JP5011197B2 - Root crop breaker - Google Patents
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Description
本発明は、人参、大根、ごぼう等の根菜類の乱切り機に関する。 The present invention relates to a machine for cutting root vegetables such as carrots, radishes and burdocks.
根菜類の乱切り機として、例えば特許文献1が挙げられる。この構造は、人参等の根菜類の上端外周をチャックするチャック手段と、このチャック手段を間歇的に回転駆動するチャック回転駆動手段と、前記チャック手段にチャックされる根菜類に対して傾斜して配設されたカッターと、このカッターを駆動するカッター駆動手段と、前記カッターの直上で根菜類を挟持する2個一対のセンター出し板と、このセンター出し板を開閉駆動させセンター出し板駆動手段と、前記カッター及びセンター出し板を保持する刃物支持枠と、この刃物支持枠を上下駆動する刃物支持枠駆動手段とを備えている。
For example,
また、前記刃物支持枠には、チャック手段でチャックされた根菜類の端部を検出する端部検出用センサと、前記センター出し板の移動量を検出する外径検出用センサとを有し、前記チャック爪の直下の部分を基準として前記端部検出用センサによる端部検出信号により根菜類の長さを算出し、前記外径検出用センサにより前記基準部分の検出信号及び根菜類の端部の検出信号により根菜類の外径を算出し、カットする部分の外径に応じて前記刃物支持枠の上昇量が制御される。
特許文献1は、カッターとセンター出し板とが刃物支持枠に取付けられており、刃物支持枠が刃物支持枠駆動手段で上下動させられる構造となっている。そこで、下記の動作で根菜類の乱切りが行われる。根菜類の上方の先端をチャック部にチャックさせる。次にカッターの直上で根菜類の下端部分をセンター出し板で挟持した後に、カッターが往復動して根菜類を斜めにカットする。続いてセンター出し板が開いた後、チャック回転駆動部によって根菜類が90度回転させた後、刃物支持枠が上昇する。そして、センター出し板で根菜類を把持した後、カッターで根菜類をカットする。この動作を繰り返して乱切りする。このように、多くの工程(動作)を必要とするので、生産性に問題があった。
In
また根菜類のチャック部、チャック回転駆動部、カッター上下駆動部及びセンター出し板を必要とし、それらの構造は非常に複雑であるので、装置が高価になるという問題があった。 In addition, a root vegetable chuck part, a chuck rotation drive part, a cutter vertical drive part and a centering plate are required, and the structure thereof is very complicated.
本発明の課題は、生産性の向上及び装置の低減化が図れる根菜類の乱切り機を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a root vegetable slicing machine capable of improving productivity and reducing the number of devices.
上記課題を解決するための本発明の請求項1は、人参等の根菜類を弾性的に支持する根菜類支持部と、この根菜類支持部の上方に配設され、該根菜類支持部で支持された根菜類を位置決め保持する第1の位置決め部と、前記根菜類支持部に支持され前記第1の位置決め部で位置決めされた根菜類を下方に押し下げる根菜類押し下げ部と、前記根菜類支持部の下方に配設され、根菜類の端部及び外径を検知する外径検出部と、この外径検出部の下方に配設されて根菜類を弾性的に保持して位置決めする第2の位置決め部と、上面に刃先を有して垂直に前記第2の位置決め部の下方に配設された複数個の縦切りカッターよりなる縦切り部と、前記縦切りカッター間の側方にそれぞれ配設され、前記縦切りカッターで縦切りされた根菜類を斜めに横切りする横切りカッターを有する横切り部とを備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明の請求項2は、請求項1において、前記外径検出部は、根菜類を挟持する2個一対のローラと、これらのローラを閉じる方向に付勢する付勢手段と、前記一方のローラの動きを検知する外径検出用センサーとからなり、この外径検出用センサーの検知時を根菜類の端部と認識し、前記ローラの動き量によって根菜類の外径と認識し、前記外径検出部の外径検出用センサーで検知した根菜類の端部及び外径信号によりカットする部分の外径に応じて前記根菜類押し下げ部により根菜類の押し下げ量が制御されることを特徴とする。 A second aspect of the present invention for solving the above-mentioned problems is that, in the first aspect, the outer diameter detection unit is configured to bias the pair of rollers sandwiching the root vegetables and the rollers in a closing direction. And an outer diameter detecting sensor for detecting the movement of one of the rollers. The detection time of the outer diameter detecting sensor is recognized as an end of the root vegetable, and the root vegetable is detected by the amount of movement of the roller. The root vegetable push-down amount is determined by the root vegetable push-down unit according to the outer diameter of the end portion of the root vegetable detected by the outer diameter detection sensor of the outer diameter detection unit and the outer diameter signal. Is controlled.
上記課題を解決するための本発明の請求項3は、請求項1又は2において、前記横切り部は、横切りカッターを駆動させるカッター駆動手段と、横切りカッターの傾斜方向を変えるように揺動させるカッター揺動手段とからなり、横切りカッターで横切りした後に、根菜類が一定量押し下げられた後に、横切りカッターの傾斜方向を変えて横切りカッターで横切りすることを特徴とする。 A third aspect of the present invention for solving the above-mentioned problems is that, in the first or second aspect, the transverse section is a cutter driving means for driving the transverse cutter, and a cutter that swings so as to change the inclination direction of the transverse cutter. It comprises swinging means, and after traversing with a traversing cutter, the root vegetables are pushed down by a certain amount, and then the traversing cutter is changed in the inclination direction and traversed with the traversing cutter.
上記課題を解決するための本発明の請求項4は、請求項1において、請求項1の構成の他に、前記第2の位置決め部と前記横切りカッター間の根菜類を弾性的に保持する根菜類端部保持部を有し、前記根菜類押し下げ部の押し下げ棒には、前記縦切りカッターに対応した部分に縦溝が形成され、前記根菜類端部保持部で保持されたカット残品を前記押し下げ棒の下降によって下方に落下するように押し下げることを特徴とする。 A fourth aspect of the present invention for solving the above-mentioned problems is that in the first aspect, in addition to the configuration of the first aspect, a root vegetable that elastically holds a root vegetable between the second positioning portion and the crossing cutter. A vertical groove is formed in a portion corresponding to the vertical cutting cutter on the push rod of the root vegetable push-down portion, and the cut leftover held by the root vegetable end hold portion is The push-down bar is pushed down so as to drop downward.
請求項1によれば、根菜類支持部に根菜類を挿入した後、第1の位置決め部によって根菜類を位置決めする。その後は、押し下げ棒を押し下げる動作と、横切りカッターで根菜類を横切りする動作とによって、根菜類は乱切りされる。このように、非常に少ない工程でよいので、生産性が著しく向上する。また根菜類支持部に根菜類を挿入するのみでよく、根菜類の上端をチャック部にチャックさせる必要がないので、この点からも生産性が良い。また根菜類を挿入する根菜類支持部と、開閉して根菜類を位置決め保持する第1の位置決め部と、根菜類を押し下げる根菜類押し下げ部と、根菜類の外径を検出する外径検出部と、根菜類を弾性的に保持して位置決めする第2の位置決め部と、垂直に配設されて根菜類を縦切りする縦切りカッターと、根菜類を横切りする横切りカッターとにより構成され、これらの構造は簡単であるので、装置の低減化が図れる。 According to the first aspect, after the root vegetables are inserted into the root vegetable support part, the root vegetables are positioned by the first positioning part. Thereafter, the root vegetables are randomly cut by the action of pushing down the push-down bar and the action of crossing the root vegetables with the crossing cutter. Thus, since very few processes are sufficient, productivity improves remarkably. Further, it is only necessary to insert the root vegetables into the root vegetable support part, and it is not necessary to cause the upper end of the root vegetables to be chucked by the chuck part, so that productivity is also good in this respect. Also, a root vegetable support part for inserting root vegetables, a first positioning part for opening and closing and positioning and holding the root vegetables, a root vegetable pressing part for pressing the root vegetables, and an outer diameter detection part for detecting the outer diameter of the root vegetables And a second positioning part that elastically holds and positions the root vegetables, a vertical cutter that is vertically arranged to vertically cut the root vegetables, and a cross-cutting cutter that crosses the root vegetables, and these Since this structure is simple, the number of devices can be reduced.
請求項2によれば、外径検出部は、根菜類の外径によって動くローラの動き量によって検出するように構成することにより、根菜類が単に押し下げられるのみで自動的に外径が検出される。即ち、根菜類の外径が即座に、かつ連続的に検出されるので、検知精度が向上し、カット品質(重量)の精度が向上すると共に、検知時間が大幅に短縮される。 According to the second aspect of the present invention, the outer diameter detection unit is configured to detect the amount of movement of the roller that moves according to the outer diameter of the root vegetables, so that the outer diameter is automatically detected simply by pressing down the root vegetables. The That is, since the outer diameter of root vegetables is detected immediately and continuously, the detection accuracy is improved, the accuracy of cut quality (weight) is improved, and the detection time is greatly shortened.
本発明の根菜類の乱切り機の一実施の形態を図1乃至図10により説明する。以下、棒状の根菜類野菜として人参について説明する。本実施の形態は、主として次のような構成よりなっている。 An embodiment of the root vegetable random cut machine according to the present invention will be described with reference to FIGS. Hereinafter, carrots will be described as stick-like root vegetables. The present embodiment mainly has the following configuration.
図1乃至図3に示すように、人参1(図5参照)を縦方向に支持する根菜類支持部10と、この根菜類支持部10に支持され、かつ後記する第1の位置決め部30で位置決めされた人参1を下方に押し下げる根菜類押し下げ部20と、根菜類支持部10と根菜類押し下げ部20間に配設され、根菜類を位置決めする第1の位置決め部30と、前記根菜類支持部10の下方に配設され、人参1の外径を検出する外径検出部40と、この外径検出部40の下方に配設され、人参1を位置決めする第2の位置決め部60(図5、図8参照)と、この第2の位置決め部60の下方に配設され、後記する横切りカッター92の上端まで伸びた根菜類端部保持部70(図5、図8参照)と、第2の位置決め部60の下方に配設され、人参1を複数個に分割(実施の形態は4分割)する縦切り部80と、この縦切り部80で縦切りされた人参1を横切りする横切り部85とからなっている。次に先ず枠体の構造について説明した後、前記各部の構造について説明する。
As shown in FIGS. 1 to 3, a
〔枠体の構造〕(図1、図2及び図3参照)
両側板2間で裏面側には、垂直に配設された垂直板3が固定されている。両側板2及び垂直板3には水平に配設された根菜類支持部支持板4が固定されており、根菜類支持部支持板4には根菜類支持部10が設けられている。根菜類支持部支持板4の下方にはカッター支持板5が水平に配設されており、カッター支持板5には縦切り部80及び横切り部85等が設けられている。ここで、カッター支持板5は、縦切り部80及び横切り部85の清掃を容易に行えるように、両側板2に設けられたガイドレールに沿って前方に引出し可能に設けられている。
[Frame structure] (See FIGS. 1, 2 and 3)
A vertically arranged
〔根菜類支持部10の構造〕(図1乃至図5、特に図4及び図5参照)
根菜類支持部支持板4には、人参1を挿入する筒状の根菜類挿入用筒体11が固定されている。根菜類支持部支持板4の裏面には、根菜類挿入用筒体11の根菜類挿入穴を囲むように4個の逆U字形状の支持枠12が固定されており、支持枠12にはそれぞれ支軸13が固定されている。支軸13には、下方に伸びた根菜類支持板14が回転自在に支承されており、根菜類支持板14の下端部が内側に付勢されるように、支軸13にはばね15が装着されている。
[Structure of root vegetable support 10] (see FIGS. 1 to 5, especially FIGS. 4 and 5)
A cylindrical root
〔根菜類押し下げ部20の構造〕(図1、図2及び図3参照)
垂直板3の裏面には、垂直に配設された根菜類押圧用シリンダ21が固定されており、根菜類押圧用シリンダ21の作動ロッドに固定された作動レバー22は垂直板3の縦長溝3aを貫通して前面に突出している。ここで、縦長溝3aは、作動レバー22が干渉しないように縦長に形成されている。作動レバー22には下方に伸びた押し下げ棒23が固定されている。押し下げ棒23は、後記する根菜類端部保持部70に保持された人参1のカット残品を押し下げる必要がある。しかし、カット残品を保持する根菜類端部保持部70の根菜類保持板73の保持部の上方には、垂直に配設された縦切りカッター81が存在するので、押し下げ棒23には、縦切りカッター81に干渉しないように該縦切りカッター81に対応した部分に縦溝23aが形成されている。
[Structure of the root vegetable push-down portion 20] (See FIGS. 1, 2 and 3)
A vertically arranged root
〔第1の位置決め部30の構造〕(図1乃至図4、特に図4参照)
根菜類支持部10の上方は、相対向して2個のローラ31が配設されており、2個のローラ31はそれぞれ支軸32に回転自在に支承されている。ここで、2個のローラ31の対向面はV字形状に形成されている。2個の支軸32はそれぞれローラ支持レバー33の下方部に固定されており、2個のローラ支持レバー33の上方部はそれぞれ支軸34に固定されている。この2個の支軸34は、逆U字状の支持板35に回転自在に支承されており、また2個の支軸34には互いに噛合する歯車36が固定されている。一方のローラ支持レバー33の上端部には外側に伸びた作動レバー37が固定されており、作動レバー37は根菜類位置決め用シリンダ38の作動ロッドに回転自在に支承されている。根菜類位置決め用シリンダ38の上方部は、前記垂直板3に回転自在に支承されている。
[Structure of the first positioning portion 30] (see FIGS. 1 to 4, especially FIG. 4)
Two
〔外径検出部40の構造〕(図2、図5、図6及び図7、特に図6、図7参照)
根菜類支持部10の下方は、前記2個のローラ31に対応して2個のローラ41が配設されており、2個のローラ41はそれぞれ支軸42に回転自在に支承されている。ここで、2個のローラ41の対向面はV字形状に形成されている。2個の支軸42はそれぞれローラ支持レバー43の下方部に固定されており、2個のローラ支持レバー43の上方部にはそれぞれ支軸44に固定されている。この2個の支軸44は、逆U字状の支持板45に回転自在に支承されており、また2個の支軸44には互いに噛合する歯車46が固定されている。一方のローラ支持レバー43の上端部には外側に伸びた検出板47が固定されおり、検出板47の外周は櫛歯形状に形成されている。前記2個のローラ41が閉じる方向に付勢するように、検出板47に固定されたばね掛けピン48と、垂直板3に固定されたばね掛けピン49には、ばね50が掛けられている。検出板47の櫛歯部に対応して両側に投光器と受光器とからなる外径検出用センサー51が配設されており、外径検出用センサー51はセンサー支持板52を介して垂直板3に固定されている。
[Structure of Outer Diameter Detection Unit 40] (See FIGS. 2, 5, 6, and 7, especially FIGS. 6 and 7.)
Below the
〔第2の位置決め部60の構造〕(図5及び図8参照)
垂直板3には、人参1の通過方向に伸びたコ字形状の支持枠61が固定されており、支持枠61には根菜類挿入用筒体11に対応した部分に根菜類通過穴が形成されている。支持枠61の上板61aと下板61bとは、支柱62で連結されて補強されている。支持枠61の上板61aには、該根菜類通過穴を囲むように4個の逆U字形状の支持枠63が固定されており、支持枠63にはそれぞれ支軸64が固定されている。支軸64には、後記する縦切りカッター81の上端近傍まで伸びた根菜類位置決め板65が回転自在に支承されており、根菜類位置決め板65の下端部が内側に付勢されるように、支軸64には図示しないばねが装着されている。
[Structure of Second Positioning Unit 60] (See FIGS. 5 and 8)
A U-shaped support frame 61 extending in the passing direction of the
〔根菜類端部保持部70の構造〕(図5及び図8参照)
支持枠61の下板61bには、該支持枠61の根菜類通過穴を囲むように4個の逆U字形状の支持枠71が固定されており、支持枠71にはそれぞれ支軸72が固定されている。支軸72には、後記する横切りカッター92の上端近傍まで伸びた根菜類保持板73が回転自在に支承されており、根菜類保持板73の下端部が内側に付勢されるように、根菜類保持板73と下板61bにはばね74が掛けられている。
[Structure of Root Vegetable End Holding Unit 70] (See FIGS. 5 and 8)
Four inverted U-shaped support frames 71 are fixed to the
〔縦切り部80の構造〕(図5、図8及び図9参照)
第2の位置決め部60の下方には、上面に刃先を有する4個の縦切りカッター81が90度間隔に垂直に配設されており、縦切りカッター81は、縦刃支持板82に固定されている。縦刃支持板82は、固定板83上に図示しない支柱を介して固定されており、固定板83はカッター支持板5上に固定されている。ここで、カッター支持板5、縦刃支持板82及び固定板83には、中央に人参1のカット品が通過できる穴が形成されている。縦刃支持板82の下方で縦切りカッター81の直下には、横刃受板84が固定板83上に固定されている。横刃受板84には、後記する横切り部85の横切りカッター92が挿入されるカッター溝84a、84bが形成されている。カッター溝84aは、横刃受板84の内側端部から水平に対して斜め上方に22.5度傾斜して形成されており、カッター溝84bは、横刃受板84の内側端部から斜め水平に対して下方に22.5度傾斜して形成されている。
[Structure of the vertical cut portion 80] (see FIGS. 5, 8, and 9)
Below the
〔横切り部85の構造〕(図5、図8及び図10参照)
カッター支持板5には、4個の横切り部85が縦切りカッター81間に配設されている。この横切り部85は次のような構造となっている。断面U字状の支持枠87には、支軸88が回転自在に支承されており、支軸88にはシリンダ支持板89が固定されている。シリンダ支持板89には横切りカッター作動用シリンダ90が固定されており、横切りカッター作動用シリンダ90の作動ロッドには、L字形のカッター支持板91を介して横切りカッター92が固定されている。ここで、横切りカッター92は、先端が尖ったV字形状で、このV字形状に形成されている。支持枠87の側方には、横切りカッター揺動用シリンダ93が固定されており、横切りカッター揺動用シリンダ93の作動ロッドには揺動レバー94が回転自在に支承されている。揺動レバー94は支軸88に固定されている。
[Structure of the transverse section 85] (See FIGS. 5, 8, and 10)
In the
このように構成された4個の横切り部85は、2個の縦切りカッター81間で、かつ横切りカッター92の刃先の先端が横刃受板84カッター溝84a、84bの内側中心部に向くように配設されている。この場合、横切りカッター揺動用シリンダ93が作動しない状態において、横切りカッター92の中心から一方側の刃部が該刃部に対応した横刃受板84のカッター溝84aに対応し、他方側の刃部が該刃部に対応した横刃受板84のカッター溝84bに対応する。そして、横切りカッター揺動用シリンダ93の作動ロッドが作動して突出した場合、揺動レバー94を介して横切りカッター作動用シリンダ90、シリンダ支持板89が支軸88を中心として45度揺動する。これにより、横切りカッター92の中心から一方の刃部が該刃部に対応した横刃受板84のカッター溝84bに対応し、他方側の刃部が該刃部に対応した横刃受板84のカッター溝84aに対応するようになっている。
The four
次に作用について説明する。始動前は、図2に示すように、第1の位置決め部30のローラ31は開いた状態、外径検出部40のローラ41はばね50の付勢力で閉じた状態、横切り部85の横切りカッター92は後退した状態にある。そこで、図6に示すように、根菜類支持部10の根菜類挿入用筒体11に人参1の先端を下方にして挿入する。これにより、人参1の先端は4個の根菜類支持板14で支持される。そして、始動スイッチを押すと、図2、図4に示す第1の位置決め部30の根菜類位置決め用シリンダ38が作動し、該根菜類位置決め用シリンダ38の作動ロッドが突出する。これにより、作動レバー37が支軸34を中心として回動し、一方のローラ支持レバー33を介して一方のローラ31が内側に作動する。また歯車36を介して他方のローラ支持レバー33が支軸34を中心として回動し、他方のローラ31が内側に作動する。即ち、2個のローラ31が閉じ、根菜類支持部10に挿入された人参1をローラ31のV字溝で挟持して位置決めする。
Next, the operation will be described. Before starting, as shown in FIG. 2, the
次に図1乃至図3に示す根菜類押し下げ部20の根菜類押圧用シリンダ21が作動し、該根菜類押圧用シリンダ21の作動ロッドが引っ込むと、作動レバー22を介して押し下げ棒23が下降し、人参1を下方に押し下げる。これにより、押し下げ棒23はローラ31を付勢する根菜類位置決め用シリンダ38の付勢力に抗して人参1を下方に押し下げる。人参1の先端は、図5乃至図8に示す外径検出部40のローラ41、第2の位置決め部60を通って縦切り部80の下方の一定位置まで押し下げられる。この人参1を押し下げる一定位置については後記する。この場合、根菜類支持部10の根菜類支持板14はばね15の弾性力(付勢力)で人参1の外径に追従して開閉する。
Next, when the root
人参1が外径検出部40のローラ41に達すると、人参1の下方への押圧力によってローラ41はばね50の付勢力に抗して開く。ローラ41が開くと、ローラ支持レバー43及び検出板47が支軸42を中心として回動し、検出板47の回動量は外径検出用センサー51によって検出される。この場合、ローラ41が開き始めて検出板47の移動を外径検出用センサー51が検知した時を人参1の下端部として図示しない端部記憶用メモリに記憶される。また人参1の外径によってローラ41の開き度が変化し、この開き度は外径検出用センサー51によって検知されるので、人参1の外径が連続的に検出される。即ち、人参1がローラ41間を通過することによって人参1の外径が検出され、この検出値は図示しない外径記憶用メモリに記憶される。
When the
ローラ41から横切りカッター92の中心までの垂直の長さは既知であるので、前記したように人参1の下端部が検知されると、押し下げ棒23は前記したローラ41から横切りカッター92の中心までの長さまで下降させられる。これにより、人参1の下端部は横切りカッター92の中心部、即ちカッター溝84a、84bの内側部に位置させられる。人参1がローラ41間を通過すると、第2の位置決め部60の根菜類位置決め板65は図示しないばねの弾性力(付勢力)によって人参1の縦切りカッター81の上端部分が位置決めされる。人参1が根菜類位置決め板65を通過すると、縦切りカッター81によって4つに分割される。
Since the vertical length from the
前記したように、人参1の下端部が横切りカッター92の中心部に位置すると、横切り部85の横切りカッター作動用シリンダ90が作動する。これにより、カッター支持板91を介して横切りカッター92が前進し、4つ割りされた人参1の下端部を斜めにカットする。ここで、最初のカット品を良品として処理するか、不良品として処理するかは、ユーザによって選択できる。カット品の重量は、カットする部分の外径、人参1の押し下げ量及び横切りカッター92の傾斜角度等によって演算部により算出される。そこで、最初のカット品も良品として処理する事ができる。しかし、最初のカット品は、後記する良品のカット品と形状が異なるので、品質及び形状を重視するユーザにおいては、不良品として処理してもよい。不良品として処理する場合は後記する方法によって処理される。
As described above, when the lower end portion of the
次に根菜類押し下げ部20の根菜類押圧用シリンダ21が作動して押し下げ棒23が一定量押し下げられる。この押し下げ量は、前記した外径検出用センサー51によって検出されて前記外径記憶用メモリに記憶された人参1の外径データと、カット品の目方(重量)の関係で、図示しない演算部によって算出される。即ち、人参1の外径の大きさに応じて押し下げ棒23による人参1の押し下げ量が制御される。また同時に横切りカッター揺動用シリンダ93が作動して揺動レバー94、横切りカッター作動用シリンダ90、カッター支持板91及び横切りカッター92が支軸88を中心として45度回転する。これにより、横切りカッター92が逆方向に22.5度傾斜する。
Next, the root
人参1が一定量押し下げられ、横切りカッター92が45度回転させられた後、前記したように横切り部85の横切りカッター作動用シリンダ90が作動する。これにより、カッター支持板91を介して横切りカッター92が前進し、4つ割りされた人参1の下端部を前記と逆方向に音嘗めにカットする。このように、カットする人参1の外径に応じて押し下げ棒23により人参1を押し下げる動作と、横切りカッター92が前進して人参1をカットした後に横切りカッター92が45度回転させられる動作を繰り返して人参1を乱切りする。これにより、カット品は、例えば三角面と台形面との組合せ形状のカット品となる。
After the
ところで、根菜類押し下げ部20の押し下げ棒23が人参1の上端を縦切りカッター81の上端まで押し下げた場合、人参1の上端は第2の位置決め部60の根菜類位置決め板65より離れる。根菜類位置決め板65より離れた人参1のカット残品は、良品と重量及び形状等が大きく異なるので、不良品として処理する必要がある。このカット残品は、根菜類端部保持部70が無いとそのまま落下して良品に混在する。本実施の形態においては、カット残品は横切り部85の横切りカッター92の上方に伸びた根菜類端部保持部70の根菜類保持板73によって保持され、良品に混入するのを防止している。押し下げ棒23には、前記したように、縦切りカッター81に干渉しないように縦溝23aが形成されているので、押し下げ棒23が根菜類保持板73に保持されたカット残品を押し下げるに必要な量だけ下降させられる。これにより、カット残品は下方に落下され、図示しない振り分けシュートにより不良品収納部に振り分けられる。
By the way, when the push-down
なお、図示しないが、カッター支持板5の下方には、特許文献1と同様に、カットされた人参1の良品と不良品を振り分ける振り分けシュートが設けられている。そこで、最初のカット品を不良品として処理する場合、また最後のカット残品を不良品として処理する場合には、振り分けシュートを不良品収納の方に振り分ける。
Although not shown, a sorting chute is provided below the
本実施の形態においては、根菜類支持部10に人参1を挿入した後、第1の位置決め部30によって人参1を位置決めする。その後は、押し下げ棒23を押し下げる動作と、横切りカッター92で人参1を横切りする動作とによって、人参1は乱切りされる。このように、非常に少ない工程でよいので、生産性が著しく向上する。また根菜類支持部10に人参1を挿入するのみでよく、人参1の上端をチャック部にチャックさせる必要がないので、この点からも生産性が良い。
In the present embodiment, after the
また人参1を挿入する根菜類支持部10と、開閉して人参1を位置決め保持する第1の位置決め部30と、人参1を押し下げる根菜類押し下げ部20と、人参1の外径を検出する外径検出部40と、人参1を弾性的に保持して位置決めする第2の位置決め部60と、垂直に配設されて人参1を縦切りする縦切りカッター81と、人参1を横切りする横切りカッター92とにより構成され、これらの構造は簡単であるので、装置の低減化が図れる。外径検出部40は、人参1の外径によって動くローラの動き量によって検出するように構成することにより、人参1が単に押し下げられるのみで自動的に外径が検出される。即ち、人参1の外径が即座に、かつ連続的に検出されるので、検知精度が向上し、カット品質(重量)の精度が向上すると共に、検知時間が大幅に短縮される。
Further, a
なお、上記実施の形態においては、人参1を縦切り部80の4個の縦切りカッター81で4分割する場合について説明したが、この分割数は限定されるものではなく、例えば3分割、5分割する場合にも適用できる。また横切りカッター92は、分割された人参1を水平に対して22.5度にカットする場合について説明したが、このカットする傾斜角度については特に限定されるものではなく、例えば水平に対して30度で、横切りカッター作動用シリンダ90を60度揺動させてカットするようにしてもよい。また根菜類支持部10に手動で人参1を挿入する場合について説明したが、自動的に挿入するようにしても良いとは言うまでもない。また人参1に適応した場合について説明したが、大根、ごぼう等の根菜類にも適用できる。
In the above-described embodiment, the case where the
1 人参
10 根菜類支持部
11 根菜類挿入用筒体
14 根菜類支持板
15 ばね
20 根菜類押し下げ部
21 根菜類押圧用シリンダ
23 押し下げ棒
30 第1の位置決め部
31 ローラ
38 根菜類位置決め用シリンダ
40 外径検出部
41 ローラ
47 検出板
50 ばね
51 外径検出用センサー
60 第2の位置決め部
65 根菜類位置決め板
70 根菜類端部保持部
73 根菜類保持板
74 ばね
80 縦切り部
81 縦切りカッター
84 横刃受板
85 横切り部
90 横切りカッター作動用シリンダ
92 横切りカッター
93 横切りカッター揺動用シリンダ
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