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JP5161810B2 - 光学ユニットおよびそれを用いた投射型液晶表示装置 - Google Patents

光学ユニットおよびそれを用いた投射型液晶表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、光源からの光を透過型液晶パネルで映像信号に応じて光強度変調し、形成された光学像を拡大して投射する光学ユニットに係わり、特に、透過型液晶パネルの出射側偏光板の構造に関する。
従来、光源からの光をライトバルブで映像信号に応じて光強度変調し、形成された光学像を拡大して投射する光学ユニットを、駆動回路,電源回路や冷却用ファンなどと共に筐体内に収納した投射型表示装置が知られている。
投射型表示装置では、ライトバブルとして透過型液晶パネル(以下、単に、「液晶パネル」という)を用いる場合、一般に、液晶パネルの前後(光入射側および光出射側)に偏光方向が異なる(例えば直交する)偏光板が設けられる。そして、該偏光板には、従来、許容温度の低い高分子フィルムを一軸延伸した一軸延伸型の有機フィルム製の吸収型偏光板が使用されている。この吸収型偏光板は、不要な偏光光を吸収し発熱するので、耐熱温度の低い液晶パネルと共に冷却ファンで冷却することで信頼性の向上が図られている。特に、液晶パネルの光出射側に配置される出射側偏光板は、黒表示の場合大部分の光を吸収することになるので、その耐熱性の向上が要求され、偏光板の材質を耐熱性の優れた無機材料の偏光板に置き換えた装置も実用化されている。無機偏光板として、例えば特許文献1に記載のワイヤグリッド型偏光板などが知られる。
冷却ファンにより液晶パネル等の光学部品に外気を吹き付けると、外気に含まれる塵埃が付着する恐れがある。液晶パネルへ塵埃が付着すると、その塵埃の影がスクリーン上に黒点となって表示されることになり、良好な映像表示が行えなくなる。これを防止するため、例えば特許文献2には、液晶パネルを支持枠によって支持するとともに、支持枠に周囲部を支持された前側ガラス及び後側ガラスによって液晶パネルを密閉状態として保持する構造が開示されている。
特開2007−33746号公報 特開平9−105901号公報
偏光板として前記特許文献1に記載されるような無機偏光板を用いるときには、その製造工程で無機材料膜などに傷やピンホールが存在することがある。液晶パネルの直後に配置される出射側偏光板において、これらの傷やピンホールなどの欠陥部は偏光度がないため、スクリーン上に輝点として投影表示され表示映像の画質を劣化させる原因になる。製造工程で、これらの傷やピンホールを皆無にすることは容易ではない。
前記特許文献2では、液晶パネルへの塵埃の付着防止について考慮されているが、偏光板などのその他の光学部材については考慮されていない。液晶パネルの出射側に偏光板を設ける場合、当該偏光板についても塵埃付着の対策が必要である。さらに、無機偏光板に生じる傷やピンホールについても考慮されていない。また、無機偏光板に一旦形成された傷やピンホールは、塵埃と違い、ガラス板により密閉構造として防止できるものではなく、ファンなどにより風を吹き付けて除去できるものでもない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的は、出射側偏光板として無機材料の偏光板を用いる場合、偏光板に傷やピンホールが存在する場合に、スクリーン上に投影表示されることに対して改善するようにし、良好な映像表示が行える光学ユニットおよびそれを用いた投射型液晶表示装置を提供することにある。
本発明は、所定の偏光方向に揃えた略白色光を射出する照明光学系と、該略白色光をR(赤色),G(緑色),B(青色)の3原色光に分離する光分離光学系と、R,G,Bの各偏光光を映像信号に応じて光変調してR,G,Bの各光学像を形成するR,G,Bの各液晶パネルと、各光学像を光合成する光合成プリズムと、合成された光学像を拡大して投射する投射レンズとを備えた光学ユニットにおいて、上記各液晶パネルの光出射側に配置されるR,G,Bの出射側偏光板を、上記光合成プリズムの出射側にR,G,B共通の偏光板として配置し、上記光合成プリズムと上記共通の偏光板との間には、選択された波長帯域の光について偏光回転を行う色選択偏光回転素子を配置する構成とした。
また本発明の光学ユニットは、上記各液晶パネルの光出射側に配置されるR,G,Bの出射側偏光板のうち、R,Gの出射側偏光板を上記光合成プリズムの出射側にR,G共通の偏光板として配置し、上記光合成プリズムと上記共通の偏光板との間には、選択された波長帯域の光について偏光回転を行う色選択偏光回転素子を配置する構成とした。
ここで、前記光合成プリズムの入射面のうちR光とB光が入射する面に1/2λ波長板を設け、前記色選択偏光回転素子はG光について偏光回転を行うものである。また、前記出射側偏光板は無機材料で構成されたものである。
本発明の投射型液晶表示装置は、前記光学ユニットと、駆動回路と、冷却用ファンと、電源回路とを備える。
本発明によれば、出射側偏光板に傷やピンホールなどの欠陥部等が存在した場合にも、従来の構成として比較して、その影響を低減すべく改善され、従来よりも良好な映像表示が行える光学ユニットおよび投射型液晶表示装置を提供することができる。
実施例1に係わる光学ユニットおよび投射型液晶表示装置の全体構成図。 実施例1における光学ユニットの液晶パネル近傍の詳細構成図。 実施例2における光学ユニットの液晶パネル近傍の詳細構成図。 色選択偏光回転素子の特性を示す図。 出射側偏光板の構造の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通な機能を有する要素には同一の符号を付与する。
まず、本実施例に係わる光学ユニットおよびそれを用いた投射型液晶表示装置について述べ、その後、液晶パネル近傍の詳細構成について説明する。
図1は、実施例1に係わる光学ユニットおよび投射型液晶表示装置の全体構成図である。なお、図1において、各色光の光路に配置されている要素を区別する際には符号の後に色光を表すR,G,Bを添えて示し、区別する必要がない場合には、色光の添え字を省略する。また、偏光方向を明確にするため、ローカル右手直角座標系を導入しておく。すなわち、光軸101をZ軸として、Z軸に直交する面内で、図1の紙面に平行な軸をY軸とし、図1の紙面裏から表に向かう軸をX軸とする。X軸に平行な方向を「X方向」、Y軸に平行な方向を「Y方向」と呼ぶ。偏光方向がX方向の偏光光を「X偏光光」といい、偏光方向がY方向の偏光光を「Y偏光光」という。
図1において、投射型液晶表示装置の光学系は、照明光学系100と、光分離光学系130と、リレー光学系140と、3つのフィールドレンズ29(29R,29G,29B)と、3つの透過型の液晶パネル60(60R,60G,60B)と、光合成手段である光合成プリズム200と、投射手段である投射レンズ300とを備えている。液晶パネル60は、光入射側に入射側偏光板50(50R,50G,50B)を備え、光合成プリズム200の光出射側に、色選択偏光回転素子70と各色光共通の出射側偏光板80(80RGB)を備えている。これらの光学素子は、基体550に装着されて光学ユニット500を構成する。光学ユニット500は、液晶パネル60を駆動する駆動回路570、液晶パネル60などを冷却する冷却用ファン580、各回路に電力を供給する電源回路560とともに、図示しない筐体に搭載され投射型液晶表示装置を構成する。
以下、各部の構成を説明する。
映像表示素子である液晶パネル60を均一に照射する照明光学系100は、略白色光を射出するランプ(光源)11およびリフレクタ12からなる光源ユニット10と、オプチカルインテグレータを構成する第1、第2のアレイレンズ21,22と、偏光変換素子25と、集光レンズ(重畳レンズ)27を含む。照明光学系100からの略白色光を光の3原色光に光分離する光分離光学系130は、2つのダイクロイックミラー31,32と、光路方向を変える反射ミラー33を含む。リレー光学系140は、フィールドレンズである第1リレーレンズ41と、リレーレンズである第2リレーレンズ42と、光路方向を変える2つの反射ミラー45,46を含む。
ランプ11から射出された光は、例えば回転放物面形状の反射面を有するリフレクタ12によって反射され、光軸101に略平行となり、光源ユニット10から略平行の光束が射出される。光源ユニット10から射出された光は、偏光変換インテグレータに入射する。偏光変換インテグレータは、第1のアレイレンズ21と第2のアレイレンズ22からなる均一照明行うオプチカルインテグレータと、光の偏光方向を所定偏光方向に揃えて直線偏光光に変換する偏光ビームスプリッタアレイの偏光変換素子25とを含む。
第2のアレイレンズ22からの光は偏光変換素子25により、所定の偏光方向例えば直線偏光光のX偏光光(光軸101に直交する面内で偏光方向が図1の紙面に垂直なX方向の光)に揃えられる。そして、第1のアレイレンズ21の各レンズセルの投影像は、それぞれ集光レンズ27、フィールドレンズ29G,29B、リレー光学系140、フィールドレンズ29Rにより各液晶パネル60上に重ね合わせられる。このようにして、ランプ(光源)からの偏光方向がランダムな光を所定偏光方向(ここではX偏光光)に揃えながら、液晶パネルを均一照明することができる。
光分離光学系130は、照明光学系100から射出された略白色光を光の3原色であるB光(青色帯域の光)と、G光(緑色帯域の光)と、R光(赤色帯域の光)とに光分離し、対応する液晶パネル60(60B,60G,60R)に向かうそれぞれの光路(B光路,G光路,R光路)に導光する。すなわち、ダイクロイックミラー31により反射したB光は、反射ミラー33を反射して、フィールドレンズ29B、入射側偏光板50Bを通過して、B光用の液晶パネル60Bに入射する(B光路)。また、G光およびR光は、ダイクロイックミラー31を透過し、ダイクロイックミラー32によりG光とR光に分離される。G光はダイクロイックミラー32を反射して、フィールドレンズ29G、入射側偏光板50Gを通して、G光用液晶パネル60Gに入射する(G光路)。R光はダイクロイックミラー32を透過し、リレー光学系140に入射する。
リレー光学系140に入射したR光は、フィールドレンズの第1リレーレンズ41によって、反射ミラー45を経て、第2リレーレンズ42の近傍に集光(収束)し、フィールドレンズ29Rに向けて発散する。そして、フィールドレンズ29Rで光軸にほぼ平行とされ、入射側偏光板50Rを通過して、R光用の液晶パネル60Rに入射する(R光路)。
各液晶パネル60(60R,60G,60B)は、X方向を透過軸とする入射側偏光板50(50R,50G,50B)により偏光度が高められた光分離光学系130から入射するX偏光の色光を、駆動回路570で駆動されて、図示しないカラー映像信号に応じて変調(光強度変調)し、各色光のY偏光の光学像を形成する。
各色光のY偏光の光学像は、光合成手段である光合成プリズム200に入射する。このとき、G光の光学像はY偏光(光合成プリズム200のダイクロイック膜面に対してP偏光)のままで入射する。一方B光路およびR光路では、液晶パネル60B,60Rと光合成プリズム200との間に1/2λ波長板90B,90Rを設けているので、Y偏光のB光およびR光の光学像はX偏光(光合成プリズム200の色合成を行うダイクロイック膜面に対してS偏光)の光学像に変換されて光合成プリズム200に入射する。これは、ダイクロイック膜210の分光特性を考慮したもので、G光をP偏光光、R光とB光をS偏光光とする所謂SPS合成とすることで、効率良く光合成するためである。
光合成プリズム200は、B光を反射するダイクロイック膜(誘電体多層膜)210bと、R光を反射するダイクロイック膜(誘電体多層膜)210rとが、4つの直角プリズムの界面に略X字状(クロス状)に形成されたものである。光合成プリズム200の3つの入射面の内、対向する入射面に入射したB光とR光(ダイクロイック膜面に対してS偏光光)は、クロスしたB光用のダイクロイック膜210bおよびR光用のダイクロイック膜210rでそれぞれ反射される。また、中央の入射面に入射したG光(ダイクロイック膜面に対してP偏光光)は直進する。これらの各色光の光学像は光合成され、カラー映像光(合成光)が出射面から出射する。
光合成プリズム200から出射した合成光は、色選択偏光回転素子70と各色光共通の出射側偏光板80RGBに入射する。色選択偏光回転素子70は、選択された波長帯域の光について偏光回転を行う素子である。この場合には、入射光のうちG光についてY偏光光(P偏光光)からX偏光光(S偏光光)に変換し、B光とR光についてはX偏光光(S偏光光)のままは通過させる。その結果、色選択偏光回転素子70を通過した各色光は全てX偏光光(S偏光光)に揃えられる。このように色選択偏光回転素子70を用いることで、次の出射側偏光板80RGBに対し各色光の偏光方向を同一方向に揃えた状態で入射させることができる。
出射側偏光板80RGBは、X方向を透過軸とする無機偏光板である。これにより不要な偏光光成分(ここではY偏光光)が除去されて、コントラストが高められる。また材質として無機材料を用いることで、耐熱性と寿命特性が向上する。無機偏光板の場合、金属膜などに傷やピンホールなどの欠陥部が存在することがある。そのような場合でも、出射偏光板80RGBを液晶パネル60R,60G,60Bから遠く離れた位置である光合成プリズム200の出射側に配置しているので、出射偏光板80RGBの傷やピンホールなどの欠陥部はスクリーン上にピントが合わないのでスクリーン上に投影表示されることがない。
出射偏光板80RGBから出射した合成光は、例えばズームレンズであるような投射レンズ300によって、スクリーン(図示せず)に投影される。冷却用ファン580は、入射側偏光板50、液晶パネル60、出射側偏光板80等へ向けた流路585により送風し、これらの部品が光源ユニット10からの照射光の一部を吸収して生じる熱を冷却する。
図2は、実施例1における光学ユニットの液晶パネル近傍の詳細構成図である。(a)は白表示時、(b)は黒表示時の各色光の偏光状態を示す。
前記したように、各液晶パネル60R,60G,60Bには、入射側偏光板50R,50G,50BによりX偏光(S波)の各色光が入射する。(a)の白表示の場合は、各液晶パネル60(60R,60G,60B)は、各色光のY偏光(P波)の光学像を形成する。これらは光合成プリズム200に入射するが、R光とB光については1/2λ波長板90R,90BによりX偏光(S波)に変換されて入射し、SPS合成される。光合成プリズム200から出射した合成光は、色選択偏光回転素子70にてG光についてY偏光(P波)からX偏光(S波)に変換し、各色光は全てX偏光光(S波)に揃えられる。その後、X方向を透過軸とする出射側偏光板80RGBにて不要なY偏光(P波)を除去して投写レンズ300に入射される。
一方(b)の黒表示の場合は、各液晶パネル60(60R,60G,60B)は、入射側偏光板50R,50G,50Bから入射したX偏光(S波)の各色光をそのまま出射する。G光はそのまま光合成プリズム200を通過し、色選択偏光回転素子70にてX偏光(S波)からY偏光(P波)に変換され、出射側偏光板80RGBに入射する。R光とB光については、1/2λ波長板90R,90BによりY偏光(P波)に変換されて光合成プリズム200に入射する。入射したR光とB光は、光合成プリズム200内のダイクロイック膜の分光特性により、一部の光束は反射されるが大部分は直進してそれぞれ対向する液晶パネル60B,60Rに入射する。ダイクロイック膜で反射した一部のR光と一部のB光は、色選択偏光回転素子70を通過して出射側偏光板80RGBに入射する。X方向を透過軸とする出射側偏光板80RGBは、Y偏光(P波)であるG光と、Y偏光(P波)である一部のR光と一部のB光を遮断する。
このように、出射側偏光板80RGBは各液晶パネル60(60R,60G,60B)から遠い位置に配置しているので、出射側偏光板80RGBに傷やピンホールなどの欠陥部が存在しても、スクリーン上に投影表示されることはない。
次に、本実施例で用いた色選択偏光回転素子70と出射側偏光板80RGBについて説明する。
図4は、色選択偏光回転素子70の特性を示す図である。色選択偏光回転素子70は、特定の色光(波長帯域)の可視光の偏光方向を選択的に90度回転させるものである。すなわち、特定の波長帯域の可視光に対して選択的にλ/2板として機能する。本実施例では、波長帯域約500〜600nmのG光に対して選択的に偏光回転を行い、他の帯域のB光とR光に対しては偏光回転を行わないものである。図2の場合、色選択偏光回転素子にはG光がP偏光状態で入射するので、素子通過後S偏光状態に変換される。一方B光とR光はS偏光状態で入射するが、素子通過してもそのままの状態である。この結果、色選択偏光回転素子70を通過した各色光(R,G,B)は全てS偏光状態となる。
図5は、出射側偏光板80RGBの構造の一例を示す図である。出射側偏光板には、耐熱性や寿命特性を考慮して無機偏光板を用いているが、ワイヤグリッド型の吸収型無機偏光板の場合を示す。ワイヤグリッド型の吸収型無機偏光板80RGBは、透光性基板(例えばガラス基板)81上に、Y方向に延びたストライプ状の金属薄膜(以下、「ワイヤグリッド」と称する)82とその上に形成した無機材料の吸収層84を、溝83を介して周期的に配列したもので、その周期は光の波長より小さくする(光の波長の数分の一から十分の一程度)。このように、吸収型無機偏光板80RGBは無機材料で構成されているので、耐熱温度が高く、寿命特性に優れている。
吸収型無機偏光板80RGBに入射光L800が入射すると、偏光方向がワイヤグリッド82に平行なY偏光光L800yは吸収層84に吸収され、ワイヤグリッド82に直交する偏光方向のX偏光光L800xは透過して、透過光L801となる。すなわち、透過軸がワイヤグリッド82に直交するX方向であって、X偏光光L800xのみを透過する偏光機能を有する。ここで符号85は、吸収層84に生じた欠陥部(ピンホールなど)を示す。この欠陥部85が存在すると、入射するY偏光光L800yを吸収しきれず、その一部を透過してしまう。しかしながら本実施例では、出射側偏光板80RGBを液晶パネルから遠く離れて配置したので、欠陥部85がスクリーンに投影表示されることはない。
以上より、実施例1の構造によれば、出射側偏光板80RGBにピンホールなどの欠陥部が存在しても、スクリーン上の画質劣化は生じない。また、各色光に共通の1個の出射側偏光板80RGBとしたので、投射型液晶表示装置の小型化を図ることができる。
前記実施例1では、光合成プリズム200の出射側にR,G,B光共通の出射偏光板80RGBを配置した。これに対し実施例2では、光合成プリズム200の出射側にR光とG光共通の出射偏光板80RGを配置し、B光の出射偏光板80Bは液晶パネル60Bの直後に配置する構造とした。これは次の理由による。
(1)出射側偏光板80を光合成プリズム200の出射側に配置する場合、図2(b)に示す黒表示時において、B光とR光は光合成プリズム200内のダイクロイック膜を通過し、大部分の光束は対向する液晶パネル60R,60Bに漏れ込んでしまう。その結果、液晶パネル60Rと60Bが発熱し冷却対策が必要となる。
(2)同一光源から出射される各色光のパワーはB光のエネルギーが最大である。そのため、液晶パネル60Bを含むB光路に対しては、液晶パネル60Rを含むR光路よりも優先的に冷却手段(冷却ファン)が強化されている。よって、B光の出射偏光板80Bを液晶パネル60Bの直後に配置することで、B光が液晶パネル60Rへ漏れ込むことをなくし、R光路に対する冷却手段を簡素化することができる。
(3)液晶パネル60の直後に出射偏光板80を配置する場合、ピンホールなどの欠陥部の画面に与える影響はG光が最も問題になる。これは、G光が最も視認性が高いからである。よって、R光とG光については共通の出射偏光板80RGを光合成プリズム200の出射側に配置し、B光の出射偏光板80Bを液晶パネル60Bの直後に配置することで、欠陥部の影響を最小にすることができる。
図3は、実施例2における光学ユニットの液晶パネル近傍の詳細構成図である。B光の出射側偏光板80Bは液晶パネル60Bと光合成プリズム200の間に配置し、R光とG光については、光合成プリズム200の出射側に共通の出射側偏光板80RGを配置する。(a)は白表示時、(b)は黒表示時の各色光の偏光状態を示す。
(a)の白表示の場合は、各液晶パネル60(60R,60G,60B)は、各色光のY偏光(P波)の光学像を形成する。これらは光合成プリズム200に入射するが、B光については、Y方向を透過軸とする出射側偏光板80Bにて不要なX偏光成分が除去されてから入射する。この出射側偏光板80Bは、図5で説明した吸収型無機偏光板80RGBの透過軸をX方向からY方向に変えたものである。R光とB光については1/2λ波長板90R,90BによりX偏光(S波)に変換されて入射する。各入射光は光合成プリズム200にてSPS合成される。光合成プリズム200から出射した合成光は、図4で説明した色選択偏光回転素子70によりG光についてY偏光(P波)からX偏光(S波)に変換し、各色光は全てX偏光光(S波)に揃えられる。その後、X方向を透過軸とする出射側偏光板80RGBにて不要なY偏光(P波)を除去して投写レンズ300に入射される。
一方(b)の黒表示の場合は、各液晶パネル60(60R,60G,60B)は、入射したX偏光(S波)の各色光をそのまま出射する。B光については、Y方向を透過軸とする出射側偏光板80Bにより吸収されて、光合成プリズム200への入射が遮断される。G光はそのまま光合成プリズム200を通過し、色選択偏光回転素子70にてX偏光(S波)からY偏光(P波)に変換され、出射側偏光板80RGに入射する。R光は1/2λ波長板90RによりY偏光(P波)に変換されて光合成プリズム200に入射する。入射したR光は、光合成プリズム200内のダイクロイック膜で一部は反射されるが、大部分は直進して対向する液晶パネル60Bに漏れ込む。ダイクロイック膜で反射した一部のR光は、色選択偏光回転素子70を通過して出射側偏光板80RGに入射する。X方向を透過軸とする出射側偏光板80RGは、Y偏光(P波)であるG光と、Y偏光(P波)である一部のR光を吸収して遮断する。
このように黒表示の場合、光合成プリズム200へ向かうB光については出射側偏光板80Bにより遮断されるため、対向する液晶パネル60Rへ漏れ込むことはない。一方、光合成プリズム200へ向かうR光については、光合成プリズム200を直進して対向する液晶パネル60Bに漏れ込むことになる。しかしながら、B光の液晶パネル60Bやその偏光板に対しては発熱を防止するために、予め強力な冷却手段が備えられている。よって、B光に比べてエネルギーが低いR光が漏れ込んでも、発熱の問題はない。
以上より、実施例2の構造によれば、B光はG光に比べて視認性が低いので、B光の出射側偏光板80Bにピンホールなどの欠陥部が存在しても、スクリーン上の画質劣化は少ない。また、新たに冷却手段を強化することなく、投射型液晶表示装置の小型化を図ることができる。
10…光源ユニット、11…ランプ、12…リフレクタ、21…第1のアレイレンズ、22…第2のアレイレンズ、25…偏光変換素子、27…集光レンズ、29…フィールドレンズ、31,32…ダイクロイックミラー、33…反射ミラー、41…第1リレーレンズ、42…第2リレーレンズ、45,46…反射ミラー、50…入射側偏光板、60…液晶パネル、70…色選択偏光回転素子、80…出射側偏光板(吸収型無機偏光板)、81…透光性基板、82…ワイヤグリッド、83…溝、84…吸収層、85…欠陥部(ピンホール)、90…1/2λ波長板、100…照明光学系、101…光軸、130…光分離光学系、140…リレー光学系、200…光合成プリズム、210…ダイクロイック膜、300…投射レンズ、500…光学ユニット、550…基体、560…電源回路、570…駆動回路、580…冷却用ファン、585…流路、L800…入射光、L801…透過光。

Claims (4)

  1. 所定の偏光方向に揃えた略白色光を射出する照明光学系と、該略白色光をR(赤色),G(緑色),B(青色)の3原色光に分離する光分離光学系と、R,G,Bの各偏光光を映像信号に応じて光変調してR,G,Bの各光学像を形成するR,G,Bの各液晶パネルと、各光学像を光合成する光合成プリズムと、合成された光学像を拡大して投射する投射レンズとを備えた光学ユニットにおいて、
    上記光合成プリズムの光出射側にR,G共通の偏光板を配置し、上記B光の液晶パネルと上記光合成プリズムの間にB光の出射側偏光板を配置し、
    上記光合成プリズムと上記共通の偏光板との間には、選択された波長帯域の光について偏光回転を行う色選択偏光回転素子を配置したことを特徴とする光学ユニット。
  2. 請求項1に記載の光学ユニットにおいて、
    前記光合成プリズムの入射面のうちR光とB光が入射する面に1/2λ波長板を設け、
    前記色選択偏光回転素子はG光について偏光回転を行うものであることを特徴とする光学ユニット。
  3. 請求項1に記載の光学ユニットにおいて、
    前記出射側偏光板は無機材料で構成されたことを特徴とする光学ユニット。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学ユニットと、駆動回路と、冷却用ファンと、電源回路とを備えることを特徴とする投射型液晶表示装置。
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