JP5172214B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents
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Description
ヘアコンディショナーのような処理剤には、通常カチオン界面活性剤、油分等が主成分として配合されている。カチオン性界面活性剤は、毛髪に対して柔軟性や帯電防止性を付与する効果が高いため、処理剤をはじめ各種毛髪化粧料に配合されるが、艶やなめらかさに欠けるため、通常各種油分が配合される。
しかしながら、塗布時からすすぎ流し、乾燥後に至るまで全ての段階で使用感やコンディショニング効果において十分満足とは言えず、さらなる改良が望まれていた。
すなわち、本発明にかかる毛髪化粧料は下記成分(A)、(B)、(C)及び(D)を含有することを特徴とする。
[RaRbSiO]x (II)
[式(II)中、Raはメチル基あるいはアリール基、Rbはメチル基あるいは水酸基である。xは、当該オルガノポリシロキサンが25℃で500万mPa・s以上の粘度を示す範囲のシロキサン重合度を表す正の整数である。]
(D)一般式(III)で表される第4級アンモニウム塩及び一般式(IV)で表される第3級アミンからなる群から選ばれる化合物。
また、成分(B)が毛髪化粧料中シリコーン純分で0.01〜10.0質量%であることが好適である。
また、成分(C)が毛髪化粧料中0.01〜10.0質量%であることが好適である。
また、成分(D)が毛髪化粧料中0.01〜10.0質量%であることが好適である。
また、本発明の毛髪化粧料において、さらに成分(E)として多価アルコール及び/又は糖アルコールの1種以上を含有することが好適である。
また、本発明の毛髪化粧料がヘアコンディショナー組成物であることが好適である。
本発明の毛髪化粧料に用いられる成分(A)のアミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンは、前記一般式(I)で表される。
変性シリコーン(I)における重合度m+nの平均値は4000〜6000の範囲内であることが好ましい。4000未満である(重合度が低い)と、効果が不十分で且つべたつきが生じる。また化合物自体の安定性が悪くなる。6000を超える(重合度が高い)と、仕上がり不均一になり、且つ毛髪へごわつき感を付与してしまう。また毛髪化粧料への配合が難しくなる。
上記アミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。2種以上を組み合わせて用いる場合にも、m+n、及びn/mの平均値が上記範囲内にあることが必要である。
本発明におけるアミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンの配合量は、毛髪化粧料全量中の0.01〜10質量%、好ましくは0.1〜5質量%である。少なすぎると十分な効果が得られず、多すぎると製剤安定性が悪くなり、感触にも優れない。
鎖状シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(粘度0.65〜200cSt/25℃)等が挙げられる。
環状シリコーン油としては、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン及びテトラデカメチルシクロヘキサシロキサン等が挙げられる。
またイソパラフィン系炭化水素としては、常圧における沸点が60〜260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素を挙げることができ、例えば、エクソン社製のアイソパーA(登録商標)、同C、同D、同E、同G、同H、同K、同L、同M、シェル社のシェルゾール71(登録商標)、フィリップ社のソルトール100(登録商標)あるいは同130、同220等を挙げることができる。
なお、アミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンと、低粘度液状油とを毛髪化粧料中に別々に配合して系中で溶解させてもよい。
本発明で使用する成分(B)の高重合オルガノポリシロキサンは、平均組成式(II):[RaRbSiO]xで示される高重合の直鎖オルガノポリシロキサンである。
前記平均組成式中、Raはメチル基あるいはアリール基、Rbはメチル基あるいは水酸基であるが、好ましくはジオルガノポリシロキサンである。アリール基としては、フェニル基(−C6H5)、トリチル基(−C(C6H5)3)などが挙げられる。オルガノポリシロキサンの分子末端は水酸基、アルキル基、アリール基の何れであってもよい。
このような高重合シリコーンを化粧料中に安定に配合するために、水性媒体中にエマルジョン粒子として分散した水性シリコーンエマルションとして配合することが好ましい。シリコーンエマルション中における高重合オルガノポリシロキサンの平均粒子径は特に制限されないが、好ましくは0.2μm〜20.0μmである。
高重合オルガノポリシロキサンを予めエマルション化せずに、低粘度シリコーン油などの溶剤中に溶解して配合したり、さらにこれを毛髪化粧料中で乳化してエマルションとすることも可能ではあるが、化粧料中への配合が困難で本発明の効果が十分に得られないことがある。
乳化重合法については、例えば、重合度の小さなジメチルポリシロキサン、界面活性剤、水からなる粗エマルジョンを、重合触媒及び界面活性剤を含む水溶液に滴下しながら乳化重合する方法が特開昭63−183517号公報に記載されている。また、特開昭62−141029号公報などにも乳化重合方法が記載されている。
本発明で使用する成分(C)のキシログルカンとは、種子や細胞壁に存在する非デンプン性植物多糖類の総称であり、主鎖を構成するβ−D−グルコースと、側鎖を構成するキシロース基やガラクトキシロース基とからなる。
本発明においては、主に熱帯地方に産する豆科植物タマリンド(タマリンダス インディカ Tamarindus indica)の種子の主成分であり、β−1,4−グルカンからなる主鎖に、側鎖としてキシロース及びガラクトースが結合した、下記一般式(V)で示される構造を有するキシログルカンが特に好適に使用できる。
また、毛髪洗浄料に配合するキシログルカンの平均分子量は粘度や安定性から10万〜200万が好ましく、特に平均分子量が65万付近であることが好ましい。
本発明組成物におけるキシログルカンの配合量は毛髪化粧料全量中の0.01〜10質量%、好ましくは0.1〜1.0質量%である。少なすぎると十分な効果が得られず、多すぎても感触が優れない。
[式(III-1)中、R18は(a)CH3−(CH2)i−CH(R24)−CH2−(式中、R24はメチル基又はエチル基を示し、iはアルキル基中の合計炭素数が8〜16となる整数を示す)で表される分岐鎖アルキル基及び(b)CH3−(CH2)j−(jは7〜15の整数を示す)で表される直鎖アルキル基の混合物で、その分岐鎖率(a)/[(a)+(b)]が10〜100モル%である基を示す。R19及びR20はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す。X-は前記一般式(III)と同じである。]
[式(III-2)中、R19及びR20はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す。R21及びR22はそれぞれ炭素数2〜12のアルキル基を示す。R23はR21−CH2CH2CH(R22)CH2−で表される基又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。X-は前記一般式(III)と同じである。]
本発明においては、一般式(III-1)のR18の分岐鎖率が、通常10〜100モル%のものが用いられるが、特に10〜50モル%のものが好ましい。また、R18の合計炭素数が8〜16のものが用いられるが、一定の分布を持ったものが好ましく、特に、C8〜C11:5モル%以下、C12:10〜35モル%、C13:15〜40モル%、C14:20〜45モル%、C15:5〜30モル%、C16:5モル%以下の分布を有するものが好ましい。
かかる分岐鎖第4級アンモニウム塩の具体例としては、炭素数8〜16で分岐鎖率10〜50モル%のアルキル基を有する、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライドが挙げられる。
[式(III-3)中、R25及びR26はそれぞれヒドロキシル基で置換されていてもよい炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基を示す。R27及びR28はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基又は−(CH2CH2O)pH(pは1〜6の数を示す)を示す。k及びmは0〜5の数を示す。X-は前記一般式(III)と同じである。]
[式(III-4)及び(III-5)中、R29は炭素数7〜25のアルキル基又はアルケニル基を示す。R30は炭素数1〜5のアルキレン基を示す。R31、R32及びR33はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す。X-は一般式(III)と同じである。]
一般式(III-4)及び(III-5)の第4級アンモニウム塩としては、特開平2000−128740号公報又は特開平2000−143458号公報に記載のものが挙げられる。
本発明においては、第4級アンモニウム塩の1種以上を用いることができる。
[式(IV-2)中、R1、R2はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基あるいはヒドロキシアルキル基あるいは下記一般式(IV-2a)で示される基であるが、R1、R2の少なくとも一方/又は両方は下記一般式(IV-2a)で示される基である。R3は炭素数1〜3のアルキル基あるいはヒドロキシアルキル基である。
nとして、好ましくは1〜3、さらに好ましくは1である。
一般式(IV-2)のヒドロキシエーテルアミンは、例えば特開2004−323495号公報に記載されている方法で製造することができるが、その他公知の方法を用いてもよい。
本発明においては、第3級アミンの1種以上を用いることができる。
また、上記必須成分に加えて、更に成分(E)として多価アルコール及び/又は糖アルコールを配合すると、コンディショニング効果、特に乾燥後の毛髪のなめらかさ、柔らかさ、しっとり感をさらに向上させることができる。
多価アルコール及び/又は糖アルコールとしては、化粧料に通常使用可能であれば特に限定されないが、多価アルコールとしては、例えば、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、イソプロピレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールが好適に使用できる。糖アルコールとしては、キシリトール、フルクトース、ソルビトール、マンニトール、イノシトール、グルコース、ラクトース、マルチトール、スクロースが好適に使用できる。本発明においては、これらの1種以上を用いることができる。
また、その使用形態も、毛髪に塗布し全体によくなじませた後にすすぎ流すものや、洗い流さないもの等いずれも含み得るが、本発明の毛髪化粧料は塗布後すすぎ流して使用するタイプのヘアコンディショナーに特に好適である。
なお、本発明で用いた評価方法は次の通り。
各試料を毛髪に塗布した際の粘り感について、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりも粘り感があると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりも粘り感があると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりも粘り感があると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりも粘り感があると回答。
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流した時のなめらかさについて、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流し、乾燥後の毛髪のなめらかさについて、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流し、乾燥後の毛髪のしっとり感(ぱさつきのなさ)について、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりもしっとり感があると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりもしっとり感があると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりもしっとり感があると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりもしっとり感があると回答。
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流し、乾燥後の毛髪のさらさら感について、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりもさらさら感があると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりもさらさら感があると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりもさらさら感があると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりもさらさら感があると回答。
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流し、乾燥後の毛髪の柔らかさ(ごわつきのなさ)について、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりも柔らかであると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりも柔らかであると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりも柔らかであると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりも柔らかであると回答。
表1の組成に従ってヘアコンディショナー組成物を調製し、試料とした。調製方法は次の通り。
(調製方法)
水溶性成分(クエン酸、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、キシログルカン)をイオン交換水に加熱溶解して均一とする。これに油溶性成分(ステアリルアルコール)を加熱溶解したものを添加し、更にアミノ変性シリコーン、シリコーンエマルションを添加した後、乳化し冷却する。
表1に示すように、シリコーンエマルションとキシログルカンとを併用した場合(試料4)には、両者無配合の場合(試料1)に比べて、塗布時の粘り感に優れて毛髪に非常によくなじみ、しかもすすぎ時のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、さらさら感、しっとり感、やわらかさの全てにおいても非常に高い効果が得られた。
シリコーンエマルションのみの場合(試料2)や、キシログルカンのみの場合(試料3)には、試料4のような高い効果は得られなかった。
従って、シリコーンエマルションとキシログルカンとを併用することにより、塗布時の粘り感となじみ感、すすぎ時のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、さらさら感、しっとり感、やわらかさなどの全ての項目において、相乗的な効果が発揮されるものと考えられる。
キシログルカンの代わりに、他のグルカン類を用いた場合について検討した。その結果、表2に示すように、キシログルカン以外のグルカン類をシリコーンエマルションと併用しても、塗布時の粘り感と、すすぎ時や乾燥後の使用感とを両立することは困難であった。
従って、キシログルカン(C)の配合量は毛髪化粧料中0.01〜10質量%、さらには0.1〜5質量%であることが好適である。
さらに、シリコーンエマルションの配合量を変えた場合についても検討した。その結果、表4に示すように、シリコーンエマルションが少なすぎると効果が十分に発揮されず、また多すぎても効果が低下する傾向がある。
従って、シリコーンエマルション(B)の配合量は毛髪化粧料中0.01〜10質量%、さらには0.1〜5質量%が好適である。
また、試料29のように、粘度の低い高重合シリコーンのエマルションでは十分な効果が得られないことがある。
このようなことから、本発明においては、粘度が500万mPa・s以上、さらには1000万mPa・s以上の高重合シリコーンが分散したシリコーンエマルションを用いることが好適である。
また、アミノ変性シリコーンを変えた場合についても検討した。その結果、表5に示すように、アミノ変性シリコーンとしてm+nが4000〜6000、n/mが0.002〜0.03のものを用いた場合(試料30〜31)には、高い効果が得られた。また、試料36のように単独では上記範囲外である複数のアミノ変性シリコーンを併用した場合も、平均値が上記範囲内であれば効果が得られた。
これに対し、m+nやn/mが上記範囲外である場合(試料32〜35)では十分な効果が得られなかった。また、試料37〜38のように、単独では上記範囲内であるアミノ変性シリコーンを配合しているが、平均値が上記範囲外である場合でも、十分な効果が得られなかった。
従って、アミノ変性シリコーン(A)の配合量は毛髪化粧料中0.01〜10質量%、さらには0.1〜5質量%であることが好適である。
また、第4級アンモニウム塩を変えた場合についても検討を行った。その結果、表7に示すように、各種第4級アンモニウム塩で本発明の効果が発揮された。また、第4級アンモニウム塩の代わりに第3級アミンを用いた場合にも同様もしくはそれ以上の効果が発揮された。中でも、ヒドロキシエーテルアミン化合物を配合した場合(試料53)に顕著な効果が発揮され、特にすすぎ時のなめらかさにおいて優れていた。
表8は試料54をコントロールとした比較評価結果である。
表8に示すように、多価アルコール及び/又は糖アルコールの配合により、すすぎ時や乾燥後の使用感が向上し、特に乾燥後のなめらかさ、しっとり感、やわらかさが向上した。塗布時の粘り感は多価アルコールや糖アルコールを配合しても特に影響を受けなかった。
多価アルコール及び/又は糖アルコールが少なすぎるとその効果が十分得られず、多すぎても効果が低下する。よって、多価アルコール及び/又は糖アルコールは毛髪化粧料中1〜50質量%、さらには5〜30質量%が好適である。
(1)アミノ変性シリコーン 0.2質量%
(R1=OH、R2=−(CH2)3NH2、m=4000、n=120、a=3)
(2)ジメチルポリシロキサン 1.0
(3)エタノール 5.0
(4)ステアリルアルコール 0.1
(5)ベヘニルアルコール 0.2
(6)スクロース 12.0
(7)ジプロピレングリコール 1.0
(8)1,3−ブチレングリコール 1.0
(9)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.5
(10)ビニルピロリドン・
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体 2.5
(11)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(12)精製水 残余
(13)キシログルカン 0.1
(14)シリコーンエマルション1 1.8
(15)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(5)を混合した油相および(6)〜(12)を混合した水相を加熱溶解し、前者を後者に添加して乳化する。(13)〜(15)を添加して均一とする。
(1)軽質流動イソパラフィン 80.0質量%
(2)アミノ変性シリコーン 2.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N(CH3)(CH2)2N(CH3)2、m=4000、n=20、a=3)
(3)1,3−ブチレングリコール 14.5
(4)メチルフェニルポリシロキサン 5.0
(5)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.2
(6)キシログルカン 0.3
(7)シリコーンエマルション1 3.0
(8)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(4)を混合した後、(5)〜(7)を加えて均一にし、最後に(7)を加える。
(1)エタノール 5.0質量%
(2)ジメチルポリシロキサン 5.0
(3)アミノ変性シリコーン 5.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3NH2、m=5000、n=10、a=3)
(4)揮発性イソパラフィン 25.0
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)イソステアリン酸 1.0
(7)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0
(8)2−アルキル−N−カルボキシメチル 6.0
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
(9)フェノキシエタノール 適量
(10)精製水 残余
(11)キシログルカン 0.1
(12)シリコーンエマルション1 5.0
(13)香料 適量
<製造方法>
(5)〜(12)を混合したものに(1)〜(4)および(13)を混合したものを加えて乳化する。
(1)流動パラフィン 5.0質量%
(2)ワセリン 2.0
(3)ジメチルポリシロキサン 5.0
(4)アンモニウム変性シリコーン 1.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N+(CH3)2C18H37Cl−、m=5000、n=25、a=3)
(5)セタノール 4.0
(6)ステアリルアルコール 1.0
(7)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.2
(8)キシログルカン 1.0
(9)シリコーンエマルション1 3.0
(10)1,3−ブチレングリコール 10.0
(11)ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンジメチルエーテル 2.0
(12)ポリオキシプロピレングリセリルエーテル 2.0
(13)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 2.0
(14)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(15)ポリマーJR−400TM(東邦化学工業社製) 0.5
(16)加水分解コムギタンパク 0.1
(17)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(18)精製水 残余
(19)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(7)の油相、(8)〜(18)の水相をそれぞれ加温により溶解混合し、(19)を油相に添加して均一とした後、2相を混合して乳化する。
(1)流動パラフィン 10.0質量%
(2)ワセリン 3.0
(3)ジメチルポリシロキサン 2.0
(4)アミノ変性シリコーン 1.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N(CH2)2、m=5000、n=25、a=3)
(5)プロピレングリコール 10.0
(6)ポリオキシプロピレン(40)ブチルエーテル 2.0
(7)キシログルカン 0.2
(8)シリコーンエマルション1 3.0
(9)テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 3.0
(10)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0
(11)水酸化カリウム 0.1
(12)カルボキシビニルポリマー 0.3
(13)ポリアクリル酸ヒドロキシエチル 0.1
・アクリロイルジメチルタウリンナトリウム共重合体
(14)トウツバキ種子油 0.01
(15)精製水 残余
(16)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(4)、(14)及び(16)を混合したものを(5)〜(10)、(12)及び(15)を混合したものに添加して乳化する。(13)を加えて均一とした後、(11)で中和し、さらに攪拌して均一とする。
(1)軽質イソパラフィン 15.0質量%
(2)アミノ変性シリコーン 3.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N(CH3)C2H5、m=5000、n=50、a=3)
(3)ジメチルシリコーン 6.0
(4)ソルビトール 20.0
(5)ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油エステル 2.0
(6)酸化チタンゾル 10.0
(7)エタノール 15.0
(8)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.5
(9)精製水 残余
(10)キシログルカン 0.5
(11)シリコーンエマルション1 10.0
(12)香料 適量
(製造方法)
(1)〜(3)および(12)を混合したものを(4)〜(11)に添加して乳化する。
(1)アミノ変性シリコーン 0.2質量%
(R1=OH、R2=−(CH2)3NH2、m=4000、n=120、a=3)
(2)ジメチルポリシロキサン 1.0
(3)エタノール 5.0
(4)ステアリルアルコール 0.1
(5)ベヘニルアルコール 0.2
(6)キシログルカン 0.05
(7)シリコーンエマルション1 1.0
(8)グリセリン 20.0
(9)ジプロピレングリコール 1.0
(10)1,3−ブチレングリコール 1.0
(11)塩化アルキルトリメチルアンモニウム(77%) 0.5
(12)ビニルピロリドン・
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体 2.5
(13)アルギニン 0.1
(14)レシチン 0.1
(15)オクチルメトキシシンナメ−ト 0.1
(16)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(17)トウツバキ種子油 0.005
(18)精製水 残余
(19)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(5)及び(17)を混合した油相、(6)〜(16)及び(18)を混合した水相をそれぞれ加熱溶解し、前者を後者に添加して乳化する。(19)を添加して均一とする。
(1)ジメチルポリシロキサン 10.0質量%
(2)アミノ変性シリコーン 1.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N(CH3)2、m=5000、n=20、a=3)
(3)硬化ナタネ油アルコール 3.0
(4)セタノール 1.5
(5)スクロース 20.0
(6)2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
(7)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.5
(8)ソルビトール 2.0
(9)グルタミン酸 0.5
(10)アルギニン 0.1
(11)グリシン 0.1
(12)クエン酸 0.01
(13)酢酸トコフェロール 0.05
(14)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(15)フェノキシエタノール 適量
(16)キシログルカン 0.2
(17)シリコーンエマルション1 5.0
(18)トウツバキ種子油 0.05
(19)精製水 残余
(20)香料 適量
<製造方法>
水溶性成分を混合して加熱溶解し、均一とする。これに油溶性成分を混合して加熱溶解したものを添加して乳化する。(15)及び(20)を加えて均一にした後、冷却する。
(1)イソペンチルジオール 5.0質量%
(2)ソルビトール 15.0
(3)シリコーンエマルション1 3.0
(4)ステアリルアルコール 3.0
(5)ベヘニルアルコール 2.0
(6)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.0
(7)イソオクタン酸セチル 1.0
(8)アミノプロピルジメチコン(m=4000、n=120) 0.2
(9)アルギニン 0.01
(10)キシログルカン 0.25
(11)ステアリルジヒドロキシプロピルジモニウムオリゴ糖 0.05
(12)クエン酸 0.07
(13)フェノキシエタノール 適量
(14)調合香料 適量
(15)大豆レシチン 0.1
(16)加水分解小麦タンパク・加水分解小麦でんぷん 0.02
(17)N-ラウロイルグルタミン酸
ジ(フィトステリル/2−オクチルドデシル) 0.1
(18)精製水 残余
<製造方法>
水溶性成分を加熱溶解して均一とする。これに油溶性成分を混合して加熱溶解したものを添加し、乳化した後、冷却する。
Claims (3)
- 下記成分(A)、(B)、(C)及び(D)を含有し、成分(A)が毛髪化粧料中0.01〜10.0質量%、成分(B)が毛髪化粧料中シリコーン純分で0.01〜10.0質量%、成分(C)が毛髪化粧料中0.01〜10.0質量%、及び成分(D)が毛髪化粧料中0.01〜10.0質量%であることを特徴とする毛髪化粧料。
(A)下記一般式(I)で表されるアミノ変性又はアンモニウム変性シリコーン。
[式(I)中、R1はそれぞれ独立してメチル基、フェニル基又は水酸基である。R2はそれぞれ独立して式R4Zで表される基であり、R4は炭素数3〜6のアルキレン基、Zは窒素含有基であり、下記式:
(R5はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜30のアルキル基、R6は炭素数1〜30のアルキル基、Aは塩素原子又は臭素原子又はヨウ素原子、bは2〜6の整数である。)で表される基である。aは0〜3の整数であり、m及びnはそれぞれ正の整数で、m+nの平均値は4000〜6000、n/mの平均値は0.002〜0.03である。]
(B)下記平均組成式(II)で示される高重合オルガノポリシロキサン。
[RaRbSiO]x (II)
[式(II)中、Raはメチル基あるいはアリール基、Rbはメチル基あるいは水酸基である。xは、当該オルガノポリシロキサンが25℃で500万mPa・s以上の粘度を示す範囲のシロキサン重合度を表す正の整数である。]
(C)キシログルカン
(D)一般式(III)で表される第4級アンモニウム塩及び一般式(IV)で表される第3級アミンからなる群から選ばれる化合物。
[式(III)中、R1,R2,R3及びR4は少なくとも1個は総炭素数8〜35の、−O−、−OCO−もしくは−COO−で表される官能基で分断又は−OHで置換されていてもよい、直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、アルケニル基、あるいは脂肪族アシルオキシ(ポリエトキシ)エチル基を示し、残余は炭素数1〜5のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、又は合計付加モル数10以下のポリオキシエチレン基を示す。X-はハロゲンイオン又は有機アニオンを示す。]
[式(IV)中、R5は総炭素数8〜35の、−O−もしくは−CONH−で表される官能基で分断又は−OHで置換されていてもよい、直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。R6は炭素数1〜22のアルキル基、アルケニル基又はヒドロキシアルキル基を示し、2個のR6は同一でも異なっていても良い。] - 請求項1記載の毛髪化粧料において、さらに成分(E)として多価アルコール及び/又は糖アルコールの1種以上を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
- 請求項1又は2記載の毛髪化粧料からなるヘアコンディショナー組成物。
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