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JP5120535B2 - インクセット - Google Patents

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JP5120535B2 JP2007065550A JP2007065550A JP5120535B2 JP 5120535 B2 JP5120535 B2 JP 5120535B2 JP 2007065550 A JP2007065550 A JP 2007065550A JP 2007065550 A JP2007065550 A JP 2007065550A JP 5120535 B2 JP5120535 B2 JP 5120535B2
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Description

本発明は、インクセット、記録方法及び記録物に関し、特に、記録媒体に記録した際の色再現性と光沢性の向上を両立できるインクセット、記録方法及び記録物に関する。
従来から、カラーインクジェット記録用のインクセットとして、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)の各インク組成物を備えた3色インクセットや、さらにブラック(K)のインク組成物を加えた4色インクセットが提供されている。
また、得られる記録物における色再現性を高めるために、YMCインクに加えて、レッド(R)及び/又はバイオレット(V)のインク組成物を備えたインクセットが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、YMCインクに加えて、オレンジ(Or)及びグリーン(Gr)の2色の特色インク組成物を備えたインクセットも提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
国際公開第02/100959号パンフレット 国際公開第99/005230号パンフレット
しかしながら、特許文献1のインクセットを用いた記録では、光沢性は優れるが、干渉色(ブロンジング)のさらなる抑制が望まれる。
また、特許文献2のインクセットを用いた記録では、顔料固形分が3重量%以上であるために、印画紙ベースの光沢メディア(例えば、写真用紙<光沢>(製品番号KA420PSK)(セイコーエプソン社製))上において、さらなる光沢性の向上が望まれる。
そして、従来のインクセットでは、記録サンプルにおける人肌色の階調性が十分実現されていなかった。すなわち、従来のインクセットでは、人肌色の暗部の色再現において、粒状性が劣化してしまう問題、擬似輪郭が発生してしまう問題、色再現のために記録されるCインクのドットとYインクのドットが局所的に重なって人肌色の暗部が緑味に転ぶ現象(緑転び)が発生してしまう問題、Cインクの顔料固形分濃度が3重量%以下になると赤味の干渉色を発生させるために、人肌色の暗部においてドット重なりの緑と干渉色の赤とが混在し、虹色に光る現象(虹光)が強くなる問題、等がある。このような問題は、露出等が不適切に撮影された乳幼児の顔写真において、顕著である。
そこで、本発明は、記録媒体に記録した際の色再現性と光沢性の向上を両立できるインクセットを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、特定のYMCインク、特定のインク(A)、及び特定のインク(B)を備えたインクセットが、記録した際の色再現性と光沢性の向上を両立できることを知見し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(12)の発明を提供するものである。
(1)少なくとも、マゼンタインク組成物と、イエローインク組成物と、シアンインク組成物と、を備えたインクセットであって、該マゼンタインク組成物が、10000倍以下の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のa*値が80のときに、L*値が60以上かつb*値が−17以下であり、γ型C.I.ピグメントバイオレット19とC.I.ピグメントレッド202との固溶体を少なくとも含む、インクセット;
(2)前記マゼンタインク組成物が、2×10-3g/l顔料固形分濃度の水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が96以上かつa*値が7.5以上である、(1)に記載のインクセット;
(3)前記マゼンタインク組成物が、10000倍以上の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が94のときに、a*値が11.5以上かつb*値が−5.5以下である、(1)に記載のインクセット;
(4)前記イエローインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントイエロー74、128、129、151、153、155、174、180、188、198からなる群から選ばれる1種または2種以上の顔料である(1)〜(3)のいずれか1に記載のインクセット;
(5)前記シアンインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントブルー15:1、15:2、15:3、15:4、16、C.I.バットブルー4、60からなる群から選ばれる1種または2種以上の顔料である(1)〜(4)のいずれか1に記載のインクセット。
(6)さらにオレンジインク組成物を備えた(1)〜(5)のいずれか1に記載のインクセット;
(7)前記オレンジインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントオレンジ43及び/又は36の顔料である(6)に記載のインクセット;
(8)前記オレンジインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントオレンジ43及び/又は242の顔料である(6)に記載のインクセット;
(9)前記オレンジインク組成物の着色剤の混合比が、C.I.ピグメントオレンジ43と、C.I.ピグメントレッド242=4:1〜2:1である請求項7に記載のインクセット;
(10)さらにグリーンインク組成物を備えた(1)〜(9)のいずれか1に記載のインクセット;
(11)前記グリーンインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントグリーン7及び/又は36の顔料である(10)に記載のインクセット;
(12)前記各インク組成物の顔料固形分濃度が、3重量%以上である(1)〜(11)のいずれか1に記載のインクセット
本発明によれば、記録媒体に記録した際の色再現性と光沢性の向上を両立できるインクセット、記録方法及び記録物を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施することができる。
[インクセット]
本実施形態のインクセットは、既述のとおり、少なくとも、マゼンタインク組成物と、イエローインク組成物と、シアンインク組成物と、を備えたインクセットであって、該マゼンタインク組成物が、10000倍以下の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のa*値が80のときに、L*値が60以上かつb*値が−17以下である。
本実施形態のインクセットに用いられるマゼンタインク組成物を上記のような構成としたことにより、記録した際の発色性、粒状性、及び光沢性に優れ、インクジェット式記録ヘッドでの目詰まりを起こしにくく、さらに高彩度かつ高明度なレッド領域の色再現性と紫領域の色再現性に優れたインクセットが提供される。
前記マゼンタインク組成物は、発色性が良好なため顔料濃度を比較的低くしても高彩度かつ高明度の領域での色再現性が優れている。顔料濃度が比較的低くても色再現性に優れているので、顔料濃度を高めることによってインクの粘度が高くなってしまうことを防ぐことができる。
また、前記マゼンタインク組成物は、顔料を高濃度化した場合の普通紙における発色性の向上が顕著である。
さらに、前記マゼンタインク組成物は、耐ガス性、耐光性、及び耐メタメリズム性にも優れている。
前記マゼンタインク組成物は、2×10-3g/l顔料濃度の水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が96以上かつa*値が7.5以上であるものであることが好ましい。このような好適な構成とすることにより、更に粒状性及び発色性が顕著に優れたインクセットが提供される。
前記マゼンタインク組成物は、10000倍以上の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が94のときに、a*値が11.5以上かつb*値が−5.5以下であるであることが好ましい。このような好適な構成とすることにより、更に粒状性、発色性、光沢性、耐メタメリズム性、耐ガス性、耐光性が顕著に優れたインクセットが提供される。
前記マゼンタインク組成物は、γ型C.I.ピグメントバイオレット19と、C.I.ピグメントレッド202と、の固溶体を少なくとも含むものであることが好ましい。このような好適な構成とすることにより、上記の効果をより向上させることができる。
ここで、「γ型C.I.ピグメントバイオレット19と、C.I.ピグメントレッド202と、の固溶体」とは、γ型PV19と、PR202とが固体で互いに溶けた状態をなす結晶を意味する。
上記固溶体のγ型PV19とPR202との量比は本発明の範囲内で適宜調整できるが、γ型PV19の重量がPV202の重量よりも大きいことが好ましい。
前記固溶体の好適な例の粉末X線回折分析の結果を図1に示す。本分析においては
、PaNalytical X'PertProを用いて、深さ0.5mmのガラスセルに試料を詰めて測定した。
前記マゼンタインク組成物は、上記固溶体に加えて、PV19、PV32等のその他のマゼンタ系顔料をさらに含んでいてもよい。その他のマゼンタ系顔料としては、例えば、C.I.ピグメントレッド(PR)5,7,12,48(Ca),48(Mn),57(Ca),57:1,112,122,123,168,184,202,209;C.I.ピグメントバイオレット19(PV19)等が挙げられる。
本実施形態のインクセットは、上記固溶体を少なくとも含むマゼンタインク組成物を備えるものであって、該固溶体を含む限り、PV19、PV32等のその他のマゼンタ系顔料あるいはその他の顔料をさらに含んでいてもよい。また、該固溶体のγ型PV19とPR202との量比は本発明の範囲内で適宜調整できるものである。
本実施形態において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値、a*値、及びb*値は、例えば日立製作所社製のU3300等を用いて、スキャンスピードで600nm/min、測定波長範囲380〜800nm、スリット幅2.0nmの条件で透過率測定し、D65光源、視野角2度において算出することにより得ることができる。
本実施形態のインクセットに使用されるイエローインク組成物は、錯体顔料を含むことが好ましい。前記イエローインク組成物に含まれる顔料としては、例えば、C.I.ピグメントイエロー74、128、129、151、153、155、174、180、188、198からなる群から選ばれる1種または2種以上の顔料であることが好ましい。
本実施形態のインクセットに使用されるシアンインク組成物は、錯体顔料を含むことが好ましい。前記シアンインク組成物に含まれる顔料としては、例えば、C.I.ピグメントブルー15:1、15:2、15:3、15:4、16、C.I.バットブルー4、60からなる群から選ばれる1種または2種以上の顔料であることが好ましい。
本実施形態のインクセットは、更にオレンジインク組成物及び/又はグリーンインク組成物を備えることが好ましい。
イエローインク組成物、マゼンタインク組成物、およびシアンインク組成物からなるインクセットは、カラーインクジェット記録方法に一般的に用いられているものであるが、本実施形態のインクセットにオレンジインク組成物および/またはグリーンインク組成物を組み合わせて用いることで、次のような利点が享受できる。
まず、オレンジインク組成物および/またはグリーンインク組成物を備えたインクセットによれば、カラー画像の色再現性の範囲を拡大することができる。とりわけ、赤系の色および緑系の色の色再現性を改善することができる。従来一般的なカラーインクジェット記録方法において得られる画像の赤および緑の彩度はそれぞれ60および70程度であるが、本実施形態のインクセットにオレンジインク組成物および/またはグリーンインク組成物を組み合わせて用いれば、70を超える彩度を実現でき、好ましい態様にれば80以上の彩度を実現することができる。
また、本実施形態のインクセットにオレンジインク組成物および/またはグリーンインク組成物を組み合わせて用いれば、さらに微妙な中間色の表現が可能となるとの利点が得られる。インクジェット記録方法においては、インク組成物を印刷するまたは印刷しない、という二値制御によってカラー画像を表現する。従って、表現できる色の数は解像度の制限を受ける。本実施形態のインクセットによれば、オレンジインク組成物および/またはグリーンインク組成物を加えることで中間色表現の自由度が増し、表現できる色の数を大幅に増やすことができる。
また、本実施形態のインクセットによれば、彩度および明度の良好な印刷物を得ることができ、とりわけ着色剤として顔料を用いた場合であっても、明度および彩度の良好な印刷物を得ることができる。カラー印刷にあっては、二色以上のインク組成物を同時に印刷すると、印刷面の明度が低くなり、また彩度も低下する傾向がある。顔料を着色剤とするインク組成物は、染料を着色剤とするインク組成物と比較して、この傾向が強い。しかしながら、本実施形態のインクセットにオレンジインク組成物および/またはグリーンインク組成物を組み合わせて用いれば、彩度および明度において、それぞれのインク組成物単独の場合と比較して劣ることのない画像を得ることができる。
本実施形態の好ましい態様によれば、オレンジ顔料が、C.I.ピグメントオレンジ43及び/又はC.I.ピグメントオレンジ36であるか、C.I.ピグメントオレンジ43及び/又はC.I.ピグメントオレンジ242である。
また、オレンジ顔料がC.I.ピグメントオレンジ43及び/又はC.I.ピグメントオレンジ242である場合、高い色再現性と光沢を得る観点から、C.I.ピグメントオレンジ43と、C.I.ピグメントレッド242との混合比が、4:1〜2:1であることが好ましい。
また、本実施形態の好ましい態様によれば、グリーン顔料が、C.I.ピグメントグリーン7及び/又はC.I.ピグメントグリーン36である。
本実施形態のインクセットは、さらに、ブラックインク組成物を備えることが好ましい。 ブラックインク組成物の着色剤は、C.I.ピグメントブラック7と、C.I.ピグメントブルー15:1、15:2、15:3、15:4、16、C.I.バットブルー4、60からなる群から選ばれる1種または2種以上と、からなることが好ましい。このような混合顔料をブラックインク組成物の着色剤に使用することにより、低Duty部での色相の赤みを抑制できるという効果がある。
本実施形態のインクセットに使用される各インク組成物の顔料固形分濃度は、記録画像における発色性を確保する観点からは、3重量%以上であることが好ましい。
さらに、本実施形態のセットは、相互に同一色であるが顔料固形分濃度の異なるインク組成物を備えることがより好ましい。ここで、「相互に同一色であるが顔料固形分濃度の異なるインク組成物」とは、相互に同一の種類の顔料を使用しているが、顔料の固形分濃度(重量割合)が異なるインク組成物をいう。
例えば、本実施形態のインクセットに、同じ種類の顔料を用いたインク組成物であって、顔料固形分濃度が、2.5重量%以下であるインク組成物と、2.5重量%よりも高いインク組成物と、を少なくとも備えることができる。
異なる顔料固形分濃度を有する2種類以上のインク組成物を備えることで、記録媒体に記録したときにインクの定着性が良好でかつグロスチェンジ及び光沢性が改善された記録物を得ることができる。すなわち、顔料固形分濃度が高い濃インク組成物及び顔料固形分濃度が低い淡インク組成物のそれぞれの特性が相まって、グロスチェンジ、光沢性、定着性が改善された極めて良好な画質を実現することができる。
なお、前記ブラックインク組成物については、粒状性の観点から、顔料固形分濃度が1重量%未満であるブラックインク組成物と、1重量%以上3重量%以下であるブラックインク組成物と、を含むことがより好ましい。
また、本実施形態のインクセットに使用されるインク組成物のうち、前記マゼンタインク組成物、前記イエローインク組成物、前記シアンインク組成物の1種または2種以上が、白色顔料を含むことが好ましい。
前記マゼンタインク組成物、前記イエローインク組成物、前記シアンインク組成物の1種または2種以上が白色顔料を含むことにより、印刷物の光沢を損なうことなく、ブロンズ現象を抑制することができるインク組成物を得ることができる。
前記白色顔料としては、二酸化チタン、二酸化ジルコニア等の第IV族元素酸化物が挙げられる。
前記白色顔料の一次粒子径は、印刷物の光沢とブロンズ現象抑制効果の観点から、好ましくは1μm以下、より好ましくは200nm以下、更に好ましくは120nm以下である。
ここで、「一次粒子径」とは、単結晶又はそれに近い結晶子が集まって形成している粒子の大きさをいう。顔料の一次粒子径の測定は、電子顕微鏡法による。これは電子顕微鏡写真から顔料粒子の大きさを計測するもので、顔料を有機溶媒に分散し、支持膜に固定して透過型電子顕微鏡写真から画像処理し計測することにより、より信頼性がある値を求めることができる。具体的には、個々の一次粒子の短軸径と長軸径を計測し、その一時粒子の面積と等しい円の直径を算術的に求めそれを一次粒子径とし、一定の視野から50個以上の顔料粒子をランダムに選択して平均値を求める。他の測定法でも同等の信頼性が得られれば差し支えないが、数値に実質的な差がある場合は上記の方法で求めた値を採用する。
前記白色顔料の含有量は、印刷物の光沢とブロンズ現象抑制効果の観点から、インク組成物の重量を基準(100重量%)とした場合に、固形分換算で、好ましくは0.01重量%以上、より好ましくは0.1重量%以上、更に好ましくは0.1重量%以上5重量%以下である。
本実施形態のインクセットに使用されるインク組成物は、着色剤として顔料を使用するとともに、該顔料を分散するための分散剤を含有するものが好ましい。分散剤は、この種の顔料インクに使用可能であるものを特に制限なく用いることができ、例えば、カチオン性分散剤、アニオン性分散剤、ノニオン性分散剤や界面活性剤等が挙げられる。
アニオン性分散剤の例としては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸−アクリロニトリル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−α−メチルスチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−α−メチルスチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビニル−脂肪酸ビニルエチレン共重合体、酢酸ビニル−マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル−クロトン酸共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸共重合体等が挙げられる。
ノニオン性分散剤としては、ポリビニルピロリドン、ポリプロピレングリコール、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。
分散剤としての界面活性剤としては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートのアンモニウム塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド等のノニオン性界面活性剤、が挙げられる。特に、顔料の分散安定性を高める観点から、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体を用いることが好ましい。
また、本実施形態のインクセットに使用されるインク組成物は、湿潤剤として、多価アルコール類、糖類、エチレンオキサイド鎖を有する多価アルコール類を1種又は2種以上含むことが好ましい。湿潤剤を加えることによって、インクジェット記録用に用いた場合に、インクの乾燥を防いでインクジェットプリンタのヘッドでの目詰まりが抑制される。
湿潤剤としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオグリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等の多価アルコール類;糖アルコール等の糖類;エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル等のエチレンオキサイド鎖を有する多価アルコール類;等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が用いられる。
また、本実施形態のインクセットに使用されるインク組成物は、浸透剤として、ラクトン類、ラクタム類(ピロリドン類)、アルカンジオール類、グリコールエーテル類を1種又は2種以上含むことが好ましい。浸透剤を加えることによって、記録媒体への濡れ性を高めてインクの浸透性を高めることができる。
浸透剤としては、例えば、γ−ブチロラクトン等のラクトン類;2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン等のラクタム類(ピロリドン類);1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール等のアルカンジオール等;エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル等のグリコールエーテル類;が挙げられ、これらの1種又は2種以上含むことが好ましい。
本実施形態のインクセットに使用される各インク組成物は、界面活性剤として、アセチレングリコール類、ポリシロキサン類を1種又は2種以上含むことが好ましい。界面活性剤を加えることによって、記録媒体への濡れ性を高めてインクの浸透性を高めることができる。
各インク組成物は、界面活性剤として用いることができるポリシロキサン類として、下記一般式で表されるポリオルガノシロキサンを含むことが好ましい。
(式中、Rは水素原子またはメチル基を表し、aは7〜11の整数を表し、mは20〜70の整数を表し、nは2〜5の整数を表す。)
このような好適な構成とすることにより、光沢感が一層向上した記録物を得ることができる。
または、各インク組成物は、界面活性剤として、上記一般式で表されるポリオルガノシロキサンに加えて、さらに、下記一般式で表されるポリオルガノシロキサンを含むことが好ましい。
(式中、Rは水素原子またはメチル基を表し、aは2〜13の整数を表し、mは2〜4の整数を表し、nは1〜2の整数を表す。)
このような好適な構成とすることにより、印刷本紙に記録した際の凝集むらを抑制することができる。
ポリシロキサン類は、インク組成物中に複数種類用いてもよい。また、インク組成物の表面張力を25mN/m以下に調整することが凝集斑の観点から好ましく、かかる観点および記録物の速乾性の観点からは、ポリシロキサン類の添加量は、0.05〜3.00重量%であることが好ましい。
上記一般式で表されるポリオルガノシロキサンは市販されており、それらを利用することが可能である。例えば、ビッグケミー・ジャパン株式会社より市販されているシリコン系界面活性剤BYK−UV3500、BYK−345、BYK−346、BYK−347、又はBYK−348が利用可能である。
本実施形態のインクセットに使用されるインク組成物は、保水性(保湿性)と普通紙等の記録メディアへのインク組成物の浸透性の制御を行う観点から、アルカンジオールを含むことが好ましい。
特に、水溶性の1,2−アルカンジオールを8〜15重量%含むことが好ましい。あるいは、水溶性の両末端アルカンジオールを3〜8重量%含むことが好ましい。具体的には、4−メチル−1,2−ペンタンジオール、1,2−ペンタンジオール、3,3−ジメチル−1,2−ブタンジオール、4,4−ジメチル−1,2−ペンタンジオール、5−メチル−1,2−ヘキサンジオール,1,2−ヘキサンジオール、1,2−ヘプタンジオール、1,2−オクタンジオールが好ましい。さらには、4−メチル−1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオールが好ましい。特に、炭素数が6の分岐を有してもよい1,2−アルカンジオールであることが好ましい。
本実施形態のインクセットに使用される各インクは、インクの乾燥時間を短縮する観点から、低沸点有機溶媒を含んでもよい。該低沸点有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、iso−プロプルアルコール、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、iso−ブタノール、n−ペンタノール等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が用いられる。特に、一価アルコールが好ましい。
本実施形態のインクセットに使用されるインク組成物は、前述した顔料、分散剤、湿潤剤、低沸点有機溶媒、浸透剤、界面活性剤等の成分を含有し、バランスとして水を含有することが好ましい。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水又は超純水を用いることが好ましい。特に、これらの水を、紫外線照射又は過酸化水素添加等により滅菌処理した水は、長期間に亘ってカビやバクテリアの発生が防止されるので好ましい。
各インク組成物には、更に必要に応じて、水溶性ロジン類等の定着剤、安息香酸ナトリウム等の防黴剤・防腐剤、アロハネート類等の酸化防止剤・紫外線吸収剤、キレート剤、酸素吸収剤、pH調整剤等の添加剤を含有させることができ、これらの1種又は2種以上が用いられる。
pH調整剤としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミン等を挙げることができる。pH調整剤の添加量は目的とするpHに応じて決定される。
[記録方法]
本実施形態における記録方法は、上述したインクセットを用いた記録方法である。インクセットを用いた記録方法とは、例えば、インクジェット記録方法、その他各種の印刷方法が挙げられる。したがって、前記実施形態に係るインクセットは、例えばインクジェット記録方法などの用途に好ましく用いることができる。
本実施形態の記録方法の別の態様によれば、前記実施形態のインクセットに備えたインク組成物の液滴を吐出し記録媒体に付着させて印刷を行うインクジェット記録方法が提供される。本実施形態によるインクジェット記録方法としては、前記インクセットに備えたインク組成物を微細なノズルより液滴として吐出して、その液滴を記録媒体に付着させる方法であればいかなる方法も使用することができる。そのような方法の具体例としては、種々の態様の方法が知られている。
そのような方法の一例としては、例えば、静電吸引方式が挙げられる。この方式では、ノズルとノズルの前方に置いた加速電極の間に強電界を印可し、ノズルからインクを液滴状で連続的に噴射させ、インク滴が偏向電極間を飛翔する間に印刷情報信号を偏向電極に与えて記録する。また、この方法においては必要に応じて、インク滴を偏向させることなく印刷情報信号に対応して噴射させてもよい。
他の態様としては、小型ポンプでインク液に圧力を加え、ノズルを水晶振動子等で機械的に振動させることにより、強制的にインク滴を噴射させる方法がある。この方法では、噴射したインク滴は噴射と同時に帯電させ、インク滴が偏向電極間を飛翔する間に印刷情報信号を偏向電極に与えて記録する。別の態様としては、圧電素子を用いる方法が挙げられる。この方法では、インク液に圧電素子で圧力と印刷情報信号を同時に加え、インク滴を噴射させ、記録を行う。さらに別の態様としては、熱エネルギーの作用によりインク液を急激に体積膨張させる方法がある。この方法では、インク液を印刷情報信号に従って微小電極で加熱発泡させ、インク滴を噴射させ、記録を行う。
記録媒体としては、特に制限はなく、例えば、普通紙、インクジェット専用紙、プラスチック、フィルム、金属等の種々の記録媒体を用いることができる。
[記録物]
更に、本実施形態によれば、前記実施形態に係る記録方法により記録された記録物も提供される。この記録物は、少なくとも上述したインクセットに備えたインク組成物の液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着して記録が行われたものである。前記実施形態に係る記録方法により記録された記録物は、上述したインクセットを用いて記録が行われたものであるため、記録媒体に記録した際の色再現性と光沢性の両立が可能となる。なお、記録媒体の具体例としては、上記に示した記録媒体を用いることが可能である。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。当業者は、以下に示す実施例のみならず様々な変更を加えて実施することが可能であり、かかる変更も本特許請求の範囲に包含される。
以下の組成からなるマゼンタインク組成物、イエローインク組成物、シアンインク組成物、ライトマゼンタインク組成物、ライトシアンインク組成物及びブラックインク組成物をそれぞれ調製し、インクセットとした。
本実施例では、マゼンタインク組成物の顔料として、γ型C.I.ピグメントバイオレット(PV)19と、C.I.ピグメントレッド(PR)202の固溶体を用いた。
ここで、前記マゼンタインク組成物のL*値、a*値、及びb*値を測定した。即ち、日立製作所社製のU3300等を用いて、マゼンタインク組成物の可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値、a*値、及びb*値につき、スキャンスピードで600nm/min、測定波長範囲380〜800nm、スリット幅2.0nmの条件で透過率測定し、D65光源、視野角2度において算出した。
その結果、1万倍以下の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のa*値が80のときに、L*値が65かつb*値が−27であった。
また、前記マゼンタインク組成物は、2×10-3g/l顔料固形分濃度の水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が96.5であった。
更に、前記マゼンタインク組成物は1万倍以上の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が94のときに、a*値が−13かつb*値が−6であった。
<マゼンタインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
4−メチル−1,2−ペンタンジオール 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
BYK−UV3510(ビックケミー社) 0.1重量%
PV19とPR202の固溶体 5.0重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 2.0重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<イエローインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
4−メチル−1,2−ペンタンジオール 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
BYK−UV3510(ビックケミー社) 0.1重量%
PY74 5.0重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 2.0重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<シアンインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
4−メチル−1,2−ペンタンジオール 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
BYK−UV3510(ビックケミー社) 0.1重量%
PB15:4 4.0重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 1.6重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<ライトマゼンタインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
4−メチル−1,2−ペンタンジオール 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
BYK−UV3510(ビックケミー社) 0.1重量%
PV19とPR202の固溶体 1.2重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 0.5重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<ライトシアンインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
4−メチル−1,2−ペンタンジオール 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
BYK−UV3510(ビックケミー社) 0.1重量%
PB15:4 0.8重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 0.3重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<ブラックインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
4−メチル−1,2−ペンタンジオール 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
BYK−UV3510(ビックケミー社) 0.1重量%
PCB7 1.5重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 0.8重量%
純水 残量
計 100.0重量%
シアンインク組成物、ライトマゼンタインク組成物、ライトシアンインク組成物及びブラックインク組成物に、二酸化チタン0.3重量%を追加した点および下記に示す組成のオレンジインク組成物を追加した点以外は、実施例1と同様にインクセットを構成した。
<オレンジインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
4−メチル−1,2−ペンタンジオール 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
BYK−UV3510(ビックケミー社) 0.1重量%
POr43 5.0重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 2.0重量%
純水 残量
計 100.0重量%
下記に示すグリーンインク組成物を追加した点以外は、実施例2と同様にインクセットを構成した。
<グリーンインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
4−メチル−1.2−ペンタンジオール 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
BYK−UV3510(ビックケミー社) 0.1重量%
PGr36 5.0重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 2.0重量%
純水 残量
計 100.0重量%
各インク組成物の4−メチル−1,2−ペンタンジオールを、1,2−ヘキサンジオールに変更した以外は、実施例1と同様にインク組成物を調製し、インクセットを構成した。
各インク組成物の4−メチル−1,2−ペンタンジオールを、1,2−ヘキサンジオールに変更した以外は、実施例2と同様にインク組成物を調製し、インクセットを構成した。
各インク組成物の4−メチル−1,2−ペンタンジオールを、1,2−ヘキサンジオールに変更した以外は、実施例3と同様にインク組成物を調製し、インクセットを構成した。
実施例5のオレンジインク組成物の代わりに、オレンジインク組成物その2に変更した以外は実施例5のインク組成物と同様にインク組成物を調製し、インクセットを構成した。
<オレンジインク組成物その2>
グリセリン 10.0重量%
1,2−ヘキサンジオール 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
BYK−UV3510(ビックケミー社) 0.1重量%
POr43 3.75重量%
POr242 1.25重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 2.0重量%
純水 残量
計 100.0重量%
実施例6のオレンジインク組成物の代わりに、オレンジインク組成物その2に変更した以外は実施例6のインク組成物と同様にインク組成物を調製し、インクセットを構成した。
[比較例1]
以下の組成からなるマゼンタインク組成物、イエローインク組成物、シアンインク組成物、ライトマゼンタインク組成物、ライトシアンインク組成物及びブラックインク組成物をそれぞれ調製し、インクセットとした。
本比較例においては、前記マゼンタインク組成物として、C.I.ピグメントバイオレット(PV)19を使用した。
ここで、前記マゼンタインク組成物のL*値、a*値、及びb*値を測定した。即ち、日立製作所社製のU3300等を用いて、マゼンタインク組成物の可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値、a*値、及びb*値につき、スキャンスピードで600nm/min、測定波長範囲380〜800nm、スリット幅2.0nmの条件で透過率測定し、D65光源、視野角2度において算出した。
その結果、1万倍以下の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のa*値が80のときに、L*値が61であり、b*値が−16であった。
また、前記マゼンタインク組成物は、2×10-3g/l顔料固形分濃度の水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が97かつa*値が5であった。
更に、前記マゼンタインク組成物は1万倍以上の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が94のときに、a*値が13かつb*値が−4であった。
<マゼンタインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
SF465(エアープロダクツ社) 0.1重量%
PV19 5.0重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 2.0重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<イエローインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
SF465(エアープロダクツ社) 0.1重量%
PY74 5.0重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 2.0重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<シアンインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
SF465(エアープロダクツ社) 0.1重量%
PB15:4 4.0重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 1.6重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<ライトマゼンタインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
SF465(エアープロダクツ社) 0.1重量%
PV19 1.2重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 0.5重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<ライトシアンインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
SF465(エアープロダクツ社) 0.1重量%
PB15:4 0.8重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 0.3重量%
純水 残量
計 100.0重量%
<ブラックインク組成物>
グリセリン 10.0重量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 8.0重量%
トリエタノールアミン 0.9重量%
SF465(エアープロダクツ社) 0.1重量%
PCB7 1.5重量%
PB15:4 0.2重量%
スチレンアクリル酸共重合樹脂 0.8重量%
純水 残量
計 100.0重量%
[試験例1]色再現性の評価
インクジェットプリンタPX−G900(セイコーエプソン社製)に実施例1〜6のインクセット又は比較例1のインクセットを充填し、同一のインク重量制限値でLUT(Look Up Table:濃度変換参照テーブル)を作成した。その後、最大の色再現を計測できる画像をPXプルーフ用紙(セイコーエプソン社製)に14440×720dpiで記録し、記録物を得た。得られた記録物を図2〜4に示す。
図2は、実施例1及び比較例1のインクセットのパッチパターンについて、色再現面積を比較した図である。図2(a)は高明度部(L*値=90)における色再現面積を比較した図であり、図2(b)は、高明度部(L*値=80)における色再現面積を比較した図であり、図2(c)は、高明度部(L*値=70)における色再現面積を比較した図であり、図2(d)は、中明度部(L*値=60)における色再現面積を比較した図であり、図2(e)は、中明度部(L*値=50)における色再現面積を比較した図であり、図2(f)は、中明度部(L*値=40)における色再現面積を比較した図であり、図2(g)は、低明度部(L*値=30)における色再現面積を比較した図であり、図2(h)は、低明度部(L*値=20)における色再現面積を比較した図であり、図2(i)は、低明度部(L*値=10)における色再現面積を比較した図である。
図3は、実施例2及び比較例1のインクセットのパッチパターンについて、色再現面積を比較した図である。図3における(a)〜(i)のL*値は、図2における(a)〜(
i)のL*値と同じである。
図4は、実施例3及び比較例1のインクセットのパッチパターンについて、色再現面積を比較した図である。図4における(a)〜(i)のL*値は、図2における(a)〜(
i)のL*値と同じである。
なお、記録メディアの単位面積あたりの最大インク重量を11〜12mg/inch平米に調整した場合、実施例1と実施例7と実施例8の色再現面積は同一であった。同一になる理由は、該最大インク重量よりも少ないインク重量で彩度が飽和している為である。
色再現性の評価は、得られた記録物の色領域I〜IIIを目視し、各色領域における色再現の可否を観察することにより行った。ここで、色領域IはL*70からL*10までの青領域に該当し、色領域IIはL*80からL*20までの赤領域に該当し、色領域IIIはL*90からL*50までの緑領域に該当する。
A:色領域Iと色領域IIと色領域IIIの全てが色再現できる。
B:色領域Iと色領域IIは再現できるが、色領域IIIが再現できない。
C:色領域Iは再現できるが、色領域IIと色領域IIIが再現できない。
D:色領域Iと色領域IIと色領域IIIの全てが色再現できない。
[試験例2]光沢度の評価
試験例1で用いた記録物のDuty60%の領域における45度鏡面光沢度を、ゴニオフォトメーターGP−200(商品名:村上色彩技術研究所製)を用いて測定し、下記の基準に基づき光沢度を評価した。結果を表1に示す。
A:光沢度が25以上である。
B:光沢度が25未満である。
マゼンタインクに含まれる固溶体の好適な例の粉末X線回折分析の結果を示すグラフである。 実施例1及び比較例1のインクセットのパッチパターンについて、色再現面積を比較した図である。 実施例2及び比較例1のインクセットのパッチパターンについて、色再現面積を比較した図である。 実施例3及び比較例1のインクセットのパッチパターンについて、色再現面積を比較した図である。

Claims (12)

  1. 少なくとも、マゼンタインク組成物と、イエローインク組成物と、シアンインク組成物と、を備えたインクセットであって、
    該マゼンタインク組成物が、10000倍以下の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のa*値が80のときに、L*値が60以上かつb*値が−17以下であり、γ型C.I.ピグメントバイオレット19とC.I.ピグメントレッド202との固溶体を少なくとも含む、
    インクセット。
  2. 前記マゼンタインク組成物が、2×10-3g/l顔料固形分濃度の水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が96以上かつa*値が7.5以上である、請求項1に記載のインクセット。
  3. 前記マゼンタインク組成物が、10000倍以上の希釈水溶液において、可視吸収スペクトルから算出されるCIE規格のL*値が94のときに、a*値が11.5以上かつb*値が−5.5以下である、請求項1に記載のインクセット。
  4. 前記イエローインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントイエロー74、128、129、151、153、155、174、180、188、198からなる群から選ばれる1種または2種以上の顔料である請求項1〜のいずれか1項に記載のインクセット。
  5. 前記シアンインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントブルー15:1、15:2、15:3、15:4、16、C.I.バットブルー4、60からなる群から選ばれる1種または2種以上の顔料である請求項1〜のいずれか1項に記載のインクセット。
  6. さらにオレンジインク組成物を備えた請求項1〜のいずれか1項に記載のインクセット。
  7. 前記オレンジインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントオレンジ43及び/又は36の顔料である請求項に記載のインクセット。
  8. 前記オレンジインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントオレンジ43及び/又は242の顔料である請求項に記載のインクセット。
  9. 前記オレンジインク組成物の着色剤の混合比が、C.I.ピグメントオレンジ43と、C.I.ピグメントレッド242=4:1〜2:1である請求項7に記載のインクセット。
  10. さらにグリーンインク組成物を備えた請求項1〜のいずれか1項に記載のインクセット。
  11. 前記グリーンインク組成物の着色剤が、C.I.ピグメントグリーン7及び/又は36の顔料である請求項10に記載のインクセット。
  12. 前記各インク組成物の顔料固形分濃度が、3重量%以上である請求項1〜11のいずれか1項に記載のインクセット。
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