JP5080298B2 - コンディション推定装置、及び、コンディション推定プログラム - Google Patents
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Description
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、センサやタグを利用せずにユーザのコンディションを容易に推定することが可能なコンディション推定装置、及び、コンディション推定プログラムを提供することにある。
この構成によれば、前記コンディション指数算出手段は、前記睡眠指数と前記労働指数とに基づいて前記元気指数を算出するため、センサやタグを利用することなく、前記算出された元気指数に基づいて前記ユーザの元気の度合いを容易に推定することができる。
この構成によれば、前記コンディション指数算出手段は、前記返答分類手段による判定結果に基づいて前記テンション指数を更新するため、センサやタグを利用することなく前記テンション指数を容易に算出することができ、前記テンション指数に基づいて前記ユーザの気分の状態を容易に推定することができる。
この構成によれば、前記ユーザ履歴ログに基づいて前記ユーザが前記居住するエリア外に移動したと判断した場合、前記引きこもり指数を前記ユーザの引きこもりの傾向がより低いことを示す値に更新するため、センサやタグを利用することなく前記引きこもり指数を容易に算出することができ、前記引きこもり指数に基づいて前記ユーザの引きこもりの傾向を容易に推定することができる。
この構成によれば、前記セリフ決定手段は、前記コンディション指数算出手段により算出されたコンディション指数に基づいて前記ユーザに提示するためのセリフを決定するため、前記ユーザのコンディションに応じた適切なセリフを前記ユーザに提示することができ、あたかも見守っている人がいるような印象を前記ユーザに与えて癒しを提供することができる。
現在の前記ユーザが居る場所を表す位置情報を、GPSによって取得する位置情報取得手段と、
現在の時刻を表す時刻情報を、内部時計によって取得する時刻情報取得手段と、
前記シチュエーション遷移モデルと前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記時刻情報取得手段により取得された時刻情報と前記ユーザの遷移前のシチュエーションとに基づいて、前記ユーザの現在のシチュエーションを、制御装置によって推定するシチュエーション推定手段として機能させ、
前記ユーザ履歴ログ記憶手段は、前記シチュエーション推定手段により推定された現在のシチュエーションと、該現在のシチュエーションに遷移した時刻とを、前記ユーザ履歴ログとして記憶し、前記コンディション指数には前記ユーザの日々の生活パターンに変化があるか否かの指標となるマンネリ指数が含まれ、前記コンディション指数算出手段は、前記ユーザ履歴ログに基づいて前記ユーザのシチュエーションが仕事終了から帰宅までの間の帰宅中である時間を日毎に算出し、該算出した日毎の帰宅中の時間の差が第1の所定時間以内の場合には、前記マンネリ指数を前記ユーザの生活パターンの変化がより小さいことを示す値に更新し、前記日毎の帰宅中の時間の差が前記第1の所定時間を超えている場合には、前記マンネリ指数を前記ユーザの生活パターンの変化がより大きいことを示す値に更新することを特徴とする。
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係るエージェントシステムの全体構成を示す図である。同図に示すように、エージェントシステムは、ユーザが携帯する、折りたたみ式の移動通信端末100と、移動通信端末100にダウンロードするためのアプリケーションプログラムを管理するサーバ200と、GPS(Global Positioning System)による移動通信端末100の位置計測を行う位置測位装置300と、を含んで構成される。
図2は、移動通信端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、移動通信端末100は、全体を制御するCPU101と、プログラムやデータ等のソフトウェアを記憶する記憶装置102と、無線通信を行うための通信インターフェース103と、各種画面を表示する表示装置104と、キーの押下、端末の開閉等の操作に応じた入力信号を出力する入力装置105と、音声や効果音等の音を出力する音出力装置106と、ユーザの声を入力するマイクロホン等の声入力装置107と、日時を計時する内部時計108と、位置測位装置300からGPS信号を受信するためのGPS受信機109と、を備えている。
記憶装置102は、ROM121と、RAM122と、不揮発性メモリ123とを備えている。ROM121には、オペレーティングシステム、Java(登録商標)仕様に準拠したアプリケーションプログラムを実行するためのソフトウェア等が記憶されている。また、RAM122には、各種プログラムやデータが一時的に記憶される。
次に、図3を参照して、移動通信端末100の機能構成について説明する。なお、同図に示す機能構成は、移動通信端末100のCPU101がROM121やアプリ保存領域123a等に記憶されたプログラムに従って処理を実行することにより実現される。
(エリア定義部)
エリア定義部11は、ユーザが目的に応じて滞在する場所を表すエリアと位置情報との対応関係を定義し、エリア定義情報として記憶する。本実施形態では、エリアには、ホームエリア(以下「HA」という)、仮ホームエリア(以下、「仮HA」という)、ワークエリア(以下「WA」という)、仮ワークエリア(以下、「仮WA」という)、「お気に入りエリア」、及び「特定エリア」が存在する。ここで、「HA」とは、自宅、実家等のユーザの主たる居住場所である。「仮HA」とは、友人宅、ホテル等の、ユーザが旅行、出張等で稀に就寝する場所である。「WA」とは、ユーザの主な勤務場所である。「仮WA」とは、客先、イベント会場等の、ユーザが営業、打合せ等で稀に勤務する場所である。「お気に入りエリア」とは、ユーザのお気に入りの場所として設定されるエリアである。「特定エリア」とは、コンテンツプロバイダが当該エリアでユーザにサービスを提供するために設定されるエリアである。
また、エリア定義部11は、未定義のエリアにユーザが所定時間(例えば、1時間)以上滞在している場合にユーザに質問を通知し、当該質問に対する回答に基づいて、当該未定義のエリアを定義する。なお、ユーザに質問を通知する方法としては、表示装置104に質問内容を文字で表示したり、音出力装置106から質問内容を音声で出力する方法が考えられる。また、質問に対してユーザが回答する方法としては、入力装置105から回答内容を入力したり、声入力装置107から音声を入力する方法が考えられる。
ユーザ履歴ログ記憶部12は、ユーザの過去の行動の履歴であるユーザ履歴ログをスクラッチパッド123bに記憶する。図4には、ユーザ履歴ログのデータ構成の一例を示す。同図に示すように、ユーザ履歴ログには、日時、平日・休日区分、位置情報、エリアの種類、シチュエーション、推定起床時刻・推定就寝時刻、表示したセリフID、質問に対する回答、及び、端末開閉時刻・キー操作時刻等の端末操作ログが含まれる。これらのユーザ履歴ログは、例えば、後述するシチュエーション推定部17がシチュエーションを推定した時、後述するモデル定義部13が推定起床時刻又は推定就寝時刻を算出した時、表示装置104や音出力装置106にセリフが出力された時、ユーザが質問に答えた時、GPSによる位置測位が行われた時、ユーザが移動通信端末100の操作を行った時等に記憶される。
モデル定義部13は、シチュエーション遷移モデルを定義し、当該定義したシチュエーション遷移モデルをスクラッチパッド123bに記憶する。ここで、「シチュエーション遷移モデル」とは、ユーザの1日のライフサイクルを表すライフサイクル情報と、ユーザが居る場所を表す位置情報とに依存するユーザのシチュエーションの遷移順を定義したモデルである。
また、「ライフサイクル情報」とは、ユーザの起床時刻、就寝時刻、始業時刻、終業時刻、起床時間帯、就寝時間帯等の、ユーザ毎に異なる1日のライフサイクルを表す情報をいう。モデル定義部13は、ユーザにより入力された、起床時刻、就寝時刻、始業時刻、終業時刻等の時刻を表すユーザ設定時刻情報と、「起床時間帯」、「就寝時間帯」、「起床時刻」、「就寝時刻」、「始業時刻」、「就業時刻」等のライフサイクルの分類項目と、を対応付けることにより、ライフサイクル情報を定義する。
「ポイントシチュエーション(PS)」とは、ユーザのライフサイクル情報とユーザが居るエリアとに基づいて推定される、行動の起点となるシチュエーションである。ポイントシチュエーションには、起床、出勤開始、仕事開始、仕事終了、帰宅、就寝、外出等が存在する。ポイントシチュエーションは、関連するラインシチュエーションに自動的に遷移する。
「スペシャルシチュエーション(SS)」とは、ポイントシチュエーション及びラインシチュエーションの何れでもないシチュエーションであり、本実施形態では「迷子中」と呼ばれるシチュエーションが存在する。初回起動時や初めての位置情報取得前等の、現在のユーザのシチュエーションが不明な時のシチュエーションである。
また、図6に示す(a)、(b)列では、位置情報に依存しないシチュエーションの遷移順(位置非依存シチュエーション遷移モデル)が定義されている。具体的には、(a)列では、ユーザの位置情報を取得できない時間が一定時間(例えば、2時間)未満である場合のシチュエーションの遷移順が定義されている。ユーザの位置情報を取得できない時間が一定時間未満である場合には当該(a)列が参照されて、遷移前のシチュエーションのみに依存して現在のシチュエーションが決定される。一方、(b)列では、ユーザの位置情報を取得できない時間が一定時間以上継続した場合のシチュエーションの遷移順が定義されている。ユーザの位置情報を取得できない時間が一定時間以上継続した場合には(b)列が参照されて、ユーザの現在のシチュエーションは常にシチュエーションが不明であることを表す「迷子中」と推定される。なお、位置情報を取得できない場合とは、移動通信端末100が圏外に存在する等で位置測位装置300と通信できない場合が考えられる。また、ユーザの位置情報を取得できない時間は、例えばユーザ履歴ログを参照することにより算出できる。なお、図6に示す(a)、(b)列では、位置情報に加えてライフサイクル情報にも依存しないシチュエーション遷移順が定義されているが、ライフサイクル情報に依存し位置情報のみに依存しないシチュエーション遷移順を定義してもよい。
ライフサイクル情報は、ユーザにより入力されたユーザ設定時刻情報に基づいて定義される。当該ライフサイクル情報で表されるライフサイクルは、ユーザの勤務形態の変化等により実際のライフサイクルと誤差が生じる場合がある。このため、モデル定義部13は、ユーザ履歴ログ記憶部12に記憶されたユーザ履歴ログに基づいてライフサイクル情報を補正する機能を有する。具体的には、例えば、モデル定義部13は、ユーザの過去の推定就寝時刻の平均値や過去の推定起床時刻の平均値を用いて、ライフサイクル情報に含まれる就寝時刻、起床時刻、就寝時間帯、起床時間帯等を補正する。
平均値μs=Σxi/N(N:過去の推定就寝時刻のデータ総数、xi:データ値)
標準偏差σ=(Σ(xi−μs)2/(N−1))1/2
同様に、推定起床時刻の平均値μwと標準偏差σは、以下の式で算出される。
平均値μw=Σxi/N(N:過去の推定起床時刻のデータ総数、xi:データ値)
標準偏差σ=(Σ(xi−μw)2/(N−1))1/2
また、モデル定義部13は、日々所定のタイミングで直近の就寝時刻及び起床時刻を推定する。図9は、過去に各時刻が就寝/起床時刻として推定された回数を示すグラフの一例である。
以上のように推定された起床時刻・就寝時刻は、ユーザ履歴ログに記憶され、平均値の算出、ユーザのコンディション推定等のために使用される。
位置情報取得部14は、ユーザが携帯する移動通信端末100の位置情報をユーザの位置情報として取得する。本実施形態では、位置情報取得部14は、移動通信端末100に搭載されているGPS受信機109により所定の周期毎に位置測位装置300から受信されるGPS信号に基づいて、移動通信端末100の位置情報を算出する。GPS信号を受信する所定の周期は、ユーザが滞在しているエリアに応じて変化する。例えば、ユーザがHAに滞在している場合には30分周期であり、ユーザがWAに滞在している場合には15分周期となる。なお、位置情報の取得方法はGPSに限定されることはなく、例えば、移動通信端末100が在圏する基地局の位置情報をユーザの位置情報とみなしてもよい。
時刻情報取得部15は、移動通信端末100が備える内部時計108から現在時刻を表す時刻情報を取得する。なお、時刻情報の取得方法はこれに限定されることはなく、例えば、外部のサーバ装置から時刻情報を取得することも可能である。
(質問部)
質問部16は、所定の質問タイミングが発生した場合に、エリア定義部11等からの指示を受けて、質問をユーザに通知する。ここで、質問をユーザに通知する方法としては、表示装置104への画像表示や、声出力装置106からの音声出力を用いる。また、質問の種類としては、ユーザのテンション(気持ちの高揚度)を推定するための質問、エリア定義のための質問、シチュエーション推定のための質問、ユーザを楽しませるための質問等が存在する。
シチュエーション推定部17は、モデル定義部13により定義されたシチュエーション遷移モデルと、位置情報取得部14により取得された位置情報と、時刻情報取得部15により取得された時刻情報と、ユーザの遷移前のシチュエーションとに基づいて、ユーザの現在のシチュエーションを推定する。
具体的には、シチュエーション推定部17は、ライフサイクル情報に基づいて、時刻情報取得部15により取得された時刻情報で表される現在時刻がユーザのライフサイクルのどの分類項目(起床時間帯、始業時刻、就業時刻等)に該当するかを判定する。また、シチュエーション推定部17は、位置情報取得部14により取得された位置情報に対応するエリアを判定する。本実施形態では、例えば、位置情報で示される中心座標から半径200m以内をエリア内と判定する。なお、位置情報に対応するエリアが複数判定された場合には、例えば、HA>WA>お気に入りエリア>仮HA>仮WA>特定エリアの順に優先順位を予め設定しておくことにより、優先順位が高い1つのエリアを特定する。
また、シチュエーション推定部17は、ユーザにとって今日が平日と休日との何れに該当するかに応じて2種類のシチュエーション遷移モデルを使い分けて、ユーザの現在のシチュエーションを推定する。スクラッチパッド123bには、例えばアプリケーションプログラムの起動によって、図10に示すようなデフォルトの平休日データが記憶される。シチュエーション推定部17は、当該平休日データに基づいて、ユーザにとって今日が平日と休日との何れに該当するかを判定する。当該デフォルトの平休日データは、ユーザの入力により変更可能である。なお、当該平休日データを用いる以外に、直近のユーザ履歴ログに記憶されている「平日・休日区分」に基づいて、ユーザにとって今日が平日と休日との何れに該当するかを判定することも可能である。
返答分類部18は、ユーザへの質問に対する返答が、ユーザの気分が高揚している時の返答であるプラス要素返答と、ユーザの気分が沈んでいる時の返答であるマイナス要素返答と、の何れに分類されるかを判定する。当該判定結果はユーザのテンションを推定するために用いられる。
プラス要素返答としては、例えば、うれしい、楽しい、すっきり、爽やか、好き、おいしい等が挙げられ、マイナス要素返答の例としては、例えば、悲しい、苦しい、さびしい、困る、怒る、嫌い、まずい、つらい等が挙げられる。
コンディション指数算出部19は、ユーザ履歴ログ記憶部12に記憶されているユーザ履歴ログに基づいて、ユーザの心身の状態を表すコンディションを推定するための指標となるコンディション指数を算出する。コンディション指数としては、例えば、「睡眠指数」、「労働指数」、「元気指数」、「マンネリ指数」、「引きこもり指数」、「テンション指数」等が存在する。
「睡眠指数」とは、ユーザの睡眠が十分であるか否かの指標となる指数である。コンディション指数算出部19は、例えば午前0時を過ぎた最初のGPS測位のタイミングで、ユーザ履歴ログに記憶されている推定起床時刻・推定就寝時刻に基づいて、ユーザの過去の睡眠時間(つまり推定就寝時刻から推定起床時刻までの時間)の平均値を算出する。平均値を算出する期間は、例えば直近の1ケ月間とする。そして、コンディション指数算出部19は、ユーザの直近の睡眠時間が過去の睡眠時間の平均値より長い場合には「睡眠指数」をユーザの睡眠がより十分であることを示す値に更新する。一方、ユーザの直近の睡眠時間が過去の睡眠時間の平均値より短い場合には「睡眠指数」をユーザの睡眠がより不十分であることを示す値に更新する。
本実施形態では、「睡眠指数」の値は−1、0、1の3段階であり、コンディション指数算出部19は、睡眠時間が平均値よりも長ければ「睡眠指数」に1を加算し、睡眠時間が平均値よりも短ければ「睡眠指数」から1を減算する。
「労働指数」とは、ユーザが働き過ぎか否かの指標となる指数である。コンディション指数算出部19は、例えば午前0時を過ぎた最初のGPS測位のタイミングで、ユーザ履歴ログにおいて「仕事中」、「残業中」、「仕事開始」、「仕事終了」等のシチュエーションと対応付けられている日時に基づいて、ユーザの過去の労働時間の平均値を算出する。平均値を算出する期間は、例えば直近の1ケ月間とする。なお、「平日・休日区分」が平日のみのユーザ履歴ログのみを用いて平均値を算出してもよい。そして、コンディション指数算出部19は、ユーザの直近の労働時間が過去の労働時間の平均値より長い場合には「労働指数」をユーザの労働時間がより長いことを表す値に更新する。一方、ユーザの直近の労働時間が過去の労働時間の平均値より短い場合には「労働指数」を前記ユーザの労働時間がより短いことを表す値に更新する。
本実施形態では、「労働指数」の値は−1、0、1の3段階であり、コンディション指数算出部19は、労働時間が平均値よりも長ければ「労働指数」から1を減算し、労働時間が平均値よりも短ければ「労働指数」に1を加算する。
「元気指数」とは、ユーザの元気の度合いを示す指数である。コンディション指数算出部19は、「睡眠指数」と「労働指数」とに基づいて「元気指数」を算出する。
本実施形態では、「元気指数」は、「睡眠指数」と「労働指数」とを加算することで求められ、「元気指数」の値は−2から2までの5段階となる。
(マンネリ指数)
「マンネリ指数」とは、ユーザの日々の生活パターンに変化があるか否かの指標となる指数である。
本実施形態では、「マンネリ指数」の値は−1、0の2段階であり、ユーザの生活パターンの変化がより大きいことを示す値が0であり、ユーザの生活パターンの変化がより小さいことを示す値が−1である。
「引きこもり指数」とは、ユーザが社会への参加を避ける引きこもりの傾向を示す指数である。コンディション指数算出部19は、ユーザ履歴ログ及びエリア定義情報に基づいて、休日におけるユーザのシチュエーションが「在宅中」であり、かつ、「元気指数」がユーザの元気のない度合いが比較的高いことを示しており(例えば「元気指数」が0以下)、かつ、ユーザが第3の所定時間以上(例えば、6時間以上)ユーザの居住するエリア(本実施形態ではHA又は仮HA)に滞在していると判断した場合、「引きこもり指数」をユーザの引きこもりの傾向がより高いことを示す値に更新する。
本実施形態では、「引きこもり指数」の値は、−1、0の2段階であり、ユーザの引きこもりの傾向がより高いことを示す値が−1であり、ユーザの引きこもりの傾向がより低いことを示す値が0である。
「テンション指数」は、ユーザの気分が高揚しているか沈んでいるかを示す指数である。コンディション指数算出部19は、返答分類部18による判定結果に基づいて「テンション指数」を更新する。
本実施形態では、「テンション指数」の値は−1、0、1の3段階である。コンディション指数算出部19は、返答分類部18によってユーザの返答がプラス要素返答と判定された場合は「テンション指数」に1を加算し、返答分類部18によってユーザの返答がマイナス要素返答と判定された場合は「テンション指数」から1を減算する。
セリフ決定部20は、コンディション指数算出部19により推定されたユーザのコンディション指数に基づいて、ユーザに提示するためのセリフを決定する。セリフの決定の方法としては、例えば、セリフ決定部20は、コンディションとセリフとの適切な対応関係が定義されたデータベースを参照することにより、コンディション指数に対応するセリフを決定する。例えば、セリフ決定部20は、「睡眠指数」が−1の場合、「最近寝不足だね」というセリフを決定する。
上述したように、ROM121に記憶されているプログラム及びアプリ保存領域123aに記憶されているアプリケーションプログラム(「コンディション推定プログラム」に対応)は、移動通信端末(「コンピュータ」に対応)100に、ユーザの過去の行動の履歴であるユーザ履歴ログを記憶するユーザ履歴ログ記憶部12と、当該ユーザ履歴ログに基づいてユーザのコンディションを推定するための指標となるコンディション指数を算出するコンディション指数算出部19として機能させるためのプログラムである。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、本発明の実施形態に係るコンディション推定処理の基本的な流れについて説明する。
まず、ユーザは、移動通信端末100を操作して、アプリケーションプログラムをサーバ200からダウンロードする指示を行う。これにより、移動通信端末100は、サーバ200からアプリケーションプログラム及び付随するデータをダウンロードし、アプリ保存領域123aにアプリケーションプログラムを保存し、スクラッチパッド123bにデータを保存する。
次に、セリフ決定部20は、算出されたコンディション指数に適合するセリフを決定し、当該決定したセリフが表示された画像を表示装置104に出力するか、或いは、音声を音出力装置106から出力する(ステップS4)。
また、ユーザ履歴ログには、精度高く推定されたユーザのシチュエーションや起床時刻、就寝時刻等が記憶されるため、移動通信端末100は、精度の高いユーザ履歴ログに基づいてコンディション指数を精度高く算出することができる。
なお、上述した実施形態では、移動通信端末100が図3に示す各機能を備えているとして説明したが、これに限定されることはなく、サーバ200が図3に示す各機能を備えていてもよいし、複数の装置が図3に示す各機能を備えていてもよい。
11 エリア定義部
12 ユーザ履歴ログ記憶部
13 モデル定義部
14 位置情報取得部
15 時刻情報取得部
16 質問部
17 シチュエーション推定部
18 返答分類部
19 コンディション指数算出部
20 セリフ決定部
102 記憶装置
103 通信インターフェース
104 表示装置
105 入力装置
106 音出力装置
107 入力装置
108 内部時計
109 GPS受信機
123 不揮発性メモリ
123a アプリ保存領域
123b スクラッチパッド
200 サーバ
300 位置測位装置
Claims (10)
- ユーザの心身の状態を表すコンディションを推定するコンディション推定装置において、
記憶装置により、ユーザの過去の行動の履歴であるユーザ履歴ログを記憶するユーザ履歴ログ記憶手段と、
前記ユーザ履歴ログ記憶手段に記憶されているユーザ履歴ログに基づいて、制御装置により、前記ユーザのコンディションを推定するための指標となるコンディション指数を算出するコンディション指数算出手段と、
記憶装置により、前記ユーザの1日のライフサイクルを表すライフサイクル情報と前記ユーザが居る場所を表す位置情報とに依存する前記ユーザの行動の状態を表すシチュエーションの遷移順を平休日別に定義したシチュエーション遷移モデルを記憶するモデル定義手段と、
GPSにより、現在の前記ユーザが居る場所を表す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
内部時計により、現在の時刻を表す時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
制御装置により、前記シチュエーション遷移モデルと前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記時刻情報取得手段により取得された時刻情報と前記ユーザの遷移前のシチュエーションとに基づいて、前記ユーザの現在のシチュエーションを推定するシチュエーション推定手段と
を備え、
前記ユーザ履歴ログ記憶手段は、前記シチュエーション推定手段により推定された現在のシチュエーションと、該現在のシチュエーションに遷移した時刻とを、前記ユーザ履歴ログとして記憶し、
前記コンディション指数には前記ユーザの日々の生活パターンに変化があるか否かの指標となるマンネリ指数が含まれ、
前記コンディション指数算出手段は、
前記ユーザ履歴ログに基づいて前記ユーザのシチュエーションが仕事終了から帰宅までの間の帰宅中である時間を日毎に算出し、
該算出した日毎の帰宅中の時間の差が第1の所定時間以内の場合には、前記マンネリ指数を前記ユーザの生活パターンの変化がより小さいことを示す値に更新し、
前記日毎の帰宅中の時間の差が前記第1の所定時間を超えている場合には、前記マンネリ指数を前記ユーザの生活パターンの変化がより大きいことを示す値に更新することを特徴とするコンディション推定装置。 - 前記コンディション指数には前記ユーザの睡眠が十分であるか否かの指標となる睡眠指数が含まれ、
前記コンディション指数算出手段は、
前記ユーザ履歴ログに基づいて、前記ユーザの過去の睡眠時間の平均値を算出し、前記ユーザの直近の睡眠時間が前記平均値より長い場合には前記睡眠指数を前記ユーザの睡眠がより十分であることを示す値に更新し、前記平均値より短い場合には前記睡眠指数を前記ユーザの睡眠がより不十分であることを示す値に更新することを特徴とする請求項1に記載のコンディション推定装置。 - 前記コンディション指数には前記ユーザが働き過ぎか否かの指標となる労働指数が含まれ、
前記コンディション指数算出手段は、
前記ユーザ履歴ログに基づいて、前記ユーザの過去の労働時間の平均値を算出し、前記ユーザの直近の労働時間が前記平均値より長い場合には前記労働指数を前記ユーザの労働時間がより長いことを表す値に更新し、前記平均値より短い場合には前記労働指数を前記ユーザの労働時間がより短いことを表す値に更新することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンディション推定装置。 - 前記コンディション指数には前記ユーザの元気の度合いを示す元気指数が含まれ、
前記コンディション指数算出手段は、
前記睡眠指数と前記労働指数とに基づいて前記元気指数を算出することを特徴とする請求項3に記載のコンディション推定装置。 - 前記コンディション指数には前記ユーザの気分の高揚の度合いを示すテンション指数が含まれ、
前記ユーザへの質問に対する返答が、前記ユーザの気分が高揚している時の返答であるプラス要素返答と、前記ユーザの気分が沈んでいる時の返答であるマイナス要素返答との何れに分類されるかを判定する返答分類手段をさらに備え、
前記コンディション指数算出手段は、
前記返答分類手段による判定結果に基づいて前記テンション指数を更新することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のコンディション推定装置。 - 前記コンディション指数算出手段は、
前記ユーザ履歴ログに基づいて前記ユーザのシチュエーションが出勤開始から仕事開始までの間の出勤中である時間を日毎に算出し、
該算出した日毎の出勤中の時間の差が第2の所定時間以内の場合には、前記マンネリ指数を前記ユーザの生活パターンの変化がより小さいことを示す値に更新し、
前記日毎の出勤中の時間の差が前記第2の所定時間を超えている場合には、前記マンネリ指数を前記ユーザの生活パターンの変化がより大きいことを示す値に更新することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のコンディション推定装置。 - 前記ユーザが目的に応じて滞在する場所を表すエリアと前記位置情報との対応関係を表すエリア定義情報を記憶するエリア定義手段をさらに備え、
前記コンディション指数には前記ユーザが社会への参加を避ける引きこもりの傾向を示す引きこもり指数が含まれ、
前記コンディション指数算出手段は、
前記ユーザ履歴ログ及び前記エリア定義情報に基づき、休日における前記ユーザのシチュエーションが在宅中であり、かつ、前記元気指数が前記ユーザの元気の度合いが比較的低いことを示しており、かつ、前記ユーザが第3の所定時間以上該ユーザの居住するエリアに滞在していると判断した場合、前記引きこもり指数を前記引きこもりの傾向がより高いことを示す値に更新することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のコンディション推定装置。 - 前記コンディション指数算出手段は、
前記ユーザ履歴ログに基づいて前記ユーザが前記居住するエリア外に移動したと判断した場合、前記引きこもり指数を前記ユーザの引きこもりの傾向がより低いことを示す値に更新することを特徴とする請求項7に記載のコンディション推定装置。 - 前記コンディション指数算出手段により算出されたコンディション指数に基づいて前記ユーザに提示するためのセリフを決定するセリフ決定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のコンディション推定装置。
- コンピュータを、
ユーザの過去の行動の履歴であるユーザ履歴ログを、記憶装置によって記憶するユーザ履歴ログ記憶手段と、
前記ユーザ履歴ログ記憶手段に記憶されているユーザ履歴ログに基づいて、制御装置によって、前記ユーザの心身の状態を表すコンディションを推定するための指標となるコンディション指数を算出するコンディション指数算出手段と、
前記ユーザの1日のライフサイクルを表すライフサイクル情報と前記ユーザが居る場所を表す位置情報とに依存する前記ユーザの行動の状態を表すシチュエーションの遷移順を平休日別に定義したシチュエーション遷移モデルを、記憶装置によって記憶するモデル定義手段と、
現在の前記ユーザが居る場所を表す位置情報を、GPSによって取得する位置情報取得手段と、
現在の時刻を表す時刻情報を、内部時計によって取得する時刻情報取得手段と、
前記シチュエーション遷移モデルと前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記時刻情報取得手段により取得された時刻情報と前記ユーザの遷移前のシチュエーションとに基づいて、前記ユーザの現在のシチュエーションを、制御装置によって推定するシチュエーション推定手段と
して機能させ、
前記ユーザ履歴ログ記憶手段は、前記シチュエーション推定手段により推定された現在のシチュエーションと、該現在のシチュエーションに遷移した時刻とを、前記ユーザ履歴ログとして記憶し、
前記コンディション指数には前記ユーザの日々の生活パターンに変化があるか否かの指標となるマンネリ指数が含まれ、
前記コンディション指数算出手段は、
前記ユーザ履歴ログに基づいて前記ユーザのシチュエーションが仕事終了から帰宅までの間の帰宅中である時間を日毎に算出し、
該算出した日毎の帰宅中の時間の差が第1の所定時間以内の場合には、前記マンネリ指数を前記ユーザの生活パターンの変化がより小さいことを示す値に更新し、
前記日毎の帰宅中の時間の差が前記第1の所定時間を超えている場合には、前記マンネリ指数を前記ユーザの生活パターンの変化がより大きいことを示す値に更新するためのコンディション推定プログラム。
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