JP5146120B2 - 冊子状フォーム - Google Patents
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Description
また、データベースに登録されている個人情報を使用して、プリンタで個人情報を印字するとともに、予め印刷した共通の販売促進情報や、個々の顧客のニーズに応じて選択した販売促進情報をプリンタで印字するなどした用紙を、複数枚重ねた冊子状フォームも使用されている。
また、特許文献2に記載された冊子のように、弱接着剤を用いて最上位の用紙と最下位の用紙を接着させて、剥離可能な状態とした構成が知られているが、冊子の用途に応じて、冊子内の重ねられた枚数が異なるために、冊子内の枚数が少ない場合や多い場合などの状況に対応させて、弱接着剤の接着力を適切な状態に調整するのは難しいという問題がある。
図1は、本発明の実施形態に係る冊子状フォームの斜視図、図2は、図1のA−A線断
面図、図3は、本発明の実施形態に係る冊子状フォームを分解状態にした平面図、図4は
、本発明の実施形態に係る冊子状フォームの最上位の用紙をめくり上げた状態を示す斜視
図、図5は、本発明の実施形態に係る冊子状フォームから2つ折り封筒部を切り離した状
態を示す斜視図、図6は、2つ折り封筒部の構成を説明するための斜視図、図7は、2つ
折り封筒部から作成した封筒を示す斜視図、図8は、2つ折り封筒部から作成した封筒の
一部をめくり上げた状態を示す斜視図である。
前記複数枚の用紙の内、最上位の用紙2aと最下位の用紙2gの用紙は、それらの間に挟み込まれた中間にある複数の用紙よりも、接着された部分からの横幅の長さ寸法においてより長い寸法で形成されている。
また、最上位の用紙2aの表面には、プリンタで宛名を印字するための宛名印字部6が設けられており、冊子状フォーム1を窓開き封筒に入れて郵送できるようになっている。
また、冊子の中間にある5枚の用紙2b,2c,2d,2e,2fについても、最上位の用紙2a及び最下位の用紙2gの一端側に揃えられている側である、左端側にマージナルパンチ孔4が等間隔で形成されており、各々の7枚の用紙2a,2b,2c,2d,2e,2f,2gを搬送させて、重ね合わせて丁合する工程において用紙の送り孔として用いられる。
尚、マージナルパンチ孔4が形成されている部分については、冊子状フォーム1を顧客に郵送などして送る際には、体裁を良くするためにスリッターで切り取った状態としてもよい。
つまり、中間の5枚の用紙2b,2c,2d,2e,2fは、下位に重ねられている用紙ほど横幅の長さが長く形成されていることから階段状となる状態で重ねられており、段差になっている各用紙の右端付近の部分の表面に所望の見出し情報が表示できるようになっている。
尚、用途に応じて、複数挟み込まれた中間の5枚の用紙2b,2c,2d,2e,2fだけに、それぞれ切り取りミシン5を形成するようにしてもよい。
これにより、各々の用紙2a,2b,2c,2d,2e,2f,2gを切り取りミシン5から切り取れるようになっている。
図3(f)には、2つ折り封筒部9を有している上から5枚目の用紙2eの平面図が示されている。
この用紙2eには、左側の接着された部分に沿って形成されている切り取りミシン5と、右側のマージナルパンチ孔に沿って形成されている切り取りミシン10と、用紙2eの中央の縦方向に形成された折り曲げ用ミシン11とが設けられている。
そして、これらの切り取りミシンが形成されている位置は、用紙2eを中央の折り曲げ用ミシン11から2つに折り畳み、切り取りミシン5,10から切り取った場合に、切り取られた部分が封筒となるように形成されており、2つに折り畳んだ際にその部分が封筒となる。
そして、この接着剤層13の上側には、図3(e)に示す剥離紙14が剥離可能に貼付されている。
剥離紙14は、用紙2eの半分のサイズで形成されており、用紙2eの右側半分に重ねられた際に、用紙2eと同じ位置にマージナルパンチ孔4と、2本の切り取りミシン15,16が形成されている。
そして、剥離紙14は、図2に示すように、用紙2eの右側の半分側に剥離可能な状態で重ねられている。
そして、図2の断面図に示すように、最上位の用紙2aの裏面側と、最下位の用紙2gの表面側とが直接的に重なる部分において、最上位の用紙2aの裏面側の所定位置に線状に接着剤7a,7bが塗布されている。
つまり、最上位の用紙2aの裏面側の所定位置に線状に塗布した接着剤を、線状に1本以上設けた場合に、その本数を多く設けるほど接着力を強くすることができ、最上位の用紙2aと最下位の用紙2gの中間の用紙の枚数が多くなるにしたがって、最上位の用紙2aと最下位の用紙2gの間の接着力を強くすることで、簡単に剥離しない状態にしておくことが好ましい。
この剥離剤層8は、最上位の用紙2aの裏面側に、線状に塗布された接着剤7a,7bが重なる位置を含む部分に設けられている。
そして、図4に示すように、最下位の用紙2gの表面側に剥離剤層8が設けられていることで、線状に塗布された接着剤7a,7bで最上位の用紙2aと最下位の用紙2gとが接着された状態から、最上位の用紙2aを持ち上げることで剥離させることができる。
冊子状フォーム1は、冊子状にする前に、各々の用紙2a,2b,2c,2d,2e,2f,2gに必要に応じてプリンタにより個人情報などを印字した後に、丁合いして接着一体化する。
冊子状フォーム1は、窓開き封筒などに封入して郵送するが、冊子状フォーム1の右側において、最上位の用紙2aと最下位の用紙2gとが接着剤7a,7bにより接着状態となっており、封入処理を行なう際に、複数の用紙がめくれ上がらないようになっている。
また、受取人は、冊子状フォーム1の中間に挟み込まれている複数の用紙を順時にめくって、必要に応じて切り取りミシン5から切り取って使用することもできる。
そして、図6に示すように、用紙2eと剥離紙14とに形成されている切り取りミシン10,15から2つ折り封筒部9の封筒となる部分を切り取り、また同時に、剥離紙14を接着後に剥離可能となる特殊な接着剤が塗布されている接着剤層13の上面から剥離させる。
このようにして、封筒にした後、ポストに投函して郵送する。
次に、その封筒の受取人において、図8に示すように、2つ折り畳まれた封筒の一方の用紙を、その角部などからめくり上げることで、接着後に剥離可能となる特殊な接着剤が塗布されている接着剤層13で接着されている部分を剥離させて、封筒内に印字されている情報を見られるようになっている。
2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g 用紙
3a,3b,3c,3d,3e,3f,7a,7b 接着剤
4 マージナルパンチ孔
5,10,15 切り取りミシン
6 宛名印字部
8 剥離剤層
9 2つ折り封筒部
11 折り曲げ用ミシン
13 接着後に剥離可能となる特殊な接着剤が塗布されている接着剤層
14 剥離紙
Claims (1)
- 縦方向の長さが同一の複数枚の矩形形状の用紙がそれぞれの用紙の横方向の一側端で揃えて接着されて一体化された冊子状フォームであって、
最上位の用紙の横方向の他の一側端の裏側には線状に形成された接着剤が、最下位の用紙の横方向の他の一側端の表側には剥離剤層がそれぞれ冊子状フォームの側端に平行に形成され、前記最上位及び最下位の用紙は、前記最上位及び最下位の用紙より短い複数枚の中間の用紙を挟んで前記剥離剤層で剥離可能に接着され、
かつ、前記中間の用紙の少なくとも1枚の用紙は、切り取りミシンで切り取り可能に設けられた2つ折り封筒部を有し、前記2つ折り封筒部の折り畳み側となる用紙上の周縁に剥離可能な接着剤層が設けられ、前記2つ折り封筒部の剥離可能な接着剤層の上側に、剥離紙が剥離可能に貼付され、
前記線状に形成された接着剤の本数は、前記中間の用紙の枚数に応じた本数で形成されていることを特徴とする冊子状フォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008151238A JP5146120B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 冊子状フォーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008151238A JP5146120B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 冊子状フォーム |
Publications (2)
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---|---|
JP2009297900A JP2009297900A (ja) | 2009-12-24 |
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Family
ID=41545321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008151238A Active JP5146120B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 冊子状フォーム |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2008
- 2008-06-10 JP JP2008151238A patent/JP5146120B2/ja active Active
Also Published As
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JP2009297900A (ja) | 2009-12-24 |
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