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JP5190785B2 - トリムのフック周辺部の構造 - Google Patents

トリムのフック周辺部の構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両内装の壁部に設けられるトリムのフック周辺部の構造に関する。
車両には、買い物袋などの荷物を掛けるために、室内にフックが設けられているものが存在する。このフックの多くは、車両内装の壁部を構成するトリムに設けられている。このフックには、特許文献1のように、車室内のトリムに別部品として取付けられているものが存在する。
しかしながら、部品点数削減およびコストダウンを図る上では、フックをトリムと一体に成形することが望ましい。このようなフックおよびトリムは、一般的に樹脂材料を射出成形することにより作製されることとなる。
このような射出成形金型を用いる場合、意匠面となる車室内装のトリムの内側表面にパーティンラインが発生しないことが望まれる。そこで、このような金型構造では、一般的に、トリムの内側表面側と内側表面の裏側の外側表面側とに、可動型と固定型とがそれぞれ配置され、金型がトリムの内側表面と外側表面との間で分割されるように構成されている。このような構成によって、内側表面と外側表面との間にパーティングラインが生じて、車両内装の外観が損なわれないこととなる。
このような金型構造において、トリムの内側表面に鉤形状のフックを作製するためには、スライド型を用いることが考えられる。このスライド型は、金型の型割り方向に対して垂直な方向に、フックを作製するための金型の一部をスライドさせるように構成されている。そのため、金型から製品を取り出す際には、成形時にフックの位置にあるスライド型が、スライドして金型の製品部から退避するように構成されている。従って、製品であるトリムとスライド型とが干渉せずに、トリムが金型の型開き方向に沿って取り出されることとなる。
しかしながら、スライド型を用いると、金型の構造が複雑になり、金型コストが増加することとなる。また、スライド型では製品の表面にスライド跡が残る。そのため、意匠面となるトリムの内側表面に配置することは好ましくない。また、通常、車両内装の意匠面にはシボ加工が施されるが、スライド型を配置した箇所にはシボ加工を施すことができない。従って、トリムの内側表面にはスライド型を用いることが困難である。
そこで、トリムの内側表面側でスライド型を用いない金型構造が、一般的に採用されている。この金型構造では、外側表面側の一方型のフックに対応する部分が、トリムの外側表面から内側表面に向かって貫通して、内側表面側の他方型のフックに対応する部分と合わさり、トリムのフック周辺部が成形されることとなる。そのため、成形後のトリムのフック近傍には、一方型のフックに対応する部分の貫通によって、孔部が穿設されることとなる。
このような金型構造において、樹脂が金型内部に射出され、トリムのフック部分もまた成形することが可能となり、さらに、金型の型開き方向に沿ってトリムを取り出すことも可能となる。
特開2000−512946号公報
しかしながら、このようなトリムのフック周辺部の構造では、トリムのフック近傍の孔部から車体側の構造が見えることとなる。そのため、車両内装の外観が損なわれるおそれがあり好ましくない。
そこで、この孔部を覆うためのカバー部材を取付けて、車両の外観を向上させることが考えられるが、車両走行時やアイドリングの際に振動して、トリムとカバー部材とのガタつき音などの異音が発生するという問題がある。
また、トリムのフックには荷物が掛けられるため、トリムのフック周辺部は、この荷物の重量に耐える必要がある。そのため、トリムのフック近傍に孔部が設けられると、フック周辺部の強度が低下するため好ましくない。
そこで、本発明の課題は、トリムとフックとを一体に成形して部品点数削減およびコストダウンを図りながら、車両内装の外観を損なわず、異音の発生を防止し、かつ高い強度を有するトリムのフック周辺部の構造を提供することにある。
課題を解決するために本発明におけるトリムのフック周辺部の構造は、車両内装のトリムと、前記トリムの車室内側の内側表面に設けられるフックとを備え、前記トリムと前記フックとを一体に成形するために、前記トリムに前記フックの形状に対応した孔部を穿設するトリムのフック周辺部の構造において、前記孔部を覆うためのフックカバーが設けられ、前記フックカバーにカバー爪部が設けられ、前記トリムを前記車体に取付けるための取付台座が、前記トリムの前記内側表面の裏側に位置する外側表面に設けられるとともに、前記外側表面の前記フックの車両下方で前記車体に向かって突出して形成されており、前記カバー爪部と係合可能な係合孔が前記取付台座に設けられ、前記カバー爪部を前記係合孔に差し込むことによって、前記フックカバーと前記取付台座とが係合している。
本発明におけるトリムのフック周辺部の構造では、前記取付台座が、ボックス形状に形成され、前記トリムと一体に成形され、かつ車両下方側の側面部に開口部を有している。
本発明におけるトリムのフック周辺部の構造では、前記係合孔が前記開口部と対向する前記取付台座の側面部に設けられている。
本発明におけるトリムのフック周辺部の構造では、前記トリムの孔部の上縁部分に前記取付台座と対向して配置されるトリム爪部が、前記フックカバーと係合可能に構成され、前記フックカバーの本体部と前記カバー爪部との間に設けられる連結部が、前記カバー爪部と前記係合孔との係合箇所から前記トリム爪部と前記フックカバーとの係合箇所に向けて撓む弾性を有するように形成されている。
本発明におけるトリムのフック周辺部の構造によれば、以下の効果を得ることができる。本発明におけるトリムのフック周辺部の構造は、車両内装のトリムと、前記トリムの車室内側の内側表面に設けられるフックとを備え、前記トリムと前記フックとを一体に成形するために、前記トリムに前記フックの形状に対応した孔部を穿設するトリムのフック周辺部の構造において、前記孔部を覆うためのフックカバーが設けられ、前記フックカバーにカバー爪部が設けられ、前記トリムを前記車体に取付けるための取付台座が、前記トリムの前記内側表面の裏側に位置する外側表面に設けられるとともに、前記外側表面の前記フックの車両下方で前記車体に向かって突出して形成されており、前記カバー爪部と係合可能な係合孔が前記取付台座に設けられ、前記カバー爪部を前記係合孔に差し込むことによって、前記フックカバーと前記取付台座とが係合している。そのため、前記フックカバーによって、前記トリムカバーの孔部から前記車体側の構造が見えなくなり、車両内装の外観が向上することとなる。また、前記フックカバーが前記フックの下方で、前記車体と前記トリムとを取付けるための強固な前記取付台座によって支持されており、前記フックに荷物などが掛けられて荷重が加わった場合でも、前記トリムのフック周辺部が、前記フックカバーによって、車両下方から支持されて補強されることとなり、高い剛性を有することとなる。
本発明におけるトリムのフック周辺部の構造では、前記取付台座が、ボックス形状に形成され、前記トリムと一体に成形され、かつ車両下方側の側面部に開口部を有しており、スライド型を用いることによって、前記取付台座を強度の高いボックス形状とすることが可能となる。このように強度の高い前記取付台座によって前記フックカバーが支持され、前記フックカバーの取付けられた前記トリムのフック周辺部の剛性が、さらに向上することとなる。
本発明におけるトリムのフック周辺部の構造では、前記係合孔が前記開口部と対向する前記取付台座の側面部に設けられており、前記係合孔の貫通方向が、前記開口部と同じ方向となるため、前記係合孔を形成するために、前記取付台座に用いられるスライド型を利用できる。そのため、金型構造をシンプルにし、かつ金型コストを低減しながら、前記フックカバーを取付けるための構造を形成できる。すなわち、車両内装の外観を損なわず、かつ高い強度を有するフック周辺部の構造を提供できる。
本発明におけるトリムのフック周辺部の構造では、前記トリムの孔部の上縁部分に前記取付台座と対向して配置されるトリム爪部が、前記フックカバーと係合可能に構成され、前記フックカバーの本体部と前記カバー爪部との間に設けられる連結部が、前記カバー爪部と前記係合孔との係合箇所から前記トリム爪部と前記フックカバーとの係合箇所に向けて撓む弾性を有するように形成されており、前記フックカバーが、前記カバー爪部および前記係合孔の係合箇所と前記トリム爪部および前記フックカバーの係合箇所との間で、より確実に保持されることとなる。従って、走行時やアイドリング時に車両が振動する場合であっても、前記フックカバーと前記トリムとのガタつき音などの異音が発生することを防止できる。
本発明における実施形態を以下に説明する。図1は、本発明の実施形態において、車両内装のトリム1のフック2周辺部を概略的に示す斜視図である。車両内装の壁部には樹脂製のトリム1が配置されており、トリム1の内側表面1aが車両内装の表面を構成している。
トリム1の内側表面1aには略鉤形状のフック2が設けられており、トリム1とフック2とは一体に成形されている。このフック2の形状は、詳細には、内側表面1aから車室内側に向かって突出した後に、フック2の先端部2aで車両上方に向かって湾曲しながら延出するように形成されている。
このフック2の先端部2aとトリム1の内側表面1aとは、車室内側から車室外側に向かう方向に間隔を空けて配置されている。トリム1は、フック2の先端部2aと車室内側から車室外側に向かう方向で重なる位置に穿設される孔部1bを有している。孔部1bは、フック2の根元部2bの上端から車両上方に配置され、孔部1bの形状は、フック2の形状に対応して略半円形状に形成されるとともに、内側表面1aから見たフック2の先端部2aの外形形状より大きく形成されている。さらに、この孔部1bを覆うように樹脂製のフックカバー3が取付けられている。
図2は、本発明の実施形態において、トリム1単体のフック2周辺部の構造を外側表面1cの側から見た図である。トリム1の内側表面1aの裏側に位置する外側表面1cには、トリム1を車体(図示せず)に取付けるために取付台座4が設けられている。この取付台座4は、フック2の車両下方で車両外側に向かって突出するとともに、略ボックス形状に形成されている。
また、取付台座4は、トリム1と一体に成形され、略ボックス形状の車両下方側の側面部に開口部4aを有している。取付台座4の車両外側の面には、円形状のクリップ取付孔4bが設けられている。このクリップ取付孔4bは、開口部4aと繋がるように形成されている。一方で、取付台座4の開口部4aと対向する位置にある車両上方側の側面部には、略四角形状の係合孔4cが設けられている。
トリム1の孔部1bの上縁部分1dには、取付台座4と車両上下方向で対向してトリム爪部5が設けられている。トリム爪部5は、孔部1bの上縁部分1dから車両外側に向かって突出した後に、先端部を湾曲しながら車両下方に向けるように形成されている(図5参照)。
このようなトリム1の金型の割り構造については、トリム1の内側表面1aの側には可動型および固定型のうち一方の型が配置され、外側表面1cに同型および固定型のうち他方の型が配置され、内側表面1aと外側表面1cとの間で金型が分割されることとなる。
この金型のフック2を作製する部分については、他方の型に、一方の型に向かって孔部1bの形状に対応した形状で突出する部分が設けられる。この部分にフック2の形状に対応した製品部が設けられる。このような製品部と一方の型に設けられるフック2の形状に対応した製品部とが合わさった状態で、樹脂が射出され、フック2が作製されることとなる。また、フック2の形状を作製する部分が金型の型開き方向に沿って移動可能であり、トリム1を型開き方向に沿って取り出すことも可能となる。
この金型の取付台座4を作製する部分については、他方の型の取付台座4に対応する部分に、スライド型が設けられる。このスライド型は、取付台座4の内部空間と、開口部4aと、係合孔4cとに対応して形成されるとともに、取付台座4の開口部4aから係合孔4cに向かってスライド可能に構成されている。このスライド型によって、取付台座4がトリム1の外側表面1c上で略ボックス形状に形成されることとなる。
成形時に、このスライド型によって、取付台座4の内部空間と、開口部4aと、係合孔4cとが形成される。トリム1を金型から取り出す際には、スライド型は、開口部4aから引き抜かれるようにスライドし、トリム1と干渉しない位置に退避する。このような状態で、トリム1を金型の型開き方向に沿って取り出すことが可能となる。なお、クリップ取付孔4bは、他方の型によって形成されることとなる。
次に、フックカバー3の構造について説明する。図3(a)は、本発明の実施形態において、フックカバー3単体の表側の構造を概略的に示す斜視図である。フックカバー3は、略平板形状に形成される本体部3aを備えている。フックカバー3を表側から見た場合、本体部3aは略鍵孔形状に形成されており、詳細には、本体部3aの上部の輪郭は略楕円状に形成され、本体部3aの下部の輪郭は上部よりも細幅の略長方形状に形成されている。
本体部3aは、上端部を切り欠いて形成された係合凹部3bを備えている。本体部3aの表側面3cから突出する略半円形状の段差部3dが設けられており、段差部3dは係合凹部3bの下端と近接して配置されている。さらに、フックカバー3にはカバー爪部3eが設けられており、カバー爪部3eと本体部3aとの間には連結部3fが設けられている。
図3(b)は、フックカバー3単体の裏側の構造を概略的に示す斜視図である。本体部3aの裏側面3gには、係合凹部3bおよび連結部3fの近傍を除く本体部3aの外周の輪郭に沿って形成される一対の外周リブ3h,3hが設けられている。また、一対の外周リブ3h,3hを本体部3aの上部と下部との中間で連結する連結リブ3iが設けられている。さらに、連結リブ3iと連結部3fとの間で上下方向に延在する補強リブ3jが設けられている。
連結部3fは、本体部3aの裏側面3g側で膨出する略U字形状に形成されている。この連結部3fの先端に設けられるカバー爪部3eは、下方に向かって突出する突起部を備えており、この突起部は略三角形状の横断面を有するように形成されている。
トリム1とフックカバー3との取付状態を説明する。図4は、本発明の実施形態において、フックカバー3を取付けた状態のトリム1の外側表面1cを示す図である。フックカバー3は、表側面3cを車両内側に向けるとともに、裏側面3gを車体側に向けた状態で、トリム1の外側表面1cに取付けられている。
図5は、図4のA−A断面図である。フックカバー3の段差部3dは孔部1bに嵌合している。トリム1とフックカバー3との取付状態では、フックカバー3の係合凹部3bとトリム1のトリム爪部5とが係合し、カバー爪部3eを取付台座4の係合孔4cに差し込むことによってフックカバー3と取付台座4とが係合している。
フックカバー3は、略U字形状に形成された連結部3fによって、フックカバー3のカバー爪部3eと取付台座4の係合孔4cとの係合箇所からフックカバー3の係合凹部3bとトリム1のトリム爪部5との係合箇所に向けて撓む弾性を有している。
また、クリップ取付孔4bにはクリップ6の頭部がはめ込まれて、クリップ6の先端が車体パネル7に取付けられている。このような状態で、取付台座4と車体パネル7とが取付けられることとなる。
以上のように本発明の実施形態によれば、フックカバー3によって、トリム1の孔部1bから車体パネル7の構造が見えなくなり、車両内装の外観が向上することとなる。また、フックカバー3がフック2の下方で、車体パネル7とトリム1とを取付けるための強固な取付台座4によって支持されており、フック2に荷物などが掛けられて荷重が加わった場合でも、トリム1のフック2周辺部が、フックカバー3によって、車両下方から支持されて補強されることとなり、高い剛性を有することとなる。
本発明の実施形態によれば、取付台座4に開口部4aを設けることによって、トリム1の金型にスライド型を用いて、取付台座4を強度の高いボックス形状とすることが可能となる。このように強度の高い取付台座4によってフックカバー3が支持され、フックカバー3の取付けられたトリム1のフック2周辺部の剛性が、さらに向上することとなる。
取付台座4に設けられる係合孔4cの貫通方向が、開口部4aと同じ方向となるため、係合孔4cを形成するために、取付台座4に用いられるスライド型を利用できる。そのため、金型構造をシンプルにし、かつ金型コストを低減しながら、フックカバー3を取付けるための構造を形成できる。すなわち、車両内装の外観を損なわず、かつ高い強度を有するフック2周辺部の構造を提供できる。
フックカバー3が、フックカバー3のカバー爪部3eと取付台座4の係合孔4cとの係合箇所からフックカバー3の係合凹部3bとトリム1のトリム爪部5との係合箇所に向けて付勢されることによって、カバー爪部3eおよび係合孔4cの係合箇所とトリム爪部5およびフックカバー3の係合凹部3bとの間で、より確実に保持されることとなる。従って、走行時やアイドリング時に車両が振動する場合であっても、フックカバー3とトリム1とのガタつき音などの異音が発生することを防止できる。
ここまで本発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、本発明の第1変形例として、フックカバー3の連結部3fの形状が、フックカバー3のカバー爪部3eと取付台座4の係合孔4cとの係合箇所からフックカバー3の係合凹部3bとトリム1のトリム爪部5との係合箇所に向けて撓む弾性を有していれば、略くの字形状、略C字形状、略W字形状など、略U字形状以外に形成されていてよい。本発明の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の実施形態において、車両内装のトリムのフック周辺部を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施形態において、トリム単体のフック周辺部の構造を外側表面から見た図である。 (a)本発明の実施形態において、フックカバー単体の表側の構造を概略的に示す斜視図である。(b)フックカバー単体の裏側の構造を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施形態において、フックカバーを取付けた状態のトリムの外側表面を示す図である。 図4のA−A断面図である。
符号の説明
1 トリム
1a 内側表面
1b 孔部
1c 外側表面
1d 上縁部分
2 フック
2a 先端部
2b 根元部
3 フックカバー
3a 本体部
3b 係合凹部
3c 表側面
3d 段差部
3e カバー爪部
3f 連結部
3g 裏側面
3h 外周リブ
3i 連結リブ
3j 補強リブ
4 取付台座
4a 開口部
4b クリップ取付孔
4c 係合孔
5 トリム爪部
6 クリップ
7 車体パネル

Claims (4)

  1. 車両内装のトリムと、前記トリムの車室内側の内側表面に設けられるフックとを備え、前記トリムと前記フックとを一体に成形するために、前記トリムに前記フックの形状に対応した孔部を穿設するトリムのフック周辺部の構造において、
    前記孔部を覆うためのフックカバーが設けられ、前記フックカバーにカバー爪部が設けられ、前記トリムを前記車体に取付けるための取付台座が、前記トリムの前記内側表面の裏側に位置する外側表面に設けられるとともに、前記外側表面の前記フックの車両下方で前記車体に向かって突出して形成されており、前記カバー爪部と係合可能な係合孔が前記取付台座に設けられ、前記カバー爪部を前記係合孔に差し込むことによって、前記フックカバーと前記取付台座とが係合している、トリムのフック周辺部の構造。
  2. 前記取付台座が、ボックス形状に形成され、前記トリムと一体に成形され、かつ車両下方側の側面部に開口部を有している、請求項1に記載されるトリムのフック周辺部の構造。
  3. 前記係合孔が前記開口部と対向する前記取付台座の側面部に設けられている、請求項2に記載されるトリムのフック周辺部の構造。
  4. 前記トリムの孔部の上縁部分に前記取付台座と対向して配置されるトリム爪部が、前記フックカバーと係合可能に構成され、前記フックカバーの本体部と前記カバー爪部との間に設けられる連結部が、前記カバー爪部と前記係合孔との係合箇所から前記トリム爪部と前記フックカバーとの係合箇所に向けて撓む弾性を有するように形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載されるトリムのフック周辺部の構造。
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