1溝(81a,81b)と、前記第1溝と交わる第2溝(82)とを含む、
    空調ユニット(2)。
  3. ケーシング(10)と、
    前記ケーシング内に通風路を規定する通風路規定部材(50)と、
    前記ケーシング外に結露水を導く排水機構(40)と、
    を備え、
    前記通風路規定部材の前記通風路に対向する通風路側側面(50a)には、前記結露水を前記排水機構へと導く溝(80)が形成されており、
    前記溝(81,82)は、その入り口付近の導入部(81S,82S)と、その底付近の保水部(81T,82T)とを有しており、
    前記保水部の幅は、前記導入部の幅よりも狭い、
    空調ユニット(2)。
  4. ケーシング(10)と、
    前記ケーシング内に通風路を規定する通風路規定部材(50)と、
    前記ケーシング外に結露水を導く排水機構(40)と、
    を備え、
    前記通風路規定部材の前記通風路に対向する通風路側側面(50a)には、前記結露水を前記排水機構へと導く溝(80)が形成されており、
    前記溝(81,82)の第1側壁(81P,82P)は、前記溝の第2側壁(81Q,82Q)よりも前記ケーシング(10)内の気流方向に上流側にあり、
    前記第2側壁は、前記通風路側側面(50a)に対し、前記第1側壁よりも傾いている、
    空調ユニット(2)。
  5. 前記第2溝(82)は、前記第1溝(81b)よりも前記ケーシング(10)内の気流方向に下流側にあり、前記第1溝に向かって下方に傾いている、
    請求項に記載の空調ユニット(2)。
  6. 前記第2溝(82)は、前記通風路側側面(50a)の上端付近であり、かつ、前記ケーシング(10)内の気流方向に下流側の端部付近に形成されている、
    請求項5に記載の空調ユニット(2)。
  7. 前記溝(82)の第1側壁(82P)は、前記第1側壁に対向する前記溝の第2側壁(82Q)に対し、前記溝の底付近よりも前記溝の入り口付近においてより傾いている、
    請求項に記載の空調ユニット(2)。
  8. 前記熱交換器(30)は、鉛直方向に対して傾いて配置され、
    前記通風路規定部材(50)は、前記熱交換器の下方に配置される、
    請求項に記載の空調ユニット(2)。
  9. 前記通風路規定部材(50)は、略三角形状である、
    請求項に記載の空調ユニット(2)。
  10. 前記溝(82)は、前記通風路側側面(50a)の、前記ケーシング(10)内の気流が比較的低速である場所に対向する位置に形成されている、
    請求項1から9のいずれかに記載の空調ユニット(2)。
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