JP5173733B2 - Disposable diapers - Google Patents
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Description
本発明は、使い捨ておむつに関する。 The present invention relates to a disposable diaper.
従来の使い捨ておむつ、特にファスニングテープを有する背側部のウエストフラップ部に、おむつ幅方向に伸縮する弾性部材を有しない使い捨ておむつにおいては、着用者の姿勢によっては、着用者の肌とウエストフラップ部との間に隙間が生じ易く、この隙間を介して、背中側に排泄物が漏れ出す恐れがある。
胴回り域からの漏れを防止する技術として、着用者の腹側及び/又は背側に配される胴回り域に、おむつ長手方向の端縁から縦方向へ延びるタック部を形成することが提案されている(特許文献1参照)。
また、腹側に配されるウエスト端縁の近傍に、該ウエスト端縁から股下部方向へ延びるダーツを設けたおむつも知られている(特許文献2参照)。更に、ファスニングテープを有する背側部の裏面シート側に折込部を形成すると共に、該折込部を跨ぐように弾性シートを止着した使い捨ておむつが知られている(特許文献3参照)。
In a conventional disposable diaper, in particular a disposable diaper that does not have an elastic member that expands and contracts in the diaper width direction on the waist flap part of the back side having a fastening tape, depending on the wearer's posture, the wearer's skin and waist flap part A gap is likely to be formed between the two and the excrement may leak to the back side through the gap.
As a technique for preventing leakage from the waistline region, it has been proposed to form a tack portion extending in the longitudinal direction from the edge in the longitudinal direction of the diaper in the waistline region disposed on the abdomen and / or back side of the wearer. (See Patent Document 1).
Moreover, the diaper which provided the dart which extends in the crotch part direction from this waist end edge in the vicinity of the waist end edge distribute | arranged to the stomach side is also known (refer patent document 2). Furthermore, a disposable diaper is known in which a folded portion is formed on the back sheet side of the back side portion having the fastening tape and an elastic sheet is fastened across the folded portion (see Patent Document 3).
しかし、特許文献1,2におけるタック部やダーツは、折り畳まれた部分のウエスト端縁近傍又はその全体が、再び展開しないように固定されているため、図7に示すように、着用者が仰臥位の時や直立時には、ウエスト端縁11近傍が肌に強く当たり、肌に刺激を与えたり、着用感やフィット感が低下したりする。また、そのように、ウエスト端縁11近傍が肌に比較的強く当たることにより、そのウエスト端縁近傍より下方に肌から浮いた部分Sが生じ、その隙間を介して漏れが生じ易くなることもある。
特許文献3の使い捨ておむつは、前記折込部を跨ぐ弾性シートが伸縮することにより、着用者の体型にフィットするものであるが、弾性シートが最大限に伸長していない時には、おむつの肌当接面における、前記折込部に対応する部分に、隆起部やシワ、折り目等が生じており、それらの対向面同士が接着していないため長手方向に空洞状の隙間が生じ、背中側への漏れが生じ易くなる恐れがある。また、裏面シートに止着してある弾性シートの端縁が衣服などにひっかかったり、めくれて衣服と接着したりという不具合が起こるおそれがある。
However, since the tack part and darts in
The disposable diaper of
従って、本発明の目的は、着用者の背中に対するフィット性が向上しており、着用感や漏れ防止性能に優れた使い捨ておむつを提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a disposable diaper that has improved fit to the wearer's back and is excellent in wearing feeling and leakage prevention performance.
本発明は、ファスニングテープを有する背側部、股下部、及び前記ファスニングテープを止着するランディングテープを有する腹側部を備えた使い捨ておむつにおいて、前記背側部に、ウエスト端縁から股下部方向へ向かって延びるタック部が形成されており、前記タック部は、おむつの一部が折り畳まれ、その折り畳まれた部分の一部における相対向面同士が接合されて形成されており、前記タック部は、前記ウエスト端縁から所定幅の部分が、前記相対向面同士が接合されていない非固着部となされている、使い捨ておむつを提供することにより前記目的を達成したものである。 The present invention relates to a disposable diaper having a back side portion having a fastening tape, a crotch portion, and a ventral side portion having a landing tape for fastening the fastening tape. A tack portion extending toward the surface is formed, and the tack portion is formed by folding a part of the diaper and joining opposing surfaces in a part of the folded portion. The above object is achieved by providing a disposable diaper in which a portion having a predetermined width from the waist edge is a non-fixed portion where the opposing surfaces are not joined to each other.
本発明の使い捨ておむつは、着用者の背中に対するフィット性が向上しており、装着感や漏れ防止性能に優れている。また、裏面シート側に弾性シートが止着しているもののような衣服への不具合も起こらない。 The disposable diaper of the present invention has improved fit to the wearer's back and is excellent in wearing feeling and leakage prevention performance. In addition, there is no problem with clothes such as those with an elastic sheet fastened to the back sheet side.
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態である使い捨ておむつを一部破断して示す平面図である。
本実施形態の使い捨ておむつ1(以下、単におむつ1ともいう)は、図1に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性又は撥水性の裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に配された吸収体4を具備する。
おむつ1は、いわゆる展開型のおむつであり、長手方向の一方の端縁11から他方の端縁12に向かって順に、ファスニングテープ5,5を有する背側部A、股下部B、及びファスニングテープ5,5を止着するランディングテープ6を有する腹側部Cを備えている。ファスニングテープ5,5は、背側部Aの左右両側縁部に設けられ、ランディングテープ6は、腹側部Cの外表面(非肌当接面)に設けられている。おむつの着用時には、通常、背側部Aを着用者の背中側に位置させ、腹側部Cを着用者の腹側に位置させる。股下部Bは、着用者の股間に配される。
Hereinafter, the present invention will be described based on preferred embodiments thereof.
FIG. 1 is a plan view partially showing a disposable diaper according to an embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 1, the
The
表面シート2は、吸収体4よりも幅の大きい矩形状の平面視形状を有しており、裏面シート3の幅方向中央部に配されている。表面シート2は、おむつ1の長手方向の全長に亘って配されている。裏面シート3は、おむつの外形形状に一致する砂時計状の外形を有している。
おむつ1の長手方向両側それぞれには、弾性部材71を有する立体ギャザー形成用シート72が、表面シート2の両側部を覆うように配されている。立体ギャザー形成用シート72は、おむつ幅方向においては、図1に示す直線72aより外方、おむつ長手方向においては、図1に示す直線72b、72cより外方が、その下に配されたシート材(表面シート2又は裏面シート3)に接着剤を介して接合されている。他方、直線72a、直線72b及び直線72cに囲まれた部分は、その下に配されたシート材に固定されておらず、該シート材から離間して起立し、立体ギャザー7,7を形成する。
The
A three-dimensional
おむつ1の股下部Bにおける、吸収体4の長手方向の両側縁41,41それぞれの外方には、一対のレッグ部弾性部材8,8が配されている。レッグ部弾性部材8,8は、伸長状態で、裏面シート3と立体ギャザー形成用シート72との間に固定されており、脚廻りに配されるレッグ部にレッグギャザーを形成する。
A pair of leg
図1に示すように、本実施形態のおむつ1における背側部Aには、ウエスト端縁11から股下部B方向へ向かって延びるタック部9,9が形成されている。
タック部9,9は、背側部Aにおけるウエストフラップ部Dに形成されており、また、おむつの長手方向に延びる中央線CLの両側それぞれに形成されている。
ここで、ウエストフラップ部Dは、図1に示すように、おむつ長手方向における、ウエスト端縁11と吸収体4の端縁42の位置との間の領域であり、ウエスト端縁11とは、おむつ1の長手方向の両端に存する端縁11,12のうちの一方であり、吸収体4の端縁42は、吸収体4の長手方向の両端縁のうち、前記ウエスト端縁11に近い方の端縁である。
As shown in FIG. 1, tack
The
Here, as shown in FIG. 1, the waist flap portion D is a region between the
図2は、図1に示す2つのタック部9,9のうち、右側のタック部9を示す拡大図である。2つのタック部9,9は、おむつの長手方向に延びる中央線CLに対して線対称である以外は、同様の構成を有している。
FIG. 2 is an enlarged view showing the
本実施形態におけるタック部9は、図2に示すように、おむつ1の一部13が折り畳まれ、その折り畳まれた部分13の一部91における相対向面(面14と面14、及び面15と面15)同士が接合されて形成されている。
折り畳まれてタック部9を形成する、おむつ1の一部13は、上述したウエストフラップ部Dの一部であり、上述した立体ギャザー形成用シート72、表面シート2及び裏面シート3が積層された構成の積層体10からなる。
As shown in FIG. 2, the
The
タック部9における積層体10は、図2に示すように、おむつ1の長手方向に沿って延びる2本の折り曲げ部16,17それぞれにおいて折り曲げられており、その厚み方向の全体が一体的にZ字状に折り畳まれている。
2本の折り曲げ部16,17のうち、おむつ中央線CLに近い方の折り曲げ部16においては、ウエストフラップ部Dを構成する積層体10が、肌当接面側の面10aが山、非肌当接面の面10bが谷となるように折り曲げられており、その折り曲げにより、折り畳まれた部分13に、相対向する2面14,14が生じている。
2本の折り曲げ部16,17のうち、おむつ中央線CLから遠い方の折り曲げ部17においては、ウエストフラップ部Dを構成する積層体10が、肌当接面側の面10aが谷、非肌当接面側の面10bが山となるように折り曲げられており、その折り曲げにより、折り畳まれた部分13に、相対向する他の2面15,15が生じている。
As shown in FIG. 2, the laminated
Of the two
Of the two
タック部9は、図2及び図3(b)に示すように、おむつ1の長手方向における背側部Aのウエスト端縁11と吸収体4の端縁42の位置との間、即ち、背側部Aのウエストフラップ部Dに、上述した相対向面同士(面14と面14及び面15と面15)が接合された固着部91を有している。吸収体4の端縁42の位置には、図2に示すように、吸収体4の前記端縁42をおむつ幅方向と平行に延長した延長線42aの位置も含まれる。
本実施形態における固着部91においては、図3(b)に示すように、前述した2組の相対向面同士(面14と面14、及び面15と面15)がそれぞれ接着剤18を介して接合されている。
2 and 3B, the
In the
本実施形態のおむつ1におけるタック部9は、図2及び図3(a)に示すように、ウエスト端縁11から所定幅の部分が、相対向面同士(面14と面14、及び面15と面15)が接合されていない非固着部92となされている。
As shown in FIG. 2 and FIG. 3A, the
本実施形態のおむつ1によれば、背側部Aに、おむつ幅方向に引っ張る力が加わったときに、タック部9における固着部91は、その折り畳まれた状態を維持し、おむつ長手方向における該固着部91を有する部分91Aの胴回り方向の寸法があまり拡大しない一方、非固着部92においては、相対向面間にずれが生じ、タック部9が、折り畳まれた状態から、やや展開した状態あるいは完全に展開した状態となることができる。
According to the
そのため、図4に示すように、背側部Aのウエスト端縁11の近傍が、仰臥位時や直立時における着用者の背中に当接しても、その部分は、タック部9の非固着部92が存することによって胴回り方向に柔軟に拡縮可能な部分92Aとなっているため、当該部分92Aにより肌が強く刺激されたり、違和感が生じたりすることが防止される。
他方、背側部Aのウエスト端縁11から所定幅離間した部位91Aには、前述した固着部91が存在し、タック部9の存在によって絞られたおむつの幅が比較的安定に維持されるため、ファスニングテープ5を引っ張りランディングテープ6に止着することにより、効果的に該部位91Aを、着用者の背中の湾曲した部分94に良好にフィットさせることができる。そして、その良好なフィット性が、ウエスト端縁11近傍が柔軟に拡縮可能な部分92Aとなっていることによって妨げられることもない。そのため、フィット性及び漏れ防止性能に優れている。
Therefore, as shown in FIG. 4, even if the vicinity of the
On the other hand, the
ウエスト端縁11が背中に当たることによる肌への刺激や違和感を防止する観点等から、タック部9の非固着部92の長さL1(図2参照)は、ウエスト端縁11と吸収体4の端縁42との間の距離L2に対して10〜90%であることが好ましく、より好ましくは20〜60%であり、更に好ましくは25〜50%である。
但し、前記長さL1は、5mm以上であることが好ましく、より好ましくは10mm以上である。前記長さL1の上限については、該長さL1が50mm以下であることが好ましい。
From the viewpoint of preventing irritation to the skin due to the
However, the length L1 is preferably 5 mm or more, more preferably 10 mm or more. About the upper limit of the said length L1, it is preferable that this length L1 is 50 mm or less.
また、ファスニングテープ5の位置との関係で言えば、着用者の背中に対するフィット性の向上等の観点から、タック部9の非固着部92の長さL1(図2参照)は、ウエスト端縁11から、ファスニングテープ5の基端部51のおむつ長手方向の中点51aまでの長さL3(図1参照)の10〜90%であることが好ましく、より好ましくは15〜70%であり、更に好ましくは20〜50%である。
In terms of the position of the
個々のタック部9のおむつ幅方向の長さL4〔図3(a)参照〕は、2〜10mmであることが好ましく、より好ましくは3〜7mmである。本実施形態におけるようにタック部9をおむつの幅方向に複数形成する場合、それらのタック部9のおむつ幅方向の長さL4の合計は、背側部Aのウエスト端縁11の全長L5(図1参照)の1〜10%であることが好ましく、より好ましくは1.5〜8%であり、更に好ましくは2〜5%である。
The length L4 [see FIG. 3 (a)] of each
本実施形態のおむつ1におけるタック部9は、図2及び図3(c)に示すように、前述した固着部91よりも股下部B側にも、前記相対向面同士(面14と面14、及び面15と面15)が接合されていない第2非固着部93を有している。このような第2非固着部93を設けることにより、吸収体の端縁42の近傍および吸収体4にしわを生じさせることなく胴周り寸法を縮小させることができる。
As shown in FIGS. 2 and 3C, the
タック部9の第2非固着部93の長さL6(図2参照)は、ウエスト端縁11と吸収体4の端縁42との間の距離L2に対して15〜95%であることが好ましく、より好ましくは25〜80%であり、更に好ましくは40〜70%である。
また、前記長さL6の下限は、5mm以上であることが好ましく、より好ましくは10mm以上である。
The length L6 (see FIG. 2) of the second
Further, the lower limit of the length L6 is preferably 5 mm or more, more preferably 10 mm or more.
また、本実施形態のおむつ1におけるタック部9は、図1に示すように、おむつの幅方向における、一方のレッグ部弾性部材8の位置と他方のレッグ部弾性部材8の位置との間(図5中にGで示す範囲)に形成されている。一方のレッグ部弾性部材8の位置及び他方のレッグ部弾性部材8の位置とは、図5に示すように、おむつ1の左右両側にそれぞれ複数本のレッグ部弾性部材8が配されている場合には、おむつの左右それぞれにおいて、おむつ幅方向の最も外側に位置するレッグ部弾性部材8a,8aの位置P8,P8とする。
このように、タック部9,9を、レッグ部弾性部材8a,8aの位置P8,P8間に設けることが、タックにより胴周り寸法を縮める部分が着用者の背部に位置するため、ウエストフラップ部に生じやすい肌との隙間を解消する観点から好ましい。
Moreover, as shown in FIG. 1, the
As described above, since the
また、本実施形態のおむつ1におけるタック部9は、図1に示すように、吸収体4の幅内(図5中にEで示す範囲)に形成されている。
タック部9が吸収体4の幅内にあると、吸収体4の長手方向の端部(端縁42近傍)の、着用者の肌に対するフィット性を向上させることができる。この構成は、ウエスト端縁11と吸収体の端縁42との間の距離L2(図2参照)が比較的広い場合、例えば前記距離L2が25mm以上、特に30〜60mmの場合に、より好ましい。
Moreover, the tack | tuck
When the
おむつ1における各部の形成材料について説明すると、表面シート2、裏面シート3、吸収体4、立体ギャザー形成用シート72等としては、従来の使い捨ておむつにおいて、それぞれの材料として従来用いられている各種の材料等を、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、各種製法による不織布や、開孔フィルム、これらの積層体等を用いることができ、吸収体4としては、パルプ繊維等からなる繊維集合体(不織布でも良い)又はこれに高吸水性ポリマーを保持させたものを、ティッシュペーパーや透水性の不織布で被覆してなるもの等を用いることができる。また、裏面シート3としては、透湿性又は非透湿性の樹脂フィルムやこれに不織布を一体化させた積層体等を用いることができ、立体ギャザー形成用シート72としては、撥水性の不織布(サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布、スパンボンドーメルトブローンースパンボンド不織布、スパンボンドーメルトブローンーメルトブローンースパンボンド不織布等)や、樹脂フィルムと不織布との積層体等を用いることができる。
The forming material of each part in the
以上、本発明の使い捨ておむつの一実施形態を示して本発明を説明したが、本発明は、前述した実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
例えば、上述したおむつ1におけるタック部9は、吸収体4の幅内に形成されていたが、図5中に示すタック部9’のように、おむつ幅方向における、吸収体の両側縁41,41それぞれの位置と、該各側縁41の外方に位置するレッグ部弾性部材8の位置P8との間(図5中に符号Fで示す範囲)にタック部を形成することもできる。
タック部9’を、そのような部位Fに設けることにより、吸収体4の端縁42の近傍にゆがみが生じるのを防止でき、吸収体4と肌との間の隙間を一層防止することができる。この構成は、ウエスト端縁11と吸収体の端縁42との間の距離L2(図2参照)が比較的狭い場合、例えば前記距離L2が30mm以下、特に15〜25mmの場合に、より好ましい。
As mentioned above, although one embodiment of the disposable diaper of the present invention was shown and the present invention was described, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. is there.
For example, the
By providing the
また、上述したおむつ1における固着部91においては、2組の相対向する面同士が接合されていたが、何れか一方の相対向面同士(面14と面14、又は面15と面15)のみが接合されていても良い。
また、図2に示すタック部9においては、2本の折り曲げ部のうち、おむつ中央線CLに近い方の折り曲げ部16において、肌当接面側の面10aが山、非肌当接面の面10bが谷となるように折り曲げられており、CLから遠い方の折り曲げ部17においては、肌当接面側の面10aが谷、非肌当接面側の面10bが山となるように折り曲げられているが、その逆に、おむつ中央線CLに近い方の折り曲げ部において肌当接面側の面10aが谷、非肌当接面側の面10bが山となるように折り曲げてもよい。
Moreover, in the adhering
Moreover, in the
更に、固着部91における相対向面同士の接合には、接着剤に代えて、ヒートシール、超音波シール、高周波シール等の各種公知の接合方法を用いることもできる。
図6は、背側部のウエストフラップ部の一部をZ字状に折り畳み、その部分を一体的にヒートシールにより接合した例である。ヒートシールは、折り畳んだ部分を、2つの円形のピンで一体的に加熱して行ってある。ヒートシール等にて固着部91を形成した場合においても、上述したおむつ1と同様の効果が得られる。
Furthermore, various known joining methods such as heat sealing, ultrasonic sealing, and high frequency sealing can be used for joining the opposing surfaces of the fixing
FIG. 6 shows an example in which a part of the waist flap portion on the back side portion is folded in a Z shape and the portion is integrally joined by heat sealing. The heat sealing is performed by heating the folded portion integrally with two circular pins. Even when the fixing
また、タック部を形成するために折り畳む、おむつの一部13は、上述したおむつ1における積層体10からなるものに限られず、ウエストフラップ部を構成可能な他の構造を有するものであっても良い。例えば、表面シート2及び裏面シート3のみが積層された構造であっても良いし、裏面シート3及び立体ギャザー形成用シート72のみが積層された構造であっても良い。また、立体ギャザー形成用シート72、表面シート2及び裏面シート3に加えて更に他のシートが積層された構造であっても良い。
In addition, the
本発明の使い捨ておむつにおいては、背側部Aのウエストフラップ部Dに、おむつ幅方向に沿って弾性部材を配する必要はないが、そのような弾性部材を配しても良い。例えば、左右のタック部9,9に挟まれた部分に、タック部9,9と重ならないように弾性部材を配することもできる。
In the disposable diaper of this invention, although it is not necessary to arrange | position an elastic member along the diaper width direction to the waist flap part D of the back side part A, you may distribute such an elastic member. For example, an elastic member can be disposed in a portion sandwiched between the left and
1 使い捨ておむつ
11 ウエスト端縁
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
42 吸収体の端縁
5 ファスニングテープ
6 ランディングテープ
7 立体ギャザー
8 レッグ部弾性部材
9 タック部
91 固着部
92 非固着部
93 第2非固着部
A 背側部
B 股下部
C 腹側部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記背側部に、ウエスト端縁から股下部方向へ向かって延びるタック部が形成されており、
前記タック部は、おむつの一部が折り畳まれ、その折り畳まれた部分の一部における相対向面同士が接合されて形成されており、
前記タック部は、前記ウエスト端縁から所定幅の部分が、前記相対向面同士が接合されていない非固着部となされており、
前記タック部は、前記背側部における前記ウエスト端縁と前記吸収体の端縁の位置との間に、前記非固着部、前記相対向面同士が接合された固着部、及び該固着部よりも股下部側に形成され前記相対向面同士が接合されていない第2非固着部を有する、使い捨ておむつ。 In a disposable diaper comprising a dorsal side having a fastening tape, a crotch part, and a ventral side having a landing tape for fastening the fastening tape,
A tack portion extending from the waist edge toward the crotch portion is formed on the back side portion,
The tack part is formed by folding a part of the diaper and joining the opposing surfaces in a part of the folded part,
The tack part is a non-adhered part in which a part having a predetermined width from the waist edge is not joined to each other .
The tack portion includes the non-fixed portion, the fixed portion in which the opposing surfaces are joined to each other, and the fixed portion between the waist edge of the back side portion and the position of the edge of the absorber. The disposable diaper which has a 2nd non-adhesion part which is formed in the crotch part side, and the said opposing surfaces are not joined .
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