JP5147031B2 - 堆肥化設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、堆積された堆肥材料に通気配管の通気孔から放出された空気を通してその堆肥材料の堆肥化を促進させる堆肥化設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
堆肥材料である家畜糞等の好気性発酵(堆肥化)を促進させるため、堆積された家畜糞等に床面から強制的に通気を行う方法が利用されている。家畜糞等に対する通気は床面に設置された開口率の大きな通気配管を利用して行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、通気配管を床面に設置する構造では、水分の多い家畜糞等によって通気配管が目詰まりを起こし易い。通気配管が目詰まりすると均一な通気が不可能となるため、その通気配管を取り外して洗浄したり、あるいはその通気配管を定期的に交換する必要がある。このため、堆肥化設備のメンテナンスに手間が掛かるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、通気配管が目詰まりしない構造にして、堆肥化設備のメンテナンスを容易にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、堆肥材料に対して床面から空気を供給する堆肥化設備であって、可撓性を有する網状樹脂管により構成されており、前記堆肥材料に空気を供給する通気孔を備える通気配管と、前記通気配管の周囲に配設され、その通気配管の通気孔より大きなスペーサからなる粒状層と、前記粒状層と前記堆肥材料との間に配設され、その堆肥材料が通り難い構造で通気性を有する堆肥支持層とを備えており、前記堆肥支持層は、前記堆肥材料が通り難いサイズの貫通孔が形成された樹脂シートと、前記樹脂シートの貫通孔のサイズより大きなサイズの貫通孔が形成されて、その樹脂シートを下方から支える金属板とから形成されており、前記通気配管及び前記粒状層は、前記床面に形成された溝で、排水ピットに接続された排水溝内に配設されており、さらに、前記排水溝内には、前記堆肥支持層が収納されて、その堆肥支持層の前記樹脂シートの高さが前記床面のレベルに等しいことを特徴とする。
本発明によると、通気配管の周囲にはスペーサによる粒状層が設けられており、その粒状層と堆肥材料との間に堆肥材料が通り難い構造で通気性を有する堆肥支持層が配設されている。このため、水分の多い家畜糞等の堆肥材料を使用しても通気配管が目詰まりを起こし難くなり、目詰まりは主に堆肥支持層で発生する。したがって、通気不良が発生した場合には、通気配管をそのままにし、主に堆肥支持層のみを補修すれば良くなり、堆肥化設備のメンテナンスが容易になる。
また、堆肥材料が通り難い樹脂シートを金属板の上に配置する構造のため、目詰まりが発生してもその樹脂シートだけを洗浄したり、交換するだけで良く、堆肥化設備のメンテナンスが容易になる。また、金属板により堆肥支持層の強度を確保できる。
また、通気配管及び粒状層を排水ピットに接続された排水溝内に配設することにより、堆肥材料から出た水分(排汁)をその排水溝によって排水ピットに導くことができる。このため、堆肥化設備の周辺が排汁で汚れることがなく、環境の悪化を防止できる。
【0006】
また、請求項2ように、通気配管、樹脂シート及び金属板は耐アルカリ性の材料により形成するのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施形態1に係る堆肥化設備の説明を行う。本実施形態1に係る堆肥化設備は堆肥材料として家畜糞を使用し、堆積された家畜糞(以下、堆肥材料という)に対して床面から強制的に通気してその堆肥材料の好気性発酵(堆肥化)を促進させる。ここで、図1は堆肥化設備の堆肥舎の床部拡大断面図(図3のI-I矢視図)であり、図2は図1のII -II矢視図である。また、図3(A)は堆肥化設備の堆肥舎の平面図、図3(B)は堆肥化設備の堆肥舎の正面図、図4は堆肥化設備の堆肥舎の側面図である。
【0008】
堆肥化設備1は、堆肥材料を堆積して貯える堆肥舎10を備えている。堆肥舎10は、図3等に示すように、平坦な基礎12の上に建てられた平面長方形の建物であり、例えばコンクリートブロックを積み上げることにより外壁14が形成される(図3(B)、図4)。堆肥舎10の外壁14は平面コ字形に形成されており、その外壁14の一方(長方形の一短辺に相当する部分)が開放されている。そして、外壁14の開放部分15が堆肥材料の搬入口及び発酵した堆肥の搬出口として使用される。また、外壁14の上には堆肥材料を雨等から守る屋根16が設けられている。
以下、堆肥舎10において開放部分15のある側を堆肥舎10の表側として説明を続ける。
【0009】
堆肥舎10の床Fには、その堆肥舎10の奥の外壁14に沿って主排水溝18mが形成されており、その主排水溝18mから堆肥舎10の表側に延びる複数本(図3では四本)の枝排水溝18bが分岐されている。枝排水溝18bには、堆肥舎10の奥側に近づくにつれて低くなるような傾斜が設けられている。主排水溝18mは、図4に示すように、枝排水溝18bよりも深く形成されており、図3における左端で奥の外壁14を横切って堆肥舎10の裏に設置された排水ピット19に接続されている。なお、主排水溝18mには、排水ピット19に近づくにつれて低くなるような傾斜が設けられている。
【0010】
堆肥舎10の裏には、排水ピット19の隣に通気用ブロワー20が設置されている。通気用ブロワー20には主通気配管22が接続されており、その主通気配管22が主排水溝18mを通って堆肥舎10の内側まで延びている。主通気配管22には、主排水溝18mと枝排水溝18bとの接続部分に分岐管22sが形成されており、これらの分岐管22sにそれぞれ枝通気配管24が接続されている。枝通気配管24は枝排水溝18bの底面上に配置されている。
【0011】
主通気配管22としては、耐アルカリ性の樹脂管(例えばポリエチレン管等)あるいは耐アルカリ性の金属管(例えばステンレス管)等が使用される。また、枝通気配管24としては外周壁に通気孔が形成された耐アルカリ性の樹脂管(例えばポリエチレン管等)や耐アルカリ性の可撓性を有する網状樹脂管、又は外周壁に通気孔が形成された金属管(例えばステンレス管)等が使用される。ここで、枝通気配管24としては通気孔面積が約67%の網状樹脂管を使用するのが好ましい。
即ち、通気用ブロワー20から圧送された空気は主通気配管22によって枝通気配管24まで送られ、その枝通気配管24の外周面に形成された通気孔から堆肥舎10内に放出される。
【0012】
主排水溝18mにはステンレス製の蓋が被せられており、堆肥舎10内の堆肥材料がその主排水溝18mに入り込まないようになっている。
枝排水溝18bには、図1に示すように、枝通気配管24を被うようにスペーサ(例えば、砕石又は砂利)が収納されている。スペーサ26は、枝通気配管24の通気孔よりも十分に大きな約5〜10mm径のサイズのものが使用される。なお、スペーサ26の代わりに樹脂製のビーズを使用することも可能である。スペーサ26は枝排水溝18bの開口近くまで収納される。即ち、スペーサ26の層が本発明の粒状層に相当する。
スペーサ26の上には貫通孔が形成された多孔板28がほぼ水平に配置される。ここで、多孔板28は、スペーサ26の上に直接載置しても良いし、枝排水溝18bの両側壁に支持部材(図示されていない)を固定し、その支持部材上に配置しても良い。
多孔板28としては、例えば厚さ約5mmのステンレス板に直径約5mmの貫通孔を均等に空けたものを使用するのが好ましい。
【0013】
多孔板28をステンレス等によって形成した場合、小口径(例えば直径2mm)の貫通孔を形成するのが困難であるため、約5mm程度の貫通孔を形成している。しかし、約5mm程度の貫通孔では籾殻やチップダストが通過してしまうため、 多孔板28の上には可撓性のある樹脂シート29が敷かれる。樹脂シート29は耐アルカリ性の樹脂(例えば、ポリエチレン)により約30mm程度の厚さに形成されており、堆肥材料や籾殻、チップダストを通さずに通気及び通水を確保できるように約2mm程度の貫通孔を有している。樹脂シート29としては、例えば樹脂繊維により網目約2mmに形成された樹脂ネットが好適に使用される。以下、樹脂シート29のことを樹脂ネット29と呼ぶ。
【0014】
図1に示すように、多孔板26の上に樹脂ネット29が配置された状態でその樹脂ネット29の高さが堆肥舎10の床面Fのレベルにほぼ等しくなる。なお、堆肥材料が堆肥舎10の床面Fに堆積された状態で、その樹脂ネット29の高さを堆肥舎10の床面Fのレベルにほぼ等しくするように、樹脂ネット29を床面Fより若干高くすることも可能である。
なお、多孔板28として小口径(例えば、約2mm)の貫通孔を形成することができ、さらに十分な強度を有するものを使用できれば、樹脂ネット29を省略しても良い。
即ち、多孔板28が本発明の堆肥支持層の金属層に相当し、樹脂ネット29が本発明の堆肥支持層の樹脂層に相当する。
【0015】
次に、堆肥化設備1の動作説明を行う。
先ず、堆肥舎10の床面F及び樹脂ネット29の上にチップダストやおがくず、籾殻等の敷き料が所定の厚みで敷かれ、その敷き料の上に堆肥材料である家畜糞等(図示されていない)が堆積される。次に、通気用ブロワー20が駆動されて空気が主通気配管22から各々の枝通気配管24に圧送される。枝通気配管24に圧送された空気はその枝通気配管24の外周面に形成された通気孔から放出されて、スペーサ26の粒状層を通過し、多孔板28の貫通孔から樹脂ネット29を経由して、敷き料の上に堆積された堆肥材料中に通される。これによって、堆肥材料が乾燥されるとともに、堆肥材料の好気性発酵(堆肥化)が促進される。
【0016】
また、堆肥材料から出た水分(排汁)は敷き料及び樹脂ネット29を通過して多孔板28の貫通孔からスペーサ26の粒状層を通り、枝排水溝18b及び主排水溝18mによって堆肥舎10の裏に位置する排水ピット19まで導かれる。そして、排水ピット19に導かれた排汁が排水管(図示されていない)によって排水処理装置まで送られる。このように、枝排水溝18b及び主排水溝18mによって排汁を排水ピット19に導けるため、排汁が堆肥舎10の外に流れ出て周囲を汚染したり、環境の悪化を招くことがない。
【0017】
堆肥舎10の床面Fに堆積された堆肥材料は、時々ボブキャットやバケットローダ等によって攪拌される。このとき、ボブキャットやバケットローダ等のバケットに樹脂ネット29が引っ掛かったとしても、樹脂ネット29は可撓性を有するため大きな破損は生じない。
また、例えば、堆肥材料を堆積するときに堆肥材料の上面を押えることがある。この場合、堆肥材料の上面を押える力が樹脂ネット29や多孔板28で吸収されるため、枝通気配管24が破損することがない。
【0018】
このように、本実施形態に係る堆肥化設備1では、枝通気配管24の周囲にはスペーサ26による粒状層が設けられており、その粒状層と堆肥材料との間に堆肥材料が通り難い構造で通気性を有する堆肥支持層28,29が配設されている。このため、水分の多い家畜糞等の堆肥材料を使用しても枝通気配管24が目詰まりを起こし難くなり、目詰まりは主に堆肥支持層28,29(樹脂ネット29の部分)で発生する。したがって、通気不良が発生した場合には、枝通気配管24をそのままにし、主に樹脂ネット29を洗浄したり、交換するだけで良くなる。このため、堆肥化設備のメンテナンスが容易になる。
このとき、多孔板28を持ち上げることにより、可撓性を有する樹脂ネット29の取外し等を容易に行うことができる。
【0019】
また、スペーサ26の粒状層上に多孔板28を配置する構造のため、床面を平らに形成できる。さらに、枝通気配管24はその通気孔よりも大きなスペーサ26からなる粒状層に埋設されているため、枝通気配管24の通気孔に砕石等のスペーサ26が詰まることがない。また、スペーサ26に砕石、砂利等を使用するため経済的である。
なお、本実施形態に係る堆肥化設備では枝排水溝18bの底面上に枝通気配管24を直接配置する例を示したが、図5に示すように、枝排水溝18bの底面上に配管支持材32を幅方向に固定し、その配管支持材32によって枝通気配管24を支持しても良い。このようにすれば、枝通気配管24の下側が枝排水溝18bを流れる排水に浸かることがない。
【0020】
(実施形態2)
以下、図6に基づいて本発明の実施形態2に係る堆肥化設備の説明を行う。本実施形態に係る堆肥化設備は、実施形態1で説明した枝排水溝18bを使用しない方式の堆肥化設備であり、その他の構造は実施形態1に係る堆肥化設備と同様である。このため、実施形態1で説明した部材については同じ番号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る堆肥化設備は、傾斜平面FL上に複数本の枝通気配管24が配置されており、それらの枝通気配管24を埋めるようにスペーサ26からなる粒状層が所定の厚みで形成されている。さらに、その粒状層の上には多孔板28が敷かれ、その多孔板28上に樹脂ネット29が敷かれている。即ち、樹脂ネット29の上面が堆肥舎10の床面Fとなる。
【0021】
傾斜平面FLには堆肥舎10の奥側に近づくにつれて低くなるような傾斜が設けられており、堆肥材料から出て樹脂ネット29、スペーサ26の粒状層等を通過した水分(排汁)はその傾斜平面FLによって主排水溝18mに導かれる。そして、その主排水溝18mによって堆肥舎10の裏の排水ピット19まで導かれる。
このように、排汁は傾斜平面FLのほぼ全範囲を流れるため、排汁のレベルが高くならず、枝通気配管24の下側が排汁に浸かり難くなる。
【0022】
(実施形態3)
以下、図7に基づいて本発明の実施形態3に係る堆肥化設備の説明を行う。本実施形態に係る堆肥化設備は、堆肥舎10の奥側半分と表側半分とを独立して通気できる構造であり、その堆肥舎10を複数棟備えている。
堆肥舎10の奥側半分は第一通気ブロア20aによって通気され、その堆肥舎10の表側半分は第二通気ブロア20bによって通気される。なお、通気に使用される主通気配管22及び枝通気配管24は、実施形態1、実施形態2で使用された配管と同種類の配管が使用される。
【0023】
枝通気配管24は、実施形態1で説明したように枝排水溝18bに収納した状態でスペーサ26内に埋設しても良いし、実施形態2で説明したように傾斜平面FL上に配置した状態でスペーサ26内に埋設しても良い。なお、スペーサ26の上に多孔板28及び樹脂ネット29が配置されるのは実施形態1、実施形態2の場合と同様である。
このように、堆肥舎10の奥側半分と表側半分とを独立して通気できる構造のため、堆肥舎10を部分的に使用する場合でも一方の通気ブロア20a,20bを停止させることにより、効率的に通気を行うことができる。
【0024】
なお、実施形態1では主通気配管22から枝通気配管24を四本分岐させ、実施形態3では主通気配管22から枝通気配管24を六本分岐させる例を示したが、枝通気配管24の分岐本数は堆肥舎10の床形状に応じて適宜変更可能である。
また、実施形態1等では、主通気配管22を堆肥舎10の幅方向に配置し、枝通気配管24を堆肥舎10の前後方向(表裏方向)に配置する例を示したが、主通気配管22を堆肥舎10の前後方向に配置し、枝通気配管24を堆肥舎10の幅方向に配置することも可能である。
また、多孔板28、樹脂ネット29の形状、孔の大きさ、孔の位置、孔の数等は適宜変更可能である。
【0025】
【発明の効果】
本発明によると、目詰まりは主に堆肥支持層で発生するため、通気不良が発生した場合には、通気配管をそのままにし、主に堆肥支持層のみを補修すれば良くなり、堆肥化設備のメンテナンスが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る堆肥化設備の堆肥舎の床部拡大断面図(図3のI-I矢視図)である。
【図2】図1のII -II矢視図である。
【図3】堆肥化設備の堆肥舎の平面図(A図)、堆肥化設備の堆肥舎の正面図(B図)である。
【図4】堆肥化設備の堆肥舎の側面図である。
【図5】堆肥化設備の別の堆肥舎の床部拡大断面図である。
【図6】本発明の実施形態2に係る堆肥化設備の堆肥舎の床部拡大断面図である。
【図7】本発明の実施形態3に係る堆肥化設備の堆肥舎の平面図である。
【符号の説明】
10 堆肥舎
18m 主排水溝
18b 枝排水溝
22 主通気配管
24 枝通気配管
26 スペーサ
28 多孔板(堆肥支持層の金属層)
29 樹脂ネット(堆肥支持層の樹脂層)
FL 傾斜平面
Claims (2)
- 堆肥材料に対して床面から空気を供給する堆肥化設備であって、
可撓性を有する網状樹脂管により構成されており、前記堆肥材料に空気を供給する通気孔を備える通気配管と、
前記通気配管の周囲に配設され、その通気配管の通気孔より大きなスペーサからなる粒状層と、
前記粒状層と前記堆肥材料との間に配設され、その堆肥材料が通り難い構造で通気性を有する堆肥支持層とを備えており、
前記堆肥支持層は、前記堆肥材料が通り難いサイズの貫通孔が形成された樹脂シートと、前記樹脂シートの貫通孔のサイズより大きなサイズの貫通孔が形成されて、その樹脂シートを下方から支える金属板とから形成されており、
前記通気配管及び前記粒状層は、前記床面に形成された溝で、排水ピットに接続された排水溝内に配設されており、
さらに、前記排水溝内には、前記堆肥支持層が収納されて、その堆肥支持層の前記樹脂シートの高さが前記床面のレベルに等しいことを特徴とする堆肥化設備。 - 請求項1記載の堆肥化設備であって、
前記通気配管、樹脂シート及び金属板は耐アルカリ性の材料で形成されていることを特徴とする堆肥化設備。
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