JP5087830B2 - プロジェクションシステム - Google Patents
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Description
そして、映像ソースの形状補正や色調補正を行う情報処理装置としてのパソコンと、パソコンで補正処理された画像をスクリーンに投射するプロジェクタと、パソコンとプロジェクタとの間のデータ伝送路としてのUSBケーブルと、を備えたプロジェクションシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
このようなプロジェクションシステムにおいて、パソコンに入力された映像ソースがパソコンの画像処理部にて画像処理される。
画像処理としては、例えば、プロジェクタとスクリーンとの配置関係に起因して生じる台形歪みを補正する台形補正や、プロジェクタの色特性による輝度ムラや色ムラを補正する色調補正などが例として挙げられる。パソコンで画像処理された画像データがUSBケーブルを介してプロジェクタに伝送される。伝送された画像データがプロジェクタにてスクリーンに投影されると、スクリーン上に所定の画像が表示される。
ここで、変化画像データは、一方において、信号伝送手段を介してプロジェクタに伝送される。すると、プロジェクタにおいて変化画像データに基づいて現画像フレームデータが生成され、現画像フレームデータがプロジェクタからスクリーンに向けて投射されて、スクリーン上に画像が表示される。
また、変化画像データ生成部にて生成された変化画像データは、他方において、現画像生成部にフィードバックされる。
現画像生成部において、変化画像データに基づいて最新の現画像データが生成される。
このように生成された現画像データが画像保存部に順次保存されていき、変化領域検出部にて変化領域が検出されるにあたっては、形状変換処理部にて形状変換された最新の形状変換済み画像データと画像保存部に保存された画像データとが対比されて変化領域が検出される。
そして、このようにして現画像生成部にて生成された現画像データと形状変換された最新の形状変換済み画像データとが対比されるので、プロジェクタが保有している現画像データと同等の画像データに対して最新の形状変換済み画像データが変化した領域が検出される。
プロジェクタには変化画像データが伝送されてこの変化画像データに基づいて現画像フレームデータが生成される一方で、情報処理装置においては形状変換処理部にて形状変換された形状変換済みの画像データが順次保存されていった場合、変化画像データの生成時に発生する誤差がプロジェクタにだけ蓄積されていくことになる。すると、情報処理装置にて生成された変化画像データがプロジェクタに伝送されて、プロジェクタ側で現在保有されている画像データに変化画像データが合成されても、誤差の累積のために意図した現画像フレームデータが生成されない。
その結果、このようにして生成された変化画像データをプロジェクタに伝送することで、プロジェクタにおいて適切に最新の現画像フレームデータを生成することができる。
また、変化領域検出部が画像データ同士を対比して変化領域を検出するにあたっては、画素ごとに対比してもよく、複数の画素をまとめたグループ単位で変化領域の検出を行ってもよい。
情報処理装置においては、まず、画像データが形状変換処理部にて形状変換される。
ここにいう形状変換とは、プロジェクタから投射された画像がスクリーン上で適正な形状となるように画像データの形状を変換することであり、例えば台形補正が例として挙げられる。形状変換された形状変換済み画像データは、変換画像保存部に送られて順次保存されるとともに、変化領域検出部に送られて一つ前の形状変換済み画像データと対比される。
変化領域検出部において、一つ前の形状変換済み画像データから最新の形状変換済み画像データを見て、形状及び色調の少なくともいずれかが変化している領域が変化領域として検出される。
移行において変化した「領域」であって、このままではその変化領域の色情報が欠落している。そこで、変化画像データ生成部において、変化領域の各画素に対して、該変化領域の位置に応じた最新の形状変化済み画像データに基づく色調データが付加され、変化領域における各画素に色調データがのった変化画像データが生成される。この変化画像データが信号伝送手段を介してプロジェクタに伝送される。そして、プロジェクタにおいて、変化画像データに基づいて現画像フレームデータが生成される。すなわち、情報処理装置からは、変化画像データとして、一つ前の形状変換済み画像データから最新の画像データへの変化領域とその変化領域の色調データとがプロジェクタに伝送されるので、現画像フレーム生成部にて、例えば、現在プロジェクタで投影している画像データに変化画像データが合成されて最新の現画像フレームデータが生成される。現画像フレームデータがプロジェクタからスクリーンに向けて投射されると、スクリーン上に画像が表示される。
この点、上記関連技術では、情報処理装置からプロジェクタに伝送するのは一枚の画像フレーム総てではなくて変化画像データとするので、伝送データ量を少なくしてプロジェクタによって表示される画像のフレームレートを適正に維持することができる。
ここで、例えば、形状変換する前の画像ソースの段階で変化領域を検出して、その後に、検出した変化領域を形状変換することで形状変換された変化領域にするという考え方もある。このようにして生成された形状変換済みの変化領域であっても、形状変換された現画像フレームのデータをプロジェクタにて生成することはできる。しかしながら、画像ソースが変化しなくても、形状変換のパラメータが変化するという場合がある。例えば、プロジェクタの設置位置を変更してスクリーンとプロジェクタとの角度または距離が変化した場合などである。この場合、形状変換のパラメータが変化すれば、プロジェクタが投射すべき画像の形状は変わってくる。しかし、画像ソース自体に変化がなければ、画像ソース段階での変化領域がないのであるから、形状変換パラメータの変化を反映した変化領域の形状変換を行うことなどできない。したがって、形状変換前の画像ソース段階で変化領域を検出していては、その後に変化領域の形状変換を行ってもプロジェクタに適切な変化画像のデータを伝送することができず、プロジェクタにて適切な画像表示を行うことができない。
その結果、伝送された変化画像データに基づいてプロジェクタにて適切に現画像フレームデータを生成して、適切な画像表示を行うことができる。
変化領域検出部において変化領域が検出されているところ、この変化領域と色調補正された形状変換済み画像データが色調データ抽出部に送られる。
色調データ抽出部において、色調補正された形状変換済み画像データと変化領域とが対比され、変化領域における各画素の色調データが抽出される。そして、変化画像データ生成部において、変化領域の各画素に色調のデータが付加されて変化画像データが生成される。
この点、上記関連技術では、形状変換後であって色調補正前の画像データ同士を対比して変化領域を検出するので、画像ソースにおける変化領域を適切に検出することができる。
この点、上記関連技術では、形状変換と色調補正とを連続して行うことができるので、グラフィック処理を高速に行うことができる。
また、上記関連技術では、前記情報処理装置は、前記変化領域検出部にて検出された前記変化領域における画素ごとの色情報を前記色調補正処理部で色調補正された画像データから抽出する色調データ抽出部を備え、前記変化画像データ生成部は、前記色調データ抽出部にて抽出された色情報を変化領域の各画素に付加して変化画像データを生成することが好ましい。
すると、この伝送された画像データがそのままプロジェクタによりスクリーンに投影される。
さらに、プロジェクタは前記伝送された画像データの全体を記憶しておき、次に情報処理装置から伝送されてくる変化画像データを画像データ全体に合成して次の最新の画像フレームデータを生成する。
情報処理装置からプロジェクタに変化画像データを伝送するだけでは、情報処理装置における変化画像データの生成時やプロジェクタにおける最新の画像データの生成時に生じる誤差等の影響により情報処理装置とプロジェクタとで保有している画像データに差が生じてくる可能性がある。このように情報処理装置とプロジェクタとで保有する画像データに差が生じてくると、情報処理装置から伝送される変化画像データをプロジェクタにて保有している画像データに合成しても、意図した画像フレームデータを生成することができなくなってくる。
この点、上記関連技術によれば、適切なタイミングで画像データの全体を情報処理装置からプロジェクタに伝送するので、情報処理装置とプロジェクタとで保有する画像データを必要に応じた所定のタイミングで一致させることができる。よって、情報処理装置から伝送される変化画像データに基づいてプロジェクタにて適切に最新の画像フレームデータを生成することができる。
なお、情報処理装置からプロジェクタに画像データの全体を伝送するタイミングは、特に限定されず、例えば、数10フレームごとにすることが例として挙げられる。
すなわち、プロジェクタの構成は簡易にしつつ、情報処理装置から伝送される適切な変化画像データにより、フレームレートを維持して適切に画像表示を行うことができる。
(第1実施形態)
本発明のプロジェクションシステムに係る第1実施形態について説明する。
図1は、プロジェクションシステム100の外観図である。
プロジェクションシステム100は、映像ソース(画像ソース)の画像に所定の画像処理を行ったうえで画像データ信号をプロジェクタ300に出力するパソコン(情報処理装置)200と、パソコン200からの画像データ信号に基づいて現画像フレームを生成してスクリーン400に向けて投射するプロジェクタ300と、プロジェクタとパソコン200とを接続するUSBケーブル(信号伝送手段)500と、を備えている。
図3は、プロジェクタ300の機能ブロック図である。
図4は、画像投射部360の構成を示す図である。
画像補正パラメータ記憶部210は、プロジェクタ300の特性に応じた画像補正のための補正パラメータを記憶している。
画像補正パラメータ記憶部210に記憶されるパラメータとしては、例えば、台形補正、輝度ムラ、色ムラ、γ補正等のための各種パラメータが例として挙げられる。
形状変換処理部231は、台形補正(例えば図6参照)に代表される形状の補正を画像データに対して行う。
図1に示されるように、スクリーン400の下側にプロジェクタ300を配置する場合のみならず、スクリーン400に対して斜め方向から画像を投射する場合には台形補正が必要となる。なお、形状変換としては、スクリーン400が曲面である場合にスクリーン400の形状に応じて行う補正や、プロジェクタ300に内蔵されたレンズに起因する歪みを補正するための形状変換も含まれる。
色調補正処理部232は、画像データに対して、例えば、色変換、γ補正、VT−γ補正、色ムラ補正などを行う。例えば、当初は8ビットであった色情報を10ビット以上の精度に補正することが例として挙げられる。
変換画像保存部241は、形状変換処理部231にて形状補正された画像データを順次記憶する。
なお、変換画像保存部241が記憶する変換済み画像データは、最新の数フレーム分で十分であり、古くなったものは順次消去していく。
色調データ抽出部250は、変化領域検出部242にて検出された変化領域における画素ごとの色情報を色調補正処理部232で色調補正された画像データから抽出する。
そして、変化画像データ生成部252は、変化領域の各画素に対して色情報が付加された変化領域の画像データを生成する。
そして、USBコネクタ270は、データ入力部271と、データ出力部272と、を備え、USBケーブル500を介してプロジェクタ300とデータの入出力を行う。
画像補正パラメータ記憶部310は、プロジェクタ300の特性に応じた画像補正のための補正パラメータを記憶しており、補正パラメータとしては、例えば、台形補正、輝度ムラ、色ムラ、γ補正等のための各種パラメータが例として挙げられる。
デコーダ330は、パソコン200から伝送された変化画像データ信号を復調する。すなわち、パソコン200からの変化画像データ信号は、エンコーダ260にて符号化されているところ、デコーダ330で復調することにより変化領域の画像データを得る。
色分離光学系365は、赤色を反射して青色および緑色を通過させるダイクロイックミラー366と、緑色を反射して青色を通過させるダイクロイックミラー367と、を備え、光を赤色、緑色、青色に分離する。そして、赤色は反射ミラー365Aに反射され、緑色はダイクロイックミラー367に反射され、青色は二枚の反射ミラー369、370を有するリレー光学系368に導かれ、電気光学装置371の赤色用液晶パネル372、緑色用液晶パネル373および青色用液晶パネル374にそれぞれ入射する。各色は、各液晶パネル372〜374において画像情報に応じた所定の変調を受けて、プリズム375で合成される。
合成された画像は投射光学系376から射出され、スクリーン400上に拡大投写される。
まず、ST100において、パソコン200とプロジェクタ300とをUSBケーブル500で接続する。すると、ST110において、プロジェクタ300の画像補正パラメータ記憶部310に記憶された各種の補正パラメータがUSBケーブル500を介してパソコン200側に伝送され、パソコン200の画像補正パラメータ記憶部210に記憶される。
ここで、変化領域検出部242では変化領域C2、C3を検出しているが、一つ前の画像から現画像への移行において変化した「領域」を抽出しているだけであり、その変化領域の色情報が欠落している。そこで、色調データ抽出部251において、色調変換された画像データD1〜D3と変化領域C2、C3とを対比し、変化領域中の各画素に対応する色調変換済み画像D1〜D3の画素を認識したうえで、色調変換済み画像D1〜D3から色調データを抽出する。
具体的には、現画像フレーム生成部340にて生成された現画像G1〜G3を表示するように駆動制御部350から制御信号が画像投射部360に出力される。すると、画像投射部360から画像が投射されて、スクリーン400上に画像が投影される。
(1)パソコン200において形状変換に代表される画像処理を行ったうえでプロジェクタ300に画像データ信号を伝送するので、プロジェクタ300としては画像処理のための複雑な機能を備える必要がなくなり、プロジェクタ300の構成を簡易にすることができる。すなわち、プロジェクタ300としては、主として画像生成部320と、画像投射部360とを備えた簡易な構成として、小型化および低価格化を図ることができる。
また、パソコン200のグラフィック処理機能によれば、高速かつ高精度の画像処理を行うことができる。
よって、伝送レートが制限されるUSBケーブル500を利用する場合でも、必要なデータ量を所定の速度で伝送して、プロジェクタ300でのフレームレートを適切に維持することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図9〜図11を参照して説明する。
第2実施形態の基本的構成は第1実施形態と同様であるが、変化領域を検出するにあたって、色調変換済み画像データ同士を対比する点に特徴を有する。
図9は、第2実施形態においてパソコン200の機能ブロック図を示す図である。
図9において、画像補正処理部230は、形状変換処理部231と、色調補正処理部232と、を備える。
画像生成部220にて生成された画像データは、第1実施形態と同様に、形状変換処理部231にて形状補正(台形補正)される。
形状変換処理部231にて形状変換された画像データは色調補正処理部232に送られて、色調補正処理部232にて画像データの色調が補正される。
色調補正処理部232にて色調補正された画像データは、形状データ処理部240に送られる。そして、色調補正された画像データが変換画像保存部241にて保存される。
また一方、色調補正された画像データは変化領域検出部242に送られ、色調補正された最新の画像データと変換画像保存部241にて保存されている一つ前の画像データと対比されて、一つ前の画像から最新の画像見て変化している領域が変化領域として検出される。
図10において、ST300〜ST340までは、第1実施形態のST100〜ST140に同じである。すなわち、図11において、映像ソース(I)を台形補正する(J)するところまでは第1実施形態に同様である。
この色調補正された画像(K)が、ST360において変換画像保存部241に順次保存されていく。さらに、ST370において、色調変換された画像データが変化領域検出部242にて一つ前の色調変換済み画像と対比されて、変化領域が検出される(図11中の(L))。
ST390において、抽出された色調データが変化画像データ生成部252にて変化領域の各画素にのせられて変化領域の画像データである変化画像データが生成される(図11中の(M))。
すなわち、変化画像データ(M)がUSBケーブル500でプロジェクタ300に伝送され、プロジェクタ300にて現画像フレームが生成されたうえでスクリーン400に画像が投影される。
(7)形状変換の後に引き続いて色調補正を実行するので、パソコン200において形状変換および色調補正を一連のグラフィック処理として連続して実行することができる。例えば、第1実施形態のごとく形状変換後で色調補正前に変化領域を検出するとなると、形状変換後に画像データを変化領域検出部242に送らなければならないので、形状変換から色調補正に続くグラフィック処理としては一旦中断されることになる。
この点、本第2実施形態では、形状変換と色調補正とを連続して行うことができるので、グラフィック処理を高速に行うことができる。
次に、本発明の第3実施形態について図12〜図14を参照して説明する。
第3実施形態の基本的構成は、第2実施形態に同様であるが、パソコン200で保存する保存画像の生成に特徴を有する。
すなわち、図12において、変化画像データ生成部252にてプロジェクタ300に伝送する変化画像データを生成するところ、変化画像データはプロジェクタ300に伝送されると同時に形状データ処理部240にフィードバックされ、形状データ処理部240の現画像生成部において変化画像データに基づいて現画像フレームデータが生成される。そして、このように現画像生成部245にて生成された現画像フレームを画像保存部246に順次保存しておき、変化領域検出部247にて変化領域を検出する際の対比用画像データとする。
画像生成部220にて生成された画像データが、形状変換処理部231にて形状補正(台形補正)され、さらに、色調補正処理部232にて画像データの色調が補正される。色調補正処理部232にて色調補正された画像データは、形状データ処理部240に送られる。
現画像生成部245には、変化画像データ生成部252にて生成される変化画像データが入力される。そして、現画像生成部245は、変化画像データ生成部252にて生成される変化画像に基づいて最新の画像フレームデータを生成する。いわば、プロジェクタ300において変化画像データから現画像フレームデータを生成することに等しい。
画像保存部246は、現画像生成部245にて生成された画像データを保存する。
変化領域検出部242は、形状変換および色調補正された最新の変換済み画像データと画像保存部に保存されている一つ前の変換済み画像データとを対比して、一つ前の画像から最新の画像を見て変化している領域を変化領域として検出する。
図13において、ST500〜ST550までは第2実施形態のST300〜ST350に同じである。すなわち、図14において、映像ソース(N)を台形補正して(O)、さらに、色調補正する(P)ところまでは同じである。
ST560において、色調変換された画像データが変化領域検出部242にて一つ前の画像フレームデータと対比されて、変化領域(Q)が検出される。そして、ST570において、色調データ抽出部251にて色調変換済み画像(P)と変化領域(Q)とが対比されて、変化領域中の各画素についての色調データが抽出される。
ST580において、抽出された色調データが変化画像データ生成部252にて変化領域の各画素にのせられて変化領域の画像データである変化画像データが生成される(図14中の(R))。
このように現画像生成部にて生成された現画像フレームデータは、ST600において、画像保存部に保存される。
すなわち、変化画像データ(R)がUSBケーブル500でプロジェクタ300に伝送され、プロジェクタ300にて現画像フレームが生成されたうえでスクリーン400に画像が投影される。
(8)変化画像データ生成部252にて生成された変化画像データを現画像生成部にフィードバックして現画像フレームデータを生成するので、パソコン200からプロジェクタ300に伝送したのと同じ画像データを現画像生成部が受け取ってプロジェクタ300が現在保有している現画像フレームデータと同等の画像データを生成することができる。そして、このようにして現画像生成部にて生成した現画像データと形状変換された最新の形状変換済み画像データとを対比するので、プロジェクタ300が保有している現画像データと同等の現画像データに対して最新の形状変換済み画像データが変化した領域が検出できる。このようにして生成された変化画像データをプロジェクタ300に伝送することで、プロジェクタにおいて適切に最新の現画像フレームデータを生成することができる。
上記実施形態においては、パソコンからプロジェクタに変化画像データを伝送する場合のみについて説明したが、加えて、所定のタイミングで形状変換および色調変換された画像データの全体をパソコンからプロジェクタに伝送することが好ましい。変化画像データをパソコンからプロジェクタに伝送するだけでは、パソコンとプロジェクタとで保有している画像データに差が生じてくる。そこで、適切なタイミングで画像データの全体をパソコンからプロジェクタに伝送して、パソコンとプロジェクタとで保有する画像データを一致させておくことが好ましい。
ただし、上記第3実施形態においては、パソコンとプロジェクタとが同等の画像データを保有できる構成であるので、パソコンからプロジェクタに画像データの全体を伝送する必要は必ずしもない。
信号伝送手段としては、USBケーブルに限られず、例えば、無線でパソコンとプロジェクタとで信号伝送させてもよい。
Claims (1)
- 入力される画像ソースに所定の画像処理を行う情報処理装置と、
前記情報処理装置からの画像データに基づく画像をスクリーンに向けて投射するプロジェクタと、
前記情報処理装置と前記プロジェクタとの信号送受信を媒介する信号伝送手段と、を備えたプロジェクションシステムであって、
前記情報処理装置は、
前記プロジェクタから取得された該プロジェクタの特性に応じた補正パラメータを記憶する画像補正パラメータ記憶部と、
前記補正パラメータに基づいて、前記プロジェクタから前記スクリーンに向けて投射された際に前記スクリーン上で適正に表示されるように画像データを形状変換した形状変換済み画像データを生成する形状変換処理部と、
最新の前記形状変換済み画像データの変化領域を検出する変化領域検出部と、
前記変化領域における各画素に、該変化領域の位置に応じた前記最新の形状変化済み画像データに基づく画素ごとの色情報を付加して変化領域の画像データである変化画像データを生成する変化画像データ生成部と、
前記変化画像データに基づいて最新の現画像データを生成する現画像生成部と、
前記現画像データを保存する画像保存部と、を備え、
前記変化領域検出部は、
前記最新の形状変換済み画像データと前記画像保存部に保存された一つ前の前記現画像データとを対比して、該一つ前の現画像データから前記最新の形状変換済み画像データを見て、形状及び色調の少なくともいずれかが変化している領域を前記変化領域として検出し、
前記プロジェクタは、
前記情報処理装置からの前記変化画像データに基づいて新たに現画像フレームを生成する現画像フレーム生成部を備える
ことを特徴とするプロジェクションシステム。
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