JP5023641B2 - 印刷物の製造方法 - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、
サーマルヘッドとインクリボンを使用し、顔料溶融熱転写方式により画像、文字等が中間転写フィルムの受像層に転写されてなる被印刷体に転写印刷する転写プリンターにおける印刷物の製造方法において、
前記インクリボンを第1のサーマルヘッドの発熱体部に当接し、前記インクリボンに塗布された顔料インク領域を画像データに基づいて前記第1のサーマルヘッドを所定のエネルギーで発熱させて捨て画像用被転写体に熱転写を行い、ドット形状のインク抜け領域を有するインクリボンを形成する第1の印刷工程と、
前記第1の印刷工程によって得られた熱転写後のインク抜け領域を有するインクリボンを再度第2のサーマルヘッドの発熱体部に位置合わせされて当接し、前記第1の印刷工程におけるエネルギーよりも大きいエネルギーで前記第2のサーマルヘッドを発熱させてインクリボンに残存するインク領域を被印刷体に熱転写し、ドーナツ形状のドットを潜ませた画像を印刷する第2の印刷工程と、
を含むことを特徴とする印刷物の製造方法である。
サーマルヘッドとインクリボンを使用し、顔料溶融熱転写方式により画像、文字等が中間転写フィルムの受像層に転写されてなる被印刷体に転写印刷する転写プリンターにおける印刷物の製造方法において、
前記インクリボンを前記サーマルヘッドの発熱体部に当接し、前記インクリボンに塗布された顔料インク領域を画像データに基づいて前記サーマルヘッドを所定のエネルギーで発熱させて被印刷体に熱転写を行い、ドット形状のインク抜け領域を有するインクリボンを形成する第1の印刷工程と、
第1の印刷工程で得られた熱転写後のインク抜け領域を有するインクリボンをインクリボン巻き出しローラーに巻き戻す手段を備えたインクリボンを巻き戻す工程と、
前記巻き戻されたインクリボンを再度巻き出し、前記サーマルヘッドの発熱体部に位置合わせされて当接し、前記第1の印刷工程におけるエネルギーよりも大きいエネルギーで前記サーマルヘッド発熱させてインクリボンに残存するインク領域を前記被印刷体に熱転写し、ドットを潜ませた画像を印刷する第2の印刷工程と、
を含み、
前記インクリボンは複数色を塗り分けてあり、
前記第1の印刷工程は、該インクリボンの複数色のうち1色について被印刷体に熱転写を行い、該1色についてドット形状のインク抜け領域を有するインクリボンを形成し、
前記第2の印刷工程は、該1色についてドットを潜ませた画像を印刷することを特徴とする印刷物の製造方法である。
前記インクリボンは複数色を塗り分けてあり、
前記第1の印刷工程において、該インクリボンの複数色のうち1色について被印刷体に熱転写を行い、該1色についてドット形状のインク抜け領域を有するインクリボンを形成し、
前記第2の印刷工程において、該1色についてドットを潜ませた画像を印刷することを特徴とする請求項2に記載の印刷物の製造方法である。
この状態でサーマルヘッド(7)を画像情報に基づいて発熱すると同時にインクリボン(a)とプラテンロール(6)を等速で送り、インクを被印刷媒体(d)に転写する(第1の印刷工程)。インクリボン(c)には転写されたインクに相当するインク抜け領域ができる。このインクリボン(c)は巻き取りロール(9)に巻き取られる。その後、インクリボン(c)を正逆両方向に対して送り手段としてピンチローラの逆回転によりインクリボン(c)をインクリボン巻き出しローラー(1)に巻き戻し、再度、このインクリボン(c)が送られ、被印刷媒体(d)が巻き出しローラー(10)からテープ状に引き出され、サーマルヘッド(7)とそれに対向するプラテンロール(6)に挟まれる間隙でインクリボン(c)と被印刷媒体(d)を介してサーマルヘッド(7)に圧着されて、この状態でサーマルヘッド(3)を前記第1の印刷工程におけるサーマルヘッド(3)を発熱させたエネルギーよりも大きいエネルギーでサーマルヘッド(7)を発熱させると同時にインクリボン(c)とプラテンロール(4)を等速で送り、インク抜け領域を有するインクリボンに残存するインク領域のインクが被印刷媒体(d)に転写される(第2の印刷工程)、転写された被印刷媒体(e)は巻き取りロール(11)にそれぞれ巻き取られる。この印刷方法によれば、サーマルヘッドが2基と転写媒体が2体を必要とする、図1で示した印刷方法に比較して、サーマルヘッドが1基と転写媒体が1体でよく実用上この印刷方法が有利である。
2・・・捨て画像用転写媒体巻き出しロール
3・・・第1のサーマルヘッド
4、6、24・・・プラテンローラー
5・・・捨て画像用転写媒体巻き取りロール
7・・・第2のサーマルヘッド
8,8′、22,22′、29,29′、39,39′・・・ピンチロール
9、23・・・インクリボン巻き取りロール
10・・・被印刷媒体巻き出しロール
11・・・被印刷媒体巻き取りロール
12・・・第1の印刷工程で形成されるドット形状
13・・・第2の印刷工程で形成されるドット形状
21・・・サーマルヘッド
25、27・・・クランパ
26、33・・・クリーニングロール
28・・・中間転写フィルム(被印刷媒体)巻き出しロール
30・・・ホロセンサー
31・・・ヒートローラー
32・・・ヒーター
34・・・温度センサー
35・・・シャッター
36・・・被転写体
37・・・トレー
38・・・レール
40・・・中間転写フィルム(被印刷媒体)巻き取りロール
a・・・インクリボン
b・・・捨て画像用転写媒体
c・・・第1の印刷工程での熱転写後のインクリボン
d・・・被印刷媒体
e・・・第2の印刷工程後の被印刷媒体
Claims (2)
- サーマルヘッドとインクリボンを使用し、顔料溶融熱転写方式により画像、文字等が中間転写フィルムの受像層に転写されてなる被印刷体に転写印刷する転写プリンターにおける印刷物の製造方法において、
前記インクリボンを第1のサーマルヘッドの発熱体部に当接し、前記インクリボンに塗布された顔料インク領域を画像データに基づいて前記第1のサーマルヘッドを所定のエネルギーで発熱させて捨て画像用被転写体に熱転写を行い、ドット形状のインク抜け領域を有するインクリボンを形成する第1の印刷工程と、
前記第1の印刷工程によって得られた熱転写後のインク抜け領域を有するインクリボンを再度第2のサーマルヘッドの発熱体部に位置合わせされて当接し、前記第1の印刷工程におけるエネルギーよりも大きいエネルギーで前記第2のサーマルヘッドを発熱させてインクリボンに残存するインク領域を被印刷体に熱転写し、ドーナツ形状のドットを潜ませた画像を印刷する第2の印刷工程と、
を含むことを特徴とする印刷物の製造方法。 - サーマルヘッドとインクリボンを使用し、顔料溶融熱転写方式により画像、文字等が中間転写フィルムの受像層に転写されてなる被印刷体に転写印刷する転写プリンターにおける印刷物の製造方法において、
前記インクリボンを前記サーマルヘッドの発熱体部に当接し、前記インクリボンに塗布された顔料インク領域を画像データに基づいて前記サーマルヘッドを所定のエネルギーで発熱させて被印刷体に熱転写を行い、ドット形状のインク抜け領域を有するインクリボンを形成する第1の印刷工程と、
第1の印刷工程で得られた熱転写後のインク抜け領域を有するインクリボンをインクリボン巻き出しローラーに巻き戻す手段を備えたインクリボンを巻き戻す工程と、
前記巻き戻されたインクリボンを再度巻き出し、前記サーマルヘッドの発熱体部に位置合わせされて当接し、前記第1の印刷工程におけるエネルギーよりも大きいエネルギーで前記サーマルヘッド発熱させてインクリボンに残存するインク領域を前記被印刷体に熱転写し、ドットを潜ませた画像を印刷する第2の印刷工程と、
を含み、
前記インクリボンは複数色を塗り分けてあり、
前記第1の印刷工程は、該インクリボンの複数色のうち1色について被印刷体に熱転写を行い、該1色についてドット形状のインク抜け領域を有するインクリボンを形成し、
前記第2の印刷工程は、該1色についてドットを潜ませた画像を印刷することを特徴とする印刷物の製造方法。
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JP2006271565A JP5023641B2 (ja) | 2006-10-03 | 2006-10-03 | 印刷物の製造方法 |
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Family
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- 2006-10-03 JP JP2006271565A patent/JP5023641B2/ja not_active Expired - Fee Related
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