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JP5077619B2 - 瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置 - Google Patents

瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置 Download PDF

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Description

本発明は局部洗浄用の水を迅速に加熱する方式を採用する瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置に関する。
従来、シャワートイレでは、ノズルから吐出させて局部を洗浄する水を温水として温水タンクに貯留する方式が採用されている。しかしこの方式では、容積が大きな温水タンクが設けられているため、省スペース化、省エネルギ化を図るには限界がある。
そこで、近年、局部を洗浄するときに、ノズルから吐出する水を迅速に加熱する瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置が知られている(特許文献1)。この場合、温水タンクを廃止または小型化でき、省スペース化、省エネルギ化を図るのに有利である。このような温度制御装置として、局部を洗浄するための水が存在する給水部の水を加熱するヒータと、ヒータで加熱される水を局部に向けて吐出するノズルと、ヒータで加熱した後の水の温度を検知するヒータ出口温度検出手段と、ノズルから吐出される水の目標温度を設定するユーザ温度設定手段と、ノズルから吐出される単位時間あたりの水の水量を設定するユーザ水量設定手段とを備えているものが知られている。
また、温水の目標温度と、加熱される前の水の入水温度と、水量センサで検知される水の水量と、水の比熱とに基づいて、投入される電力量を求め、求めた電力量をフィードフォワード制御として用いる瞬間給湯式の人体局部洗浄装置が開示されている(特許文献2)。このものによれば、温水の目標温度と、加熱される前の水の入水温度と、水量センサで検知される水量と、水の比熱とに基づいて、投入される電力量を求め、電力量をフィードフォワード制御として用いる。
特開2001−132061号公報 特開平11−324075号公報
上記した特許文献1,2に係る装置によれば、ノズルから吐出される単位時間あたりの水の設定水量をユーザ水量設定手段によりユーザが好みに応じて変更するときには、水温の適温化を図るには限界がある。殊に、加熱される前の水の温度が高いとき、ノズルから吐出される温水の温度が高温となり易くなり、局部洗浄の快適性が損なわれるおそれがある。
本発明は上記した実情に鑑みてなされるものであり、ユーザ水量設定手段で設定される水の設定水量が変更されるときであっても、季節の変化等によりヒータで加熱される前の水の温度が変化するときであっても、水温の適温化を図り、局部洗浄の快適性を確保するのに有利な瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置を提供することを課題とする。
本発明に係る瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置は、人体の局部を洗浄するために給水路を流れる水を加熱するヒータを制御する瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置において、ヒータで加熱された水を人体の局部に向けて吐出する温水吐出部と、温水吐出部から吐出される温水の目標温度をユーザが設定するユーザ温度設定手段と、ヒータで加熱される前の温水の目標温度を検知するヒータ入口温度検出手段と、ヒータで加熱された後の温水の温度を検知するヒータ出口温度検出手段と、温水吐出部から吐出される単位時間あたりの温水の水量をユーザが設定するユーザ水量設定手段と、ヒータを制御するヒータ制御手段とを具備しており、ヒータ制御手段は、ユーザ温度設定手段で設定される温水の目標温度とヒータ出口温度検出手段で検知される温水の温度との温度偏差を求めると共に、ユーザ水量設定手段で設定される水の設定水量および/または温度偏差に基づいて制御定数を設定し、水の設定水量と温度偏差と制御定数とに基づいて制御量を設定すると共に、且つ、ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度に応じて、制御量または制御定数を調整し、さらに、ヒータに通電するヒータ電力物理量を記憶する第1記憶要素が設けられており、ヒータ制御手段は、所定時間毎に前記ヒータ電力物理量を更新しており、且つ、今回求めた温度偏差に関する物理量と制御定数とに基づく合計操作量を求め、第1記憶要素に記憶されている前回のヒータ電力物理量を基礎とし、前回のヒータ電力物理量と今回求めた合計操作量とを加算して今回のヒータ電力物理量を更新することを特徴とするものである。
本発明によれば、ヒータ制御手段は、ユーザ温度設定手段で設定される温水の目標温度Tsetとヒータ出口温度検出手段で検知される温水の温度Toutとの温度偏差εを求める。また、ヒータ制御手段は、ユーザ水量設定手段で設定される水の設定水量Qおよび/または温度偏差εに基づいて制御定数を設定する。そしてヒータ制御手段は、水の設定水量Qと温度偏差εと制御定数とに基づいて制御量を設定する。更に、ヒータ制御手段は、ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度に応じて制御量または制御定数を調整する。また、ヒータに通電するヒータ電力物理量を記憶する第1記憶要素が設けられ、ヒータ制御手段は、所定時間毎にヒータ電力物理量を更新しており、今回求めた温度偏差εに関する物理量と制御定数とに基づく合計操作量を求め、第1記憶要素に記憶されている前回のヒータ電力物理量を基礎とし、前回のヒータ電力物理量と今回求めた合計操作量とを加算して今回のヒータ電力物理量を更新する。
従って、ユーザ水量設定手段で水の設定水量が変更されるときであっても、ヒータ電力物理量を迅速に応答させ、ヒータの加熱量を迅速に応答させることができる。また、ヒータで加熱される前の水の温度が変化するときであっても、ヒータ電力物理量を迅速に応答させ、ヒータの加熱量を迅速に応答させることができる。さらに、第1記憶要素に記憶されている前回のヒータ電力物理量を基礎として用いるため、ヒータ制御手段の制御時間が短縮される。
本発明によれば、ユーザ水量設定手段で水の設定水量が変更されるときであっても、また、加熱される前の水の温度が変化するときであっても、水温の適温化を図り、局部洗浄の快適性を確保するのに有利となる。殊に、加熱される前の水の温度が上昇しているときであっても、温水の温度オーバーが抑制され、局部洗浄の快適性を確保するのに有利となる。
本発明によれば、ヒータ制御手段は、ヒータに通電するヒータ電力物理量を制御する手段である。本発明によれば、ヒータは交流用でも直流用でも良い。ヒータ電力物理量は、ヒータに通電する電流のデューティ値または電流値である形態を例示することができる。デューティ値は{オン時間/(オン時間+オフ時間)}と定義される。ヒータ制御手段は、ユーザ水量設定手段で設定される水の設定水量に基づいて制御定数を設定し、設定水量と制御定数とに基づいて制御量を設定すると共に、ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度に応じて制御量または制御定数を調整する。
本発明によれば、好ましくは、制御定数は、比例要素の比例ゲインと、積分要素の積分ゲインである。比例要素は、温水の目標温度Tsetとヒータ出口温度検出手段で検知される検知温度Tinとの差である温度偏差εに比例した操作量を与える要素である。比例ゲインは比例要素で用いられる定数である。積分要素は、温水の目標温度Tsetとヒータ出口温度検出手段で検知される検知温度Toutとの差である温度偏差ε(Tset−Tout)の時間による積分値に比例した大きさで操作量を変化させる要素である。積分ゲインは、積分要素で用いられる定数である。
本発明によれば、ユーザ水量設定手段で設定される設定水量が増加すると、比例ゲインおよび積分ゲインは増加するように設定されている形態が例示される。これにより水の設定水量が増加するとしても、水の設定水量の増加に対処できる。本発明によれば、ヒータ制御手段は、加熱される前の水の温度が低温になると比例ゲインを増加し、ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度が高温になると比例ゲインを減少するように設定されている形態が例示される。これにより加熱される前の水の温度が低温になっても、比例ゲインが増加されるので、ヒータによる加熱量が増加し、加熱される前の水の温度の変化に対処できる。また、加熱される前の水の温度が高温になっても、比例ゲインが減少するので、ヒータによる加熱量が減少し、加熱された温水の温度オーバーが抑えられる。
本発明によれば、ヒータ制御手段は、加熱される前の水の温度と調整比率との関係を示すマップ信号または演算式を格納する記憶要素を有しており、調整比率は、ユーザ水量設定手段で設定される温水の設定水量に拘わらず、ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度Tinに基づいて記憶要素のマップ信号又は演算式から求められる形態が例示される。ユーザ水量設定手段で設定される温水の設定水量Qの如何に拘わらず、ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度Tinに基づいて記憶要素のマップ信号または演算式から調整比率は求められるため、記憶要素の容量を抑えるのに有利である。
合計操作量は、温度偏差に関する物理量と比例要素の比例ゲインとに基づく第1操作量と、温度偏差に関する物理量と積分要素の積分ゲインとに基づく第2操作量とから求められる形態が例示される。比例要素と積分要素とにより制御されるので、加熱後の温水の温度の応答性が向上する。本発明によれば、温度偏差を記憶する第2記憶要素が設けられており、ヒータ制御手段は、第2記憶要素に記憶されている前回の温度偏差と今回求めた温度偏差との差を求め、この差と比例要素の比例ゲインとに基づいて第1操作量を求める形態が例示される。この場合、第1記憶要素に記憶されている前回のヒータ電力物理量を基礎として用いるため、ヒータ制御手段の制御時間が短縮される。
以下、本発明の実施例1について図1〜図6を参照しつつ具体的に説明する。洋式の便器100に装備されているシャワートイレ(人体局部洗浄装置)は、便器100に搭載される操作盤101を有する基部102と、基部102に装備される第1ノズル103fと、基部102に装備される第2ノズル103sと、基部102に上下方向に回動可能に装備される便座104と、基部102に上下方向に回動可能に装備される便蓋105とを有する。基部102の内部に温度制御装置が設けられている。第1ノズル103fは排便局部および女性局部のうちの一方を洗浄するものである。第2ノズル103sは排便局部および女性局部のうちの他方を洗浄するものである。温度制御装置のヒータ3で加熱される水は、操作盤101の洗浄スイッチ20の操作に応じて、第1ノズル103fおよび第2ノズル103sのいずれか一方に適宜切り替えられて吐出されるため、以下、第1ノズル103fおよび第2ノズル103sを含めて単にノズル103(温水吐出部に相当)という。
図2はシャワートイレの温度制御装置に関するブロック図を示す。図2に示すように、温度制御装置は、人体の局部を洗浄するために水源1a(一般的には水道管)とノズル103とを接続すると共に水源の水を流す給水部としての給水路1と、給水路1を流れる水を加熱して温水とするヒータ材料(一般的にはセラミックスまたは金属)を基材とするヒータ3と、給水路1の先端に設けられヒータ3で加熱される水を局部に向けて吐出するノズル103(第1ノズル103f、第2ノズル103s)と、給水路1に設けられノズル103から吐出する水量を変更する水量変更器4と、ヒータ3に過電流が流れるときヒータ3に通電する電流を遮断する温度ヒューズ5と、ヒータ3で加熱される前の水の温度を測定するヒータ入口温度検出手段としてのヒータ入口温度センサ6と、ヒータ3で加熱された後の水の温度を測定するヒータ出口温度検出手段としてのヒータ出口温度センサ7と、ノズル103から吐出される水の目標温度を設定するユーザ温度設定手段8と、ノズル103から吐出される単位時間あたりの水の水量を設定するユーザ水量設定手段9と、制御回路10と、制御回路10からの信号に基づいてデューティ値Dを発生させるデューティ値発生回路11とを備えている。デューティ値発生回路11はPWM制御回路により構成でき、ヒータ供給電源回路12に接続されている。
給水路1は長い導管で形成されている。制御回路10は、各信号が入力される入力処理回路13と、CPU14と、制御信号を出力する出力処理回路15と、記憶要素としてのメモリ16とを有する。制御回路10およびデューティ値発生回路11はヒータ制御手段を構成する。更に、図2に示すように、水量変更器4を作動させるモータ等の第1駆動部4m、ノズル103を作動させるモータ等の第2駆動部103mが設けられている。制御回路10は第1駆動部4m及び第2駆動部103mの作動を制御する信号を出力する。図2に示すように、ユーザ温度設定手段8、ユーザ水量設定手段9、洗浄スイッチ20が操作盤101には装備されている。ユーザ温度設定手段8の信号、ユーザ水量設定手段9の信号、洗浄スイッチ20の信号、ヒータ入口温度センサ6の信号、ヒータ出口温度センサ7の信号は、それぞれ制御回路10の入力処理回路13に入力される。ユーザがユーザ水量設定手段9を操作して設定水量を切り替えると、ユーザ水量設定手段9からの信号により第1駆動部4mは水量変更器4を作動させ、これによりノズル103から吐出する単位時間の水量を制御する。
デューティ値発生回路11で発生したデューティ値Dに基づいてパルス状の電流が温度ヒューズ5を介してヒータ3に通電され、デューティ値Dに応じてヒータ3が発熱する。デューティ値Dが大きいとき、ヒータ3による加熱量は増加する。デューティ値Dが小さいとき、ヒータ3による加熱量は減少する。デューティ値D[%]は{オン時間/(オン時間+オフ時間)×100%}と定義される。ユーザがユーザ温度設定手段8を操作して水の目標温度Tsetを変更すると、ユーザ温度設定手段8からの信号に基づいて、デューティ値発生回路11から出力される電流のデューティ値Dが変更され、ひいては単位時間当たりのヒータ3の加熱量が変更される。これによりノズル103から吐出する水の温度が適温化される。
のように変更されるデューティ値Dで電流がヒータ3に通電され、ヒータ3が加熱し、給水路1の水を加熱する。これにより加熱される水がノズル103から吐出され、局部の洗浄に使用される。この結果、ユーザ水量設定手段9で水の設定水量Qが変更されることに伴い、ノズル103から吐出される単位時間あたりの水の設定水量Qの変更があったとしても、設定水量Qの変更に対してデューティ値Dを迅速に応答させることができ、ヒータ3の加熱量を迅速に応答させることができる。故に、ノズル103から吐出される水の温度の変動を抑制するのに有利となり、人体の局部の洗浄時において、ユーザが水温変動に違和感を持つおそれが改善される。
図3は、本実施例に係る制御回路10のCPU14が実行するフローチャートを示す。CPU14は所定時間ごとにプログラムのルーチンを繰り返して実行する。所定時間は一般的にはミリ秒のオーダーである。先ず、CPU14は、ユーザ水量設定手段9で設定されるノズル103から吐出される単位時間あたりのユーザ設定水量Qの信号と、ユーザ温度設定手段8で設定される温水の目標温度Tsetの信号、ヒータ入口温度センサ6による温度Tinの信号と、ヒータ出口温度センサ7の温度Toutの信号とを読み込む(ステップS2)。次に、CPU14は、ユーザ設定水量Qとしきい値Q2とを比較する(ステップS4)。ユーザ設定水量Qがしきい値Q2未満であるとき、CPU14は、水量が微弱用の比例ゲインKP2と積分ゲインKI2とを設定する(ステップS6)。また、ユーザ設定水量Qがしきい値Q2以上であれば、CPU14は、ユーザ設定水量Qとしきい値Q3とを比較する(ステップS8)。ユーザ設定水量Qがしきい値Q3未満であるとき、CPU14は、水量が弱用の比例ゲインKP3と積分ゲインKI3とを設定する(ステップS10)。
また、ユーザ設定水量Qがしきい値Q3以上であれば、CPU14は、ユーザ設定水量Qとしきい値4とを比較する(ステップS12)。ユーザ設定水量Qがしきい値Q4未満であるとき、CPU14は、水量が中用の比例ゲインKP4と積分ゲインKI4とを設定する(ステップS14)。また、ユーザ設定水量Qがしきい値Q4以上であれば、CPU14は、ユーザ設定水量Qとしきい値Q5とを比較する(ステップS16)。ユーザ設定水量Qがしきい値Q5未満であるとき、CPU14は、水量がやや強用の比例ゲインKP5と積分ゲインKI5とを設定する(ステップS18)。また、ユーザ設定水量Qがしきい値Q5以上であれば、CPU14は、水量が強用の比例ゲインKP6と積分ゲインKI6とを設定する(ステップS20)。
ここで、ユーザ設定水量Qについては、Q2<Q3<Q4<Q5の関係とされている。また、比例ゲインKPについては、KP2<KP3<KP4<KP5<KP6の関係とされている。なお、KP2<KP6の関係であれば、KP2≦KP3≦KP4≦KP5≦KP6の関係とされていても良い。積分ゲインKIについては、KI2<KI3<KI4<KI5<KI6の関係とされている。従って本実施例によれば、ユーザ水量設定手段9で設定される設定水量Qが増加すると、比例ゲインKPは次第に増加するように設定されている。これによりヒータ加熱量は水量の増加に対処することができる。更に、設定水量Qが増加すると、積分ゲインKIは次第に増加するように設定されている。これによりヒータ加熱量は水量の増加に一層対処することができる。表1は、比例ゲインKPおよび積分ゲインKIの一例を示す。但し、このゲインの数値に限定されるものではない。このゲインKPおよびKIは温度T10(例えば10℃)のときを基準として設定されている。
Figure 0005077619
更に本実施例によれば、ヒータ入口温度センサ6による温度Tinの信号に応じて、比例ゲインKPに関する調整比率α1と、積分ゲインKIに関する調整比率α2とを設定する(ステップS22)。次に、ユーザ温度設定手段8で設定される温水の目標温度Tsetの信号と、ヒータ出口温度センサ7の温度Toutの信号との差である温度偏差εを求める(ステップS24)。温度偏差εと、比例ゲインKPと、比例ゲインKPに関する調整比率α1と、積分ゲインKIと、積分ゲインKIに関する調整比率α2とに基づいて、デューティ値Dを求める(ステップS26)。次に、デューティ値Dをヒータ3に出力する(ステップS28)。調整比率α1,α2について説明を加える。本発明者は、温水の温度のオーバーを抑えて温水の温度を安定化させるため、ユーザ水量設定手段9で設定される設定水量の水量Q2未満〜水量Q5以上の各段階について、調整比率α1,α2をそれぞれ試験により求めた。これを図4および図5に示す。温度T5<温度T10<温度T15<温度T20<温度T30の関係とされている。図4の横軸は加熱される前の水の温度(相対値)を示し、縦軸は比例ゲインKPに関する調整比率α1を示す。温度T10は例えば10℃を示し、温度T15は例えば15℃を示し、温度T20は例えば20℃を示す。図4に示すように、加熱される前の水の温度が上昇すると、各設定水量について、比例ゲインKPの調整比率α1を低下させると、加熱された温水の温度オーバーを抑え易いことを試験により知見した。
また、図5の横軸は加熱される前の水の温度(相対値)を示し、縦軸は積分ゲインKIに関する調整比率α2を示す。図5に示すように、加熱される前の水の温度が上昇すると、各設定水量について、積分ゲインKIの調整比率α2を低下させると、加熱された温水の温度オーバーを抑え易いことを試験により知見した。ここで、設定水量毎に調整比率を規定している図4および図5に示す特性を記憶した電子マップを作成することも考えられるが、メモリ16の容量がかなり増加する。そこで本実施例によれば、設定水量Qのパラメータを省略した図6に示す電子マップを作製し、メモリ16に記憶させている。
図6に示すように、特性線KPで示す比例ゲインKPに関する調整比率α1は、温度T5(例えば5℃)以下〜温度T15(例えば15℃)までの領域では、1に設定されている。更に、特性線KIで示す積分ゲインKIの調整比率α2は、温度T5(例えば5℃)以下〜温度T10(例えば10℃)までの領域では、1に設定されている。その理由としては、ゲインKPおよびKIは、温度T10(例えば10℃)のときを基準として設定されているためである。そして、比例ゲインKPに関する調整比率α1については、加熱される前の水の温度が温度T15よりも高温になると、調整比率α1を低下させ、温度T30(例えば30℃)では0.3に設定している。また、積分ゲインKIに関する調整比率α2については、加熱される前の水の温度が温度T10よりも高温になると、調整比率α2を低下させ、温度T20(例えば20℃)〜温度T30(例えば30℃)の領域では、0.5(固定値)に設定している。
なお本実施例によれば、図6に示すように、加熱される前の水の温度が温度T5(例えば5℃)以下〜温度T10までの低温側では、調整比率はα1=α2(α1≒α2)の関係である。また、加熱される前の水の温度が温度T10(例えば10℃)〜温度T25(例えば25℃)までの中温側では、調整比率はα1>α2の関係である。また、加熱される前の水の温度が温度T25(例えば25℃)を超える高温側では、調整比率はα1<α2の関係である。このように本実施例では、加熱される前の水の温度が昇温するにつれて、α1=α2(α1≒α2)の関係→α1>α2の関係→α1<α2の関係とされている。これにより加熱される前の水の温度が高温であるとき、デューティ値の急激な立ち上がりが抑制され、温水の温度オーバーが抑えられる。
ところで、比例要素を用いるだけでは、本来的に、ヒータ3で加熱された後の温水の温度と温水の目標温度との差である偏差が定常偏差として残ってしまう性質がある。そこで、比例要素の他に積分要素を併用することにより、定常偏差を低減または解消させる。ここで、積分ゲインKIが相対的に高いことは、積分要素が効果的となり、比例要素により生じる定常偏差をゼロに迅速にできるだけ近づけることに相当する。また、積分ゲインKIが相対的に低いことは、積分ゲインKIが相対的に高いときに比較して、比例要素により生じる定常偏差を許容気味であることに相当する。そこで、本実施例によれば、ヒータ制御手段は、ヒータ入口温度センサ6で検出される加熱される前の水の温度が低温になると、積分ゲインKIを増加させ、且つ、ヒータ入口温度センサ6で検出される加熱される前の水の温度が高温になると、積分ゲインKIを減少するように調整する。
冬季などのように、加熱される前の水の温度が相対的に低温のときには、ヒータ3で加熱する加熱量が相対的に大きいため、ヒータ3に入力される制御量(例えばデューティ値)自体が相対的に大きい。このため、比例ゲインKPが相対的に大きい。更に、比例要素で発生する定常偏差については、積分ゲインKIを増加させることにより定常偏差を抑えている。冬季等のように加熱される前の水の温度が相対的に低温のときには、ヒータ3に入力される制御量(デューティ値)自体が相対的に大きいため、積分要素により制御量(例えばデューティ値)自体の変化量が増加したとしても、局部洗浄時に使用される温水の温度の変化の割合は相対的に少ないといえ、局部洗浄の快適性が確保される。
これに対して、夏季などのように加熱される前の水の温度が相対的に高温のときには、ヒータ3に入力される制御量(例えばデューティ値)自体が冬季等に比較して相対的に小さい。このため比例ゲインKPに関する調整比率α1を低めにとり、比例ゲインKP自体を減少させる。これにより加熱される前の水の温度が高温であるとき、デューティ値の急激な立ち上がりが抑制され、温水の温度オーバーが抑えられる。更に本実施例によれば、夏季などのように加熱される前の水の温度が相対的に高温のときには、積分ゲインKIに関する調整比率α2を低めにとることにより積分ゲインKI自体をも低下させる。これにより積分要素による制御量(例えばデューティ値)自体の変化量が小さく抑えられ、局部洗浄時に使用される温水の温度変化の割合が少なくなり、局部洗浄の快適性が確保される。
本発明の実施例2について図7を参照しつつ具体的に説明する。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。本実施例は図1および図2を準用する。図7は本実施例の制御回路10が実行する制御内容のブロック図を示す。このブロック図は、速度型のPI制御を行うものである。図7に付記した(1)〜(15)の手順にしたがって説明する。
(1)ユーザ水量設定手段9で設定される設定水量Qに応じて、積分ゲイン設定部200により積分ゲインKIを設定する。
(2)ユーザ水量設定手段9で設定される設定水量Qに応じて、比例ゲイン設定部201により比例ゲインKPを設定する。ここで、比例ゲイン設定部201および積分ゲイン設定部200は、ユーザ水量設定手段9で設定される設定水量Qに応じて制御定数を変更する制御定数変更手段203を構成する。
(3)ヒータ入口温度センサ6で検知される加熱される前の水の温度Tinに応じて、積分ゲイン調整比率設定部204により、積分ゲインKIの調整比率α2を設定する。
(4)ヒータ入口温度センサ6で検知される加熱される前の水の温度に応じて、比例ゲイン調整比率設定部205により、比例ゲインKPの調整比率α1を設定する。ここで、比例ゲイン調整比率設定部205および積分ゲイン調整比率設定部204は、加熱される前の水の温度Tinに応じて制御定数(比例ゲインKPおよび積分ゲインKI)を調整する制御定数調整比率設定部207を構成する。
(5)ユーザ温度設定手段8で設定される目標温度Tsetと、ヒータ出口温度センサ7で検出される水の温度Toutとの差である温度偏差εを、演算部110で求める。したがって本実施例によれば、ヒータ出口温度センサ7で検出される水の温度Toutはフィードバック制御される。
(6)今回の温度偏差εと積分ゲインKIとを演算部112により乗算することにより、演算量ε・KIを求める。
(7)今回の温度偏差εと、温度偏差の前回値ε’との変化量Δεを演算部114により求める。ここで、温度偏差の前回値ε’は第1記憶要素161(メモリ16の所定のエリア)に格納されている。温度偏差の前回値ε’とは、今回実行しているルーチンよりも前回のルーチンにおける温度偏差を意味する。なお、初回のルーチンでは温度偏差の前回値ε’は0とされる。
(8)温度偏差εの変化量Δεと比例要素の比例ゲインKPとを演算部118により乗算し、演算量Δε・KPを求める。
(9)(6)で求めた演算量ε・KIと、積分ゲインKIの調整比率α2とを演算部120により乗算し、第2操作量H2を求める。
(10)(8)で求めた演算量Δε・KPと、比例ゲインKPの調整比率α1とを演算部122により乗算し、第1操作量H1を求める。
(11)第1操作量H1と第2操作量H2とを演算部126で加算し、合計操作量Htを求める。ここで、第2記憶要素162(メモリ16の所定のエリア)にはデューティ値の前回値D’が格納されている。
なお、初回のルーチンではデューティ値の前回値D’は0とされる。そして制御回路10は、第2記憶要素162に格納されているデューティ値の前回値D’を基礎とし、デューティ値の前回値D’と合計操作量Htとを演算部130により加算する。これにより制御回路10は、今回のデューティ値Dを求める。そして制御回路10は、今回のデューティ値Dをヒータ3に出力する。今回のデューティ値D は、設定水量Q、ヒータ出口温度センサ7で検出される水の検知温度をTout、ヒータ入口温度センサ6で検出される水の検知温度をTin、温度偏差ε、温度偏差εの変化量Δε、比例ゲインKP、積分ゲインの調整比率α1、積分ゲインKI、積分ゲインKIの調整比率α2を考慮している。この結果、前述したように、ユーザ水量設定手段9で水の設定水量Qが変更されるとしても、デューティ値Dを迅速に且つ適切に応答させることができる。
更に、ヒータ入口温度センサ6で検出される加熱される前の水の温度Tinが変化するとき、温度Tinの変化に応じて、制御定数変更手段107は、比例ゲインKPに関する調整比率α1、積分ゲインKIに関する調整比率α2をそれぞれ求める。そして制御回路10は、調整比率α1および調整比率α2に応じてデューティ値D(制御量)を調整する。この結果、加熱される前の水の温度Tinが変化するとしても、デューティ値Dを迅速に且つ適切に応答させることができ、温水の温度オーバーが抑制される。
更に本実施例によれば、図7から理解できるように、制御回路10は、第2記憶要素162(メモリ16の所定のエリア)に格納されているデューティ値の前回値D’を基礎として用い、デューティ値の前回値D’と合計操作量Htとを加算して今回のデューティ値Dを求める。このため、デューティ値の前回値D’を用いない場合に比較して、制御回路10による演算時間が短縮される。故に、設定水量Qの変更、あるいは、加熱される前の水の温度Tinの変化があるとき、ヒータ3に通電する電流のデューティ値Dを一層迅速に応答させることができ、ヒータ3の応答性を高めることができる。
また本実施例によれば、制御回路10は、図7から理解できるように、第1記憶要素161(メモリ16の所定のエリア)に格納されている温度偏差εの前回値ε’を基礎として用い、温度偏差εの今回値と温度偏差の前回値ε’との差Δεを演算部114で求める。そして、Δεと比例ゲインKPとの乗算に基づいて、第1操作量H1を求めることにしている。このため、温度偏差εの前回値ε’を用いない場合に比較して、制御回路10による演算時間が短縮される。故に、設定水量Qの変更、あるいは、加熱される前の水の温度Tinの変化があるとき、ヒータ3に通電する電流のデューティ値Dを一層迅速に応答させることができ、ヒータ3の応答性を高めることができる。
(他の実施例)
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。例えば、上記した各実施例によれば、ヒータ3に電流をパルス的に通電し、電流のデューティ値Dを変更することにより、ヒータ3に通電するヒータ電力物理量を変更することにしているが、これに限らず、直流電流をヒータ3に連続的に通電しつつ、その電流値を適宜増加または減少させる形態としても良い。また上記した実施例によれば、ヒータ入口温度センサ6で検出される加熱される前の水の温度Tinと調整比率α1,α2との関係を示すマップ信号をメモリ16(記憶要素)に記憶しているが、これに限らず、加熱される前の水の温度Tinと調整比率α1,α2との関係を示す演算式をメモリ16に記憶させておき、加熱される前の水の温度Tinに基づいて演算式から調整比率α1,α2を求めることにしても良い。
本発明は人体等の局部を洗浄するシャワートイレにおいて、局部の洗浄に使用する水を迅速に加熱する瞬間給湯式の温度制御装置に利用することができる。
実施例1,2に係り、温度制御装置を搭載するシャワートイレの斜視図である。 実施例1,2に係り、温度制御装置のブロック図である。 実施例1に係り、温度制御装置の制御回路が実行するフローチャートである。 実施例1に係り、設定水量毎において、加熱される前の水の温度と比例ゲインの調整比率との関係を示すグラフである。 実施例1に係り、設定水量毎において、加熱される前の水の温度と積分ゲインの調整比率との関係を示すグラフである。 実施例1に係り、加熱される前の水の温度と積分ゲインの調整比率との関係を示すグラフである。 実施例2に係り、温度制御装置の制御回路が実行する制御内容を示すブロック図である。
符号の説明
100は便器、101は操作盤、102は基部、103はノズル(温水吐出部)、104は便座、105は便蓋、1は給水路、3はヒータ、4は水量変更器、6はヒータ入口温度センサ(ヒータ入口温度検出手段)、7はヒータ出口温度センサ(ヒータ出口温度検出手段)、8はユーザ温度設定手段、9はユーザ水量設定手段、10は制御回路(ヒータ制御手段)、11はデューティ値発生回路、16はメモリ(記憶要素)、161は第1記憶要素、162は第2記憶要素を示す。



Claims (9)

  1. 人体の局部を洗浄するために給水路を流れる水を加熱するヒータを制御する瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置において、
    前記ヒータで加熱された水を人体の局部に向けて吐出する温水吐出部と、
    前記温水吐出部から吐出される温水の目標温度をユーザが設定するユーザ温度設定手段と、
    前記ヒータで加熱される前の水の温度を検知するヒータ入口温度検出手段と、
    前記ヒータで加熱された後の温水の温度を検知するヒータ出口温度検出手段と、
    前記温水吐出部から吐出される単位時間あたりの温水の水量をユーザが設定するユーザ水量設定手段と、
    前記ヒータを制御するヒータ制御手段とを具備しており、
    前記ヒータ制御手段は、
    前記ユーザ温度設定手段で設定される温水の目標温度と前記ヒータ出口温度検出手段で検知される温水の温度との温度偏差を求めると共に、前記ユーザ水量設定手段で設定される水の設定水量および/または前記温度偏差に基づいて制御定数を設定し、前記設定水量と前記温度偏差と前記制御定数とに基づいて制御量を設定すると共に、且つ、
    前記ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度に応じて、前記制御量または前記制御定数を調整し、さらに、
    前記ヒータに通電するヒータ電力物理量を記憶する第1記憶要素が設けられており、
    前記ヒータ制御手段は、所定時間毎に前記ヒータ電力物理量を更新しており、且つ、今回求めた温度偏差に関する物理量と前記制御定数とに基づく合計操作量を求め、前記第1記憶要素に記憶されている前回のヒータ電力物理量を基礎とし、前回のヒータ電力物理量と今回求めた合計操作量とを加算して今回のヒータ電力物理量を更新することを特徴とする瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置。
  2. 請求項1において、前記制御定数は、比例要素の比例ゲインと、積分要素の積分ゲインであることを特徴とする瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置。
  3. 請求項2において、前記ユーザ水量設定手段で設定される設定水量が増加すると、前記比例ゲインおよび前記積分ゲインは増加するように設定されていることを特徴とする瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置。
  4. 請求項2または3において、前記ヒータ制御手段は、加熱される前の水の温度が低温になると前記比例ゲインを増加し、前記ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度が高温になると前記比例ゲインを減少することを特徴とする瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置。
  5. 請求項2〜4のうちのいずれか一項において、前記ヒータ制御手段は、加熱される前の水の温度が低温になると前記積分ゲインを増加し、前記ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度が高温になると前記積分ゲインを減少することを特徴とする瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか一項において、前記ヒータ制御手段は、前記ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度と調整比率との関係を示すマップ信号または演算式を格納する記憶要素を有しており、
    前記調整比率は、前記ユーザ水量設定手段で設定される温水の設定水量に拘わらず、前記ヒータ入口温度検出手段で検出される加熱される前の水の温度に基づいて前記記憶要素のマップ信号または演算式から求められることを特徴とする瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれか一項において、前記ヒータ電力物理量は、前記ヒータに通電する電流のデューティ値または電流値であることを特徴とする瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、前記合計操作量は、前記温度偏差に関する物理量と比例要素の比例ゲインとに基づく第1操作量と、前記温度偏差に関する物理量と積分要素の積分ゲインとに基づく第2操作量との合計から求められることを特徴とする瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置。
  9. 請求項8において、前記温度偏差を記憶する第2記憶要素が設けられており、
    前記ヒータ制御手段は、前記第2記憶要素に記憶されている前回の温度偏差と今回求めた温度偏差との差を求め、この差と比例要素の比例ゲインとに基づいて前記第1操作量を求めることを特徴とする瞬間給湯式のシャワートイレの温度制御装置。
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