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JP5031668B2 - 印刷装置、その制御方法、プログラム - Google Patents

印刷装置、その制御方法、プログラム Download PDF

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JP5031668B2 JP2008142938A JP2008142938A JP5031668B2 JP 5031668 B2 JP5031668 B2 JP 5031668B2 JP 2008142938 A JP2008142938 A JP 2008142938A JP 2008142938 A JP2008142938 A JP 2008142938A JP 5031668 B2 JP5031668 B2 JP 5031668B2
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Description

本発明は、例えば、黒色材のみで印刷を行うか複数の色材で印刷を行うかを選択する手段に属性情報を送る印刷装置、の制御方法、プログラムに関するものである。
従来、例えば、カラーページや白黒ページの情報を印刷する印刷装置(プリンタ)は、印刷の際、ページ記述言語(PDL)に従うPDLデータをディスプレイリストと呼ばれる中間データに変換し、中間データをRGBビットマップ画像データに展開する。そして、CMYKビットマップ画像データに変換後、当該変換結果をプリンタエンジンに供給するように構成されている。
PDLデータは、様々なオブジェクトを描画するための描画コマンドで記述されている。一般的な描画コマンドとしては、PS、PCL、LIPS、PDF等が知られており、PDLデータ毎に描画コマンドは異なっている。
印刷装置はPDLデータを受信し、インタプリタと呼ばれる処理で上記の描画コマンドの解釈を行い、描画コマンドがリスト化されているディスプレイリストと呼ばれる中間データに変換する。ここで、中間データに変換する際に、PS、PCL、LIPS、PDFで異なる描画コマンドは、共通の描画コマンドに変換する。次に、レンダリングと呼ばれる処理で当該中間データをRGBビットマップ画像データに展開する。同時に、描画コマンドの記述に従って属性情報を生成する。属性情報とは、描画コマンドによって描画されるオブジェクトがどのような領域に含まれるのかを示すための情報であり、属性情報に含まれる属性には、例えばテキスト属性、グラフィック属性、イメージ属性がある。ここで、生成された属性情報はRGBビットマップ画像データの画素単位に割り振られ、RGBビットマップ画像データの各画素に対応させて保持する。
ここで、RGBビットマップ画像データの注目画素の画素値がR=G=Bの場合に、注目画素における属性情報に従って、CMYK色材を用いるか、黒(K)色材のみを用いるかを決定する「グレー補償」と呼ばれる機能がある。グレー補償については特許文献1においてその技術が記載されている。
グレー補償では、注目画素の属性情報が、テキスト属性またはグラフィック属性である場合には、CMYK色材の混在による色ずれの問題を防ぐため、黒色材のみが用いられる。一方、イメージ属性に関しては、黒色材のみによる印刷では階調範囲に限界があるため、階調性を重視してCMYK色材が用いられる。
ここで、黒色材のみによる印刷と比較してCMYK色材を用いる印刷の方が階調性がある理由について説明する。まず、黒色材のみを用いて印刷を行うためには、RGBビットマップ画像データの画素値がR=G=Bの場合に、C=M=Y=0%であり、Kのみが濃度をもつCMYKビットマップ画像データを生成する必要がある。このCMYKビットマップ画像データをK単色のビットマップ画像データと呼称する。ここで、K単色のビットマップ画像データの階調範囲は、Kの濃度範囲である0〜100%(整数)とする。即ち、K単色のビットマップ画像データでは、C=M=Y=0%、K=30%で表現される濃度と、C=M=Y=0%、K=31%で表現される濃度の中間の濃度を表現できない。一方、CMYK色材を用いて印刷を行うためには、RGBビットマップ画像データの画素値がR=G=Bの場合に、C=c%、M=m%、Y=y%、K=k%の濃度をもつCMYKビットマップ画像データを生成する必要がある。ここで、CMYの濃度c%、m%、y%は完全に等価である必要はなく、例えば、C=31%、M=32%、Y=30%、K=0%としてもよい。即ち、CMYKビットマップ画像データでは、C=30%、M=30%、Y=30%、K=0%で表現される濃度と、C=31%、M=31%、Y=31%、K=0%で表現される濃度の中間の濃度を、例えば、以下のように表現できる。
C=31%、M=30%、Y=30%、K=0%
C=31%、M=31%、Y=30%、K=0%
C=30%、M=30%、Y=30%、K=1%
以上により、黒色材のみによる印刷と比較してCMYK色材を用いる印刷の方が階調性があるといえる。
特開2003−320715号公報
しかしながら、例えばスキャンされた紙文書のビットマップ画像データを印刷装置がPDLデータとして受信する場合、PDLデータがMMR、JBIG、PNG等の単色の画像を圧縮するための圧縮形式で圧縮されている場合がある。そして、これらの圧縮形式で圧縮された圧縮データは、たとえ圧縮前のオブジェクトがテキストであってもイメージ属性として属性情報が生成される。従って、印刷を行う際に属性情報に基づいて、黒色材のみで印刷を行うか、複数の色材で印刷を行うかを選択する場合には、オブジェクトに対して最適でない色材によって印刷され画像が劣化してしまうという課題がある。例えば、上述したグレー補償が適用されている場合、オブジェクトが描画される色が白黒のテキストであってもCMYK色材が用いられ、CMYK色材の混在による色ずれのため画質が劣化してしまう。
本発明はこのような課題を解決することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明の印刷装置は、属性情報に基づいて、黒色材のみで印刷を行うか複数の色材で印刷を行うかを選択する選択手段に前記属性情報を送る印刷装置であって、当該印刷装置において設定されているモードを判定するモード判定手段と、高圧縮PDFデータに含まれている全てのMMRデータが白と黒のみで表されているか判定する色判定手段と、前記モード判定手段で課金優先モードが設定されていると判定され、かつ、前記色判定手段で全てのMMRデータが白と黒のみで表されていると判定された場合に、前記全てのMMRデータの属性情報を、イメージ属性から、テキスト属性又はグラフィック属性に変更する変更手段と、前記変更手段で変更された後の属性情報を前記選択手段に送る手段とを有することを特徴とする。
描画される色が白黒であり、単色の画像を圧縮するための圧縮形式で圧縮されているオブジェクトに対して、オブジェクトの本来の属性情報に対して最適な色材で印刷を行うことが可能となる。そのため、色材の混合を防ぎ、画質の劣化を防ぐことが可能となる。
(実施例1)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
実施例1では、MMRによって圧縮されている白黒のテキストを含む高圧縮PDFデータを印刷装置において印刷する際の実施例について説明を行う。
尚、PDFは、MMR、JBIG、PNG等の単色の画像を圧縮するための圧縮形式で圧縮されている圧縮データを含むデータの一例であり、これに限るものではない。例えば、XPS、OpenOfficeXML等でもよい。
[印刷装置]
以下、図5、6、7、9を用いて印刷装置(プリンタ)について説明を行う。
まず、印刷装置の構成及び動作を説明する。図5は、本実施例に適用される印刷装置の構成図である。RIP部501は、一般に、インタプリタ部502とレンダリング部503との2つの部分から成り立っており、インタプリタ部502は、PDL解釈部504と、DL(Display List)生成部505とで構成されている。一方、レンダリング部503は、CMM(Color Matching Module)部506と、DL展開部507とで構成されている。
印刷の際、ページ記述言語(PDL)に従うPDLデータがRIP部501へ入力される。ここで、PDLデータは、テキスト、グラフィック、イメージのオブジェクトを描画するための描画コマンドで記述されている。
PDL解釈部504は、当該描画コマンドの解釈を行う。DL生成部505は、PDL解釈部504によって解釈されたPDLデータを、描画コマンドがリスト化されているディスプレイリストと呼ばれる中間データに変換する。ここで、中間データに変換する際に、PS、PCL、LIPS、PDF等の異なる描画コマンドを、共通の描画コマンドに変換する。
CMM部506は、DL生成部505によって生成された中間データに対して、中間データのRGBビットマップ画像データを、印刷装置において印刷可能なRGBビットマップ画像データへカラーマッチングを行う。
DL展開部507は、CMM部506によってカラーマッチングが行われた後の中間データを、属性変更部509を介して受け取り、RGBビットマップ画像データに展開するとともに、入力されたデータが圧縮されたデータである場合には圧縮データの解凍を行う。さらに、DL生成部505で生成された描画コマンドに従って属性情報を生成する。ここで、属性情報はRGBビットマップ画像データの各画素に割り振られ、RGBビットマップ画像データの各画素に対応させて保持する。
DL展開部507によって展開されたRGBビットマップ画像データ及び属性情報はプリンタ画像処理部508へ転送される。プリンタ画像処理部508は、転送された属性情報を用いて上記RGBビットマップ画像データをCMYKビットマップ画像データに変換し、当該変換結果をプリンタエンジンに供給するように構成されている。プリンタエンジンは供給されたCMYKビットマップデータに従って印刷を行う。
尚、以上が印刷装置のおおまかな動作であるが、本実施例では後述する属性変更部509による処理を、DL展開部507の前に行っている。属性変更部509は、DL展開部507によって属性情報が生成される際に、オブジェクトが印刷されるために最適な属性情報に生成されるようにDL生成部505で生成された描画コマンドの記述を変更することで、属性情報を変更するための処理を行う処理を行う。属性変更部509によって変更された描画コマンドの記述は、DL展開部507に読取られ、変更された記述に従って属性情報が生成される。尚、属性変更部509の詳細については後述する。
ここで、DL生成部505によって生成される中間データと、DL展開部507によって生成される属性情報とについて補足する。
まず、中間データについて図9を用いて補足する。図9は、テキスト、グラフィック、イメージのオブジェクトを描画するための描画コマンドの一例である。尚、図9は中間データの説明を具体的にするための簡略図であり、実際の記述はPS、PCL、LIPS、PDF等の各描画コマンドに依拠する。図9において、901は、テキストのオブジェクトを描画するための描画コマンド、902は、グラフィックのオブジェクトを描画するための描画コマンド、903は、イメージのオブジェクトを描画するための描画コマンドを示す。ここで、上述したようにDL展開部507によってそれぞれの描画コマンドの記述に従って、属性情報を生成される。例えば、描画コマンド901には「文字列」との記述があるので、描画コマンド901はテキスト属性として属性情報が生成される。また、描画コマンド902には「図形」との記述があるので、描画コマンド902はグラフィック属性として属性情報が生成される。また、描画コマンド903には「JPEGデータ」との記載があるので、描画コマンド903はイメージ属性として属性情報が生成される。尚、図10は後述する高圧縮PDFデータの描画コマンドの一例である。ここで、描画コマンド1001には「MMRデータ」との記載があるので、描画コマンド1001はイメージ属性として属性情報が生成される。この描画コマンドの記述を属性変更部509において変更することによって、DL展開部507によって描画コマンドに対して生成される属性情報を変更するための処理を行うことができる。
次に、属性情報について図7を用いて補足する。図7の701はDL展開部507が中間データから展開したRGBビットマップ画像データを示している。また、702は中間データの描画コマンドの記述に従ってDL展開部507が生成した属性情報を示している。本実施例では、属性情報を2bitのビットマップ画像データで表している。尚、中間データの状態の時、703は、テキスト属性として生成される描画コマンドで記述されているため、テキスト属性(例:2bitのビットマップ画像データで“11”の画素値)として属性情報が生成される。704は、グラフィック属性として生成される描画コマンドで記述されているため、グラフィック属性(例:2bitのビットマップ画像データで“10”の画素値)として属性情報が生成される。705は、イメージ属性として生成される描画コマンドで記述されているため、イメージ属性(例:2bitのビットマップ画像データで“01”の画素値)として属性情報が生成される。もちろん、属性情報の生成はこの方法に限らず、他の方法で生成されても構わない。
次に、プリンタ画像処理部508について詳細に説明する。図6は、プリンタ画像処理部508のブロック図である。前述したようにRIP部501から転送されたRGBビットマップ画像データ及び、属性情報がプリンタ画像処理部508へ入力される。
下地とばし部601は、RGBビットマップ画像データの地色を飛ばし、不要な下地のカブリ除去を行う。
出力色補正部602は、RGBビットマップ画像データをプリンタエンジンの特性に合わせたCMYKビットマップ画像データに変換する。具体的には、ダイレクトマッピングによる処理を行う。ダイレクトマッピングとは、ルックアップテーブル(LUT)を参照して、RGBビットマップ画像データの画素値をCMYKビットマップ画像データの画素値へダイレクトに変換する処理をいう。ダイレクトマッピングはマトリクス演算を必要とせず、非線形な変換が可能となることから、色変換の自由度が大幅に向上し、トナーの載り量をコントロールしながら、所望の色再現を可能にすることができる。例えば、RGBビットマップ画像データの画素値(R=0、G=0、B=255)は、プリンタエンジンの特性に合わせたCMYKビットマップ画像データの画素値(C=90%、M=95%、Y=0%、K=0%)に変換される。尚、CMYKビットマップ画像データの画素値は、濃度値(%)で表現される。また、CMYKビットマップ画像データの画素値が、C=M=Y=0%であり、Kのみが濃度をもつ状態をK単色と呼称する。
ここで、「グレー補償」と呼ばれる機能によって、出力色補正部602で行われる処理を属性情報に従って選択することが可能である。具体的には、RGBビットマップ画像データの画素値がR=G=Bである場合に、属性情報がテキスト属性またはグラフィック属性を有する画素に対しては、K単色のCMYKビットマップ画像データが生成される。その結果、CMYKビットマップ画像データは黒色材のみで印刷が行われる。そして、属性情報がイメージ属性を有する画素に対しては、CMYK4色のCMYKビットマップ画像データが生成される。その結果、CMYKビットマップ画像データは複数の色材(CMYK色材)で印刷が行われる。上記のように、グレー補償によりテキスト属性またはグラフィック属性の画素は、黒色材のみを用いて印刷されるため、CMYK色材の混在による色ずれの問題を防ぐ効果がある。また、イメージ属性の画素は、CMYK色材を用いて印刷されるため、より高い階調性を満たすことが可能となる。
フィルタ処理部603は、CMYKビットマップ画像データの空間周波数を任意に補正する。
ガンマ補正部604は、プリンタエンジンの特性に合わせてガンマ補正を行う。
中間調補正部605は、プリンタエンジンの階調数に合わせて任意の中間調処理を行い、2値化や32値化等、任意のスクリーン処理や誤差拡散処理を行う。
尚、601〜605の各処理は、属性情報に従って処理内容を切り替えることも可能である。
ドラム間遅延メモリ606は、CMYKの各色のドラムを持つ印刷装置において、CMYKの印字タイミングをドラム間分ずらすことでCMYK画像を重ね合わせるためのメモリである。ドラム間遅延メモリ606は、CMYK各色4ドラムを持つ印刷装置において画像の位置を合わせるために印字タイミングを遅延させることができる。
尚、属性変更部509で属性情報を変更するための処理が行われるのは、属性情報が出力色補正部602に送られる前である。また、属性変更部509で属性情報を変更するための処理が行われた後に、DL展開部507で生成された属性情報は、出力補正部602に送られ、上述したグレー補償が適用される。
[高圧縮PDFデータ]
以下、図1、2、3、10、11を用いて高圧縮PDFデータについて説明を行う。
従来のPDFデータでは、全ての領域に対してJPEGによる非可逆圧縮を行う。そのため、写真や自然画等のイメージ領域に対しては、高い圧縮率が得られ、かつ劣化が少ない。しかし一方で、テキスト領域、グラフィック領域に対しては、高周波部分でモスキートノイズと呼ばれる画像劣化が発生し、圧縮率も悪くなるという課題があった。
高圧縮PDFデータでは、スキャンされた紙文書のRGBビットマップ画像データに対して領域分割(例えば、テキスト領域、グラフィック領域、イメージ領域に分かれるよう領域分割)を行う。そして、テキスト領域、グラフィック領域に対してはMMRによる2値圧縮を行うことで、従来のPDFデータの課題であった画像劣化を抑えることができる。また、イメージ領域に対してはJPEGによる非可逆圧縮を行うことで、従来のPDFデータと同程度の圧縮率を保つことができる。
以上のように、高圧縮PDFデータでは、従来のPDFデータと同程度の圧縮率を保ったまま、テキスト領域、グラフィック領域に対して従来のPDFデータと比べて高画質な画像が得られることを特徴としている。
図1は、スキャンされた紙文書のRGBビットマップ画像データに対して領域分割を行った結果を示す図である。
101は、単色の色をもつテキストのオブジェクトを含む矩形領域でありテキスト領域と呼称する。ここで、テキスト領域101は、「ABC」を表現する画素とそれ以外の白色画素で構成される。また、単色とは例えばテキスト領域101内の「A」の一文字が複数の色で表現されていないことを意味する。即ち、テキスト「A」の一文字が青色(R=0、G=0、B=255)から赤色(R=255、G=0、B=0)へ変化する色で表現されている場合は単色ではないとする。但し、スキャンされた紙文書のRGBビットマップ画像データの場合、スキャン時の読み取り値のバラツキがある。例えば、青色でも(R=10、G=10、B=255)と(R=15、G=10、B=245)のように画素値が異なることが一般的であるが、このような場合は単色であるとする。
102は、単色の色をもつグラフィックのオブジェクト(例えば、線、線画、イラスト等)を含む矩形領域でありグラフィック領域と呼称する。ここで、グラフィック領域102は、「△」を表現する画素とそれ以外の白色画素で構成される。
103は、階調を有する写真や自然画等、イメージのオブジェクトを含む矩形領域でありイメージ領域と呼称する。
領域分割後、テキスト領域101とグラフィック領域102とに対しては、MMRによる2値圧縮が行われる。一方、イメージ領域103に対しては、JPEGによる非可逆圧縮が行われる。
ここで、テキスト領域101をMMRにより圧縮する場合、「ABC」を表現する画素とそれ以外の白色画素がMMRによって圧縮される。厳密には、101のテキスト領域に対して2値化処理を行い、黒画素と白画素からなる2値画像の領域を生成する。そして、該2値画像の領域において、「ABC」を表現する黒画素とそれ以外の白色画素がMMRによって圧縮される。このようにMMRによって圧縮された圧縮データをMMRデータと呼称する。また同様に、JPEGによって圧縮された圧縮データをJPEGデータと呼称する。
尚、2値画像を生成した後、MMRによって圧縮を行う前に、「ABC」を表現する画素の色を、後述するMMRデータの色情報として保存する。
図2は、高圧縮PDFデータのデータ構造を示す図である。高圧縮PDFデータは、テキスト領域101のMMRデータ201、グラフィック領域102のMMRデータ202、イメージ領域103のJPEGデータ203で構成される。高圧縮PDFデータは、MMRデータ201、202やJPEGデータ203の他、さらに、各データの領域情報(座標、幅、高さ)、及び色情報を含んでいる。例えば、MMRデータ201の領域情報は、座標(X4、Y4)、幅=W4、高さ=H4であり、色情報はR=G=B=0である。尚、MMRデータ201と202との色情報が同一である場合、一つのMMRデータに統合することも可能である。
次に、高圧縮PDFデータを印刷する場合について説明する。高圧縮PDFデータを印刷する場合、印刷装置へ送られるPDLデータのテキスト領域101は、MMRデータ201で構成されているため、描画コマンドにはMMRデータとして記述される。
ここで、図2の高圧縮PDFデータを印刷する場合の中間データについて図10を用いて補足する。1001はMMRデータ201のオブジェクトを描画するための描画コマンド、1002はMMRデータ202のオブジェクトを描画するための描画コマンド、1003はJPEGデータ203のオブジェクトを描画するための描画コマンドである。それぞれの描画コマンド1001〜1003はDL生成部505で生成される。
また、高圧縮PDFデータを得るための方法には、前述の方法の他に、テキスト領域101、グラフィック領域102、イメージ領域103の全ての領域に対してMMRによる2値圧縮を行う方法がある。この方法では、スキャンされた紙文書のRGBビットマップ画像データに対して領域分割を行わず、全ての領域に対してMMRによる2値圧縮を行う。これは、領域分割でテキスト領域として判定が難しい紙文書、例えば、手書き文字や取り消し線付文字、上付文字を含む紙文書のテキストについて高画質な画像を得るための圧縮方法である。このような圧縮方法で得られた高圧縮PDFデータを、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)と呼称する。
図3は、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)のデータ構造を示す図である。高圧縮PDFデータ(全領域MMR)のPDFデータ構造は、301〜305に示すように全てMMRデータで構成される。圧縮形式としてMMRとJPEGとを組み合わせる方法と同様に、PDFデータ構造には、MMRデータの他、MMRデータの領域情報(座標、幅、高さ)、及び色情報を含んでいる。
また、図3の高圧縮PDFデータ(全領域MMR)を印刷する場合の中間データについて図11を用いて補足する。301〜305は、全てMMRデータで構成されるため、DL生成部505によって図11の1101〜1105に示すように、全てMMRデータを示す描画コマンドで記述される。
上記のように、高圧縮PDFデータ、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)のどちらの場合でもDL生成部505によって生成された圧縮データの描画コマンドは全てMMRデータまたはJPEGデータである。そのため、DL展開部507において圧縮データに対してイメージ属性として属性情報が生成される。
図8は、高圧縮PDFデータの属性情報を2bitのビットマップ画像データで表した図である。801〜803に示すように全ての圧縮データに対してイメージ属性として属性情報が生成される。
このような高圧縮PDFデータに対して、プリンタ画像処理部508においてグレー補償が行われると、全ての圧縮データに対してCMYK4色のCMYKビットマップ画像データが生成される。そのため、高圧縮PDFデータのテキスト領域101及びグラフィック領域102は常に、CMYK色材を用いて印刷される。結果として、白黒のテキストまたはグラフィックのオブジェクトであってもCMYK色材を用いて印刷が行われるため、色材の混在による色ずれが発生し、画質が劣化してしまう。
以下、本実施例のポイントとなる属性変更部509の処理について図4のフローチャートを用いて説明を行う。前述したように、属性変更部509は、DL展開部507によって属性情報が生成される際に、最適な属性情報になるように描画コマンドの記述を変更する処理を行う。これにより、高圧縮PDFデータを印刷する際に、全ての圧縮データに対して、CMYK色材を用いて印刷が行われるため、色ずれが発生し、画質が劣化するという課題を解決する。
図4のフローチャートは、属性変更部509にはCMM部506によるカラーマッチング後の中間データが入力されることで開始される。中間データとしては、図9の一般的なPDLデータから生成される中間データ、図10の高圧縮PDFデータから生成される中間データ、図11の高圧縮PDFデータ(全領域MMR)から生成される中間データが入力されるものとする。また図4のフローチャートにおける全ての処理は属性変更部509が行う。
まず、ステップS401では、入力された中間データがMMRデータを含むか否かを判定する。具体的には、イメージのオブジェクトを描画するための描画コマンドでMMRデータを示す記述が少なくとも1つあるか否かを判定する。MMRデータを含まないと判定された場合は、入力された中間データは高圧縮PDFデータ、及び高圧縮PDFデータ(全領域MMR)ではないと判定されるため、処理を終了する。MMRデータを含むと判定された場合は、ステップS402に進む。尚、図9の中間データは、MMRデータを含まないため、処理を終了する。また、図10、図11の中間データは、MMRデータを含むため、ステップS402に進む。
ここで、ステップS401において中間データがMMRデータを含むか否かの判定を行う意義を説明する。例えば、グレー補償が適用されている場合には、圧縮の行われていないオブジェクトは属性情報に従って最適な色材によって印刷される。しかし、上述したようにMMRによって圧縮された圧縮データにはイメージ属性として属性情報が生成されるため、オブジェクトが最適でない色材によって印刷され、画像が劣化してしまう。このため、属性変更部509による処理はMMRによって圧縮された圧縮データに対して行う必要がある。このような目的で、ステップS401において、入力された中間データがMMRデータを含むか否かを判定している。
ステップS402では、圧縮データが複数存在する場合に中間データがJPEGデータを含むか否かを判定する。ここでは、中間データが単色の画像を圧縮するための圧縮形式(MMR)で圧縮されたのか、それ以外の別圧縮形式(JPEG)で圧縮されたのかを判定する。これにより、中間データが高圧縮PDFデータから生成された中間データか、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)から生成された中間データかを判定する。
ここでは、ステップS401と同様に、イメージのオブジェクトを描画するための描画コマンドでJPEGデータを示す記述が少なくとも1つあるか否かを判定する。JPEGデータを含まないと判定された場合は、入力された中間データは高圧縮PDFデータ(全領域MMR)から生成された中間データと判定され、ステップS413へ進む。JPEGデータを含むと判定された場合は、高圧縮PDFデータから生成される中間データと判定され、ステップS411に進む。尚、図10の中間データは、JPEGデータを含むため、ステップS411へ進み、図11の中間データは、JPEGデータを含まないため、ステップS413へ進む。
ここで、ステップS401において中間データがMMRデータを含むか否かの判定を行う意義を説明する。上述したように、高圧縮PDFデータでは、テキスト領域、グラフィック領域はMMRデータとして圧縮され、イメージ領域はJPEGデータとして圧縮される。そのため、高圧縮PDFデータに関しては、後述するステップS412で行うように、全てのMMRデータに対して描画コマンドの記述を変更すればよい。一方、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)では、全ての領域が、MMRデータとして圧縮される。そのため、全てのMMRデータに対して、描画コマンドの記述を変更してしまうと、圧縮される前にイメージ領域であっても、DL展開部507において例えばテキスト属性として属性情報が生成されてしまう。そして、出力色補正部602におけるグレー補償によって、黒色材のみで印刷が行われる。結果的に、階調範囲に限界がある黒色材のみによる印刷が行われ、イメージ領域に含まれるオブジェクトの階調が損なわれるという問題が生じる。この問題を防ぐため、ステップS402において中間データがJPEGデータを含むか否かを判定し、高圧縮PDFデータから生成された中間データか、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)から生成された中間データかを判定する。高圧縮PDFデータ(全領域MMR)と判定された中間データに対しては、複数のMMRデータから属性情報を変更すべきであるMMRデータを判定する必要があり、後述するステップS406で判定が行われる。
尚、本実施例では、高圧縮PDFデータにおいてイメージ領域が圧縮される圧縮形式がJPEGであるため、JPEGデータを含むか否かを判定した。しかし、これに限らず、単色の画像を圧縮するための圧縮形式以外の別圧縮形式であれば、他の別圧縮形式で圧縮されたデータを含むか判定してもよい。
まず、複数の圧縮データがJPEGデータを含む、つまり対象とするデータが高圧縮PDFデータと判定された場合について説明する。ステップS411では、MMRデータの描画される色が白黒かカラーかを判定する。これは、処理対象MMRデータがカラーで描画される場合にはCMYK色材を使用する必要があり、黒色材のみ印刷される属性に属性情報を変更するための処理を行う必要がないためである。尚、MMRデータが複数ある場合は、各々について判定する。判定の結果、全てのMMRデータがカラーで描画されると判定された場合には、何も処理を行わず終了する。一方、白黒で描画されると判定されたMMRデータがある場合には属性情報の変更を行うことを決定してステップS412へ進む。ここで、具体的には描画される色が白黒であるMMRデータの属性情報を、複数の色材で印刷される属性(例えばイメージ属性)から、黒色材のみで印刷される属性(例えばテキスト属性、グラフィック属性)に変更するための処理を行うと決定する。
例えば、図10の中間データは、描画コマンド1001、1002で記述されているようにMMRデータを2つ含んでいる。そして、描画コマンド1001はR=G=B=0であるため白黒と判定される。また、描画コマンド1002はR=255、G=B=0であるためカラーと判定される。従って、描画コマンド1001で記述されるMMRデータに対してはステップS412において処理が行われ、描画コマンド1002で記述されるMMRデータに対しては処理が行われない。
ステップS412では、ステップS411にて描画される色が白黒と判定され、属性情報を変更するための処理を行うと決定されたMMRデータの属性情報を変更するための処理を行う。具体的には、黒色材のみを用いて印刷される属性として属性情報が生成されるように、MMRデータの描画コマンドの記述を変更する。尚、記述方法に関しては、DL展開部507が属性情報を生成できればよく、例えば、コメント文のような記述でも構わない。例えば、図10の中間データにおいては、1001が白黒のMMRデータを示す描画コマンドであるため、テキスト属性であることを示す記述を追加することで描画コマンドの記述を変更する。もちろん、本実施例においては描画コマンドの記述を変更する際に、グラフィック属性であることを示す記述を追加しても、同様の結果を得られる。しかしながら、グレー補償の設定により、属性情報がテキスト属性である場合は黒色材のみを用いて印刷され、属性情報がグラフィック属性またはイメージ属性である場合はCMYK色材を用いて印刷される可能性もある。そのため、黒色材のみを用いて印刷される可能性が高いテキスト属性であることを示す記述を追加するのが望ましい。これは他のステップで描画コマンドの記述を変更する場合も同様である。
このように、白黒のMMRデータを示す描画コマンドの記述を変更することで、圧縮前の領域が本来印刷されるはずの色材で印刷が行われることとなり、色ずれの発生を防ぐことが可能となる。
次に、複数の圧縮データがJPEGデータを含まない、つまり対象とするデータが高圧縮PDFデータ(全領域MMR)と判定された場合について説明する。ステップS413では、MMRデータが複数ある中間データにおいて処理対象MMRデータを決定する。例えば、図11の中間データは、描画コマンド1101〜1105で記述されるように、5つのMMRデータについて記述されている。そのため、まず、描画コマンド1101で記述されているMMRデータを処理対象MMRデータとして決定する。尚、ステップS403にて、全てのMMRデータが処理終了したか否かを判定し、全てのMMRデータが処理終了していないと判定されれば、ステップS404にて、次のMMRデータを処理対象とする。以上のループ処理により全てのMMRデータに対して処理が行われる。
ステップS405では、ステップS411と同様に処理対象MMRデータの描画される色が白黒かカラーかを判定する。これは、処理対象MMRデータがカラーで描画される場合にはCMYK色材を使用する必要があり、黒色材のみ印刷される属性に属性情報を変更するための処理を行う必要がないためである。MMRデータの描画される色がカラーであると判定された場合、何も処理は行わず、ステップS403に進む。MMRデータの描画される色が白黒であると判定された場合、ステップS406へ進む。
例えば、図11の中間データは、描画コマンド1101〜1105で記述されるように、5つのMMRデータについて記述されており、以下のように判定される。
描画コマンド1101は、R=G=B=0であるため白黒と判定。
描画コマンド1102は、R=255、G=B=0であるためカラーと判定。
描画コマンド1103は、R=G=B=0であるため白黒と判定。
描画コマンド1104は、R=G=B=128であるため白黒と判定。
描画コマンド1105は、R=G=B=64であるため白黒と判定。
従って、描画コマンド1101、1103〜1105で記述されるMMRデータが処理対象MMRデータである場合は、ステップS406へ進み、描画コマンド1102で記述されるMMRデータが処理対象MMRデータである場合は、ステップS403へ進む。
上述したように、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)と判定された中間データは、圧縮される前の領域がテキスト領域である場合、グラフィック領域である場合、イメージ領域である場合がある。そのため、複数のMMRデータから属性情報を変更するための処理を行うべきであるMMRデータを判定する必要がある。そのため、ステップS406では、処理対象MMRデータが圧縮される前の領域がどのような領域であったかを判定する。本実施例の領域判定では、具体的には処理対象MMRデータが圧縮される前にイメージ領域であったかどうかを判定する。
本実施例では、各々のMMRデータの座標、及び幅、高さを用いて処理対象MMRデータが、他のMMRデータと重層していれば、処理対象MMRデータが圧縮される前の領域がイメージ領域であったと判定することとする。ここで、処理対象MMRデータ以外の重層MMRデータに関しては特に処理は行わない。重層MMRデータは次の処理対象MMRデータとして、ステップS413〜ステップS403の工程を行うものとする。
尚、処理の高速化を行うために(総ステップ数を減らすために)、処理対象MMRデータが、他のMMRデータと重層していれば、処理対象MMRデータと重層MMRデータを共にイメージ領域であったと判定してもよい。この場合、既にイメージ領域と判定された処理対象MMRデータ以外の重層MMRデータは、次の処理対象MMRデータから除外される。但し、処理対象MMRデータの属性情報が後述するステップS409で変更される場合は、同様に重層MMRデータの属性情報も変更するための処理を行うこととする。こうすることで、既に重層していることが分かっているMMRデータに対して、再び重層の判定をすることを省くことができ、処理の高速化を図ることができる。
尚、図3で前述したように、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)のPDFデータ構造は、301〜305に示すように全てMMRデータで構成される。ここで、303〜305は、「カメラ」の写真を表現するMMRデータであり、303〜305のMMRデータは圧縮される前の領域はイメージ領域であったと判定されることが望ましい。
ステップS406では、処理対象MMRデータの重層値を求める。処理対象MMRデータの重層値が1以上の場合は、処理対象MMRデータが圧縮される前の領域は、複数の色材で印刷される属性として属性情報が生成される領域(イメージ領域)であったと判定される。そして、処理対象MMRデータの属性情報を変更するための処理を行うと決定しないでステップS407へ進む。処理対象MMRデータの重層値が0の場合は、処理対象MMRデータが圧縮される前の領域は、黒色材のみで印刷される属性として属性情報が生成される領域(テキスト領域、または、グラフィック領域)であったと判定される。そして、処理対象MMRデータの属性情報を変更するための処理を行うと決定してステップS410へ進む。
ここで、MMRデータの重層について図12を用いて説明する。MMRデータが重層している状態とはある1つのMMRデータが描画される領域と、処理対象MMRデータ以外の、別のMMRデータが描画される領域が隣接している状態、または重なっている状態を表す。また、重層値とは処理対象MMRデータに対して重層している別のMMRデータがいくつ存在するかを示す値とする。
例えば、図12の1201〜1205は、図3のMMRデータ301〜305の領域情報を示したものである。ここで、1204と1205とは領域が重なっているため、1204と1205とは重層していると判定される。また、1203と1205とは領域が隣接しているため、1203と1205とも重層していると判定される。
上記の規則に従って重層値を求めると、例えば処理対象MMRデータが1203である時、1203は、1205と描画される領域が重層している。従って、MMRデータの重層値は1である。また例えば、処理対象MMRデータが1204である時、1204は、1205と描画される領域が重層している。従って、MMRデータの重層値は1である。また例えば、処理対象MMRデータが1205である時、1205は、1203、1204と描画される領域が重層している。従って、MMRデータの重層値は2である。
MMRデータの重層値が1以上の場合は、重層している互いのMMRデータが異なる色で表現されていることを意味しており、階調を有する写真や自然画等のイメージ領域である可能性が極めて高い。そのため、MMRデータが圧縮される前の領域はイメージ領域であったと判定する。つまり、MMRデータが重層していたと判定された場合には、MMRデータが圧縮される前の領域は複数の色材で印刷される属性として属性情報が生成される領域であったと判定する。
一方、MMRデータの重層値が0の場合は、処理対象MMRデータが単色で表現されていることを意味しており、テキスト領域または、グラフィック領域である場合が多い。そのため、MMRデータが圧縮される前の領域はテキスト領域、または、グラフィック領域であったと判定する。つまり、MMRデータが重層していなかったと判定された場合には、MMRデータが圧縮される前の領域は黒色材のみで印刷される属性として属性情報が生成される領域であったと判定する。
ここで、ステップS406において、例えば図11の中間データを処理する場合について説明する。処理対象MMRデータが描画コマンド1101で記述されるMMRデータである時、処理対象MMRデータは、別のMMRデータと描画される領域で重層していないと判定される。従って、MMRデータの重層値は0であり、圧縮される前の領域はテキスト領域、または、グラフィック領域であったと判定される。
処理対象MMRデータが描画コマンド1102で記述されるMMRデータである時、描画される色がカラーであるため、ステップS406に進むことはない。
処理対象MMRデータが描画コマンド1103で記述されるMMRデータである時、処理対象MMRデータは、描画コマンド1105で記述される別のMMRデータと描画される領域で重層していると判定される。従って、MMRデータの重層値は1であり、圧縮される前の領域はイメージ領域であったと判定される。
処理対象MMRデータが描画コマンド1104で記述されるMMRデータである時、処理対象MMRデータは、描画コマンド1105で記述される別のMMRデータと描画される領域で重層していると判定される。従って、MMRデータの重層値は1であり、圧縮される前の領域はイメージ領域であったと判定される。
処理対象MMRデータが描画コマンド1105で記述されるMMRデータである時、処理対象MMRデータは、描画コマンド1103、1104で記述される別のMMRデータと描画される領域で重層していると判定される。従って、MMRデータの重層値は2であり、圧縮される前の領域はイメージ領域であったと判定される。
従って、描画コマンド1101で記述されるMMRデータのみが、重層値が0と判定されるため、ステップS410へ進み。描画コマンド1103〜1105で記述されるMMRデータは、ステップS407へ進む。
ステップS410では、ステップS405、406にて描画される色が白黒であり、重層値が0であると判定された処理対象MMRデータに対して、ステップS412と同様に決定に従って属性情報の変更を行う。そして属性情報の変更後、ステップS403に進む。
このように、本実施例では処理対象MMRデータの重層値を元に推定することによって、処理対象MMRデータが圧縮される前の領域がどのような領域であったかを判定する。これにより、圧縮前の本来の領域がどのような領域であったかを解析する必要なく、領域に対して最適な印刷がなされる属性情報を生成させることが可能となる。本実施例では処理の簡略化のため、処理対象MMRデータが圧縮される前の領域を、重層値を元に推定している。しかしもちろん、処理対象MMRデータが圧縮される前の領域がどのような領域であったかを解析し、その解析結果に基づいて描画コマンドの記述を変更することで属性情報を変更するための処理を行う構成であってもよい。
次に、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)を印刷する際の課金について説明する。
まず、少なくとも1つのMMRデータがカラーで描画される場合、中間データはカラーページとなり、印刷時にカラー印刷を行う料金が課金される。ここで、カラー印刷を行う料金が課金されることをカラー課金と呼称する。一方、全てのMMRデータが白黒で描画される場合、中間データは白黒ページとなり、印刷時に白黒印刷を行う料金が課金される。ここで、白黒印刷を行う料金が課金されることを白黒課金と呼称する。一般的に、カラー課金と白黒課金とでは、カラー課金の方が料金が高い。
ここで、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)から生成される中間データに含まれる白黒のMMRデータにおいて、圧縮される前の領域がイメージ領域であったと判定された領域を高画質で印刷するための最適な属性はイメージ属性であると前述した。しかしながら、イメージ属性を有する画素や領域に対しては、CMYK4色の色材を用いて印刷されるためカラー課金される。
従って、少なくとも1つのMMRデータがカラーで描画される場合、カラー課金されることは問題ないが、全てのMMRデータが白黒で描画される場合でも、イメージ領域であったと判定された領域があるとカラー課金されてしまう。これにより、ユーザがイメージ領域を含む白黒の紙文書をスキャンし印刷する場合に、カラー課金されることによって、余分に料金を支払わなければいけなくなるという問題が起きてしまう。
ステップS407、ステップS408は、この問題を解決するための工程であり、全てのMMRデータが白黒で描画され、少なくとも1つ、圧縮される前の領域はイメージ領域であったと判定された領域がある場合でも、白黒課金させるための処理を行う。
ステップS407では、全てのMMRデータの中で少なくとも1つのMMRデータの描画される色がカラーであるか否かを判定する。ここで、少なくとも1つのMMRデータの描画される色がカラーあると判定された場合、そのMMRデータはCMYK4色の色材を用いて印刷されるため、カラー課金しても問題ない。そのため、何も処理は行わず、ステップS403へ進む。一方、全てのMMRデータの描画される色がカラーでないと判定された場合、全てのMMRデータの描画される色が白黒であるとされ、ステップS408へ進む。
尚、本実施例では全てのMMRデータの中で少なくとも1つのMMRデータの描画される色がカラーか否かの判定を、処理対象MMRデータの処理の最中に行った。しかし、処理対象MMRデータを決定する前に判定を行っておき、フラグ等で後から判定の結果を参照する構成であってもよい。このような構成により、処理対象MMRデータが変わるたびに判定を行う必要がなくなり、処理が簡略化される。
ここで、全てのMMRデータの描画される色が白黒である時には、料金はかかるけれどもイメージ領域を階調性のある高画質な画像が得られるカラー印刷を行いたい場合と、画質は低くなるけれども料金の安い白黒印刷を行いたい場合とが考えられる。
そのため、全てのMMRデータの描画される色が白黒である時に、圧縮前にイメージ領域であったと判定されたMMRデータを、カラー課金されるイメージ属性にするか、白黒課金されるテキスト(またはグラフィック)属性にするかを選択できることが望ましい。
ステップS408は、印刷装置によって設定されているモードを判定し、判定に基づいて処理をおこなうことで上述した選択を可能にした工程である。ここで、モードは、予め、ユーザが高圧縮PDFデータ(全領域MMR)の印刷の際に指定し、印刷装置によって設定されているモードであり、画質優先モードと課金優先モードとがある。画質優先モードは、イメージ領域であったと判定された白黒のMMRデータに対してCMYK4色の色材を用いて印刷を行うモードである。一方、課金優先モードは、イメージ領域であったと判定された白黒のMMRデータに対して黒色材のみを用いて印刷を行うモードである。
ステップS408ではモード判定の結果、モードが画質優先モードに設定されている判定された場合、何も処理は行わず、ステップS403へ進む。一方、課金優先モードに設定されている判定された場合、処理対象MMRデータの属性情報を変更するための処理を行うと決定し、ステップS409へ進む。
ステップS409では属性情報を変更するための処理を行うと決定された処理対象MMRデータの描画コマンドの記述を変更する。ここで、処理対象MMRデータは、圧縮される前の領域はイメージ領域であったと判定された領域であるが、白黒課金されるためには、DL展開部507において黒色材のみを用いて印刷される属性として属性情報が生成される必要がある。そのため、処理対象MMRデータの描画コマンドに例えばテキスト属性であることを示す記述を追加する。もちろん、テキスト属性ではなくグラフィック属性であることを示す記述を追加してもよく、新しい属性を追加できる場合は、例えばイメージ属性(白黒)のような属性を示す記述を追加してもよい。この場合、既存のイメージ属性と、イメージ属性(白黒)で出力色補正部602におけるグレー補償は切り替えられる。そして、既存のイメージ属性の場合、前述のようにCMYK4色のCMYKビットマップ画像データが生成されるが、イメージ属性(白黒)の場合、K単色のCMYKビットマップ画像データが生成される。
このように、印刷装置によって設定されているモードに基づいて処理を行うことで、ユーザの意図により、高画質でカラー課金されるか、低画質で白黒課金されるかを選択可能となり、ユーザの要求に対して適応性の高い印刷が可能となる。
本実施例では設定されているモードによる属性情報の変更を、高圧縮PDFデータ(全領域MMR)と判定され、描画される色が白黒であり、圧縮前の領域がイメージ領域であったと判定された処理対象MMRデータに対してのみ行った。しかし、この構成に限らず、まず、圧縮データの描画される色が白黒であるかどうかを判定し、白黒であると判定された場合は、全ての圧縮データの属性情報を黒色材のみで印刷される属性に変更するための処理を行う構成でも構わない。
尚、本実施例においては、DL展開部507において属性情報を生成する前に、属性変更部509において圧縮データの属性情報を変更するための処理を行うと決定し、決定に従って描画コマンドの記述を変更した。そして、描画コマンドの変更により、DL展開部507において生成される属性情報を変更するための処理を行った。しかし、この構成以外にも、例えば以下に示す4通りの構成が考えられ、いずれの構成で実施されても構わない。
まず1つ目は以下のような構成である。図5における属性変更部509とDL展開部507の順番を入れ替え、DL展開部507によって属性情報が生成された後に、属性変更部509による処理を行う。そして、属性変更部509が描画コマンドではなく生成された属性情報を変更するための処理を行うことによって課題を解決する。
2つ目の構成は以下のような構成である。属性変更部509において、描画コマンドを変更するのではなく、属性情報の変更を示す変更情報を中間データとともにDL展開部507に送る。そして、DL展開部507では、中間データの描画コマンドに加え、変更情報に従って属性情報を生成することで課題を解決する。
3つ目の構成は以下のような構成である。図5における属性変更部509をDL生成部505の前に持ってくる。そして、属性変更部509が属性情報を変更するための処理を行うとの決定するための処理を、DL生成部505において中間データが生成される前に行う。そして、DL生成部505が中間データを生成する際に、属性情報を変更するための処理を行うとの決定を反映させて描画コマンドを記述する。そして、DL展開部507が、属性情報を変更するための処理を行うとの決定が反映された描画コマンドの記述に従って属性情報を生成することで課題を解決する。
4つめの構成は以下のような構成である。属性変更509がオブジェクトを含む領域を圧縮する際に、圧縮される前のオブジェクト本来の属性を元に予め属性情報を変更するための処理を行うことを決定する。そして、圧縮データの描画コマンドが生成される際に属性情報を変更するための処理を行うとの決定を反映させて描画コマンドの記述を生成する。そして、DL展開部507が、属性情報を変更するための処理を行うとの決定が反映された描画コマンドの記述に従って属性情報を生成することで課題を解決する。
(実施例2)
本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的は達成される。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−R、CD―ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行うことで前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードに指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行うことで前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
高圧縮PDFデータの領域分割の説明図 PDFデータ構造の説明図1 PDFデータ構造の説明図2 実施例1におけるフローチャート 印刷装置の構成図 プリンタ画像処理部のブロック図 属性情報の説明図1 属性情報の説明図2 中間データの説明図1 中間データの説明図2 中間データの説明図3 MMRデータの重層についての説明図
符号の説明
201、202 MMRデータ
507 DL展開部
508 プリンタ画像処理部
509 属性変更部
602 出力補正部

Claims (3)

  1. 属性情報に基づいて、黒色材のみで印刷を行うか複数の色材で印刷を行うかを選択する選択手段に前記属性情報を送る印刷装置であって、
    当該印刷装置において設定されているモードを判定するモード判定手段と、
    高圧縮PDFデータに含まれている全てのMMRデータが白と黒のみで表されているか判定する色判定手段と、
    前記モード判定手段で課金優先モードが設定されていると判定され、かつ、前記色判定手段で全てのMMRデータが白と黒のみで表されていると判定された場合に、
    前記全てのMMRデータの属性情報を、イメージ属性から、テキスト属性又はグラフィック属性に変更する変更手段と、
    前記変更手段で変更された後の属性情報を前記選択手段に送る手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  2. 属性情報に基づいて、黒色材のみで印刷を行うか複数の色材で印刷を行うかを選択する選択手段に前記属性情報を送る印刷装置の制御方法であって、
    当該印刷装置において設定されているモードを判定するモード判定工程と、
    高圧縮PDFデータに含まれている全てのMMRデータが白と黒のみで表されているか判定する色判定工程と、
    前記モード判定工程で課金優先モードが設定されていると判定され、かつ、前記色判定工程で全てのMMRデータが白と黒のみで表されていると判定された場合に、
    前記全てのMMRデータの属性情報を、イメージ属性から、テキスト属性又はグラフィック属性に変更する変更工程と、
    前記変更工程で変更された後の属性情報を前記選択手段に送る工程とを有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  3. 請求項2に記載の印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ読取り可能なプログラム。
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