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JP5170533B2 - 無線伝送装置、変調方式決定方法及びそのプログラム - Google Patents

無線伝送装置、変調方式決定方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能(ATPC:Automatic Transmitter Power Control)と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式の機能を有する無線伝送装置に関する。
無線通信システムの信号伝送品質は、無線伝送路の状況に依存するため、通常運用中の受信電力は最低限の品質が確保できる受信電力よりも高く設定されている。これにより、通常の状態では、無線伝送路の変動耐力は小さくなるが、より多値の変調方式を選択可能であり伝送容量を拡大することができる。一方、無線伝送路の品質が悪い状態でも、無線伝送路の変動耐力が大きい変調方式(多値数小)であれば、伝送容量は減少することになるが、無線回線の瞬断を避けることができる。このような、伝送路の状況に応じて変調方式を変更することにより、伝送容量の最大化と、最低限の伝送容量の確保とを両立させることができる機能として適応変調方式が採用されている。
適応変調方式とは、無線伝送路の品質が悪化した場合は、無線伝送路の変動耐力は大きいが伝送容量が小さい変調方式(多値数小、以下変調方式B)に自動的に切り替えることで伝送容量は縮小するが無線回線断・信号誤りの発生確率を低下させ、逆に無線伝送路の品質が改善した場合には無線伝送路の変動耐力は小さいが伝送容量が大きい変調方式(多値数大、以下変調方式A)に自動的に切り替えることで伝送容量を拡大させ、無線伝送路の品質に応じて伝送容量の最大化と、最低限の伝送容量の確保とを両立させる機能(適応変調方式)である。この適応変調方式に関する技術としては、例えば、特許文献1(特開昭57−159148号公報)に記載されるものがある。
上述した適応変調方式を用いた無線通信装置では、晴天時のように、伝送路の品質が良く、充分高い受信電力が確保できる場合には、より周波数利用効率の良い多値変調方式を用い、一方、降雨時のように伝送路の品質が悪く多値変調方式では伝送信号の品質が劣化する場合には、送信電力と最低限品質を維持できる最小受信電力との差がより大きい(システムゲインの高い)変調方式(多値数小)に切り替える。
以上により、伝送路の品質によらず、より優先度の高い信号伝送を確保しつつ、定常時の伝送容量の増大を図ることができる。現在、モバイル通信システムのインフラとしての無線伝送装置に対して、伝送容量増大が要求されるようになっており、その1つの実現手段として適応変調方式が重要になりつつある。
一方、無線通信システムでは、無線伝送路の品質は維持しつつ定常時の送信電力をできるだけ落とすことにより、他の無線回線への干渉量を低減させる技術として、自動送信電力制御機能(ATPC:Automatic Transmitter Power Control)が用いられている。このATPCを用いた場合は、降雨等で受信電力が低下した時のみ送信電力を上げる。このATPCに関する技術としては、例えば、特許文献2(特開2005−236709号公報)に記載されるものがある。
上記の特許文献2記載のATPCを適用した無線通信システムでは、干渉量の最適化は図れるものの、その伝送容量は一定であり、伝送路の状況が劣化した時を想定した変調方式で伝送容量が決まってしまう。
上記のような問題の解決策として、ATPCと適応変調方式を組み合わせた技術が、特許文献3(特開2007−214819号公報)に記載されている。
特開昭57−159148号公報 特開2005−236709号公報 特開2007−214819号公報
特許文献1に記載されるような適応変調方式は、非連続信号の伝送であるバースト伝送方式に適用される。バースト伝送方式の送信電力は、それぞれのバースト信号に対する変調方式毎に決まっているため、受信電力だけで無線伝送路の品質を判定することができる。
しかし、連続信号を送受信する無線伝送装置に、受信電力だけで切り替え判定を行う適応変調方式を適用した場合、フェージング等により瞬時的な受信電力の低下が発生した場合、誤って変調方式を切り替えてしまうことから切り替えに伴う信号断が発生するという問題がある。
さらに、無線伝送路の品質が安定せず受信電力が常に変動している場合には変調方式の切り替えが連続し、それに伴い信号断も連続して発生するという問題がある。
また、特許文献3に記載されるように、ATPCと適応変調方式を組み合わせて、連続信号を送受信しATPCを具備する無線伝送装置に適応変調方式を適用した場合、送信中に送信電力が常時調整されることから、受信電力だけに基づいて変調方式の切り替えを行うと以下のような不具合が発生するという問題がある。
すなわち、受信電力だけで切り替え判定を行う場合、無線伝送路の品質が悪化して受信電力が低下するとATPCによる送信電力調整で無線伝送路の品質改善が可能であっても変調方式を切り替え、その後、ATPCの送信電力調整で受信電力が上昇すると元の変調方式へ戻すことなる。従って、本来ならば受信電力低下により信号誤りで済む場合でも、不要な変調方式の切り替えによって信号断が発生する。
(発明の目的)
本発明の目的は、適応変調方式による変調方式の切り替えに伴う信号断が発生するという課題を解決する無線伝送装置、変調方式決定方法及びそのプログラムを提供することにある。
本発明の第1の無線伝送装置は、対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式の機能を有する無線伝送装置において、対向局から受信した送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、自局で検出した自局受信電力を考慮して、適応変調方式による変調方式を切り替える変調方式決定回路を含み、変調方式決定回路は、自局受信電力と予め設定した変調方式切替閾値との比較結果と、対向局の現在の変調方式での送信電力余裕と、自局受信電力と変調方式切替閾値との差或いは自動送信電力制御によって自局の送信電力を制御する閾値と変調方式切替閾との差との比較結果とが所定の切り替え条件を満足する場合に、変調方式を切り替える
本発明の第2の無線伝送装置は、対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式による機能を有する無線伝送装置において、自局の現在の変調方式での送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、対向局から受信した対向局受信電力を考慮して、適応変調方式による変調方式を切り替える変調方式決定回路を含み、変調方式決定回路は、対向局受信電力と予め設定した変調方式切替閾値との比較結果と、自局の現在の変調方式での送信電力余裕と、相手局受信電力と変調方式切替閾値との差或いは自動送信電力制御によって自局の送信電力を制御する閾値と変調方式切替閾との差との比較結果とが所定の切り替え条件を満足する場合に、変調方式を切り替える
本発明の第1の変調方式決定方式は、対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式の機能を有する無線伝送装置の変調方式決定方法であって、対向局から受信した送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、自局で検出した自局受信電力を考慮して、適応変調方式による変調方式を切り替える変調方式決定方法において、自局受信電力と予め設定した変調方式切替閾値を比較するステップと、対向局の現在の変調方式での送信電力余裕と、自局受信電力と変調方式切替閾値との差或いは自動送信電力制御によって自局の送信電力を制御する閾値と変調方式切替閾との差を比較するステップと、比較結果が所定の切り替え条件を満足する場合に、変調方式を切り替えるステップを有する
本発明の第2の変調方式決定方式は、対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式による機能を有する無線伝送装置の変調方式決定方法であって、自局の現在の変調方式での送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、対向局から受信した対向局受信電力を考慮して、適応変調方式による変調方式を切り替える変調方式決定方法において、対向局受信電力と予め設定した変調方式切替閾値を比較するステップと、自局の現在の変調方式での送信電力余裕と、相手局受信電力と変調方式切替閾値との差或いは自動送信電力制御によって自局の送信電力を制御する閾値と変調方式切替閾との差を比較するステップと、比較結果が所定の切り替え条件を満足する場合に、変調方式を切り替えるステップを有する
本発明の第1のプログラムは、対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式の機能を有する無線伝送装置を構成するコンピュータ上で実行されるプログラムであって、コンピュータに、対向局から受信した送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、自局で検出した自局受信電力を考慮して、適応変調方式による変調方式を切り替える処理を実行させる。
本発明の第2のプログラムは、対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式の機能を有する無線伝送装置を構成するコンピュータ上で実行されるプログラムであって、コンピュータに、自局の現在の変調方式での送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、対向局から受信した対向局受信電力を考慮して、適応変調方式による変調方式を切り替える処理を実行させる。
本発明によれば、適応変調方式による不要な変調方式の切り替えに伴う信号断の発生を防止することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すブロック図を参照して本発明の第1の実施の形態による無線伝送装置の構成を説明する。図1によれば、無線伝送装置(A)10aと、無線伝送装置(B)10bとが、無線伝送路20を介して互いに接続されている状態を示している。ここで、図1の無線伝送装置(A)10aと無線伝送装置(B)10bの内部構成は同一であるため無線伝送装置(A)10aのみを参照して説明する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態による無線伝送装置は、変調回路11a、送信回路12a、ATPC制御回路13a、変調方式決定回路14a、受信回路15a、復調回路16aを含む構成となっている。
まず、変調回路11aは、外部からの送信主信号(a100)と、ATPC制御回路13aからの自局ATPC状態信号(a302)と、変調方式決定回路14aからの対向局変調方式制御信号(a401)を多重し、多重した信号を復調回路16aからの自局変調方式制御信号(a602)で指定される変調方式によって変調する。
送信回路12aは、変調回路11aで変調した信号を、無線周波数への周波数変換を行い送信無線信号(a201)として対向局である無線伝送装置(B)10bへ出力する。この時、送信回路12aは、送信無線信号(a201)の送信電力をATPC制御回路13aからの送信電力制御信号(a301)に従って制御する。
受信回路15aは、無線伝送装置(B)10bからの受信無線信号(a200)を受信して無線伝送路20で減衰した信号を増幅すると共に、受信無線信号(a200)の受信電力を自局受信電力モニタ信号(a501)としてATPC制御回路13a、変調方式決定回路14aの両方へ出力する。また、受信回路15aは、受信無線信号(a200)の信号周波数を無線周波数から中間周波数へ周波数変換を行う。
復調回路16aは、変調方式決定回路14aからの対向局変調方式制御信号(a401)に従い変調方式を切り替えて受信回路15aで周波数変換を行った受信信号を復調する。また、復調回路16aは、復調後の信号から分離した受信主信号(a603)を外部の受信主信号を処理する装置へ、自局変調方式制御信号(a602)を変調回路11aへ、無線伝送装置(B)10bの受信電力と送信電力余裕を格納した対向局ATPC状態信号(a601)をATPC制御回路13aと変調方式決定回路14aへ出力する。
ATPC制御回路13aは、対向局の受信電力を予め設定した一定値(ATPC閾値)に保つように自局の送信電力を制御する機能を有し、復調回路16aからの対向局ATPC状態信号(a601)から対向局である無線伝送装置(B)10bの受信電力を分離し、無線伝送装置(B)10bの受信電力が予め設定した値からATPC制御を行う送信電力制御信号(a301)を送信回路12aへ出力する。
また、ATPC制御回路13aは、受信回路15aからの自局受信電力モニタ信号(a501)を受信して自局の受信電力と送信可能な送信電力と現在の送信電力の差(送信電力余裕)とを多重し、自局ATPC状態信号(a302)として変調回路11aへ出力する。
変調方式決定回路14aは、復調回路16aからの対向局ATPC状態信号(a601)から無線伝送装置(B)10bの送信電力余裕を分離し、また、受信回路15aからの自局受信電力モニタ信号(a501)から自局の受信電力を検出し、対向局送信電力余裕と自局の受信電力から変調方式を決定する。また、変調方式決定回路14aは、決定した変調方式の結果を対向局変調方式制御信号(a401)として変調回路11aと復調回路16aへ出力する。
(第1の実施の形態の動作)
図1に示すブロック図を参照して本発明の第1の実施の形態による無線伝送装置の動作について説明する。
変調回路11aは、外部からの送信主信号(a100)と、ATPC制御回路13aからの自局の受信電力と自局送信電力余裕を格納した自局ATPC状態信号(a302)と、変調方式決定回路14aからの対向局変調方式制御信号(a401)を多重して無線フレームを構成し、復調回路16aからの自局変調方式制御信号(a602)に従った変調方式によって変調する。
変調された無線フレームは、送信回路12aにおいて無線周波数への周波数変換を行ったうえで送信無線信号(a201)として無線伝送装置(B)10bへ出力され、無線伝送装置(B)10bで受信無線信号(b200)として受信される。この時の送信電力は、ATPC制御回路13aからの送信電力制御信号(a301)に従って制御される。
一方、受信回路15aは、無線伝送装置(B)10bからの受信無線信号(a200)を受信すると、無線伝送路20で減衰した無線信号を増幅すると共に、受信無線信号(a200)の受信電力を自局受信電力モニタ信号(a501)として、ATPC制御回路13aと、変調方式決定回路14aの両方へ出力する。また、受信回路15aは、受信無線信号(a200)の信号周波数を無線周波数から中間周波数へ周波数変換する。
次いで、復調回路16aは、変調方式決定回路14aからの対向局変調方式制御信号(a401)に従った変調方式で受信信号を復調する。
さらに、復調回路16aは、復調後の信号から分離した受信主信号(a603)を外部へ、自局変調方式制御信号(a602)を変調回路11aへ、無線伝送装置(B)10bの受信電力と送信電力余裕を格納した対向局ATPC状態信号(a601)をATPC制御回路13aと変調方式決定回路14aへ出力する。
ATPC制御回路13aは、復調回路16aからの対向局ATPC状態信号(a601)から無線伝送装置(B)10bの受信電力を分離し、無線伝送装置(B)10bの受信電力が予め設定した値より小さい場合は自局の送信電力を上げ、予め設定した値より大きい場合は自局の送信電力を下げるよう制御を行う送信電力制御信号(a301)を送信回路12aへ出力する。
また、ATPC制御回路13aは、受信回路15aからの自局受信電力モニタ信号(a501)を受信して、自局受信電力と、送信可能な送信電力と現在の送信電力の差(送信電力余裕)を多重し自局ATPC状態信号(a302)として変調回路11aへ出力する。
変調方式決定回路14aは、復調回路16aからの対向局ATPC状態信号(a601)から無線伝送装置(B)10bの送信電力余裕を分離し、また、受信回路15aからの自局受信電力モニタ信号(a501)から自局受信電力を検出する。
そして、変調方式決定回路14aは、対向局送信電力余裕と自局受信電力に基づいた後述する決定方法によって最適な変調方式を決定し、決定した結果を対向局変調方式制御信号(a401)として変調回路11aと復調回路16aへ出力する。
次に、図2、図3、図4を参照して、変調方式決定回路14aにおける変調方式の決定方法について説明する。図2は、変調方式決定回路14aにおける変調方式の決定の状態遷移を示す図、図3は、変調方式決定回路14aによる変調方式の決定処理を説明するフローチャート、図4は、自局(無線伝送装置(A)10a)の変調方式A及び変調方式Bにおける受信電力と、対向局(無線伝送装置(B)10b)の変調方式A及び変調方式Bにおける送信電力の例を示す図である。
変調方式決定回路14aは、図2に示す状態遷移に従って変調方式を決定する。
無線伝送装置(A)10aにおける現在の変調方式が、無線伝送路の変動耐力は小さいが伝送容量が大きい変調方式A(多値数大)である場合(図2の状態S1)、以下のように変調方式を決定する。
復調回路16aからの対向局ATPC状態信号a601から抽出した対向局の変調方式Aでの最大送信電力(図4のd)とその時の送信電力との差(送信電力余裕)(図4のg:TXD)を求める(ステップ101)。
受信回路15aからの自局受信電力モニタ信号(a501)から検出した自局受信電力(図4のRXP)と、予め設定した図4における変調方式切替閾値(図4のb)との差を求める(ステップS102)。
自局受信電力(図4のRXP)が変調方式切替閾値(b)よりも小さく、かつ、変調方式切替閾値(b)と自局受信電力(RXP)との差が対向局の送信電力余裕(図4のg:TXD)よりも大きいかどうかを判定する(ステップS103)。
自局受信電力(RXP)が変調方式切替閾値(b)よりも小さく、かつ、変調方式切替閾値(b)と自局受信電力(RXP)との差が対向局の送信電力余裕(g:TXD)よりも大きい状態が、予め設定した保護時間以上継続したかどうかを判定する(ステップS104)。
保護時間以上継続した場合は、変調方式Bを選択し(ステップS105)、対向局変調方式制御信号(a401)を出力する(ステップS106)。
ステップS103、S104での判定がNOであれば、現在の変調方式を維持し、変調方式Bへの切替は行わない。
また、無線伝送装置(A)10aにおける現在の変調方式が、無線伝送路の変動耐力は大きいが伝送容量が小さい変調方式B(多値数大)である場合(図2の状態S2)、以下のように変調方式を決定する。
復調回路16aからの対向局ATPC状態信号(a601)から抽出した対向局の変調方式Bでの最大送信電力(図4のc)とその時の送信電力との差(送信電力余裕)(図4のh:TXD)を求める(ステップ201)。
ATPC閾値(図4のa)と、予め設定した図4における変調方式切替閾値(図4のb)との差(e)を求める(ステップS202)。
自局受信電力(RXP)が予め設定した変調方式切替閾値(b)よりも大きく、かつ、対向局の変調方式Bでの最大送信電力(c)とその時の送信電力の差(送信電力余裕、h:TXD)がATPC閾値(a)と変調方式切替閾値(b)との差よりも大きいかどうかを判定する(ステップS203)。
自局受信電力(RXP)が予め設定した変調方式切替閾値(b)よりも大きく、かつ、対向局の変調方式Bでの最大送信電力(c)とその時の送信電力の差(送信電力余裕、h:TXD)がATPC閾値(a)と変調方式切替閾値(b)との差よりも大きい状態が、予め設定した保護時間以上継続したかどうかを判定する(ステップS204)。
保護時間以上継続した場合は、変調方式Aを選択し(ステップS205)、対向局変調方式制御信号(a401)を出力する(ステップS106)。
ステップS203、S204での判定がNoであれば、現在の変調方式を維持し、変調方式Aへの切替は行わない。
変調方式Aから変調方式Bへの切替条件としての保護時間と、変調方式Bから変調方式Aへの切替条件としての保護時間は、それぞれ個別の長さに設定される。
上記のようにして変調方式決定回路14aから出力された対向局変調方式制御信号(a401)に基づいて、図1における自局の復調回路16aと対向局の変調回路11bの変調方式が選択した変調方式A又は変調方式Bに切り替えられる。
以上により、ATPCと適応変調方式を具備した無線伝送装置において、対向局の送信電力余裕と自局受信電力を用いて適応変調方式における変調方式を決定することが可能となる。
図4を参照して、第1の実施の形態における変調方式切り替えの時間変化の一例を説明する。
図4において、横軸は時間を表しており、上側グラフの縦軸は自局受信電力を、下側グラフの縦軸は対向局の送信電力を表している。
まず、期間(9)の最初の段階では、受信電力(RXP)が変調方式切替閾値(b)よりも大きく、無線伝送路20の品質は良好であるので、変調方式A(多値数大)を選択し、無線伝送路20の変動耐力は小さいが大きな伝送容量を確保することが可能となる。
期間(1)で、例えば降雨等により受信電力(RXP)がATPC閾値(a)よりも低下すると、ATPCの機能により対向局の送信電力を高くして受信電力の回復を図る。しかし、さらに天候が悪化して自局受信電力(RXP)が変調方式切替閾値(b)以下で、かつ、対向局の送信電力が変調方式Aでの最大送信電力(d)となり、送信電力余裕(g:TXD)が「0」となる状態が予め定めた保護時間(期間(2))以上継続すると、無線伝送路20の品質悪化と判断して、時点(3)において変調方式B(期間(10))へ切り替える。
このとき、仮に受信電力が変調方式切替閾値(b)付近をふらついて上記の条件を保護時間(2)以上継続することがなければ、変調方式の切り替えが抑制され、切り替えに伴う信号断の発生を防止することが可能となる。
変調方式Bは多値数が小さいため伝送容量は小さくなるが、無線伝送路20の変動耐力が大きく変調方式Aに比べて受信電力が低くても良好な無線伝送が可能となる。また、一般に多値数の小さな変調方式(変調方式B)は、多値数の大きな変調方式(変調方式A)に比べて信号点間の距離が長いため、送信回路と受信回路内の増幅器による信号歪みに対して耐力が強いので歪みがより顕著となるより大きな電力での送信が可能である。
従って、時点(3)において対向局の送信電力は、最大送信電力(d)から最大送信電力(c)に向上することで、図4に示すように受信電力も(f)だけ向上するため無線伝送路20の品質改善が可能となる。
天候の回復により受信電力がATPC閾値(a)以上に回復する(時点(4))と、対向局ではATPC動作を開始し送信電力を低下させる。
時点(5)で、送信電力余裕(h:TXD)がATPC閾値(a)と変調方式切替閾値(b)の差以上で、かつ予め定めた保護時間(6)以上継続した場合は、時点(6)において無線伝送路20の品質改善と判断して変調方式B(期間(10))から変調方式A(期間(11))に切り替える。これにより、無線伝送路20の変動耐力は小さいが大きな伝送容量の確保が可能となる。
このとき、例えば、受信電力(RXP)がATPC閾値(a)付近をふらつき前記条件を保護時間(6)以上継続することがなければ変調方式の切り替えが抑制され、切り替えに伴う信号断の発生を防止することが可能となる。
期間(8)のように、フェージング等により瞬時的に受信電力(RXP)が変調方式切替閾値以下に低下した場合でも、対向局の送信電力余裕(TXD)が0ではなく、またその状態が保護時間以上継続しないので、変調方式Aから変調方式Bへの切り替えとその後の変調方式Bから変調方式Aへの切り替えが抑制され、切り替えに伴う信号断の発生を防止できる。
以上のように、変調方式の切り替え判定に自局の受信電力と対向局の送信電力余裕を使用することで、受信電力が変調方式切替閾値以下となっても、ATPCの送信電力制御で受信電力を回復できる時には、変調方式の切り替えを抑制し、切り替えに伴う信号断の発生を極力防止することが可能となる。
さらに、変調方式切り替えの際に保護時間を設けることで受信電力のふらつきによる変調方式の断続的な切り替えや瞬時的な受信電力低下による変調方式の切り替えが抑制され、切り替えに伴う信号断の発生を効果的に防止することができる。
なお、ATPC閾値や変調方式切替閾値や保護時間といった各種パラメータについては、外部からの設定により変更可能であり、無線伝送路20の回線設計に従い最適な値を設定することが可能である。
また、第1の実施の形態では、説明の簡単化のため例として、変調方式AとBの2つの場合を用いて説明したが、多値数の異なる3つ以上の変調方式を組み合わせた場合に適用することも可能である。
(第1の実施の形態による効果)
第1の効果は、対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御するATPCを有し、かつ連続信号を伝送し、また無線伝送路20の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式を有した無線伝送装置において、受信電力が変調方式切替閾値を下回っても対向局のATPCで受信電力を変調方式切り替え閾値以上に回復できる場合には、変動耐力は大きいが伝送容量が小さい変調方式(多値数小、以下変調方式B)への切り替えを抑制し不要な信号断の発生を防ぐことが可能なことである。
その理由は、対向局から送信可能な最大電力と現在の送信電力との差(送信電力余裕)を受信することで自局で検出した受信電力に加え対向局の送信電力に基づいて変調方式切り替えの判定を行うことにより、受信電力が変調方式切替閾値を下回っても、送信電力余裕があり受信電力を変調方式切替閾値以上に回復させることができるかを判断して判定を行うからである。
第2の効果は、無線伝送路20の品質が悪く変調方式Bに切り替えた後に受信電力が変調方式切替閾値以上に回復した場合、無線伝送路20の品質が安定するまで変動耐力は小さいが伝送容量は大きい変調方式(多値数大、変調方式A)への切り替えを抑制することで、変調方式Bに切り替えた後、無線伝送路20の品質急変による無線回線断や、無線伝送路20の品質が不安定な場合の変調方式の切り替えによるばたつきを防止することが可能なことである。
その理由は、対向局からの送信電力余裕を受信することで自局で検出した受信電力に加え対向局の送信電力余裕に基づいて変調方式切り替えの判定を行うことにより、受信電力が変調方式切替閾値を上まわっても、対向局の送信電力余裕がATPC閾値と変調方式切替閾値の差以上ない場合や、送信電力余裕がATPC閾値と変調方式切替閾値の差以上の状態が予め設定した保護時間以上継続していない場合には変調方式Aへの切り替えを抑制するからである。
第3の効果は、無線伝送装置において、フェージング等の瞬時的な受信電力低下による変調方式の切り替えを抑制し、切り替えに伴う信号断の発生を防止することが可能である。
その理由は、変調方式の切り替え判定において、受信電力と送信電力余裕が変調方式Aへの切り替え条件を満たした状態が予め設定した保護時間以上継続しなければ変調方式を切り替えないようにしているからである。
(第2の実施の形態)
図1の第1の実施の形態では、受信側の無線伝送装置の変調方式決定回路において、送受信間の変調方式を決定しているが、図5に示す第2の実施の形態では、送信側の無線伝送装置の変調方式決定回路でも送受信間の変調方式を決定することができる構成としている。
第2の実施の形態による無線伝送装置の構成と動作について図5を参照して説明する。ここで、図5の無線伝送装置(A)10aと無線伝送装置(B)10bの内部構成は同一であるため無線伝送装置(A)10aのみについて説明する。
変調回路11aは、外部からの送信主信号(a100)とATPC制御回路13aからの自局ATPC状態信号(a302)と変調方式決定回路14aからの自局変調方式制御信号(a701)を多重して変調し、送信回路12aにおいて無線周波数への周波数変換を行い送信無線信号(a201)として無線伝送装置(B)10bへ出力する。この時、送信電力をATPC制御回路13aからの送信電力制御信号(a301)に従い制御する。
なお、自局変調方式制御信号(a701)を対向局である無線伝送装置(B)10bの復調回路16bが受信した後、無線伝送装置(A)10aの変調回路11aと無線伝送装置(B)10bの復調回路16bで変調方式の切り替えを行う。
受信回路15aは、無線伝送装置(B)10bからの受信無線信号(a200)を受信して無線伝送路20で減衰した信号を増幅し、受信電力を自局受信電力モニタ信号(a501)としてATPC制御回路13aへ出力する。また、受信回路15aは、受信無線信号(a200)の信号周波数を無線周波数から中間周波数へ周波数変換する。
次いで、復調回路16aは、受信信号を復調し、復調後の信号から分離した受信主信号(a603)を外部へ、無線伝送装置(B)10bの受信電力を格納した対向局ATPC状態信号(a601)をATPC制御回路13aと変調方式決定回路14aへ出力する。
なお、復調回路16aは、対向局である無線伝送装置(B)10bからの自局変調方式制御信号(a701)を無線フレームから分離し、指定される変調方式へ切り替えて復調を行う。
ATPC制御回路13aは、復調回路16aからの対向局ATPC状態信号(a601)から無線伝送装置(B)10bの受信電力を分離し、無線伝送装置(B)10bの受信電力が予め設定した値より小さい場合は自局の送信電力を上げ、予め設定した値より大きい場合は自局の送信電力を下げるよう調整する送信電力制御信号(a301)を送信回路12aへ出力する。
また、ATPC制御回路13aは、受信回路15aからの自局受信電力モニタ信号(a501)を受信して自局の受信電力を自局ATPC状態信号(a302)として変調回路11aへ出力し、送信電力余裕信号(a303)を変調方式決定回路14aへ出力する。
変調方式決定回路14aは、復調回路16aからの対向局ATPC状態信号(a601)から無線伝送装置(B)10bの受信電力を分離して検出する。また、変調方式決定回路14aは、ATPC制御回路13aからの送信電力余裕信号(a303)を受信して、自局の送信電力余裕と対向局の受信電力から図6に示す状態遷移で変調方式を決定し、結果を自局変調方式制御信号(a701)として変調回路11aへ出力する。
次に、図6、図7を参照して、変調方式決定回路14aにおける変調方式の決定方法について説明する。図6は、変調方式決定回路14aにおける変調方式の決定の状態遷移を示す図、図7は、変調方式決定回路14aによる変調方式の決定処理を説明するフローチャートである。
変調方式決定回路14aは、図6に示す状態遷移に従って変調方式を決定する。
無線伝送装置(A)10aにおける現在の変調方式が、無線伝送路の変動耐力は小さいが伝送容量が大きい変調方式A(多値数大)である場合(図6の状態S1)、以下のように変調方式を決定する。
自局ATPC状態信号(a302)から抽出した自局の変調方式Aでの最大送信電力(c)とその時の送信電力との差(送信電力余裕:OXD)を求める(ステップ301)。
復調回路16aからの対向局ATPC状態信号(a601)から検出した対向局受信電力(OXP)と、予め設定した変調方式切替閾値(b)との差を求める(ステップS302)。
対向局受信電力(OXP)が変調方式切替閾値(b)よりも小さく、かつ、変調方式切替閾値(b)と対向局受信電力(OXP)との差が自局の送信電力余裕(OXD)よりも大きいかどうかを判定する(ステップS303)。
対向局受信電力(OXP)が変調方式切替閾値(b)よりも小さく、かつ、変調方式切替閾値(b)と対向局受信電力(OXP)との差が自局の送信電力余裕(OXD)よりも大きい状態が、予め設定した保護時間以上継続したかどうかを判定する(ステップS304)。
保護時間以上継続した場合は、変調方式Bを選択し(ステップS105)、自局変調方式制御信号(a701)を出力する(ステップS106)。
ステップS303、S304での判定がNOであれば、現在の変調方式を維持し、変調方式Bへの切替は行わない。
また、無線伝送装置(A)10aにおける現在の変調方式が、無線伝送路の変動耐力は大きいが伝送容量が小さい変調方式B(多値数大)である場合(図2の状態S2)、以下のように変調方式を決定する。
自局ATPC状態信号(a302)から抽出した自局の変調方式Bでの最大送信電力(c)とその時の送信電力との差(送信電力余裕:OXD)を求める(ステップ401)。
ATPC閾値(a)と、予め設定した変調方式切替閾値(b)との差を求める(ステップS402)。
対向局受信電力(OXP)が予め設定した変調方式切替閾値(b)よりも大きく、かつ、自局の変調方式Bでの最大送信電力(c)とその時の送信電力の差(送信電力余裕:OXD)がATPC閾値(a)と変調方式切替閾値(b)との差よりも大きいかどうかを判定する(ステップS403)。
対向局受信電力(OXP)が予め設定した変調方式切替閾値(b)よりも大きく、かつ、自局の変調方式Bでの最大送信電力(c)とその時の送信電力の差(送信電力余裕:OXD)がATPC閾値(a)と変調方式切替閾値(b)との差よりも大きい状態が、予め設定した保護時間以上継続したかどうかを判定する(ステップS404)。
保護時間以上継続した場合は、変調方式Aを選択し(ステップS305)、自局変調方式制御信号(a701)を出力する(ステップS306)。
ステップS403、S404での判定がNoであれば、現在の変調方式を維持し、変調方式Aへの切替は行わない。
変調方式Aから変調方式Bへの切替条件としての保護時間と、変調方式Bから変調方式Aへの切替条件としての保護時間は、それぞれ個別の長さに設定される。
上記のようにして変調方式決定回路14aから出力された自局変調方式制御信号(a701)に基づいて、図5における自局の変調回路11aと復調回路16aの変調方式が選択した変調方式A又は変調方式Bに切り替えられる。
以上により、ATPCと適応変調方式を具備した無線伝送装置において、自局の送信電力余裕と対向局受信電力を用いて適応変調方式における変調方式を決定することが可能となる。
(第2の実施の形態による効果)
第2の実施の形態によれば、送信側の変調方式決定回路で対向局間の変調方式を決定することが可能である。
次に、上述した実施の形態による無線伝送装置のハードウェア構成について、図8を参照して説明する。図8は、無線伝送装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図8を参照すると、無線伝送装置は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成によって実現することができ、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)等のメインメモリであり、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部302、CPU301の制御により無線伝送処理を実行する無線伝送部303(変調回路11a、送信回路12a、ATPC制御回路13a、変調方式決定回路14a、受信回路15a、復調回路16aに相当)、入出力インタフェース部304、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置である補助記憶部305、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス306、ディスプレイ装置等の出力装置307及びキーボード等の入力装置308を備えている。
本実施の形態による無線伝送装置は、ATPC制御や変調方式の決定処理を含む伝送処理を実行するプログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、上記無線伝送部303(変調回路11a、送信回路12a、ATPC制御回路13a、変調方式決定回路14a、受信回路15a、復調回路16a)の各機能を提供するプログラムを、補助記憶部305に格納し、そのプログラムを主記憶部302にロードしてCPU301で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
以上好ましい実施の形態と実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態及び実施例に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
本発明の第1の実施の形態による無線伝送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による無線伝送装の変調方式決定回路における変調方式の決定の状態遷移を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による無線伝送装の変調方式決定回路による変調方式の決定処理を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態による自局の変調方式A及び変調方式Bにおける受信電力と、対向局の変調方式A及び変調方式Bにおける送信電力の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による無線伝送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態による無線伝送装の変調方式決定回路における変調方式の決定の状態遷移を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による無線伝送装の変調方式決定回路による変調方式の決定処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態による無線伝送装のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
10a、10b:無線伝送装置
11a、11b:変調回路
12a、12b:送信回路
13a、13b:ATPC制御回路
14a、14b:変調方式決定回路
15a、15b:受信回路
16a、16b:復調回路
a100:送信主信号
a200:受信無線信号
a201:送信無線信号
a301:送信電力制御信号
a302:自局ATPC状態信号
a401:対向局変調方式制御信号
a501:自局受信電力モニタ信号
a601:対向局ATPC状態信号
a602:自局変調方式制御信号
a603:受信主信号
a701:自局変調方式制御信号

Claims (12)

  1. 対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式の機能を有する無線伝送装置において、
    対向局から受信した送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、自局で検出した自局受信電力を考慮して、前記適応変調方式による変調方式を切り替える変調方式決定回路を含み、
    前記変調方式決定回路は、
    前記自局受信電力と予め設定した変調方式切替閾値との比較結果と、対向局の現在の変調方式での前記送信電力余裕と、前記自局受信電力と前記変調方式切替閾値との差或いは前記自動送信電力制御によって自局の送信電力を制御する閾値と前記変調方式切替閾との差との比較結果とが所定の切り替え条件を満足する場合に、前記変調方式を切り替える
    ことを特徴とする無線伝送装置。
  2. 前記変調方式決定回路は、前記切り替え条件を満足する状態が予め定めた時間以上継続する場合に、現在の変調方式を他の変調方式に変更する決定を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線伝送装置。
  3. 前記変調方式決定回路は、
    前記自局受信電力が前記変調方式切替閾値より小さく、かつ前記送信電力余裕が前記自局受信電力と前記変調方式切替閾値との差より小さい場合に、変動耐力は大きいが伝送容量の小さい変調方式から、変動耐力は小さいが伝送容量の大きい変調方式に切り替え、
    前記自局受信電力が前記変調方式切替閾値より大きく、かつ前記送信電力余裕が前記自局受信電力と前記変調方式切替閾値との差より大きい場合に、変動耐力は小さいが伝送容量の大きい変調方式から、変動耐力は大きいが伝送容量の小さい変調方式に切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線伝送装置。
  4. 対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式による機能を有する無線伝送装置において、
    自局の現在の変調方式での送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、対向局から受信した対向局受信電力を考慮して、前記適応変調方式による変調方式を切り替える変調方式決定回路を含み、
    前記変調方式決定回路は、
    前記対向局受信電力と予め設定した変調方式切替閾値との比較結果と、自局の現在の変調方式での前記送信電力余裕と、前記相手局受信電力と前記変調方式切替閾値との差或いは前記自動送信電力制御によって自局の送信電力を制御する閾値と前記変調方式切替閾との差との比較結果とが所定の切り替え条件を満足する場合に、前記変調方式を切り替える
    ことを特徴とする無線伝送装置。
  5. 前記変調方式決定回路は、前記切り替え条件を満足する状態が予め定めた時間以上継続する場合に、現在の変調方式を他の変調方式に変更する決定を行うことを特徴とする請求項4に記載の無線伝送装置。
  6. 前記変調方式決定回路は、
    前記相手局受信電力が前記変調方式切替閾値より小さく、かつ前記送信電力余裕が前記相手局受信電力と前記変調方式切替閾値との差より小さい場合に、変動耐力は大きいが伝送容量の小さい変調方式から、変動耐力は小さいが伝送容量の大きい変調方式に切り替え、
    前記相手局受信電力が前記変調方式切替閾値より大きく、かつ前記送信電力余裕が前記相手局受信電力と前記変調方式切替閾値との差より大きい場合に、変動耐力は小さいが伝送容量の大きい変調方式から、変動耐力は大きいが伝送容量の小さい変調方式に切り替えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の無線伝送装置。
  7. 対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式の機能を有する無線伝送装置の変調方式決定方法であって、
    対向局から受信した送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、自局で検出した自局受信電力を考慮して、前記適応変調方式による変調方式を切り替える変調方式決定方法において、
    前記自局受信電力と予め設定した変調方式切替閾値を比較するステップと、対向局の現在の変調方式での前記送信電力余裕と、前記自局受信電力と前記変調方式切替閾値との差或いは前記自動送信電力制御によって自局の送信電力を制御する閾値と前記変調方式切替閾との差を比較するステップと、前記比較結果が所定の切り替え条件を満足する場合に、前記変調方式を切り替えるステップを有する
    ことを特徴とする変調方式決定方法。
  8. 前記切り替え条件を満足する状態が予め定めた時間以上継続する場合に、現在の変調方式を他の変調方式に変更する決定を行うことを特徴とする請求項7に記載の変調方式決定方法。
  9. 前記自局受信電力が前記変調方式切替閾値より小さく、かつ前記送信電力余裕が前記自局受信電力と前記変調方式切替閾値との差より小さい場合に、変動耐力は大きいが伝送容量の小さい変調方式から、変動耐力は小さいが伝送容量の大きい変調方式に切り替え、
    前記自局受信電力が前記変調方式切替閾値より大きく、かつ前記送信電力余裕が前記自局受信電力と前記変調方式切替閾値との差より大きい場合に、変動耐力は小さいが伝送容量の大きい変調方式から、変動耐力は大きいが伝送容量の小さい変調方式に切り替えることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の変調方式決定方法。
  10. 対向局の受信電力を予め設定した一定値に保つように自局の送信電力を制御する自動送信電力制御機能と、無線伝送路の品質に応じて変調方式を自動的に切り替える適応変調方式による機能を有する無線伝送装置の変調方式決定方法であって、
    自局の現在の変調方式での送信可能な最大送信電力と現在の送信電力との差である送信電力余裕と、対向局から受信した対向局受信電力を考慮して、前記適応変調方式による変調方式を切り替える変調方式決定方法において、
    前記対向局受信電力と予め設定した変調方式切替閾値を比較するステップと、自局の現在の変調方式での前記送信電力余裕と、前記相手局受信電力と前記変調方式切替閾値との差或いは前記自動送信電力制御によって自局の送信電力を制御する閾値と前記変調方式切替閾との差を比較するステップと、比較結果が所定の切り替え条件を満足する場合に、前記変調方式を切り替えるステップを有する
    ことを特徴とする変調方式決定方法。
  11. 前記切り替え条件を満足する状態が予め定めた時間以上継続する場合に、現在の変調方式を他の変調方式に変更する決定を行うことを特徴とする請求項10に記載の変調方式決定方法。
  12. 前記相手局受信電力が前記変調方式切替閾値より小さく、かつ前記送信電力余裕が前記相手局受信電力と前記変調方式切替閾値との差より小さい場合に、変動耐力は大きいが伝送容量の小さい変調方式から、変動耐力は小さいが伝送容量の大きい変調方式に切り替え、
    前記相手局受信電力が前記変調方式切替閾値より大きく、かつ前記送信電力余裕が前記相手局受信電力と前記変調方式切替閾値との差より大きい場合に、変動耐力は小さいが伝送容量の大きい変調方式から、変動耐力は大きいが伝送容量の小さい変調方式に切り替えることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の変調方式決定方法。
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