JP5101448B2 - Test support system - Google Patents
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Description
この発明はテスト支援システムに係り、特に、複数のクライアントとサーバを通信ネットワークで接続したオンラインシステムの全体動作を検証するオンラインテストを支援する技術に関する。 The present invention relates to a test support system, and more particularly to a technique for supporting an online test for verifying the overall operation of an online system in which a plurality of clients and servers are connected by a communication network.
複数のクライアントとサーバを通信ネットワークで接続したオンラインシステムを通じて、クライアントに対して様々なサービスを提供する機会が増えてきている。
図18は、このようなオンラインシステムの一例を示すシステム構成図であり、オンラインシステム80は、Webブラウザプログラムを搭載したクライアント12と、PL(Presentation Logic)サーバ14と、複数のBL(Business Logic)サーバ16(第1のBLサーバ16a〜第3のBLサーバ16c)を備えている。クライアント12−PLサーバ14間、及びPLサーバ14−BLサーバ16間は、通信ネットワークを介して接続されている。
Opportunities to provide various services to clients are increasing through an online system in which a plurality of clients and servers are connected via a communication network.
FIG. 18 is a system configuration diagram showing an example of such an online system. The
PLサーバ14は、クライアント12からのリクエストデータ30を受け付けた後、担当のBLサーバ16に入力データを送信して処理を依頼すると共に、BLサーバ16から返された処理結果データ32をクライアントに送信するフロントエンドサーバとして機能する。
このためPLサーバ14は、画面制御部20と、ディスパッチエンジン21と、コネクタ22を備えている。
After receiving the
Therefore, the
画面制御部20は、画面遷移定義DB23を参照し、クライアント12に対して送信する画面(Htmlファイル)を生成する機能を果たす。
またディスパッチエンジン21は、ディスパッチ定義DB24を参照し、リクエストデータ30に対応したトランザクション及び担当BLサーバを特定する機能を果たす。
またコネクタ22は、各BLサーバ16が要求する固有の形式に入力データを変換すると共に、BLサーバ16から送信された処理結果データをPLサーバ14の標準形式に変換する機能を発揮する。このため、BLサーバ16毎に対応のデータ変換部(第1のBLサーバ用データ変換部22a〜第3のBLサーバ用データ変換部22c)が設けられている。
The
The
The
各BLサーバ16は、PLサーバ14から受け取った入力データに基づき、直接または図示しないDBサーバを通じて間接的に管理しているデータベース28に対する検索、更新等の業務処理を実行するバックエンドサーバとして機能する。
Each
図18では、クライアント12から送信されたリクエストデータ30に含まれるデータ(1)を第1のBLサーバ16aに送信して所定のトランザクション処理を依頼し、その処理結果データであるデータ(2)を第2のBLサーバ16bに送信して所定のトランザクション処理を依頼し、その処理結果データであるデータ(3)を第3のBLサーバ16cに送信して所定のトランザクション処理を依頼し、その処理結果データであるデータ(4)を最終的な処理結果データ32としてクライアント12に送信するパターンが例示されている。
In FIG. 18, the data (1) included in the
このようなオンラインシステム80を構築するに際しては、各サーバに搭載された個々のアプリケーションプログラムの単体テストや結合テストが必要であることは勿論であるが、サービスのリリース前にはクライアント12と各サーバを通信ネットワークを介して接続した状態で、オンラインシステム全体の動作を検証する必要がある。
また、既存のオンラインシステムに新たな機能を追加したり、バグの修正を行った場合には、他の既存機能に悪影響(デグレード)が生じていないか等を確認する必要性が生じる。
When constructing such an
In addition, when a new function is added to an existing online system or a bug is corrected, it is necessary to check whether other existing functions are adversely affected (degrade).
この所謂オンラインテストに際しては、予め準備された複数のシナリオに従ってオペレータがクライアント12から実際の入力を行い、システムによって提供される各種機能が正常に動作するか否かが検証される。そして、何らかの不具合が生じた場合には、少し前の地点に戻って入力をやり直し、問題箇所や原因を突き止める作業が繰り返される。
In this so-called online test, an operator performs actual input from the
大規模なオンラインシステムともなれば、多数のサーバの連携によって処理が実行されるため、必然的にテスト項目が多岐に亘り、また不具合が生じる可能性も増大する。この結果、全項目についての確認を完了するためには、多数のオペレータが何度も同じ入力を繰り返す必要が生じる。
このため、非特許文献1及び2に示すように、オペレータによる入力作業を軽減するためのツールが幾つか提案されている。
For this reason, as shown in
この種の入力支援ツールは、オペレータによる入力装置31からの入力操作と、表示装置33における表示画面を入力支援用DB82に逐一記録する機能を備えているため、オペレータが再入力することなく、同じリクエストデータ30をサーバ側に何度でも再投入することができると共に、新たな表示画面と前回の表示画面を比較し、両者が一致するか否かを判定することが可能となる。
また、各BLサーバ16が管理するデータベース28のバックアップを最初に1回だけとっておけば、これをベースにして任意の地点までの入力を再現することにより、当該地点におけるデータベース28の状態を復元することが可能となる。
This type of input support tool has the function of recording the input operation from the
Also, if the
しかしながら、この従来の入力支援ツールはあくまでもクライアント12毎に導入されるアプリケーションプログラムであり、監視の対象となるデータもクライアント12から送信されたリクエストデータ30と、クライアント12が受信した処理結果データ32に限定されているという問題があった。
However, this conventional input support tool is an application program introduced for each
実際のところ、クライアント12から1つのリクエストデータを受け付けた場合であっても、PLサーバ14を介して複数のBLサーバ16が連携して動作し、最終的な処理結果データがもたらされることが多いにかかわらず、上記の入力支援ツールで捕捉できるのは図18におけるリクエストデータ30と処理結果データ32に限られ、PLサーバ14内においてトランザクション単位で生起したデータ(1)〜(4)のレベルでデータを保存することは出来なかった。
In fact, even when one request data is received from the
このため、従来の入力支援ツールは、テストの再実施もリクエスト単位に限定され、各BLサーバ16によるトランザクション単位でテストを再実行することもできなかった。この結果、図19に示すように、あるデータベース28の状態がトランザクションα〜γによって実際には(イ)→(ロ)→(ハ)→(ニ)と順に更新されていく場合であっても、従来の入力支援ツールで再現されるのは(イ)→(ニ)の更新のみであり、途中の(ロ)及び(ハ)の状態を復元することは不可能であった。
For this reason, in the conventional input support tool, the re-execution of the test is limited to the request unit, and the test cannot be re-executed in units of transactions by each
この発明は従来の上記問題を解決するために案出されたものであり、バックエンドサーバのトランザクション単位で入力データ及び処理結果データの保存が可能であり、その結果、トランザクション単位でのテストの再実行及びデータベースの復元を可能とする技術の実現を目的としている。 The present invention has been devised in order to solve the above-described conventional problems, and can store input data and processing result data in units of transactions of the back-end server. It aims to realize a technology that enables execution and restoration of a database.
上記の目的を達成するため、請求項1に記載したテスト支援システムは、クライアントと、業務処理を実行する複数のバックエンドサーバと、上記クライアントからのリクエストデータを受け取り、担当のバックエンドサーバに必要な入力データを送信して処理を依頼し、その処理結果データをクライアントに送信するフロントエンドサーバとを備えたオンラインシステムにおいて、上記フロントエンドサーバが、オンラインテストの初回ラン時に、(a)クライアントからのリクエストデータを受け付ける処理と、(b)このリクエストデータに含まれるリクエストIDに対応した複数のトランザクション、各トランザクションを担当するバックエンドサーバ及び各トランザクションの順番を特定する処理と、(c)上記リクエストデータに含まれた入力データを、最初のトランザクションを担当するバックエンドサーバに送信する処理と、(d)この入力データを、当該トランザクション及び担当のバックエンドサーバを特定するBEトランザクションIDと関連付けて、テスト用データベースに格納する処理と、(e)上記バックエンドサーバからトランザクションの処理結果データが送信された場合に、これを上記(d)のBEトランザクションIDと関連付けて上記テスト用データベースに格納する処理と、(f)上記(e)の処理結果データを入力データとして、次のトランザクションを担当するバックエンドサーバに送信する処理と、(g)この入力データを、当該トランザクション及び担当のバックエンドサーバを特定するBEトランザクションIDと関連付けて、上記テスト用データベースに格納する処理と、(h)上記バックエンドサーバからトランザクションの処理結果データが送信された場合に、これを上記(g)のBEトランザクションIDと関連付けて上記テスト用データベースに格納する処理と、(i)上記(f)〜(h)の処理を必要回数繰り返し、最終的な処理結果データが得られた時点で、これをリクエストの処理結果データとして上記クライアントに送信する処理を実行し、同フロントエンドサーバが、オンラインテストの再ラン時には、(j)特定のBEトランザクションIDを指定した再ラン指示データを受け付ける処理と、(k)当該BEトランザクションIDに関連付けられた入力データを上記テスト用データベースから取り出し、当該BEトランザクションIDに基づいて特定されるバックエンドサーバに送信する処理と、(l)当該バックエンドサーバからトランザクションの処理結果データが送信された場合に、この再ラン結果データを上記(k)のBEトランザクションIDに関連付けて上記テスト用データベースに格納する処理を実行することを特徴としている。
上記の「初回ラン」とは、クライアントから入力されたリクエストデータに基づいて実施される第1回目のオンラインテストを意味している。これに対し「再ラン」とは、データベースに蓄積された初回ラン時のデータに基づいて再演される2回目以降のオンラインテストを意味している。
In order to achieve the above object, the test support system according to
The above-mentioned “first run” means a first online test performed based on request data input from a client. On the other hand, “rerun” means a second or later online test replayed based on the data of the first run accumulated in the database.
また、請求項2に記載したテスト支援システムは、請求項1のシステムであって、さらに上記フロントエンドサーバが、上記テスト用データベースに格納された初回ラン時の処理結果データと再ラン結果データをトランザクション単位で比較し、その結果を出力する機能を備えたことを特徴としている。
The test support system according to
この発明に係るテスト支援システムにあっては、オンラインテストの初回ラン時に、フロントエンドサーバによって、各バックエンドサーバへの入力データ及び出力データが、担当のバックエンドサーバ及びトランザクションに関連付けて逐一テスト用データベースに保存される仕組みであるため、オンラインテストの再実施時にはトランザクション単位で特定のバックエンドサーバを動作させることが可能となり、よりきめ細かくオンラインシステムの正常/異常を検証することができる。
この結果、各バックエンドサーバが管理するデータベースの状態も、トランザクション単位で復元することが可能となる。
In the test support system according to the present invention, at the first run of the online test, the front-end server associates the input data and output data to each back-end server with the back-end server in charge and the transaction for testing one by one. Since the system is stored in the database, a specific back-end server can be operated in units of transactions when the online test is re-executed, and the normality / abnormality of the online system can be verified more finely.
As a result, the state of the database managed by each back-end server can be restored in units of transactions.
図1は、この発明に係るテスト支援システムを含むオンラインシステム10を示しており、Webブラウザプログラムを搭載したクライアント12と、PLサーバ14と、複数のBLサーバ16(第1のBLサーバ16a、第2のBLサーバ16b、第3のBLサーバ16c)と、テスト端末18を備えている。クライアント12−PLサーバ14間、PLサーバ14−BLサーバ16a〜16c間、PLサーバ14−テスト端末18間は、通信ネットワークを介して接続されている。
FIG. 1 shows an
PLサーバ14は、クライアント12からのリクエストデータ30を受け付け、当該リクエストを実現するのに必要なトランザクション及び担当のBLサーバ16を特定した後、担当のBLサーバ16に入力データ(引数)を送信して処理を依頼すると共に、BLサーバ16から返された最終的な処理結果データ32を含む画面をクライアント12に送信する、フロントエンドサーバとして機能する。
このためPLサーバ14は、画面制御部20と、ディスパッチエンジン21と、コネクタ22を備えている。
The
Therefore, the
画面制御部20は、画面遷移定義DB23を参照し、クライアント12に対して送信する画面(Htmlファイル)を生成する機能を主として果たす。
The
ディスパッチエンジン21は、ディスパッチ定義DB24を参照し、クライアント12からのリクエストに対応したトランザクション及び担当のBLサーバ16を特定する機能を果たす。
また、ディスパッチエンジン21内には、テスト支援部25が生成されており、PLサーバ14のディスク内に設けられたテスト用DB26を管理している。このテスト支援部25の機能、及びその生成方法については後述する。
The
A
コネクタ22は、各BLサーバ16が要求する固有のフォーマットに入力データを変換すると共に、BLサーバ16から送信された処理結果データをPLサーバ14の標準形式に変換する機能を発揮する。このため、BLサーバ16a〜16c毎に複数のデータ変換部(第1のBLサーバ用データ変換部22a〜第3のBLサーバ用データ変換部22c)が設けられている。
例えば、第1のBLサーバ16aがC言語に対応したTPモニタを搭載している場合、第1のBLサーバ用データ変換部22aは、TPモニタ向けのデータ変換機能を備える。また、第2のBLサーバがEJB(Enterprise Java Beans)コンテナを搭載している場合、第2のBLサーバ用データ変換部22bは、EJBコンテナ向けのデータ変換機能を備える。また、第3のBLサーバ16cがCOBOL言語に対応したDB/BCシステムを搭載している場合、第3のBLサーバ用データ変換部22cは、ホストOS向けのデータ変換機能を備える。
The
For example, when the
BLサーバ16a〜16cは、PLサーバ14から受け取った入力データに基づき、直接または図示しないDBサーバを通じて間接的に管理しているデータベース28に対する検索、更新等の業務処理を実行するバックエンドサーバとして機能する。
The
つぎに、図2のフローチャートに従い、このオンラインシステム10に対する初回ラン時の処理手順を説明する。
初回ラン時には、まずクライアント12からリクエストデータ30が送信される。例えば、オペレータがテストシナリオに従い、検索画面の入力欄に入力装置31を介して検索文字列を入力すると、クライアント12からPLサーバ14に対して、検索のリクエストID及び検索文字列を含んだリクエストデータ30が送信される。
Next, the processing procedure at the time of the first run for the
In the first run,
このリクエストデータ30を受信した画面制御部20は(S10)、当該リクエストデータ30に含まれているリクエストIDを取得する(S11)。つぎに画面制御部20は、画面遷移定義DB23を参照し、当該リクエストIDに対応したPLトランザクションIDを特定する(S12)。このPLトランザクションIDは、ディスパッチエンジン21に渡される。
The
画面制御部20からPLトランザクションIDを受け取ったディスパッチエンジン21は、このPLトランザクションIDをキーにディスパッチ定義DB24を検索し、当該PLトランザクションIDに関連付けられたBEトランザクションIDを特定する(S13)。
Upon receiving the PL transaction ID from the
BEトランザクションIDは、特定のBLサーバに対する特定の処理(トランザクション)を規定するものであり、PLトランザクションIDには1または複数のBEトランザクションIDが処理の順番通りに関連付けられている。このため、ディスパッチエンジン21はPLトランザクションIDに基づいて複数のBEトランザクションIDを特定した時点で、今回のリクエストに応えるために必要なトランザクション、それぞれの担当BLサーバ16、トランザクションの順番等を認識することができる。
The BE transaction ID defines a specific process (transaction) for a specific BL server, and one or more BE transaction IDs are associated with the PL transaction ID in the order of processing. For this reason, when the
ここでは、クライアント12から送信された検索文字列であるデータ(1)を第1のBLサーバ16aに送信して所定の検索処理を依頼し、その処理結果データであるデータ(2)を第2のBLサーバ16bに送信して所定の検索処理を依頼し、その処理結果データであるデータ(3)を第3のBLサーバ16cに送信して所定の検索処理を依頼し、その処理結果データであるデータ(4)を最終的な処理結果データ32としてクライアント12に送信する処理手順が、ディスパッチ定義DB24に規定されているものと想定する。
Here, data (1), which is a search character string transmitted from the
この場合、まずディスパッチエンジン21は、データ(1)をコネクタ22の第1のBLサーバ用データ変換部22aに出力する。第1のBLサーバ用データ変換部22aは、このデータ(1)を第1のBLサーバ16a向けのデータ形式に変換した後、第1のBLサーバ16aに送信する(S14)。
In this case, the
これと並行してテスト支援部25がデータ(1)を捕捉し、検索トランザクション及び第1のBLサーバ16aを特定する情報と関連付けてテスト用DB26に格納する(S15)。具体的には、図3に示すように、BEトランザクションID「111」のINデータ(=入力データ)の項目に、データ(1)が登録される。
この場合、BEトランザクションID「111」が、検索トランザクション及び第1のBLサーバ16aを特定する情報に該当する。
図示の通り、このテスト用DB26には、各トランザクション単位でリクエストID、PLトランザクションID、BEトランザクションIDからなる制御情報が格納されている。
In parallel with this, the
In this case, the BE transaction ID “111” corresponds to information specifying the search transaction and the
As illustrated, the
つぎに、第1のBLサーバ16aから処理結果データが返されると(S16)、第1のBLサーバ用データ変換部22aにおいてPLサーバ14向けの標準形式に変換された後(S17)、データ(2)としてディスパッチエンジン21に出力される。
Next, when processing result data is returned from the
この際、テスト支援部25がデータ(2)を捕捉し、テスト用DB26に第1のBLサーバ16aからの検索トランザクションの処理結果データとして格納する(S18)。具体的には、BEトランザクションID「111」のOUTデータ(=処理結果データ)の項目に、データ(2)が登録される。
At this time, the
つぎにディスパッチエンジン21は、上記のディスパッチ定義に従い、データ(2)をコネクタ22の第2のBLサーバ用データ変換部22bに出力する。第2のBLサーバ用データ変換部22bは、このデータ(2)を第2のBLサーバ16b向けのデータ形式に変換した後、第2のBLサーバ16bに送信する(S19)。
Next, the
同時に、テスト支援部25がデータ(2)を捕捉し、検索トランザクション及び第2のBLサーバ16bを特定する情報と関連付けてテスト用DB26に格納する(S20)。具体的には、BEトランザクションID「222」のINデータの項目に、データ(2)が登録される。
この場合、BEトランザクションID「222」が、検索トランザクション及び第2のBLサーバ16bを特定する情報に該当する。
At the same time, the
In this case, the BE transaction ID “222” corresponds to information specifying the search transaction and the
第2のBLサーバ16bから処理結果データが返されると(S21)、第2のBLサーバ用データ変換部22bにおいてPLサーバ14向けの標準形式に変換された後(S22)、データ(3)としてディスパッチエンジン21に出力される。
When processing result data is returned from the
この際、テスト支援部25がデータ(3)を捕捉し、テスト用DB26に第2のBLサーバ16bからの検索トランザクションの処理結果データとして格納する(S23)。具体的には、BEトランザクションID「222」のOUTデータの項目に、データ(3)が登録される。
At this time, the
つぎにディスパッチエンジン21は、上記のディスパッチ定義に従い、データ(3)をコネクタ22の第3のBLサーバ用データ変換部22cに出力する。第3のBLサーバ用データ変換部22cは、このデータ(3)を第3のBLサーバ16c向けのデータ形式に変換した後、第3のBLサーバ16cに送信する(S24)。
Next, the
同時に、テスト支援部25がデータ(3)を捕捉し、検索トランザクション及び第3のBLサーバ16cを特定する情報と関連付けてテスト用DB26に格納する(S25)。具体的には、BEトランザクションID「333」のINデータの項目に、データ(3)が登録される。
この場合、BEトランザクションID「333」が、検索トランザクション及び第3のBLサーバ16cを特定する情報に該当する。
At the same time, the
In this case, the BE transaction ID “333” corresponds to information specifying the search transaction and the
第3のBLサーバ16cから処理結果データが返されると(S26)、第3のBLサーバ用データ変換部22cにおいてPLサーバ14向けの標準形式に変換された後(S27)、データ(4)としてディスパッチエンジン21に出力される。
When processing result data is returned from the
この際、テスト支援部25がデータ(4)を捕捉し、テスト用DB26に第3のBLサーバ16cからの処理結果データとして格納する(S28)。具体的には、BEトランザクションID「333」のOUTデータの項目に、データ(4)が登録される。
At this time, the
このデータ(4)は、画面制御部20によって最終的なリクエストの処理結果データ32として処理結果表示画面中に埋め込まれ、クライアント12に送信される(S29)。
この結果、クライアント12の表示装置33上に処理結果データ32が表示される。
This data (4) is embedded in the processing result display screen as the final request
As a result, the
以上のように、クライアント12から一つのリクエストデータ30が送信された場合、テスト支援部25の働きにより、テスト用DB26には第1のBLサーバ16a、第2のBLサーバ16b、第3のBLサーバ16cに係る入力データ及び処理結果データが、トランザクション単位で蓄積されることとなる。
As described above, when one
もちろん、複数のBLサーバ16に対して所定の処理を順番に依頼する場合に限られず、1つのBLサーバ16に対して複数の処理を連続して依頼する場合や、複数のBLサーバ16に対して同時並列的に複数の処理を依頼する場合にも、テスト支援部25によってトランザクション毎に入力データと処理結果データがテスト用DB26に記録されることとなる。
Of course, it is not limited to the case where a plurality of
つぎに、初回ランによって収集したトランザクション毎の入力データ及び処理結果データに基づいて、同様のテストを再ランする場合について説明する。
図4は、再ラン時におけるオンラインシステム10のシステム構成図であり、クライアント12や画面制御部20の関与なしに再ランが実行されることを表現している。
Next, a case where a similar test is rerun based on input data and processing result data for each transaction collected by the first run will be described.
FIG. 4 is a system configuration diagram of the
以下、図5のフローチャートに従い、再ラン時の処理手順を説明する。
まず、テスト端末18からPLトランザクションID「1111」を特定した再ランの指示データが送信されると、これを受けたテスト支援部25は(S40)、再ランの実行範囲を特定する(S41)。ここで、PLトランザクションID「1111」はBEトランザクションID「111」〜「333」を包含する上位概念であるため、テスト支援部25は初回ランと同じ範囲で再ランを行うべきものと判断する。
Hereinafter, the processing procedure at the time of rerun will be described according to the flowchart of FIG.
First, when the rerun instruction data specifying the PL transaction ID “1111” is transmitted from the
そこでテスト支援部25は、テスト用DB26からBEトランザクションID「111」の入力データであるデータ(1)を取り出し(S42)、ディスパッチエンジン21に渡す。
Therefore, the
ディスパッチエンジン21は、データ(1)をコネクタ22の第1のBLサーバ用データ変換部22aに出力する。第1のBLサーバ用データ変換部22aは、このデータ(1)を第1のBLサーバ16a向けのデータ形式に変換した後、第1のBLサーバに送信する(S43)。
The
そして、第1のBLサーバ16aから処理結果データが返されると(S44)、第1のBLサーバ用データ変換部22aにおいてPLサーバ14向けの標準形式に変換された後(S45)、データ(2)'としてディスパッチエンジン21に出力される。
When the processing result data is returned from the
このデータ(2)'は、テスト支援部25によって捕捉され、テスト用DB26に格納される(S46)。具体的には、図6に示すように、BEトランザクションID「111」の再ラン結果データの項目に、データ(2)'が登録される。
This data (2) ′ is captured by the
つぎにテスト支援部25は、テスト用DB26からBEトランザクションID「222」の入力データであるデータ(2)を取り出し(S47)、ディスパッチエンジン21に渡す。
Next, the
ディスパッチエンジン21は、データ(2)をコネクタ22の第2のBLサーバ用データ変換部22bに出力する。第2のBLサーバ用データ変換部22bは、このデータ(2)を第2のBLサーバ16b向けのデータ形式に変換した後、第2のBLサーバ16bに送信する(S48)。
The
そして、第2のBLサーバ16bから処理結果データが返されると(S49)、第2のBLサーバ用データ変換部22bにおいてPLサーバ14向けの標準形式に変換された後(S50)、データ(3)'としてディスパッチエンジン21に出力される。
When the processing result data is returned from the
このデータ(3)'は、テスト支援部25によって捕捉され、テスト用DB26に格納される(S51)。具体的には、BEトランザクションID「222」の再ラン結果データの項目に、データ(3)'が登録される。
This data (3) ′ is captured by the
つぎにテスト支援部25は、テスト用DB26からBEトランザクションID「333」のINデータであるデータ(3)を取り出し(S52)、ディスパッチエンジン21に渡す。
Next, the
ディスパッチエンジン21は、データ(3)をコネクタ22の第3のBLサーバ用データ変換部22cに出力する。第2のBLサーバ用データ変換部22cは、このデータ(3)を第3のBLサーバ16c向けのデータ形式に変換した後、第3のBLサーバ16cに送信する(S53)。
The
そして、第3のBLサーバ16cから処理結果データが返されると(S54)、第3のBLサーバ用データ変換部22cにおいてPLサーバ14向けの標準形式に変換された後(S55)、データ(4)'としてディスパッチエンジン21に出力される。
When the processing result data is returned from the
このデータ(4)'は、テスト支援部25によって捕捉され、テスト用DB26に格納される(S56)。具体的には、BEトランザクションID「333」の再ラン結果データの項目に、データ(4)'が登録される。
This data (4) ′ is captured by the
つぎに、テスト支援部25はテスト用DB26に格納された初回ラン時の各BEトランザクションIDの処理結果データ(OUTデータ)と再ラン結果データとを比較し(S57)、その比較結果のリストをテスト端末18に送信する(S58)。
Next, the
例えば、バグの修正を行う前に初回ランを実行しておき、バグの修正後に再ランを行えば、バグの修正によって悪影響が生じているか否かを確認することができる。すなわち、比較結果リストが全て「一致」であれば問題ないが、「不一致」の場合にはデグレードが生じている可能性があるため、より細かいレベルでの再ランを行う必要がある。 For example, if a first run is performed before a bug is corrected and a rerun is performed after the bug is corrected, it can be confirmed whether or not the bug correction has caused an adverse effect. That is, there is no problem if all the comparison result lists are “match”, but there is a possibility that degradation has occurred in the case of “mismatch”, and therefore it is necessary to perform rerun at a finer level.
このテスト支援システムにおいては、トランザクション単位で個別に再ランを行うこともできる。
例えば、テスト端末18からBEトランザクションID「222」を指定した再ランの指示データが送信された場合、図7に示すように、テスト支援部25はテスト用DB26から「222」の入力データであるデータ(2)を取り出し、ディスパッチエンジン21に渡す。
In this test support system, rerun can be performed individually for each transaction.
For example, when rerun instruction data specifying the BE transaction ID “222” is transmitted from the
ディスパッチエンジン21は、データ(2)をコネクタ22の第2のBLサーバ用データ変換部22bに出力する。第2のBLサーバ用データ変換部22bは、このデータ(2)を第2のBLサーバ16b向けのデータ形式に変換した後、第2のBLサーバ16bに送信する。
The
そして、第2のBLサーバ16bから処理結果データが返されると、第2のBLサーバ用データ変換部22bにおいてPLサーバ14向けの標準形式に変換された後、データ(3)'としてディスパッチエンジン21に出力される。
このデータ(3)'は、テスト支援部25によって捕捉され、テスト用DB26におけるBEトランザクションID「222」の再ラン結果データの項目に登録される。
When the processing result data is returned from the
This data (3) ′ is captured by the
このように、トランザクション単位で再ランを実施し、初回ラン時の処理結果データと再ラン結果データとを比較することにより、リクエスト単位で入力データと処理結果データを比較する従来の入力支援ツールに比べ、よりきめ細かいレベルでBLサーバ16の動作を検証することが可能となる。
In this way, a rerun is performed for each transaction, and the processing result data at the first run and the rerun result data are compared, thereby comparing the input data with the processing result data for each request. In comparison, the operation of the
また、このようにBLサーバ16のトランザクション単位での再ランが可能であることから、このテスト支援システムによれば、データベース28の状態もトランザクション単位で復元することが可能となる。
すなわち、各BLサーバ16が管理するデータベース28については、初回ランの直前にバックアップが取られているため、このバックアップされたデータに基づいて必要なトランザクションを順次実行することにより、各データベース28の更新具合をその都度確認することが可能となる。
In addition, since the
In other words, since the
図8は、ある住所管理データベース28に対する更新状況を例示するものであり、トランザクションαによって「TEL」が更新され、トランザクションβによって「FAX」が、またトランザクションγによって「住所」が更新される仕組みである場合、トランザクションα〜γを順にワンステップずつ再ランさせることにより、データベース28が(イ)→(ロ)→(ハ)→(ニ)と更新されてきた様子を個別に確認することができる。
FIG. 8 exemplifies the update status for a certain
これに対し、従来の入力支援ツールを用いた場合は、リクエスト単位でしか再ランが実施できず、BLサーバ16のトランザクション単位で再ランを実施することができなかったため、図19に示したように、データベース28の(イ)と(ハ)の状態のみを比較するしかなく、途中の(ロ)地点、(ハ)地点の状態を確認することはできなかった。
On the other hand, when the conventional input support tool is used, rerun can be executed only in units of requests, and rerun cannot be executed in units of transactions of the
ところで、オンラインシステムにおいては、同一のデータベースに対して複数のクライアントが同時にアクセスし、相互に矛盾した更新処理が実行されることを防止する目的で、「楽観的排他ロック」と称する機能が一般に設けられている。 By the way, in an online system, a function called “optimistic exclusive lock” is generally provided for the purpose of preventing a plurality of clients from accessing the same database at the same time and performing update processing contradictory to each other. It has been.
図9は、この楽観的排他ロックの仕組みを説明するための図であり、データベース28の各レコードには「最終更新日時」のデータ項目42が設けられている。
ここで、図9(a)に示すように、クライアント12から「社員ID=001」を指定した検索リクエストデータ30が送信されると、PLサーバ14経由でこれを受け取ったBLサーバ16は、データベース28から検索条件にマッチしたレコードを抽出し、PLサーバ14経由でクライアント12に検索処理結果データ32を送信することとなるが、この検索処理結果データ32には「更新日時」のデータ項目43が設けられており、データベース28の「最終更新日時」の値である「05/24/10:00」が充填されている。
FIG. 9 is a diagram for explaining the mechanism of this optimistic exclusive lock, and each record of the
Here, as shown in FIG. 9 (a), when the
そして、同クライアント12から「社員ID=001」のレコードについての更新リクエストデータが送信される場合には、このデータにも上記の「更新日時」が引き継がれることとなる。
例えば、図9(b)に示すように、5月24日の14:00にクライアント12から同社員の所属を「営業部」から「総務部」に変更する内容の更新リクエストデータ30が送信される場合、「05/24/10:00」のデータが付加されている。
When the update request data for the record of “employee ID = 001” is transmitted from the
For example, as shown in FIG. 9 (b), at 14:00 on May 24,
この更新リクエストデータ30を受信したBLサーバ16は、その更新日時とデータベース28に格納された対応レコードの最終更新日時を比較し、両者が一致していることを確認した上で、当該レコードへの更新を実行する。この際、当該レコードの最終更新日時は「05/24/14:00」に更新される。また、クライアント12に対しては更新処理結果データ32が送信されるが、このデータの更新日時には最新の「05/24/14:00」が記録される。
The
これに対し、更新リクエストデータ30の更新日時とデータベース28側の最終更新日時が一致しない場合には、その間に他のクライアントによって当該レコードに更新がなされたことを意味しているため、BLサーバ16からクライアント12に対してエラーメッセージが送信され、データの更新が拒絶されることとなる。
On the other hand, if the update date / time of the
以上のように、楽観的排他ロック機構を備えることにより、オンラインシステムに含まれるデータベースに矛盾が生じることを有効に抑えることが可能となる。
しかしながら、この楽観的排他ロック機構を備えたオンラインシステムにこのテスト支援システムをそのまま適用すると再ラン時に問題が生じるため、これを回避するための仕組みを講じておく必要がある。以下において、この問題とその回避方法について説明する。
As described above, by providing the optimistic exclusive lock mechanism, it is possible to effectively suppress the occurrence of contradiction in the database included in the online system.
However, if this test support system is applied as it is to an online system equipped with this optimistic exclusive lock mechanism, a problem will occur at the time of rerun, and it is necessary to take a mechanism to avoid this. In the following, this problem and how to avoid it will be described.
まず、図10は初回ラン時の手順を示すものであり、図10(a)に示すように、05/24/14:00の時点でクライアント12から(A)の更新リクエストデータ(更新日時:05/24/10:00)が送信されると、PLサーバ14経由でこれを受け取ったBLサーバ16は、当該更新リクエストデータ(A)の更新日時とデータベース28側の最終更新日時と比較し、両者が一致していることを確認した後、所属を「営業部」から「総務部」に変更する更新処理を実行する。この際、当該レコードの最終更新日時も「05/24/14:00」に更新される。
First, FIG. 10 shows the procedure at the time of the first run. As shown in FIG. 10 (a), the update request data (update date and time :) from the
同時に、BLサーバ16からクライアント12に対しては、PLサーバ14経由で更新処理結果データ(B)が送信される。この更新処理結果データ(B)の更新日時にも、最終更新日時である「05/24/14:00」が記録されている。
この間、テスト用DB26には、テスト支援部25(図示省略)によって更新リクエストデータ(A)及び更新処理結果データ(B)が格納される。
At the same time, update processing result data (B) is transmitted from the
During this time, update request data (A) and update processing result data (B) are stored in the
つぎに、図10(b)に示すように、05/24/16:00の時点でクライアント12から(C)の更新リクエストデータ(更新日時:05/24/14:00)が送信されると、BLサーバ16は当該更新リクエストデータ(C)の更新日時とデータベース28側の最終更新日時と比較し、両者が一致していることを確認した後、所属を「総務部」から「法務部」に変更する更新処理を実行する。この際、当該レコードの最終更新日時も「05/24/16:00」に更新される。
Next, as shown in FIG. 10 (b), when the update request data (update date and time: 05/24/14: 00) of (C) is transmitted from the
同時に、BLサーバ16からクライアント12に対しては、PLサーバ14経由で更新処理結果データ(D)が送信される。この更新結果データ(D)の更新日時にも、最終更新日時である「05/24/16:00」が記録されている。
この間、テスト用DB26には、テスト支援部25によって更新リクエストデータ(C)及び更新結果データ(D)が格納される。
At the same time, update processing result data (D) is transmitted from the
During this time, update request data (C) and update result data (D) are stored in the
つぎに、図11は再ラン時の手順を示すものであり、図11(a)に示すように、05/24/21:00の時点でPLサーバ14から(A)の更新リクエストデータ(更新日時:05/24/10:00)が送信されると、BLサーバ16は当該更新リクエストデータ(A)の更新日時とデータベース28側の最終更新日時と比較する。再ラン時には、初回ランの直前にバックアップされたデータが用いられるため、両日時は当然に一致することから、BLサーバ16は所属を「営業部」から「総務部」に変更する更新処理を実行する。この際、当該レコードの最終更新日時は現在時刻の「05/24/21:00」に更新される。
Next, FIG. 11 shows the procedure at the time of rerun. As shown in FIG. 11A, the update request data (update) of (A) is received from the
同時に、BLサーバ16からPLサーバ14に対しては、更新処理結果データ(B)'が送信される。この更新処理結果データ(B)'の更新日時にも、最終更新日時である「05/24/21:00」が記録されている。
この間、テスト用DB26には、テスト支援部25によって更新結果データ(B)'が格納される。
At the same time, update processing result data (B) ′ is transmitted from the
During this time, update result data (B) ′ is stored in the
つぎに、図11(b)に示すように、05/24/23:00の時点でPLサーバ14から(C)の更新リクエストデータ(更新日時:05/24/14:00)が送信されると、BLサーバ16は当該更新リクエストデータ(C)の更新日時とデータベース28側の最終更新日時と比較する。この場合には更新日時が不一致となるため、BLサーバ16からPLサーバ14に対してエラーメッセージが送信され、データベース28の更新処理は当然ながら拒絶されることとなる。
この間、テスト用DB26には、テスト支援部25によってエラーメッセージ(D)'が再ラン結果データとして記録される。
Next, as shown in FIG. 11 (b), update request data (update date and time: 05/24/14: 00) of (C) is transmitted from the
During this time, the error message (D) ′ is recorded in the
以上を要するに、楽観的排他ロック機構の下においてこのテスト支援システムをそのまま適用すると、以下の問題が生じる。
(1)初回ラン時にテスト用DB26格納された入力データの更新日時と、再ラン時にBLサーバ16によって更新されたデータベースの最終更新日時とが不一致となるため、楽観的排他ロックが発動され、再ラン結果データがエラーとなる。
(2)再ラン結果データの更新日時には再ラン時の現在日時が付与されるため、各トランザクションの処理結果データと再ラン結果データを比較する際に、更新日時の不一致を理由に「比較結果=不一致」と判定されてしまう。
そこで、このテスト支援システムは、更新日時に関して「引継ぎ」及び「マスキング」という手法を適用することにより、上記の問題を解消している。
In short, if this test support system is applied as it is under the optimistic exclusive lock mechanism, the following problems arise.
(1) Since the update date and time of the input data stored in the
(2) Since the current date and time at the time of rerun is given to the update date and time of the rerun result data, when comparing the processing result data of each transaction with the rerun result data, `` Comparison result '' == “mismatch”.
Therefore, this test support system solves the above problem by applying the methods of “takeover” and “masking” with respect to the update date and time.
まず「引継ぎ」とは、図12(a)に示すように、BLサーバ16によって再ラン結果データ(B)'に付与された更新日時「05/24/21:00」を用いて、後続トランザクションの入力データ(C)に対して初回ラン時に付与された「05/24/14:00」の更新日時を上書きした後、BLサーバ16に送信する手法を意味する。この更新日時の引継ぎは、テスト支援部25によって実行される。
First, “takeover” means that, as shown in FIG. 12A, using the update date and time “05/24/21: 00” assigned to the rerun result data (B) ′ by the
この結果、更新リクエストデータ(C)の更新日時とデータベース28側の最終更新日時とが一致することとなり、社員ID=001の所属を「総務部」から「法務部」に変更する更新処理が、BLサーバ16において正しく実行されることとなる。
また、BLサーバ16からPLサーバ14に対しては、更新結果データ(D)'が送信される。この更新結果データ(D)'の更新日時には、最終更新日時である「05/24/23:00」が記録されている。この更新結果データ(D)'は、テスト支援部25によってテスト用DB26の再ラン結果データ項目に登録される。
As a result, the update date and time of the update request data (C) and the last update date and time on the
Further, update result data (D) ′ is transmitted from the
つぎに「マスキング」とは、図13(a)に示すように、テスト用DB26に格納された処理結果データ(B)と再ラン結果データ(B)'をそのまま比較すると、更新日時が異なるために全体が不一致と判定されてしまう場合に、図13(b)に示すように、両データの更新日時にマスク処理を施した上で比較する手法を意味する。具体的には、両データの更新日時を共通の文字列「***」等に置き換えることが該当する。
このマスク処理も、テスト支援部25によって実行される。
Next, as shown in FIG. 13 (a), “masking” means that the update date and time are different when the processing result data (B) stored in the
This mask processing is also executed by the
この結果、楽観的排他ロックのために便宜的に付与される更新日時項目の値の不一致によって、残りの実質的なデータ項目の値に変更がない場合であっても全体が不一致と判定されてしまう不都合を回避可能となる。
図示は省略したが、処理結果データ(D)と再ラン結果データ(D)'との比較時にも、それぞれの更新日時にはマスク処理が施される。
As a result, due to inconsistency in the values of the update date and time items that are given for the sake of optimistic exclusive lock, the entire data is determined to be inconsistent even when there are no changes in the values of the remaining substantial data items. It is possible to avoid the inconvenience.
Although illustration is omitted, masking processing is performed on each update date and time when comparing the processing result data (D) and the rerun result data (D) ′.
テスト支援部25は、上記の通り、ディスパッチエンジン21内に組み込まれ、ディスパッチエンジン21を通過するデータを捕捉してテスト用DB26に格納する機能、再ラン時にテスト用DB26から必要なデータを取り出してディスパッチエンジン21に渡し、所定のBLサーバ16への送信を依頼する機能、BLサーバ16から送信されたデータを捕捉してテスト用DB26に格納すると共に、初回ラン時のデータと比較する機能を発揮するが、テスト終了後の本番時においては全く不要となる。
このため、ディスパッチエンジン21用のアプリケーション内にテスト支援部25用のコードを予め組み込んでおくのは好ましくない。
また、本番時とテスト時とではマシン構成や回線容量等の環境が異なる場合が多いため、通常はテスト終了後にアプリケーションの設定を本番用に書き換えることが行われているが、この際にバグが混入する危険性があった。
As described above, the
For this reason, it is not preferable to incorporate the code for the
Also, because the environment such as machine configuration and line capacity is often different between the production and test, the application settings are usually rewritten for production after the test is completed. There was a risk of contamination.
そこでこのシステム10では、テスト対象となるアプリケーションプログラム自体には手を加えることなく、テスト時にのみテスト支援部25を外部からディスパッチエンジン21内に組み込むと共に、外部に配置されたテスト用の設定情報を反映させる仕組みを採用している。
Therefore, in this
図14は、この仕組みを説明するための模式図であり、PLサーバ14のディスク領域50には、ディスパッチエンジン用実行ファイル51と、テスト支援部用ライブラリ52と、テスト設定ファイル53が格納されている。ディスパッチエンジン用実行ファイル51には、本番設定ファイル54が含まれている。
FIG. 14 is a schematic diagram for explaining this mechanism. In the
また、PLサーバ14のメモリ空間56には、上位クラスローダ57が設けられており、この上位クラスローダ57内に予めスイッチモジュール58が配置されている。
この上位クラスローダ57は、Java(登録商標)の動作環境であるJ2EE(Java 2 Enterprise Edition)の仕様に基づいて実現されるものであり、この上位クラスローダ57内に配置されたモジュールは、メモリ空間56に展開された全てのアプリケーションから参照できるという特徴を備えている。
このスイッチモジュール58は、スイッチモジュール用のライブラリを予めPLサーバ14の所定のディレクトリに格納しておくことで、JVM(Java Virtual Machine)の起動時に上位クラスローダ57内に自動的に配置される。
Further, an
This
The
つぎに、図15のフローチャートに従い、テスト支援部25の組込及びテスト用設定情報の反映手順について説明する。
まず、ディスパッチエンジン用実行ファイル51を起動させ、メモリ空間56のWARクラスローダ59内にフレームワーク60、固有機能部61、本番設定情報62を配置させる(S51)。J2EEの環境下においては、各WebアプリケーションはWARクラスローダ単位で管理される。
Next, a procedure for incorporating the
First, the dispatch
つぎに、フレームワーク60が上位クラスローダ57内にスイッチモジュール58が存在しているか否かをチェックする(S52)。
ここで、スイッチモジュール58が存在している場合(S53/YES)、フレームワーク60はテストモードであると認識し、テスト支援部用ライブラリ52を自己のWARクラスローダ59内にロードし(S54)、テスト支援部25を生成する。
Next, the
If the
このテスト支援部25は、PLサーバ14のディスク領域50から対応のテスト設定ファイル53をメモリ空間56上に読み込み(S55)、WARクラスローダ59内に展開された本番設定情報をテスト設定情報で上書きする。
The
以上の結果、図16(b)に示すように、メモリ空間のWARクラスローダ59内には、ディスパッチエンジン固有の機能を担当する固有機能部61とフレームワーク60の他に、テスト支援部25が組み込まれると共に、本番用の設定情報62がテスト用設定情報63に切り替えられることとなる。
As a result of the above, as shown in FIG. 16B, in the
そして、オンラインテストが完了した後は、スイッチモジュール用ライブラリを削除してJVMを再起動させ、上位クラスローダ57内のスイッチモジュール58を除去しておくだけで、S54〜S56の処理がスキップされ、図16(a)に示すように、WARクラスローダ59内にはフレームワーク60と固有機能部61及び本番設定情報62が配置される。
この結果、ディスパッチエンジン用実行ファイル51(Webアプリケーション)に手を加えることなく、ディスパッチエンジン21を本番仕様に切り替えることが可能となる。
After the online test is completed, the switch module library is deleted, the JVM is restarted, and the
As a result, the
オンラインシステムにあっては、実装言語やフレームワークを異にする複数のサーバ(ホストシステムを含む)を連携させる異機種間連携の仕組みを一般に備えているため、図17に示すように、これまでは各BLサーバ16a〜16c毎に専用のテスタ70a〜70cを接続し、BLサーバ単位でIN/OUTのデータ確認を行っていた。このため、複数のテスタを準備し、それぞれの操作法をマスターせざるを得ないという問題があった。
Since online systems generally have a mechanism for inter-model cooperation that links multiple servers (including host systems) with different implementation languages and frameworks, as shown in FIG. Has connected
これに対し、このテスト支援システムの場合には、上記のようにコネクタ22において入力データが各BLサーバ16a〜16c向けの形式に変換された上で送信されると共に、各BLサーバ16a〜16cからの処理結果データがコネクタ22において標準フォーマットに変換される機能を備えているため、テスト支援部25は各種BLサーバ16のテストを標準フォーマットに基づいて統一的に実行することが可能となり、オペレータもテスト支援部25の操作法のみを習得すれば済むこととなる。
On the other hand, in the case of this test support system, input data is transmitted after being converted into a format for each
10 オンラインシステム
12 クライアント
14 PLサーバ
16 BLサーバ
16a 第1のBLサーバ
16b 第2のBLサーバ
16c 第3のBLサーバ
18 テスト端末
20 画面制御部
21 ディスパッチエンジン
22 コネクタ
22a 第1のBLサーバ用データ変換部
22b 第2のBLサーバ用データ変換部
22c 第3のBLサーバ用データ変換部
25 テスト支援部
26 テスト用データベース
28 データベース
30 リクエストデータ
31 入力装置
32 処理結果データ
33 表示装置
42 「最終更新日時」のデータ項目
43 「更新日時」データ項目
50 PLサーバのディスク領域
51 ディスパッチエンジン用実行ファイル
52 テスト支援部用ライブラリ
53 テスト設定ファイル
54 本番設定ファイル
56 PLサーバのメモリ空間
57 上位クラスローダ
58 スイッチモジュール
59 WARクラスローダ
60 フレームワーク
61 固有機能部
62 本番設定情報
63 テスト用設定情報
10 Online system
12 clients
14 PL server
16 BL server
16a First BL server
16b Second BL server
16c Third BL server
18 Test terminal
20 Screen controller
21 dispatch engine
22 Connector
22a Data converter for the first BL server
22b Second BL server data converter
22c Third BL server data converter
25 Test Support Department
26 Test database
28 Database
30 Request data
31 Input device
32 Processing result data
33 Display device
42 Data item of "Last modified"
43 "Update Date / Time" data item
50 PL server disk space
51 Executable file for dispatch engine
52 Library for test support
53 Test configuration file
54 Production configuration file
56 PL server memory space
57 Upper class loader
58 Switch module
59 WAR class loader
60 Framework
61 Unique functions
62 Production setting information
63 Test setup information
Claims (2)
上記フロントエンドサーバが、オンラインテストの初回ラン時に、
(a)クライアントからのリクエストデータを受け付ける処理と、
(b)このリクエストデータに含まれるリクエストIDに対応した複数のトランザクション、各トランザクションを担当するバックエンドサーバ及び各トランザクションの順番を特定する処理と、
(c)上記リクエストデータに含まれた入力データを、最初のトランザクションを担当するバックエンドサーバに送信する処理と、
(d)この入力データを、当該トランザクション及び担当のバックエンドサーバを特定するBEトランザクションIDと関連付けて、テスト用データベースに格納する処理と、
(e)上記バックエンドサーバからトランザクションの処理結果データが送信された場合に、これを上記(d)のBEトランザクションIDと関連付けて上記テスト用データベースに格納する処理と、
(f)上記(e)の処理結果データを入力データとして、次のトランザクションを担当するバックエンドサーバに送信する処理と、
(g)この入力データを、当該トランザクション及び担当のバックエンドサーバを特定するBEトランザクションIDと関連付けて、上記テスト用データベースに格納する処理と、
(h)上記バックエンドサーバからトランザクションの処理結果データが送信された場合に、これを上記(g)のBEトランザクションIDと関連付けて上記テスト用データベースに格納する処理と、
(i)上記(f)〜(h)の処理を必要回数繰り返し、最終的な処理結果データが得られた時点で、これをリクエストの処理結果データとして上記クライアントに送信する処理を実行し、
同フロントエンドサーバが、オンラインテストの再ラン時には、
(j)特定のBEトランザクションIDを指定した再ラン指示データを受け付ける処理と、
(k)当該BEトランザクションIDに関連付けられた入力データを上記テスト用データベースから取り出し、当該BEトランザクションIDに基づいて特定されるバックエンドサーバに送信する処理と、
(l)当該バックエンドサーバからトランザクションの処理結果データが送信された場合に、この再ラン結果データを上記(k)のBEトランザクションIDに関連付けて上記テスト用データベースに格納する処理を実行することを特徴とするテスト支援システム。 Receives request data from the client, multiple back-end servers that execute business processing, and the above clients, sends necessary input data to the back-end server in charge, requests processing, and sends the processing result data to the client In an online system with a sending front-end server,
When the above front-end server runs the first online test,
(a) Processing to accept request data from the client,
(b) A process for identifying a plurality of transactions corresponding to the request ID included in the request data , a back-end server in charge of each transaction, and the order of each transaction ;
(c) processing for sending the input data included in the request data to the back-end server responsible for the first transaction ;
and (d) processing the input data, in association with BE transaction ID for identifying the back-end server of the transaction and charge is stored in the test database,
(e) When transaction processing result data is transmitted from the back-end server, a process of associating it with the BE transaction ID of (d) and storing it in the test database;
(f) Processing to send the processing result data of (e) above as input data to the back-end server responsible for the next transaction ;
(g) a process of storing the input data, in association with BE transaction ID for identifying the back-end server of the transaction and charge, in the test database,
(h) When transaction processing result data is transmitted from the back-end server, a process of associating it with the BE transaction ID of (g) and storing it in the test database;
(i) The above processes (f) to (h) are repeated as many times as necessary, and when final process result data is obtained, a process of transmitting this as request process result data to the client is executed.
When the front-end server reruns the online test,
(j) processing for accepting rerun instruction data specifying a specific BE transaction ID ;
(k) A process of retrieving input data associated with the BE transaction ID from the test database and transmitting it to the back-end server specified based on the BE transaction ID ;
(l) When transaction processing result data is transmitted from the back-end server, the rerun result data is associated with the BE transaction ID in (k) and stored in the test database. Characteristic test support system.
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