JP5026236B2 - インクジェット記録装置およびそのクリーニング制御方法 - Google Patents
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Description
止時間が長くなると、クリーニング時間が延びてしまうという問題がある。インクジェット記録ヘッドのクリーニングは、印字等の性能を維持するためには頻繁に行う必要があり、さらに特許文献1に記載の装置では、1回のクリーニングにおいても上記の吸引動作を複数回行うため、吸引ポンプの停止時間が延ばされるとクリーニングに要する時間が大幅に延びてしまう。この場合、クリーニング実行時は印字等の記録動作を行うことができないので、記録動作の効率が低下してしまうという問題がある。
、空吸引動作を行うことができる。その結果、ノズルから吸引空間に向かう流れ、および吸引空間から吸引空間外に向かう流れの乱れが少なくなり、吸引空間に空気が流入する際のインク飛散などを低減できるとともに、ノズル先端に良好なメニスカスを形成することができる。
該第1の吸引工程で作動させた吸引ポンプを停止させて前記吸引空間内の負圧を緩和する圧力緩和工程と、該圧力緩和工程で停止させた吸引ポンプを作動させる第2の吸引工程と、該第2の吸引工程で作動させた吸引ポンプを作動させつつ、前記大気開放弁を開く空吸引工程とを順次行う方法とする。
媒体50に記録する記録部41と、搬送部40の搬送方向横方向かつ記録部41の下方側に配置され記録部41に設けられた記録ヘッド9をクリーニングするクリーニングユニット10、およびクリーニングユニット10のクリーニング動作を制御するクリーニング制御部33(図2参照)からなる。また、特に図示しないが、インクジェットプリンタ1は、画像データの受信や記録動作の制御を含めた装置全体の制御を行う制御部を備えており、クリーニング制御部33はこの制御部の一部を構成している。
、記録ヘッド面9aをワイピング処理することで記録ヘッド9をクリーニングするワイプ部14Bとからなり、搬送部40の側方かつ記録部41の下方における記録ヘッドユニット8の移動経路上に、搬送部40側からワイプ部14B、吸引クリーニング部14Aの順に配置されている。
る。本実施形態では、ポンプ駆動部32によって、吸引量が大きい高速モードと、吸引量が小さい低速モードとを選択できるようになっている。本実施形態では、一例として、低速モードの吸引量は高速モードの50%の吸引量に設定している。
14Aによって仕上げのクリーニング(ステップS200)を行うものである。
の工程としてもよい。
8 記録ヘッドユニット
9 記録ヘッド
9a 記録ヘッド面
9b ノズル
10 クリーニングユニット
11 キャップ(キャップ部)
11a インク受け面
11b 封止部
11A 吸引管
11B 大気導入管
12 吸引ポンプ
13 大気開放弁
14A ワイプクリーニング部
14B 吸引クリーニング部
15 廃液ボトル
17 インクカートリッジ
20 吸引空間
21 排出管
22 インク
30 キャップ駆動部
31 大気開放弁駆動部
32 ポンプ駆動部
33 クリーニング制御部
40 搬送部
41 記録部
Claims (9)
- 複数のノズルが記録ヘッド面に配列され、前記複数のノズルから画像データに応じてインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドと、
前記記録ヘッド面を前記インク滴の吐出方向側から覆って封止することで、前記記録ヘッド面上に吸引空間を形成するキャップ部と、
前記吸引空間内に負圧を形成し、前記吸引空間内の内容物を吸引して、前記吸引空間外に排出する吸引ポンプと、
前記キャップ部に接続され、前記吸引空間と大気とを選択的に連通させる大気開放弁と、
少なくとも、前記吸引ポンプの吸引動作と前記大気開放弁の開閉動作とを制御するクリーニング制御部とを備え、
該クリーニング制御部は、
前記大気開放弁を閉じた状態として前記吸引ポンプを作動させる第1の吸引動作と、
前記大気開放弁を閉じた状態において前記吸引ポンプを停止させて前記吸引空間内の負圧を緩和する圧力緩和動作と、
前記大気開放弁を閉じた状態において前記吸引ポンプを作動させる第2の吸引動作と、
前記大気開放弁を開いた状態として前記吸引ポンプを作動させる空吸引動作とを順次行うクリーニングモードを少なくとも備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記吸引ポンプは、吸引量可変に設けられ、
前記クリーニング制御部は、
前記吸引ポンプの前記第2の吸引動作および前記空吸引動作時の吸引量を、前記第1の吸引動作時の吸引量より小さい吸引量に設定することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 複数のノズルが記録ヘッド面に配列され、前記複数のノズルから画像データに応じてインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドと、前記記録ヘッド面を前記インク滴の吐出方向側から覆って封止することで、前記記録ヘッド面上に吸引空間を形成するキャップ部と、前記吸引空間内に負圧を形成し、前記吸引空間内の内容物を吸引して、前記吸引空間外に排出する吸引ポンプと、前記キャップ部に接続され、前記吸引空間と大気とを選択的に連通させる大気開放弁とを備えるインクジェット記録装置のクリーニング制御方法であって、
前記キャップ部によって前記記録ヘッド面を封止する封止工程と、
前記大気開放弁を閉じて、前記吸引ポンプを作動させる第1の吸引工程と、
該第1の吸引工程で作動させた吸引ポンプを停止させて前記吸引空間内の負圧を緩和する圧力緩和工程と、
該圧力緩和工程で停止させた吸引ポンプを作動させる第2の吸引工程と、
該第2の吸引工程で作動させた吸引ポンプを作動させつつ、前記大気開放弁を開く空吸引工程とを順次行うことを特徴とするインクジェット記録装置のクリーニング制御方法。 - 前記第2の吸引工程および前記空吸引工程で、前記吸引ポンプの吸引量を前記第1の吸引工程よりも小さい吸引量とすることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置のクリーニング制御方法。
- 前記クリーニング制御部は、
前記大気開放弁を閉じた状態として前記吸引ポンプを作動させる第3の吸引動作と、
前記大気開放弁を閉じた状態において前記吸引ポンプを停止させて前記吸引空間内の負圧を緩和する圧力緩和動作と、
前記吸引ポンプを停止した状態において、前記大気開放弁を開いた状態にさせる第2の
圧力緩和動作と、
前記大気開放弁を開いた状態として前記吸引ポンプを作動させる空吸引動作とを順次行った後に、前記ヘッド面上をワイパーによって清掃し、その後に前記クリーニングモードをおこなう制御をすることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記クリーニング制御部は、前記第1の吸引動作によって少なくとも前記ヘッドの圧力室からノズルまでのインク経路に滞留しているインクを前記ヘッド外に吸引した後に前記第1の吸引動作に連続して前記圧力緩和動作を開始させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記クリーニング制御部は、前記圧力緩和動作によって前記吸引空間内の負圧がなくなる前に前記圧力緩和動作に連続して前記第2の吸引動作を開始させることを特徴とする請求項1または請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 前記クリーニング制御部は、前記第2の吸引動作によって発生させる負圧が前記第1の吸引動作によって発生さる負圧の最大値に達する前に前記第2の吸引動作に連続して前記空吸引動作をさせることを特徴とする請求項1または請求項6または請求項7に記載のインクジェット記録装置。
- 前記クリーニング制御部は、前記第2の吸引動作によって吸引されるインク量を、少なくとも前記ヘッドの圧力室からノズルまでのインク経路に滞留したインク量とする吸引をする制御をすることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
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