JP5154182B2 - 液晶表示装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
くは、本発明は、バックライトを使用する液晶表示装置において、特に従来の製造工程を
変更することなく製造でき、薄膜トランジスタTFT(Thin Film Transistor)の光リー
ク電流を抑制させた、表示画質が良好な液晶表示装置及びこの液晶表示装置を使用した電
子機器に関する。
。このTFTは、ガラス基板をはじめとする透明基板上に形成され、チャネル領域に用い
る半導体層には非晶質シリコン(a−Si)やポリシリコン(p−Si)が用いられてい
る。このうち、a−Siを使用したTFTは、製造プロセスの低温化が可能なために広く
使用されている。ところで、これらのp−Si膜やa−Si膜等からなるシリコン薄膜は
光が照射されると電子−正孔対に起因した光電流が発生する。そのため、チャネル領域に
p−Si膜やa−Si膜等の半導体層を使用したTFTは、光がチャネル領域に照射され
ていると、オフ時にリーク電流が増大し、その結果としてクロストークの発生、コントラ
ストの低下等が生じ、表示画像の品質が低下するという問題がある。
ボトムゲート型(逆スタガ型)TFTを使用したアレイ基板として形成し、バックライト
からの光がゲート電極で一部遮光されるようにして、直接チャネル領域にバックライトか
らの光が当たり難くしている。更には、対向基板に設けられた遮光膜により、或いはTF
Tの上を通過する金属膜からなる信号線により、チャネル領域やその周辺領域を遮光する
ようにも構成されている。
うな従来技術を適用しても斜め方向から入射した光の遮光は不十分である。通常、下側遮
光膜としても機能するゲート電極は、上層にあるソース電極及びドレイン電極が平坦であ
るため、入射光に対しては、反射してチャネル領域へ進入してしまう。この場合、遮光膜
となるゲート電極幅を大きくし、電極端とチャネル領域を離すことでチャネル領域への進
入光を低減できるが、ソース電極及びドレイン電極とゲート電極の重り部分の増加による
寄生容量の増加、開口率の低下といった不具合が生じる。
次元的に見ると、ゲート電極、ドレイン電極、ソース電極、ゲート絶縁膜、層間絶縁膜等
を介してかなり離間している。そのため、遮光膜とチャネル領域との間へ斜め方向から入
射する光やその反射光に対する遮光が十分ではない。このような従来技術の問題点を解決
するための技術として、図9に示したような、TFT70を備えた液晶表示装置が既に知
られている。なお、図9は下記特許文献1に開示された液晶表示装置のTFT70の部分
の模式断面図である。
71の表面を被覆するように形成されたゲート絶縁膜72を有している。このゲート絶縁
膜72は、ゲート電極Gの表面全体に亘って厚さが薄くされ、ゲート電極Gから離間した
位置から厚さが厚くなるようにされている。そして、ゲート電極Gに対応する位置のゲー
ト絶縁膜72の表面を被覆するように半導体層73が形成され、この半導体層73の表面
にはゲート電極Gに対応する位置で互いに対向配置されてチャネル領域74を形成するよ
うにソース電極S及びドレイン電極Dが形成されている。
1上のゲート絶縁膜72の厚さよりも薄くなっているので、ゲート絶縁膜72にはゲート
電極Gの外周部に傾斜面75が形成されている。そのため、バックライト等からの外光が
ゲート絶縁膜72内に斜めから入射してきても、このゲート絶縁膜72の傾斜面75上に
形成されたソース電極S及びドレイン電極DによってTFT70から離間する方向に反射
される傾向が強くなり、最終的にチャネル領域74に達する入射光成分を低減できるとい
うものである。
ようにする構成として、下記特許文献2には、図10に示したように、半導体層81のエ
ッジ部分で生じるリーク電流を低減する目的で、ゲート電極G、ソース電極S、ドレイン
電極Dが同心円状に配置されているTFT80が開示されている。なお、図10は下記特
許文献2に開示されたTFT部分の拡大平面図である。このTFT80は、半導体層81
のエッジ部がソース電極Sとドレイン電極Dとを結ぶ線上に存在しないため、ドレイン電
極Dとソース電極Sとがゲート電極Gによって短絡されない構成となるため、光リーク電
流を減少させることができるというものである。
介在してソース電極Sとドレイン電極Dとを対向配置したTFT90であって、ドレイン
電極Dを棒状に形成して画素電極92に接続し、ソース電極Sをドレイン電極Dの先端部
93を受け入れる凹部94を形成したTFT90が開示されている。なお、図11は下記
特許文献3に開示された液晶表示装置のTFT部分の拡大平面図である。このTFT90
は、ドレイン電極Dを棒状に形成することで、ドレイン電極Dが長手方向へずれて形成さ
れてもTFT90の寄生容量CGDの変動を小さくするためであり、その結果として液晶
表示装置の表示画質を均一化することができるというものである。
も有効にバックライト等から斜め方向に浸入してきた光がチャネル領域74に達しないよ
うにすることができる。しかし、このようなTFT70の素子構造を実現するためには、
ゲート絶縁膜72に凹部を形成するための工程を追加する必要があり、生産効率の観点か
ら好ましくない。
ッジ部分で生じるリーク電流を低減することはできるが、半導体層81に照射された光に
起因する光リーク電流を低減するには不十分である。すなわち、このTFT80では、同
心円上に形成された2つの電極の何れをもソース電極S及びドレイン電極Dとすることが
できる。しかしながら、特に外側の同心円状に形成した電極を画素電極に接続されたドレ
イン電極Dとした場合、ドレイン電極Dの外周がソース電極Sの外周よりも長いので、光
電効果により半導体層81に発生したキャリアにより、画素電極の電荷がドレイン電極D
を介して相殺されてしまう。そのため、画素電極に所望の電荷を保持することができない
という問題点が生じる。
る寄生容量変化抑制の目的では一定の効果が得られるが、バックライトの高輝度化が著し
い近年の液晶表示装置用としては光リーク電流の抑制が不十分である。すなわち、このT
FT90のドレイン電極Dの形状は、ドレイン電極Dの先端の形状として円周状、四角形
、ポリゴン形等が提案されているが、何れの場合も先端部93から画素電極92に延びる
ドレイン電極Dの線幅が一定に形成されている。そのため、TFT90においては、ゲー
ト電極Gによってバックライトからの光を遮光できないゲート電極Gの外側に露出する半
導体層の面積が大きいため、光リーク電流が大きくなるためである。
的は、特に従来の製造工程の変更無しに製造でき、バックライト等からの光によるTFT
の光リーク電流を低減させた、明るく、表示画質が良好な液晶表示装置を提供することを
目的とする。
イン電極との間の寄生容量の変動を低減することができる。更に、ドレイン電極の先端周
囲とソース電極とが対向している部分の長さ(チャネル幅)を大きくできるから、TFT
のオン電流を大きくすることができる。そのため、係る態様の液晶表示装置によれば、上
記本発明の効果を奏することに加えて、更に表示画質のバラツキが少なく、しかも、高速
で作動可能な液晶表示装置が得られる。
電極ないしドレイン電極を円弧状とする場合よりも製造が容易となる。
装置を備えたことを特徴とする。
表示装置を備えた電子機器が得られる。
細に説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するために液晶
表示装置におけるスイッチング素子としてのTFTを説明するものであって、本発明をこ
の実施例に記載されたTFTに特定することを意図するものではなく、本発明は特許請求
の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。なお、この
明細書における説明のために用いられた各図面においては、各層や各部材を図面上で認識
可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせて表示しており、必ず
しも実際の寸法に比例して表示されているものではない。
略平面図である。図2は図1のII−II線に沿った断面図である。図3は図1のIII部分の
TFTの拡大平面図である。図4は図3に対応するTFTの第1の変形例の拡大平面図で
ある。図5は図3に対応するTFTの第2の変形例の拡大平面図である。図6は図3に対
応するTFTの第3の変形例の拡大平面図である。図7は図3に対応するTFTの第4の
変形例の拡大平面図である。図8Aは本発明の液晶表示装置を搭載したパーソナルコンピ
ュータを示す図であり、図8Bは本発明の液晶表示装置を搭載した携帯電話機を示す図で
ある。
液晶表示装置10は、液晶層を挟んで互いに対向するアレイ基板AR及びカラーフィルタ
基板CFを備えている。アレイ基板ARは、例えばガラス板ないしアクリル板等からなる
透明基板11を有している。この透明基板11上の表示領域には、アルミニウムやモリブ
デン等の金属からなる複数の走査線12が等間隔に平行になるように形成され、更に走査
線12からTFTのゲート電極Gが延設されている。同じく、透明基板11上の表示領域
には、隣り合う走査線12間の略中央に走査線12と平行になるように補助容量線13が
形成され、この補助容量線13には補助容量線13よりも幅広となされた補助容量電極1
4が形成されている。
にして窒化シリコンや酸化シリコンなどからなるゲート絶縁膜15が積層されている。そ
して、ゲート電極Gの上にゲート絶縁膜15を介してa−Si層ないしp−Si層からな
る半導体層16が形成され、また、ゲート絶縁膜15上にアルミニウムやモリブデン等の
金属からなる複数の信号線17が走査線12と直交するようにして形成されている。また
、この信号線17から半導体層16と接触するようにTFTのソース電極Sが延設され、
更に、信号線17及びソース電極Sと同一の材料でかつドレイン電極Dが同じく半導体層
16と接触するようにゲート絶縁膜15上に設けられている。
ート電極G、ゲート絶縁膜15、半導体層16、ソース電極S、ドレイン電極Dによって
スイッチング素子となるTFTが構成され、それぞれの画素にこのTFTが形成される。
この場合、ドレイン電極Dと補助容量電極14によって各画素の補助容量を形成すること
になる。なお、この実施例の液晶表示装置におけるTFTの具体的構成については後述す
る。
にわたり例えば無機絶縁材料からなる保護絶縁膜(パッシベーション膜ともいわれる)1
8が積層され、この保護絶縁膜18上に有機絶縁膜からなる層間膜19(平坦化膜ともい
われる)が透明基板11の全体にわたり積層されている。そして保護絶縁膜18と層間膜
19には、TFTのドレイン電極Dに対応する位置にコンタクトホール20が形成されて
いる。更に、それぞれの画素において、コンタクトホール20及び層間膜19の表面に例
えばITO(Indium Tin Oxide)ないしIZO(Indium Zinc Oxide)からなる画素電極
21が形成され、この画素電極21の表面に全ての画素を覆うように配向膜(図示せず)
が積層されている。
22の表面に、前記アレイ基板ARの少なくとも表示領域に対応する位置に、それぞれの
画素に対応して例えば赤色(R)、緑色(G)、青色(B)からなるカラーフィルタ層2
3が設けられている。更にカラーフィルタ層23の表面に共通電極24及び配向膜(図示
せず)が積層されている。なお、カラーフィルタ層23としては、更にシアン(C)、マ
ゼンタ(M)、黄色(Y)等のカラーフィルタ層を適宜に組み合わせて使用する場合もあ
り、モノクロ表示用の場合にはカラーフィルタ層を設けない場合もある。
れ対向させ、適宜間隔で周縁部のセルギャップを一定に保つための柱状スペーサ(図示せ
ず)を配置するとともに、アレイ基板AR及びカラーフィルタ基板CF周囲をシール材(
図示せず)によりシールし、両基板間に液晶25を注入した後、この液晶25の注入した
孔を封止することにより、透過型の液晶表示装置10が得られる。
る。この図3は、ゲート電極Gの表面にはゲート絶縁膜(図示省略)が形成され、このゲ
ート絶縁膜上に半導体層16が形成され、この半導体層16に部分的に重なるようにソー
ス電極Sとドレイン電極Dとが形成された状態を示している。ここではソース電極Sは、
ドレイン電極Dと対向する先端部分S1が円弧状の凹部となっており、この先端部分S1
から延び、先端部分S1よりも幅が細い延長部分S2を介して信号線17(図1参照)に
接続されている。また、ドレイン電極Dは、ソース電極Sと対向する先端部分D1の形状
が円弧状であるが実質的に直径W1の円盤形状となっており、この円盤形状の先端部分D
1から延び、先端部分D1より狭い幅W2の延長部分D2を介して画素電極21(図1及
び図2参照)に接続されている。
電極Dの先端部分D1の幅をW1とし、ドレイン電極Dの先端部分D1から画素電極21
を接続する方向に延びる延長部分D2の幅をW2としたとき、W1>W2となるように形
成されている。従って、ゲート電極Gの外側において半導体層16がはみ出す部分の幅を
狭くできるので、この部分にバックライト等からの外光が照射され難くなる。そのため、
光電効果による半導体層16内のキャリアの発生が少なくなり、光リーク電流が減少する
ので、画素電極21の電荷が相殺されてしまうことを抑制できるようになる。しかも、実
施例の液晶表示装置10においては、半導体層16上に位置するドレイン電極Dの面積を
小さくできるから、ゲート電極G−ドレイン電極D間の寄生容量CGDを小さくすること
ができるので、液晶表示装置10の動作速度が早くなる。
電極D側ではゲート電極Gの外側へ延在されている。そして、ソース電極S側及びドレイ
ン電極Dと直交する側では、バックライトからの光が半導体層16に入射し難くするため
、ゲート電極G上に位置するように形成されている。一方、ドレイン電極Dの延長部分D
2は、半導体16がドレイン電極Dの延長部分D2から部分的にはみ出るように、ゲート
電極Gの外側で半導体層16を乗り越えるように形成されている。この半導体層16がド
レイン電極Dの延長部分D2からはみ出ている部分の幅をΔWaとする。
部分的にはみ出るように、ゲート電極Gの外側で半導体層16を乗り越えるように形成さ
れている。この半導体層16がソース電極Sの延長部分S2からはみ出ている部分の幅を
ΔWbとする。そして、この実施例のTFTでは一応ΔWa=ΔWbとされている。ただ
し、ΔWaとΔWbとは、必ずしも正確に同じ値である必要はなく、僅かに異なっていて
もよい。
ンを確保しつつ、且つ、前記半導体層がゲート電極からはみ出す部分を最小化することが
できる。そのため、はみ出した半導体層で発生する光電流を抑制することができる。
Dと対向する先端部分S1が円弧状の凹みを有しており、ドレイン電極Sと対向する部分
の幅よりも細い幅の延長部分S2の延長部分を介して信号線17に接続されている。また
、ドレイン電極Dは、ソース電極Sと対向する先端部分D1が円弧状であるが実質的に直
径W1の円盤形状を有し、前記先端部分の幅W1よりも細い幅W2の延長部分を介して画
素電極21に接続されている。このような構成とすると、製造時にマスクずれ等があって
もゲート電極Gとドレイン電極Dとの間の寄生容量CGDの変動を抑制することができる
。更に、ドレイン電極の先端周囲とソース電極とが対向している部分の長さ(チャネル幅
)を大きくできるから、TFTのオン電流を大きくすることができる。そのため、この実
施例のTFTを備えた液晶表示装置10によれば、表示画質のバラツキが少なく、しかも
、高速で作動可能な液晶表示装置10が得られる。
Sのドレイン電極Dと対向する先端部分S1が円弧状の凹部であり、ドレイン電極Dのソ
ース電極Sと対向する先端部分D1が円弧状であるが実質的に直径W1の円盤形状のもの
を用いた例を示した。しかしながら、本発明の液晶表示装置で使用し得るTFTとしては
、図3に示したもの以外にも下記(1)及び(2)の条件を同時に満たしていれば、種々
の変形が可能である。
(1)ソース電極Sと対向するドレイン電極Dの先端部分D1の幅をW1とし、ドレイ
ン電極Dの先端部分D1から画素電極21を接続する方向に延びる延長部分D2の幅をW
2としたとき、W1>W2の条件を満たす。
(2)ゲート電極Gの外側において、半導体層16がドレイン電極Dの延長部分D2及
びソース電極Sの延長部分S2からはみ出す部分の幅をそれぞれΔWa及びΔWbとした
とき、略ΔWa=ΔWbの条件を満たす。
お、図4〜図7においては、図3に示したTFTと同一の構成部分には同一の参照符号を
付与してその詳細な説明は省略する。図4に示した第1の変形例は、実施例のTFTのド
レイン電極Dの先端部分D1が円弧状である実質的に直径W1の円盤形状のものを使用し
ているのに対し、ドレイン電極Dの先端部分D1が円弧状である直径W1の半円盤形状の
ものを使用した例である。この場合、ドレイン電極Dの先端部分D1と延長部分D2との
間は段階的に幅が変化しているが、実施例の液晶表示装置の場合と同様の効果を奏する。
直線状の凹みを有し、ドレイン電極Dのソース電極Sと対向する先端部分D1の形状が幅
W1の直線状である方形状となっている。しかも、このドレイン電極Dの先端部分D1は
、チャネル長を一定とするため、ソース電極Sの先端部分と平行になっている。加えて、
第2の変形例では、ソース電極Sの延長部分S2の幅はソース電極Sの先端部分S1の幅
と同一とされている。この第2の変形例の場合であっても、上記(1)及び(2)の条件
を同時に満たしているため、実施例の液晶表示装置の場合と同様の効果を奏する。
ン電極Dと対向する部分が直線状となっており、ドレイン電極Dのソース電極Sと対向す
る先端部分D1の形状も幅W1の直線状である方形状となっている。しかも、このドレイ
ン電極Dの端部分D1は、チャネル長を一定とするため、ソース電極Sの先端部分と平行
になっている。加えて、第3の変形例では、ソース電極Sの延長部分S2の幅はソース電
極Sの先端部分S1の幅と同一とされている。この第3の変形例の場合であっても、上記
(1)及び(2)の条件を同時に満たしているため、実施例の液晶表示装置の場合と同様
の効果を奏する。
分D1と先端部分D1より狭い幅W2の延長部分D2との間が、連続的に幅が狭くなるよ
うにテーパ状に接続させたものである。この第4の変形例の場合であっても、上記(1)
及び(2)の条件を同時に満たしているため、実施例の液晶表示装置の場合と同様の効果
を奏する。
うな本発明の液晶表示装置は、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、携帯情報端末など
の電子機器に使用することができる。このうち、液晶表示装置41をパーソナルコンピュ
ータ40に使用した例を図8Aに、同じく半透過型のFFS型の液晶表示パネル46を携
帯電話機45に使用した例を図8Bに示す。ただし、これらのパーソナルコンピュータ4
0及び携帯電話機45の基本的構成は当業者に周知であるので、詳細な説明は省略する
量電極 15:ゲート絶縁膜 16:半導体層 17:信号線 18:保護絶縁膜 19
:層間膜 20:コンタクトホール 21:画素電極 22:透明基板 23:カラーフ
ィルタ層 24:共通電極 25:液晶 S:ソース電極 S1:(ソース電極の)先端
部 S2:(ソース電極の)延長部分 D:ドレイン電極 D1:(ドレイン電極の)先端
部 D2:(ドレイン電極の)延長部分 AR:アレイ基板 CF:カラーフィルタ基板
Claims (4)
- スイッチング素子として、透明基板上に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極及びその周囲の透明基板表面を被覆する絶縁膜と、前記ゲート電極上の絶縁膜の表面に形成された半導体層と、前記半導体層に部分的に重複するように互いに対向配置されたソース電極及びドレイン電極と、を有する薄膜トランジスタを備えた液晶表示装置において、
前記ドレイン電極は、前記ソース電極と対向するドレイン電極先端部と、当該ドレイン電極先端部から延びるドレイン電極延長部とを備え、前記ドレイン電極先端部の幅をW1とし、前記ドレイン電極延長部の幅をW2としたとき、W1>W2となるように形成され、
前記ソース電極は、前記ドレイン電極と対向するソース電極先端部と、当該ソース電極先端部の幅と同じかそれよりも細いソース電極延長部とを備え、
前記半導体層は、前記ゲート電極の外側に延びる前記ドレイン電極延長部及び前記ソース電極延長部に沿って形成されるはみ出し部を除いて前記ゲート電極の領域内に形成され、前記ドレイン電極及び前記ソース電極の延在方向と直交する前記はみ出し部の幅は、前記ドレイン電極延長部からはみ出す部分の幅をΔWa、前記ソース電極延長部からはみ出す部分の幅をΔWbとしたとき、略ΔWa=ΔWbとなるように形成されている、
液晶表示装置。 - 前記ソース電極先端部には円弧状又は直線状の凹みが形成され、前記ドレイン電極先端部には円弧状又は直線状の突起が形成され、前記ドレイン電極の円弧状又は直線状の突起は前記ソース電極の円弧状又は直線状の凹み内に一定距離隔てて配置されている、請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記ソース電極先端部及び前記ドレイン電極先端部は共に直線状に形成され、前記ソース電極先端部と前記ドレイン電極先端部は一定距離隔てて平行に配置されている、請求項1に記載の液晶表示装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置を備えた、電子機器。
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