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JP5147202B2 - 光学式欠陥検査装置 - Google Patents

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JP5147202B2 JP2006180639A JP2006180639A JP5147202B2 JP 5147202 B2 JP5147202 B2 JP 5147202B2 JP 2006180639 A JP2006180639 A JP 2006180639A JP 2006180639 A JP2006180639 A JP 2006180639A JP 5147202 B2 JP5147202 B2 JP 5147202B2
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Description

本発明は、ウェハ上の欠陥を検出する光学式欠陥検査装置の検出精度が迅速かつ容易に校正し、欠陥寸法の適正化及び検出精度の変動を抑制する技術に関する。
半導体製造工程では、半導体基板(ウェハ)上に異物が存在すると配線の絶縁不良や短絡などの不良の原因になる。さらに半導体素子の微細化に伴い、微細な異物であってもキャパシタの絶縁不良やゲート酸化膜などの破壊の原因にもなる。これらの異物は、搬送装置の可動部から発生するものや人体から発生するもの、プロセスガスにより処理装置内で反応生成されたもの、薬品や材料に混入していたものなど種々の状態で混入し得る。
こうしたウェハ上の異物等の欠陥を検出する技術の1つとして、ウェハ上にレーザを照射し、ウェハ上に付着している異物等からの散乱光を検出し、直前に検査した同一品種のウェハの検査結果と比較することによって異物等の欠陥を検査するものがある(特許文献1等参照)。
特開昭62−89336号公報
上記従来技術のような光学式欠陥検査装置では検査用照明光や検出光学系のレンズ等に関係する光学条件が温度や気圧,時間で変動し、欠陥の検出精度にばらつきが生じる場合がある。
しかしながら、光学式欠陥検査装置において散乱光量を欠陥の大きさに変換するための検量線は、一般に、半導体製造工程における電子顕微鏡を用いた後段の検査工程で実際に測長された欠陥の大きさ(より信頼性のある値)を光学式欠陥検査装置の検査データにフィードバックして散乱光量に関連付ける方法で作成される。そのため、検量線を校正しようとしても目的の欠陥箇所の電子顕微鏡による測長結果がフィードバックされるまでに長時間を要していた。
しかも、半導体製造工程では一旦ラインを稼働させると長期に亘って稼働し続けるのが通常であることから、検出精度を頻繁にチェックすることも現実的には難しい状況にある。
本発明の目的は、欠陥寸法の検出精度を迅速に適正化し検出精度の変動を抑制することによって半導体製造ラインのシステム安定性を向上させることができる光学式欠陥検査装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、試料を載置するステージと、所定の入射角を有する検査用照明光を試料表面に照射し試料表面にビームスポットを生成する照明光学系と、前記ビームスポットからの反射光を検出する検出光学系とを有する光学式欠陥検査装置において、大きさが既知の標準粒子を配置した校正用試料上の前記標準粒子の位置及び大きさを予め記憶した記憶部と、前記校正用試料を検査対象とした場合に、前記大きさが既知の標準粒子からの散乱光に基づく前記検出光学系の出力を、前記記憶部に記憶された対応位置の標準粒子の既知の大きさと関連付け、前記検出光学系の出力と真の値との相関関係を作成する校正処理部と、検査試料を検査対象とした場合に、前記校正処理部で作成された前記相関関係に基づき、前記検出光学系からの出力を欠陥の大きさに変換する信号処理部とを備える。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記校正用試料は、前記標準粒子を大きさで分類しその大きさごとに予め定められた複数の領域に配置したものであり、前記記憶部には、それぞれの領域の範囲座標と各領域内に配置された標準粒子の大きさとが記憶されている。
(3)上記(2)において、好ましくは、前記校正用試料の複数の領域は、前記検出光学系のスキャン方向に沿って配列されている。
(4)上記(1)において、好ましくは、前記検出光学系は検出器としてTDIセンサを備えており、前記校正処理部は、複数の1次元センサを有する複数のチャネルのうちの1つのチャネルを基準に他のチャネルの感度レベルを補正する手順を実行する。
(5)上記(1)において、好ましくは、前記検出光学系は検出器としてTDIセンサを備えており、前記校正処理部は、一の方向にスキャンする時に得られる検出値の感度レベルを他の方向にスキャンする時に得られる検出値を基準に補正する手順を実行する。
本発明によれば、校正用試料を検査するのみで検出精度が迅速かつ容易に校正されるので、欠陥寸法の検出精度を迅速に適正化し検出精度の変動を抑制することができ、半導体製造ラインのシステム安定性を向上させることができる。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置の構成を説明する。
図1において、図中の左下に座標系を示したように、平面上にXY軸、垂直上方にZ軸をとる。Z軸はステージ301の中心を通っている。光学式欠陥検査装置は、ウェハ等の試料1を載置したステージ301をXYZ方向の各軸に沿って移動させる機能とステージ301をZ軸周りに回転させる機能を有するステージ部300と、試料1上に検査用照明光を照射する照明光学系100と、試料1からの散乱光を検出する検出光学系200と、演算処理・信号処理等を行う制御装置400と、制御装置400からの表示信号に基づき検出結果等を表示する表示装置500とを有する。
ステージ部300は、特に図示していないが、ステージ301をX軸方向に移動させるXステージ、ステージ301をY軸方向に移動させるYステージ、ステージ301をZ軸方向に移動させるZステージ、ステージ301をZ軸周りに回転させる回転ステージを備えており、各ステージがそれぞれ対応の動作をすることにより試料1を移動させる。また、ステージ部300にはステージ制御コントローラ305が備えられており、試料1を移動させる各ステージはこのコントローラ305からの指令信号によって動作する。
照明光学系100は、レーザ光源101,凹レンズ102及び凸レンズ103からなるビームエキスパンダ、光学フィルタ群104及びミラー105からなるビーム整形部、光学分岐要素(又はハーフミラー)106及び凹レンズ146を有する第1ビームスポット結像部、ミラー107及び凹レンズ147を有する第2ビームスポット結像部を有する。
レーザ光源101の好適例の一つは例えば高出力のYAGレーザの第3高調波THGであり、その波長は355nm程度が好ましい。但し、必ずしも波長355nmである必要はない。また、レーザ光源101がYAG/THGである必要もなく、Arレーザ,窒素レーザ,He−Cdレーザ,エキシマレーザ等他の光源をレーザ光源101に用いても良い。
レーザ光源101から出射したレーザビームは、光学分岐要素106によって2つの光路に分岐する。そのうちの一方はミラー107で反射して凹レンズ147に入射し、これにより第2のビームスポット結像部からの検査用照明光12が生成される。また、他方が凹レンズ146に入射することによって、第1のビームスポット結像部からの検査用照明光11が生成される。これらの検査用照明光11,12は、試料1の表面の垂線に対して所定角度傾斜して照射される。試料1には検査用照明光11,12によって細長いビームスポット3が形成される。
検出光学系200は、検出レンズ201,空間フィルタ202,結像レンズ203,ズームレンズ群204,検出器(イメージセンサ)205,空間フィルタ制御コントローラ207、及び、ズームレンズ制御コントローラ208を有する。本実施の形態においては、TDI(Time Delay Integration:遅延積算)センサを検出器205に用いる。検出器205からの出力信号は制御装置400に出力される。検出光学系200の光軸はZ軸に沿って配置されている。
試料1上に検査用照明光が照射されてビームスポット3が生成されると、試料1から散乱光を含む反射光が出射される。この出射光は、例えば試料1上の異物等の欠陥や回路パターンから出射される。この出射光は、検出光学系200の検出レンズ201・空間フィルタ202・結像レンズ203を経由し、検出器205によって受光され、そこで光電変換される。レーザ光源101からのビーム光束の照度(パワー)は、空間フィルタ202又はレーザパワーを制御することにより変化させることができるため、検出器205の出力のダイナミックレンジを変えることができる。
制御系400は、各種信号を入力する入力部404,各種入力信号を基に各種演算処理を行う演算部411,入力信号や演算結果或いは制御に必要な定数やプログラム等を記憶する記憶部410,対応の出力先に信号出力する出力部403を有している。
記憶部410は、各種演算処理や駆動制御に必要なプログラムや定数を予め格納した
ROM409,演算結果等を一時記憶する遅延メモリ405,検出器205からの検出信号を処理するのに必要な校正係数やサイズ換算テーブル(ともに後述)を記憶する演算メモリ406等を有している。
演算部411は、各種出力信号を演算する演算処理部401,検出器205からの出力を基に検出イメージを生成する信号処理部402,検出イメージから欠陥の可能性がある箇所を検出する比較検出部407,演算メモリ406に記憶する校正係数や変換テーブルの補正を行う校正処理部408(後述)を有する。
演算処理部401は、CPU(中央演算処理装置)等を有しており、入力装置600からの入力信号やプログラム等に基づいて各コントローラ207,208,305や表示装置500等に出力する指令信号を演算する機能を有している。演算処理部401で演算された各指令信号は出力部403を介し、各コントローラ207,208,305や表示装置500等に出力され、これによってステージ301の動作やレーザ光源の出力、ズームレンズ群204のズーム倍率、空間フィルタ202の動作、或いは図示しないフォーカス装置の合焦動作,表示装置500の表示内容等が制御される。
信号処理部402は、入力部404を介してデジタル信号化された検出器205からの出力を基に、演算メモリ406に格納された試料1の表面等の検出イメージ(図2(a)参照)を生成する。生成された検出イメージは遅延メモリ405に記憶される。
比較検出部407は、遅延メモリ405に記憶されている隣接チップの検出イメージ
(図2(b)参照)を読み出し、これを生成した検査イメージ(図2(a)参照)と比較して信号差をとり、隣接チップ間の形状の相違箇所を検出する。また、この比較検出部
407は、検出した相違箇所を異物或いはパターン異常等の欠陥のデータとして欠陥マップ(図2(c)参照)を生成し、記憶部410の所定領域に記憶する。さらに、比較検出部407は、特定した欠陥の大きさを適正に評価するために、TDIセンサの校正係数
(後述)を演算メモリ406から読み出し、検出器205からの出力(散乱光量)を補正する。そして、この補正出力値をサイズ換算テーブルに従って欠陥の大きさに変換する。算出した欠陥の大きさは記憶部410の所定領域に記憶される。
ここで、検出光学系200に用いられるTDIセンサとは、1次元センサ205aをX軸方向に沿って多段(n段)に配列したセンサである(図3参照)。1段目の1次元センサ205aで取得した像の情報を後段の1次元センサ205aに順次転送し画像の積分を行う方法で段数分だけ光量の蓄積が行われる。本例の場合、検出器205の走査方向(X軸方向)にn段、Y軸方向に複数列(図3では模式的に3列が図示されているが列数は限定されない)の1次元センサ205aを有するチャネルがY軸方向にmチャネル配列されて検出器205が形成されている。
なお、本実施の形態の場合、検出器205は、試料1に対してX軸正の方向(FWD方向)に相対移動する時だけでなく、試料1に対してX軸負の方向(REV方向)に相対移動する時に検出した試料1からの散乱光も試料1の検出イメージに用いる。このとき、検出器205をFWD方向からREV方向に走査方向を転換する場合、方向転換に際して検出器205のY軸方向位置を所定距離移動させる。REV方向からFWD方向に方向転換する場合も同様である。つまり、検出器205を試料1に対してジグザグに相対移動させる。それに対し、1次元センサ205aの隣接段における取得情報の転送方向は後段に向かう一方向のみである。この場合、スキャン方向(FWD/REV)により検出値にばらつきが生じるが、本実施の形態ではそれを後に説明する方法で補正する。
なお、本実施の形態においては、各列の1段目からn段目の一次元センサ205aで蓄積された受光量が飽和状態にまで至らない場合(受光容量内の場合、図4参照)は問題ないが、n段目までの受光量の積分値が飽和状態(受光容量以上、図5(a)参照)になってしまうと検出器205に入射した散乱光量が把握できない。そこで本実施の形態では、例えば先のROM409等に予め光量推定用の数式が格納されており、この数式を読み出して図5(b)のようにセンサの受光容量を超えた分を演算することができる。
図6は制御装置400の欠陥検出の手順を表すフローチャートである。
まず、ステージ301上にセットされた試料1(ここでは検査ウェハとする)がスキャンされる(S101)と、制御装置400は入力部404を介して検出光学系200の検出器205からの信号を入力し、ROM409内の信号処理用のプログラムを読み出して信号処理部402にて入力信号を高速並列画像処理する(S102)ことにより検査イメージを取得する(S103)。
続いて、比較検出部407にてS103で取得した検査イメージと位置が対応する隣接チップの取得済み検査イメージを遅延メモリ405から読み出し(S104)、S105にて取得した検査イメージと隣接チップの検査イメージの位置合わせ画像処理を行う。そしてS106に手順を移し、取得した検査イメージと隣接チップの検査イメージを比較し、続くS107にて、比較結果(信号差)から欠陥の有無を判定する。
S107で欠陥が認められた場合、S108に手順を移行して検出光学系200によって検出された欠陥を基に比較検出部407にて欠陥の位置を特定して欠陥マップを作成し、S109にて欠陥マップを記憶部410の所定領域(遅延メモリ405や演算メモリ
406でも良い)に記憶して欠陥検出の手順を終了する。一方、S107で欠陥が認められなかった場合、制御装置400はS110に手順を移し、演算処理部401にて生成した指令信号を出力部403を介してステージ制御コントローラ305に出力し、検査ウェハをアンロードして欠陥検出の手順を終了する。
ここで、ウェハ表面の欠陥を検査する光学式欠陥検査装置は図6のS108,109のように欠陥マップを生成し、それが後段の電子顕微鏡(SEM等)による欠陥検査工程に役立てられるが、半導体の微細化に伴って検査効率の向上が急務となってきており、近年では光学式欠陥検査装置にも欠陥寸法検出の精度信頼性向上が要求されている。
しかしながら、光学式欠陥検査装置では検査用照明光や検出光学系のレンズ等に関係する光学条件が温度や気圧,時間で変動する。それに検出光学系のセンサの感度むら等も相俟って欠陥の検出寸法精度にばらつきが生じ易い。
通常、光学式欠陥検査装置において散乱光量を欠陥の大きさに変換するための検量線は、半導体製造工程において電子顕微鏡を用いた後段の検査工程で実際に測長された欠陥の大きさ(より信頼性のある値)を光学式欠陥検査装置の検査データにフィードバックして散乱光量に関連付ける方法で作成される。そのため、検量線を校正しようとしても電子顕微鏡による目的の欠陥箇所の測長結果がフィードバックされるまでに極めて時間を要していた。
しかも、半導体製造工程では一旦ラインを稼働させると長期に亘って稼働し続けるのが通常であることから、検出精度を頻繁にチェックすることも現実的には難しい状況にある。
そこで本実施の形態では、欠陥寸法の検出精度を迅速に適正化し検出精度の変動を抑制することによって半導体製造ラインのシステム安定性を向上させるために次に述べるような機能を備えている。
図7は校正用試料の概略構成を表す模式図である。
図7に示した校正用試料700は、ウェハ(基板)701上に、既知の大きさの異物
(標準粒子)が大きさで分類され配置された複数の領域702を設けて構成されている。各領域702に塗布された標準粒子は予め大きさ・個数・間隔が定められており、同じ領域702内に配置された標準粒子は製作上可能な範囲で大きさが統一されているが、領域によって標準粒子の大きさが異なる。各領域702の上側の数値はそこに配置された標準粒子の大きさ[μm]を例示したものである。また、各領域702のY軸方向最大寸法Hは検出器205のそれ(つまり1走査当たりのスキャン幅)よりも僅かに小さい程度とすることが好ましいが、領域702の大きさや形状は特に限定されない。
また、図7に示した例は一例であるが、例えば各領域702を検出器205のスキャン方向(本例ではX軸方向)に沿って並べると、各領域702を効率的にスキャンする上で好ましい。必要であればこうした領域702の列を複数(本実施の形態では3列の場合を図示した)形成し、図7に点線で表したように検出器205が各列の上方のみを通過するようにスキャンの軌跡を予め設定しておけばなお効率的である。さらには、例えば図8に示したように、検出器205が各領域702上を通過するときにのみスキャンし、スキャンエリアを矩形領域703のように断続的に形成するようにすれば、なお効率的である。なお、図8には図7に示した領域702の3つの列のうちの1列のみを抽出して表してある。
このとき、例えば前述したROM409には、この校正用試料700のデータ、すなわち各領域702の位置(領域の座標)及び各領域702内に塗布された標準粒子の大きさが記憶されている。また必要であれば、校正用試料700を検査する場合に、ウェハ全面をスキャンするのではなく、前述したように各領域702が効率的にスキャンされるように検出器205等を演算処理部401に実行させるプログラムを、検査ウェハの検査時のプログラムとは別にROM409等に格納しておくことも考えられる。
そして、校正用試料700を検査することにより、制御装置400は、校正処理部408による後述の校正手順の実行によって検出散乱光量に対する欠陥の大きさの評価精度の安定化を図る。
但し、その校正手順を実行するに当たって、校正用試料700を検査することを制御装置400に認識させる必要がある。そのためには様々な方法が考えられるが、例えば予め何らかの固有情報を校正用試料700に付与しておき、検出器205からの検出信号によりその固有情報が検知されたとき、制御装置400が校正手順を実行することが考えられる。また、校正用試料700をステージ301上にセットする際、ユーザが入力装置600の操作によって制御装置400に校正手順の実行を指示するようにしても良い。さらには、校正用試料700を検査ウェハとは別に格納した供給装置を別途用意しておき、設定のタイミングあるいはユーザの指示を受けて供給装置によって校正用試料700がステージ301上にセットされるようになり、これに連動して制御装置400が校正手順を実行するようにすることも考えられる。
図9は制御装置400による校正処理手順を表すフローチャートである。
図9において、S201において校正用試料700がロードされると、制御装置400は続くS202に手順を移し、ROM409内の対応のプログラムに従い、演算処理部
401にて実行しつつ校正処理部408による校正処理の手順を開始する。S202では、ROM409に格納された各領域702の座標情報を読み出して検出器205からの出力がどの領域702の標準粒子からの散乱光を検出したものかを特定し、ROM409内の該当する領域702の標準粒子の大きさ(つまり真の値)の情報に関連付け、それら関連付けられた情報を演算メモリ406に保存していく。
S203に手順が移ると、制御装置400は、校正処理部408にて各領域702の標準粒子からの有効な散乱光量データを抽出する。この手順は後の手順にて検出器205のチャネルごとの検出値のばらつきを補正するのに用いられる。
本来、ウェハ上にいろいろなサイズの標準粒子を各1個ずつ並べ、検出器205を1チャネルの幅分ずつずらしながら各標準粒子の散乱光量を測定すれば、1つの標準粒子からの散乱光量を全チャネルで検出し、それを比較することができる。しかし実際には、ウェハ上に標準粒子以外の異物(ゴミ)が不規則に付着している可能性があり、ゴミからの散乱光量が目的の標準粒子からの散乱光量と誤測定されかねない。
本実施の形態では、既に述べたように制限された領域702に固まって標準粒子が塗布されており、領域702内における標準粒子の分布のばらつきから、理想的な密度よりも密の箇所や疎の箇所が存在し得る。例えば標準粒子が高密度の箇所では複数個の標準粒子からの散乱光(多重散乱光)が含まれる場合があり、それが1つの標準粒子からの散乱光量と誤って検出される恐れがある。また、重なった標準粒子に限らず近接した複数の標準粒子からの散乱光も光近接効果の影響等を受けているので1つの標準粒子からの散乱光量データとしての有効性に欠ける。
そこでS203において、制御装置400は、校正処理部408にてボロノイ図(図
10参照)を作成し各領域702上の標準粒子の密度を計算する。そして、このボロノイ図を基に、図11に示したように、標準粒子の指定の分布よりも密度が疎でゴミである可能性が高い異物や接近していてデータの有効性に欠ける標準粒子を取り除いたものを検出器205のチャネルごとの検出値補正に有効な散乱光量が得られる標準粒子(有効粒子)とし、その有効粒子からの散乱光量を有効データとして抽出する。なお、図11におけるグラフの縦軸に採った「頻度」とは、横軸に採った「密度」を等間隔で区切った場合の各密度範囲内に存在する標準粒子数である。
次のS204では、制御装置400は、ROM409に格納されている所定プログラムに従って校正処理部408にて検出器205のチャネルとスキャン方向(FWD/REV)による検出値のばらつきを校正する。
チャネルによる検出値のばらつきについては、塗布した標準粒子の径の誤差,検査用照明光11,12の照射むら、TDIセンサの画素による感度むら、検出光学系レンズの収差,色むら等、様々な要因により同一標準粒子を各チャネルで測定しても同一出力になり難いことに起因する。
そこでこのS204では、検出器205の中心チャネルを基準とし、基準チャネルの周囲のチャネルを補正する。例えば、図12に示したように、検出器205の中央にチャネルBが位置する場合、それ以外のチャネルのうちの例えば両端のチャネルをそれぞれチャネルA,Cとする。この場合、図13に示したようにチャネルA,Cの検出光量を基準となるチャネルBの検出光量の感度レベルに換算し、チャネルA,B,Cによる検出光量
(輝度)のばらつきを補正する。なお、基準にするチャネルは、必ずしも中心に位置するチャネルでなくても良い。
具体的には、例えば、中心チャネルBの散乱光検出量をIb、チャネルA,Cの散乱光検出量をそれぞれIa,Icとした場合、チャネルAの校正係数KaをIb/Ia、チャネルCの校正係数KcをIb/Icとし、検査時のチャネルA,Cからの散乱光検出量にそれぞれ校正係数Ka,Kcを掛け合わせ、チャネルBからの散乱光検出量の検出レベルに補正する。勿論、チャネルA,C以外のチャネルについても同様にチャネルBを基準としたこの校正を行う。
スキャン方向による検出値のばらつきについては、スキャンの方向によるTDIセンサの感度の違いが要因となる。
このスキャン方向による検出値のばらつきを補正する場合、S203で抽出した標準粒子の径別(領域702別)の有効データの平均値をFWD方向とREV方向とで算出し、両値の比を校正係数とする。
具体的には、例えば図14において、FWD方向にスキャンしている時の散乱光検出量をIfwd、REV方向にスキャンしている時の散乱光検出量をIrevとした場合、校正係数KをIfwd/Irevと定め、検査時のREV方向にスキャンしている時の散乱光検出量Irevに校正係数Kを掛け合わせ、FWD方向にスキャンしている時の散乱光検出量Ifwdの検出レベルに補正する。この場合、図15に示したように、FWD方向にスキャンしている時の検出散乱光が基準となりその検出値に校正係数が乗算されることはないが、場合によってはREV方向にスキャンしている時の検出散乱光量を基準としても構わない。
すなわち、このステップ204では、例えば図12のチャネルAでREV方向にスキャンした時の検出散乱光量は、対応のチャネル校正係数Ka(=Ib/Ia)とスキャン方向校正係数K(=Ifwd/Irev)を掛けて中心チャネルBがREV方向にスキャンした時の検出レベルに補正される。
続くS205では、制御装置400は、校正処理部408にて、S203で抽出した有効データをS204の手順でばらつきを補正した結果得られた標準となる検出散乱光量とその標準粒子径を関連付けたサイズ換算テーブル(図16参照)を作成して演算メモリ
406に保存する。このサイズ換算テーブルは図17に示したようなグラフ或いは数式として記憶しても良い。
そして、制御装置400は、続くS206にてS204で算出した校正係数を演算メモリ406に保存し、S207に手順を移して校正用試料700をアンロードして本校正処理手順を終了する。
図18は通常の検査ウェハの検査で欠陥が認められた場合に制御装置400が行う欠陥寸法の評価手順を表すフローチャートである。
図18に示した手順は、既に説明した図6の欠陥検出手順のS107で欠陥が認められた場合、S109で記憶部410に記憶された欠陥情報を基に、図9で構成したセンサの校正係数やサイズ換算テーブルを用いて欠陥寸法を適正に評価する手順である。
制御装置400は、S107(図6参照)で欠陥が認められた場合、図18の手順を開始する。そしてまず、S301で演算メモリ406に記憶したチャネル校正係数及びスキャン方向校正係数を読み出し、信号処理部402にて、それら校正係数を適宜用いて欠陥箇所からの検出散乱光量をROM409内の所定のプログラムに順じて補正する(S302)。
S303に手順を移すと、制御装置400は、演算メモリ406からサイズ換算テーブルを読み出し、信号処理部402においてS302で適正に評価された検出散乱光量をサイズ換算テーブルに基づき欠陥寸法に換算する。そして、次のS304で欠陥寸法の算出結果を出力する。この場合、表示装置500に表示出力しても良いし、図示しないプリンタ等に出力することもできる。勿論、算出結果を記憶部410等に記憶しておき、ユーザによる入力装置600の操作に基づいて任意に表示出力等するようにすることもできる。
最後に、S305において、制御装置400は、演算処理部401にて演算した指令信号をステージ制御コントローラ305に出力し、検査ウェハをアンロードしてこの欠陥寸法評価手順を終了する。
以上のように、本実施の形態の光学式欠陥検査装置は、校正用試料700上の標準粒子の位置(領域)及び大きさを予め記憶した演算メモリ406と、校正用試料700を検査対象とした場合に、標準粒子からの散乱光に基づく検出器205の出力を演算メモリ406に記憶された対応位置の標準粒子の既知の大きさと関連付け、検出器205の出力と真の値との相関関係(サイズ換算テーブル)を作成する校正処理部408とを備えている。これにより、校正用試料700を検査するだけで容易かつ自動的に光学条件の振れによる検出結果のばらつきを補正することができる。また、他の検査工程(SEMによる検査工程等)の結果のフィードバックが不要で、しかも校正用試料700の検査結果のみからサイズ換算テーブルを更新することができるので、精度校正に要する時間も飛躍的に短縮することができる。こうした校正用試料700の検査を所定時間おき又は自動で実行することにより、半導体製造ラインのシステム安定性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、TDIセンサを検出器205に用いているので、そのチャネルによる検出値の触れやスキャン方向による検出値の触れを補正する校正係数を演算し、サイズ換算テーブルの更新や検査ウェハの検査時における欠陥寸法評価に反映させることにより、欠陥の検出精度や欠陥の寸法評価精度につきより高い信頼性を確保することができる。
なお、近年では半導体の微細化に伴って光源波長が短波長化してきており、センサ感度の問題からTDIセンサが多く用いられるようになってきている。しかしながら、使用する光源の波長を精度良く検出できれば検出器205にTDIセンサを用いる必要はなく、構成的に不要であればチャネル校正係数を算出する必要はない。また、本実施の形態ではTDIセンサをFWD/REV両方向にスキャンする場合を例に挙げて説明したが、一方向にのみスキャンする場合にも本発明は適用可能である。この場合、スキャン方向校正係数を算出する必要がない。その他、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは言うまでもない。
さらに、図1に示した記憶部410や演算部411内の全ての部分が検出光学系200と一体に設けられた制御装置400に備えられている必要はない。つまり、例えばROM409等のメモリ類は他の記憶装置で代用することもでき、他の記憶装置を制御装置400に接続して構成しても良い。LAN等を利用して他の記憶装置を制御装置400に接続することも考えられる。また、場合によっては演算部411の機能の一部を、制御装置400に接続した他のコンピュータ等で果たすことも可能である。これらの場合も同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置の構成を説明する。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による欠陥検出イメージを模式的に表した図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた検出器を模式的に表した図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた検出器で検出された検出散乱光(受光容量内)のイメージ図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた検出器で検出された検出散乱光(受光容量以上)の補正イメージ図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置の欠陥検出の手順を表すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置における校正処理用のツールである校正用試料の概略構成を表す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置における校正処理用のツールである校正用試料のスキャンエリアを例示した模式図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による校正処理手順を表すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による校正処理手順で用いられるボロノイ図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による校正処理手順で用いる有効データの抽出イメージを模式的に表した図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による校正処理手順で実行されるセンサチャネルによるセンサ感度の校正方法を説明するための図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による校正処理手順で実行されるセンサチャネルによるセンサ感度(校正係数)の校正イメージを表す図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による校正処理手順で実行されるスキャン方向によるセンサ感度の構成方法を説明するための図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による校正処理手順で実行されるスキャン方向によるセンサ感度(校正係数)の校正イメージを表す図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による校正処理手順で更新されたサイズ換算テーブルを模式的に例示した図である。 本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による校正処理手順で更新されたサイズ換算テーブルを模式的に例示した図である。 検査ウェハの検査で欠陥が認められた場合における本発明の一実施の形態に係る光学式欠陥検査装置に備えられた制御装置による欠陥寸法の評価手順を表すフローチャートである。
符号の説明
1…試料、3…ビームスポット、11,12…検査用照明光、100…照明光学系、
200…検出光学系、205…検出器、205a…1次元センサ、301…ステージ、
400…制御装置、401…演算処理部、402…信号処理部、405…遅延メモリ、
406…演算メモリ、407…比較検出部、408…校正処理部、409…ROM、410…記憶部、411…演算部、700…校正用試料、701…ウェハ、702…領域。

Claims (4)

  1. 試料を載置するステージと、
    所定の入射角を有する検査用照明光を試料表面に照射し試料表面にビームスポットを生成する照明光学系と、前記ビームスポットからの反射光を検出する検出光学系とを有する光学式欠陥検査装置において、
    大きさが既知の標準粒子を配置した校正用試料上の前記標準粒子の位置及び大きさを予め記憶した記憶部と、
    前記校正用試料を検査対象とした場合に、前記大きさが既知の標準粒子からの散乱光に基づく前記検出光学系の出力を、前記記憶部に記憶された対応位置の標準粒子の既知の大きさと関連付け、前記検出光学系の出力と真の値との相関関係を作成する校正処理部と、
    検査試料を検査対象とした場合に、前記校正処理部で作成された前記相関関係に基づき、前記検出光学系からの出力を欠陥の大きさに変換する信号処理部と、を有し、
    さらに、前記検出光学系は検出器としてTDIセンサを備えており、前記校正処理部は、一の方向にスキャンする時に得られる検出値の感度レベルを他の方向にスキャンする時に得られる検出値を基準に補正する手順を実行することを特徴とする光学式欠陥検査装置。
  2. 請求項1の光学式欠陥検査装置において、
    前記校正用試料は、前記標準粒子を大きさで分類しその大きさごとに予め定められた複数の領域に配置したものであり、
    前記記憶部には、それぞれの領域の範囲座標と各領域内に配置された標準粒子の大きさとが記憶されていることを特徴とする光学式欠陥検査装置。
  3. 請求項2の光学式欠陥検査装置において、
    前記校正用試料の複数の領域は、前記検出光学系のスキャン方向に沿って配列されていることを特徴とする光学式欠陥検査装置。
  4. 請求項1の光学式欠陥検査装置において、
    前記TDIセンサは、複数のチャネルを有し、
    前記校正処理部は、前記複数のチャネルのうちの1つのチャネルを基準に他のチャネルの感度レベルを補正する手順を実行することを特徴とする光学式欠陥検査装置。
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