JP5090111B2 - ゴルフパター用ヘッド - Google Patents
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Description
(A)全ての補助部材において、上記ヘッド本体の比重が上記補助部材の比重と異なる。
(B)全ての補助部材において、上記補助部材がポリマー成分を含む材質よりなり且つ一体成形されており、上記ヘッド本体が金属よりなり且つ一体成形されている。
(A)全ての補助部材において、ヘッド本体の比重が補助部材の比重と異なる。
(B)全ての補助部材において、補助部材がポリマー成分を含む材質よりなり且つ一体成形されており、ヘッド本体が金属よりなり且つ一体成形されている。
(C)上記(A)を見たし、且つ、全ての補助部材が異なる比重を有する。
(D)上記(B)を見たし、且つ、全ての補助部材が異なる材質を有する。
上記(C)により、ヘッド重心位置の設定自由度が向上しうる。上記(D)により、振動吸収性の設定自由度が向上しうる。
前述したヘッド4と同じヘッドを作成した。ヘッド本体の材質は、6061アルミニウム合金とされた。ヘッド本体は鍛造により製造された。ヘッド本体の比重H1は2.7であった。補助部材の材質は、SUS630ステンレス鋼とされた。フェースインサートの材質はポリウレタン樹脂とされた。補助部材の比重H2は、7.8であった。ヘッド質量は390gとされた。ヘッド本体の前後方向幅L1は80mmとされ、補助部材の前後方向幅L2は77mmとされ、補助部材の前方端とフェース面の上端との前後方向距離L3は3mmとされた。比(L2/L1)は0.96とされた。ヘッド本体のトウ−ヒール方向最大長さM1は112mmとされ、補助部材のトウ−ヒール方向最大長さM2は30mmとされた。ヘッドの最大厚さTは26mmとされ、補助部材の最大厚さtmは7mmとされ、補助部材の平均厚さtaは5.5mmとされた。比(ta/T)は0.21であった。このヘッドにシャフト及びグリップを装着して、実施例1に係るゴルフパターを得た。
補助部材の材質が、チタン合金とされた他は実施例1と同様にして、実施例2に係るゴルフパター用ヘッド及びゴルフパターを得た。このチタン合金として、JFEスチール社製のSP700が用いられた。このヘッドの質量は、360gであった。
補助部材の材質が、6061アルミニウム合金とされた他は実施例1と同様にして、実施例3に係るゴルフパター用ヘッド及びゴルフパターを得た。このヘッドの質量は、340gであった。
補助部材の材質が、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)とされた他は実施例1と同様にして、実施例4に係るゴルフパター用ヘッド及びゴルフパターを得た。このヘッドの質量は、327gであった。このCFRPのマトリックス樹脂は、エポキシ樹脂である。このエポキシ樹脂は、ポリマー成分を含む。
補助部材の材質がウレタン樹脂とされた他は実施例1と同様にして、実施例5に係るゴルフパター用ヘッド及びゴルフパターを得た。このヘッドの質量は、323gであった。このウレタン樹脂は、ポリマー成分を含む。このポリウレタン樹脂として、宝野社製の商品名「1154D」が用いられた。」
補助部材の材質がタングステン−ニッケル合金とされた他は実施例1と同様にして、実施例6に係るゴルフパター用ヘッド及びゴルフパターを得た。このヘッドの質量は、470gであった。
[実施例7]
補助部材の材質が実施例5と同じウレタン樹脂とされ、補助部材の前後方向幅L2が48mmとされた他は実施例1と同様にして、実施例7に係るゴルフパター用ヘッド及びゴルフパターを得た。このヘッドの質量は、334gであった。
ヘッド本体の連結部と補助部材の中間部との間の空間(図5における空間s3)が無く、当該空間に相当する部分がヘッド本体によって占められているように構成された他は実施例4と同様にして、比較例Aに係るヘッド及びゴルフパターを得た。この比較例Aに係るヘッドの補助部材には、ヘッド本体に当接していない中間部が存在しない。
ヘッド本体の連結部と補助部材の中間部との間の空間(図5における空間s3)が無く、当該空間に相当する部分がヘッド本体によって占められているように構成された他は実施例1と同様にして、比較例Bに係るヘッド及びゴルフパターを得た。この比較例Bに係るヘッドの補助部材には、ヘッド本体に当接していない中間部が存在しない。
ヘッド本体の連結部と補助部材の中間部との間の空間(図5における空間s3)が無く、当該空間に相当する部分がヘッド本体によって占められているように構成された他は実施例3と同様にして、比較例Cに係るヘッド及びゴルフパターを得た。この比較例Cに係るヘッドの補助部材には、ヘッド本体に当接していない中間部が存在しない。
10名のゴルファーが打球することにより、振動吸収性及び打感の比較テストがなされた。この試験1は、上記空間s3の有無による差異が評価された。衝撃吸収性及び打感に差異があるか又は同等であるかによって評価がなされた。実施例4と比較例Aとの比較(比較テスト1)では、10名全員が、実施例4のほうが振動が小さく打感に優れると評価した。実施例1と比較例Bとの比較(比較テスト2)では、実施例1の方が振動が小さく打感に優れると評価したのは、10名中4名であり、残り6名は、実施例1と比較例Bとは同等であると評価した。実施例3と比較例Cとの比較(比較テスト3)では、実施例3の方が振動が小さく打感に優れると評価したのは、10名中2名であり、残り8名は、実施例3と比較例Cとは同等であると評価した。
実施例1から7について、打感及びスイートスポット高さについて評価がなされた。打感及びスイートスポット高さの評価方法は次の通りである。この試験2に用いられた実施例の仕様と評価結果が下記の表1で示される。
実施例1から7で打球し、これらのうちで最も打感の硬い例が1点とされ、これらのうちで最も打感の柔らかい例が5点とされ、これらを基準として、1点、2点、3点、4点及び5点の5段階で評価がなされた。10名のゴルファーの平均値が下記の表1で示される。
前述した基準状態において、上記基準水平面H1からスイートスポットまでの高さが、スイートスポット高さとされた。この高さは、上下方向に沿って測定された。スイートスポットは、ヘッド重心点からフェース面に下ろした垂線とフェース面との交点である。この評価結果が下記の表1で示される。
4、50・・・ヘッド
6・・・グリップ
8・・・シャフト
10、52・・・ヘッド本体
12、54・・・補助部材
14・・・ネジ
16・・・フェース部
18・・・バック部
20・・・連結部
22・・・フェース面
24、56・・・フェースインサート
30・・・バック部のトウ部
32・・・バック部のヒール部
33・・・フェース部のトウ部
35・・・フェース部のヒール部
36・・・前方部
38・・・中間部
40・・・後方部
s1、s2、s3・・・空間
L1・・・ヘッド本体の前後方向幅
L2・・・補助部材の前後方向幅
M1・・・ヘッド本体のトウ−ヒール方向最大長さ
M2・・・補助部材のトウ−ヒール方向最大長さ
Claims (7)
- ヘッド本体と補助部材とを備え、
上記ヘッド本体が、フェース部、バック部及び連結部を有し、
上記連結部が、フェース部とバック部とを連結しつつ前後方向に延びており、
上記補助部材が、上記フェース部に接合されている前方部と、上記バック部に接合されている後方部と、上記前方部と上記後方部との間に延び上記ヘッド本体に当接していない中間部とを有し、
上記前方部及び後方部が、上記ヘッド本体の上面に配置されているか、又は上記ヘッド本体の下面に配置されており、
上記バック部が、ヘッドのトウ−ヒール方向中心部からトウ側に向かって延びるトウ部と、ヘッドのトウ−ヒール方向中心部からヒール側に向かって延びるヒール部とを有しており、
上記トウ部と上記フェース部との間に空間s1が存在し、上記ヒール部と上記フェース部との間に空間s2が存在するゴルフパター用ヘッド。 - 上記ヘッド本体の比重が、上記補助部材の比重と異なる請求項1に記載のゴルフパター用ヘッド。
- 上記ヘッド本体が金属よりなり且つ一体成形されており、上記補助部材がポリマー成分を含む材質よりなり且つ一体成形されている請求項1又は2に記載のゴルフパター用ヘッド。
- 上記ヘッド本体の前後方向幅がL1とされ、上記補助部材の前後方向幅がL2とされたとき、比(L2/L1)が0.5以上である請求項1から3のいずれかに記載のゴルフパター用ヘッド。
- 上記連結部の上側に空間s3が存在し、この空間s3が、上記補助部材と上記連結部との間に存在する請求項1から4のいずれかに記載のゴルフパター用ヘッド。
- 上記空間s3が、上記空間s1及び上記空間s2と繋がっている請求項5に記載のゴルフパター用ヘッド。
- ゴルフパター及び互いに交換されうる2種以上の補助部材を備え、
上記ゴルフパターが、ヘッド本体、シャフト及びグリップを有し、
上記補助部材のそれぞれが、上記ヘッド本体に着脱可能とされており、
上記ヘッド本体が、フェース部、バック部及び連結部を有し、
上記連結部が、フェース部とバック部とを連結しつつ前後方向に延びており、
上記ヘッド本体に取り付けられた場合において、上記補助部材が、上記フェース部に接合される前方部と、上記バック部に接合される後方部と、上記前方部と上記後方部との間に延び上記ヘッド本体に当接しない中間部とを有するように構成され、
上記ヘッド本体に取り付けられた場合において、上記前方部及び後方部が、上記ヘッド本体の上面に配置されるか又は上記ヘッド本体の下面に配置されるように構成され、
上記バック部が、ヘッドのトウ−ヒール方向中心部からトウ側に向かって延びるトウ部と、ヘッドのトウ−ヒール方向中心部からヒール側に向かって延びるヒール部とを有しており、
上記トウ部と上記フェース部との間に空間s1が存在し、上記ヒール部と上記フェース部との間に空間s2が存在し、
更に、次の(A)及び/又は(B)を満たすゴルフパターと補助部材とのセット。
(A)全ての補助部材において、上記ヘッド本体の比重が上記補助部材の比重と異なる。
(B)全ての補助部材において、上記補助部材がポリマー成分を含む材質よりなり且つ一体成形されており、上記ヘッド本体が金属よりなり且つ一体成形されている。
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