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JP5097912B2 - 光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、製品の表面検査やマーク検出等に好適に用いられる光照射装置に関するものである。
同軸照明が可能な光照射装置としては、例えば、特許文献1に記載されているような無影照明装置が知られている。この種の無影照明装置は、製品等を表面検査等の目的から無影で照明するとき等に用いられるものである。このような光照射装置のうち面発光装置を用いたものとしては、例えば、図10に示すようなものが挙げられる。
すなわち、当該光照射装置100は、例えば製品等のワークWを覆うように配置される平面状の発光面(第1光源部)101を備えており、その中央部分にワークWを外部から視認するための観察孔101aが設けられている。そして、この観察孔101aからもワークWに光が照射されるようにするため、同軸照明機構を設けている。この同軸照明機構は、観察孔101aのほぼ直上に45°の傾斜姿勢でハーフミラー103を配置するとともに、そのハーフミラー103の側方に平面状の発光面(第2光源部)102を配置し、当該第2光源部102から射出された光が、ハーフミラー103で反射し観察孔101aを通って、ワークWに照射されるように構成したものである。
特開2001−215115号公報
当該光照射装置100のようにハーフミラー103を備えていて、ハーフミラー103で反射した光をワークW表面に照射して、ワークW表面で反射した光を捕捉して撮像を行う場合、ワークW表面の一部に暗いムラ部分ができることがあり、精密な表面検査等では当該ムラ部分が問題になる。
このムラ部分が生じる要因の1つとして、ハーフミラー103にワークW側の像が映り込むことによる。すなわち、図11に示すように、ワークWの周縁部のうち第2光源部102の下方から観察孔101aを介してハーフミラー103を見ると、第2光源部102が映らずにワークW側の像が映っている領域が生じていることがわかる。
一方、ワークWの中央部から観察孔101aを介してハーフミラー103を見ると、図12に示すように、全視野において第2光源部102が映っているのが見える。
これは、ワークWの中央部から見たときに比べて、ワークWの周縁部のうち第2光源部102の下方から見たときの方が、第2光源部102の輝度にムラがあるように見えることを意味する。これが、ワークW表面をその正反射光を捕捉して明視野で観察する場合に、ワークW表面の一部に暗いムラ部分が生じる一因である。これは、明視野でワークW表面を観察する場合は、ワークW表面の明るさは光源の輝度で決まるので、ワークW側から光源を見たときに均一な輝度で光源が見えないと、その輝度のムラがそのままワークW表面の濃淡として観察されてしまうことによる。この濃淡が最も問題になるのは表面に凹凸がある反射率の高いワークWを明視野で観察する場合である。
これを解消するには、ワークW側に更に第3の光源部を設置すればよいが、このようにすると、装置が肥大化するうえに、光量ロスが大きくなって効率が悪くなる。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであって、簡単な構成でありながら、ワークから観察孔を見たときの光源部のない領域を減少させ、無影照明等をより好適に行うことができる光照射装置を提供することをその主たる所期課題としたものである。
すなわち本発明に係る光照射装置は、光の照射対象である製品等のワークと外部観察点との間であってそれらを結ぶ観察軸線上に設けられた観察孔と、前記観察孔の周囲に設けられ前記ワークに光を照射する第1光源部と、前記外部観察点側であって前記観察孔に臨む位置に、前記観察軸線に対して斜めに設けられたハーフミラー部と、射出された光が前記ハーフミラー部で反射し、前記観察孔を通って前記ワークに照射される位置に設けた第2光源部と、前記観察孔を覆う透明部材と、を備え、前記透明部材における前記ワーク側の内面が、前記ワークからの反射光のうち、前記透明部材を透過して前記ハーフミラー部で反射し前記内面に向かった光を、前記第2光源部に向けて反射する光反射面であることを特徴とする。
このようなものであれば、第2光源部からの光の一部は前記透明部材のワーク側で反射して進行方向を変えるので、第2光源部からの光をワークの周縁部のうち第2光源部の下方にも良好に導くことができる。このため、新たに第3の光源部を設けたり複雑な構造を採用したりせずに、ワークから観察孔を見たときの光源部のない領域を減少させることができ、より輝度ムラの少ない照明機構を構築できる。
また、輝度ムラが生じる他の原因としては、第2光源部(そのハーフミラーに映った鏡像)が観察孔を完全には覆っておらず、周囲に隙間が生じていることも挙げられる。すなわち、ハーフミラーを介在させた場合と等価な直接光学系を考えると、図13、図14に示すように、仮想第2光源部102’は、ハーフミラー103を対称軸として実際の第2光源部102とは対称な位置に存在することになる。
そこで、ワークWの周縁部から観察孔101aを見ると、図13に示すように、光源部の存在しない領域H1が生じていることがわかる。一方、ワークWの中央部から観察孔101aを見ると、図14の斜線領域H2に示すように、観察孔101aは、第2光源部102(仮想第2光源部102’)に完全に覆われて見える。
このため、観察軸C上に位置するワークWの中央部では観察孔101aの全天方向から光が照射されるのに対して、ワークWの周縁部では観察孔101aの全天方向から光が照射されておらず、ワークWの周縁部ではワークWの中央部に比べて暗いという現象が生じる。これがワークW表面の一部に暗いムラ部分ができる他の原因である。
当該ムラを低減して、前記ワーク表面が一様な明るさで照明されるようにするためには、前記第2光源部から前記ハーフミラーまでの光路及び前記ハーフミラーから前記観察孔までの光路を覆う光路内面を備え、前記光路内面の少なくとも一部が光反射面であることが好ましい。なお、前記第2光源部が拡散板等で覆われていて、当該拡散板等の光導出面が前記光路内面を構成していてもよい。また、ワーク側から当該光路内面が見えなくてもよい。
このようなものであれば、前記光反射面によって第2光源部の面積が大きくなったと同様の効果を得られるため、前記第2光源部を大型化したりせずに、ワークから観察孔を見たときの光源部のない領域を更に減少させることができ、より輝度ムラのない少ない照明機構を構築できる。
また、前記透明部材が、前記ハーフミラー部が内包された直方体状の中実透明体であれば、前記ハーフミラー部と前記透明部材との間に空気が介在しないので、光の取り出し効率に優れたものを構成することができる。
更に、前記中実透明体の内面のうち前記ワーク側の内面を除く内面の少なくとも一部が、前記光路内面として機能するように構成してあれば、その内面において、第2光源部から射出された光が全反射するので、その表面に別途鏡面処理を施す必要がない。
このような構成の本発明によれば、簡単な構成によりワークから観察孔を見たときの光源部のない領域を効果的に減少させることができる。
本発明の一実施形態に係る光照射装置の中央縦断面図である。 同実施形態における光照射装置の平面図である。 同実施形態における光学部材の部分縦断面図である。 同実施形態に係る光照射装置の光路を説明する光路説明図である。 他の実施形態に係る光照射装置の中央縦断面図である。 他の実施形態に係る光照射装置の光路を説明する光路説明図である。 他の実施形態に係る光照射装置の中央縦断面図である。 他の実施形態に係る光照射装置の中央縦断面図である。 他の実施形態に係る光照射装置の中央縦断面図である。 従来の光照射装置を示す模式的構造図である。 従来の光照射装置の光路を説明する光路説明図である。 従来の光照射装置の光路を説明する光路説明図である。 従来の光照射装置の光路を説明する光路説明図である。 従来の光照射装置の光路を説明する光路説明図である。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る光照射装置1は、例えば、工場等において製品等の対象物(ワーク)に光を照射し、その表面の傷やマーク等を自動検査する際に用いるためのもので、図1及び図2に示すように、第1光照射部2と第2光照射部6とを備えている。
第1光照射部2は、矩形板状をなす光学部材3と、その光学部材3の側周囲から光を照射する第1光源部5と、光学部材3及び第1光源部5を保持する枠体4とを備えている。
光学部材3は、一方の面をワーク対向面31aとして、光の照射対象であるワークWに向けて設置される透明板31と、透明板31における他方の面(反ワーク対向面)31bに並べ設けた多数の反射部32とからなる。
透明板31は、等厚で平面視正方形状の板状をなす無色透明のもので、撮像装置MとワークWとを結ぶ観察軸線C上に観察孔311が形成してあり、例えばアクリルやガラス等からなるものである。
反射部32は、その一つ一つは、例えば平面視円形状をなし、径が数十〜数百μm、厚みがミクロンオーダーの極めて小さく薄いものである。そして、図3に示すように、当該反射部32を、互いの間に微細な隙間Sが形成されるように、透明板31における反ワーク対向面31bの、側周縁部を除く略全面に亘って、等ピッチ(例えば約0.4mmピッチ)で縦横に多数並べ設けてある。反射部32は、例えば、光拡散部材である粒子状の反射フィラを含有した白色の顔料から形成したもので、その表面である光反射面において、主として光を反射するとともに、内部に侵入した光の一部を、前記反射フィラで拡散させて反射する。
第1光源部5は、図2に示すように、透明板31の4つの側周端面31cにそれぞれ対応する4つのユニットからなる。各ユニットは、帯状をなす1つの配線基板52とその配線基板52に等間隔1列で搭載した複数のLED51からなり、それらLED51が、透明板31の側周端面31cに臨むように配置され、当該側周端面31cから透明板31の内部に向かって光を照射する。
枠体4は、正方形環状をなし、例えば内周面に開口する周回溝を有した金属製のもので、その周回溝の中に第1光源部5を保持収容する。またその溝の開口縁部で、透明板31の側周縁部を厚み方向から挟み込んで保持する。
第2光照射部6は、キューブ型ビームスプリッター7と、キューブ型ビームスプリッター7の側端面7aから光を照射する第2光源部8と、キューブ型ビームスプリッター7及び第2光源部8を保持する枠体9とを備えている。
キューブ型ビームスプリッター7は、ハーフミラーが内包された直方体状の中実透明体であり、具体的には、直角プリズムを二つ貼り合わせ、その接合面71に誘電体多層膜や金属薄膜等のコーティングを施してあるものである。本実施形態で用いるキューブ型ビームスプリッター7は、全面が透明なものであり、その内面で光が全反射可能なものである。
キューブ型ビームスプリッター7は、透明板31に設けられた観察孔311を覆うように、透明板31上に取り付けられて、その接合面71が観察孔311と撮像装置Mとの間の観察軸線C上に、観察軸線Cに対して斜め45度の角度となるように配置してある。
第2光源部8は、矩形状をなす基板81と当該基板81上に並べ設けた複数(多数)のLED82からなり、基板81は観察軸線Cと平行に設置してあり、LED82はキューブ型ビームスプリッター7の側端面7aに臨むように配置され、当該側端面7aから接合面71に向かって光を照射する。
枠体9は、側面視矩形状をなし、例えば側端面に開口する凹部を有した金属製のものであり、凹部の内側面に形成された溝の中に第2光源部8を保持し、当該凹部の開口縁部でキューブ型ビームスプリッター7の側端部を挟みこんで保持する。
次に、このように構成した光照射装置1の作用を以下に説明する。
まず、図1に示すように、ワークWと撮像装置Mとを対向させて設置し、その間に、光照射装置1を、そのワーク対向面31aがワークWに向くようにして、観察軸線C上に設置する。
この状態で、第2光源部8から光が照射されると、その光はキューブ型ビームスプリッター7の側端面7aから内部に進入し、接合面71に向かってキューブ型ビームスプリッター7の内面で全反射しながら進行する。そして、接合面71に到達した光は、そこで反射して観察孔311に向かってキューブ型ビームスプリッター7の内面で全反射しながら進行する。
具体的には、第2光源部8から発した光は、キューブ型ビームスプリッター7の側端面7aの内面のうち頂辺から接合面71の頂辺に至るまでの頂部光路内面A2、底面7bの内面である底部光路内面A1、側端面7aの各側辺から接合面71の各側辺に至るまでの対向する側部光路内面A3(図示しない。)において、全反射しながら進行する。そして、均一化された拡散光として底面7bから出て、観察孔311を通り、ワークWに向かって照射される。
一方、第1光源部5から発した光は、透明板31の側周端面31cから内部に進入し、図3に示すように、中央部に向かって、ワーク対向面31aの内面と反ワーク対向面31bの内面との間で全反射しながら進行する。その過程で、反ワーク対向面31bに貼り付けられた反射部32に到達した光は、そこで乱反射し、均一化された拡散光としてワーク対向面31aから出て、ワークWに向かって照射される。
そして、撮像装置Mは、ワークWで反射し、観察孔311を通過した光を捕捉することにより、ワークWを撮像し、当該ワークWの表面検査や記号読取を行う。
この際、図4に示すように、ワークWからの反射光のうち、キューブ型ビームスプリッター7の観察孔311を覆っている底面7bを通過して接合面71で反射し底面7bに向かった光は、当該面で全反射して第2光源部8に向かうので、ワークWの周縁部のうち第2光源部8の下方から観察孔311を介して接合面71を見ると、全視野において第2光源部8が映っているのが見える。このため、ワークWから観察孔311を見たときの光源部のない領域を減少させることができる。
このような実施形態に係る光照射装置1であれば、キューブ型ビームスプリッター7を用いることにより、第2光源部8からの光の一部はキューブ型ビームスプリッター7の底面7bの内面で反射して進行方向を変えるので、第2光源部8からの光をワークWの周縁部のうち第2光源部8の下方にも良好に導くことができる。このため、ワークW表面の明るさのムラを低減することができる。
また、キューブ型ビームスプリッター7を用いることにより、第2光源部8から接合面71までの光路及び接合面71から観察孔311までの光路において、第2光源部8から発した光がキューブ型ビームスプリッター7内面において全反射するので、ワークWの周縁部にも観察孔311の全天方向から光が照射され、そのためワークWの周縁部で生じていた明るさのムラを大きく軽減でき、ワークW表面全体に亘ってより均一な光を照射することができるようになる。
また、キューブ型ビームスプリッター7は内面で全反射するので、別途表面に鏡面処理を施す必要がなく、構成が極めて簡単である。
更に、透明板31には観察孔311が設けてあるので、撮像装置Mは、ワークWで反射し、観察孔311を通過した光を捕捉することにより、ワークWを撮像することができ、ワーク対向面で反射した光は撮像装置に捕捉されないので、撮像画面にモアレが生じない。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、第2光照射部6は、図5に示すように、筐体11と、その筐体11に取り付けられたハーフミラー71、観察孔31を覆う透明板7、第2光源部8及び拡散板10からなるものであってもよい。
筐体11は、透明板31に設けられた観察孔311を覆うように、透明板31上に取り付けられる平面視矩形状のものであり、ハーフミラー7は、観察孔311と撮像装置Mとの間の観察軸線C上に、当該観測軸線Cに対して斜め45度の角度で配置してある。
拡散板10は、第2光源部8とハーフミラー7との間に介在させた矩形薄板であり、第2光源部8の発光面と平行に配置してある。この拡散板10は、透光性と光拡散性を有したくもりガラスのようなものであり、一方の面10aから入射した第2光源部8からの光をより均一化して他方の面10bからハーフミラー7に向かって射出する。そしてこの他方の面10bから出た光がハーフミラー7で反射して観察孔311を通り、ワークWに照射される。
透明板7は、観察孔31を塞ぐように設けられた、等厚な円盤状のものである。
そして、この実施形態では、この筐体11の内面のうち、第2光源部8からハーフミラー7までの光路及びハーフミラー7から観察孔311までの光路を覆う光路壁内面A1、A2、A3、A4を鏡面にしている。
具体的には、他方の面10bの頂辺からハーフミラー7の頂辺に至るまでの頂部光路壁内面A2、他方の面10bの底辺から観察孔311に至るまでの底部光路壁内面A1、他方の面10bの各側辺からハーフミラー7の各側辺に至るまでの対向する側部光路壁内面A3(図示しない。)及びハーフミラー7の底辺から観察孔311に至るまでの底部光路壁内面A4に電解研磨等を施して非常に面精度のよい鏡面としている。
なお、光路壁内面A1、A2、A3、A4の全てが鏡面でなくともよく、そのいずれか1つ以上が鏡面であってもよい。
本実施形態においては、図6に示すように、ワークWからの反射光のうち、透明板7の観察孔311を覆っている底面7bを通過して接合面71で反射し底面7bに向かった光は、当該面で反射して第2光源部8に向かうので、ワークWの周縁部のうち第2光源部8の下方から観察孔311を介して接合面71を見ると、全視野において第2光源部8が映っているのが見える。このため、ワークWから観察孔311を見たときの光源部のない領域を減少させることができる。
更に、図7に示すように、観察孔311が、透明板31における反ワーク対向面31bに向けて拡開する切頭円錐形状や、切頭角錐形状であってもよい。第1光源部5から発して透明板31内を進行する光は、観察孔311の側周面の内面で全反射するため、観察孔311の側周面は暗く見え、これもワークW表面に明るさのムラができる原因となるが、観察孔311の側周面が上方を向くテーパ面であれば、従来側周面が位置していた方向からも第2光源部8から発した光が照射され、上述の明るさのムラを低減することができる。また、図1に示す実施形態において、観察孔311の側周面にアルミ蒸着等による鏡面処理が施されていても、観察孔311を通る光が全反射されるので、同様な効果が期待できる。更に、図示しないが、観察孔311から第2光源部8に到る光路内面の少なくとも一部又は全体が、光の進行方向に向けて先細な切頭円錐形状又は切頭角錐形状であってもよい。
また、第1光照射部2は、図8に示すように、ドーム型照明であってもよく、図9に示すように、リング型照明であってもよい。
また、キューブ型ビームスプリッター7の表面からの光の漏出をより確実に防止するためには、その表面にアルミ蒸着等による鏡面処理が施されていてもよい。
その他、本発明は上記の各実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、前述した種々の構成の一部又は全部を適宜組み合わせて構成してもよい。
1・・・光照射装置
311・・・観察孔
5・・・第1光源部
7・・・キューブ型ビームスプリッター、透明板(透明部材)
71・・・接合面(ハーフミラー部)
7b・・・底面(ワーク側の面)
8・・・第2光源部

Claims (4)

  1. 光の照射対象である製品等のワークと外部観察点との間であってそれらを結ぶ観察軸線上に設けられた観察孔と、
    前記観察孔の周囲に設けられ前記ワークに光を照射する第1光源部と、
    前記外部観察点側であって前記観察孔に臨む位置に、前記観察軸線に対して斜めに設けられたハーフミラー部と、
    射出された光が前記ハーフミラー部で反射し、前記観察孔を通って前記ワークに照射される位置に設けた第2光源部と、
    前記観察孔を覆う透明部材と、を備え、
    前記透明部材における前記観察孔を覆っている面が、前記ワークからの反射光のうち、前記透明部材を透過して前記ハーフミラー部で反射し前記面に向かった光を、前記第2光源部に向けて反射する光反射面であることを特徴とする光照射装置。
  2. 前記第2光源部から前記ハーフミラー部までの光路及び前記ハーフミラー部から前記観察孔までの光路を覆う光路内面を備え、
    前記光路内面の少なくとも一部が光反射面である請求項1記載の光照射装置。
  3. 前記透明部材が、前記ハーフミラー部が内包された直方体状の中実透明体である請求項1又は2記載の光照射装置。
  4. 前記中実透明体における前記観察孔を覆っている面を除くの少なくとも一部が、前記光路内面である請求項3記載の光照射装置。
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