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JP5157715B2 - 画像復元方法、プログラムおよび画像復元装置 - Google Patents

画像復元方法、プログラムおよび画像復元装置 Download PDF

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JP5157715B2 JP2008190702A JP2008190702A JP5157715B2 JP 5157715 B2 JP5157715 B2 JP 5157715B2 JP 2008190702 A JP2008190702 A JP 2008190702A JP 2008190702 A JP2008190702 A JP 2008190702A JP 5157715 B2 JP5157715 B2 JP 5157715B2
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本発明は、画像復元方法、プログラムおよび画像復元装置に関する。
近年、電子カメラ等の撮像装置で撮像された画像から、撮像レンズの焦点ズレによって生じたボケ等の画像劣化を除去し復元する様々な手法の開発が行われている。
特許文献1では、画像における画像劣化を復元するために、その劣化の原因となった撮影条件等の物理的要因から求まる劣化関数を用い、その劣化関数における劣化パラメータの値をシフトさせながら画像をそれぞれ復元するとともに、各復元画像の周波数特性に応じた画像復元度を算出することで、最良の画像復元度を有する復元画像を選択する方法を開示している。
特開2000−57339号公報
しかしながら、特許文献1のような従来技術では、画像劣化をモデル化した劣化関数等のモデル関数が実際の画像劣化を正確に表すことはほぼ不可能である。したがって、特許文献1のような画像復元度に基づいて、最良の画像復元度を与えるモデル関数のパラメータの値を決定することは非常に困難であり、また画像復元度の定義によって最良のパラメータの値も変化してしまう。
上記従来技術が有する問題に鑑み、本発明の目的は、モデル関数の適用限界に応じて画像における画像劣化の復元処理を行える技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明を例示する画像復元方法の一態様は、読み込まれた画像における画像劣化をモデル化したモデル関数を用いて読み込まれた画像における画像劣化を復元する復元処理工程と、復元処理工程によって復元された復元画像においてモデル関数に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出工程と、非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、復元処理工程でモデル関数に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定工程とを備える。
本発明を例示する画像復元方法の他の態様は、読み込まれた画像における画像劣化をモデル化したモデル関数を用いて読み込まれた画像における画像劣化を復元する復元処理工程と、復元処理工程によって復元された復元画像においてモデル関数に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出工程と、非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、復元処理工程でモデル関数に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定工程とを備え、非復元度は、復元画像のあらかじめ決められた領域内における負の画素値を有する画素の画素数または画素数の前記領域内の全画素数に対する比率である。
本発明を例示する画像復元方法の別の態様は、読み込まれた画像における画像劣化をモデル化したモデル関数を用いて読み込まれた画像における画像劣化を復元する復元処理工程と、復元処理工程によって復元された復元画像においてモデル関数に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出工程と、非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、復元処理工程でモデル関数に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定工程とを備え、非復元度は、復元画像のあらかじめ決められた領域内における負の画素値を有する画素のうち負の画素値の絶対値が最も大きい値である。
本発明を例示する画像復元方法のさらに別の態様は、読み込まれた画像における画像劣化を復元する復元処理工程と、復元処理工程によって復元された復元画像において復元処理工程に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出工程と、非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、復元処理工程に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定工程とを備える。
また、本発明において、良否判定に基づいてパラメータの値を更新する更新工程をさらに備える。
また、本発明において、モデル関数は、少なくとも撮像レンズの焦点ズレによるボケまたは読み込まれた画像を拡大することで生じるボケをモデル化したものである。
また、本発明において、復元処理工程は、モデル関数とパラメータの値とに基づいて決まる所定の関数の値を最大または最小にすることで読み込まれた画像における画像劣化を復元する。
また、本発明において、非復元度は、復元画像における負の画素値を有する画素の画素数または画素数の復元画像の全画素数に対する比率である。
また、本発明において、非復元度は、復元画像における負の画素値を有する画素のうち負の画素値の絶対値が最も大きい値である。
また、本発明において、非復元度は、復元画像の一部の領域における負の画素値を有する画素の画素数または画素数の前記一部の領域内の全画素数に対する比率である。
また、本発明において、非復元度は、復元画像の一部の領域における負の画素値を有する画素のうち負の画素値の絶対値が最も大きい値である。
また、本発明において、復元画像の一部の領域は、読み込まれた画像の撮像情報に基づいて決められる。
また、本発明において、復元処理工程は、ベイズ統計を用いて読み込まれた画像における画像劣化を復元する。
本発明を例示するプログラムの一態様は、本発明の画像復元方法の各工程を、コンピュータに実行させる。
本発明を例示する画像復元装置の一態様は、画像における画像劣化をモデル化したモデル関数を用いて画像における画像劣化を復元する復元処理部と、復元処理部によって復元された復元画像においてモデル関数に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出部と、非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、復元処理部でモデル関数に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定部とを備える。
本発明を例示する画像復元装置の他の態様は、画像のデータを読み込む入力部と、画像における画像劣化を復元する復元処理部と、復元処理部によって復元された復元画像において復元処理部に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出部と、非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、復元処理部に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定部とを備える。
本発明によれば、モデル関数の適用限界に応じて画像における画像劣化の復元処理が行える。
図1は、本発明の一の実施形態に係る画像復元方法をコンピュータ10へ適用した場合の概念図である。
図1に示すコンピュータ10は、CPU1、記憶部2、入出力インタフェース(入出力I/F)3およびバス4から構成され、CPU1、記憶部2および入出力I/F3は、バス4を介して情報伝達可能に接続される。また、コンピュータ10には、入出力I/F3を介して、画像処理の途中経過や処理結果を表示する出力装置20、ユーザからの入力を受け付ける入力装置30がそれぞれ接続される。出力装置20には、一般的な液晶モニタやプリンタ等を用いることができ、入力装置30には、キーボードやマウス等をそれぞれ適宜選択して使用できる。
CPU1は、入力装置30で受け付けたユーザからの指示に基づいて、記憶部2に記憶されている画像復元プログラムを読み込み、記憶部2に記憶されている画像の復元処理を行う。CPU1は、その画像の復元処理の結果を、出力装置20に表示する。CPU1には、一般的な中央演算装置を用いることができる。
記憶部2は、被写体が撮像された画像のデータだけでなく、その画像を復元処理するための画像復元プログラム等を記録する。また、記憶部2は、後述する復元処理において必要となるパラメータの値を記憶する。記憶部2に記憶される画像データやプログラム等は、バス4を介して、CPU1から適宜参照することができる。記憶部2には、一般的なハードディスク装置、光磁気ディスク装置等の記憶装置を選択して用いることができる。なお、図1の記憶部2は、コンピュータ10に組み込まれているが、外付けの記憶装置でもよい。この場合、記憶部2は、入出力I/F3を介してコンピュータ10に接続される。
本実施形態における画像の復元処理の手法は、ベイズ理論に基づいた手法を用いる。以下に、ベイズ統計、確率モデル、最急降下法および目的関数について簡単に説明する。
復元処理対象の劣化画像をgおよび復元処理後の画像をfとすると、両画像は次の式(1)のように関係付けることができる。
Figure 0005157715
式(1)のnは、画像劣化原因の1つであるホワイトノイズである。なお、画像g、画像fおよびホワイトノイズnは、一次元ベクトルで表される。また、Hは、ボカシフィルタ行列を表す。本実施形態では、ボカシフィルタ行列Hを求めるために、画像劣化をモデル化したモデル関数として、次式(2)で表されるガウス型関数を拡張したフィルタを用いる。なお、パラメータσは、フィルタ強度(ボケの復元強度)を示す。また、パラメータηの値は任意に決めることができる。本実施形態では、η=0.5とする。
Figure 0005157715
一方、ベイズ統計とは、例えば、ある2つの事象A、Bがあるときに、事象Aが生じたときに事象Bが生ずる確率(P(B|A))が、事象Bが生じたときに事象Aが生ずる確率(P(A|B))を用いて次式(3)のように表される関係をいう。なお、P(A)は、Aが生ずる確率であり、P(B)は、Bが生ずる確率である。
Figure 0005157715
式(3)により、本実施形態における画像gから画像fを求めるということを、画像fがあるとき、画像gになる確率を用いて表すことができる。そのような確率を、ベイズ統計に基づいて表すと次式(4)のようになる。
Figure 0005157715
式(4)のβは、ホワイトノイズnの分布をガウス分布としたときの分散の逆数である。aは画像fのエッジ成分の分散を与える行列で、画像の縦、横、斜め45度および斜め135度方向の成分から成る。統計パラメータmおよびlは、行列aの対角成分の平均と分散を表すパラメータで、本手法では撮影画像を用いて見積もることにする。この式(4)は確率モデルと呼ばれる。確率モデルの式(4)が最大となるときの画像fが、当該モデルにおける求める画像fである。ただし、本実施形態では、式(4)の最大となる画像fを求める代わりに、目的関数JB(g,f;β,m,l)=−lnP(g,f;β,m,l)の値が最小となる画像fを求める。本実施形態における目的関数JBを、具体的に表すと次式(5)のようになる。
Figure 0005157715
式(5)のNは、画像の画素数を表し、統計パラメータmおよびlの添え字kは、画像の縦(k=1)、横(k=2)、斜め45度(k=3)および斜め135度(k=4)の各方向における成分であることを表す。Qkは、各方向の画像のエッジ成分を求める2次元行列の演算子を表す。
本実施形態では、最急降下法を用いて目的関数JBを最小にする画像fを求める。最急降下法では、最適解のある検索方向を目的関数JBの勾配の方向として、その勾配をパラメータμで調節しながら最適解を見つけ出す手法である。最急降下法を式で表すと式(6)のようになる。
Figure 0005157715
目的関数JBが最小になるときの画像fが求めるべきものである。目的関数JBの勾配は、式(4)よりベクトル形式で表すと次式(7)のようになる。
Figure 0005157715
k iは次式(8)のように表される。
なお、式(7)および式(8)の中の連続するギリシャ文字の添え字αおよびγは1〜Nで和を取ることを示す。
Figure 0005157715
一方、本実施形態において、式(2)内のパラメータの適用限界を調べるために、非復元度というパラメータを導入する。この非復元度について簡単に説明する。上述したように、式(2)のボカシフィルタのフィルタ強度(ボケの復元強度)を示すパラメータσの決定は、非常に困難であり、ユーザの主観に依存していた。そうして決定されたパラメータσの値を用いて、例えば、本実施形態におけるベイズ理論に基づいた画像復元処理を行うと、ある画像領域での実際のフィルタ強度の限界値よりも強くなる場合には、式(6)の演算の過程で画像fl+1の画素値の一部が負の値になる。これは、その画像領域では過度の復元処理が行われたことを意味し、その結果、画像崩壊が生じ負の画素値になる。しかしながら、通常の画像では負の画素値というのは存在しない。そこで、本実施形態では、逆にこれを利用し、負の画素値となった画素数を画像fの全画素数で割った値を、非復元度と定義して用いることで、モデル関数内のパラメータの適用限界を考慮して画像の復元処理を行う。
そこで、本実施形態に係る画像復元方法の処理の手順について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
ユーザが、入力装置30を用いて、画像復元プログラムのコマンドを入力、または、そのプログラムのアイコンをダブルクリックすることにより、プログラムの起動命令を出す。CPU1は、その命令を入出力I/F3を通じて受け付け、記憶部2に記憶されている画像復元プログラムを実行する。その結果、図2のステップS10からの処理が行われる。
ここで、本実施形態では、記憶部2にあらかじめ復元処理の対象となる、電子カメラ等で被写体を撮像した画像が記憶されているものとする。また、画像の復元処理で必要となるホワイトノイズnの分布のパラメータβの値が、ユーザによって、入力装置30を介して与えられるものとする。パラメータβの値としては、例えば、撮像した画像が風景の場合には、樹木の枝葉を強調するように、少しノイズ成分が残るような処理を行い立体的な質感を出した方が、多くの人にとって良い画像になることが経験的に知られている。そのような処理を行うには、パラメータβの値を10〜15くらいの大きめの値を与えるようにするのが好ましい。また、撮像した画像が人物の場合には、ノイズ成分を強めに除去するようにして肌の凹凸感を抑えなめらかな質感を出した方が、良い画像になることが知られている。そのような処理を行うには、パラメータβの値を5くらいの小さめの値を与えるのが好ましい。
ステップS10:CPU1は、ユーザの指示に基づいて、復元処理によって、少なくとも電子カメラ等の撮像レンズの焦点ズレによるボケや、撮像素子において生じたノイズ等による画像劣化を軽減したい画像(以下、画像g)を、記憶部2より読み込む。また、CPU1は、パラメータσの初期値および非復元度と比較するモデル関数のパラメータの適用限界を示す非復元度の閾値とをそれぞれ記憶部2から読み込み、メモリ(不図示)に一時的に記憶する。
ここで、記憶部2に記憶させるパラメータσの初期値としては、撮像した画像がどれだけボケているか、または撮像した画像をどれだけ拡大させるかに応じて決めるのが好ましい。多くの画像について分析した結果、パラメータσの値は、10より小さい1ケタくらいの値であることが分かった。そこで、本実施形態では、パラメータσの初期値として、それらよりも小さい0という値を記憶部2に記憶させて与え、0.1刻みで増加させることで、最良のパラメータσの値を見つけ出すようにする。また、同じく多くの画像について分析した結果、非復元度が0.3%くらいの比率になる時が最も復元処理の結果が良好であった。そこで、本実施形態において求める非復元度と比較するモデル関数のパラメータの適用限界を示す非復元度の閾値の値として、0.3%という値を記憶部2に記憶する。
ステップS11:CPU1は、図3に示すように、画像gの画素の外周に新たに画素(点線)を付加し、f0=gで初期化する。画像gの外周に新たに付加した画素、例えば、画素60と画素61とには、隣接する画像の画素50と同じ画素値が入る。
ここで、画像gの画素の周りに新たに画素を付加する理由は、ボカシフィルタが中心対称の場合、式(1)におけるボカシフィルタ行列Hとその転置行列HTとはほぼ等しいとして扱え、以下にて説明する演算が容易になる。ただし、ボカシフィルタが中心対称の場合でも、原則的にボカシフィルタ行列Hとその転置行列HTとは完全に等しくはない。その原因は、画像gの外周上にある画素10と他の領域にある画素とで扱い方が異なるからであり、中心対称でない場合には、HとHT端処理の影響による差だけではない。そこで、図3に示すように、画像gの画素の外周上にある画素50と同じ画素値を有する画素60と画素61とを付加させることで、画像gの画素の外周上にある画素50と他の領域にある画素に対する扱い方の違いをなくす。これにより、ボカシフィルタが中心対称の場合に、ボカシフィルタ行列Hとその転置行列HTとが等しいとして扱っても、処理結果にはあまり影響しない。なお、新たに付加する画素の幅は任意に決めることができ、図3においては2画素分の幅を加えているが、状況に応じて適宜変更が可能であり、本実施形態ではフィルタ半径より大きい画素数の幅分を付加させる。
ステップS12:CPU1は、JBを計算するのに必要となる統計パラメータmおよびlを求める。本来であればパラメータmおよびlは、ボケのない理想画像fからそれらの値を算出した方が、良い復元結果が得られる。しかしながら、理想画像fは不明であり、画像gから求める値と最終的に得られた画像fから求める値とでは処理結果に大きな違いが経験的に無いことから、f=gとして計算する。
ステップS13:CPU1は、ステップS10およびステップS12にて得られたパラメータの値を用いて式(7)および式(8)を計算して、目的関数JBの勾配ベクトルを求める。
ステップS14:CPU1は、ステップS13にて求めた目的関数JBの勾配ベクトルと式(6)とを用いて、画像fを新たに算出された画像f’に更新する(f=f’)。なお、本実施形態では、勾配を調節するパラメータμはホワイトノイズnの分散β-1に等しいとする。
ステップS15:CPU1は、画像fの全体における画素値が負の値となった画素数の比率である非復元度の値を算出する。
ステップS16:CPU1は、ステップS15で求めた非復元度が0.3%以下か否かを判定する。CPU1は、非復元度が0.3%以下であると判定した場合、本実施形態におけるベイズ理論に基づいた復元処理がモデル関数の適用限界までまだ行われていないと判断して、ステップS17へ移行する。一方、CPU1は、非復元度が0.3%より大きいと判断した場合、復元処理がモデル関数の適用限界以上に行われていると判断して、ステップS20(NO側)へ移行する。CPU1は、ステップS20において、f0=gとするとともに、パラメータσの値を変更してステップS13へ移行する。
ステップS17:CPU1は、ステップS10およびステップS12にて得られたパラメータの値を用いて式(7)および式(8)を計算して、目的関数JBの勾配ベクトルを求める。
ステップS18:CPU1は、ステップS17で求めた目的関数JBの勾配ベクトルの成分のうち、最大値となる成分が1より小さいか否かを判定する。1より小さい場合には、CPU1は、最急降下法による復元処理は収束したとして、ステップS19(YES側)へ移行する。一方、1以上の場合には、CPU1は、復元処理はまだ収束していないとして、ステップS14(NO側)に戻り、目的関数JBの勾配ベクトル成分の最大値が1より小さくなるまでステップS14からステップS17の処理を行い、画像fを求める。
ステップS19:CPU1は、ステップS15で求めた非復元度が0.3%と等しいか否かを判定する。CPU1は、非復元度が0.3%と等しいと判定した場合、本実施形態におけるベイズ理論に基づいた復元処理がモデル関数の適用限界まで行われ、最良の復元された画像fを取得することができたと判断する。そして、CPU1は、画像fを記憶部2に記録して復元処理を終了する(YES側)。一方、CPU1は、非復元度が0.3%と等しくないと判定した場合、本実施形態におけるベイズ理論に基づいた復元処理がモデル関数の適用限界までまだ行われていない(非復元度<0.3%)と判断する。CPU1は、ステップS20(NO側)へ移行する。CPU1は、ステップS20において、f0=gとするとともに、パラメータσの値を変更してステップS13へ移行する。CPU1は、非復元度〜0.3%を満たす画像fが取得されるまで、ステップS13〜ステップS18までの処理を行う。最終的に、CPU1は、最良の復元された画像fを記憶部2に記録して復元処理を終了する。
このように本実施形態は、撮像した画像gにおける画像劣化を、モデル関数であるボカシフィルタの適用限界に応じてパラメータσの値を調節して復元処理することで、復元処理された最良の画像fを取得することができる。
また、撮像した画像gにおける画像劣化をボカシフィルタの適用限界に応じて復元処理することで、復元処理による画像の違和感を軽減することができる。
≪本実施形態に関する補足事項≫
本実施形態では、ベイズ理論に基づいた目的関数を最小にする方法で画像の復元処理を行ったが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像gからエッジ成分を抽出して、そのエッジ成分を画像gに割合を変えながら付加してエッジ強調を行うことで復元処理する方法や、DemosaicingとSuper-Resolutionとから求まるコスト関数を最大または最小になるように画像gを復元処理する方法等、公知の他の手法による復元処理を用いることができる。
なお、本実施形態では、復元処理において画像fを求めるために最急降下法を用いたが、本発明はこれに限定されない。例えば、準ニュートン法や共役勾配法等の反復法を適宜選択して使用することができる。
なお、本実施形態では、非復元度をモデル関数の適用限界を示す閾値の値0.3%に等しくするようにして、最良の復元された画像fを取得するようにしたが、本発明はこれに限定されない。モデル関数の適用限界を示す閾値の値として0.3%以外の値にしてもよい。ただし、多くの画像について分析した結果では、1%程度なると過度の補正になる傾向にあることが判明した。したがって、1%より小さな値にするのが好ましい。ただし、人物の顔のみに注目して復元処理する場合には、1%程度にしてもよい結果を得ている。
また、非復元度が、モデル関数の適用限界を示す閾値の値〜0.3%になるまで行う。つまり、0.3%に等しくなるまで行ってもよいし、0.3%の近傍範囲内になるように復元処理を行ってもよい。例えば、非復元度が、0.3%±0.2%の範囲内であっても十分最良の復元された画像fを取得することができる。或いは、ステップS13〜ステップS19までの処理を所定の回数(例えば、10回等)繰り返したら、たとえ非復元度が0.3%に等しくなくても終了するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、非復元度を画像fの全体における負の画素値を有する画素の画素数を画像fの全画素数で割った比率としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像fの全体における負の画素値を有する画素のうち、負の画素値の絶対値の最大値を非復元度としてもよい。なお、この場合には、モデル関数の適用限界を示す閾値は、画素値になる。
なお、本実施形態では、非復元度を算出するために、画像fの全体における負の画素値を有する画素の画素数を求めたが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像fの一部の領域における負の画素値を有する画素の画素数を用いて求めてもよい。また、非復元度を負の画素値の絶対値の最大値と定義する場合には、画像fの一部の領域における負の画素値を有する画素のうち負の画素値の絶対値の最大値を用いてもよい。ここで、画像fの一部の領域は、ユーザが任意に決めてもよいし、画像gの撮像時におけるオートフォーカス領域や、図4に示すような従来技術である顔認識処理を用いて顔認識された画像g上の領域70等の撮像情報に基づいて決めてもよい。
なお、本実施形態では、パラメータβの値は、ユーザから与えられるとしたが、本発明はこれに限定されず、例えば、パラメータβの値があらかじめ記憶部2に記憶され、CPU1がステップS10で読み込んでもよい。
なお、本実施形態における、ステップS20での式(2)のボカシフィルタのパラメータσの初期値および変更のし方は、任意値および手法を用いることができる。例えば、パラメータσの初期値として0等の値にして、0.1またはそれ以外の値の刻み幅で増加または減少させて変更してもよい。また、パラメータσの値を変更する他の方法として、十分大きな値と十分小さな値とを与えてパラメータσの値の区間をあらかじめ決め、その区間での中間点を求める操作を繰り返すことによってパラメータσの値を検索する二分法等の公知の反復法で行ってもよい。この方法を用いれば、パラメータσの値を0.1刻み幅で少しずつ増加または減少させるよりも高速に処理することが可能となる。なお、多くの画像について分析した結果、パラメータσの値は、10より小さい1ケタくらいの値である。したがって、例えば、十分大きな値を20、十分小さな値を0等の区間でパラメータσの値を検索するのが好ましい。
なお、本実施形態では、ステップS18において、更新された画像fを用いて求められる目的関数JBの勾配ベクトル成分の最大値が1より小さいか否かで判定したが、本発明はこれに限定されない。例えば、復元処理のループの回数が所定の値より大きいか否かで判定してもよいし、目的関数JBの勾配ベクトル成分の最大値およびループの回数との両方を用いて判定してもよい。
なお、本実施形態では、ボカシフィルタが中心対称の場合を考え、ボカシフィルタ行列Hとその転置行列HTとは等しいとしたが、本発明はこれに限定されない。ボカシフィルタが中心対称でない場合には、ボカシフィルタ行列Hとその転置行列HTとは互いに別々のボカシフィルタ行列として扱うことができる。
なお、本実施形態では、復元処理が施される画像gとして、電子カメラ等の撮像装置によって撮像された画像としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、平滑化処理によって取得された画像でもよい。また、低解像度画像を1より大きな拡大率で拡大した結果、少なくともその拡大によって生じたボケと撮像素子等のノイズとを有することとなった画像でもよい。
なお、本実施形態では、復元処理におけるボカシフィルタとして式(2)のガウス型関数を拡張したフィルタを用いたが、本発明はこれに限定されない。例えば、井戸型フィルタ等を適宜選択して行ってもよい。または、実際の撮像装置における光学系のポイントスプレット関数の影響をボカシフィルタとして評価したものを用いてもよい。
なお、本発明は、低解像度画像の高精細化処理に対しても適用可能である。例えば、電子ビデオカメラ等で撮像される動画ファイルは、撮像素子の画素値の一部を間引いて高速に読み出しすることで作成される。したがって、動画の1コマの画像は、一般的に静止画像と比較して低解像度であり、その画像を引き伸ばして印刷してもぼやけたものになる。そこで、引き伸ばす際に、本発明による画像の復元処理を行えば、鮮明な画像で印刷が可能となる。また、防犯カメラ等で撮影された画像の高精細化に用いることも可能である。なお、この場合には、少なくとも画像を拡大することで生じるボケと撮像素子等によるノイズとを考慮して行う必要がある。
なお、本発明に係る画像復元方法における各工程を実現するためのプログラムを備え、撮像した画像を復元または低解像度画像を高精細化する画像復元装置に対しても適用可能である。
なお、本発明に係る画像復元方法における各工程を実現するためのプログラムを備え、撮像した画像を復元または低解像度画像を高精細化する画像復元装置としてコンピュータを機能させることに対しても適用可能である。
なお、本発明に係る画像復元方法における各工程を実現するためのコンピュータプログラムを記憶する記録媒体に対しても適用可能である。
なお、本発明は、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
本発明の一の実施形態に係る画像復元方法をコンピュータ10へ適用した場合の概念図 本発明の一の実施形態に係る復元処理における手順を示すフローチャート 画像gの外周に新たな画素を付加する手順を示す図 画像gの一例を示す図
符号の説明
1 CPU、2 記憶部、3 入出力I/F、4 バス、10 コンピュータ、20 出力装置、30 入力装置

Claims (13)

  1. 読み込まれた画像における画像劣化をモデル化したモデル関数を用いて前記読み込まれた画像における画像劣化を復元する復元処理工程と、
    前記復元処理工程によって復元された復元画像において前記モデル関数に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、前記復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出工程と、
    前記非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、前記復元処理工程で前記モデル関数に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定工程と
    を備えることを特徴とする画像復元方法。
  2. 読み込まれた画像における画像劣化をモデル化したモデル関数を用いて前記読み込まれた画像における画像劣化を復元する復元処理工程と
    前記復元処理工程によって復元された復元画像において前記モデル関数に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、前記復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出工程と、
    前記非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、前記復元処理工程で前記モデル関数に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定工程を備え
    前記非復元度は、前記復元画像のあらかじめ決められた領域内における負の画素値を有する画素の画素数または前記画素数の前記領域内の全画素数に対する比率である
    とを特徴とする画像復元方法。
  3. 読み込まれた画像における画像劣化をモデル化したモデル関数を用いて前記読み込まれた画像における画像劣化を復元する復元処理工程と
    前記復元処理工程によって復元された復元画像において前記モデル関数に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、前記復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出工程と、
    前記非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、前記復元処理工程で前記モデル関数に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定工程とを備え、
    前記非復元度は、前記復元画像のあらかじめ決められた領域内における負の画素値を有する画素のうち前記負の画素値の絶対値が最も大きい値であ
    とを特徴とする画像復元方法。
  4. 読み込まれた画像における画像劣化を復元する復元処理工程と
    前記復元処理工程によって復元された復元画像において前記復元処理工程に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、前記復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出工程と、
    前記非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、前記復元処理工程に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定工程と
    を備えることを特徴とする画像復元方法。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の画像復元方法において、
    前記良否判定に基づいて前記パラメータの値を更新する更新工程をさらに備えることを特徴とする画像復元方法。
  6. 請求項1ないし請求項3、請求項5のいずれか1項記載の画像復元方法において、
    前記モデル関数は、少なくとも撮像レンズの焦点ズレによるボケまたは前記読み込まれた画像を拡大することで生じるボケをモデル化したものであることを特徴とする画像復元方法。
  7. 請求項1ないし請求項3、請求項5、請求項6のいずれか1項に記載の画像復元方法において、
    前記復元処理工程は、前記モデル関数と前記パラメータの値とに基づいて決まる所定の関数の値を最大または最小にすることで前記読み込まれた画像における画像劣化を復元することを特徴とする画像復元方法。
  8. 請求項1または請求項に記載の画像復元方法において、
    前記非復元度は、前記復元画像のあらかじめ決められた領域内における負の画素値を有する画素の画素数または前記画素数の前記領域内の全画素数に対する比率であることを特徴とする画像復元方法
  9. 請求項1または請求項4に記載の画像復元方法において、
    前記非復元度は、前記復元画像のあらかじめ決められた領域内における負の画素値を有する画素のうち前記負の画素値の絶対値が最も大きい値であることを特徴とする画像復元方法
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の画像復元方法において、
    前記復元処理工程は、ベイズ統計を用いて前記読み込まれた画像における画像劣化を復元することを特徴とする画像復元方法。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の画像復元方法の各工程を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 画像のデータを読み込む入力部と、
    前記画像における画像劣化をモデル化したモデル関数を用いて前記画像における画像劣化を復元する復元処理部と、
    前記復元処理部によって復元された復元画像において前記モデル関数に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、前記復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出部と、
    前記非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、前記復元処理部で前記モデル関数に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定部と
    を備えることを特徴とする画像復元装置。
  13. 画像のデータを読み込む入力部と、
    前記画像における画像劣化を復元する復元処理部と、
    前記復元処理部によって復元された復元画像において前記復元処理部に設定されたパラメータの値での復元の処理により過剰に処理された度合いを示す非復元度を、前記復元画像の画素値に基づいて算出する非復元度算出部と、
    前記非復元度とあらかじめ決められた復元の限界を示す値との比較に基づいて、前記復元処理部に設定されたパラメータの値の良否判定を行う判定部と
    を備えることを特徴とする画像復元装置。
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