JP5018183B2 - プローブ装置、プロービング方法及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
しかしながら実際にはボールネジの加工精度、ボールネジの歪み、載置台の移動ガイドのXY平面上における左右の振れや前後の傾きあるいはボールネジのまわりの傾きなどの影響、更にはボールネジの伸び縮みの影響なども加わっているため、駆動系の座標上で計算した接触位置と、実際の接触位置とを一致させることは極めて難しい。
このようなZ方向におけるコンタクト位置の正確性については、特許文献1や2に記載されて手法では確保できない。
前記載置台上の被検査基板の電極パッドまたは電極パッドと特定の位置関係を有する特定点を撮像する撮像手段と、
前記載置台上の被検査基板の電極パッドがプローブに接触する、駆動部により管理される駆動系座標上のX,Y,Z方向における接触位置を前記撮像手段の撮像結果に基づいて計算により求める手段と、
予め被検査基板とは別の基準基板を用いて取得され、基準基板上の複数の基準点の各々と、前記撮像手段による基準点の撮像結果に基づいて計算により求められた駆動系座標上の接触位置と実際の接触位置とのX,Y,Z方向毎の差分である補正量と、を対応付けた補正データを記憶した記憶部と、
前記基準点に対する被検査基板の電極パッドの基板上での相対位置を求め、その相対位置と、前記記憶部に記憶されている補正データと、に基づいて、前記手段により求めた計算上の接触位置を補正して実際の接触位置を求める手段と、を備えたことを特徴とする。
前記計算上の接触位置を補正して実際の接触位置を求める手段は、被検査基板の電極パッドが1つの格子を形成する4点の基準点うちの3点で形成される面内に含まれていると近似して当該電極パッドのZ方向の位置を求める構成を挙げることができる。
撮像手段の撮像結果に基づいて接触位置を計算により求める前記手段は、前記第1の撮像手段の撮像結果と第2の撮像手段の撮像結果と両撮像手段の光軸を合わせたときの駆動系座標上のX,Y,Z方向の位置とに基づいて前記接触位置を計算により求める構成を挙げることができる。
前記載置台上の被検査基板の電極パッドまたは電極パッドと特定の位置関係を有する特定点を撮像手段により撮像する工程(a)と、
前記載置台上の被検査基板の電極パッドがプローブに接触する、駆動部により管理される駆動系座標上のX,Y,Z方向における接触位置を前記撮像手段の撮像結果に基づいて計算により求める工程(b)と、
被検査基板とは別の基準基板上の複数の基準点に対する被検査基板の電極パッドのX,Y方向での相対位置を求める工程(c)と、
予め前記基準基板を用いて取得され、基準基板上の複数の基準点の各々と、前記撮像手段による基準点の撮像結果に基づいて計算により求められた駆動系座標上の接触位置と実際の接触位置とのX,Y,Z方向毎の差分である補正量と、を対応付けた補正データを用い、前記工程(c)で求められた前記相対位置と前記補正データとに基づいて、前記工程(b)により求めた計算上の接触位置を補正して実際の接触位置を求める工程(d)と、
を備えたことを特徴とする。
更に他の発明は、駆動部によりX,Y,Z方向に移動可能な載置台に、被検査チップが縦横に配列された被検査基板を載せ、この載置台を移動させてプローブカードのプローブに被検査チップの電極パッドを接触させて順次被検査チップの電気的測定を行うプローブ装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記プログラムは、請求項4ないし6のいずれか一つに記載のプロービング方法を実行するようにステップが組まれていることを特徴とする。
本発明のプローブ方法に用いられるプローブ装置1について、図1及び図2を参照して説明する。このプローブ装置1は、基台20を備えており、この基台20上には、Y方向に伸びるガイドレールに沿って、例えばボールネジなどによりY方向に駆動されるYステージ21と、X方向に伸びるガイドレールに沿って、例えばボールネジによりX方向に駆動されるXステージ22と、が設けられている。このXステージ22とYステージ21とには、それぞれモーターが設けられており、MはXステージ22のモーターであり、E2はこのモーターMに組み合わされたエンコーダであるが、Yステージ21のモーター及びエンコーダについては図1中隠れていて見えない。
図4は、この実施の形態で行う全体の流れを示している。ステップS100、S200及びステップS300は例えばプローブ装置1のメーカー側で実施される前処理作業である。このプローブ装置1における、ウエハW上の電極パッドとプローブ針32とのコンタクト(接触)制御は、視野が上向きのカメラ(第1の撮像手段25)及び視野が下向きのカメラ(第2の撮像手段33)で夫々プローブ針32及びウエハWを撮像し、その撮像結果に基づいて、電極パッドがプローブ針32に接触するコンタクト位置(接触位置)を計算し、その計算上のコンタクト位置に基づいてモータ3を動作させて接触させる制御である。しかしこの計算上のコンタクト位置は、実際に電極パッドをプローブ針32に接触させて求めたわけではないので、計算上の位置と実際の位置とは極めてミクロの次元では誤差を生ずる。つまりカメラ(第1の撮像手段25及び第2の撮像手段33)を用いてアライメントを行った領域は、プローブ針32が置かれている領域とは異なるからである。そこで予め、計算位置と実際の位置とがどのくらいずれているのかを把握するために、前処理作業が行われる。
そして実際にCCDカメラ35により基準点を撮像してX、Yの座標値を求めることにより、またレーザー測長器37により基準点までの距離つまり実際の高さ位置を求めることにより、計算上のコンタクト位置と実際のコンタクト位置との寸法誤差がX,Y,Zの夫々について取得できる。従ってその寸法誤差をエンコーダ1パルスあたりの移動距離で割り算をすれば、各基準点ごとに、計算上のコンタクト位置から実際のコンタクト位置を得るための補正量を取得できることになる。
ステップS300では、既述のステップS100において設置した測長器ユニット38を取り外し、元のプローブカード31を取り付ける。次に、ステップS400において、測定用ウエハW2に対して、予め第1の撮像手段25と第2の撮像手段33とを用いて既述の基準ウエハW1に対して行ったアライメントと同様のアライメントを行い、測定用ウエハW2上の電極パッドに対してプローブ針32をコンタクトさせて、プローブカード31に設けられた図示しない電極部から所定の電気信号を流し、測定用ウエハW2上のチップの電気的特性の検査を行う。
既述の基準ウエハW1を用いて行われる補正データ取得(図4におけるステップS200に相当する)について、図6〜図13を参照して詳述する。先ず、図示しない搬送手段により基準ウエハW1をウエハ載置台24に載置(ロード)する(ステップS61)。この基準ウエハW1は、後述の図13(a)に模式的に示すように、ウエハの表面を例えば正方形の格子状に分割したときの格子点に相当するように縦横に間隔をおいて多数の基準点が設定されている。基準ウエハW1はより詳しい例を挙げると、ICチップが縦横に形成されており、各ICチップの特定の電極パッドを基準点としている。そして、第1の撮像手段25と第2の撮像手段33とを用いて、基準ウエハW1の位置合わせ(アライメント)を行う。このアライメントは、既述の特許文献1に記載されている手法と同様の手法であるが、その概要について、図7及び図8を参照して説明しておく。
次に、第2の撮像手段33をプローブ針32の下方側に位置させると共に、図8(b)に示すように、ターゲット28を第1の撮像手段25と第2の撮像手段33との間の領域に突出させ、そして第2の撮像手段33の焦点がターゲット28の金属膜に一致しかつその金属膜の中心と第2の撮像手段33の光軸とが一致するように、ウエハ載置台24をX、Y、Z方向に移動させる。
そして、再度第2の撮像手段33により基準点の5点を撮像し、夫々のウエハ載置台24の駆動系座標上の位置(Xa 、Ya 、Za )、(Xb 、Yb 、Zb )、(Xc 、Yc 、Zc )、(Xd 、Yd 、Zd )、(Xe 、Ye 、Ze )を図示しないメモリに記憶する(ステップS204)。なお各位置を代表して便宜上A1(X1 ,Y1 ,Z1 )として表わす。
またこのような補正を行うことの利点を図11に模式的に示すと、特許文献1によるアライメントを行っただけでは、第2の撮像手段33により撮像した基準点を結ぶ平面上に、撮像していない他の基準点が位置しているものと取り扱われるが、本発明では、それら他の基準点についてのコンタクト時のZ位置がより高精度に予測できる。
そして、図12に示すように、全ての基準点について取得された計算上のコンタクト位置A3と実際のコンタクト位置とのずれ量を、テーブル7aとしてメモリ7に保存する(ステップS67)。その後、基準ウエハW1をウエハ載置台24からアンロードする(ステップS68)。図13(a)は、基準ウエハW1上の基準点の配列を模式的に示す図であり、M1,M11、M9,M19及びM5の5点が第2の撮像手段33により撮像される基準点である。また図13(b)は各基準点M1からM9についてのZ方向の補正量を示した図である。
次に、被検査基板である測定用ウエハW2に形成された被検査部であるICチップの電気的特性の検査を行う。この測定用ウエハW2には、表面に多数の被検査チップが縦横に配列されていると共に、座標取得用の特定点が複数箇所例えば5カ所に設定されている。この5つの特定点は、ICチップ上の特定の電極パッドが割り当てられ、例えば基準ウエハW1と同様に測定用ウエハW2の中心に最も近いICチップの特定の電極パッドと、当該ICチップを含む横並びのICチップ群の両端のICチップの特定の電極パッドと、当該ICチップを含む縦方向のICチップ群の両端の電極パッドと、の5点が割り当てられる。
この段階ではプローブ装置1にプローブカード31が装着されており、先ず図15(a)に示すように、第1の撮像手段25によりプローブカード31のプローブ針32を撮像して、その時のウエハ載置台24の座標B2(X2 ,Y2 ,Z2 )を記憶する。この撮像の結果、プローブ針32の並びの方向が把握され、また特定の例えば1本のプローブ針32の針先の中心についての駆動系座標上の座標位置が取得される。そして、プローブ針32の並びの方向と電極パッドの配列の方向とが合うように、ウエハ載置台24を回転させる。
そしてこれから順次行おうとする各回のコンタクト動作において一括してプローブ針32に接触する電極パッド群の中の特定の電極パッドの全てについて、第2の撮像手段33で撮像したときの駆動系座標上のX,Y方向の位置を求める。第2の撮像手段33で撮像した5つの特定点以外の点(電極パッド)についてのX,Y方向の座標の求め方は、基準ウエハW1の項目のところで述べたとおりである。一方先の基準ウエハW1上の各基準点を第2の撮像手段33で撮像したときの駆動系座標上のX,Y方向の位置(X座標,Y座標)は分かっているので、駆動系座標上の位置を介して測定用ウエハW2の電極パッドについて測定用ウエハW2の座標上(ウエハ座標上)のX方向,Y方向の位置と基準ウエハW1の基準点について基準ウエハW1の座標上(ウエハ座標上)の位置との関係がわかる。つまり測定用ウエハW2上の電極パッドが基準ウエハW1の基準点の配列領域のどこに位置しているのかを求めることができる(ステップS12)。
a1 = k1a2/(a2 +a3)
b1 = k2b2/(b2 +b4)
となる。
Z方向の補正量に関しては、例えば図19に示すように計算される。先ず、図19(a)の格子点は基準ウエハW1の基準点である。Xij、Yijは各基準点のウエハ上の座標値であり、Zijは各座標点における計算上のコンタクト座標のZ座標値の補正値である。
この時、図19(a)に示す平面上の任意の点Pa(xa,ya)は、上記のX、Yについて行った計算と同様に、三角形Pij+1,Pi+1j+1,Pi+1j内にある場合と、三角形Pij,Pij+1,Pi+1j内にある場合と、で、以下のように求められる。
この場合は、図19(b)に示すようにPij+1,Pi+1j+1,Pi+1jの夫々のZ補正量に相当する分だけ、当該3点をZ方向に沿って立ち上げ、立ち上がった3点で作られる平面とPaをZ方向に立ち上げたときの交点における立ち上げ量がPaのZ方向の補正量となる。即ち、
za = (zi+1j−zi+1j+1)/(xi+1j−xi+1j+1)×(xi+1j−xa)+(zij+1−zi+1j+1)/(yij+1−yi+1j+1)×(yij+1−ya)+zi+1j+1
この場合も同様に以下のように計算される。
za = (zi+1j−zij)/(xi+1j−xij)×(xa−xij)+(zij+1−zij)/(yij+1−yij)×(ya−yij)+zij
上述の実施の形態によれば、予め測定用ウエハW2とは別の基準ウエハW1を用いて取得された、複数の基準点の各々と、アライメントにより求められた駆動系座標上の接触位置と実際の接触位置とのX,Y,Z方向毎の差分である補正量と、を対応付けた補正データを用いているので、測定用ウエハW2上の被検査チップの電極パッドとプローブ針32とを、高さ方向について高精度に位置合わせが行われた状態で接触させることができ、今後の電極パッドの微細化に対応できる技術として有効である。
3 ステージ駆動用モータ
4 エンコーダ
5 座標補正データ取得用プログラム
6 測定用ウエハコンタクト用のプログラム
7a 座標補正データテーブル
10 制御部
24 ウエハ載置台
25 第1の撮像手段
32 プローブ針
33 第2の撮像手段
38 測長器ユニット
Claims (7)
- 駆動部によりX,Y,Z方向に移動可能な載置台に、被検査チップが縦横に配列された被検査基板を載せ、この載置台を移動させてプローブカードのプローブに被検査チップの電極パッドを接触させて順次被検査チップの電気的測定を行うプローブ装置において、
前記載置台上の被検査基板の電極パッドまたは電極パッドと特定の位置関係を有する特定点を撮像する撮像手段と、
前記載置台上の被検査基板の電極パッドがプローブに接触する、駆動部により管理される駆動系座標上のX,Y,Z方向における接触位置を前記撮像手段の撮像結果に基づいて計算により求める手段と、
予め被検査基板とは別の基準基板を用いて取得され、基準基板上の複数の基準点の各々と、前記撮像手段による基準点の撮像結果に基づいて計算により求められた駆動系座標上の接触位置と実際の接触位置とのX,Y,Z方向毎の差分である補正量と、を対応付けた補正データを記憶した記憶部と、
前記基準点に対する被検査基板の電極パッドの基板上での相対位置を求め、その相対位置と、前記記憶部に記憶されている補正データと、に基づいて、前記手段により求めた計算上の接触位置を補正して実際の接触位置を求める手段と、を備えたことを特徴とするプローブ装置。 - 前記基準点の位置は、前記基準基板を格子状に分割したときの格子点に相当するように決められており、
前記計算上の接触位置を補正して実際の接触位置を求める手段は、被検査基板の電極パッドが1つの格子を形成する4点の基準点うちの3点で形成される面内に含まれていると近似して当該電極パッドのZ方向の位置を求めることを特徴とする請求項1記載のプローブ装置。 - 前記撮像手段を第1の撮像手段とすると、載置台と共にX,Y,Z方向に移動する部位にプローブを撮像するために設けられた第2の撮像手段を更に備え、
撮像手段の撮像結果に基づいて接触位置を計算により求める前記手段は、前記第1の撮像手段の撮像結果と第2の撮像手段の撮像結果と両撮像手段の光軸を合わせたときの駆動系座標上のX,Y,Z方向の位置とに基づいて前記接触位置を計算により求めることを特徴とする請求項1または2記載のプローブ装置。 - 駆動部によりX,Y,Z方向に移動可能な載置台に、被検査チップが縦横に配列された被検査基板を載せ、この載置台を移動させてプローブカードのプローブに被検査チップの電極パッドを接触させて順次被検査チップの電気的測定を行うプロービング方法において、
前記載置台上の被検査基板の電極パッドまたは電極パッドと特定の位置関係を有する特定点を撮像手段により撮像する工程(a)と、
前記載置台上の被検査基板の電極パッドがプローブに接触する、駆動部により管理される駆動系座標上のX,Y,Z方向における接触位置を前記撮像手段の撮像結果に基づいて計算により求める工程(b)と、
被検査基板とは別の基準基板上の複数の基準点に対する被検査基板の電極パッドのX,Y方向での相対位置を求める工程(c)と、
予め前記基準基板を用いて取得され、基準基板上の複数の基準点の各々と、前記撮像手段による基準点の撮像結果に基づいて計算により求められた駆動系座標上の接触位置と実際の接触位置とのX,Y,Z方向毎の差分である補正量と、を対応付けた補正データを用い、前記工程(c)で求められた前記相対位置と前記補正データとに基づいて、前記工程(b)により求めた計算上の接触位置を補正して実際の接触位置を求める工程(d)と、
を備えたことを特徴とするプロービング方法。 - 前記基準点の位置は、前記基準基板を格子状に分割したときの格子点に相当するように決められており、
前記工程(d)は、被検査基板の電極パッドが1つの格子を形成する4点の基準点うちの3点で形成される面内に含まれていると近似して当該電極パッドのZ方向の位置を求める工程を含むことを特徴とする請求項4記載のプロービング方法。 - 前記撮像手段を第1の撮像手段とすると、載置台と共にX,Y,Z方向に移動する部位に設けた第2の撮像手段を用いてプローブを撮像する工程を更に含み、
前記工程(b)は、前記第1の撮像手段の撮像結果と第2の撮像手段によるプローブの撮像結果と両撮像手段の光軸を合わせたときの駆動系座標上のX,Y,Z方向の位置とに基づいて前記接触位置を計算により求める工程を含むことを特徴とする請求項4または5記載のプロービング方法。 - 駆動部によりX,Y,Z方向に移動可能な載置台に、被検査チップが縦横に配列された被検査基板を載せ、この載置台を移動させてプローブカードのプローブに被検査チップの電極パッドを接触させて順次被検査チップの電気的測定を行うプローブ装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、
前記プログラムは、請求項4ないし6のいずれか一つに記載のプロービング方法を実行するようにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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