[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP5175237B2 - 設備信号点検用アダプタ、設備信号点検方法 - Google Patents

設備信号点検用アダプタ、設備信号点検方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5175237B2
JP5175237B2 JP2009088362A JP2009088362A JP5175237B2 JP 5175237 B2 JP5175237 B2 JP 5175237B2 JP 2009088362 A JP2009088362 A JP 2009088362A JP 2009088362 A JP2009088362 A JP 2009088362A JP 5175237 B2 JP5175237 B2 JP 5175237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection signal
inspection
state
security
security device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009088362A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010238189A (ja
Inventor
肇 藤田
尚賢 土谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Original Assignee
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD. filed Critical SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority to JP2009088362A priority Critical patent/JP5175237B2/ja
Publication of JP2010238189A publication Critical patent/JP2010238189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5175237B2 publication Critical patent/JP5175237B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、設備信号点検用アダプタ、設備信号点検方法に関する。
従来、監視領域に設置された人感センサ、火災報知器、エレベータ故障通報器等により設備の異常が検知された場合、設備内に設けられた警備装置がアラーム等により在宅者または設備利用者に報知したり、監視センタに異常を通報したりする遠隔警備システムが一般的に知られている。
このような遠隔警備システムは、正常に動作しているか否かを定期的に点検する必要がある。ところが、従来の警備装置は、点検時に全てのセンサからの通報(点検信号)を順次、監視センタに送信するため、多大な通報数となって本来の監視業務の妨げとなり、電話回線を用いた遠隔警備システムにおいては点検による通報の都度、監視センタ側で警報も受信するために使用される回線のうちの1つが占有され、さらに、点検のために多大な通信費用が発生するという問題があった。
これに対し、特許文献1では、定期点検モードスイッチを備えた火災受信器に関する技術が開示されており、定期点検モードスイッチを操作した場合に、火災受信機が定期点検に必要な機能状態となって動作し、消火栓との連動が停止され、信号の蓄積が解除されるため、点検作業時にかかるコストを低減することが可能である。
また、特許文献2では、保守点検作業中と設定された場合、異常検出情報を受信装置に送出しない端末装置を備えた遠隔監視システムに関する技術が開示されている。
特開平5−28374号公報 特開平10−194620号公報
しかしながら、特許文献2における遠隔監視システムでは、点検作業中、受信装置に一切の信号を送出しないため、監視センタと端末装置の間の通報疎通が確認できず、警備の信頼性を保つことが出来ないという問題があった。また、特許文献1における火災受信器に関しても、遠隔警備システムによって監視センタへの通報疎通を確認する技術に関しては述べられていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、警備用センサの点検時に、監視センタへの不要な警報の送信を減らして監視業務の負担を軽減するとともに、警報の疎通確認を可能とする設備信号点検用アダプタおよび設備信号点検方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、監視領域における異常を検知した場合に、ネットワークで接続された監視センタに警報を送信する警備装置に接続された設備信号点検用アダプタであって、監視領域に備えられた警備用のセンサから異常を検知した旨を通知する検知信号を受信する検知信号入力手段と、ユーザからの操作によって、前記検知信号を受信した場合に前記警備装置に前記検知信号を送出する状態を示す警備状態と、前記検知信号を受信した場合に一度のみ前記警備装置に前記検知信号を送出する状態を示す点検状態とを切替える警備状態切替手段と、前記警備状態において前記検知信号が受信された場合に、前記警備装置に前記検知信号を送出し、前記点検状態において前記検知信号が受信された場合に、一度のみ前記警備装置に前記検知信号を送出する検知信号出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、監視領域における異常を検知した場合に、ネットワークで接続された監視センタに警報を送信する警備装置に接続された設備信号点検用アダプタにおいて、警備状態切替手段が、ユーザからの操作によって、監視領域に備えられた警備用のセンサから異常を検知した旨を通知する検知信号を受信した場合に、前記警備装置に前記検知信号を送出する状態を示す警備状態と、前記検知信号を受信した場合に一度のみ前記警備装置に前記検知信号を送出する状態を示す点検状態とを切替える警備状態切替工程と、検知信号入力手段が、前記検知信号を受信する検知信号入力工程と、検知信号出力手段が、前記警備状態において前記検知信号が受信された場合に、前記警備装置に前記検知信号を送出し、前記点検状態において前記検知信号が受信された場合に、一度のみ前記警備装置に前記検知信号を送出する検知信号出力工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、設備信号点検用アダプタが警備状態と点検状態とを切替えることによって、警備用センサの点検時に、監視センタへの不要な警報の送信を減らして監視業務の負担を軽減するとともに、警報の疎通確認が可能となるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる設備信号点検用アダプタ1が設置された遠隔監視システムを説明する図である。 図2は、実施の形態1にかかる点検用アダプタ1の外観を示す図である。 図3は、実施の形態1にかかる点検用アダプタ1の機能的構成を説明するブロック図である。 図4は、実施の形態1にかかる点検用アダプタ1の外観を示す図である。 図5は、実施の形態1にかかる点検用アダプタ1の外観を示す図である。 図6は、実施の形態1にかかる点検用アダプタ1が実行する点検処理の手順を説明するフローチャートである。 図7は、実施の形態2にかかる点検用アダプタ2の機能的構成を説明するブロック図である。 図8は、実施の形態2にかかる点検用アダプタ2が実行する点検処理の手順を説明するフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる設備信号点検用アダプタおよび設備信号点検方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、実施の形態1にかかる設備信号点検用アダプタ1が設置された遠隔監視システムを説明する図である。本実施の形態にかかる設備信号点検用アダプタ(以下、点検用アダプタと呼ぶ。)1は、図示するように、監視領域3に設けられた人感センサ、火災報知器等のセンサa、センサb、…センサn(以下、特に限定しない場合、センサ4と称する。)と、警備装置5とに接続されて設置される。
通常の警備時には、センサ4は不審者や火災等の異常を検知した場合に、異常を通知する検知信号を点検用アダプタ1に送出する。点検用アダプタ1は、検知信号を受信した場合に、検知信号を警備装置5に送出する。警備装置5は検知信号を受信した場合に、インターネットや電話回線などからなるネットワーク6を介して監視センタ7に異常を通報する。
一方、点検時には、設備管理会社や警備会社等の点検担当者によってセンサ4が正常に動作するか否か点検が行われる。この点検により、センサ4が正常に動作して異常を検知すると、上述の検知信号を点検用アダプタ1に送出する。点検用アダプタ1は、受信した検知信号を初回の一度に限って警備装置5に送出する。警備装置5は、検知信号を受信した場合に、ネットワーク6を介して監視センタ7にセンサ4による検知があった旨を通報する。
図2は、実施の形態1にかかる点検用アダプタ1の外観を示す図である。点検用アダプタ1には、配線接続されたセンサ4から検知信号を受信する入力ポート8が、それぞれのセンサ4に対して1つずつ設けられている。また、配線接続された警備装置5に対し、受信した検知信号を送出する出力ポート9a、9bが設置されている。また、点検用アダプタ1は、点検を開始する際にボタンを押下することで警備状態と点検状態とを切替える切替ボタン12と、点検状態である旨を液晶パネル等により表示させる表示パネル10と、点検状態であることを点灯によって表示する表示ランプ11とを具備している。詳細は、後述する。
図3は、実施の形態1にかかる点検用アダプタ1の機能的構成を説明するブロック図である。図示するように、実施の形態1にかかる点検用アダプタ1は、検知信号入力部13と、検知信号出力部14と、警備状態切替部15と、点検信号出力部16と、操作表示制御部17と、点検管理制御部18と、点検用DB(データベース)19と、入力ポート8と、出力ポート9a、9bとを主に備えている。
検知信号入力部13は、監視領域3に設けられたセンサ4から送出された検知信号を、入力ポート8を介して受信し、後述する検知信号出力部14または点検信号出力部16に検知信号を送出する。
警備状態切替部15は、ユーザによって切替ボタン12が操作された場合に、点検用アダプタ1を警備状態から点検状態に切替える。
ここで、警備状態とは、センサ4が異常を検知して検知信号を送出した場合に、受信した検知信号をそのまま警備装置5に送信する点検用アダプタ1の状態であって、これにより検知信号を受信した警備装置5が監視センタ7へ異常を通報する、通常の警備の状態である。
また、点検状態とは、点検作業に対してセンサ4が正常に動作して検知信号を送出した場合に、点検用アダプタ1が、検知信号を受信した初回の一度に限って警備装置5に検知信号を送出する状態である。
具体的には、警備状態切替部15は、ユーザによって切替ボタン12が押下された場合に、検知信号入力部13と点検信号出力部16とが接続されるよう、点検用アダプタ1内に設けられたスイッチング回路等の接続を切替える。
これにより、点検状態において、検知信号入力部13に入力された検知信号は、点検信号出力部16に設けられた出力ポート9bと、出力ポート9bに接続された点検専用の回線とを用いて、警備装置5に送出される。
また、警備状態切替部15は、センサ4の点検終了後、ユーザによって切替ボタン12が再度押下された場合に、点検状態を終了して警備状態に復帰させる。具体的には、警備状態切替部15は、検知信号入力部13と検知信号出力部14とが接続されるよう、点検用アダプタ1内に設けられたスイッチング回路等の接続を切替える。
これにより、警備状態において、検知信号入力部13に入力された検知信号は随時、検知信号出力部14に設けられた出力ポート9aと、出力ポート9aに接続された警備用の回線とを介して、警備装置5に送出される。即ち、センサ4が異常を感知した場合に全て監視センタ7へ通報を行う警備状態に復帰する。
また、警備状態切替部15は、点検状態に切り替わった後、一定時間が経過してもセンサ4から検知信号が入力されない場合に、点検状態は終了したと判断し、警備状態に切替える。
検知信号出力部14は、警備状態においてセンサ4から検知信号が入力された場合に、出力ポート9aと出力ポート9aに接続された回線とを用いて、警備装置5に検知信号を送出する。
点検信号出力部16は、点検状態においてセンサ4から検知信号が入力された場合に、出力ポート9bと出力ポート9bに接続された回線とを用いて、初回の一度に限り警備装置5に検知信号を送出する。
監視センタ7では、出力ポート9bに接続された回線から受信される検知信号は、点検作業における通報として監視を行う。
操作表示制御部17は、警備状態切替部15によって点検状態へ切替えられた場合に、図2に示すように、表示パネル10に「点検中」等のメッセージを表示させ、さらに、表示ランプ11を点灯させて、点検用アダプタ1は点検状態であることをユーザに表示する。また、操作表示制御部17は、警備状態切替部15によって点検状態が終了されて警備状態に復帰された場合に、表示パネル10に表示した「点検中」等のメッセージ表示を終了し、さらに、表示ランプ11を消灯させる。
また、操作表示制御部17は、点検状態においてセンサnから検知信号が入力された場合に、図4に示すように、表示パネル10に「点検OK」等のメッセージを表示させて、当該センサnの動作が正常であることをユーザに表示する。これにより、センサ4の検知信号を警備装置5を介して監視センタ7に通報しなくとも、点検用アダプタ1の表示パネル10に表示されるメッセージを確認することで、それぞれのセンサ4が正常に動作しているか否かを確認することが可能となる。
さらに、操作表示制御部17は、警備状態においてセンサnから検知信号が入力された場合に、図5に示すように、表示パネル10に「警報」等のメッセージを表示させて、センサnからの警報があることをユーザに表示する。これにより、監視領域内の異常が検知された場合に、監視センタ7からの連絡や対処に先立ってその異常について対処することが可能となる。
点検管理制御部18は、点検状態において、検知信号入力部13に検知信号が入力された場合に、点検用DB19に、検知信号を送出したセンサnと、センサnからの検知信号の入力があった旨とを対応付けて記憶させる。
点検用DB19は、点検状態において、検知信号入力部13に検知信号が入力された場合に、検知信号を送出したセンサnと、センサnからの検知信号の入力があった旨とを対応付けて記憶保存する。
次に、本実施の形態の点検用アダプタ1が行う処理の手順について説明する。図6は、実施の形態1にかかる点検用アダプタ1が実行する点検処理の手順を説明するフローチャートである。
警備状態切替部15は、ユーザにより切替ボタン12が押下されたか否かを判断する(ステップS1)。切替ボタン12が押下されていない場合(ステップS1;No)、ステップS1に戻る。切替ボタン12が押下された場合(ステップS1;Yes)、警備状態切替部15は、警備状態から点検状態へ切替え、上述のように検知信号入力部13と点検信号出力部16とが接続されるよう切替える(ステップS2)。
その後、検知信号入力部13は、センサ4から検知信号が入力されたか否かを判断し(ステップS3)、入力が無い間(ステップS3;No)は入力を待つ。検知信号入力部13にセンサnから検知信号が入力された場合(ステップS3;Yes)、操作表示制御部17は、表示パネルにセンサnの動作が正常である旨を表示する(ステップS4)。また、点検管理制御部18は、検知信号を送出したセンサnと、当該センサnが異常を検知して検知信号を送出した旨を点検用DB19に記憶保存する(ステップS4)。
さらに、点検信号出力部16は、点検状態へ移行後初回の検知信号であるか否かを判定し(ステップS5)、初回の検知信号である場合(ステップS5;Yes)、受信した検知信号を警備装置5に送出し(ステップS6)、監視センタ7において通報が疎通したか否かの確認が行われる。検知信号が1回目では無い場合には(ステップS5;No)、検知信号が入力されても警備装置5に検知信号は送出せず、ステップS7に移行する。
初回の検知信号を警備装置5に送出した後、次のセンサ4の点検作業に移行する(ステップS7)。点検するセンサ4があるか無いかを判定し(ステップS8)、点検するセンサ4がある場合(ステップS8;Yes)、ステップS3へ移行し、全てのセンサ4の点検が終了するまでステップS3〜S7の点検作業を行う。
全てのセンサ4の点検が終了して、点検するセンサ4が無い場合(ステップS8;No)、警備状態切替部15は、切替ボタン12が再度押下されたか否か判定し(ステップS9)、押下されていない場合には押下されるのを待つ(ステップS9;No)。切替ボタン12が押下された場合、または検知信号が入力されない状態であって切替ボタン12が押下されない状態が所定の時間経過した場合に(ステップS9;Yes)、警備状態切替部15は、点検状態を終了して警備状態へ復帰する(ステップS10)。
このように本実施の形態の点検用アダプタ1は、点検状態では初回の一度のみ検知信号を警報装置5に送出して監視センタ7との疎通確認を行い、それ以外は、表示パネル10に点検の結果を表示し、また、点検用DBに点検の結果を記憶保存する。これにより、監視センタ7への不要な通報を削減することができ、監視センタ7での監視業務の負担を軽減することが出来る。また、点検作業中に、被監視設備内に設置された点検用アダプタ1によって、センサ4の応答を即時確認することが可能となる。
また、本実施の形態の点検用アダプタ1は、上述のように、警備状態で用いる回線と点検状態で用いる回線とを区別して通報するため、監視センタ7において、点検作業における通報と、警備状態において出力ポート9aに接続された回線から受信する通報とを区別して監視することが可能となり、本来の通報と混同することなく、本来の監視業務を円滑に行うことができる。
また、本実施の形態の点検用アダプタ1は、上述のように、点検状態に切り替わった後、一定時間が経過してもセンサ4から検知信号が入力されない場合に、警備状態に切替える。このようにすることで、ユーザが切替ボタン12を操作し忘れた場合に、自動的に警備状態に復帰することが可能となり、点検用アダプタ1を設置しても遠隔監視システムの安全性が保持できるという効果を奏する。
(第2の実施の形態)
実施の形態1にかかる点検用アダプタ1は、点検時にセンサ4からの検知信号を初回の1回目に限って警備装置5に送出したが、実施の形態2にかかる点検用アダプタ2は、点検作業中は警備装置5に検知信号を送出せず、点検作業が全て終了した時点で、警備装置5に1度のみ検知信号を送出し、監視センタ7への通報の疎通確認を行う。
図7は、実施の形態2にかかる点検用アダプタ2の機能的構成を説明するブロック図である。検知信号入力部13と、検知信号出力部14と、警備状態切替部15と、操作表示制御部17と、点検用DB19と、点検管理制御部18と、入力ポート8と、出力ポート9a、9bは、実施の形態1と同様の機能を有する為、ここでの説明を省略する。
点検信号出力部26は、点検状態においてセンサ4から検知信号が入力された場合には、検知信号を警備装置5に送出せずに待機し、点検作業が終了し、ユーザによって切替ボタン12が再度押下された場合に、一度のみ、出力ポート9bと出力ポート9bに接続された回線とを用いて、警備装置5に検知信号を送出する。
次に、実施の形態2にかかる点検用アダプタ2において行われる点検処理の手順について説明する。図8は、実施の形態2にかかる点検用アダプタ2が実行する点検処理の手順を説明するフローチャートである。
ステップS1〜S4は図6における説明と同様に行われ、警備状態切替部15は、ユーザにより切替ボタン12が押下されたか否かを判断する(ステップS1)。警備状態切替部15は、切替ボタン12が押下された場合(ステップS1;Yes)、警備状態から点検状態へ切替え、検知信号入力部13と点検信号出力部26とが接続されるよう切替える(ステップS2)。検知信号入力部13は、センサ4から検知信号が入力されたか否かを判断し(ステップS3)、入力された場合(ステップS3;Yes)、操作表示制御部17は、表示パネルにセンサnの動作が正常である旨を表示する(ステップS4)。また、点検管理制御部18は、検知信号を送出したセンサnと、当該センサnが異常を検知して検知信号を送出した旨を点検用DB19に記憶保存する(ステップS4)。
点検用アダプタ2は、次のセンサ4の点検作業に移行する(ステップS7)。点検するセンサ4があるか無いかを判定し(ステップS8)、点検するセンサ4がある場合(ステップS8;Yes)、ステップS3へ移行し、全てのセンサ4の点検が終了するまでステップS3〜S7の点検作業を行う。
全てのセンサ4の点検が終了して、点検するセンサ4が無い場合(ステップS8;No)、警備状態切替部15は、切替ボタン12が再度押下されたか否か判定し(ステップS9)、押下されていない場合(ステップS9;No)には押下されるのを待つ。切替ボタン12が押下された場合、または検知信号が入力されない状態であって切替ボタン12が押下されない状態が所定の時間経過した場合(ステップS9;Yes)、点検信号出力部26は、警備装置5に一度のみ検知信号を送信する(ステップS11)。その後、警備状態切替部15は、点検状態を終了して警備状態へ復帰する(ステップS10)。
上述のように、本実施の形態の点検用アダプタ2は、点検状態が終了する際に一度のみ警備装置5に対して検知信号を送出し、監視センタ7へ通報する。このようにすることで、点検終了時の一度のみ回線を使用するようにできるため、点検作業中に通報のために回線を占有せずに済み、点検作業中にも設備の利用者が電話回線等を普段通り使用することが可能となる。さらに、切替ボタン12を押して通報の疎通確認を行う際に、事前に設備の利用者に対して回線を使用する旨を通知できるため、利用者にとって利便性が向上するという効果を奏する。
なお、上記実施の形態では、入力ポート8は、それぞれのセンサ4に対して1つずつ設けられるとしたが、これに限定されるものではなく、センサ4からの検知信号を統括する制御盤などを設置し、制御盤からの信号を受ける入力ポートを1つ設けるように構成しても良い。
また、上記実施の形態では、点検状態においてセンサ4から検知信号が入力された場合に、点検信号出力部16が、出力ポート9bと出力ポート9bに接続された回線とを用いて、一度のみ警備装置5に検知信号を送出するとしたが、これに限定されるものではない。例えば、点検状態において検知信号が入力された場合に、検知信号出力部14が、出力ポート9aと出力ポート9aに接続された回線とを用いて、一度のみ警備装置5に検知信号を送出するように構成しても良い。
また、上記実施の形態では、点検用アダプタ1、2によって通常警備状態と点検状態とを切替え、監視センタ7への通報の切替を行っていたが、これに限定されるものではなく、警備装置5に同様の機能を備えさせて、警備装置側で実行するように構成するようにしても良い。
1、2 点検用アダプタ
3 監視領域
4、a、b、n センサ
5 警備装置
6 ネットワーク
7 監視センタ
8 入力ポート
9、9a、9b 出力ポート
10 表示パネル
11 表示ランプ
12 切替ボタン
13 検知信号入力部
14 検知信号出力部
15 警備状態切替部
16、26 点検信号出力部
17 操作表示制御部
18 点検管理制御部
19 点検用データベース

Claims (5)

  1. 監視領域における異常を検知した場合に、ネットワークで接続された監視センタに警報を送信する警備装置に接続された設備信号点検用アダプタであって、
    監視領域に設けられたセンサから異常を検知した旨の検知信号を受信する検知信号入力手段と、
    ユーザからの操作によって、前記検知信号を受信した場合に前記警備装置に前記検知信号を送出する状態を示す警備状態と、前記検知信号を受信した場合に一度のみ前記警備装置に前記検知信号を送出する状態を示す点検状態とを切替える警備状態切替手段と、
    前記警備状態において前記検知信号が受信された場合に、前記警備装置に前記検知信号を送出し、前記点検状態において前記検知信号が受信された場合に、一度のみ前記警備装置に前記検知信号を送出する検知信号出力手段と、
    を備えたことを特徴とする設備信号点検用アダプタ。
  2. 前記検知信号出力手段は、前記点検状態において、最初に前記検知信号を受信した場合に限り、前記警備装置に前記検知信号を送出することを特徴とする請求項1に記載の設備信号点検用アダプタ。
  3. 前記検知信号出力手段は、前記点検状態において、前記点検状態を終了する場合に一度のみ前記警備装置に前記検知信号を送出することを特徴とする請求項1に記載の設備信号点検用アダプタ。
  4. 前記点検状態であることを表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の設備信号点検用アダプタ。
  5. 監視領域における異常を検知した場合に、ネットワークで接続された監視センタに警報を送信する警備装置に接続された設備信号点検用アダプタで実行される設備信号点検方法であって、
    警備状態切替手段が、ユーザからの操作によって、監視領域に設けられたセンサから異常を検知した旨の検知信号を受信した場合に、前記警備装置に前記検知信号を送出する状態を示す警備状態と、前記検知信号を受信した場合に一度のみ前記警備装置に前記検知信号を送出する状態を示す点検状態とを切替える警備状態切替工程と、
    検知信号入力手段が、前記検知信号を受信する検知信号入力工程と、
    検知信号出力手段が、前記警備状態において前記検知信号が受信された場合に、前記警備装置に前記検知信号を送出し、前記点検状態において前記検知信号が受信された場合に、一度のみ前記警備装置に前記検知信号を送出する検知信号出力工程と、
    を含むことを特徴とする設備信号点検方法。
JP2009088362A 2009-03-31 2009-03-31 設備信号点検用アダプタ、設備信号点検方法 Active JP5175237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009088362A JP5175237B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 設備信号点検用アダプタ、設備信号点検方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009088362A JP5175237B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 設備信号点検用アダプタ、設備信号点検方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010238189A JP2010238189A (ja) 2010-10-21
JP5175237B2 true JP5175237B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=43092416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009088362A Active JP5175237B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 設備信号点検用アダプタ、設備信号点検方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5175237B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6945927B2 (ja) * 2017-09-01 2021-10-06 日東工業株式会社 地震報知システム
JP7090895B2 (ja) 2018-07-27 2022-06-27 株式会社ケアコム 呼出確認動作制御装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000030173A (ja) * 1998-07-13 2000-01-28 Hitachi Ltd エレベーター監視装置の表示方法
JP3748182B2 (ja) * 1999-10-22 2006-02-22 ニッタン株式会社 火災報知設備
JP2003296839A (ja) * 2002-04-05 2003-10-17 Hochiki Corp 集合住宅用防災監視設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010238189A (ja) 2010-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4825549B2 (ja) 異常検出器および異常監視システム
JP5175237B2 (ja) 設備信号点検用アダプタ、設備信号点検方法
JP2001006079A (ja) 機械警備支援方法及び支援装置
JP4136518B2 (ja) 非常電話装置
JPH10334382A (ja) 防災監視システム
JPH10232990A (ja) 遠隔監視システム、及び、異常通報装置の監視装置
JP2002008166A (ja) 監視制御システム
JP2011008808A (ja) 防災監視盤
JP4661778B2 (ja) 有線通信システム
JPH07146994A (ja) 防災制御方式並びに中継器および防災システム
JP4262838B2 (ja) 警備システム及び画像監視装置
JPS62157436A (ja) 複数端末の相互監視装置
JP6770387B2 (ja) 防災受信盤
JP2003242581A (ja) 通報の取消方法報知機能を備えた通報装置
JP2649592B2 (ja) 非常通報装置
JP2004336499A (ja) セキュリティ端末装置
KR100458697B1 (ko) 무정전전원장치의 영상 원격 감시시스템 및 그 방법
JP6304528B2 (ja) 火災受信機
JPH0543300U (ja) 機械警備装置
KR100969207B1 (ko) 자가 진단이 가능한 p형 수신기
JPH11272970A (ja) 監視・警報システムにおける監視端末制御装置
JPH07312652A (ja) 遠隔監視装置
JPH0276100A (ja) 遠隔監視装置
JP2000011276A (ja) 遠隔監視装置
JPH07312654A (ja) 遠隔監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5175237

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250