JP5089152B2 - ビスアゾ顔料、ビスアゾ顔料を有する電子写真感光体、並びに電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
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Description
式(2)中、R 1 及びR 2 は、それぞれ独立に、水素原子、置換のアルキル基若しくは無置換のアルキル基、置換のアリール基若しくは無置換のアリール基、若しくは、置換の複素環基若しくは無置換の複素環基、又は、R 1 とR 2 とが式(2)中の窒素原子を介して環状アミノ基を形成したものを表す。ここで、置換のアルキル基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、置換のフェニルカルバモイル基若しくは無置換のフェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換のアリール基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、置換のフェニルカルバモイル基若しくは無置換のフェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換の複素環基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、置換のフェニルカルバモイル基若しくは無置換のフェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換のフェニルカルバモイル基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、フェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基である。
式(2)中、Z 1 は、酸素原子、又は、硫黄原子を表す。
式(2)中、m 1 は、0又は1を表す。)
式(4)中、R 4 は、置換のアルキル基若しくは無置換のアルキル基、又は、置換のアリール基若しくは無置換のアリール基を表す。ここで、置換のアルキル基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換のアリール基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基である。
式(4)中、R 5 は、ハロゲン原子、置換のアルキル基若しくは無置換のアルキル基、置換のアルコキシ基若しくは無置換のアルコキシ基、シアノ基、又は、ニトロ基を表す。ここで、置換のアルキル基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換のアルコキシ基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基である。
式(4)中、lは、0、1又は2を表し、lが2であるとき、R 5 は、相異なる基であってもよい。)
式(5)中、Z 2 は、酸素原子、又は、硫黄原子を表す。
式(5)中、m 2 は、0又は1を表す。))
本発明によるビスアゾ顔料は、下記式(1)で示される構造を有する。
メトキシ、エトキシ及びプロポキシのようなアルコキシ基
フッ素原子、塩素原子及び臭素原子のようなハロゲン原子
ジメチルアミノ及びジエチルアミノのようなジアルキルアミノ基
フェニルカルバモイル基
ニトロ基
シアノ基
トリフルオロメチルのようなハロメチル基
メトキシ、エトキシ及びプロポキシのようなアルコキシ基
フッ素原子、塩素原子及び臭素原子のようなハロゲン原子
ジメチルアミノ及びジエチルアミノのようなジアルキルアミノ基
水酸基
ニトロ基
シアノ基
ハロメチル基
メトキシカルボニル基及びエトキシカルボニル基のようなアルコキシカルボニル基
カルバモイル基及びフェニルカルバモイル基のようなカルバモイル基
メチル基、エチル基及びプロピル基のようなアルキル基
フェニル基、ナフチル基及びアンスリル基のようなアリール基
メトキシ基及びエトキシ基のようなアルコキシ基
メトキシ、エトキシ及びプロポキシのようなアルコキシ基
フッ素原子、塩素原子及び臭素原子のようなハロゲン原子
ジメチルアミノ及びジエチルアミノのようなジアルキルアミノ基
水酸基
ニトロ基
シアノ基
ハロメチル基
フェニル、ナフチル及びアンスリルのようなアリール基
ピリジル、チエニル、カルバゾリル、ベンゾイミダゾリル及びベンゾチアゾリルのような複素環基
ピロール、ピロリン、ピロリジン、ピロリドン、インドール、インドリン、カルバゾール、イミダゾール、ピラゾール、ピラゾリン、オキサジン及びフェノキサジンのような窒素原子を環内に含む環状アミノ基
メトキシ、エトキシ及びプロポキシのようなアルコキシ基
フッ素原子、塩素原子及び臭素原子のようなハロゲン原子
ジメチルアミノ及びジエチルアミノのようなジアルキルアミノ基
水酸基
ニトロ基
シアノ基
アセチル基
フェニルカルバモイル基
ハロメチル基
ハロメトキシ基
次に、本発明の電子写真感光体について説明する。
チアピリリウム系染料
アズレニウム系染料
チアシアニン系染料及びキノシアニン系染料のようなカチオン染料
スクエアリウム塩系染料
アントアントロン系顔料
ジベンズピレンキノン系顔料及びピラントロン系顔料のような多環キノン顔料
インジゴ顔料
キナクリドン顔料
ペリレン系顔料
フタロシアニン系顔料
シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、ペンタノンのようなケトン
N,N−ジメチルホルムアミドのようなアミン
酢酸メチル、酢酸エチルのようなエステル
トルエン、キシレン、クロロベンゼンのような芳香族
メタノール、エタノール、2−プロパノールのようなアルコール
クロロホルム、塩化メチレン、ジクロロエチレン、四塩化炭素、トリクロロエチレンのような脂肪族ハロゲン化炭化水素
カルバゾール系、インドール系、オキサゾール系、チアゾール系、オキサジアゾール系、ピラゾール系、ピラゾリン系、チアジアゾール系及びトリアゾール系化合物のような複素環化合物
ヒドラゾン系化合物
スチリル系化合物
ベンジジン系化合物
トリアリールメタン系化合物
フェニレンジアミン系化合物
ビスシクロヘキシルアミン系化合物
トリフェニルアミン系化合物
テトラヒドロフラン、ジメトキシメタンのようなエーテル
酢酸メチル、酢酸エチルのようなエステル
トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素
メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサンのようなアルキルシクロヘキサン
クロロベンゼン、クロロホルム、四塩化炭素のようなハロゲン原子で置換された炭化水素
ポリエステル
ポリカーボネート
ポリアミド
ポリイミド
ポリアリレート
ポリウレタン
スチレン−ブタジエンコポリマー
スチレン−アクリル酸コポリマー
スチレン−アクリロニトリルコポリマー
次に、本発明による電子写真感光体を有する電子写真装置の概略断面図の一例を図4に示す。この電子写真装置としては、電子写真方式を採用した、複写機、プリンター、ファクシミリ、製版システムなどの画像形成装置(電子写真装置)が挙げられる。
コロナ帯電器2(帯電手段)
レーザー露光光学系3(露光手段)
電位センサー12
色の異なる4個の現像器4y、4c、4m、4Bk(現像手段)
電子写真感光体上の光量検知手段13
転写手段5
クリーニング器6(クリーニング手段)
ポリエステル樹脂
エポキシ樹脂
石油系樹脂
マイクロクリスタリンワックス及びその誘導体
フィッシャートロプシュワックス及びその誘導体
ポリオレフィンワックス及びその誘導体
カルナバワックス及びその誘導体
酸化チタン
酸化鉄
酸化アルミニウム
酸化マグネシウム
チタン酸カルシウム
チタン酸バリウム
チタン酸ストロンチウム
チタン酸マグネシウム
酸化セリウム
酸化ジルコニウム
酸化セリウム粉末、炭化ケイ素粉末、チタン酸ストロンチウム粉末のような研磨剤
酸化チタン粉末、酸化アルミニウム粉末のような流動性付与剤
ケーキング防止剤
カーボンブラック粉末、酸化亜鉛粉末、酸化スズ粉末のような導電性付与剤
トナーとは逆極性の有機微粒子及び無機微粒子のような現像性向上剤
例示化合物1−1の合成
下記のアミン化合物10gと、イオン交換水(電導度1×10−4S/m以下、以下同様)1200mLと、濃塩酸23.8mLとを、3Lビーカーに入れて攪拌しながら0℃まで冷却した。
測定装置:メーカー:BRUKER、形式:REFLEXIII−TOF
測定モード:NEGA
分散溶剤:シクロヘキサノン
m/z=1073.5
測定装置:メーカー:日本分光、形式:FT/IR−420
測定法:KBr法
cm−1=1698、1563、1494、1336、1245、1159、928、765
例示化合物2−4の合成
300mLビーカーに、N,N−ジメチルホルムアミド100mLを入れ、下記構造式の化合物2.24gを溶解し液温0℃に冷却した後、合成例1で得たホウフッ化塩1.8gを添加し、次いでN−メチルモルホリン0.83gを2分間で滴下した。
m/z=921.3
cm−1=1682、1592、1538、1493、1442、1246、1147、1013、928、747
例示化合物2−1の合成
5000mLビーカーに、N,N−ジメチルホルムアミド2320mLを入れ、下記構造式の化合物2.396gを溶解し液温0℃に冷却した後、合成例1で得たホウフッ化塩2.00gを添加し、次いでN−メチルモルホリン0.926gを2分間で滴下した。
m/z=899.3
cm−1=1705、1584、1492、1444、1357、1243、1150、928、769
例示化合物2−2の合成
3000mLビーカーに、N,N−ジメチルホルムアミド2000mLを入れ、下記構造式の化合物2.336gを溶解し液温0℃に冷却した後、合成例1で得たホウフッ化塩2.50gを添加し、次いでN−メチルモルホリン1.157gを2分間で滴下した。
m/z=773.1
cm−1=1653、1576、1515、1416、1393、1244、1212、1163、962、928、766
以下、本発明による電子写真感光体の製造例を示す。以下、「部」は「質量部」を意味する。
(10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆したもの)
フェノール樹脂 25部
メチルセロソルブ 20部
メタノール 5部
シリコーンオイル 0.002部
(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレン共重合体、数平均分子量3000)
アルコール可溶性共重合ナイロン樹脂(数平均分子量29000) 10部
実施例1に使用した電子写真感光体中のビスアゾ顔料を、表7に示す例示化合物にそれぞれ変更したこと以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、実施例1と同様に感度Δ500(V・cm2/μJ)を求めた。その結果、表7に示すように高感度な電子写真感光体が得られた。
実施例1に使用した電子写真感光体中の電荷発生層中のビスアゾ顔料として、下記式で示される特許文献1に記載の比較化合物Aを用いた以外は実施例1と同様にして比較用電子写真感光体を作製した。この比較用電子写真感光体について実施例1と同様にしてΔ500(V・cm2/μJ)を求めた結果、表7に示すように低感度な電子写真感光体しか得られなかった。
実施例1に使用した電子写真感光体中の電荷発生層中のビスアゾ顔料として、下記式で示される比較化合物B及びCをそれぞれ用いた以外は実施例1と同様にして比較用電子写真感光体を作製した。この比較用電子写真感光体について実施例1と同様にしてΔ500(V・cm2/μJ)を求めた結果、表7に示すように低感度な電子写真感光体しか得られなかった。
アルミニウム素管(ED)(昭和電工(株)製、直径30mm×長さ370mm、Rzjis=0.8μm)を液体ホーニング処理して、シリンダー(Rzjis=1.5μm)を得た。このシリンダー上に、6−66−610−12四元系ポリアミド共重合体樹脂5部をメタノール70部とブタノール25部との混合溶媒に溶解した溶液をディッピング塗工し、100℃で10分間乾燥して0.6μmの中間層を設けた。
実施例14に使用した電子写真感光体中のビスアゾ顔料を表8に示す例示化合物にそれぞれ変更したこと以外は実施例14と同様にして電子写真感光体を作製し、実施例14と同様にΔVdとΔVlの測定と画像目視評価を実施した。その結果、表8に示すように実施例14と同様に耐久電位変動が小さく、高解像度なフルカラー画像が得られた。
実施例14に使用した電子写真感光体中のビスアゾ顔料を上記比較化合物A乃至Cにそれぞれ変更したこと以外は実施例14と同様にして比較用電子写真感光体を作製し、実施例14と同様にΔVdとΔVlの測定と画像目視評価を実施した。その結果、表8に示すように、比較例4では、耐久電位変動が大きく、耐久を通じて高解像度なフルカラー画像を得ることができなかった。また、比較例5及び6では、非常に低感度なために光量調節を行っても明電位(VL)を−200Vに設定することができなかった。
アルミシート上に、下記の材料をメタノール180部及びブタノール90部の混合溶媒中に溶解した中間層用溶液をマイヤーバーで塗布し、100℃で10分間乾燥して、膜厚0.6μmの中間層を形成した。
アルコール可溶性共重合ナイロン樹脂(数平均分子量29000) 10部
実施例19に使用した電子写真感光体中のビスアゾ顔料を表9に示す例示化合物にそれぞれ変更したこと以外は実施例19と同様にして電子写真感光体を作製し、作製した電子写真感光体について実施例19と同様にしてE1/2、ΔVd、ΔVlを求めた。その結果を表9に示す。表9から明らかなように、何れも高感度かつ耐久電位変動が小さいことがわかった。
b 感光層
c 電荷発生層
d 電荷輸送層
e 電荷発生材料
1 電子写真感光体
1a 軸
2 コロナ帯電器
2a 接触帯電手段
3 レーザー露光光学系
3a ポリゴンミラー
3b レンズ
3c ミラー
4 現像手段
4y 現像器
4c 現像器
4m 現像器
4Bk 現像器
5 転写手段
5a 転写ドラム
5b 転写帯電器
5c 吸着帯電器
5d 内側帯電器
5e 外側帯電器
5f 転写材担持シート
5g 吸着ローラー
5h 分離帯電器
5i カムフォロワ
5j 接触転写手段
6 クリーニング器
7 転写材カセット
7a 転写材
8a 分離爪
8b 分離押し上げコロ
9 熱ローラー定着器
10 トレイ
11 前露光ランプ
12 電位センサー
13 光量検知手段
14 ファーブラシ
15 バックアップブラシ
16 オイル除去ローラー
17 バックアップブラシ
19 搬送パス切替ガイド
20 搬送縦パス
21a 反転パス
21b 反転ローラー
22 中間トレイ
23 中間トレイ用搬送パス
24y 偏心カム
24c 偏心カム
24m 偏心カム
24Bk 偏心カム
25 偏心カム
30 原稿
31 原稿台ガラス
32 露光ランプ
33 レンズ
34 フルカラーセンサー
34i 案内手段
35 容器
36 容器
37 容器
50 プロセスカートリッジ
100 電子写真装置
E 光像
L 露光光
Claims (11)
- 下記式(1)で示される構造を有するビスアゾ顔料。
式(2)中、R 1 及びR 2 は、それぞれ独立に、水素原子、置換のアルキル基若しくは無置換のアルキル基、置換のアリール基若しくは無置換のアリール基、若しくは、置換の複素環基若しくは無置換の複素環基、又は、R 1 とR 2 とが式(2)中の窒素原子を介して環状アミノ基を形成したものを表す。ここで、置換のアルキル基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、置換のフェニルカルバモイル基若しくは無置換のフェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換のアリール基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、置換のフェニルカルバモイル基若しくは無置換のフェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換の複素環基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、置換のフェニルカルバモイル基若しくは無置換のフェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換のフェニルカルバモイル基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、フェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基である。
式(2)中、Z 1 は、酸素原子、又は、硫黄原子を表す。
式(2)中、m 1 は、0又は1を表す。)
式(4)中、R 4 は、置換のアルキル基若しくは無置換のアルキル基、又は、置換のアリール基若しくは無置換のアリール基を表す。ここで、置換のアルキル基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換のアリール基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基である。
式(4)中、R 5 は、ハロゲン原子、置換のアルキル基若しくは無置換のアルキル基、置換のアルコキシ基若しくは無置換のアルコキシ基、シアノ基、又は、ニトロ基を表す。ここで、置換のアルキル基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基であり、置換のアルコキシ基の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基、又は、ハロメチル基である。
式(4)中、lは、0、1又は2を表し、lが2であるとき、R 5 は、相異なる基であってもよい。)
式(5)中、Z 2 は、酸素原子、又は、硫黄原子を表す。
式(5)中、m 2 は、0又は1を表す。)) - 前記式(1)中のCp1及びCp2が前記式(2)、(3)、(4)又は(5)で示されるカプラー残基である請求項1に記載のビスアゾ顔料。
- 前記式(1)中のCp1及びCp2が前記式(5)で示されるカプラー残基である請求項2に記載のビスアゾ顔料。
- 前記式(5)中のR6が水素原子であり、R7が置換のアリール基若しくは無置換のアリール基であり、該アリール基がフェニル基であり、Z2が酸素原子である請求項3に記載のビスアゾ顔料。
- 前記式(5)中のm2が1である請求項4に記載のビスアゾ顔料。
- 前記式(1)中のCp1及びCp2が前記式(3)で示されるカプラー残基であり、前記式(3)中のYが無置換の2価の芳香族炭化水素環基であり、該2価の芳香族炭化水素環基がo−フェニレン基である請求項2に記載のビスアゾ顔料。
- 支持体及び該支持体上に形成された感光層を有する電子写真感光体において、該感光層が、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のビスアゾ顔料を含有することを特徴とする電子写真感光体。
- 前記感光層が前記支持体側から電荷発生層及び電荷輸送層をこの順に積層してなる感光層であり、該電荷発生層が前記ビスアゾ顔料を含有する請求項7に記載の電子写真感光体。
- 請求項7又は8に記載の電子写真感光体、並びに、帯電手段、イメージ露光手段、現像手段及び転写手段を有する電子写真装置。
- 前記イメージ露光手段が、380nm以上550nm以下の発振波長を有する半導体レーザーを有するイメージ露光手段である請求項9に記載の電子写真装置。
- 請求項7又は8に記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段からなる群より選ばれる1つ以上の手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジ。
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