JP5105503B2 - ε酸化鉄の製法 - Google Patents
ε酸化鉄の製法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5105503B2 JP5105503B2 JP2006284464A JP2006284464A JP5105503B2 JP 5105503 B2 JP5105503 B2 JP 5105503B2 JP 2006284464 A JP2006284464 A JP 2006284464A JP 2006284464 A JP2006284464 A JP 2006284464A JP 5105503 B2 JP5105503 B2 JP 5105503B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat treatment
- crystal
- particles
- treatment step
- oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Compounds Of Iron (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
熱処理工程Bでは、酸化雰囲気として窒素と酸素の混合雰囲気(例えば大気)を採用することができ、熱処理温度を700〜1300℃の範囲内の温度とすることができる。
オキシ水酸化鉄→[熱処理工程A]→立方晶酸化鉄(前駆体)→[熱処理工程B]→ε−Fe2O3
以下、オキシ水酸化鉄合成工程から順に説明する。
本発明で使用するオキシ水酸化鉄(α−FeOOH)は、例えば以下のような一般的な湿式工程により合成できる。まず2価のFeイオンを含む水溶液を用意する。例えば、第一鉄塩水溶液(FeSO4、FeCl2などの水溶液)を水酸化アルカリ(NaOHやKOH水溶液)や炭酸アルカリで中和した液が採用できる。「M置換ε−Fe2O3結晶」を得る場合には、この初期の液中にM含有塩を添加しておくことができる。Mは例えばAl、Ga、Inなどであり、これらを単独で含有させてもよいし、2種以上複合して含有させてもよい。また、やや球状化されたオキシ水酸化鉄を合成する場合は、この段階で液中にYを添加しておくことが有効である。Y源としては硫酸イットリウムが使用できる。また、前述の形状制御剤としてアルカリ土類金属を含有させる場合も、初期の液に形状制御剤元素を溶解させておく。
オキシ水酸化鉄粉末は、予めSi酸化物で覆われた状態としてから熱処理工程Aに供することが望ましい。Si酸化物で覆われたオキシ水酸化鉄粒子の状態を得るために、オキシ水酸化鉄粒子のミセル溶液を作り、ゾル−ゲル法を適用する。ミセル溶液は、後述の実施例に示すような方法で行うことができる。ゾル−ゲル法は前記した従来工程と同様の手法で実施すればよい。Si酸化物の被覆量は、原料中に含まれるSi含有量がSi/(Fe+M)×100で表されるモル比で50〜1000モル%の範囲とすることができる。
オキシ水酸化鉄はメタル粉などの原料として既に広く使用されている。メタル粉の製造プロセスでは、通常、オキシ水酸化鉄を大気などの酸化性雰囲気下で加熱(例えば400℃程度)することにより、一旦、α−Fe2O3(ヘマタイト)を生成させている。ところが、発明者らの検討によれば、オキシ水酸化鉄の粒子を例えばSi酸化物に包まれた状態で300〜600℃の範囲内の弱還元雰囲気下に曝したとき、立方晶の酸化鉄が生成されることが確認された。この立方晶酸化鉄は前述のようにγ−Fe2O3(マグヘマイト)にほぼ対応する立方晶のX線回折パターンが観測される酸化鉄である。さらに発明者らは、この立方晶酸化鉄がε−Fe2O3結晶を得るための前駆体となり得ることを発見した。この熱処理工程Aは前駆体である立方晶酸化鉄を形成させるための熱処理である。
次に、上記のようにして得られた立方晶酸化鉄(前駆体)の粒子を酸化雰囲気下で高温に保持する熱処理工程Bに供する。これにより立方晶酸化鉄をε−Fe2O3に相変化させる。ただし、熱処理工程Bに供する立方晶酸化鉄はオキシ水酸化鉄に由来するものに限定されるわけではない。同様の立方晶酸化鉄が得られる別の手法が見出された場合には、それを採用することができる。
以上が本発明のε−Fe2O3の製法であるが、Si酸化物粒子で覆われた状態の前駆体粒子を熱処理工程Bに供すると、得られたε−Fe2O3結晶主体の粒子もSi酸化物に覆われたものとなり、このままでは磁性粉末としての取り扱い性に劣る。すなわち、多量のSi酸化物で覆われた粒子は液中や高分子基材中での分散性が良好ではなく、またε−Fe2O3結晶本来の磁気特性が十分に引き出せない。そこで、Si酸化物の大部分を除去することが望ましい。除去の手段としては、NaOHやKOHなどの強アルカリを溶解させた水溶液中に、熱処理工程Bを終えた粉末を入れて、撹拌することにより実施できる。溶解速度を上げる場合は、アルカリ溶液を加温するとよい。代表的には、NaOHなどのアルカリをシリカ分に対して、3モル倍以上添加し、水溶液温度が60〜70℃の状態で、磁性粉末を入れ撹拌すると、シリカを良好に溶解することができる。
本例は、Y(イットリウム)を添加することにより粒子形状を比較的球状化させたオキシ水酸化鉄(α−FeOOH)を原料粉に使用してε−Fe2O3結晶を得た例である。原料粉は、上で例示したオキシ水酸化鉄合成工程に準じた一般的な湿式工程により合成した。原料粉合成時の仕込み組成において、YとFeのモル比はY/Fe×100=1モル%である。実験は以下の手順に従った。
原料粉であるオキシ水酸化鉄粉末を水相中に含むミセル溶液を以下のようにして調製する。テフロン(登録商標)製のフラスコ中に、水相として、NH3が0.8モル/L、CO2が0.4モル/L溶解した水溶液を準備し、これにオキシ水酸化鉄粉末を0.175モル/L分散させる。この分散スラリー6mLに、n−オクタン18.3mLおよび1−ブタノール3.7mLを入れ、室温で良く撹拌しながら溶解させる。さらに、界面活性剤としての臭化セチルトリメチルアンモニウムを、スラリー中の水分/界面活性剤のモル比が30となる量で添加し、撹拌により溶解させ、ミセル溶液を得る。
手順1で得られた混合液を撹拌しながら、当該混合液にテトラエトキシシラン6mLを加える。約1日そのまま、撹拌し続ける。
手順2で得られた溶液を遠心分離機にセットして遠心分離処理する。この処理で得られた沈殿物を回収する。回収された沈殿物をクロロホルムとメタノールの混合溶液を用いて複数回洗浄する。得られた沈殿物はSi酸化物で被覆されたオキシ水酸化物粒子からなるものである。
手順3で得られた沈殿物を乾燥した後、その乾燥粉に対し、水素ガス90体積%+水蒸気10体積%の混合ガス雰囲気下の炉内で400℃×1時間の熱処理を施す。
手順4で得られた熱処理粉に対し、大気雰囲気の炉内で1000℃×4時間の熱処理を施す。
手順5で得られた熱処理粉を、メノウ製乳鉢で丁寧に解粒処理したのち、10モル/LのNaOH水溶液1L(リットル)中に入れ、液温70℃で24時間撹拌することにより、粒子表面に存在するSi酸化物の大部分を除去する。次いで、ろ過し、十分に水洗する。
水洗された粉末を純水1L中に入れて分散させ、室温で撹拌しながらpHをモニターして希硝酸を少量ずつ添加していき、pH2.5〜3.0に調整する。撹拌を続けているとpHは変動するので、常にpH2.5〜3.0に調整する。pH調整しながら、撹拌を1時間実施する。アルカリで熱処理粉を処理するとシリカ分は溶解するが、同時にFeやM元素もわずかながら溶解し、アルカリ溶液中で溶解し難い無定形なFeケイ酸塩やM元素ケイ酸塩が液中で合成されることが確認されている。これらのケイ酸塩は、酸に対する溶解度が高いため、上記操作により除去を行う(再溶解処理)。
本例は、Yを添加していないオキシ水酸化鉄(α−FeOOH)を原料粉に使用してε−Fe2O3結晶を得た例である。原料粉は、上で例示したオキシ水酸化鉄合成工程に準じた一般的な湿式工程により合成した。ただし、ε−Fe2O3結晶のFeサイトの一部を置換するための元素MとしてGaを含有するオキシ水酸化鉄を使用した。Gaはオキシ水酸化鉄合成の初期の液中に硝酸ガリウムを添加することにより含有させた。原料粉合成時の仕込み組成において、GaとFeのモル比はGa/Fe×100=1モル%である。
本例は、実施例2において、オキシ水酸化鉄合成時の仕込み組成におけるGa含有量を、Ga/Fe×100によるモル比で1モル%から15モル%に増量させた例である。このとき、Gaの3モル%分はオキシ水酸化鉄合成の初期の液中に硝酸ガリウムを添加することによって含有させ、残りの12モル%分はオキシ水酸化鉄成長途中に硝酸ガリウム溶液を添加してドーピングすることにより含有させた。それ以外は上記手順1〜手順6−2における条件は熱処理温度を含め実施例2と共通である。
本例は、実施例3で用いたオキシ水酸化鉄を原料粉に使用し、手順4の熱処理工程Aを省略したこと以外、実施例3と同様の条件で試料粉末を作成した例である。
本例は、実施例3で用いたオキシ水酸化鉄を原料粉に使用し、手順4の熱処理工程Aにおいて、雰囲気を水素ガス100体積%の還元雰囲気に変更したこと以外、実施例3と同様の条件で試料粉末を作成した例である。
Claims (8)
- 立方晶酸化鉄の粒子をSi酸化物で覆われた状態において700〜1300℃の酸化雰囲気下で熱処理するε−Fe2O3結晶の製法。
- 前記立方晶酸化鉄の粒子は、粒子径が200nm以下のものである請求項1に記載のε−Fe2O3結晶の製法。
- 前記立方晶酸化鉄の粒子は、ε−Fe2O3のFeサイトの一部を置換するための金属元素Mを含有するものである請求項1または2に記載のε−Fe2O3結晶の製法。
- オキシ水酸化鉄の粒子を弱還元雰囲気下で熱処理することにより立方晶酸化鉄を生成させる熱処理工程Aと、熱処理工程Aで得られた粒子を酸化雰囲気下で熱処理することにより立方晶酸化鉄からε−Fe2O3結晶を生成させる熱処理工程Bを有するε−Fe2O3結晶の製法。
- オキシ水酸化鉄の粒子をSi酸化物に覆われた状態において弱還元雰囲気下で熱処理することにより立方晶酸化鉄を生成させる熱処理工程Aと、熱処理工程Aで得られた粒子をSi酸化物に覆われた状態において酸化雰囲気下で熱処理することにより立方晶酸化鉄からε−Fe2O3結晶を生成させる熱処理工程Bを有するε−Fe2O3結晶の製法。
- 熱処理工程Aは、弱還元雰囲気が水蒸気を混合した水素ガス雰囲気であり、熱処理温度が300〜600℃の範囲の温度である請求項4または5に記載のε−Fe2O3結晶の製法。
- 熱処理工程Bは、酸化雰囲気が窒素と酸素の混合雰囲気であり、熱処理温度が700〜1300℃の範囲の温度である請求項4または5に記載のε−Fe2O3結晶の製法。
- 熱処理工程Aに供するオキシ水酸化鉄の粒子が、ε−Fe2O3のFeサイトの一部を置換するための金属元素Mを含有するものである請求項4または5に記載のε−Fe2O3結晶の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006284464A JP5105503B2 (ja) | 2006-10-19 | 2006-10-19 | ε酸化鉄の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006284464A JP5105503B2 (ja) | 2006-10-19 | 2006-10-19 | ε酸化鉄の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008100871A JP2008100871A (ja) | 2008-05-01 |
JP5105503B2 true JP5105503B2 (ja) | 2012-12-26 |
Family
ID=39435500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006284464A Active JP5105503B2 (ja) | 2006-10-19 | 2006-10-19 | ε酸化鉄の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5105503B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113661145A (zh) * | 2019-03-28 | 2021-11-16 | 同和电子科技有限公司 | 置换型ε氧化铁磁性粒子粉、置换型ε氧化铁磁性粒子粉的制造方法、压粉体、压粉体的制造方法和电波吸收体 |
EP3950598A4 (en) * | 2019-03-28 | 2023-01-11 | DOWA Electronics Materials Co., Ltd. | MAGNETIC PARTICLE POWDER FROM SUBSTITUTED EPSILONE IRON OXIDE, PROCESS FOR THE PRODUCTION OF MAGNETIC PARTICLE POWDER FROM SUBSTITUTED EPSILONE IRON OXIDE, PRODUCTION PROCESS FOR GREEN PARTS AND ABSORBER FOR ELECTROMAGNETIC WAVES |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8444872B2 (en) | 2007-05-31 | 2013-05-21 | The University Of Tokyo | Magnetic iron oxide particle, magnetic material, and radio wave absorber |
JP5036443B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2012-09-26 | 国立大学法人 東京大学 | 光触媒材料 |
JP5347146B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2013-11-20 | Tdk株式会社 | 磁性材料及び磁石、並びに磁性材料の製造方法 |
JP5408593B2 (ja) | 2009-09-30 | 2014-02-05 | 国立大学法人 東京大学 | イプシロン型酸化鉄の保磁力向上方法およびイプシロン型酸化鉄 |
JP6225440B2 (ja) * | 2013-03-18 | 2017-11-08 | 日立化成株式会社 | 磁性材料及びその製造方法及びその製造に用いるコーティング液 |
JP5906214B2 (ja) * | 2013-04-23 | 2016-04-20 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録用磁性粒子の製造方法 |
JP6133749B2 (ja) | 2013-04-26 | 2017-05-24 | 国立大学法人 東京大学 | 酸化鉄ナノ磁性粒子粉およびその製造方法、当該酸化鉄ナノ磁性粒子粉を含む酸化鉄ナノ磁性粒子薄膜およびその製造方法 |
WO2016047559A1 (ja) * | 2014-09-24 | 2016-03-31 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 鉄系酸化物磁性粒子粉および鉄系酸化物磁性粒子粉の製造方法 |
JP5966064B1 (ja) | 2014-09-24 | 2016-08-10 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 鉄系酸化物磁性粒子粉および鉄系酸化物磁性粒子粉の製造方法 |
CN109478411B (zh) | 2016-10-17 | 2021-08-06 | 索尼公司 | 磁性粉末、磁性粉末的制造方法和磁记录介质 |
US11521649B2 (en) | 2016-11-11 | 2022-12-06 | Sony Corporation | Method of producing a magnetic powder and method of producing a magnetic recording medium |
JP6856196B2 (ja) * | 2016-12-28 | 2021-04-07 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 磁性粒子およびその製造方法 |
JP6981783B2 (ja) | 2017-06-09 | 2021-12-17 | 富士フイルム株式会社 | コアシェル粒子、コアシェル粒子の焼成物、コアシェル粒子の製造方法、イプシロン型酸化鉄系化合物粒子、イプシロン型酸化鉄系化合物粒子の製造方法、磁気記録媒体、及び磁気記録媒体の製造方法 |
JP2019102777A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | 国立大学法人 東京大学 | 複合磁性体の製造方法および複合磁性体ならびにそれを用いた磁性塗料および磁性部品 |
CN111902869B (zh) * | 2018-03-30 | 2022-06-24 | 索尼公司 | 磁性粉末的制造方法和磁记录介质的制造方法 |
KR102130103B1 (ko) * | 2018-12-07 | 2020-07-03 | 울산과학기술원 | 페리자성체 및 이의 제조방법 |
JPWO2021149715A1 (ja) * | 2020-01-21 | 2021-07-29 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62108738A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | 強磁性酸化鉄粉末の製造方法 |
JPS62292620A (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-19 | Tdk Corp | 磁気記録媒体用磁性粉末とその製造方法 |
JP3482177B2 (ja) * | 1992-12-29 | 2003-12-22 | 石原産業株式会社 | コバルト含有磁性酸化鉄粉末およびそれを用いた磁気記録媒体 |
JP2000290018A (ja) * | 1999-04-02 | 2000-10-17 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 酸化鉄系粉末およびその製造方法 |
JP2003252618A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-10 | Kanagawa High-Technology Foundation | 磁気ナノ微粒子及びその製造方法並びに磁気ナノ微粒子薄膜 |
JP4080798B2 (ja) * | 2002-06-27 | 2008-04-23 | 日立マクセル株式会社 | 核酸結合用磁性担体およびその製造方法 |
JP5034264B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2012-09-26 | 株式会社豊田中央研究所 | 酸化物複合体及びその製造方法 |
-
2006
- 2006-10-19 JP JP2006284464A patent/JP5105503B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113661145A (zh) * | 2019-03-28 | 2021-11-16 | 同和电子科技有限公司 | 置换型ε氧化铁磁性粒子粉、置换型ε氧化铁磁性粒子粉的制造方法、压粉体、压粉体的制造方法和电波吸收体 |
EP3950598A4 (en) * | 2019-03-28 | 2023-01-11 | DOWA Electronics Materials Co., Ltd. | MAGNETIC PARTICLE POWDER FROM SUBSTITUTED EPSILONE IRON OXIDE, PROCESS FOR THE PRODUCTION OF MAGNETIC PARTICLE POWDER FROM SUBSTITUTED EPSILONE IRON OXIDE, PRODUCTION PROCESS FOR GREEN PARTS AND ABSORBER FOR ELECTROMAGNETIC WAVES |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008100871A (ja) | 2008-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5105503B2 (ja) | ε酸化鉄の製法 | |
JP6676493B2 (ja) | 鉄系酸化物磁性粒子粉の製造方法 | |
JP5142354B2 (ja) | ε−Fe2O3結晶の製法 | |
JP5445843B2 (ja) | 磁性酸化鉄粒子、磁性体、および電波吸収体 | |
JP6010181B2 (ja) | 鉄系酸化物磁性粒子粉およびその製造方法並びに塗料および磁気記録媒体 | |
Xuan et al. | Synthesis and magnetic properties of Mn–Zn ferrite nanoparticles | |
JP5130534B2 (ja) | 磁気特性を改善したε酸化鉄粉末 | |
Grindi et al. | Microwave-assisted synthesis and magnetic properties of M-SrFe12O19 nanoparticles | |
JP5521287B2 (ja) | 磁気記録媒体用フェライト粒子 | |
JP5124826B2 (ja) | 分散性の良いε酸化鉄粉末 | |
JP5906214B2 (ja) | 磁気記録用磁性粒子の製造方法 | |
Wang et al. | Highly dispersed spinel (Mg, Ca, Ba)-ferrite nanoparticles: Tuning the particle size and magnetic properties through a modified polyacrylamide gel route | |
JP6480715B2 (ja) | 鉄系酸化物磁性粒子粉の前駆体およびそれを用いた鉄系酸化物磁性粒子粉の製造方法 | |
WO2016111224A1 (ja) | 鉄系酸化物磁性粒子粉およびその製造方法並びに塗料および磁気記録媒体 | |
Nguyen et al. | Influence of the synthetic conditions on the crystal structure, magnetic and optical properties of holmium orthoferrite nanoparticles | |
Marjeghal et al. | The effect of the citric acid to metal nitrates molar ratio on the structural and magnetic properties of strontium hexaferrite nanoparticles synthesized by the sol-gel combustion method | |
JP2017201672A (ja) | 磁性粉末の製造方法 | |
JP4813507B2 (ja) | 磁性材料並びにそれを用いた磁気メモリ、及び温度センサ | |
TWI732445B (zh) | 鐵系氧化物磁性粉及其製造方法 | |
JP7561557B2 (ja) | 鉄系酸化物磁性粉およびその製造方法 | |
ABEDINI et al. | The effect of molar ratio on structural and magnetic properties of BaFe12O19 nanoparticles prepared by sol-gel auto-combustion method | |
TWI768299B (zh) | 置換型ε氧化鐵磁性粒子粉、置換型ε氧化鐵磁性粒子粉的製造方法、壓粉體、壓粉體的製造方法及電波吸收體 | |
JP2791565B2 (ja) | Srフェライト粒子粉末の製造法 | |
KR101204274B1 (ko) | 고보자력의 바륨 알루미늄 페라이트 나노 분말 제조방법 및 이에 의해 제조된 바륨 알루미늄 페라이트 나노 분말 | |
JP7497258B2 (ja) | 置換型ε酸化鉄磁性粒子粉および置換型ε酸化鉄磁性粒子粉の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120928 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5105503 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |