JP5025211B2 - 打抜き加工用の超高強度薄鋼板 - Google Patents
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Description
全組織に対する面積率で、
残留オーステナイトが1%以上、ラス状フェライトが80%以上、
ポリゴナルフェライトおよびパーライトが合計で9%以下(0%を含む)であると共に、
前記ラス状フェライトで構成されるブロックの平均粒径が10μm以下であり、且つ該ラス状フェライトのラス幅が2μm以下であり、
更に引張強度が1180MPa以上である点に要旨を有するものである。
(2)ラス状フェライトのラス幅が2μm以下、
打抜き加工時には、表面近傍に存在する残留オーステナイトの一部がマルテンサイト変態するが、ひずみ誘起による応力緩和作用を伴うために、ボイド生成が抑制される。このとき、ラス幅が2μm以下になると、ラスに隣接して存在するラス状オーステナイトの平均間隔も狭まる。その結果、打抜き時の応力集中が飛躍的に緩和され、打抜き加工時におけるボイドやクラックの生成が抑制されることになり、打抜き穴加工部における耐遅れ破壊特性が向上すると考えられる。このラス幅は、小さければ小さい程良く、好ましくは1.8μm以下、より好ましくは1.6μm以下である。
(b)水素トラップ能力の向上による水素の無害化
本発明では、上述の通りラス状フェライト主体の組織とする。ラス状フェライト組織は硬質であり、高強度が得られ易い。また、母相の転位密度が高く、この転位上に水素が多数トラップされる結果、他のTRIP鋼に比べて多量の水素を吸蔵できるという利点もある。更に、ラス状フェライトの境界に、本発明で規定するラス状の残留オーステナイトが生成し易く、非常に優れた伸びが得られるといったメリットもある。この様な作用を有効に発揮させるには、全組織に対する面積率で、ラス状フェライトを全組織に対する面積率で80%以上、好ましくは85%以上、より好ましくは90%以上とする。尚、その上限は、他の組織(残留オーステナイト)とのバランスによって決定され、後述する残留オーステナイト以外の組織(フェライト等)を含有しない場合には、その上限が99%に制御される。
残留オーステナイトは、上述の通り、全伸びの向上に有用であるのみならず、耐水素脆化特性の向上にも大きく寄与するため1%以上存在させることとした。好ましくは3%以上、より好ましくは5%以上である。
本発明の鋼板は、上記組織のみ(即ち、ラス状フェライトと残留オーステナイトとの混合組織)から構成されていても良いが、本発明の作用を損なわない範囲で、他の組織としてフェライト(尚、ここでいう「フェライト」とは、ポリゴナルフェライト、即ち、転位密度がないか或いは極めて少ないフェライトを意味する)やパーライトを有していても良い。これらは、本発明の製造過程で必然的に残存し得る組織であるが、少なければ少ない程好ましく本発明では9%以下に抑える。好ましくは5%未満、更に好ましくは3%未満である。
Cは、1180MPa以上の高強度を確保するのに必要である。また、オーステナイト相中に充分なC量を含ませて、室温でも所望のオーステナイト相を残留させるのに重要な元素でもあり、本発明では0.10%以上含有させる。好ましくは0.12%以上、より好ましくは0.15%以上である。但し、耐食性や溶接性を確保する観点から、本発明ではC量を0.25%以下に抑える。好ましくは0.23%以下である。
Siは、残留オーステナイトが分解して炭化物が生成するのを有効に抑える重要な元素である。また、材質を十分に硬質化させるのに有効な置換型固溶体強化元素でもある。この様な作用を有効に発現させるには、1.0%以上含有させることが必要である。好ましくは1.3%以上、より好ましくは1.6%以上である。但し、Si量が過剰になると、熱間圧延でのスケール形成が顕著になり、またキズの除去にコストがかかり経済的に好ましくないため、3.0%以下に抑える。好ましくは2.5%以下、より好ましくは2.0%以下である。
Mnは、オーステナイトを安定化させ、所望の残留オーステナイトを得るのに必要な元素である。この様な作用を有効に発揮させるには1.0%以上含有させる必要がある。好ましくは1.2%以上、より好ましくは1.5%以上である。一方、Mn量が過剰になると偏析が顕著となり、加工性が劣化する場合があるので3.5%を上限とする。好ましくは3.0%以下である。
Moは、オーステナイトを安定化させて残留オーステナイトを確保し、水素侵入を抑制して耐水素脆化特性を向上させる効果がある。また鋼板の焼入れ性を高めるのにも有効な元素である。加えて粒界を強化し、水素脆化の抑制にも効果がある。この様な作用を有効に発揮させるには、Moを0.005%以上含有させることが推奨される。より好ましくは0.1%以上である。但し、Mo量が1.0%を超えても上記効果が飽和してしまい経済的に無駄である。好ましくは0.8%以下、より好ましくは0.5%以下とする。
Nbは、鋼板の強度上昇及び組織の細粒化に非常に有効な元素であり、特にMoとの複合添加により該効果が十分に発揮される。この様な効果を発揮させるには0.005%以上含有させることが推奨される。より好ましくは0.01%以上である。但し、Nbを過剰に含有させても、これらの効果が飽和して経済的に無駄であるため0.1%以下に抑える。好ましくは0.08%以下である。
Pは、粒界偏析による粒界破壊を助長する元素であるため、低い方が望ましく、その上限を0.15%とする。好ましくは0.1%以下、より好ましくは0.05%以下に抑える。
Sは、腐食環境下で鋼板の水素吸収を助長する元素であるため、低い方が望ましく、その上限を0.02%とする。
Alは脱酸のために0.01%以上を添加してもよい。またAlは、脱酸作用のみならず、耐食性向上作用と耐水素脆化特性向上作用を有する元素でもある。
Cu、NiおよびTiの存在により、鋼材自体の耐食性が向上するため、鋼板の腐食による水素発生を十分に抑制することができる。またこれらの元素は、大気中で生成する「錆」の中でも熱力学的に安定で保護性があるといわれている酸化鉄:α−FeOOHの生成を促進させる効果も有しており、該錆の生成促進を図ることで、発生した水素の鋼板への侵入を抑制でき、過酷な腐食環境下において耐水素脆化特性を十分に高めることができる。該効果は、特にCuとNiを共存させることによって発現し易い。
Crは耐食性向上作用により大気腐食で発生する水素量を低減し、その結果、鋼板の耐水素脆化特性を向上させる効果を発揮する元素である。こうした効果を発揮させるためには、0.003%以上含有させることが好ましいが、Cr含有量が過剰になって2.0%を超えると、その効果が飽和するだけでなく、鋼板の強度が過度に高くなり、加工性が劣化する。尚、Cr含有量のより好ましい下限は0.1%であり、より好ましい上限は1.0%である。
Bは、鋼板の強度上昇に有効な元素であり、該効果を発揮させるには0.0002%以上(より好ましくは0.0005%以上)含有させることが好ましい。一方、Bが過剰に含まれていると熱間加工性が劣化するため、0.01%以下(より好ましくは0.005%以下)の範囲で含有させることが好ましい。
Ca、Mg、REM(希土類元素)は、鋼板表面の腐食に伴う界面雰囲気の水素イオン濃度の上昇を抑制、即ちpHの低下を抑制して鋼板の耐食性を高めるのに有効な元素である。また、鋼中硫化物の形態を制御して、加工性を高めるのにも有効であり、該効果を十分に発揮させるには、Ca、Mg、REMのいずれの場合も0.0005%以上含有させることが好ましい。一方、過剰に含まれていると加工性が劣化するため、Caは0.005%以下、Mg、REMはそれぞれ0.01%以下に抑えることが好ましい。
前述した成分組成を満足する鋼を、下記(1)式を満足する均熱温度T1(℃)で10〜1800秒間(保持時間:t1)加熱保持する必要がある。
Ac3変態点≦T1≦Ac3変態点+20℃ …(1)
次いで上記鋼板を下記(2)式で示す温度範囲T2まで冷却するが、このときの冷却速度は1℃/s以上の平均冷却速度で冷却することが好ましい。この冷却は、パーライト変態領域を避けてパーライト組織の生成を防止する為に必要な工程であるので、このときの平均冷却速度は大きい程よく、より好ましくは3℃/s以上、更に好ましくは10℃/s以上とすることが推奨される。
(Ms点−100℃)≦T2≦(Bs点−100℃) …(2)
但し、Ms点:成分で決まるマルテンサイト変態開始温度
Bs点:成分で決まるベイナイト変態開始温度、を夫々示す。
上記温度(T2)まで冷却した後、この温度(T2)の範囲内で保持して恒温変態させることによって(以下、この処理を「オーステンパー処理」と呼ぶことがある)、所定の組織を導入することができる。このときの恒温保持温度(T2)は、所望のラス幅を得るために極めて重要な要件である。ここでの恒温保持温度(T2)が(Bs点−100℃)を超えると、核生成の駆動力が低下し、ラス幅が拡大することになる。また恒温保持温度(T2)が(Ms点−100℃)を下回ると、残留オーステナイトが減少するので好ましくない。
オーステナイトが恒温保持中にベイナイト変態を起こし、未変態のオーステナイト中へC原子を排出する。C原子が高濃度なオーステナイト相は、冷却後の室温でも準安定に存在する残留オーステナイトを生成する。最終的に得られる主な組織は、ベイニティックフェライト(形態は、ラス状フェライト)と残留オーステナイトである。尚、この冷却工程は、基本的にベイナイトを生成させる工程に相当するものであるが、本発明ではSiを比較的多く含有させることによって、炭化物(Fe3C)の生成が抑制されてラス状フェライトとなるものであり、ベイナイト組織とは明らかに区別されるものである。
オーステナイト単相域の均熱温度からの冷却過程で、Ms点に達したオーステナイト相の一部がマルテンサイト変態を起こすことになる。その後、未変態のオーステナイト相は恒温保持中に上記冷却過程と同じくベイナイト変態することになる。最終的に得られる組織は、ラスマルテンサイト(形態は、ラス状のフェライト)と残留オーステナイトである。従って、本発明における「ラス状のフェライト」の組織は、ベイニティックフェライトおよびラスマルテンサイトを含む組織である。
下記表1に示す成分組成からなる鋼(鋼種A〜U)を真空溶製し、実験用スラブとした後、下記工程(熱延→冷延→連続焼鈍)に従って、板厚3.2mmの熱延鋼板を得てから酸洗により表面スケールを除去し、その後1.2mm厚となるまで冷間圧延した。
仕上温度(FDT):850℃
冷却速度:40℃/s
巻取温度:550℃
<冷延工程>冷延率:50%
<連続焼鈍工程>各鋼種について、(Ac3変態点+15℃)で120秒間保持した後、平均冷却速度20℃/sで下記表2中の温度T2(℃)まで急速冷却し、該T2(℃)で240秒間保持した。その後は室温まで空冷した。
+31.5[Mo]+11[Cr]+20[Cu]−700[P]−
400[Al]−400[Ti]…(3)
Bs(℃)=830−270[C]−90[Mn]−37[Ni]−70[Cr]
−83[Mo]…(4)
Ms(℃)=561−474[C]−33[Mn]−17[Ni]−21[Mo]
…(5)
但し、[C],[Ni],[Si],[Mo],[Cr],[Cu],[P],[Al]および[Ti]は、夫々C,Ni,Si,Mo,Cr,Cu,P,AlおよびTiの含有量(質量%)を示す。
製品板厚1/4の位置で圧延面と平行な面における任意の測定領域(約50μm×50μm、測定間隔は0.1μm)を対象に観察・撮影し、ラス状フェライト(ラス状α)および残留オーステナイト(残留γ)の面積率を前述した方法に従って測定した。このとき、倍率を400倍とし、ラス幅についてもSEM写真によって測定した。そして任意に選択した2視野において同様に測定し、平均値を求めた。
引張試験はJIS5号試験片を用いて行い、引張強度(TS)と伸び(El)を測定した。尚、引張試験の歪速度は1mm/sとした。そして本発明では、上記方法によって測定される引張強度が1180MPa以上の鋼板を対象に、伸びが8%以上のものを「伸びに優れる」と評価した。
(A)母材の耐水素脆化特性
耐水素脆化特性を測定するに当たり、上記の各鋼板(母材)から150mm×30mmの短冊試験片を切り出して試験片とした。この短冊試験片を、曲げ部のRが15mmとなる様な曲げ加工を施した後、1000MPaの応力を負荷し、5%塩酸水溶液中に浸漬して割れ発生までの時間を測定した。これらの結果を表2に示す。
打抜き工具として、ダイス径:10.2mm、パンチ径:10mmの市販の標準品を用い、成形速度:50spm(stroke/min)とし、80tonクランクプレスを使用して、鋼板に穿孔した。打抜き加工後のサンプルを、5%塩酸水溶液中に浸漬し、8時間後に取り出して、打抜き穴の中心を通るように鋼板を切断した。引き続き、打抜き穴加工部の断面をSEM観察して、クラックの有無によって耐水素脆化特性を評価した(クラック有り:×、クラック無し:○)。
代表的な鋼種である実験No.1とNo.2(鋼種A、B)について溶接性試験を行なった。試験は、1.2mm厚さの供試材を用いてJIS Z 3136、JIS Z
3137に従って試験片を作製し、下記条件でスポット溶接を行った後、せん断引張試験(引張速度:20mm/minで最大荷重を測定)と十字引張試験(引張速度:20mm/minで最大荷重を測定)を行い、せん断引張強度(TSS)と十字引張強度(CTS)を求めた。そして、前記せん断引張強度(TSS)と十字引張強度(CTS)の比で表される延性比(CTS/TSS)が0.2以上の場合を溶接性に優れると評価した。その結果、No.2(鋼種B)の延性比が0.19であるのに対し、No.1(鋼種A)の延性比は0.23と溶接性に優れていた。
初期加圧時間:60サイクル/60Hz,加圧力450kgf(4.4kN)
通電時間:1サイクル/60Hz
溶接電流:8.5kA
これらの結果を、恒温保持温度T2と共に、下記表2に示す。
前記表1の鋼種Aを用いて実験用スラブとした後、実施例1と同じ条件で熱延および冷延した後、下記表3に示す種々の条件で連続焼鈍を施して得られた冷延鋼板について、実施例1と同様の評価を行った。このとき、均熱温度T1から恒温保持温度(オーステンパ温度)T2までの冷却速度は20℃/sとした。その結果を、下記表3に示す。
Claims (5)
- 質量%で、
C :0.10〜0.25%、
Si:1.0〜3.0%、
Mn:1.0〜3.5%、
Mo:1.0%以下(0%を含まない)、
Nb:0.1%以下(0%を含まない)、
P :0.15%以下、
S :0.02%以下、
Al:1.5%以下(0%を含まない)
を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなるものであって、
全組織に対する面積率で、
残留オーステナイトが1%以上、ラス状フェライトが80%以上、
ポリゴナルフェライトおよびパーライトが合計で9%以下(0%を含む)であると共に、
前記ラス状フェライトで構成されるブロックの平均粒径が10μm以下であり、且つ該ラス状フェライトのラス幅が2μm以下であり、
更に引張強度が1180MPa以上であることを特徴とする耐水素脆化特性に優れた打抜き加工用の超高強度薄鋼板。 - 更に、質量%で、
Cu:0.003〜0.5%、
Ni:0.003〜1.0%、および
Ti:0.003〜1.0%
よりなる群から選択される1種以上を含む請求項1に記載の打抜き加工用の超高強度薄鋼板。 - 更に、質量%で、
Cr:0.003〜2.0%を含む請求項1または2に記載の打抜き加工用の超高強度薄鋼板。 - 更に、質量%で、
B:0.0002〜0.01%を含む請求項1〜3のいずれかに記載の打抜き加工用の超高強度薄鋼板。 - 更に、質量%で、
Ca:0.0005〜0.005%、
Mg:0.0005〜0.01%、及び
REM:0.0005〜0.01%
よりなる群から選択される1種以上を含む請求項1〜4のいずれかに記載の打抜き加工用の超高強度薄鋼板。
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