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JP5151804B2 - 基地局制御装置、基地局、通信方法 - Google Patents

基地局制御装置、基地局、通信方法 Download PDF

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JP5151804B2 JP2008216061A JP2008216061A JP5151804B2 JP 5151804 B2 JP5151804 B2 JP 5151804B2 JP 2008216061 A JP2008216061 A JP 2008216061A JP 2008216061 A JP2008216061 A JP 2008216061A JP 5151804 B2 JP5151804 B2 JP 5151804B2
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Description

本発明は、移動体無線通信における基地局間移動に関する。
移動体無線通信システムにおいて、ユーザ端末(移動局)が基地局間を移動する際には、移動局とネットワークとの間でハンドオーバを実行することにより、通信を途切れさせることなく継続することを可能としている。
ここでハンドオーバとは、ある基地局と通信を行っている移動局が、当該基地局との距離が離れる(受信レベルが低くなる)とともに他の基地局との距離が近づいた(受信レベルが高くなった)ときに通信相手を変更する技術である。このために、移動局は、常に無線環境を測定し、より良い伝送品質で通信を行うことができる基地局を探索する。
一つの基地局がカバーする通信エリアは通常半径数Kmであり、複数の基地局の通信エリア同士が隙間無く隣接するよう設置される。上記一つの基地局がカバーする通信エリアはセル、特に上記のサイズの通信エリアはマクロセルと呼ばれる。
マクロセルを多数設置し通信エリアをカバーする方法は、少ない基地局で広範囲をカバーできるためコスト面で有効であるといえる。一方、マクロセルにおいては、例えば2GHz帯などの比較的高い周波数帯で通信を行う場合にビルの陰、屋内、地下などに電波が届かない状況が生じやすいことなどが問題である。
そこで、マクロセルの通信エリア内に、更にマクロセルよりも小さな範囲の通信エリアをカバーする基地局(例えば屋内基地局)を設置することで、上記の問題を解決する試みがなされている。このマクロセルよりも小さな通信エリアをカバーするセルは、マイクロセルあるいはピコセルと呼ばれる。例えば、マクロセルとマイクロセルあるいはピコセルとを通信エリアが重なる形で利用する場合のハンドオーバについては特許文献1及び特許文献2に開示されている。
また、マイクロセルあるいはピコセルよりもカバーエリアが更に小さな超小型セルにフェムトセル(Femtocell)がある。フェムトセルがカバーする通信エリアは半径10m前後であり、特に屋内の狭いエリア、例えば個人宅内をカバーするのに好適である。
フェムトセルを個人宅のような屋内に設置する場合、ADSLやFTTHなどのブロードバンド回線を基地局とコアネットワークとの接続に利用することができるため、通常の基地局−コアネットワーク間に用いられる専用回線を設置する必要がなくインフラコストを安価に抑えることが可能である。
WO2002/104056 特許第2693924号
移動局がマクロセルからフェムトセルへハンドオーバを実行する際、移動局はマクロセル在圏時に通信可能なフェムトセルを探索する。
フェムトセルの探索において、マクロセルを形成する基地局はセル同期に関する情報(報知情報)を所定のある短い周期で繰り返し移動局に報知する。ここで、報知情報に含まれる情報としては、事業者コード、セルID、セルの通信品質測定の判定の基準となる情報、隣接セル情報(セルの周波数、セルID等)等がある。
一方、マクロセル内にある数以上の複数のフェムトセルが存在するとき、所定の周期中に当該複数のフェムトセルすべてについての報知情報を送信することができない場合が生じる。また、必要な情報量に応じて報知周期をより長く設定した場合、その分移動局でハンドオーバに必要な情報を受信するのに時間がかかってしまうので、ハンドオーバ可能なタイミングを超過することにより通信の断絶が発生する可能性がある。
そこで、本発明は、通信エリアを共有するセル間での接続切り替えを円滑に行うことを目的とする。
本発明の実施例の一態様においては、複数のセルを管理する基地局制御装置において、前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の識別情報を受信するとともに、前記複数のセルのうち、該移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループ識別情報を受信する受信部と、前記複数のセルのうち、前記セルグループ識別情報により特定されるセルグループに属するセルであって、前記移動局に対して接続を許容する基地局が形成するセルを前記移動局の識別情報に基づいて特定し、特定した該セルを形成する基地局に対して、該移動局との接続を要求するメッセージを送信させる制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする基地局制御装置を用いる。
また、本実施例の他の態様においては、複数のセルを管理する基地局制御装置において、 前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループの識別情報を受信する受信部と、前記セルグループに含まれるセルを形成する各基地局に対し、前記移動局との接続を要求するメッセージを送信する制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする基地局制御装置を用いる。
更に、前記基地局制御装置から、前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の識別情報を受信する受信部と前記移動局の識別情報に基づいて、自局が接続を許容する移動局を特定し、特定した該移動局に対して接続を許容することを通知するメッセージを、前記基地局制御装置を介して前記他の基地局制御装置へ送信する制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする基地局を用いる。
本発明によれば、通信エリアを共有するセル間での接続切り替えを円滑に行うことが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
なお、本実施例は上記マクロセル−フェムトセル間のハンドオーバについて適用することを一例としているが、これに限定されるものではなく、マイクロセルやピコセル等通信エリアを共有するセル間一般においても適用できる。
(1)実施例が適用される通信システム例
図1は、本発明の実施例が適用される通信システムの一例として、マクロセルのエリア内に複数のフェムトセルが存在する場合を示す。
図において、マクロセルを形成する基地局はRNC(Radio Network Controller)により制御され、マクロセル内に在圏する複数のフェムトセルF1〜8を形成する基地はNRNC(New Radio Network Controller)により制御される。以下、マクロセルを形成する基地局をマクロセル基地局、フェムトセルと形成する基地局をフェムトセル基地局とそれぞれ表記することがある。
F1〜8をそれぞれ個々のフェムトセルとすると、マクロセル基地局は移動局に対しF1〜8についての報知情報を所定の周期で繰り返し報知することになる。
一方、マクロセル内に所定数以上(例えば33個以上)のフェムトセルが存在するとき、当該所定の周期中にすべてのフェムトセルについての報知情報を送信することができない場合が生じる。移動局は、当該フェムトセルについての報知情報を基にハンドオーバ先のセルを探索するので、すべてのフェムトセルについての報知情報が得られない場合、マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバが円滑に実行できないことがある。
そこで、マクロセル内に存在するフェムトセルを複数のグループに分けて管理することにより、あるグループのフェムトセルは同じ報知情報として、グループ毎の報知情報をマクロセル基地局から移動局へ報知することが考えられる。
フェムトセルのグループ化においては、例えば、設置順に順次グループ番号を付与していくことにより、各グループに含まれるフェムトセルの数に偏りが生じないようにする方法が考えられる。また、マクロセル内にあるフェムトセルの数が比較的少ないときには、隣接するフェムトセル同士が異なるフェムトセルグループに属するようにグループ化するのも有効な方法となり得る。
図2は、マクロセル内に存在する8個のフェムトセルをGr1、Gr2、Gr3の三つのグループに分けて管理する通信システムを示す。
図2の通信システムにおいては、マクロセルの基地局が移動局へ報知する報知情報にはGr1、Gr2、Gr3についての情報が含まれる。報知情報に含まれるセルグループについての情報には、例えば、事業者コード、セルグループの識別情報であるセルグループID、セルグループの通信品質測定の判定の基準となる情報、セルグループの周波数等がある。
このような場合、フェムトセルグループの数がある数以下(例えば32個以下)のときはすべてのフェムトセルグループについての報知情報を、マクロセル基地局から移動局に報知することが可能である。
しかし、報知情報を受信した移動局が、フェムトセルグループに属するフェムトセルへのハンドオーバを要求するときも、ネットワーク側では、当該移動局がハンドオーバ先に要求するフェムトセルグループは識別できるが、当該フェムトセルグループに属するどのフェムトセルであるかは識別することは難しい。よってこのような場合も、マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバが円滑に実行できない事態が生じる。
また、フェムトセルの運用においては、あるフェムトセルの基地局に対して接続が許容されるユーザが限定される場合(例えば、家庭内に設置する場合)と、接続が許容されるユーザが限定されない場合(例えば、喫茶店等の公衆の場に設置する場合)とが想定されている。
ここで、マクロセルからあるフェムトセルへの移動に伴うハンドオーバには、図3に示す3つのケースが考えられる。
すなわち、マクロセルから、1)接続が許容される(接続制限の無い場合を含む)基地局が形成するフェムトセルへの移動、2)接続制限の有る基地局が形成するフェムトセルであり、且つ、接続が許容される基地局が形成するフェムトセルと同じグループ(Gr1)に属するフェムトセルへの移動、又は、3)接続制限の有る基地局が形成するフェムトセルであり、且つ、接続が許容される基地局が形成するフェムトセルと異なるグループ(Gr2)に属するフェムトセルへの移動、のいずれかについてのハンドオーバである。
ネットワーク側は、移動局のマクロセルからのハンドオーバが1)の場合であるか、2)の場合であるかを識別することができない、すなわち、同一グループに属すフェムトセル基地局のそれぞれに対して当該移動局の接続が許容されるか否かを識別できないため、ハンドオーバが円滑に実施できない可能性がある。
そこで本実施例では、ネットワーク側が各フェムトセルグループに属す各フェムトセルを識別し、いずれかのフェムトセル基地局への接続を要求する移動局と当該フェムトセル基地局との接続が許容されるか否かを判定できるようにする。
または、移動局からの接続要求をネットワークにより通知されたフェムトセル基地局が、自局と当該移動局との接続が許容されるか否かを判定できるようにする。
(2)本実施例に用いられる装置図
(a)基地局制御装置の例
図4は本実施例に用いられる新基地局制御装置(NRNC)図の例である。
図において、100はコアネットワーク、200はNRNC、201、217は伝送路インタフェース、202はスイッチ、203は制御部、211は多重分離部、212はソフトハンドオーバ部、213は秘匿処理部、214は監視部、215は同期処理部、216はPaging処理部、300はフェムトセル基地局(Femto)を示す。
伝送路インタフェース201はコアネットワークとの間で送受信する信号の送信処理及び受信処理を行うインタフェースである。
スイッチ202は伝送路インタフェース201又は217で送受信する信号について各種処理を行うブロックとの切り替えを行う。
制御部203には、呼処理機能204、リソース管理部205、信号測定の指示及び測定結果の分析を行う測定制御機能206、ハンドオーバ制御機能207、装置監視制御機能208、自装置の配下にある基地局を管理する基地局管理制御機能209、移動局と自装置の配下にある基地局との接続の管理を行う接続管理制御機能210が含まれる。
接続管理機能210は、例えば、自装置の通信エリアと通信エリアを共有する各フェムトセルについての識別情報、当該各フェムトセルが属するフェムトセルグループについての識別情報、及び当該各フェムトセルを形成する基地局との接続が許容される移動局についての識別情報のいずれかを対応付けた対応表を記憶する。接続管理機能210は当該対応表に基づき、後述の図9(S7)、図12(S21及びS22)、図14(S37及びS38)、図17(S52)、図18(S50)に示される処理のうち少なくともいずれかの処理を行う。
多重分離部211は、MAC(Media Access Control)レイヤにおいて、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重、及び、トランスポートチャネルからの論理チャネルへの分離を行う。
ソフトハンドオーバ処理部212は、移動局のソフトハンドオーバに関わる処理を行う。
秘匿処理部213は、送受信するデータの秘匿化及び秘匿解除処理を行う。
監視部214は、トラフィック監視やセル状態の監視を行う。
同期処理部215は、データの送受信処理におけるタイミング管理を行う。
Paging処理部216は、各位置登録エリア内の移動局に対しての着信通知に関するPaging処理を行う。
伝送路インタフェース217はフェムトセル基地局との間で送受信する信号の送信処理及び受信処理を行うインタフェースである。
なお、本実施例に用いられるマクロセルの基地局を制御する基地局制御装置(RNC)は、例えば、図4と同様の機能処理ブロックを備えるが、フェムトセル基地局についての伝送路インタフェース217の代わりにマクロセル基地局についての伝送路インタフェースを備える構成を有する。また、マクロセルの基地局を制御するRNCは、図4の制御部203におけるは接続管理機能を備えなくてよい。
(b)基地局装置の例
図5は本実施例に用いられるフェムトセル基地局装置図の例である。
図において、301は伝送路インタフェース、302はスイッチ、303は制御部、308は符号処理部、309は無線インタフェース、400は移動局を示す。なお、図4と重複する部分には同一の符号を付し説明を省略する。
伝送路インタフェース301は、NRNC200との間で送受信する信号の送信処理及び受信処理を行うインタフェースである。
スイッチ302は伝送路インタフェース301又は無線インタフェース309で送受信する信号について各種処理を行うブロックとの切り替えを行う。
制御部303には、リソース管理機能304、信号測定を実施する測定機能305、装置監視制御機能306が含まれる。
また、制御部303はUE(移動局)登録管理機能307を備える場合がある。UE登録管理機能307は自局に対する接続を許容する移動局のリストを記憶する。なお、当該リストは、例えば自局に対する接続を許容する移動局の登録端末(移動局)番号のリストである。UE登録管理機能307は記憶している当該リストに基づき、例えば、後述の図17(S53)、図18(S57及びS58)、図19(S63及びS64)に示される処理のうち少なくともいずれかの処理を行う。
符号処理部308は、送信データの符号化及び受信データの復号化を行う。
無線インタフェース309は、移動局400との間で送受信する信号の送信処理又は受信処理を行うインタフェースである。
(c)移動局の例
図6は本実施例に用いられる移動局装置図の例である。
図において、401は信号送受信部、402はアナログ・ベースバンド処理部、403はデジタル・ベースバンド処理部、404は表示部、405はアプリケーション処理部、406は電源機能部、407は外部機能を示す。
信号送受信部401は、アンテナを介して受信した受信信号をキャリア周波数のRF(Radio Frequency)信号から中間周波数のIF(Intermediate Frequency)信号へと変換し、直交検波により復調する。また、信号送受信部401は、送信信号を直交変調し、IF信号をキャリア周波数のRF信号へと変換しアンテナを介して送信する。
アナログ・ベースバンド処理部402は、受信信号について、アナログ−デジタル変換を行い、ベースバンド信号を取り出す。また、アナログ・ベースバンド処理部402は、送信信号について、ベースバンド信号のデジタル−アナログ変換を行う。
デジタル・ベースバンド処理部403は、DSP(Digital Signal Processor)、CPU(Central Processing Unit)、メモリ等を備える。
デジタル・ベースバンド処理部403は、ベースバンド信号の符号化及び復号化、データマッピング、秘匿処理等の処理を行う。また、上位レイヤにおいて無線管理プロトコル処理、呼制御や移動管理等が行われる。
また、デジタル・ベースバンド処理部403は、ハンドオーバに関する処理を行う。例えば、基地局から送信された報知情報を元に隣接セルの信号品質測定(例えば、信号対雑音比の測定)を行う。
さらに、デジタル・ベースバンド処理部403は、ハンドオーバやCell Update等の通信接続の手順で送信される各種メッセージ(例えば、Measurement Report、Cell Update等)を生成する。
表示部404は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)及びLCDドライバを備え、デジタル・ベースバンド処理部403において処理されたデータを表示する。
アプリケーション処理部405は、CPUやメモリを備え、各種のソフトウェア処理を行う。アプリケーション処理部405が行う処理には、例えば、カメラやカードインタフェース等に関するソフトウェア処理がある。
(3)第1実施例
図7は、本実施例が適用される通信システムの例を示す。
マクロセルの基地局(以下、BTS:Base Tranceiver Stationと表記することがある)は、当該マクロセルに在圏する移動局(以下、UE:User Equipmentと表記することがある)と通信を行っている。
また、マクロセルのエリア内には複数のフェムトセル基地局(Femto)の通信エリアであるフェムトセルが存在する。それぞれのフェムトセルにはフェムトセル番号及びフェムトセルグループ名が設定されている。例えば、フェムトセル番号C11〜14のフェムトセルは、フェムトセルグループGrAに属し、フェムトセル番号C21〜25のフェムトセルは、フェムトセルグループGrBに属す。
なお、以下フェムトセル番号Cnm(n=1、2、…、m=1、2、…)のフェムトセルCnm、フェムトセルCnmの形成する基地局をFemtoCnmと表記することがある。
BTSはRNCにより制御され、FemtoC11〜14、21〜25はNRNCにより制御される。
本実施例では、NRNCが、図8に示すような、フェムトセル番号、フェムトセルグループ名、及び、登録端末(移動局)番号(UE−ID)を対応付けた対応表を記憶している。
ここで、登録端末とは、あるフェムトセル基地局が通信接続の制限を行っている場合に、当該フェムトセルで通信を行えるよう登録している移動局、すなわち、当該フェムトセルを形成する基地局に対して接続が許容される移動局を示す。
図の対応表において、例えば、フェムトセルC11は、フェムトセルグループGrAに属し、FemtoC11に対して接続が許容される移動局はN1であることが示されている。
なお、図は、各フェムトセルについて登録されている移動局が一つの場合であるが、各フェムトセルについて複数の移動局を登録することも可能である。また、ある移動局を複数のフェムトセルについて登録することも可能である。
図9は、本実施例におけるハンドオーバのフローを示す。
S1において、RNCの指示に応じて、BTSはフェムトセルを含む隣接セルについての同期情報を、マクロセルに在圏する移動局に送信する。ここで、BTSが報知する同期情報は、個々のフェムトセルではなくフェムトセルグループ毎(GrA及びGrB)の情報である。
S2において、移動局は、S1でBTSが送信した報知情報を受信する。
S3において、移動局は、S2で受信した報知情報に含まれる情報に基づき、フェムトセルグループGrA及びGrBと、在圏するマクロセル(以下、マクロセルXとする)とについて、受信信号の品質測定を行う。例えば、各フェムトセルグループに対応する周波数の信号について信号対雑音比(SN比:Signal to Niose ratio)を測定する。図では、品質を示す値は、フェムトセルグループGrAがaaa、フェムトセルグループGrBがbbb、マクロセルXがcccである。ここで、品質を示す値が大きいほど、当該セルについての通信品質が良好であることを示す。
S4において、移動局は、フェムトセルグループGrAの信号品質の値がセルXの信号品質の値よりも大きくなったこと(aaa>ccc)を検出すると、BTSを介してRNCへMeasurement Reportを送る。Measurement Reportにより移動局からRNCへ送信されるパラメータには、UE−ID“N1”及び品質測定結果“GrA:aaa、GrB:bbb、X:ccc”がある。
S5において、RNCは、S4でMeasurement Reportにより受信したパラメータに基づき、aaa>cccを判定し、セルXからフェムトセルGrAに属すフェムトセルへのハンドオーバの実行を決定する。
S6において、RNCはNRNCに対しRadio Link Setupを送る。Radio Link SetupによりRNCからNRNCへ送信されるパラメータには、UE−ID“N1”、フェムトセルグループ名“GrA”、及び、在圏セル名“X”が含まれる。
S7において、NRNCは、自装置が記憶する図8の対応表を参照し、S6でRadio Link Setupにより受信したパラメータのUE−ID及びフェムトセルグループ名に対応するフェムトセル番号の有無、すなわち、当該UE−IDに示される移動局との接続が許容される基地局が形成するフェムトセルが、当該フェムトセルグループに存在するか否かを判定する。図では、“N1”及び“GrA”に対応するフェムトセル番号“C11”を取得する。
S8において、NRNCは、S7で取得したフェムトセル番号に基づき、FemtoC11にRadio Link Setupを送る。Radio Link SetupによりNRNCからフェムトセルC11に送信されるパラメータには、UE−ID“N1”、フェムトセルグループ名“GrA”、及び、在圏セル名“X”が含まれる。
S9において、FemtoC11は、S8で受信したRadio Link Setupに対してRadio Link Setup Responseを送信することにより、NRNCへ応答する。
S10において、NRNCは、S9で受信したRadio Link Setup ResponseをRNCへ転送する。Radio Link Setup Responseの転送により、フェムトセル番号“C11”がRNCへ通知される。
以上により、RNCは、移動局と接続が許容される基地局が形成するフェムトセルに対してのハンドオーバ手順を実行することが可能となる。
なお、RNCがフェムトセル番号を通知された後のハンドオーバの手順は、例えば、図10及び図11に示される以下のステップによる。
図10及び図11において、RNCは、NRNC及びFemtoC11を介して移動局に対して物理チャネルの設定変更を通知するPhysical Channel Reconfigurationを送信する(S11、S15)。
図10において、移動局がFemtoC11の通信エリアに在圏し、Physical Channel Reconfigurationの受信に成功した場合は、Physical Channel Reconfiguration Completeを、FemtoC11を介してRNCへ送信することにより応答する(S12)。
RNCは、移動局から送信されたPhysical Channel Reconfiguration Completeを受信すると、BTSに対しRadio Link Deletion Requestを送る(S13)。
BTSが、当該Radio Link Deletion Requestを受信すると、RNCに対しRadio Link Deletion Responseを送信することにより応答し、移動局との接続を開放する(S14)。
一方、図11において、移動局がFemtoC11の通信エリアに在圏せず、Physical Channel Reconfigurationを受信できなかった場合は、RNCにおいて応答受信タイムアウトによりハンドオーバの失敗を検出する(S16)。
RNCは、NRNCを介してFemtoC11に対しRadio Link Deletion Requestを送信する(S17)。
FemtoC11は、Radio Link Deletion Requestを受信すると、Radio Link Deletion ResponseをNRNCを介してRNCへ送信することにより応答し、移動局との接続を開放する(S18)。
(4)第1実施例の変形例
前述の第1実施例は、主に、RRC(Radio Resourse Control)のプロトコル状態が、Cell_DCH(Dedicated CHannel)状態、すなわち、移動局に個別チャネルが割り当てられ、Downlink及びUplinkで音声データやパケットデータの送受信が可能な状態である場合に適用される。
一方、本実施例は、Cell_FACH(Foward Access CHannel)状態、又は、Cell_PCH(Paging CHannel)状態である場合にも適用される。
ここで、Cell_FACH状態では、移動局に個別チャネルが割り当てられず、DownlinkではFACHにより制御情報やユーザデータを受信し、Uplinkでは共通チャネルにより随時パケットデータを送信することができる。また、Cell_PCH状態では、移動局に個別チャネルが割り当てられず、DownlinkではPCHによりユーザデータを受信し、Uplinkでは通常データ送信用のチャネルを有さないため、データ送信には所定の手順に従うことを要する。
Cell_FACH状態又はCell_PCH状態のとき、移動局はセル間を移動する際、ハンドオーバの要求は行わないが、セルの更新をネットワークに対し通知するCell Updateを実行する。
以下、本実施例について、図7と同様の通信システムにおいてマクロセルでデータ受信等を行っていた移動局が、マクロセルと通信エリアを共有するフェムトセルへ移動する場合を例に説明する。
なお、本実施例では、第1実施例と同様、NRNCが、図8に示すような、フェムトセル番号、フェムトセルグループ名、及び、登録端末(移動局)番号(UE−ID)を対応付けた対応表を記憶している。
図12は本実施例でのCell Updateのフローを示す。
S19において、移動局は、移動先のFemtoC11に対しCell Updateを送信する。Cell Updateにより、移動局からFemtoC11へ、UE−ID“N1”及び元の在圏セル情報(ここではマクロセルXについての情報)が送られる。
S20において、FemtoC11は、S19で受信したCell Updateに基づき、NRNCに対しUplink Signaling Transfer Indicationを送る。Uplink Signaling Transfer IndicationによりFemtoC11からNRNCへ送信されるパラメータには、UE−ID“N1”、フェムトセル番号“C11”、及び、元の在圏セル名“X”が含まれる。
S21において、NRNCは、自装置が記憶する図8の対応表を参照し、S20でUplink Signaling Transfer Indicationにより受信したパラメータの、UE−IDとフェムトセル番号とが対応する組み合わせの有無、すなわち、当該UE−IDに示される移動局が当該フェムトセル番号に示されるフェムトセルを形成する基地局に対して接続が許容されるか否かを判定する。図では、UE−ID“N1”とフェムトセル番号“C11”とが対応する組み合わせの有無を確認する。
S22において、UE−ID“N1”とフェムトセル番号“C11”との組み合わせが対応表に「ある」と判定する。また、「ある」と判定された場合は、対応表を参照し、フェムトセル番号“C11”に対応するフェムトセルグループ名“GrA”を取得する。
S23において、NRNCは、S20でUplink Signaling Transfer Indicationにより受信したパラメータに示される元の在圏セル名“X”に基づき、マクロセルXに対応するRNCへUplink Signaling Transfer Indicationを送る。Uplink Signaling Transfer IndicationによりNRNCからRNCに送信されるパラメータには、UE−ID“N1”、フェムトセルグループ名“GrA”、及び、在圏セル名“X”が含まれる。
以上により、RNCは、移動局との接続が許容される基地局が形成するフェムトセルに対してCell Updateの手順を行うことが可能となる。
なお、RNCがUplink Signaling Transfer Indicationを受信した後のCell Updateの手順は、例えば、図13に示される以下のステップによる。
図13において、Uplink Signaling Transfer Indicationを受信したRNCは、移動局の管理を行う基地局制御装置を変更するRelocaionの要否を判定し、Relocationを要すると判定する場合は、上位局のMMS(Multimedia Messaging Service)に対しRelocation Requiredを送る(S24)。
MMSは、RNCからRelocation Requiredを受信すると、NRNCを介してFemtoC11との間でRelocation Procedure(Relocation手順)を実行する。Relocation手順では、SCCP Connection Setup(S25)、Relocation Request(S26)、Iu Bearer Setup(S27)、Relocation Request Acknwledge(S28)の送受信が行われる。
FemtoC11は、移動局に対しCell Update Confirmを通知する(C29)。また、FemtoC11は、上位局に対しRelocation Detectを通知する(S30)。
Cell Update Confirmを受信した移動局は、FemtoC11に対しPhysical Channel Reconfiguration Completeを通知する(S31)。
FemtoC11は、Physical Channel Reconfiguration Completeを受信すると、上位局に対しRelocationの完了を通知するRelocation Completeを送る(S32)。
MMSは、Relocationの完了が通知されると、RNCとの間のIuインタフェースのリンクの解放を要求するIu Release Commandを送信する(S33)。RNCは、Iu Release Commandを受信すると、MMSとの間のIuインタフェースのリンクを解放する。
一方、図14は、移動局がCell Updateを要求するFemtoC14が、接続制限により当該移動局との接続を許容しない場合のフローを示す。
S35において、移動局は、移動先のFemtoC14に対しCell Updateを送信する。Cell Updateにより、移動局からFemtoC14へ、UE−ID“N1”及び元の在圏セル情報(マクロセルXについての情報)が送られる。
S36において、FemtoC14は、S35で受信したCell Updateに基づき、NRNCに対しUplink Signaling Transfer Indicationを送る。Uplink Signaling Transfer IndicationによりFemtoC11からNRNCへ送信されるパラメータには、UE−ID“N1”、フェムトセル番号“C14”、及び、元の在圏セル名“X”が含まれる。
S37において、NRNCは、自装置が記憶する図8の対応表を参照し、S36でUplink Signaling Transfer Indicationにより受信したパラメータの、UE−IDとフェムトセル番号とが対応する組み合わせの有無を判定する。図では、UE−ID“N1”とフェムトセル番号“C14”とが対応する組み合わせの有無を確認する。
S38において、UE−ID“N1”とフェムトセル番号“C14”との組み合わせが対応表に「ない」と判定する。
S39において、NRNCは、FemtoC14にUplink Signaling Transfer NGを送信し、移動局とFemtoC14との間のCell UpdateがNGであることを通知する。
S40において、FemtoC14は、移動局とのリンクを確立できないため、移動局に対しRRC Connection Releaseを通知する。
以上により、移動局が接続制限されている基地局の形成するフェムトセルに対してはCell Updateの手順が実行されないよう処理することが可能となる。
なお、図15に、図14でフェムトセルへのCell Updateができなかった移動局が再度マクロセル基地局との接続を確保するまでのフローの例を示す。
RRC Connnection Releaseを受信した移動局はIdle状態となる(S41)。
移動局は、在圏するFemtoC14への位置登録手順を開始するが、FemtoC14は、接続制限により当該移動局との接続を行うことはできないので、当該移動局からの位置登録要求に対して接続拒否の手順を実行する(S42)。
FemtoC14により接続拒否された移動局は、セル探索を行い、マクロセルXへCamp onする(S43)。
移動局は、再度マクロセルXへの位置登録要求を行い、位置登録手順を完了する(S44)。移動局は呼接続の再設定のため、マクロセルXにおいてCell Update手順を実行する(S45)。
(5)第2実施例
本実施例が適用される通信システムは、図7に示されるものと同様とする。
本実施例では、NRNCが、図16に示すような、フェムトセル番号及びフェムトセルグループ名を対応付けた対応表を記憶している。
図16の対応表において、例えば、フェムトセルC11は、フェムトセルグループGrAに属すことが示されている。
また、本実施例では、各フェムトセル基地局(Femto)が、自局と通信することを登録しているユーザリスト、すなわち、登録端末(移動局)番号(UE−ID)のリストを記憶している。各フェムトセルについて登録される移動局は一つでも、複数でもよい。更に、ある移動局を複数のフェムトセルについて登録することも可能である。
図17は、本実施例におけるハンドオーバのフローを示す。
S46において、RNCの指示に応じて、BTSはフェムトセルを含む隣接セルについての同期情報を、マクロセルに在圏する移動局に送信する。ここで、BTSが報知する同期情報は、個々のフェムトセルではなくフェムトセルグループ毎(GrA及びGrB)の情報である。
S47において、移動局は、S46でBTSが送信した報知情報を受信する。
S48において、移動局は、S47で受信した報知情報に含まれる情報に基づき、フェムトセルグループGrA及びGrBと、在圏するマクロセル(セルX)とについて、受信信号の品質測定を行う。例えば、各フェムトセルグループに対応する周波数の信号について信号対雑音比(SN比)を測定する。図では、品質を示す値は、フェムトセルグループGrAがaaa、フェムトセルグループGrBがbbb、セルXがcccである。
S49において、移動局は、フェムトセルグループGrAの信号品質の値がセルXの信号品質の値よりも大きくなったこと(aaa>ccc)を検出すると、BTSを介してRNCへMeasurement Reportを送る。Measurement Reportにより移動局からRNCへ送信されるパラメータには、UE−ID“N1”及び品質測定結果“GrA:aaa、GrB:bbb、X:ccc”がある。
S50において、RNCは、S49でMeasurement Reportにより受信したパラメータに基づき、aaa>cccを判定し、マクロセルXからフェムトセルGrAに属すフェムトセルへのハンドオーバの実行を決定する。
S51において、RNCはNRNCに対しRadio Link Setupを送る。Radio Link SetupによりRNCからNRNCへ送信されるパラメータには、UE−ID“N1”、フェムトセルグループ名“GrA”、及び、在圏セル名“X”がある。
S52において、NRNCは、自装置が記憶する図16の対応表を参照し、S51でRadio Link Setupにより受信したパラメータに示されるフェムトセルグループ名に対応するフェムトセル番号のフェムトセル基地局すべてにRadio Link Setupを送信する。図では、NRNCは、“GrA”に対応するフェムトセル番号“C11”“C12”“C13”“C14”の基地局、Femto11、12、13、14のそれぞれにRadio Link Setupを送信する。
S53において、FemtoC11〜14のそれぞれは、自局が記憶するユーザリストを参照し、Radio Link Setupにより受信したパラメータに示されるUE−ID“N1”が当該リストに存在するか否かを判定する。図において、FemtoC11はUE−ID“N1”がリストに「ある」と判定し、FemtoC12〜14はUE−ID“N1”がリストに「ない」と判定する。
S54において、FemtoC11は、S53で受信したRadio Link Setupに対して、NRNCに、Radio Link Setup Responseを送信することにより応答する。また、NRNCは受信したRadio Link Setup ResponseをRNCへ転送する。Radio Link Setup Responseの転送により、フェムトセル番号“C11”がRNCへ通知される。
S55において、FemtoC12〜14は、それぞれRadio Link Setup FailureをNRNCに対して送信する。
以上により、RNCは、移動局との接続が許容される基地局が形成するフェムトセルへのハンドオーバ手順を実行することが可能となる。
なお、RNCがフェムトセル番号を通知された後のハンドオーバの実行は、例えば、図10又は図11と同様のステップによる。
(6)第2実施例の変形例
本実施例は、第2実施例と同様の通信システムにおいて、移動局がCell Updateを実施する際の処理の例を示すものである。
以下、本実施例について、図7と同様の通信システムにおいてマクロセルでデータ受信等を行っていた移動局が、マクロセルと通信エリアを共有するフェムトセルへ移動する場合を例に説明する。
なお、本実施例では、第1実施例と同様、NRNCが、図16に示すような、フェムトセル番号とフェムトセルグループ名とを対応付けた対応表を記憶している。
また、本実施例では、各フェムトセル基地局(Femto)が、自局と通信することを登録しているユーザリスト、すなわち、登録端末(移動局)番号(UE−ID)のリストを記憶している。各フェムトセルについて登録される移動局は一つでも、複数でもよい。更に、ある移動局を複数のフェムトセルについて登録することも可能である。
図18は本実施例でのCell Updateのフローを示す。
S56において、移動局は、移動先のFemtoC11に対しCell Updateを送信する。Cell Updateにより、移動局からFemtoC11へ、UE−ID“N1”及び元の在圏セル情報(ここではマクロセルXについての情報)が送られる。
S57において、FemtoC11は、自局が記憶するユーザリストを参照し、Cell Updateにより受信したパラメータに示されるUE−ID“N1”が当該リストに存在するか否かを判定する。
S58において、FemtoC11はUE−ID“N1”がリストに「ある」と判定する。
S59において、FemtoC11は、S57で受信したCell Updateに基づき、NRNCに対しUplink Signaling Transfer Indicationを送る。Uplink Signaling Transfer IndicationによりFemtoC11からNRNCへ送信されるパラメータには、UE−ID“N1”、フェムトセル番号“C11”、及び、元の在圏セル名“X”が含まれる。
S60において、NRNCは、自装置が記憶する図16の対応表を参照し、S59でUplink Signaling Transfer Indicationにより受信したパラメータの、UE−IDとフェムトセル番号に対応するフェムトセルグループ名を検索する。図では、フェムトセル番号“C11”に対応するフェムトセルグループ名を探索し、フェムトセルグループ名“GrA”を取得する。
S61において、NRNCは、S60でUplink Signaling Transfer Indicationにより受信したパラメータに示される元の在圏セル名“X”に基づき、マクロセルXに対応するRNCへUplink Signaling Transfer Indicationを送る。Uplink Signaling Transfer IndicationによりNRNCからRNCに送信されるパラメータには、UE−ID“N1”、フェムトセルグループ名“GrA”、及び、在圏セル名“X”が含まれる。
以上により、RNCは、移動局との接続が許容される基地局が形成するフェムトセルに対しCell Updateの手順を行うことが可能となる。
なお、RNCがUplink Signaling Transfer Indicationを受信した後のCell Updateの手順は、例えば、図13と同様のステップによる。
一方、図19は、移動局がCell Updateを要求するFemtoC14が、接続制限により当該移動局との接続を許容しない場合のフローを示す。
S62において、移動局は、移動先のフェムトセルを形成するFemtoC14に対しCell Updateを送信する。Cell Updateにより、移動局からFemtoC14へ、UE−ID“N1”及び元の在圏セル情報(マクロセルXについての情報)が送られる。
S63において、FemtoC14は、自局が記憶するユーザリストを参照し、Cell Updateにより受信したパラメータに示されるUE−ID“N1”が当該リストに存在するか否かを判定する。
S64において、FemtoC14はUE−ID“N1”がリストに「ない」と判定する。
S65において、FemtoC14は、移動局とのリンクを確立できないため、移動局に対しRRC Connection Releaseを通知する。
以上により、移動局が接続制限されている基地局が形成するフェムトセルに対してはCell Updateの手順が実行されないよう処理することが可能となる。
なお、図19でフェムトセルへのCell Updateができなかった移動局が再度マクロセル基地局との接続を行う手順は、例えば図15に示すものと同様のフローによる。
(7)その他
本実施例は上記のようなマクロセルとフェムトセルとが通信エリアを共有する通信システムについて適用することを一例としているが、これに限定されるものではなく、マイクロセルやピコセル等通信エリアを共有するセル間一般を含む通信システムにおいて適用してもよい。
また、フェムトセル、フェムトセルグループ、及び登録された移動端末の識別は上記実施例に示した番号や記号等に限らず、他の識別情報を用いてもよい。
本実施例は例えばIMT−2000等の通信システムに適用することが可能である。
(付記1)
複数のセルを管理する基地局制御装置において、
前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の識別情報を受信するとともに、前記複数のセルのうち、該移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループ識別情報を受信する受信部と、
前記複数のセルのうち、前記セルグループ識別情報により特定されるセルグループに属するセルであって、前記移動局に対して接続を許容する基地局が形成するセルを前記移動局の識別情報に基づいて特定し、特定した該セルを形成する基地局に対して、該移動局との接続を要求するメッセージを送信させる制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とする基地局制御装置。
(付記2)
前記制御部は、前記セルグループの識別情報により特定されるセルグループに属する複数のセルのうち、前記移動局に対して接続を許容する基地局が形成するセルが特定されないとき、該セルグループに属するいずれのセルを形成する基地局に対しても、該移動局との接続を要求するメッセージを送信させない制御を行うことを特徴とする請求項1記載の基地局制御装置。
(付記3)
前記制御部は、前記特定した前記セルを形成する基地局から、前記移動局に対して接続を許容することを通知するメッセージを受信すると、前記他の基地局制御装置に対して、該メッセージに、該セルの識別子を含めて送信させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の基地局制御装置。
(付記4)
前記制御部は、移動局の識別情報と、該移動局に対して接続を許容する基地局が形成するセルの識別情報と、該接続を許容する基地局が形成するセルが含まれるセルグループの識別情報と、を対応付けた対応表を有し、該対応表に基づいて前記セルの特定を行うことを特徴とする請求項1ないし3記載の基地局制御装置。
(付記5)
複数のセルを管理する基地局制御装置において、
前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループの識別情報を受信する受信部と、
前記セルグループに含まれるセルを形成する各基地局に対し、前記移動局との接続を要求するメッセージを送信する制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とする基地局制御装置。
(付記6)
前記制御部は、前記セルグループに含まれるセルのいずれかから、前記移動局に対して接続を許容することを通知するメッセージを受信すると、前記他の基地局制御装置に対して、該メッセージに該セルの識別情報を含めて送信する制御を行うことを特徴とする請求項5記載の基地局制御装置。
(付記7)
前記制御部は、前記セルグループの識別情報と、該セルグループに含まれるセルの識別情報と、を対応付けた対応表を有し、該対応表に基づいて、該セルグループに含まれるそれぞれのセルを形成する基地局に対し、前記他の基地局制御装置の配下のセルを形成する基地局に接続された移動局との接続を要求するメッセージを送信する制御を行うことを特徴とする請求項5又は6記載の基地局制御装置。
(付記8)
基地局制御装置に管理される複数のセルのいずれかを形成する基地局において、
前記基地局制御装置から、前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の識別情報を受信する受信部と、
前記移動局の識別情報に基づいて、自局が接続を許容する移動局を特定し、特定した該移動局に対して接続を許容することを通知するメッセージを、前記基地局制御装置を介して前記他の基地局制御装置へ送信する制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とする基地局。
(付記9)
前記制御部は、前記移動局の識別情報に基づき、自局に対して接続を許容しない移動局を特定すると、前記基地局制御装置に対して、該移動局との接続を許容しないことを通知するメッセージを送信する制御を行うことを特徴とする請求項8記載の基地局。
(付記10)
複数のセルを管理する基地局制御装置は、
前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の識別情報を受信するとともに、前記複数のセルのうち、該移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループ識別情報を受信し、
前記複数のセルのうち、前記セルグループ識別情報により特定されるセルグループに属するセルであって、前記移動局に対して接続を許容する基地局が形成するセルを前記移動局の識別情報に基づいて特定し、特定した該セルを形成する基地局に対して、該移動局との接続を要求するメッセージを送信させる制御を行う、
ことを特徴とする通信方法。
(付記11)
複数のセルを管理する基地局制御装置は、
前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループの識別情報を受信し、
前記セルグループに含まれるセルを形成する各基地局に対し、前記移動局の識別情報を該移動局との接続を要求するメッセージとともに送信する制御を行い、
前記複数のセルのいずれかを形成する基地局は、
前記基地局制御装置から、前記移動局の識別情報を受信し、
前記移動局の識別情報に基づいて、自局が接続を許容する移動局を特定し、特定した該移動局に対して接続を許容することを通知するメッセージを、前記基地局制御装置を介して前記他の基地局制御装置へ送信する制御を行う、
ことを特徴とする通信方法。
本発明の実施例が適用される通信システムの例。 マクロセル内に存在する複数のフェムトセルをグループに分けて管理する通信 システムの例。 マクロセルからあるフェムトセルへの移動に伴うハンドオーバの例。 本実施例に用いられる新基地局制御装置(NRNC)図の例。 本実施例に用いられる基地局装置図の例。 本実施例に用いられる移動局装置図の例。 本実施例が適用される通信システムの例。 第1実施例及び第1実施例の変形例でNRNCが記憶する対応表の例。 第1実施例におけるハンドオーバのフロー。 第1実施例におけるハンドオーバ手順(ハンドオーバ成功の場合)の例。 第1実施例におけるハンドオーバ手順(ハンドオーバ失敗の場合)の例。 第1実施例の変形例におけるCell Updateのフロー(Cell Update成功の場合)。 第1実施例の変形例におけるCell Update手順(Cell Up date成功の場合)の例。 第1実施例の変形例におけるCell Updateのフロー(Cell Update失敗の場合)。 第1実施例の変形例におけるCell Update手順(Cell Up date失敗の場合)の例。 第2実施例及び第2実施例の変形例でNRNCが記憶する対応表の例。 第2実施例におけるハンドオーバのフロー。 第2実施例の変形例におけるCell Updateのフロー(Cell Update成功の場合)。 第2実施例の変形例におけるCell Updateのフロー(Cell Update成功の場合)。
符号の説明
100 コアネットワーク
200 新基地局制御装置
201、217 伝送路インタフェース
202 スイッチ
203 制御部
204 呼処理機能
205 リソース管理機能
206 測定制御機能
207 ハンドオーバ制御機能
208 装置監視制御機能
209 基地局管理制御機能
210 接続管理制御機能
211 多重分離部
212 ソフトハンドオーバ部
213 秘匿処理部
214 監視部
215 同期処理部
216 Paging処理部
300 フェムトセル
301 伝送路インタフェース
302 スイッチ
303 制御部
304 リソース管理機能
305 測定機能
306 装置監視制御機能
307 UE登録管理機能
308 符号処理部
309 無線インタフェース
400 移動局
401 送受信部
402 アナログ・ベースバンド処理部
403 デジタル・ベースバンド処理部
404 表示部
405 アプリケーション処理部

Claims (10)

  1. 複数のセルを管理する基地局制御装置において、
    前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の識別情報を受信するとともに、前記複数のセルのうち、該移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループ識別情報を受信する受信部と、
    前記複数のセルのうち、前記セルグループ識別情報により特定されるセルグループに属するセルであって、前記移動局に対して接続を許容する基地局が形成するセルを前記移動局の識別情報に基づいて特定し、特定した該セルを形成する基地局に対して、該移動局との接続を要求するメッセージを送信させる制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする基地局制御装置。
  2. 前記制御部は、前記セルグループの識別情報により特定されるセルグループに属する複数のセルのうち、前記移動局に対して接続を許容する基地局が形成するセルが特定されないとき、該セルグループに属するいずれのセルを形成する基地局に対しても、該移動局との接続を要求するメッセージを送信させない制御を行うことを特徴とする請求項1記載の基地局制御装置。
  3. 前記制御部は、前記特定した前記セルを形成する基地局から、前記移動局に対して接続を許容することを通知するメッセージを受信すると、前記他の基地局制御装置に対して、該メッセージに、該セルの識別子を含めて送信させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の基地局制御装置。
  4. 前記制御部は、移動局の識別情報と、該移動局に対して接続を許容する基地局が形成するセルの識別情報と、該接続を許容する基地局が形成するセルが含まれるセルグループの識別情報と、を対応付けた対応表を有し、該対応表に基づいて前記セルの特定を行うことを特徴とする請求項1ないし3記載の基地局制御装置。
  5. 複数のセルを管理する基地局制御装置において、
    前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループの識別情報を受信する受信部と、
    前記セルグループに含まれるセルを形成する各基地局に対し、前記移動局との接続を要求するメッセージを送信する制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする基地局制御装置。
  6. 前記制御部は、前記セルグループに含まれるセルのいずれかから、前記移動局に対して接続を許容することを通知するメッセージを受信すると、前記他の基地局制御装置に対して、該メッセージに該セルの識別情報を含めて送信する制御を行うことを特徴とする請求項5記載の基地局制御装置。
  7. 前記制御部は、前記セルグループの識別情報と、該セルグループに含まれるセルの識別情報と、を対応付けた対応表を有し、該対応表に基づいて、該セルグループに含まれるそれぞれのセルを形成する基地局に対し、前記他の基地局制御装置の配下のセルを形成する基地局に接続された移動局との接続を要求するメッセージを送信する制御を行うことを特徴とする請求項5又は6記載の基地局制御装置。
  8. 基地局制御装置に管理される複数のセルのいずれかを形成する基地局において、
    前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の識別情報と前記複数のセルのうちで該移動局の接続先候補のセルが属するセルグループ識別情報とを受信した前記基地局制御装置が、該セルグループ識別情報が示すセルグループに含まれる各セルを形成する各基地局に対して送信した前記移動局の識別情報を受信する受信部と、
    前記移動局の識別情報に基づいて、自局が接続を許容する移動局を特定し、特定した該移動局に対して接続を許容することを通知するメッセージを、前記基地局制御装置を介して前記他の基地局制御装置へ送信する制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする基地局。
  9. 複数のセルを管理する基地局制御装置は、
    前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の識別情報を受信するとともに、前記複数のセルのうち、該移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループ識別情報を受信し、
    前記複数のセルのうち、前記セルグループ識別情報により特定されるセルグループに属するセルであって、前記移動局に対して接続を許容する基地局が形成するセルを前記移動局の識別情報に基づいて特定し、特定した該セルを形成する基地局に対して、該移動局との接続を要求するメッセージを送信させる制御を行う、
    ことを特徴とする通信方法。
  10. 複数のセルを管理する基地局制御装置は、
    前記複数のセルのそれぞれと通信エリアを共有するセルを管理する他の基地局制御装置から、該他の基地局制御装置の配下の基地局と接続された移動局の接続先候補の基地局が形成するセルが属するセルグループの識別情報を受信し、
    前記セルグループに含まれるセルを形成する各基地局に対し、前記移動局の識別情報を該移動局との接続を要求するメッセージとともに送信する制御を行い、
    前記複数のセルのいずれかを形成する基地局は、
    前記基地局制御装置から、前記移動局の識別情報を受信し、
    前記移動局の識別情報に基づいて、自局が接続を許容する移動局を特定し、特定した該移動局に対して接続を許容することを通知するメッセージを、前記基地局制御装置を介して前記他の基地局制御装置へ送信する制御を行う、
    ことを特徴とする通信方法。
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