JP5002048B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
特許文献1に示されるものでは、運転座席がエンジンカバーの上面に装着されている。ハンドル塔、ステップ、エンジンカバー、側板を一体化したカバー体が支点金具を介して機体フレームに支持されている。カバー体が支点金具の縦向き支点を中心にして少し横外方に揺動されるとともに支点金具の横向き支点を中心にして上方に揺動されることにより、エンジンカバー及び運転座席が機体フレームに対して上昇回動し、エンジンが開放される。
前記エンジンボンネット及び前記運転座席を、エンジンよりも自走機体後方側で、かつ、前記エンジンの自走機体横方向での機体外側端よりも自走機体内方側に配置した自走機体上下向きの運転部開放軸芯まわりに、前記エンジンボンネットが前記エンジンを覆った閉じ状態と、前記エンジンボンネット及び前記運転座席が前記エンジンに対して自走機体外方後方に移動して前記エンジンを開放した開き状態とに回動切り換え自在に構成し、
前記エンジンボンネットの連結部を前記運転部開放軸芯まわりで回動自在に支持するよう、自走機体フレームに固定された機体側支柱を、運転部の後部に備え、
前記機体側支柱の前記連結部が回動自在に連結する部位を、エンジンの最上端よりも高い配置高さに配置し、
前記自走機体フレームに固定され、ラジエータを支持するラジエータフレームを備え、
前記機体側支柱をエンジンの最上端よりも上方配設された横向きの支持フレームを介して前記ラジエータフレームに連結してある。
すなわち、機体側支柱のエンジンボンネットの連結部を連結する部位がエンジン最上端よりも低く位置していると、エンジンボンネットが機体側支柱に回動自在に連結した組み付け状態になった場合のエンジンボンネットの機体フレームに対する配置高さよりも大きく持ち上げた支持高さでエンジンボンネットを搬入装置によって支持し、エンジンボンネットをその支持高さに維持しながら自走機体の外部から内部に持ち込む。つまり、エンジンボンネットがエンジンの上方を移動する際、エンジンボンネットの連結部などがエンジンなどに当たることを回避しながら、エンジンボンネットを自走機体内部に持ち込む。この後、エンジンボンネットの連結部が機体側支柱の上方に位置すると、エンジンボンネットを下降操作し、連結部を機体側支柱に連結するという組み付け方法を採用する必要がある。これに対し、本第1発明の構成によると、エンジンボンネットを組み付け状態での機体フレームに対する配置高さと大きく相違しない支持高さで搬入装置によって支持し、その支持高さで自走機体の外部から内部に持ち込むという組み付け方法を採用しても、エンジンボンネットのエンジンとの当たりを回避しながらエンジンボンネットを自走機体の内部に持ち込むことができる。そして、この組み付け方法を採用した場合、エンジンボンネットの連結部が機体側支柱の上方に位置すると、エンジンボンネットをわずかに下降操作するだけで、エンジンボンネットの連結部を機体側支柱に連結できる。
これにより、エンジンボンネットの組み付け作業を迅速に能率よく行い、コストダウンできる。
前記エンジンボンネット及び前記運転座席を、エンジンよりも自走機体後方側で、かつ、前記エンジンの自走機体横方向での機体外側端よりも自走機体内方側に配置した自走機体上下向きの運転部開放軸芯まわりに、前記エンジンボンネットが前記エンジンを覆った閉じ状態と、前記エンジンボンネット及び前記運転座席が前記エンジンに対して自走機体外方後方に移動して前記エンジンを開放した開き状態とに回動切り換え自在に構成し、
前記エンジンボンネットの連結部を前記運転部開放軸芯まわりで回動自在に支持するよう、自走機体フレームに固定された機体側支柱を、運転部の後部に備え、
前記機体側支柱の前記連結部が回動自在に連結する部位を、エンジンの最上端よりも高い配置高さに配置し、
前記エンジンボンネットの自走機体横外側端部の内部に配備されたラジエータを前記自走機体フレームに固定されたフレームに支持し、前記フレームの上端部と前記機体側支柱の上端部とに亘って支持フレームを連結してある。
前記運転部開放軸芯に平行な軸芯まわりで前記自走機体フレームに揺動自在に連結された遊端支持フレームを備えるとともに、前記エンジンボンネットの遊端側を前記遊端支持フレームの遊端側に摺動自在に支持させ、
前記遊端支持フレームを、前記閉じ状態で前記自走機体フレームに沿った機体前後向きとなるように、前記自走機体フレームの機体外側に位置する上下向きの軸芯まわりで揺動自在に支持してある。
図1は、本発明の実施例に係るコンバインの全体側面図である。図2は、本発明の実施例に係るコンバインの全体平面図である。これらの図に示すように、本発明の実施例に係るコンバインは、クローラ走行装置1を有した自走機体と、この自走機体の自走機体フレーム2(以下、機体フレーム2と略称する。)の前部に連結された刈取り部10と、前記機体フレーム2の後部に自走機体横方向に並べて搭載された脱穀装置3と穀粒タンク4を備えている。
すなわち、支持フレーム42は、エンジンボンネット21が回動操作されると、エンジンボンネット21による運転部床フレーム52と連結部材44とを介しての操作のためにエンジンボンネット21に追従して揺動し、回動するエンジンボンネット21の遊端側の荷重を運転部床フレーム52と連結部材44とを介して支持する。即ち、支持フレーム42が本発明の「遊端支持フレーム」に相当する。
21 エンジンボンネット
27 ラジエータ
28 エンジン
28b エンジンの機体外側端
28c エンジンの最上端
34 フレーム
35 機体側支柱
35a 支持部位(機体側支柱の部位)
36 支持フレーム
39 連結部材
39a エンジンボンネットの連結部
42 支持フレーム(遊端支持フレーム)
51 運転座席
56 操作盤
57 横側壁フレーム
X 運転部開放軸芯
P 支持フレームの揺動軸芯
Claims (4)
- エンジンボンネットの上方に位置した運転座席を備えたコンバインであって、
前記エンジンボンネット及び前記運転座席を、エンジンよりも自走機体後方側で、かつ、前記エンジンの自走機体横方向での機体外側端よりも自走機体内方側に配置した自走機体上下向きの運転部開放軸芯まわりに、前記エンジンボンネットが前記エンジンを覆った閉じ状態と、前記エンジンボンネット及び前記運転座席が前記エンジンに対して自走機体外方後方に移動して前記エンジンを開放した開き状態とに回動切り換え自在に構成し、
前記エンジンボンネットの連結部を前記運転部開放軸芯まわりで回動自在に支持するよう、自走機体フレームに固定された機体側支柱を、運転部の後部に備え、
前記機体側支柱の前記連結部が回動自在に連結する部位を、エンジンの最上端よりも高い配置高さに配置し、
前記自走機体フレームに固定され、ラジエータを支持するラジエータフレームを備え、
前記機体側支柱をエンジンの最上端よりも上方配設された横向きの支持フレームを介して前記ラジエータフレームに連結してあるコンバイン。 - エンジンボンネットの上方に位置した運転座席を備えたコンバインであって、
前記エンジンボンネット及び前記運転座席を、エンジンよりも自走機体後方側で、かつ、前記エンジンの自走機体横方向での機体外側端よりも自走機体内方側に配置した自走機体上下向きの運転部開放軸芯まわりに、前記エンジンボンネットが前記エンジンを覆った閉じ状態と、前記エンジンボンネット及び前記運転座席が前記エンジンに対して自走機体外方後方に移動して前記エンジンを開放した開き状態とに回動切り換え自在に構成し、
前記エンジンボンネットの連結部を前記運転部開放軸芯まわりで回動自在に支持するよう、自走機体フレームに固定された機体側支柱を、運転部の後部に備え、
前記機体側支柱の前記連結部が回動自在に連結する部位を、エンジンの最上端よりも高い配置高さに配置し、
前記エンジンボンネットの自走機体横外側端部の内部に配備されたラジエータを前記自走機体フレームに固定されたフレームに支持し、前記フレームの上端部と前記機体側支柱の上端部とに亘って支持フレームを連結してあるコンバイン。 - 前記自走機体フレームからエンジンの最上端よりも高い配置高さに立設された前記機体側支柱の支持部位に前記連結部を回動自在に連結してある請求項1又は2記載のコンバイン。
- 前記運転座席の乗降口側とは反対側の横側方に、前記エンジンボンネットと一体に回動自在な操作盤を配置し、前記閉じ状態で前記操作盤に沿った機体前後向きとなる横側壁フレームを備え、この横側壁フレームの後部を、前記連結部を有する連結部材に連結し、
前記運転部開放軸芯に平行な軸芯まわりで前記自走機体フレームに揺動自在に連結された遊端支持フレームを備えるとともに、前記エンジンボンネットの遊端側を前記遊端支持フレームの遊端側に摺動自在に支持させ、
前記遊端支持フレームを、前記閉じ状態で前記自走機体フレームに沿った機体前後向きとなるように、前記自走機体フレームの機体外側に位置する上下向きの軸芯まわりで揺動自在に支持してある請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンバイン。
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