JP5009080B2 - シリンダ錠及びこれを備えた解錠装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態に係る解錠装置の全体を説明するために示す分解斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る解錠装置の全体を説明するために示す断面図である。図3は、本発明の実施の形態に係る解錠装置の全体を説明するために示す背面図である。図4は、本発明の実施の形態に係る解錠装置の全体を説明するために示す側面図である。図5は、本発明の実施の形態に係る解錠装置(シリンダ錠)の要部を説明するために簡略化して示す断面図である。図6は、本発明の実施の形態に係る解錠装置(シリンダ錠)の第1キープラグロック機構を説明するために示す断面図である。図6(a)は待機(初期)状態を、図6(b)はキー挿入状態をそれぞれ示す。図7は、本発明の実施の形態に係る解錠装置(シリンダ錠)の第2キープラグロック機構を説明するために示す断面図である。
図1において、符号1で示す解錠装置は、マッチキーの挿入によって作動するシリンダ錠2と、ドアロック機構(図示せず)を解錠する解錠運動を発生する操作ハンドル3と、シリンダ錠2の作動によって解錠運動をドアロック機構(ドアラッチ機構)に伝達するクラッチ装置4と、クラッチ装置4に操作ハンドル3の操作力(回動力)を伝達するハンドル操作力伝達機構5とから大略構成されている。
シリンダ錠2は、図1〜図4に示すように、外装部材としてのボディ6と、このボディ6内に収容されたスリーブ7と、このスリーブ7内をマッチキーの挿抜によってその挿抜方向に進退することによりクラッチ装置4の断続運動として出力する出力部80を有するキープラグ8と、このキープラグ8に移動可能に保持されたキー照合部材としてのタンブラ(ロックプレート)9,9,…と、これらタンブラ9,9,…がスリーブ7のタンブラ係止孔内に挿入(係止)された状態においてスリーブ7にキープラグ8を係止する第1キープラグロック機構10と、キープラグ8に対するマッチキーの挿入による出力部80の出力状態においてスリーブ7にキープラグ8を係止する第2キープラグロック機構11とを含み、車両用のフレーム(ドアパネル)200に配設されている。
操作ハンドル3は、図1〜図4に示すように、ドアロック機構を解錠する方向(ドアパネルを開放する方向)の回動力(ハンドル操作力)をハンドル操作力伝達機構5の伝達レバー5Aに付与するための第1押圧部30、及びそのハンドル操作力を第2キープラグロック機構11のレバー11Aに付与するための第2押圧部31を有し、フレーム200に回動可能に支持され、伝達レバー復帰用のスプリング(トーションスプリング)20によって復帰習性が付与されている。そして、ピン32を回動中心として所定の回動範囲内で回動し、ドアロック機構を解錠する解錠運動(ドアパネルを開放する開放運動)を発生するように構成されている。これにより、マッチキーのキー挿入孔81内への挿入によるキープラグ8(出力部80)の出力状態において操作ハンドル3をドアパネル開方向に回動操作すると、この操作力がハンドル操作力伝達機構5を介してクラッチ装置4(入力用クラッチエレメント4A及び出力用クラッチエレメント4B)に伝達され、さらにこのクラッチ装置4からワイヤ14を介してドアロック機構(ドアラッチ機構)に伝達され、このドアロック機構が解錠される。また、操作ハンドル3の操作状態を解除すると、操作ハンドル3が伝達レバー復帰用のスプリング20によってハンドル操作力伝達機構5を介して回動復帰し、その復帰位置(操作ハンドル3を操作する前の位置)に配置される。
クラッチ装置4は、図1〜図4に示すように、操作ハンドル3(ハンドル操作力伝達機構5)とドアロック機構(図示せず)との断続を切り替えるクラッチ4A、及びこのクラッチ4Aの入力用クラッチエレメント(入力用レバー)40と出力用クラッチエレメント(出力用レバー)41とを回動可能に連結する連結ピン4Bを有し、ケース12の収容空間120に収容されている。そして、シリンダ錠2の作動によって操作ハンドル3の解錠運動をハンドル操作力伝達機構5から受けてドアロック機構に伝達するように構成されている。
ハンドル操作力伝達機構5は、図1〜図4に示すように、操作ハンドル3のハンドル操作力(回動操作力)を受けて回動する伝達レバー5A、及びこの伝達レバー5Aからの回動力を受けて昇降する伝達リンク5Bを有し、操作ハンドル3とクラッチ装置4との間に介在し、フレーム200上に保持されている。そして、前述したようにクラッチ装置4に操作ハンドル3のハンドル操作力(回動力)を伝達するように構成されている。
図8は、本発明の実施の形態に係る解錠装置の待機状態を示す図である。図9は、本発明の実施の形態に係る解錠装置のシリンダ錠にマッチキーが挿入された場合の動作を説明するために示す図である。図10は、本発明の実施の形態に係る解錠装置の操作ハンドルを操作した場合の動作を説明するために示す図である。図11は、本発明の実施の形態に係る解錠装置のシリンダ錠に不正キーが挿入された場合の動作を説明するために示す図である。図12は、本発明の実施の形態に係る解錠装置の待機状態からハンドル操作をした場合の動作を説明するために示す図である。図8(a)〜図12(a)は断面図を、図8(b)〜図12(b)は背面図をそれぞれ示す。
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
2…シリンダ錠
3…操作ハンドル、30…第1押圧部、31…第2押圧部、32…ピン
4…クラッチ装置、4A…クラッチ、40…入力用クラッチエレメント、41…出力用クラッチエレメント、41B…貫通孔、410…丸孔、411…D形孔、42…本体部、42A…切り欠き、42B…貫通孔、43…腕部、43A…貫通孔、44…クラッチストッパ、440…支持部、441…基部、4B…連結ピン、45…ストッパ押圧用のスプリング
5…ハンドル操作力伝達機構、5A…伝達レバー、5B…伝達リンク、50,51…ピン、52,53…ピン孔、54…リンク本体、54A,54B…ピン連結部
6…ボディ、60…収容空間、61…キー挿通孔、62…貫通窓
7…スリーブ、7A…スリーブ本体、7B…胴部、70…第1収容空間、71…開口部、72…第2収容空間、73…タンブラ係止孔、73A…内面、74…第1貫通孔、75…カバー、76…第2貫通孔、77…スプリング受部、77A…第1受面、77B…第2受面、78,79…胴部エレメント
8…キープラグ、8A…第1胴部、8B…第2胴部、8C…第3胴部、80…出力部、81…キー挿入孔、82…タンブラ保持孔、83…凹溝、84…スプリング取付部、85…凹孔、85A…段状面、86…キープラグ段状面
9…タンブラ
10…第1キープラグロック機構、10A…カムピン、10B…ロックピン、10C…ピン押圧用のスプリング、101…基部、101A,101B…端面、102…カム部、102A…カム面、103…押圧面
11…第2キープラグロック機構、11A…ロック片押圧用のレバー、11B…ロック片、11C…係止力伝達用のスプリング、110…操作力受部、111…押圧部、112…ピン、113…スプリング変形部
12…ケース、12A…ケース本体、12B…蓋体、120…収容空間、121…レバー(入力クラッチエレメント)回動用の切り欠き、121A,121B…ストッパ面、122…立ち上がり壁、122A…収容空間
13…取付片、130…ワイヤ昇降用の切り欠き、130A…ワイヤ揺動規制面
14…ワイヤ
15…スリーブ復帰用のスプリング
16…キープラグ復帰用のスプリング
17…スプリングストッパ、170…キープラグ挿通孔、171,172…エレメント挿通孔
18…位置決めプレート、180…キープラグ挿通孔
19…スプリング押さえ
20…伝達レバー復帰用のスプリング
200…フレーム、200A,200B…立ち上がり部、201…ピン
G1,G2…空隙
Claims (3)
- 係止孔を有し、キー挿抜方向に進退可能なスリーブと、
前記スリーブ内に収容され、マッチキーの挿抜によってその挿抜方向に進退することによりクラッチ装置の断続運動として出力する出力部を有するキープラグと、
前記キープラグに移動可能に保持され、かつ前記係止孔に挿脱可能に配置され、前記キープラグに対するマッチキーの挿入によって前記係止孔から離脱されるキー照合部材と、
前記キープラグのキー挿入方向への移動を規制するキープラグ移動規制部材と、を備え、
前記キープラグは、前記スリーブのキー挿入方向への移動が規制される位置より先行する位置で前記キープラグ移動規制部材によって移動規制されるキープラグ段状面を有していることを特徴とするシリンダ錠。 - 前記キープラグ移動規制部材と前記キープラグ段状面との間のキー挿抜方向寸法は、前記スリーブのキー反挿入側端面と前記キープラグ移動規制部材との間のキー挿抜方向寸法より小さい寸法に設定されている請求項1に記載のシリンダ錠。
- マッチキーの挿入によって作動するシリンダ錠と、
ドアロック機構を解錠する解錠運動を発生する操作ハンドルと、
前記シリンダ錠の作動によって前記操作ハンドルの前記解錠運動を前記ドアロック機構に伝達するクラッチ装置とを備え、
前記シリンダ錠は、
係止孔を有し、キー挿抜方向に進退可能なスリーブと、
前記スリーブ内に収容され、マッチキーの挿抜によってその挿抜方向に進退することにより前記クラッチ装置の断続運動として出力する出力部を有するキープラグと、
前記キープラグに移動可能に保持され、かつ前記係止孔に挿脱可能に配置され、前記キープラグに対するマッチキーの挿入によって前記係止孔から離脱されるキー照合部材と、
前記キープラグのキー挿入方向への移動を規制するキープラグ移動規制部材と、を備え、
前記キープラグは、前記スリーブのキー挿入方向への移動が規制される位置より先行する位置で前記キープラグ移動規制部材によって移動規制されるキープラグ段状面を有していることを特徴とする解錠装置。
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