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JP5172108B2 - チューナシステム及び予約変更方法、並びにそれらに用いるプログラム及び記録媒体 - Google Patents

チューナシステム及び予約変更方法、並びにそれらに用いるプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、放送番組の予約に関し、より詳しくは、ある放送番組が予約されている状況において、その番組、あるいはその番組よりも前の番組の放送が延長又は変更がなされた場合に、その番組が延長又は変更がなされたことによって影響を受ける番組の視聴、録音、又は録画が、正しく視聴、録音、又は録画ができるように予約情報を自動的に変更するものである。
近年、デジタルCS放送、デジタルBS放送など衛星を利用してデジタル放送データを家庭に配信して、各家庭で高品位のテレビジョンや音楽を楽しむことができるようになっている。このような衛星を利用したデジタル放送ではチャンネル数が数百にも及び、放送の利用者が現在どのような番組が放送されているか或いは放送の予定があるかを知ることは容易ではない。従って、放送事業者は、電子番組ガイド(EPG:Electrical Program Guide)をテレビジョンや音楽と同時に放送し、それを専用のチューナで受信/表示することで、利用者は現在どのような番組が放送されているか或いは放送の予定があるかを知ることができる。既存のアナログ地上波放送でも、VBI(Vertical Blanking Interval)を利用してEPGデータを送信したり、或いはインターネット上にあるEPGデータを利用して、放送受信者が放送番組の受信を簡便にするようにしたものもある。また、2003年12月からはデジタル放送は衛星を利用したものだけでなく、地上デジタル放送も始まっている。
デジタル放送ではEPGデータはSI(Service Information)として、映像や音声、その他の情報と一緒に伝送される。具体的なチャンネルの情報はSIの中のSDT(Service Description Table)に、番組の情報はEIT(Event Information Table)に格納されている。日本国内のデジタル放送のSI情報に関する規格はARIB STD−B10に、地上デジタル放送の運用規格はARIB TR−B14第4編に、衛星デジタル放送の運用規格はARIB TR−B15第4編に規定されている。
一方、AV放送がデジタル化されるにつれて、複数のAVデバイスを相互に接続し、一方のデバイスから他方のデバイスをコントロールしたり、映像や音声のストリームを転送したりするために、各AVデバイスがIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394シリアルバス規格(以下IEEE1394規格)に基づく端子を持ち、IEEE1394規格のコードを接続して、AVデバイスをネットワーク化することが行われている。IEEE1394規格では、データの転送に2つのモードがある。一つはAsynchronous通信と呼ばれ主にデバイスを制御するためのコマンドなどを転送する。もう一つはIsochronous通信と呼ばれ主にデバイス間で映像や音声のストリームを転送するために使われる。ストリームの転送では、抽象的な概念である、デバイスに出力及び入力のプラグと1394シリアスバス上でのチャネルを定義し、出力プラグとチャネル及びチャネルと入力プラグを接続することにより、デバイス間に論理的な伝送路を形成することで、デバイス間のストリームの転送を行うことができる。伝送路は1つの出力プラグから1つのチャネルを経て1つの入力プラグに至るPoint−To−Pointコネクションと、出力プラグと入力プラグの対を指定せずに出力プラグとチャネルの接続、チャネルと入力プラグの接続を行うBroadcastコネクションがある。
IEEE1394規格は「IEEE Standard for a High Performance Serial Bus」として「IEEE Std 1394−1995」に規格化されている。また、IEEE1394を使って接続されたAVデバイス間でデバイスのコントロールをするための規格として、「AV/C Digital Interface Command Set General Specification」等が1394 TRADE ASSOCIATIONより規格化されている(以下AV/C)。
AV/Cは主に2つの異なるAVデバイスが接続された時に一方のデバイスが他方のデバイスをコントロールするための規格である。例えば、図21に示すようにBSデジタル放送用パラボラアンテナ(8006)がケーブル(8008)で接続されたBSデジタル衛星放送のチューナ(8012)とD−VHSデッキ(8013)がIEEE1394ケーブル(8009)で接続された環境で、ディスプレイケーブル(8007)によってチューナに接続されたディスプレイ(8005)上にチューナのEPGを表示し、利用者が選択したデジタル衛星放送の番組の受信予約をするとともにD−VHSデッキに録画予約もすることができる。すなわちAV/Cでは1対1で接続された2つのデバイスで一方のデバイスがもう一方のデバイスを制御するのがメインの目的である。
複数のAVデバイスを制御し、AVデバイスの機能などのリソースを管理することができる規格として、Home Audio Video Interoperability(以下HAVi)が規格化されている。HAViはベースとなるネットワーク規格及びストリーム転送規格としてIEEE1394規格とIEC(International Electrotechnical Comisson)61883規格を想定している。
HAViではデバイスを次の4つに分類している。Full AV Device(以下FAV)はHAViのすべての機能が搭載されたデバイスである。FAVにはJAVAのVirtual Machine(以下VM)が必要である。Intermediate AV Device(以下IAV)は幾つかのソフトウェアモジュールは必須であるが、オプションのものもある。IAVにはJAVA_VMは必要でない。FAV及びIAVはディスプレイが付属しているならばControllerになりうるデバイスである。Basic AV Device(以下BAV)はTargetデバイスで、Self Describing Device Data(以下SDD:後述)中に保存されたそのBAVデバイスを制御するためのJAVAのアップロードモジュールをFAVに転送し、FAVからコントロールするものである。Legacy AV Device(以下LAV)はHAViの機能を持たないデバイスである。LAVは例えば現在市場に出回っているAVデバイスが相当する。
図22にHAViのソフトウェア構成例を示す。HAViの個々のモジュールはSoftware Element(以下SE)として定義される。各SEを識別するためにSE_IDが割り当てられ、SE_IDは各デバイスに固有の値として割り当てられている64ビットのGUIDとそのデバイス内で一意に識別する16ビットのswHandleで構成される。SE_IDはMessaging System(以下MS)が割り当てる。各SEは、同じデバイス内にあるかあるいはネットワークで接続された異なるデバイスにあるかにかかわらずSE間のメッセージのやり取りをするためのモジュールであるMSを介してお互いにメッセージのやり取りを行う。Event Manager(以下EM)はシステムやモジュールの非同期な変更情報等を複数のSEに同報するものである。システムの変更情報として、例えばバスリセットが発生したことを知らせるものなどがある。Registry(以下REG)は個々のSEの情報を登録したり、SEの情報を検索したりする。Communication Media Manager(以下CMM)はSEがAV/Cなどのコマンドを、直接IEEE1394を使って送受信するために、IEEE1394のメッセージのやり取りを抽象化しSEから使用できるようにしたものである。Resource Manager(以下RM)はFCM(後述)のリソースの予約をしたり、ある時刻になったら所定のコマンドをターゲットとなるDevice Control Module(以下DCM)やFunctional Component Module(以下FCM)に送りターゲットを動作させる(以下Scheduled Action)ことやScheduled Actionの管理などを行う。Stream Manager(以下SM)は映像や音声などのストリームの管理をする。DCM Manager(以下DCMM)はあるデバイスが接続されるとDCM(後述)をインストールしたりアンインストールしたりする。
DCMは一つのデバイスに対しHAViのネットワーク内のいずれかのFAV又はIAVでソフトウェアモジュールとして動作し、ある特定のデバイスを制御するためのものである。すなわちアプリケーションなどのソフトウェアモジュールが特定のデバイスを制御するときには、そのデバイスに対応するDCM(又はそれに付随するFCM(後述))にアクセスすることによりそのデバイスを制御することができる。また、DCMにはそのデバイス自身へのSchedule Actionが実行できるかのチェックと管理もする。DCMには0個以上のデバイスの特定の機能を抽象化したソフトウェアモジュール(FCM)が付属している。現在、HAViで定義されているFCMは「TUNER」「VCR」「CLOCK」「CAMERA」「AV DISC」「AMPLIFIER」「DISPLAY」「AV DISPLAY」「MODEM」「WEB PROXY」がある。従って、例えばチューナの機能とVCRの機能と時計(CLOCK)の機能をもつデバイスはDCMと「TUNER」FCM、「VCR」FCM、「CLOCK」FCMを持つ。FCMにはその機能の予約を管理するための機能も持つ。
通常、FAVやIAV自身のためのDCM(及びFCM)はそのデバイス内にあらかじめインストールされている。BAVのDCM(及びFCM)はBAVのSDDに記述されているものをFAVにアップロードするか或いはインターネット等からダウンロードした後、FAV上にインストールされる。HAViネットワーク内にFAVがない場合は、IAV内にあらかじめ用意してあるもの或いはインターネット等からダウンロードしたものをインストールする。LAVのDCM(及びFCM)はFAV又はIAV内にあらかじめ用意してあるもの或いはインターネット等からダウンロードしたものをインストールする。
アプリケーションはいわゆるHAViのアプリケーションであり、例えば2つのD−VHS間でダビングをするものとか、EPGのアプリケーションなどがある。アプリケーションはHAViで規定されている各ソフトウェアモジュールのAplication Program Interface(以下API)を使って具体的なターゲットデバイスを制御したりする。Data Driven Interaction(以下DDI)Controllerはいわゆるレベル1ユーザインターフェースを構成するもので、DDI Target及びDDI Dataを持つDCMやアプリケーションのGUIである。HavletはJAVA(登録商標)で記述されFAV上で動作するレベル2ユーザインターフェースで、DCMやアプリケーションのGUIである。DCMやアプリケーションがレベル1ユーザインターフェース又はレベル2ユーザインターフェースを持つかどうかはREGにそのソフトウェアモジュールの情報として登録されている。DCMやアプリケーションはレベル1とレベル2の両方のインターフェースを持つこともある。
MS、REG、EM、DCMM、RM、SM、CMMのようなシステムソフトウェアエレメントのSE_IDは各デバイス毎で固定になっているが、DCMやFCMなどは割り当てられるSE_IDは固定ではなく、MSは登録される度毎に違うIDを割り当てる。従ってデバイスのリセットが起こったときなどではDCMやFCMなどでは違うSE_IDを割り当てられてしまい、リセットされたデバイスが回復された後では同じDCMやFCMでも通信が出来なくなることが起こる。これを避けるためDCMやFCMには永続的でユニークなIDであるHUIDが割り当てられる。
HAViでは別にSDDが定義されている。SDDはIEEE1394のコンフィグレーションROMの一部として、そのデバイスの種類やBAVのためのアップロードモジュールなどそのデバイスの情報が格納されている。
HAViでは映像や音声などのストリームデータの転送は、IEEE1394規格の概念を受け継ぎ、抽象的なプラグと伝送路のチャネルを接続することでコネクションを形成し、そのコネクションを使ってストリームを流すようになっている。但しIEEE1394規格と異なり、コネクションはソースのFCMからシンクのFCMへ至るルートで形成される。すなわちソースのFCMの出力プラグからデバイスの出力プラグが接続され(これをアタッチメントと呼ぶ)、デバイスの出力プラグから伝送路のチャネルを経てデバイスの入力プラグが接続され、デバイスの入力プラグとシンクのFCMの入力プラグが接続され、コネクションが確立される。HAViのコネクションにもIEEE1394規格のコネクションと同様にPoint−To−PointコネクションとBroadcastコネクションの2種類が存在する。
HAViの規格は「The HAVi Specification−Specification of the Home Audio/Video Interoperability(HAVi) Architecture」として規格化されている。
さて、複数のAV機器が接続された場合のEPGの生成方法、予約録画を設定する場合、コンフリクトが発生した時にはそのコンフリクトを回避して予約を設定する技術が開示されている(特許文献1)。また、ある番組が予約録画されており、その番組の放送が延長されるなど変更された場合にでも録画が正しく行うことができる技術が開示されている(特許文献2乃至特許文献5など)。
特開2004−207864 特開2003−9015 特開2003−134431 特開2004−7757 特開2005−159526
しかしながら、特許文献1で開示されている技術では、予約されている番組が延長された場合や、緊急放送が放送されて、番組スケジュールが変更された場合には、目的とする番組を録画できないケースが発生する。また、特許文献2〜特許文献5で開示されている技術では、予約されている番組が延長された場合などでは、複数の番組が予約されている時に正しく録画できない番組が出てきたり、或いは利用者が自分で予約のし直しをしなければならないので、大変不便である。
例えば、図1に示されているように接続された機器において、図19に示されているEPGのような録画予約がなされているとする。図1の接続例ではBSデジタルチューナとDVD−RW(8001)、HDDとCSデジタルチューナ(8002)、HDDとD−VHS(8003)、BS/CSデジタルチューナとディスプレイ(8004)の4つのデバイスが接続されている。ここで、図19に示すように、BS101チャンネルの10:30から始まるプロ野球オープン戦(5031)について8001で示されているBSデジタルチューナと8003に示されているHDDを使って録画予約を行う。また、BS103チャンネルの11:30から始まる素人漫才大会(5032)について8001で示されているBSデジタルチューナとDVD−RWを使って録画予約を行う。ここで、BS101チャンネルのプロ野球オープン戦の放送が延長され11:30以降も放送されるとすると、特許文献1の場合には11:30で選局が行われて、11:30からは8001に示されたBSデジタルチューナはBS103に選局され、DVD−RWに別の番組が予約される。また特許文献2〜特許文献5に示す場合では、11:30以降もプロ野球オーブン戦が引き続き録画されるが、BS103で11:30から放送される素人漫才大会の録画が正しく行われないか、或いは利用者が自分で録画予約を入れ直さなければならない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、予約されている番組が延長された場合や、緊急放送等によって放送スケジュールが変更された場合でも、延長された番組、或いは放送スケジュールが変更された番組を自動的に最後まで正しく録画或いは録画予約、又は視聴予約ができるようにするためのものである。
上記課題を解決するために、本発明によるチューナシステムは、複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上で、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更機能を有するチューナシステムであって、放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信手段と、受信した前記SI情報を保存するSI情報格納手段と、前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信手段によって新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較手段と、前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更手段と、前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知手段と、前記番組情報変更通知手段から、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信手段と、前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得手段と、前記予約情報取得手段によって取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査手段と、前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断手段と、前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断手段による判断結果に応じて変更する予約変更手段とを備え前記予約変更手段は、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によって既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新手段と、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によってまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消し手段と、前記第1の予約情報取り消し手段により取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成手段と、この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約手段と、この第1の新規予約手段の予約が成立したか否かを判断する第1の新規予約成否判断手段と、前記第1の新規予約成否判断手段が前記第1の新規予約手段での予約が成立しなかったと判断した場合に、前記第1の新規予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能とは異なるデバイス又はデバイスの機能に対し、前記第1の新規予約情報の代替予約処理を実行する代替予約手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明によるチューナシステムは、複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上で、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更機能を有するチューナシステムであって、放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信手段と、受信した前記SI情報を保存するSI情報格納手段と、前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信手段によって新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較手段と、前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更手段と、前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知手段と、前記番組情報変更通知手段から、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信手段と、前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得手段と、前記予約情報取得手段によって取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査手段と、前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断手段と、前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断手段による判断結果に応じて変更する予約変更手段とを備え前記予約変更手段は、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によって既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新手段と、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によってまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消し手段と、前記第1の予約情報取り消し手段により取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成手段と、この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約手段と、この第1の新規予約手段の予約が成立したか否かを判断する第1の新規予約成否判断手段と、前記第1の新規予約成否判断手段が前記第1の新規予約手段での予約が成立しなかったと判断した場合に、この予約が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更手段とを含み、前記原因予約変更手段による原因予約情報の予約変更後に、前記第1の新規予約手段が前記第1の新規予約情報の予約を再び行うことを特徴とする。
また、本発明によるチューナシステムは、複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上で、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更機能を有するチューナシステムであって、放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信手段と、受信した前記SI情報を保存するSI情報格納手段と、前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信手段によって新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較手段と、前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更手段と、前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知手段と、前記番組情報変更通知手段から、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信手段と、前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得手段と、前記予約情報取得手段によって取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査手段と、前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断手段と、前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断手段による判断結果に応じて変更する予約変更手段とを備え、前記予約変更手段は、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によって既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新手段と、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によってまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消し手段と、前記第1の予約情報取り消し手段により取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成手段と、この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約手段と、前記予約更新手段の予約更新が成立したか否かを判断する予約更新成否判断手段と、前記予約更新成否判断手段が、前記予約更新手段での予約更新が成立しなかったと判断した場合に、この予約更新が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更手段とを含み、前記原因予約変更手段による原因予約情報の予約変更後に、前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報は、前記予約更新手段によって終了時間が変更された情報に更新されることを特徴とする。
このように、放送やインターネット等でSI情報を受信した際に、その情報が更新されて放送される番組のスケジュールが変更された場合に、他のシステムに番組情報変更の通知がなされ、利用者はその変更について的確に認識することができる。
このように本発明では、番組情報変更イベントを受信したときには、その番組の変更により影響の受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。
このように本発明では、番組のスケジュール変更に合わせて変更された予約が、すでに予約されている他の予約とコンフリクトを起こして、予約できない場合には、別の代替機能/デバイスを検索して、代替機能/デバイスを使って予約情報を生成し、予約をすることができる。
また、番組情報変更イベントを受信したときには、その番組の変更により影響の受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。また、番組のスケジュール変更に合わせて変更された予約が、すでに予約されている他の予約とコンフリクトを起こして、予約できない場合には、コンフリクトを起こす原因となった予約で使用される機能/デバイスを代替する機能/デバイスを検索して、代替機能/デバイスを使って予約情報を生成し、予約をすることができる。
また、本発明による予約変更方法は、複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上のチューナシステムにおいて、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更方法であって、放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信ステップと、受信した前記SI情報をSI情報格納手段に保存するSI情報格納ステップと、前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信ステップで新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較ステップと、前記SI情報比較ステップで前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更ステップと、前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知ステップと、前記番組情報変更ステップの、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信ステップと、前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得ステップと、前記予約情報取得ステップで取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査ステップと、前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断ステップと、前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断ステップの判断結果に応じて変更する予約変更ステップとを有し、前記予約変更ステップは、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップで既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新ステップと、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップでまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消しステップと、前記第1の予約情報取り消しステップで取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成ステップと、この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約ステップと、この第1の新規予約ステップ予約が成立したか否かを判断する第1の新規予約成否判断ステップと、前記第1の新規予約成否判断ステップで、前記第1の新規予約ステップでの予約が成立しなかったと判断した場合に、前記第1の新規予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能とは異なるデバイス又はデバイスの機能に対し、前記第1の新規予約情報の代替予約処理を実行する代替予約ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明による予約変更方法は、複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上のチューナシステムにおいて、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更方法であって、放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信ステップと、受信した前記SI情報をSI情報格納手段に保存するSI情報格納ステップと、前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信ステップで新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較ステップと、前記SI情報比較ステップで前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更ステップと、前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知ステップと、前記番組情報変更ステップの、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信ステップと、前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得ステップと、前記予約情報取得ステップで取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査ステップと、前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断ステップと、前記予約情報調査手段で抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断ステップの判断結果に応じて変更する予約変更ステップとを有し、前記予約変更ステップは、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップで既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新ステップと、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップでまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消しステップと、前記第1の予約情報取り消しステップで取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成ステップと、この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約ステップと、この第1の新規予約ステップの予約が成立したか否かを判断する第1の新規予約成否判断ステップと、前記第1の新規予約成否判断ステップで、前記第1の新規予約ステップでの予約が成立しなかったと判断した場合に、この予約が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更ステップとを含み、前記原因予約変更ステップの実行による原因予約情報の予約変更後に、前記第1の新規予約ステップを再び実行して前記第1の新規予約情報の予約を行うことを特徴とする。
また、本発明による予約変更方法は、複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上のチューナシステムにおいて、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更方法であって、放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信ステップと、受信した前記SI情報をSI情報格納手段に保存するSI情報格納ステップと、前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信ステップで新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較ステップと、前記SI情報比較ステップで前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更ステップと、前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知ステップと、前記番組情報変更ステップの、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信ステップと、前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得ステップと、前記予約情報取得ステップで取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査ステップと、前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断ステップと、前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断ステップの判断結果に応じて変更する予約変更ステップとを有し、前記予約変更ステップは、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップで既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新ステップと、前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップでまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消しステップと、前記第1の予約情報取り消しステップで取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成ステップと、この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約ステップと、前記予約更新ステップの予約更新が成立したか否かを判断する予約更新成否判断ステップと、前記予約更新成否判断ステップが、前記予約更新ステップでの予約更新が成立しなかったと判断した場合に、この予約更新が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更ステップとを含み、前記原因予約変更ステップの実行による原因予約情報の予約変更後に、前記予約情報調査ステップによって抽出された当初予約情報を、前記予約更新ステップによって終了時間を変更した情報に更新することを特徴とする。
前記いずれかに記載の予約変更方法における各ステップは、AV機器のネットワーク環境における規格であるHAVi規格のソフトウェア要素を利用して実行されることを特徴とする。
また、本発明は、前記いずれかの予約変更方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにも関し、さらに、そのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体にも関する。
本発明によれば、放送やインターネット等で受信したSI情報が更新されて放送される番組のスケジュールが変更された場合に、他のシステムに番組情報変更の通知を行うことができ、その番組の変更により影響の受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。
本発明は、予約されている番組が延長された場合や、緊急放送等によって放送スケジュールが変更された場合でも、延長された番組、或いは放送スケジュールが変更された番組を自動的に最後まで正しく録画或いは録画予約、又は視聴予約ができるようにするためのものである。また、本発明は、当該の番組が正しく録画或いは、録画予約又は視聴予約ができるようになるだけでなく、その他の録画予約又は視聴予約されている予約情報を、コンフリクトなく自動的に正しく予約の変更をすることができるようにするためのものである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態を説明するためのAVデバイスの接続例を示す図であり、以下の全ての実施形態において共通のシステム構成を示している。図中、8001はBSデジタル放送用のチューナとDVD−RWの機能を搭載したデバイスで、該デバイス8001はBSデジタル用パラボラアンテナ8006とケーブル8008を介し、ディスプレイ8005とケーブル8007を介してそれぞれ接続される。8002はCSデジタル放送用のチューナとHDDの機能を搭載したデバイスで、該デバイス8002はCSデジタル放送用パラボラアンテナ8010とケーブル8008を介して接続される。8003はD−VHSとHDDの機能を搭載したデバイス、8004はBSデジタル放送とCSデジタル放送の両方の放送が受信できるチューナとディスプレイが一体化したデバイスである。該デバイス8004はBS/CS兼用のパラボラアンテナ8011とケーブル8008を介して接続されている。図1において、デバイス8001、デバイス8002、デバイス8003、デバイス8004はIEEE1394のケーブル8009を用いてデイジーチェーン接続されている。すなわちデバイス8001、デバイス8002、デバイス8003、デバイス8004がIEEE1394のケーブル8009を介して接続されていることになる。また、本例におけるデバイス8001とデバイス8004にはHAViシステムのFAVが搭載され、デバイス8002とデバイス8003にはHAViのBAVが搭載されているものとする。
なお、以下の各実施形態においては、図1示すAVデバイスのネットワークに基づいて説明するが、本発明が適用されるAVデバイスの構成はこれに限定されるものではない。
図2は、本発明の以下の実施形態による番組情報変更通知及び予約変更装置0007のハードウェア構成を示すブロック図である。この番組情報変更通知及び予約変更装置0007は、既存のデジタルAV機器内に組み込まれるようにしても良い。図4はチューナシステムに組み込まれている例を示している。なお、機能ブロックの構成(0001乃至0005)については各実施形態において後述する。
図2において、番組情報変更通知及び予約変更装置0007は、例えば、IOコントローラ6008と、フラッシュROM6009と、CPU6010と、RAM6011と、イーサネット(登録商標)コントローラ6014と、1394コントローラ6015とを備えている。IOコントローラ6008と、フラッシュROM6009と、CPU6010と、RAM6011は、バス6019を介して接続されている。IOコントローラ6008は、LANケーブルを介して送信されてきたデータ及び1394ケーブルを介して送信されてきたデータのいずれかを選択すべく、イーサネット(登録商標)コントローラ6014及び1394コントローラ6015の切り替え制御を実行する。CPU6010は、フラッシュROM6009に格納されている制御プログラム(例えば、図6、図8、図10、図12、図13及び14のフローチャートに基づくプログラム)を読み出し、RAM6011をその制御プログラムの作業領域として使用し、制御プログラムに従った処理を実行する。なお、フラッシュROM6009は、不揮発性ROMメモリの一種で、大容量化に向いており、コンピュータシステムのBIOSや電子機器の制御プログラムの格納用というEEPROM6016(図3参照)と同じ使い方だけでなく、大容量という特徴を活かして、ディスク的なデータ格納用途としても使うことができる。
図3は、別のハードウェア構成を備える番組情報変更通知及び予約変更装置0008のブロック図である。図2と異なる点は、フラッシュROM6009の代わりにEEPROM6016を用いている点、ハードディスクドライブHDD6018及びディスクコントローラ6017をさらに備えている点であり、その他の構成は図2と同じである。図3に示されるように、データの入力がイーサネット及び1394からに加えてハードデディスクからもなされている。
図4は、図2の番組情報変更通知及び予約変更装置0007をチューナシステムに組み込んだ場合のチューナシステム0006のハードウェア構成を示すブロック図である。チューナシステムの構成としては一般的であるので6001乃至6007の説明は省略する。図4のチューナシステム0006に上述の番組情報変更通知及び予約変更装置0007(図2)の構成を取り込むことによって、チューナシステムは、放送データを受信して復号し、ディスプレイに表示するためのデータを生成するシステムとしてだけでなく、後に詳細に説明する番組情報変更通知機能及び予約変更機能を備えるシステムとしても機能することになる。
<第1の実施形態>
図5は本発明による番組情報変更通知機能の構成例を示す機能ブロック図である。
図5において符号0001は番組情報変更通知機能を示し、デジタル放送やインターネット放送などからその放送システムで放送される番組の情報が送信されてきたときに、受信した番組情報が前に受信した番組情報と変更がなされているならば、番組情報が変更されたことを通知する装置である。
番組情報変更通知機能0001は、SI情報受信手段1001、SI情報比較手段1002、SI情報保存手段1003、番組情報変更通知手段1004、SI情報データベース1005から構成される。
次に、この装置の動作概要を説明する。SI情報受信手段1001は、デジタル放送やインターネット放送などの放送局から放送される情報からSI情報を取得したり、インターネット上のEPGを公開しているWEBページなどからSI情報を取得する。次に取得したSI情報と、SI情報データベース1005に保管されているSI情報を比較する。次にSI情報保存手段1003により、まだデータベース内にないSI情報を取得した場合には、SI情報データベース1005に取得したSI情報を保存する。また、データベース内に格納されているSI情報が更新され、SI情報受信手段1001で取得したSI情報が新しい場合には、SI情報データベース1005に格納されているSI情報の更新をする。次に、SI情報取得手段1001で取得したデータがSI情報データベース1005に格納されているSI情報を更新するものだった場合には、番組情報変更通知手段1004で、番組情報が変更されたことを他の装置に通知する。ここでSI情報が更新されているとは、番組が延長された場合や、緊急放送などで番組内容が変更された場合に番組の放送スケジュールが変更されることを指す。
以上、図5に示した機能によって、SI情報を受信した際に、その情報が更新されて番組のスケジュールが変更された場合に、他の装置に番組情報変更の通知を行うことができる。
図6は、本発明の第1の実施形態による番組情報の変更を通知する動作を説明するためのフローチャートである。なお、図6はHAViのアプリケーションを想定したフローチャートである。
ステップS1001において初期化を行う。具体的にはMSのオープン(MsgOpen APIの呼び出し)、EMへのイベントとコールバック関数の登録(EventManager::Register APIの呼び出し)、REGへの自身のソフトウェアエレメント情報の登録(Registry::RegisterEelement APIの呼び出し)を行う。なお、イベントの登録には、チューナシステムからSI情報を受信するためのイベント(ReceiveSIInfomation)を登録する。なお、HAViの規格にはReceiveSIInfomationは定義されていないが、ここでは、イベントとは、SI情報を受信したときに送信するイベントとする。ステップS1002において、チューナシステムが送信するSI情報メッセージを受信する。ここでは、SI情報メッセージを受信するまで待機する。具体的には、EMからイベントのIDとしてReceiveSIInfomationを持つEventManagerNotification APIが呼び出されるまで待つ。SI情報メッセージを受信するとステップS1003を実行する。次にステップS1003において、データベースに保存されているSI情報を取り出す。次にステップS1004において、保存されているSI情報と受信したSI情報の比較を行う。ステップS1004において、比較した結果、新しいSI情報が受信されなければ、ステップS1002に戻る。ステップS1004において、比較した結果、新しいSI情報が受信された場合には、ステップS1007を実行する。ステップS1007にいて、受信した新しいSI情報をデータベースに保存し、ステップS1002に戻る。ステップS1004において、比較した結果、保存されているSI情報に比べ変更されたSI情報がある場合には、ステップS1005を実行する。ステップS1005において、変更されたSI情報をデータベースに保存し、ステップS1006を実行する。ステップS1006において、番組情報変更通知イベントの送信を行う。EMにイベントの送信(EventManager::PostEvent APIの呼び出し)を行う。イベントのIDとしてはChangeEventScheduleを、またパラメタには、変更されたSI情報を付加して送信する。なお、HAViの規格にはChangeEventScheduleは定義されていないが、ここでは、番組情報が変更されたことを通知するイベントをChangeEventScheduleとする。
なお、図6ではひとつの独立したアプリケーションとしたフローチャートであるが、TunerFCM内に組み込むことも可能である。
以上、図6に示したフローチャートにより、SI情報を受信した際に、その情報が更新されて番組のスケジュールが変更された場合に、他のシステムに番組情報変更の通知を行うことができる。
なお、図6はHAViのアプリケーションを想定したフローチャートであるが、HAVi以外のシステムでも同様に実現することができる。
図7は本発明の第1の実施形態による予約変更機能の一構成例を示す機能ブロック図である。
図7において符号0002は予約変更機能を示し、番組が延長されたり、緊急放送がなされたりして、番組情報が変更されたときに、それによって影響を受ける予約を変更して、予約が正しく行われるようにする機能である。例えば、あるスポーツ番組を予約録画しているときに、そのスポーツ番組が延長されたときでも、スポーツ番組が最後まで正しく録画できるようにする。
予約変更機能0002は、番組情報変更イベント受信手段2001、予約情報取得手段2002、予約情報調査手段2003、第1の予約取り消し手段2004、第1の予約情報生成手段2005、第1の機能/デバイス予約手段2006、予約更新手段2007から構成される。
次に、この機能の動作概要を説明する。番組情報変更イベント受信手段2001は、番組情報変更通知装置より送信される番組情報変更イベントを受信する。次に番組情報変更通知イベントを受信すると、予約情報取得手段2002により、予約情報が保存されているデータベースより予約情報を取得する。次に予約情報調査手段2003により、データベースに保存されている予約情報のうち、番組情報の変更により影響を受ける予約情報を取り出す。また、すでに始まっている番組のスケジュールが変更され、その番組が予約されているものなのかどうかチェックをする。次に、変更された番組がまだ始まっていないのならば、第1の予約取り消し手段2004により、番組情報の変更により影響を受ける予約を取り消す。次に第1の予約情報生成手段2005により、取り消された予約に変わって、番組情報の変更に合わせた新しい予約情報を生成する。次に第1の機能/デバイス予約手段2006により、生成した予約から機能やデバイスの予約を実行する。
一方、番組がすでに始まっているものならば、予約更新手段2007により、番組が終了したときに実行すべき手順の開始時刻を、番組のスケジュールが変更された新しい時刻に修正する。
次に具体的な予約変更の例を示して説明する。以下具体的な予約変更の例では、図1で示すAVネットワーク環境で操作が行われているものとする。
図16はEPGの画面を示す。ここで、5001で示す番組の録画予約がなされているとする。5001で示す録画予約は、図1のデバイス8001のBSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。このとき、予約されている番組5001の前の番組5002が放送されているときに、その番組が30分延長され、その影響で番組5001の開始も30分繰り下がった場合に、番組情報変更イベント受信手段2001で、5001、5002が変更されたことを通知する番組情報変更イベントを受信し、予約情報取得手段2002で、装置に保存されている予約情報を取得し、予約情報調査手段2003で、影響を受ける予約(この場合5001の録画予約)が抽出され、さらに録画予約をする番組はまだ始まっていないことが確認される。そして、第1の予約取り消し手段2004により、5001の録画予約が取り消され、第1の予約情報生成手段2005により、あらたに5001を録画予約する予約情報を生成する。そして、第1の機能/デバイス予約手段により、5001の録画予約が行われる。この場合、デバイス8001のBSチューナと、デバイス8003のHDDが5001の番組に合わせて予約される。
次に別の具体的な例を図17で示す。図17はEPGの画面を示す。ここで、5011で示す番組の録画予約がなされているものとする。5011で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8001のBSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。このとき、予約されている番組5011が放送されているときに、その番組が30分延長された場合に、番組情報変更イベント受信手段2001で、5011が変更されたことを通知する番組情報変更イベントを受信し、予約情報取得手段2002で、装置に保存されている予約情報を取得し、予約情報調査手段2003で、影響を受ける予約(この場合5011の録画予約)が抽出され、さらに録画予約をしている番組はすでに始まっており録画が開始されていることが確認される。そして、予約更新手段2007において、すでに始まっている録画予約に対し、録画される時間を30分延長するように予約の更新をする。この場合、デバイス8001のBSチューナと、デバイス8003のHDDの番組を録画する動作時間を30分延長する。
以上、図7に示した機能によって、番組情報変更イベントを受信したときには、その番組の変更により影響を受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。
図8は、本発明の第1の実施形態による予約変更動作を説明するためのフローチャートである。なお、図7はHAViのアプリケーションを想定したフローチャートである。
ステップS2001において初期化を行う。具体的にはMSのオープン(MsgOpen APIの呼び出し)、EMへのイベントとコールバック関数の登録(EventManager::Register APIの呼び出し)、REGへの自身のソフトウェアエレメント情報の登録(Registry::RegisterEelement APIの呼び出し)を行う。なお、イベントの登録には、チューナシステムからSI情報を受信するためのイベント(ChangeEventSchedule)を登録する。次に、ステップS2002において、REGにRMの問い合わせをする(Registry::GetElement APIとRegistry::RetrieveElement APIの呼び出し)。図1に示したAVネットワークではFAVであるデバイス8001及びデバイス8004にRMが存在することになる。
次に、ステップS2003において、番組情報変更通知システムが送信する番組情報変更通知イベントを受信する。ここでは、番組情報変更通知イベントを受信するまで待機する。具体的には、EMからイベントのIDとしてChangeEventScheduleを持つEventManagerNotification APIが呼び出されるまで待つ。
次に、ステップS2004において、すべてのRMよりRMが保持している予約情報(Scheduled Action)を取り出す(ResourceManager::GetLocalScheduledActions API及びResourceManager::GetScheduledActionData APIの呼び出し)。
次に、ステップS2005において、番組情報変更通知イベントに含まれる、スケジュールが変更された番組の影響を受けるすべての予約を修正したかどうかチェックする。ステップS2005において、すべてのスケジュールが修正された場合(YES)には、プログラムを修正する。ステップS2005において、まだ修正すべき予約情報がある場合(NO)には、ステップS2006を実行する。
次にステップS2006において、影響を受ける予約情報を1つ取り出す。次にステップS2007において、修正する予約の番組はすでに始まっているものかどうかチェックする。ステップS2007において、予約の番組がすでに始まっている場合(YES)なら、次にステップS2011を実行する。ステップS2007において、予約の番組がまだ始まっていない場合(NO)なら、次にステップS2008を実行する。
ステップS2011において、その予約の番組の終了時刻に合わせてRM内のその予約の終了時刻を修正する(ResourceManager::ChangeScheduleAction APIの呼び出し)。なお、HAViの規格にはResourceManager::ChangeScheduledAction は定義されていないが、ここではResourceManager::ChangeScheduleActionを、現在Actionが実行中の、対象となるScheduledActionに対して、終了時刻の変更をするためのAPIとする。次に、ステップS2005を実行する。
ステップS2008において、取り出された予約情報の取り消しを行う(ResourceManager::UnscheduleAction APIの呼び出し)。次にステップS2009において、番組スケジュールの変更に合わせた予約情報を生成する。次にステップS2010において、RMに生成した予約情報の登録を行う(ResourceManager::ScheduleAction APIの呼び出し)。次にステップS2005を実行する。
以上、図8に示したフローチャートにより、番組情報変更通知イベントを受信した際に、それによって影響を受ける予約情報が更新されて、予約をしたときに設定した番組の放送スケジュールが変更されても、それに合わせて予約の内容を自動的に修正することができる。
なお、図8はHAViのアプリケーションを想定したフローチャートであるが、HAVi以外のシステムでも同様に実現することができる。
<第2の実施形態>
図9は本発明の第2の実施形態による予約変更機能の例を示す機能ブロック図である。
図9において符号0003は予約変更機能を示し、番組が延長されたり、緊急放送がなされたりして、番組情報が変更されたときに、それによって影響を受ける予約を変更して、予約が正しく行われるようにする機能である。
予約変更機能0003は、番組情報変更イベント受信手段2001、予約情報取得手段2002、予約情報調査手段2003、第1の予約取り消し手段2004、第1の予約情報生成手段2005、第1の機能/デバイス予約手段2006、予約更新手段2007、第1の代替機能/デバイス検索手段3001、第2予約情報生成手段3002、第2の機能/デバイス予約手段3003から構成される。
次に、この機能の動作概要を説明する。但し、すでに図7で説明したものについては省略をする。
第1の機能/デバイス予約手段2006において、生成した予約から機能やデバイスの予約を実行したときに、コンフリクトが発生して予約ができなかった場合に、第1の代替機能/デバイス検索手段3001において、予約をする機能/デバイスを代替する機能/デバイスの検索を行う。次に、第2の予約情報生成手段3002において、検索された代替の機能/デバイスを使用して予約をする予約情報を生成する。次に、第2の機能/デバイス予約手段3003において、生成された予約から機能やデバイスの予約を実行する。
次に具体的な予約変更の例を示して説明する。以下具体的な予約変更の例では、図1で示すAVネットワーク環境で操作が行われているものとする。
図18はEPGの画面を示す。ここで、5021で示す番組と5022で示す番組の録画予約がなされているとする。5021で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8001のBSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。また、5022で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8004のCSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。このとき、予約されている番組5022の前の番組5023が放送されているときに、その番組が30分延長され、その影響で番組5022の開始も30分繰り下がった場合に、番組情報変更イベント受信手段2001で、5022、5023が変更されたことを通知する番組情報変更イベントを受信し、予約情報取得手段2002で、装置に保存されている予約情報を取得し、予約情報調査手段2003で、影響を受ける予約(この場合5022の録画予約)が抽出され、さらに録画予約する番組はまだ始まっていないことが確認される。そして、第1の予約取り消し手段2004により、5022で示す番組の録画予約が取り消され、第1の予約情報生成手段2005により、新たに5022の番組を録画予約する予約情報を生成する。そして、第1の機能/デバイス予約手段2006により、5022の番組の録画予約が行われる。この場合8004のCSチューナと、デバイス8003のHDDが5022の番組に合わせて予約される。
しかしながら、デバイス8003のHDDにはすでに番組5021の録画予約がなされており、時間が重なるため、30分繰り下がった5022の番組の録画をすることができない。
そこで、第1の代替機能/デバイス検索手段3001により、コンフリクトを起こした機能8003のHDDの代替機能を検索する。そして、デバイス8002のHDDが見つかる。次に第2の予約情報生成手段3002により、新たに番組5022を録画予約する予約情報を生成する。具体的にはデバイス8004のCSチューナで受信し、デバイス8002のHDDで録画するような予約情報が生成される。そして、第2の機能/デバイス予約手段3003により、生成された予約情報に基づいて予約が行われる。
以上、図9に示した装置によって、番組情報変更イベントを受信したときには、その番組の変更により影響の受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。また、番組のスケジュール変更に合わせて変更された予約が、すでに予約されている他の予約とコンフリクトを起こして、予約できない場合には、別の代替機能/デバイスを検索して、代替機能/デバイスを使って予約情報を生成し、予約をすることができる。なお代替機能/デバイスを検索するためには、AVネットワーク内の機能/デバイス毎のリストを生成する必要があるが、特許文献1に記載されているのでここでは説明を省略する。
図10は、本発明の第2の実施形態による予約変更動作を説明するためのフローチャートである。なお、図10はHAViのアプリケーションを想定したフローチャートである。このフローチャートでは、図8に対して、予約が成功しなかった場合に、その予約で使用される機能/デバイスを代替する機能/デバイスを検索して、その機能/デバイスを使用して予約を実行するものである。以下の説明では、すでに図8で説明したステップについては同一であるのでここでは省略をする。
ステップS3001において、ステップS2011で実行した予約の終了時刻修正が成功したかどうかチェックする。成功した場合(YES)には、次にステップS2005を実行する。失敗した場合(NO)には、予約の変更はできなかったものとし、エラーとして終了する。
ステップS3002において、ステップS2010で実行した予約が成功したかどうかチェックする。成功した場合(YES)には、次にステップS2005を実行する。失敗した場合には、次にステップS3003を実行する。
ステップS3003において、ステップS2010において生成した予約情報の中で使用予定の機能/デバイスを代替する機能/デバイスの検索をすでにしたかどうかチェックをする。すでに検索をした場合(YES)には、ステップS3005を実行する。まだ検索していない場合(NO)には、ステップS3004を実行する。
ステップS3004において、REGに代替機能/デバイスの検索(Registry::GetElement API又はRegistry::MultipleGetElement APIと、Registry::RetrieveElement APIの呼び出し)を実行し、代替の機能/デバイスのリストを作成する。REG内で定義されているAttributeだけでは代替する機能/デバイスを見つけることができない場合、代替の機能/デバイスの候補をREGで検索し、その後は直接DCm/FCMに機能の問い合わせをする。
次にステップS3005において、検索されたすべての代替機能/デバイスについて予約を試みたかどうかチェックをする。すべての代替機能/デバイスについて予約を試みた場合(YES)には、予約の変更はできなかったものとし、エラーとして終了する。まだ、すべてのケースの予約を試みていない場合(NO)には、次にステップS3006を実行する。
ステップS3006において、代替の機能/デバイスのリストから代替機能/デバイスをひとつ取り出して、新しい予約情報を生成する。次にステップS3007において、生成した予約情報を使って予約を試みる(ResourceManager::ScheduleAction APIの呼び出し)。次にステップS3002を実行する。
以上、図10に示したフローチャートにより、番組情報変更通知イベントを受信した際に、それによって影響を受ける予約情報が更新されて、予約をしたときに設定した番組の放送スケジュールが変更されても、それに合わせて予約の内容を自動的に修正することができる。また、番組の放送スケジュールの変更によって影響を受ける予約が、まだ始まっていない場合には、その予約の変更に失敗しても、その予約で使用される機能/デバイスを代替する機能/デバイスの検索をして、見つかった機能/デバイスを使用して予約をする。これによって、予約の変更によって発生しうる機能/デバイスの同時時間の利用によるコンフリクトを回避することができる。
なお、図10はHAViのアプリケーションを想定したフローチャートであるが、HAVi以外のシステムでも同様に実現することができる。
<第3の実施形態>
図11は本発明の第3の実施形態による予約変更機能の一構成例を示す機能ブロック図である。
図11において符号0004は予約変更機能を示し、番組が延長されたり、緊急放送がなされたりして、番組情報が変更されたときに、それによって影響を受ける予約を変更して、予約が正しく行われるようにする機能である。
予約変更機能0004は、番組情報変更イベント受信手段2001、予約情報取得手段2002、予約情報調査手段2003、第1の予約取り消し手段2004、第1の予約情報生成手段2005、第1の機能/デバイス予約手段2006、予約更新手段2007、失敗原因特定手段4001、第2の代替機能/デバイス検索手段4002、第2の予約取り消し手段4003、第3の予約情報生成手段4004、第3の機能/デバイス予約手段4005から構成される。なお、最後のステップで第1の機能/デバイス予約手段2006、及び予約更新手段2007を再度使用するので、図11においては第1の機能/デバイス予約手段2006、及び予約更新手段2007が2回記述されている。
次に、この機能の動作概要を説明する。但し、すでに図7で説明したものについては省略をする。
第1の機能/デバイス予約手段2006において、生成した予約から機能やデバイスの予約を実行したときに、コンフリクトが発生して予約ができなかった場合、又は予約更新手段2007において、番組が終了したときに実行すべき手順の開始時刻を、番組のスケジュールが変更された新しい時刻に修正したときに、コンフリクトが発生して予約ができなかった場合に、失敗原因特定手段4001において、失敗した予約情報と、すでに予約情報取得手段2002にて取得した予約情報を比べ、予約が失敗した原因を特定し、失敗の原因となった(コンフリクトを起こす原因となった)予約情報を取り出し、さらにコンフリクトを起こす原因となった該予約情報での機能/デバイスの特定をする。次に第2の代替機能/デバイス検索手段4002において、4001にて抽出された機能/デバイスの代替する機能/デバイスを検索する。次に第2の予約取り消し手段4003において、コンフリクトを起こす原因となった予約を取り消す。次に第3の予約情報生成手段4004において、第2の代替機能/デバイス検索手段4002で検索された機能/デバイスを使って、第2の予約取り消し手段4003で取り消された予約の代替となる予約情報を生成する。次に第3の機能/デバイス予約手段4005により、第3の予約情報生成手段4004で生成された予約情報に基づいて機能/デバイスの予約をする。最後に、変更された番組がまだ始まっていないのならば、第1の機能/デバイス予約手段2006により、最初のトライで予約に失敗した機能やデバイスの予約を実行する。また、番組がすでに始まっているならば、予約更新手段2007により、番組が終了したときに実行すべき手順の開始時刻を、番組のスケジュールが変更された新しい時刻に修正する。
次に具体的な予約変更の例を示して説明する。以下具体的な予約変更の例では、図1で示すAVネットワーク環境で操作が行われているものとする。
図18は第2の実施形態で示したものと同一のEPGの画面を示すが、第3の実施形態でも用いられるものである。ここで、5021で示す番組と5022で示す番組の録画予約がなされているとする。5021で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8001のBSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。また、5022で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8004のCSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。このとき、予約されている番組5022の前の番組5023が放送されているときに、その番組が30分延長され、その影響で番組5022の開始も30分繰り下がった場合に、番組情報変更イベント受信手段2001で、5022、5023が変更されたことを通知する番組情報変更イベントを受信し、予約情報取得手段2002で、装置に保存されている予約情報を取得し、番組情報調査手段2003で、影響を受ける予約(この場合5022の録画予約)が抽出され、さらに録画予約する番組はまだ始まっていないことが確認される。そして、第1の予約取り消し手段2004により、5022で示す番組の録画予約が取り消され、第1の予約情報生成手段2005により、新たに5022で示す番組を録画予約する予約情報を生成する。そして、第1の機能/デバイス予約手段2006により、5022で示す番組の録画予約が行われる。この場合8004のCSチューナと、デバイス8003のHDDが5022の番組に合わせて予約される。しかしながら、デバイス8003のHDDにはすでに番組5021の録画予約がなされており、時間が重なるため、30分繰り下がった5022で示す番組の録画をすることができない。
そこで、失敗原因特定手段4001により、失敗した予約情報と、すでに予約情報取得手段2002にて取得した予約情報を比べ、予約が失敗した原因を特定し、失敗の原因となった(コンフリクトを起こす原因となった)予約情報を取り出し、さらにコンフリクトを起こす原因となった該予約情報での機能/デバイスの特定をする。この場合、番組5021の録画予約がコンフリクトを起こす原因となった予約であり、原因となった機能/デバイスは、番組を録画するデバイスである、デバイス8003のHDDであることが確認される。次に、第2の代替機能/デバイス検索手段4002により、コンフリクトの原因となった機能/デバイスの代替の機能/デバイスを検索する。この場合、デバイス8002のHDDが検索される。次に第2の予約取り消し手段4003により、失敗原因特定手段4001により特定された予約(この場合には番組5021の録画予約である)を取り消す。次に第3の予約情報生成手段4004により、代替の機能/デバイスを使って、新たに番組5021の録画予約をする予約情報の生成をする。次に第3の機能/デバイス予約手段4005により、生成された予約情報から機能/デバイスの予約をする。この場合には、番組5021を、デバイス800Sチューナを使って受信し、デバイス8002のHDDを使って録画する予約をする。最後に、第1の機能/デバイス予約手段2006により、番組5022の録画予約をする。具体的にはデバイス800Sチューナを使って受信し、デバイス8003のHDDを使って録画をする予約をする。
次に、別のEPG画面の例として図19を挙げる。ここで、5031で示す番組と5032で示す番組の録画予約がなされているとする。5031で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8001のBSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。また、5032で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8001のBSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。このとき、予約されている番組5031が放送されているときに、その番組が30分延長された場合に、番組情報変更イベント受信手段2001で、5031が変更されたことを通知する番組情報変更イベントを受信し、予約情報取得手段2002で、装置に保存されている予約情報を取得し、番組情報調査手段2003で、影響を受ける予約(この場合5031の録画予約)が抽出され、さらに録画予約をしている番組はすでに始まっており録画が開始されていることが確認される。そして、予約更新手段2007において、すでに始まっている録画予約に対し、録画される時間を30分延長するように予約の更新をする。この場合、デバイス8001のBSチューナと、デバイス8003のHDDの番組を録画する動作時間を30分延長する。しかしながら、デバイス8001のBSチューナと、デバイス8003のHDDにはすでに番組5032の録画予約がなされており、時間が重なるため、30分繰り下がった5031の録画をすることができない。
そこで、失敗原因特定手段4001により、失敗した予約情報と、すでに予約情報取得手段2002にて取得した予約情報を比べ、予約が失敗した原因を特定し、失敗の原因となった(コンフリクトを起こす原因となった)予約情報を取り出し、さらにコンフリクトを起こす原因となった該予約情報での機能/デバイスの特定をする。この場合、番組5032の録画予約がコンフリクトを起こす原因となった予約であり、原因となった機能/デバイスは、番組を受信するデバイスである、デバイス8001のBSチューナと、番組を録画するデバイスである、デバイス8003のHDDであることが確認される。次に、第2の代替機能/デバイス検索手段4002により、コンフリクトの原因となった機能/デバイスの代替の機能/デバイスを検索する。この場合、デバイス8004のBSチューナと、デバイス8002のHDDが検索される。次に第2の予約取り消し手段8003により、失敗原因特定手段4001により特定された予約、この場合には番組5032の録画予約を取り消す。次に第3の予約情報生成手段4004により、代替の機能/デバイスを使って、新たに番組5032の録画予約をする予約情報の生成をする。次に第3の機能/デバイス予約手段4005により、生成された予約情報から機能/デバイスの予約をする。この場合には、番組5032を、デバイス8004のBSチューナを使って受信し、デバイス8002のHDDを使って録画する予約をする。最後に、予約更新手段2007において、番組5031の録画時間を30分延長するように予約の更新をする。具体的にはデバイス8001のBチューナの受信時間と、デバイス8003のHDDの録画の時間を、それぞれ30分延長する。
ここで、図9に示した予約更新機能0003と、図11に示した予約更新機能0004の違いは、図9の機能0003では、予約のコンフリクトが起こった場合には、予約をしようとした方の予約で使用される機能/デバイスの代替機能/デバイスを検索して、新たな予約をするのに対して、図11で示した予約更新機能0005では、予約のコンフリクトが起こった場合には、コンフリクトを起こす原因となった予約を特定して、その予約で使用されている機能/デバイスの代替機能/デバイスを検索して、新たな予約をする。
以上、図11に示した機能によって、番組情報変更イベントを受信したときには、その番組の変更により影響の受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。また、番組のスケジュール変更に合わせて変更された予約が、すでに予約されている他の予約とコンフリクトを起こして、予約できない場合には、コンフリクトを起こす原因となった予約で使用される機能/デバイスを代替する機能/デバイスを検索して、代替機能/デバイスを使って予約情報を生成し、予約をすることができる。なお代替機能/デバイスを検索するためには、AVネットワーク内の機能/デバイス毎のリストを生成する必要があるが、特許文献1に記載されているのでここでは説明を省略する。
図12は、本発明の第3の実施形態による予約変更動作を説明するためのフローチャートである。なお、図12はHAViのアプリケーションを想定したフローチャートである。このフローチャートでは、図8に対して、予約が成功しなかった場合に、その予約をすることによって、コンフリクトを起こす原因となった予約を探し出し、コンフリクトを起こしている予約で使用する機能/デバイスを代替する機能/デバイスを検索して、その機能/デバイスを使用してコンフリクトを起こす原因となった予約の修正をするものである。以下の説明では、すでに図8で説明したステップについては同一であるのでここでは省略をする。
ステップS4001において、ステップS2010又はステップS2011での実行が成功したかどうかチェックする。成功した場合(YES)には、次にステップS2005を実行する。失敗した場合(NO)には、次にステップS4002を実行する。
ステップS4002において、コンフリクトを起こした予約から代替する機能/デバイスを検索し、予約を試みたかどうかチェックする。すでに予約を試みているならば(YES)、予約はできなかったものとし、エラーとして終了する。まだ、予約を試みていないならば(NO)、次にステップS4003を実行する。
ステップS4003において、もとの予約が実行できなかった原因となる予約情報を見つけ出し、さらに、その予約情報から予約が重なっている機能/デバイスを見つける。具体的には、予約情報(ScheduledAction)にはそのActionの実施開始時刻及び終了時刻、実施に必要な機能/デバイス、機能/デバイスに送付するコマンドが記述されているので、元の予約情報と照らし合わせて、予約が重なっている機能/デバイスを検索することができる。
次にステップS4004において、予約が重なっている機能/デバイスが見つかったかどうかチェックする。見つからなかった場合(NO)、予約はできなかったものとし、エラーとして終了する。見つかった場合(YES)、次にステップS4005を実行する。
ステップS4005において、ステップS4003において見つかった予約情報について予約の取り消しを行う(ResourceManager::UnscheduleActionAPIの呼び出し)。次にステップS4006において、ステップS4003において見つけられた機能/デバイスを代替する機能/デバイスの検索を行い(Registry::GetElementAPI又はRegistry::MultipleGetElement APIと、Registry::RetrieveElement APIの呼び出し)、代替の機能/デバイスのリストを作成する。REG内で定義されているAttributeだけでは代替の機能/デバイスを見つけることができない場合、代替の機能/デバイスの候補をREGで検索し、その後に直接DCM又はFCMに機能の問い合わせを行う。
次にステップS4007において、すべての代替機能/デバイスを使った予約が試みられたかどうかチェックする。すべての予約が試みられた場合(YES)、次にステップS4012を実行する。まだすべての予約が試みられていない場合(NO)、次にステップS4008を実行する。
ステップS4012において、ステップS4005において一旦取り消された予約を再度予約する。そして、元の予約は実施できなかったものとし、エラーとして終了する。
ステップS4008において、ステップS4006において生成された代替をする機能/デバイスのリストからひとつを取り出し、その代替の機能/デバイスを使って予約情報を生成する。次にステップS4009において、生成された予約情報の予約を試みる(ResourceManager::ScheduleAction APIの呼び出し)。次にステップS4010において、予約が成功したかどうかチェックする。予約が成功した場合(YES)、次にステップS4011を実行する。予約が成功しなかった場合(NO)、次にステップS4007を実行する。
ステップS4011において、もともと修正しようとしていた予約について、その番組がすでに始まっているものかどうかチェックする。始まっているものならば(YES)、次にステップ2011を実行する。まだ始まっていないものならば(NO)、次にステップS2010を実行する。
以上、図12に示したフローチャートにより、番組情報変更通知イベントを受信した際に、それによって影響を受ける予約情報が更新されて、予約をしたときに設定した番組の放送スケジュールが変更されても、それに合わせて予約の内容を自動的に修正することができる。また、その予約の変更に失敗しても、その予約の失敗の原因となった予約を探し出し、そこで使用される機能/デバイスを代替する機能/デバイスの検索をして、見つかった機能/デバイスを使用して予約をし、さらに元の予約の修正を実行する。これによって、予約の変更によって発生しうる機能/デバイスの同時時間の利用によるコンフリクトを回避することができる。
なお、図12はHAViのアプリケーションを想定したフローチャートであるが、HAVi以外のシステムでも同様に実現することができる。
<第4の実施形態>
図13は本発明の第4の実施形態による予約変更機能の一構成例を示す機能ブロック図である。
図13において符号0005は予約変更機能を示し、番組が延長されたり、緊急放送がなされたりして、番組情報が変更されたときに、それによって影響を受ける予約を変更して、予約が正しく行われるようにする機能である。
予約変更機能0005は、番組情報変更イベント受信手段2001、予約情報取得手段2002、予約情報調査手段2003、第1の予約取り消し手段2004、第1の予約情報生成手段2005、第1の機能/デバイス予約手段2006、予約更新手段2007、第1の代替機能/デバイス検索手段3001、第2の予約情報生成手段3002、第2の機能/デバイス予約手段3003、失敗原因特定手段4001、第2の代替機能/デバイス検索手段4002、第2の予約取り消し手段4003、第3の予約情報生成手段4004、第3の機能/デバイス予約手段4005から構成される。なお、最後のステップで第1の機能/デバイス予約手段2006、及び予約更新手段2007を再度使用するので、図13においては第1の機能/デバイス予約手段2006、及び予約更新手段2007が2回記述されている。すなわち、図13に示す予約変更機能は、図9で示した予約変更機能0003と図11で示した予約変更機能0004のハイブリッド型となっている。
次に、この機能の動作概要を説明する。但し、すでに図7、図9、図11で説明したものについては省略をする。
第2の機能/デバイス予約手段3003において、生成した予約から機能やデバイスの予約を実行したときに、コンフリクトが発生して予約ができなかった場合、又は予約更新手段2007において、番組が終了したときに実行すべき手順の開始時刻を、番組のスケジュールが変更された新しい時刻に修正したときに、コンフリクトが発生して予約ができなかった場合に、失敗原因特定手段4001において、失敗した予約情報と、すでに予約情報取得手段2002にて取得した予約情報を比べ、予約が失敗した原因を特定し、失敗の原因となった(コンフリクトを起こす原因となった)予約情報を取り出し、さらにコンフリクトを起こす原因となった該予約情報での機能/デバイスの特定をする。以下は図5で説明した内容と同等であるので、説明を省略する。
次に具体的な予約変更の例を示して説明する。以下具体的な予約変更の例では、図1で示すAVネットワーク環境で操作が行われているものとする。
図20はEPGの画面を示す。ここで、5041で示す番組と5042で示す番組と5043で示す番組の録画予約がなされているとする。5041で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8001のBSチューナで受信し、デバイス8001のDVD−RWで録画するように予約されているものとする。また、5042で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8004のBSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。また、5043で示す番組の録画予約は、図1で示す、デバイス8004のCSチューナで受信し、デバイス8003のHDDで録画するように予約されているものとする。このとき、予約されている番組5042の前の番組5044が放送されているときに、その番組が30分延長され、その影響で番組5042の開始も30分繰り下がった場合に、番組情報変更イベント受信手段2001で、5042、5044が変更されたことを通知する番組情報変更イベントを受信し、予約情報取得手段2002で、装置に保存されている予約情報を取得し、番組情報調査手段2003で、影響を受ける予約(この場合5042の録画予約)が抽出され、さらに録画予約する番組はまだ始まっていないことが確認される。そして、第1の予約取り消し手段2004により、5042の番組の録画予約が取り消され、第1の予約情報生成手段2005により、新たに5042で示す番組を録画予約する予約情報を生成する。そして、第1の機能/デバイス予約手段2006により、5042で示す番組の録画予約が行われる。この場合8004のBSチューナと、デバイス8003のHDDが5042の番組に合わせて予約される。しかしながら、デバイス8004のBSチューナ及び、デバイス8003のHDDはすでに番組5043の録画予約で使用されており、時間が重なるため、30分繰り下がった5042で示す番組の録画予約をすることができない。ここで、デバイス8004のBS/CSチューナは同じ時間にはどちらか一方しか使用できないものとする。
そこで、第1の代替機能/デバイス検索手段3001により、コンフリクトを起こした機能8004のBSチューナと8003のHDDの代替機能を検索する。そしてデバイス8001のBSチューナと、デバイス8002のHDDが見つかる。次に第2の予約情報生成手段3002により、新たに番組5042を録画予約する予約情報を生成する。具体的にはデバイス8001のBSチューナで受信し、デバイス8002のHDDで録画するような予約情報が生成される。そして、第2の機能/デバイス予約手段3003により、生成された予約情報に基づいて予約が行われる。しかしながら、デバイス8001のBSデジタルチューナは、すでに5041の番組を録画するために使われており、コンフリクトが発生して予約は成立しない。
そこで、失敗原因特定手段4001により、失敗した予約情報と、すでに予約情報取得手段2002にて取得した予約情報を比べ、予約が失敗した原因を特定し、失敗の原因となった(コンフリクトを起こす原因となった)予約情報を取り出し、さらにコンフリクトを起こす原因となった該予約情報での機能/デバイスの特定をする。この場合、番組5043の録画予約がコンフリクトを起こす原因となった予約であり、原因となった機能/デバイスは、番組を受信するデバイスである、デバイス8004のCSチューナと、デバイス8003のHDDであることが確認される。次に、第2の代替機能/デバイス検索手段4002により、コンフリクトの原因となった機能/デバイスの代替の機能/デバイスを検索する。この場合、デバイス8002のCSチューナと、8002のHDDが検索される。次に第2の予約取り消し手段8003により、失敗原因特定手段4001により特定された予約(この場合には番組5043の録画予約である)を取り消す。次に第3の予約情報生成手段4004により、代替の機能/デバイスを使って、新たに番組5043の録画予約をする予約情報の生成をする。次に第3の機能/デバイス予約手段4005により、生成された予約情報から機能/デバイスの予約をする。この場合には、番組5043を、デバイス8002のCSチューナを使って受信し、デバイス8002のHDDを使って録画する予約をする。最後に、第1の機能/デバイス予約手段2006により、番組5042の録画予約をする。具体的にはデバイス8004のBSチューナを使って受信し、デバイス8003のHDDを使って録画をする予約をする。
以上、図13に示した機能によって、番組情報変更イベントを受信したときには、その番組の変更により影響の受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。また、番組のスケジュール変更に合わせて変更された予約が、すでに予約されている他の予約とコンフリクトを起こして、予約できない場合には、コンフリクトを起こす原因となった予約で使用される機能/デバイスを代替する機能/デバイスを検索して、代替機能/デバイスを使って予約情報を生成し、予約をすることができる。なお代替機能/デバイスを検索するためには、AVネットワーク内の機能/デバイス毎のリストを生成する必要があるが、特許文献1に記載されているのでここでは説明を省略する。
図14及び15は、本発明の第4の実施形態による予約変更動作を説明するためのフローチャートである。なお、図14及び15は、HAViのアプリケーションを想定したフローチャートである。このフローチャートでは、図10に示した、番組スケジュールの変更に伴う予約の修正ができなかった場合に、代替の機能/デバイスを検索して予約を試みる方法と、図12に示した、コンフリクトを起こす原因となった予約を探し出し、コンフリクトを起こしている予約で使用する機能/デバイスを代替する機能/デバイスを検索して、その機能/デバイスを使用してコンフリクトを起こす原因となった予約の修正をする方法をミックスしたものである。以下の説明では、すでに図8、図10、図12で説明したステップについては同一であるのでここでは省略をする。
ステップS3001において、ステップS2011で実行した予約の終了時刻修正が成功したかどうかチェックする。成功した場合(YES)には、次にステップS2005を実行する。失敗した場合(NO)には、次にステップS4002を実行する。
ステップS3005において、検索されたすべての代替機能/デバイスについて予約を試みたかどうかチェックをする。すべての代替機能/デバイスについて予約を試みた場合(YES)には、次にステップS4002を実行する。まだ、すべてのケースの予約を試みていない場合(NO)には、次にステップS3006を実行する。
以上、図14及び15に示したフローチャートにより、番組情報変更通知イベントを受信した際に、それによって影響を受ける予約情報が更新されて、予約をしたときに設定した番組の放送スケジュールが変更されても、それに合わせて予約の内容を自動的に修正することができる。また、番組の放送スケジュールの変更によって影響の受ける予約が、まだ始まっていない場合には、その予約の変更に失敗しても、その予約で使用される機能/デバイスを代替する機能/デバイスの検索をして、見つかった機能/デバイスを使用して予約をする。さらにまた、予約の変更に失敗しても、その予約の失敗の原因となった予約を探し出し、そこで使用される機能/デバイスを代替する機能/デバイスの検索をして、見つかった機能/デバイスを使用して予約をし、さらに元の予約の修正を実行する。これによって、予約の変更によって発生しうる機能/デバイスの同時時間の利用によるコンフリクトを回避することができる。
なお、図14及び15はHAViのアプリケーションを想定したフローチャートであるが、HAVi以外のシステムでも同様に実現することができる。
以上、本発明の番組情報変更通知装置、予約変更装置における各機能を中心に各実施形態について説明してきたが、本発明は、コンピュータに実行させる方法としても説明したように番組情報変更通知方法、予約変更方法としての形態をとることもできる。また、これらの各機能を有する番組情報変更通知装置、予約変更装置と同様に、コンピュータに番組情報変更通知装置、予約変更装置として機能させるための、或いは、番組情報変更通知方法、予約変更方法を実行させるためのプログラムとしての形態も可能である。
本発明による各機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態について説明すると、記録媒体としては、具体的には、CD−ROM(−R/−RW)、光磁気ディスク、DVD−ROM(−RW)、FD、フラッシュメモリ、メモリカード、メモリスティック及びその他各種ROMやRAM等が想定できる。これら記録媒体に上述した本発明の各実施形態の機能をコンピュータに実行させ、各機能を実現するためのプログラムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に関わる各機能を実行することができる。
本発明は、以上説明してきたように、AV機器や情報機器の予約管理装置として利用可能であり、以下のような技術的効果を生ぜしめるものである。
つまり、本発明によれば、放送やインターネット等でSI情報を受信した際に、その情報が更新されて放送される番組のスケジュールが変更された場合に、他のシステムに番組情報変更の通知を行うことができる。
また、番組情報変更イベントを受信したときには、その番組の変更により影響の受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。
さらに、番組情報変更イベントを受信したときには、その番組の変更により影響の受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。また、番組のスケジュール変更に合わせて変更された予約が、すでに予約されている他の予約とコンフリクトを起こして、予約できない場合には、別の代替機能/デバイスを検索して、代替機能/デバイスを使って予約情報を生成し、予約をすることができる。
また、番組情報変更イベントを受信したときには、その番組の変更により影響の受ける予約を、番組のスケジュール変更に合わせて変更することができる。また、番組のスケジュール変更に合わせて変更された予約が、すでに予約されている他の予約とコンフリクトを起こして、予約できない場合には、コンフリクトを起こす原因となった予約で使用される機能/デバイスを代替する機能/デバイスを検索して、代替機能/デバイスを使って予約情報を生成し、予約をすることができる。
本発明の実施形態説明するためのAVデバイスの接続例を示す図である。 本発明の実施形態による番組情報変更通知及び予約変更装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による番組情報変更通知及び予約変更装置の別のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2の番組情報変更通知及び予約変更装置をチューナシステムに組み込んだ場合のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による番組情報変更通知機能を示した機能ブロック図である。 第1の実施形態による番組情報変更通知機能の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による予約変更機能を示した機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態による予約変更動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による予約変更機能を示した機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態による予約変更動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による予約変更機能を示した機能ブロック図である。 本発明の第3の実施形態による予約変更動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施形態による予約変更機能を示した機能ブロック図である。 本発明の第4の実施形態による予約変更動作を説明するためのフローチャート(前半)である。 本発明の第3の実施形態による予約変更動作を説明するためのフローチャート(後半)である。 本発明の第1の実施形態を説明するためのEPG画面を示す図である。 本発明の第1の実施形態を説明するための別のEPG画面を示す図である。 本発明の第2及び第3の実施形態を説明するためのEPG画面を示す図である。 本発明の第3の実施形態を説明するための別のEPG画面を示す図である。 本発明の第4の実施形態を説明するためのEPG画面を示す図である。 従来のAVデバイスの接続例を示す図である。 HAViのソフトウェア構成例を示す図である。
符号の説明
0001…番組情報変更通知機能、0002〜0005…予約変更機能、0006…チューナシステムのハードウェア構成例、0007…0001〜0005のハードウェア構成例、0008:0001〜0005の別のハードウェア構成例、1001…SI情報受信手段、1002…SI情報比較手段、1003…SI情報保存手段、1004…番組情報変更通知手段、1005…SI情報データベース、2001…番組情報変更イベント受信手段、2002…予約情報取得手段、2003…予約情報調査手段、2004…第1の予約取り消し手段、2005…第1の予約情報生成手段、2006…第1の機能/デバイス予約手段、2007…予約更新手段、3001…第1の代替機能/デバイス検索手段、3002…第2の予約情報生成手段、3003…第2の機能/デバイス予約手段、4001…失敗原因特定手段、4002…第2の代替機能/デバイス検索手段、4003…第2の予約取り消し手段、4004…第3の予約情報生成手段、4005…第3の機能/デバイス予約手段、5001〜5043…放送される番組、6001…チューナ、6002…復調器、6003…デスクランブラ(復号器)、6004…DEMUX(デマルチプレクサ)、6005…AVでコーダ(音声、映像、静止画でコーダ)、6006…グラフィックコントローラ、6007…ビデオコントローラ、6008…IOコントローラ、6009…FLASH ROM、6010…CPU、6011…RAM、6012…カードコントローラ、6013…モデムコントローラ、6014…イーサネットコントローラ、6015…1394コントローラ、6016…EEPROM、6017…ディスクコントローラ、6018…HDD、6019…バス、8001…BSデジタルチューナとDVD−RWの復号機能を持ったデバイス、8002…CSデジタルチューナとHDDの復号機能を持ったデバイス、8003…D−VHSとHDDの復号機能を持ったデバイス、8004…BS/CSデジタルチューナとディスプレイの復号機能を持ったデバイス、8005…ディスプレイデバイス、8006…BSデジタル放送用パラボラアンテナ、8007…ディスプレイケーブル、8008…アンテナ用ケーブル、8009…IEEE1394ケーブル、8010…CSデジタル放送用パラボラアンテナ、8011…BS/CS共用パラボラアンテナ、8012…BSデジタル放送チューナ、8013…D−VHSデッキ

Claims (27)

  1. 複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上で、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更機能を有するチューナシステムであって、
    放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信手段と、
    受信した前記SI情報を保存するSI情報格納手段と、
    前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信手段によって新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較手段と、
    前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更手段と、
    前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知手段と、
    前記番組情報変更通知手段から、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信手段と、
    前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得手段と、
    前記予約情報取得手段によって取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査手段と、
    前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断手段と、
    前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断手段による判断結果に応じて変更する予約変更手段と
    を備え、
    前記予約変更手段は、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によって既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新手段と、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によってまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消し手段と、
    前記第1の予約情報取り消し手段により取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成手段と、
    この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約手段と、
    この第1の新規予約手段の予約が成立したか否かを判断する第1の新規予約成否判断手段と、
    前記第1の新規予約成否判断手段が前記第1の新規予約手段での予約が成立しなかったと判断した場合に、前記第1の新規予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能とは異なるデバイス又はデバイスの機能に対し、前記第1の新規予約情報の代替予約処理を実行する代替予約手段と
    を含むことを特徴とするチューナシステム。
  2. 請求項1に記載のチューナシステムであって、
    前記第1の新規予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能は、当初予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能である
    ことを特徴とするチューナシステム。
  3. 請求項1記載のチューナシステムであって、
    前記代替予約手段は、
    前記第1の新規予約情報に基づく予約において代替使用できるデバイス又はデバイスの機能を検索する第1の代替機能/デバイス検索手段と、
    前記第1の代替機能/デバイス検索手段で取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第1の新規予約情報の代替となる第2の新規予約情報を生成する第2の新規予約情報生成手段と、
    この第2の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第1の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第2の新規予約手段と
    を含むことを特徴とするチューナシステム。
  4. 請求項3に記載のチューナシステムであって、
    前記代替予約手段は、さらに
    前記第2の新規予約手段の予約が成立したか否かを判断する第2の新規予約成否判断手段と、
    前記第2の新規予約成否判断手段が前記第2の新規予約手段での予約が成立しなかったと判断した場合に、この予約が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更手段と
    を含むことを特徴とするチューナシステム。
  5. 請求項4に記載のチューナシステムであって、
    前記原因予約変更手段は、
    前記第2の新規予約手段での予約が成立しなかった前記第2の新規予約情報と、前記予約情報取得手段によって取得された前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報の中から前記予約情報調査手段により抽出された当初予約情報を除いた他の当初予約情報とを比較し、前記第2の新規予約情報の予約成立の失敗の原因となった他の当初予約情報を原因予約情報として特定し、この原因予約情報で指定されたデバイス又はデバイスの機能を取り出す失敗原因特定手段と、
    前記失敗原因特定手段によって取り出されたデバイス又はデバイスの機能を代替するデバイス又はデバイスの機能を検索する第2の代替機能/デバイス検索手段と、
    この原因予約情報の予約を取り消す第2の予約取り消し手段と、
    前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第2の予約取り消し手段で取り消された原因予約情報の代替となる第3の新規予約情報を生成する第3の新規予約情報生成手段と、
    この第3の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第3の新規予約手段と
    を含むことを特徴とするチューナシステム。
  6. 複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上で、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更機能を有するチューナシステムであって、
    放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信手段と、
    受信した前記SI情報を保存するSI情報格納手段と、
    前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信手段によって新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較手段と、
    前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更手段と、
    前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知手段と、
    前記番組情報変更通知手段から、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信手段と、
    前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得手段と、
    前記予約情報取得手段によって取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査手段と、
    前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断手段と、
    前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断手段による判断結果に応じて変更する予約変更手段と
    を備え、
    前記予約変更手段は、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によって既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新手段と、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によってまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消し手段と、
    前記第1の予約情報取り消し手段により取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成手段と、
    この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約手段と、
    この第1の新規予約手段の予約が成立したか否かを判断する第1の新規予約成否判断手段と、
    前記第1の新規予約成否判断手段が前記第1の新規予約手段での予約が成立しなかったと判断した場合に、この予約が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更手段と
    を含み、前記原因予約変更手段による原因予約情報の予約変更後に、前記第1の新規予約手段が前記第1の新規予約情報の予約を再び行う
    ことを特徴とするチューナシステム。
  7. 請求項に記載のチューナシステムであって、
    前記第1の新規予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能は、当初予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能である
    ことを特徴とするチューナシステム。
  8. 請求項7に記載のチューナシステムであって、
    前記原因予約変更手段は、
    前記第1の新規予約手段での予約が成立しなかった前記第1の新規予約情報と、前記予約情報取得手段によって取得された前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報の中から前記予約情報調査手段により抽出された当初予約情報を除いた他の当初予約情報とを比較し、前記第1の新規予約情報の予約成立の失敗の原因となった他の当初予約情報を原因予約情報として特定し、この原因予約情報で指定されたデバイス又はデバイスの機能を取り出す失敗原因特定手段と、
    前記失敗原因特定手段によって取り出されたデバイス又はデバイスの機能を代替するデバイス又はデバイスの機能を検索する第2の代替機能/デバイス検索手段と、
    この原因予約情報の予約を取り消す第2の予約取り消し手段と、
    前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第2の予約取り消し手段で取り消された原因予約情報の代替となる第3の新規予約情報を生成する第3の新規予約情報生成手段と、
    この第3の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第3の新規予約手段と
    を含むことを特徴とするチューナシステム。
  9. 複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上で、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更機能を有するチューナシステムであって、
    放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信手段と、
    受信した前記SI情報を保存するSI情報格納手段と、
    前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信手段によって新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較手段と、
    前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更手段と、
    前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知手段と、
    前記番組情報変更通知手段から、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信手段と、
    前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得手段と、
    前記予約情報取得手段によって取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査手段と、
    前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断手段と、
    前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断手段による判断結果に応じて変更する予約変更手段と
    を備え、
    前記予約変更手段は、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によって既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新手段と、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断手段によってまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消し手段と、
    前記第1の予約情報取り消し手段により取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成手段と、
    この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約手段と
    前記予約更新手段の予約更新が成立したか否かを判断する予約更新成否判断手段と、
    前記予約更新成否判断手段が、前記予約更新手段での予約更新が成立しなかったと判断した場合に、この予約更新が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更手段と
    を含み、前記原因予約変更手段による原因予約情報の予約変更後に、前記予約情報調査手段によって抽出された当初予約情報は、前記予約更新手段によって終了時間が変更された情報に更新されることを特徴とするチューナシステム。
  10. 請求項9に記載のチューナシステムであって、
    前記原因予約変更手段は、
    前記予約更新手段での予約が成立しなかった予約の終了時間が変更された当初予約情報と、前記予約情報取得手段によって取得された前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報の中から前記予約情報調査手段により抽出された当初予約情報を除いた他の当初予約情報とを比較し、前記予約の終了時間が変更された当初予約情報の予約成立の失敗の原因となった他の当初予約情報を原因予約情報として特定し、この原因予約情報で指定されたデバイス又はデバイスの機能を取り出す失敗原因特定手段と、
    前記失敗原因特定手段によって取り出されたデバイス又はデバイスの機能を代替するデバイス又はデバイスの機能を検索する第2の代替機能/デバイス検索手段と、
    この原因予約情報の予約を取り消す第2の予約取り消し手段と、
    前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第2の予約取り消し手段で取り消された原因予約情報の代替となる第3の新規予約情報を生成する第3の新規予約情報生成手段と、
    この第3の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第3の新規予約手段と
    を含むことを特徴とするチューナシステム。
  11. 請求項3に記載のチューナシステムであって、
    前記予約更新手段の予約更新が成立したか否かを判断する予約更新成否判断手段と、
    前記予約更新成否判断手段が、前記予約更新手段での予約更新が成立しなかったと判断した場合に、この予約更新が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更手段と
    を含むことを特徴とするチューナシステム。
  12. 請求項11に記載のチューナシステムであって、
    前記原因予約変更手段は、
    前記予約更新手段での予約が成立しなかった予約の終了時間が変更された当初予約情報と、前記予約情報取得手段によって取得された前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報の中から前記予約情報調査手段により抽出された当初予約情報を除いた他の当初予約情報とを比較し、前記予約の終了時間が変更された当初予約情報の予約成立の失敗の原因となった他の当初予約情報を原因予約情報として特定し、この原因予約情報で指定されたデバイス又はデバイスの機能を取り出す失敗原因特定手段と、
    前記失敗原因特定手段によって取り出されたデバイス又はデバイスの機能を代替するデバイス又はデバイスの機能を検索する第2の代替機能/デバイス検索手段と、
    この原因予約情報の予約を取り消す第2の予約取り消し手段と、
    前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第2の予約取り消し手段で取り消された原因予約情報の代替となる第3の新規予約情報を生成する第3の新規予約情報生成手段と、
    この第3の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第3の新規予約手段と
    を含むことを特徴とするチューナシステム。
  13. 複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上のチューナシステムにおいて、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更方法であって、
    放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信ステップと、
    受信した前記SI情報をSI情報格納手段に保存するSI情報格納ステップと、
    前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信ステップで新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較ステップと、
    前記SI情報比較ステップで前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更ステップと、
    前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知ステップと、
    前記番組情報変更ステップの、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信ステップと、
    前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得ステップと、
    前記予約情報取得ステップで取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査ステップと、
    前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断ステップと、
    前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断ステップの判断結果に応じて変更する予約変更ステップと
    を有し、
    前記予約変更ステップは、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップで既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新ステップと、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップでまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消しステップと、
    前記第1の予約情報取り消しステップで取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成ステップと、
    この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約ステップと、
    この第1の新規予約ステップの予約が成立したか否かを判断する第1の新規予約成否判断ステップと、
    前記第1の新規予約成否判断ステップで、前記第1の新規予約ステップでの予約が成立しなかったと判断した場合に、前記第1の新規予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能とは異なるデバイス又はデバイスの機能に対し、前記第1の新規予約情報の代替予約処理を実行する代替予約ステップと
    を含むことを特徴とする予約変更方法。
  14. 請求項13に記載の予約変更方法であって、
    前記第1の新規予約ステップでは、前記第1の新規予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能は、当初予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能である
    ことを特徴とする予約変更方法。
  15. 請求項13記載の予約変更方法であって、
    前記代替予約ステップは、
    前記第1の新規予約情報に基づく予約において代替使用できるデバイス又はデバイスの機能を検索する第1の代替機能/デバイス検索ステップと、
    前記第1の代替機能/デバイス検索ステップで取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第1の新規予約情報の代替となる第2の新規予約情報を生成する第2の新規予約情報生成ステップと、
    この第2の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第1の代替機能/デバイス検索ステップで取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第2の新規予約ステップと
    を含むことを特徴とする予約変更方法。
  16. 請求項15に記載の予約変更方法であって、
    前記代替予約ステップは、さらに
    前記第2の新規予約ステップの予約が成立したか否かを判断する第2の新規予約成否判断ステップと、
    前記第2の新規予約成否判断ステップで前記第2の新規予約ステップでの予約が成立しなかったと判断された場合に、この予約が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更ステップと
    を含むことを特徴とする予約変更方法。
  17. 請求項16に記載の予約変更方法であって、
    前記原因予約変更ステップは、
    前記第2の新規予約ステップでの予約が成立しなかった前記第2の新規予約情報と、前記予約情報取得ステップで取得された前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報の中から前記予約情報調査ステップにより抽出された当初予約情報を除いた他の当初予約情報とを比較し、前記第2の新規予約情報の予約成立の失敗の原因となった他の当初予約情報を原因予約情報として特定し、この原因予約情報で指定されたデバイス又はデバイスの機能を取り出す失敗原因特定ステップと、
    前記失敗原因特定ステップによって取り出されたデバイス又はデバイスの機能を代替するデバイス又はデバイスの機能を検索する第2の代替機能/デバイス検索ステップと、
    この原因予約情報の予約を取り消す第2の予約取り消しステップと、
    前記第2の代替機能/デバイス検索ステップによって取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第2の予約取り消しステップで取り消された原因予約情報の代替となる第3の新規予約情報を生成する第3の新規予約情報生成ステップと、
    この第3の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第3の新規予約ステップと
    を含むことを特徴とする予約変更方法。
  18. 複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上のチューナシステムにおいて、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更方法であって、
    放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信ステップと、
    受信した前記SI情報をSI情報格納手段に保存するSI情報格納ステップと、
    前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信ステップで新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較ステップと、
    前記SI情報比較ステップで前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更ステップと、
    前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知ステップと、
    前記番組情報変更ステップの、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信ステップと、
    前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得ステップと、
    前記予約情報取得ステップで取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査ステップと、
    前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断ステップと、
    前記予約情報調査手段で抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断ステップの判断結果に応じて変更する予約変更ステップと
    を有し、
    前記予約変更ステップは、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップで既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新ステップと、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップでまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消しステップと、
    前記第1の予約情報取り消しステップで取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成ステップと、
    この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約ステップと、
    この第1の新規予約ステップの予約が成立したか否かを判断する第1の新規予約成否判断ステップと、
    前記第1の新規予約成否判断ステップで、前記第1の新規予約ステップでの予約が成立しなかったと判断した場合に、この予約が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更ステップと
    を含み、前記原因予約変更ステップの実行による原因予約情報の予約変更後に、前記第1の新規予約ステップを再び実行して前記第1の新規予約情報の予約を行うことを特徴とする予約変更方法。
  19. 請求項18に記載の予約変更方法であって、
    前記第1の新規予約ステップでは、前記第1の新規予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能は、当初予約情報の予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能である
    ことを特徴とする予約変更方法。
  20. 請求項18に記載の予約変更方法であって、
    前記原因予約変更ステップは、
    前記第1の新規予約ステップでの予約が成立しなかった前記第1の新規予約情報と、前記予約情報取得ステップによって取得された前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報の中から前記予約情報調査ステップにより抽出された当初予約情報を除いた他の当初予約情報とを比較し、前記第1の新規予約情報の予約成立の失敗の原因となった他の当初予約情報を原因予約情報として特定し、この原因予約情報で指定されたデバイス又はデバイスの機能を取り出す失敗原因特定ステップと、
    前記失敗原因特定ステップによって取り出されたデバイス又はデバイスの機能を代替するデバイス又はデバイスの機能を検索する第2の代替機能/デバイス検索ステップと、
    この原因予約情報の予約を取り消す第2の予約取り消しステップと、
    前記第2の代替機能/デバイス検索ステップによって取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第2の予約取り消しステップで取り消された原因予約情報の代替となる第3の新規予約情報を生成する第3の新規予約情報生成ステップと、
    この第3の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第2の代替機能/デバイス検索手段によって取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第3の新規予約ステップと
    を含むことを特徴とする予約変更方法。
  21. 複数のチューナデバイス及び記録デバイスが接続されるAVネットワーク上のチューナシステムにおいて、放送される番組のスケジュール変更に伴って影響を受ける前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を変更する予約変更方法であって、
    放送される番組の情報であるSI(Service Information)情報を受信するSI情報受信ステップと、
    受信した前記SI情報をSI情報格納手段に保存するSI情報格納ステップと、
    前記SI情報格納手段に既に保存されているSI情報と前記SI情報受信ステップで新たに受信したSI情報とを比較するSI情報比較ステップと、
    前記SI情報比較ステップで前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、前記新たに受信したSI情報を前記SI情報格納手段に保存してSI情報の内容を変更するSI情報変更ステップと、
    前記SI情報比較手段によって前記新たに受信したSI情報が前記SI情報格納手段に存在しないと判断された場合に、放送される番組の番組情報が変更されたと判断し、放送される番組のスケジュール変更の事実を通知する番組情報変更通知ステップと、
    前記番組情報変更ステップの、放送される番組がスケジュール変更されたことを通知するイベントを受信する番組情報変更イベント受信ステップと、
    前記イベント受信に応答して、前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報を取得する予約情報取得ステップと、
    前記予約情報取得ステップで取得された当初予約情報のうち、前記番組のスケジュール変更により影響を受ける当初予約情報を抽出する予約情報調査ステップと、
    前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報に係る番組の放送が既に始まっているか否かを判断する番組開始判断ステップと、
    前記予約情報調査ステップで抽出された当初予約情報による処理を、この当初予約情報についての前記番組開始判断ステップの判断結果に応じて変更する予約変更ステップと
    を有し、
    前記予約変更ステップは、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップで既に始まっていると判断されている場合は、この当初予約情報の予約の終了時間を変更する予約更新ステップと、
    前記抽出された当初予約情報に係る番組が前記番組開始判断ステップでまだ始まっていないと判断されている場合は、この当初予約情報の取り消しをする第1の予約情報取り消しステップと、
    前記第1の予約情報取り消しステップで取り消された当初予約情報による処理について、前記番組のスケジュール変更に合わせて変えた第1の新規予約情報を生成する第1の新規予約情報生成ステップと、
    この第1の新規予約情報の予約を、当該予約で指定されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第1の新規予約ステップと、
    前記予約更新ステップの予約更新が成立したか否かを判断する予約更新成否判断ステップと、
    前記予約更新成否判断ステップが、前記予約更新ステップでの予約更新が成立しなかったと判断した場合に、この予約更新が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更ステップと
    を含み、前記原因予約変更ステップの実行による原因予約情報の予約変更後に、前記予約情報調査ステップによって抽出された当初予約情報を、前記予約更新ステップによって終了時間を変更した情報に更新することを特徴とする予約変更方法。
  22. 請求項21に記載の予約変更方法であって、
    前記原因予約変更ステップは、
    前記予約更新ステップでの予約が成立しなかった予約の終了時間が変更された当初予約情報と、前記予約情報取得ステップによって取得された前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報の中から前記予約情報調査ステップにより抽出された当初予約情報を除いた他の当初予約情報とを比較し、前記予約の終了時間が変更された当初予約情報の予約成立の失敗の原因となった他の当初予約情報を原因予約情報として特定し、この原因予約情報で指定されたデバイス又はデバイスの機能を取り出す失敗原因特定ステップと、
    前記失敗原因特定ステップによって取り出されたデバイス又はデバイスの機能を代替するデバイス又はデバイスの機能を検索する第2の代替機能/デバイス検索ステップと、
    この原因予約情報の予約を取り消す第2の予約取り消しステップと、
    前記第2の代替機能/デバイス検索ステップによって取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第2の予約取り消しステップで取り消された原因予約情報の代替となる第3の新規予約情報を生成する第3の新規予約情報生成ステップと、
    この第3の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第2の代替機能/デバイス検索ステップによって取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第3の新規予約ステップと
    を含むことを特徴とする予約変更方法。
  23. 請求項15に記載の予約変更方法であって、
    前記予約更新ステップの予約更新が成立したか否かを判断する予約更新成否判断ステップと、
    前記予約更新成否判断ステップが、前記予約更新ステップでの予約更新が成立しなかったと判断した場合に、この予約更新が成立しなかった原因となっている原因予約情報に基づく予約を変更する原因予約変更ステップと
    を含むことを特徴とする予約変更方法。
  24. 請求項23に記載の予約変更方法であって、
    前記原因予約変更ステップは、
    前記予約更新ステップでの予約が成立しなかった予約の終了時間が変更された当初予約情報と、前記予約情報取得ステップによって取得された前記各デバイス又は前記各デバイスの機能に対しての当初予約情報の中から前記予約情報調査ステップにより抽出された当初予約情報を除いた他の当初予約情報とを比較し、前記予約の終了時間が変更された当初予約情報の予約成立の失敗の原因となった他の当初予約情報を原因予約情報として特定し、この原因予約情報で指定されたデバイス又はデバイスの機能を取り出す失敗原因特定ステップと、
    前記失敗原因特定ステップによって取り出されたデバイス又はデバイスの機能を代替するデバイス又はデバイスの機能を検索する第2の代替機能/デバイス検索ステップと、
    この原因予約情報の予約を取り消す第2の予約取り消しステップと、
    前記第2の代替機能/デバイス検索ステップによって取得されたデバイス又はデバイスの機能を使用して、前記第2の予約取り消しステップで取り消された原因予約情報の代替となる第3の新規予約情報を生成する第3の新規予約情報生成ステップと、
    この第3の新規予約情報の予約を、当該予約で指定された、前記第2の代替機能/デバイス検索ステップによって取得されたデバイス又はデバイスの機能に対して行う第3の新規予約ステップと
    を含むことを特徴とする予約変更方法
  25. 請求項13乃至請求項24のいずれか1項に記載の予約変更方法であって、前記各ステップはAV機器のネットワーク環境における規格であるHAVi規格のソフトウェア要素を利用して実行されることを特徴とする予約変更方法。
  26. 請求項13乃至請求項24のいずれか1項に記載の予約変更方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  27. 請求項26に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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