JP5018469B2 - 液体収容容器 - Google Patents
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Description
図15及び図16に示すインクカートリッジ201は、特許文献1に記載されたものであり、インクジェットプリンタのカートリッジ装着部203に装着される容器本体205内に、容器本体205内の加圧室207に供給される加圧空気による圧力で容積が縮小可能なインクパック209が収容されるとともに、インクパック209にインクジェットプリンタで使用されるインク液が収容される。
そこで、上述したようなインクカートリッジ201をカートリッジ装着部203に装着する際には、インク供給路215に対するインク導出口217の位置精度が低下する為、インク供給路215とインク導出口217の接続がスムーズに行えず、カートリッジ装着性の低下を招く可能性がある。
そこで、上述したようなインクカートリッジ201を縦置きした場合には、液体収容容器の大型化に伴ってインクパック209へ充填するインク量が多くなると、非加圧時にもパック内圧力が上昇する。その結果、インク導出口217におけるインク垂れ量が増加してしまう可能性がある。
液体を貯留している液体収容部と、
前記液体収容部に設けられ、前記液体を導出する接続口と、
前記前面壁に設けられ、前記液体を前記液体消費装置に供給するための液体導出部と、
前記前面壁に、前記液体導出部を挟むように1つずつ設けられ、前記容器装着部の2箇所に設けられたピンが入る2つの孔と、を備え、
前記液体導出部が、前記2つの孔のうちいずれか一つに近接するように設けられ、
前記液体導出部が、前記接続口の開口の中心線に対してずれた位置に設けられ、
前記接続口と前記液体導出部の間を連通する流路を有するオフセット流路部材を備えることを特徴とする液体収容容器により達成される。
図1は本発明の第1実施形態に係る液体収容容器の分解斜視図、図2は図1に示した液体収容容器の組立状態の斜視図、図3(a)は図1に示した容器本体の袋体収容部に液体収容部であるインクパックと該インクパックの周囲の隙間を埋めるスペーサとを装着した状態の斜視図、図3(b)は図3(a)のA部拡大図、図4は図1に示した残量検出手段の裏面側からの斜視図である。
また、外部の記録ヘッドにインクを供給するための液体導出部9は、容器本体5に着脱可能に装着される付加機能部としての残量検出手段11に設けられている。この残量検出手段11は、インクパック7の接続口7aと液体導出部9の間を連通する流路を有するオフセット流路部材であり、容器本体5と残量検出手段11との連結部に、容器本体5と残量検出手段11とが相対的に回転して着脱可能な検出手段嵌合部(嵌合手段)23を備える。
すなわち、このインクカートリッジ1の容器本体5は、前面壁5cと、後面壁5fと、インクカートリッジ1がインクジェット式記録装置のカートリッジ装着部100に装着された状態(以下、装着状態と呼ぶ)で上面に位置する第1の側壁5dと、インクカートリッジ1の装着状態で下方に位置する第2の側壁5eと、インクカートリッジ1の装着状態で垂直面となる第3の側壁5gと、袋体収容部3と検出手段収容部13との間を区画している隔壁5aとから構成される。
袋体収容部3の開放面は、インクパック7の収容後にシールフィルム15によって封止される。これにより、袋体収容部3が密封室になり、加圧手段によって加圧される。
インクパック7には、残量検出手段11を接続する前に、予め脱気度の高い状態に調整されたインクが充填される。
本実施形態の場合、検出手段嵌合部23は、2つの湾曲した凸壁23a,23bを備え、これらの凸壁23a,23bにより残量検出手段11の回転中心を規制する環構造を形成している。
また、図3(b)に示すように、検出手段嵌合部23に近接した位置で、隔壁5aに直交する如く検出手段収容部13に立設された隔壁5bには、検出手段嵌合部23に嵌合した残量検出手段11の抜けを防止する係止溝24が装備されている。
図2に示すように、前面壁5cの両側部には、インクカートリッジ1をカートリッジ装着部100に装着した際に、カートリッジ装着部100側に装備されている位置決めピン106,107が挿入される位置決め孔27,28が装備されている(図10参照)。
一方の位置決め孔27は丸孔に設定され、他方の位置決め孔28は容器本体5の幅方向(図2の矢印X方向)に細長い長孔に設定されている。このように、一方の位置決め孔28を長孔に形成しておくことで、位置決め精度を保つ一方で寸法公差等の許容が容易になる。
この回路基板31は、その裏面に配置されるメモリ素子や、残量検出手段11に搭載される圧電素子をインクジェット式記録装置側の制御回路に電気接続し、これらのメモリ素子や圧電素子の動作を記録装置側から制御可能にする。
係止片38は、図5に示すように検出手段嵌合部23に容器嵌合部35を嵌合させた状態から矢印(B)に示すように残量検出手段11を回転させた時に、容器本体5側の係止溝24(図3参照)に係合して、図7及び図8に示すように、嵌合部のカートリッジ装着部側への抜け止めを果たす。一方、係合部39は、図5に示すように検出手段嵌合部23に容器嵌合部35を嵌合させた状態から矢印(B)に示すように残量検出手段11を回転させた時に、容器本体5側に装備された係合部に係合して、回転を規制する。
更に、残量検出手段11の容器嵌合部35を容器本体5の検出手段嵌合部23に嵌合させて、図7及び図8に示すように、残量検出手段11の回転により係止片38の係止溝24への係合を完了させたとき、接続針11aが、容器本体5の袋体収容部3に収容されるインクパック7の接続口7aの略中心に位置決めされるように、回転中心O1と中心O2の偏心量が設定されている。
このオフセット流路部材121は、容器本体5との連結部に、上記第1実施形態の検出手段嵌合部23と同様に、容器本体5とオフセット流路部材121とが相対的に回転して着脱可能な嵌合手段を備えている。
そして、本第3実施形態のインクカートリッジ120は、上記第1実施形態のインクカートリッジ1と同様に、液体導出部9が、前面壁5cに配置された位置決め孔27に近い位置に設けられるので、インクカートリッジの大型化に伴って生じる可能性があるカートリッジ装着部100の位置決めピン106,107と容器本体5の位置決め孔27,28との間の寸法公差拡大の影響を低減することができる。そこで、カートリッジ装着部100の液体供給部102に対する容器本体5の液体導出部9の位置精度が向上し、液体導出部9と液体供給部102との接続をスムーズに行うことができ、インクカートリッジ120の装着性の低下を防止できる。
一方、カートリッジ装着部100に設けられた液体供給部102を接続口7aに連通させる液体導出部9は、前面壁5cの幅方向両端側にそれぞれ配置された2つの位置決め孔27,28の一方の側である位置決め孔27に近い位置に設けられている。
そして、実際にインクカートリッジ130がインクジェット記録装置に取り付けられる容器使用時には、図14に示したように、液体導出部9が、前面壁5cの略中心に対して容器使用時の高さ方向上側に設けられる。
また、位置決め孔並びに位置決めピンの数は、少なくとも2つあるのが好ましく、2つ以上であってもよい。位置決め孔が2つ以上の場合には、複数の位置決め孔のうちいずれか一つに近接するように液体導出部が設けられることが望ましい。
また、液体噴射ヘッドを備える液体消費装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置、有機ELディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた装置、捺染装置やマイクロデスペンサ等が挙げられる。
Claims (3)
- 液体収容容器の前面壁が対向する壁の2箇所にピンが設けられた液体消費装置の容器装着部に着脱自在に装着可能な液体収容容器であって、
液体を貯留している液体収容部と、
前記液体収容部に設けられ、前記液体を導出する接続口と、
前記前面壁に設けられ、前記液体を前記液体消費装置に供給するための液体導出部と、
前記前面壁に、前記液体導出部を挟むように1つずつ設けられ、前記容器装着部の2箇所に設けられたピンが入る2つの孔と、を備え、
前記液体導出部が、前記2つの孔のうちいずれか一つに近接するように設けられ、
前記液体導出部が、前記接続口の開口の中心線に対してずれた位置に設けられ、
前記接続口と前記液体導出部の間を連通する流路を有するオフセット流路部材を備えることを特徴とする液体収容容器。 - 前記容器本体と前記オフセット流路部材との連結部に、前記容器本体と前記オフセット流路部材とが相対的に回転して着脱可能な嵌合手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
- 前記液体導出部が、前記前面壁の略中心に対して前記液体収容容器が前記液体消費装置に装着された時の高さ方向上側に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の液体収容容器。
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