JP5023613B2 - 車両用シートの収納構造 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された車両用シート構造は、フロアパネルの上方に、運転席シートと、この運転席シートに対して車幅方向に並設された助手席シートとから成る前列シートを設け、この前列シートの後方に左右一対のリヤシート(後列シート)を設ける一方、上述のフロアパネルの中央部には、車両の前後方向に延びる一対のセンタシートスライド用のレールを取付け、さらに、中央席用のシートクッションと、下部シートバックと、上部シートバックとを備えたセンタシートを設けて、このセンタシートを上述のレールに沿って前列シートの左右一対のシート間に配設したり、または、該センタシートを上述のレールに沿って後列シートの左右一対のシート間に配設すべく構成したものである。
また、上述のサブシートクッションに収納部を設けたので、収納性および使い勝手の向上を図ることができる。
しかも、上記サブシートクッションは、上方かつ前方に移動可能に構成されたものであるから、多人数乗車レイアウトを確保しつつ、少人数乗車時には使用しない上記サブシートクッションを適切な任意高さ位置となる上方かつ前方に位置させることで、使い勝手のよいコンソールとして利用することができる。
上記構成によれば、独立したパーソナルな一対の後列シートでありながら、前後方向への移動も確保することができる。
上記構成によれば、アームレスト部をシートバックと独立して前方に倒伏させた時、アームレスト部とサブシートクッションとが連続したフラット状態となり、大型のコンソール(物置スペース)が形成できると共に、コンソールの形成高さは、前方に可動させたアームレスト部の高さ位置となり、乗員の手元の高さと略一致するので、その使い勝手の向上を図ることができる。
また、上記アームレスト部により少人数乗車時には、独立したパーソナルな一対の後席を形成することができ、後席乗員の快適性向上を図ることができる。
上記構成によれば、前席用アームレスト部と、サブシートクッションとの二者、または前席用アームレスト部と、サブシートクッションと、後席用の上記アームレスト部との三者が連係してフラットになるので、より一層大きいコンソール部が形成でき、その使い勝手のさらなる向上を図ることができる。
上記構成によれば、後列シートのシートバックを前方に倒伏させた時、フラットな広い荷室を形成することができる。
上記構成によれば、大きさが異なる2つの蓋部の何れをも開閉することができるので、使い勝手がよく、特に、サブシートクッションの上方に後席用のアームレスト部を前方に可動させた状態下においても蓋部の開閉ができるので、充分な使い勝手を確保することができる。
上記構成によれば、サブシートクッションの上方に後席用のアームレスト部が位置していても、特に、前後長の短い前側の蓋部は、円滑かつ大きい開度に充分開閉できるので、収納部の使い勝手のさらなる向上を図ることができる。
しかも、上記サブシートクッションは、上方かつ前方に移動可能に構成されたものであるから、多人数乗車レイアウトを確保しつつ、少人数乗車時には使用しない上記サブシートクッションを適切な任意高さ位置となる上方かつ前方に位置させることで、使い勝手のよいコンソールとして利用することができる。
図面は車両用シートの収納構造を示すが、まず、図1を参照して車体構造について説明する。
車室1の床面を形成するフロアパネル2を設け、このフロアパネル2の後部には、該フロアパネル2から上方に立ち上がるキックアップ部の縦壁部3と、この縦壁部3から後方に延びるキックアップフロア部4とを形成している。
このリヤゲート13は、リヤゲートインナパネル14と、リヤゲートアウタパネル15と、リヤウインド16とを備え、後部荷室6と対向する車室側の所定部が内装材としてのリヤゲートトリム17で覆われている。
さらに、上述のフロアパネル2には、ダッシュロアパネル(ダッシュパネル)とキックアップ部の縦壁部3との間において車両の前後方向に延び、かつ車室1側へ突出したトンネル部24を設けている。
図1〜図3に示すように、上述のフロアパネル2の上方において前述のクロスメンバ25,26と対応する位置には、運転席シート41と、この運転席シート41に対して車幅方向に並設された助手席シート42とから成る前列シート43を設けている。
すなわち、図9に示す荷室仕切りボード53は、前方に倒伏させたシートバック47B(または/および48B)の前高後低状の上面と前後方向に連続するように、該荷室仕切りボード53を前高後低状にスラント配置したものであって、倒伏状態下のシートバック47Bまたは/および48Bの上面と荷室仕切りボード53の上面とが段差がない状態でフラットに連続して、広い荷室を形成するように構成したものである。
この図14、図15に示す構造は、前側のリンク部材68の基端部にストッパ68aを突設形成する構造(図11〜図13参照)に代えて、軸受ブラケット66にストッパ82を一体または一体的に形成すると共に、リンク部材68の基端部には、センタシートクッション60の上方かつ前方への移動時に、該ストッパ82に当接する係合ノッチ68bと、センタシートクッション60の格納時にストッパ82との干渉を回避する逃げ部68cとを形成したものである。
図18、図19に示す状態から図22、図23に示すように、後列シート46の左右一対のリヤシート47,48におけるシートバック47B,48B間の後席用アームレスト部49を、シートバック47B,48Bと独立して前方に移動すると、この移動時の後席用アームレスト部49は、移動時のセンタシートクッション60の後端と連続した高さに近接して水平に配設され、図22、図23に示すように、前席用アームレスト部44の上面と、センタシートクッション60の上面と、後席用アームレスト部49の上面とが前後方向に連続する大型かつフラットな物置き面が形成されるように構成している。
なお、図29、図30において矢印Fは車両の前方を示す。
この構成によれば、独立したパーソナルな一対の後列シート46でありながら、後席乗員の体格その他に対応して、前後方向への移動も確保することができ、この結果、後席乗員の快適性向上を図ることができる。
この構成によれば、多人数乗車レイアウトを確保しつつ、少人数乗車時には使用しない上記サブシートクッション(センタシートクッション60)を適切な任意高さ位置となる上方かつ前方に位置させることで、使い勝手のよいコンソールとして利用することができる(図19参照)。
この構成によれば、後席用のアームレスト部49とサブシートクッション(センタシートクッション60参照)とが連続したフラット状態となり、大型のコンソール部Z(物置スペース)が形成できると共に、コンソール部Zの形成高さは、前方に可動させたアームレスト部49の高さ位置となり、乗員の手元の高さと略一致するので、その使い勝手の向上を図ることができる。
また、上記後席用のアームレスト部49により少人数乗車時には、独立したパーソナルな一対の後席を形成することができ、後席乗員の快適性向上を図ることができる。
この構成によれば、前席用アームレスト部43と、サブシートクッション(センタシートクッション60)との二者、または前席用アームレスト部43と、サブシートクッション(センタシートクッション60)と、後席用の上記アームレスト部49との三者が連係してフラットになるので、より一層大きいコンソール部が形成でき、その使い勝手のさらなる向上を図ることができる。
この構成によれば、後列シート46のシートバック47B,48Bを前方に倒伏させた時、フラットな広い荷室を形成することができる。この結果、大きい荷物の積載が許容される。
この構成によれば、大きさが異なる2つの蓋部(リッド部62F,62R)の何れをも開閉することができるので、使い勝手がよく、特に、サブシートクッション(センタシートクッション60)の上方に後席用のアームレスト部49を前方に可動させた状態下(図4参照)においても蓋部(リッド部62F,62R)の開閉ができるので、充分な使い勝手を確保することができる。
この構成によれば、サブシートクッション(センタシートクッション60参照)の上方に図4に示す如く、後席用のアームレスト部49が位置していても、特に、前後長の短い前側の蓋部(前部リッド部62F)は、円滑かつ大きい開度に充分開閉できるので、収納部84の使い勝手のさらなる向上を図ることができる。
この発明の後部荷室の前方のフロアパネルは、実施例のキックアップフロア部4に対応し、
以下同様に、
サブシートクッションは、センタシートクッション60に対応し、
シートバックの中央部のアームレスト部は、後席用アームレスト部49に対応し、
蓋部材は、リッド部材62Aに対応し、
大きさが異なる2つの蓋部は、前部リッド部62F,後部リッド部62Rに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
6…後部荷室
41…運転席シート
42…助手席シート
43…前列シート
44…前席用アームレスト部
46…後列シート
47,48…シート
47B,48B…シートバック
47C,48C…シートクッション
49…後席用アームレスト部
60…センタシートクッション(サブシートクッション)
62A…リッド部材(蓋部材)
62F,62R…リッド部(蓋部)
84…収納部
Z…コンソール部
Claims (7)
- 後部荷室の前方のフロアパネル上に配設され、乗員の座面を形成する後列シートのシートクッションと、該シートクッションの後端部から上方に延びて乗員の背もたれを形成するシートバックとを備えた車両用シートの収納構造であって、
上記シートクッションは車幅方向に離間して独立して一対配設され、
一対のシートクッションの間にはサブシートクッションが配設され、
該サブシートクッションに収納部を設け、
上記サブシートクッションは、上方かつ前方に移動可能に構成された
車両用シートの収納構造。 - 上記シートクッションとシートバックとを備えた左右のシートの少なくとも何れか一方のシートが前後方向に移動するように構成された
請求項1記載の車両用シートの収納構造。 - 上記シートバックの中央部には、該シートバックと独立して前方に可動することにより物品を載置可能となるアームレスト部が設けられ、
該アームレスト部と上記サブシートクッションは高さ方向で連続して一体的なコンソール部を形成可能に構成された
請求項1または2に記載の車両用シートの収納構造。 - 上記後列シートの前方には運転席シートと助手席シートとから成る前列シートが配設され、
該運転席シートと助手席シートとの間には前席用アームレスト部が配設され、
上記サブシートクッションは移動時に上記前席用アームレスト部と連続した高さに近接配置される
請求項1〜3の何れか1に記載の車両用シートの収納構造。 - 上記後列シートのシートバックは前方に倒伏可能に移動してフラットな荷室を形成可能に構成された
請求項1〜4の何れか1に記載の車両用シートの収納構造。 - 上記収納部を開閉可能に覆う蓋部材を設け、
該蓋部材は大きさが異なる2つの蓋部により構成された
請求項1〜5の何れか1に記載の車両用シートの収納構造。 - 上記蓋部材は前後の蓋部に2分割され、前側の蓋部の前後長が後側の蓋部の前後長より短く形成された
請求項6記載の車両用シートの収納構造。
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