JP5076186B2 - 画像拡大方法 - Google Patents
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Description
<1.デジタルカメラの全体概略構成>
図1は、本実施の形態に係るデジタルカメラ10を示すブロック図である。デジタルカメラ10は、撮像素子1、信号処理回路2、画像処理回路3、メモリ5を備えている。撮像素子1は、RGBベイヤ配列の色フィルタアレイを備えた単板式のCCDであり、1画素からはRGBいずれかの色成分の画素信号が出力される。具体的には、たとえば奇数番目の水平ラインがG→R→G→R→・・・とG信号とR信号とが交互に出力されるラインとすると、偶数番目の水平ラインは、B→G→B→G→・・・とB信号とG信号とが交互に出力されるラインである。なお、撮像素子1として、CMOSセンサを用いても良い。
次に、以下の説明および図面において使用するベイヤ配列の画素の表記方法について説明する。5×5のマトリクス領域の画素を図2(a)のように表す。図2(a)における記号Pは、画素がRGBいずれの色成分であるかを考慮しない表記である。図2(b)〜(e)においては各画素の色成分を区別して表記している。記号Rは赤色画素、記号Gは緑色画素、記号Bは青色画素であることを示している。また、図2および図5〜図12において、G画素は実線の円で描き、R画素およびB画素は破線の円で描いている。
次に、彩度値算出回路31により実行される彩度値算出処理の内容について詳細に説明する。彩度値算出回路31は、注目画素を含むマトリクス領域(これは注目画素及びその周辺画素で構成される)の色差成分を分析し、この領域の彩度評価値を算出する。この彩度評価値は、後工程である選択工程において、処理対象となる領域が彩度の高い画像(以下、カラー画像とする。)であるか、彩度の低い画像(以下、グレー画像とする。)であるかを判定するために利用される。
まず、第1の色差成分評価値の算出方法について説明する。第1の色差成分評価値は、青空や模様のない壁等、平坦部分(低周波領域)の色差成分の評価に適している。ここでいう平坦部分とは、特定の方向について強い相関を持たないような領域である。第1の色差成分評価値を算出するために、まず、注目画素を中心とする3×3のマトリクス領域に含まれるRGB各色の画素値の平均値Rave,Gave,Baveを算出する。平均値Rave,Gave,Baveは、一般的には、数(1)式のように表される。数(1)式中、NR、NG、NBは、それぞれマトリクス領域内に存在するR,G,B画素の数であり、Σの項は、各色成分の累積画素値を示している。
次に、第2の色差成分評価値の算出処理について説明する。マトリクス領域内に相関の強い方向があり、色差成分値の算出方法次第によっては、彩度値が大きく変化するような領域の色差成分の評価に適している。たとえば、上述したように、レトマチャートなどの高周波成分を含むグレー画像においては、(3−1)で求めた第1の色差成分評価値を彩度評価値として採用した場合、誤ってカラー画像であると判定される場合がある。そこで、このような特定の方向に強い相関を持つ画像に対する色差成分評価値を適切に求めるために、以下の処理を実行する。
彩度値算出回路31は、以上、(3−1),(3−2)で示した演算方法により3つの色差成分評価値Lglobal,Lvertical,Lhorizontalを算出すると、さらに、数(11)式で表される演算処理を実行することにより、色差成分評価値Lglobal,Lvertical,Lhorizontalの最小値(つまり、色差成分のレベルが最小のもの)を算出する。この最小値が、処理対象であるマトリクス領域の彩度評価値Lとして採用される。言い換えると、この彩度評価値Lは、各注目画素に対応して決定される彩度値である。なお、数(11)式中、min(x,y,z)は、x,y,zの最小値を表している。上述したように、第2の色差成分評価値としてLvertical,Lhorizontalに加えて、斜め方向の色差成分評価値を算出するようにしてもよいが、この場合には、斜め方向の色差成分評価値も含めた評価値の中から最小値となるものを選択するようにすればよい。
相関値算出回路32は、注目画素と注目画素周辺の画素信号を用いて、マトリクス領域内における4つの方向の相関値を算出する。ここでは、図4に示すように、水平方向、垂直方向、水平方向から時計回りに45度傾いた斜めA方向、斜めA方向と直交する斜めB方向について、相関値を算出する。具体的には、注目画素とこれら4つの方向に存在する画素との間での画素値の差分である画素差分値を算出し、各方向について画素差分値を累積することによって相関値を求める。
(4−1−1)中心画素がGの場合
まず、注目画素がG画素である場合のカラー画像用の相関値算出方法について説明する。つまり、マトリクス領域の画素配列が、図2(b)あるいは図2(e)である場合の相関値算出方法である。垂直方向の相関値は、数(13)式により算出される。また、図5は、垂直方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図5(a)は、G画素に関する相関算出方法、図5(b)は、R画素およびB画素に関する相関算出方法を図示したものである。このように、カラー画像用の相関値は、全ての色成分の画素差分値を考慮するようにしている。なお、図5〜図16において、図中の矢印で結ばれた2つの画素は、画素差分値を算出する対象であることを示している。
次に、注目画素がBまたはR画素である場合のカラー画像用相関値の算出方法について説明する。つまり、マトリクス領域の画素配列が図2(c)あるいは図2(d)である場合の相関値算出方法である。垂直方向の相関値は、数(17)式により算出される。また、図9は、垂直方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図9(a)は、G画素に関する相関算出方法、図9(b)は、R画素およびB画素に関する相関算出方法を図示したものである。
彩度の低いグレー画像では注目画素がRGBいずれの画素であるかを区別せずに相関値を算出する。つまり、マトリクス領域内の画素配列が図2(b)〜図2(e)のいずれであるかに関わらず、以下の共通の演算方法により相関値を算出する。垂直方向の相関値は、数(21)式により算出される。また、図13は、垂直方向の相関値の算出方法を図示したものである。
選択回路33は、彩度値算出回路31が算出した彩度係数KLと閾値TH1,TH2(TH1≧TH2)との関係に基づいて相関判定方法と画素補間方法とを選択する。具体的には、相関判定方法の選択とは、グレー画像用の相関値を採用して相関方向を判定するのか、カラー画像用の相関値を採用して相関方向を判定するのか、あるいは、グレー画像用とカラー画像用の相関値を総合判断して選択された相関値を用いて相関方向を判定するかの選択である。また、画素補間方法の選択とは、グレー画像用とカラー画像用のうちいずれの画素補間方法を採用するかの選択である。
相関判定方法・・・カラー画像用の相関値を用いて相関方向を判定する。
相関判定方法・・・カラー画像用の相関値とグレー画像用の相関値とを総合判断して選択された相関値を用いて相関方向を判定する。
相関判定方法・・・グレー画像用の相関値を用いて相関方向を判定する。
数(25)式に示すように、カラー画像用の相関値を判定用相関値Cv,Ch,CdA,CdBとして用いる。
数(26)式に示すように、グレー画像用の相関値を判定用相関値Cv,Ch,CdA,CdBとして用いる。
グレー画像用の相関値とカラー画像用の相関値を総合判断して、判定用相関値Cv,Ch,CdA,CdBを決定する。この判断方法について、以下詳述する。
Cv=Cv_c
となる。
Cv=Cv_m
となる。
Ch=Ch_c
となる。
Ch=Ch_m
となる。
Cv=Cv_c
Ch=Ch_c
となる。
Cv=Cv_m
Ch=Ch_m
となる。
CdA=CdA_c
となる。
CdA=CdA_m
となる。
CdB=CdB_c
となる。
CdB=CdB_m
となる。
CdA=CdA_c
CdB=CdB_c
となる。
CdA=CdA_m
CdB=CdB_m
となる。
上述したように、選択回路33において判定用相関値Cv,Ch,CdA,CdBが選択されると、画素信号と、判定用相関値に関する情報を含む選択情報とが、第1相関判定回路341および第2相関判定回路342に出力される。つまり、選択回路33で算出された判定用相関値Cv,Ch,CdA,CdBの値が、第1・第2相関判定回路341,342の両方に出力され、信号処理回路2から入力した画素信号も、第1・第2相関判定回路341,342の両方に出力される。第1相関判定回路341および第2相関判定回路342は、判定用相関値Cv,Ch,CdA,CdBに基づいて、注目画素における相関関係を判定する処理部である。第1相関判定回路341は、注目画素における相関関係を高く評価して相関方向を判定する。第2相関判定回路342は、第1相関判定回路341と比較すると、注目画素における相関関係を低く評価して相関方向を判定する。
第1補間回路351および第2補間回路352において実行される画素補間処理について説明する。第1補間回路351および第2補間回路352は、上述したように、第1相関判定回路341・第2相関判定回路342において決定された相関方向について画素補間処理を行う。そして、第1補間回路351および第2補間回路352は、選択回路33から出力された選択情報に基づいてグレー画像用あるいはカラー画像用のいずれの画素補間処理を実行する。つまり、選択回路33において、上記(c)のパターンが選択されている場合には、グレー画像用の画素補間処理を実行し、上記(a)あるいは(b)のパターンが選択されている場合には、カラー画像用の画素補間処理を実行する(<5.相関判定方法と画素補間方法の選択>の項を参照)。
選択回路33において上記(c)のパターンが選択されている場合には、第1相関判定回路341・第2相関判定回路342において決定された相関方向について、グレー画像用の画素補間処理が実行される。グレー画像用の画素補間は注目画素がRGBいずれの色成分の画素であるかを区別せずに、決定された相関方向に存在する画素を用いて画素補間処理を行う。つまり、注目画素がRGBいずれの画素であるか、注目画素の周辺の画素がRGBいずれの画素であるかという点は考慮せず、注目画素をその周辺の画素を用いて補間するのである。
選択回路33において、上記(a)あるいは(b)のパターンが選択されている場合には、第1補間回路351・第2補間回路352は、第1相関判定回路341・第2相関判定回路342において決定された相関方向について、カラー画像用の画素補間処理を実行する。カラー画像用の画素補間は、注目画素がRGBいずれの色成分の画素であるかによって補間演算方法が異なる。つまり、第1相関判定回路341・第2相関判定回路342において決定された相関方向に存在する補間対象となる画素と同色の画素を用いて画素補間処理を行う。
第1補間回路351は、各画素について画素補間処理を実行すると、補間された完全な画素信号を第1色空間変換回路361に出力する。つまり、第1色空間変換回路361が入力する信号は、各画素がRGB全ての色成分の信号を備えている。また、第2補間回路352は、各画素について画素補間処理を実行すると、補間された完全な画素信号を第2色空間変換回路362に出力する。つまり、第2色空間変換回路362が入力する信号は、各画素がRGB全ての色成分の信号を備えている。
拡大回路37は、撮像画像のサイズを拡大する処理を実行する。拡大率は適宜設定可能であるが、ここでは、拡大回路37は、入力画像を水平方向に2倍、垂直方向に2倍、それぞれ拡大する場合を例に説明する。
次に、相関方向補間回路38において実行される相関方向の補間処理について説明する。相関方向補間回路38は、第1相関判定回路341で決定された相関方向を入力する。第1相関判定回路341で決定された相関方向は、拡大回路37において拡大処理される前から存在する画素について決定されたものである。つまり、図22において砂地の画素については、相関方向が対応付けられているが、拡大処理で生成された画素(白抜きの画素)については、相関方向が対応付けられていない。そこで、相関方向補間回路38は、以下に説明するアルゴリズムにより、拡大処理により生成された画素信号に対して相関方向を補間するのである。
図24は、パターンT1において、注目画素の周辺の4画素が全て同じ相関方向を示している場合を示している。この場合、図24(a)、図24(b)、図24(c)、図24(d)の注目画素には、相関方向としてそれぞれ垂直方向(V)、水平方向(H)、斜めA方向(DA)、斜めB方向(DB)が補間される。また、図24(e)、図24(f)の注目画素には、それぞれ全方向相関(M)と相関方向なし(S)が対応付けられる。
続いて、ステップ2を説明する。ステップ2では、第1相関判定回路341において決定された相関方向に加えて、ステップ1で補間された相関方向も利用して相関方向の補間を行う。
上述したステップ1、ステップ2を実行することにより、相関方向が補間される。ステップ2が終了した時点で、図34に示すように、相関方向が決定されなかった未定画素(N)の個数を計算する。さらに、ステップ2を繰り返し実行する。そして、相関方向が決定されなかった未定画素(N)の個数が収束した時点で、相関方向の補間処理を終了するのである。最終的に、相関方向が決定されなかった未定画素(N)については、未定画素(N)であることを示す情報を保持しておく。
相関方向補間回路38において拡大された画素における相関方向が決定すると、相関方向補間回路38は、フィルタ39に対して全画素の相関方向の情報を出力する。つまり、拡大画像の全画素には、V,H,DA,DB,M,S,Nのいずれかの情報が対応付けられている。
注目画素についての相関方向が垂直方向(V)であり、かつ、他の方向についての相関が小さい場合、注目画素は、垂直方向のエッジ上の画素であると判定される。注目画素について、他の方向の相関が小さい場合とは、水平方向、斜めA方向、斜めB方向についての相関値(Ch,CdA,CdB)が所定の閾値よりも大きい場合である。つまり、垂直方向については、相関が高く、その他の方向については相関が小さい場合、注目画素は、垂直方向のエッジ上に存在すると判定される。たとえば注目画素が、垂直方向のラインの境界上にある場合などが想定される。
注目画素についての相関方向が斜めA方向(DA)であり、かつ、他の方向について相関が小さい場合、注目画素は、斜めA方向のエッジ上に画素であると判定される。注目画素について、他の方向の相関が小さい場合とは、垂直方向、水平方向、斜めB方向についての相関値(Cv,Ch,CdB)が所定の閾値よりも大きい場合である。つまり、斜めA方向については、相関が高く、その他の方向については相関が小さい場合、注目画素は、斜めA方向のエッジ上に存在すると判定される。たとえば、注目画素が斜めA方向のラインの境界上にある場合などが想定される。
相関方向補間回路38において相関方向が決定しなかった未定画素(N)については、数(53)式に示すようなフィルタを実行する。つまり、8方向のラプラシアン成分Lapを算出し、元の画素値からラプラシアン成分を減算する。数(53)式中、kは正の係数である。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と相関方向の補間処理方法が異なる。
ステップAは、第1の実施の形態における図24で示した決定方法と同じである。周辺4画素に同じ相関方向が対応付けられている場合に、注目画素についても周辺4画素の相関方向と同じ相関方向を補間する。
ステップBは、第1の実施の形態における図28で示した決定方法と同じである。上下左右の周辺4画素に同じ相関方向が対応付けられている場合に、注目画素についても周辺4画素の相関方向と同じ相関方向を補間する。
ステップCは、第1の実施の形態における図25、図26、図27で示した決定方法と同じである。周辺の複数の画素に同じ相関方向が対応付けられている場合に、注目画素についても周辺の画素の相関方向と同じ相関方向を補間する。
ステップDは、第1の実施の形態における図29、図30、図31、図32、図33で示した決定方法と同じである。周辺の隣接する複数の画素に同じ相関方向が対応付けられている場合に、注目画素についても周辺の画素の相関方向と同じ相関方向を補間する。
ステップEは、第1の実施の形態では用いられなかった決定方法である。ステップEの決定方法を図38に示す。図38(a)、図38(b)に示すように上下の一方のみに連続して垂直方向の相関方向が対応付けられている画素が存在する場合、注目画素についても垂直方向(V)を補間する。図38(c)、図38(d)に示すように左右の一方のみに、連続して水平方向の相関方向が対応付けられている画素が存在する場合、注目画素についても水平方向(H)を補間する。図38(e)、図38(f)に示すように斜めA方向の一方のみに、連続して斜めA方向の相関方向が対応付けられている画素が存在する場合、注目画素についても斜めA方向(DA)を補間する。図38(g)、図38(h)に示すように斜めB方向の一方のみに、連続して斜めB方向の相関方向が対応付けられている画素が存在する場合、注目画素についても斜めB方向(DB)を補間する。
ステップFは、第1の実施の形態では用いられなかった決定方法である。ステップFの決定方法を図39に示す。図39(a)、図39(b)、図39(c)、図39(d)に示すように、左右方向、上下方向、斜めA方向、斜めB方向のいずれかについて注目画素を挟む2つの画素の相関方向が同じ場合には、注目画素についても両側と同じ相関方向を補間する。
ステップA〜ステップFまでの1セットの相関方向の決定処理を終えると、未定画素(N)の個数をチェックする。そして、未定画素(N)の個数が収束していない場合には、ステップAに戻り、次の1セットの相関方向の決定処理を行う。このときには、前回までに補間された相関方向も利用してステップA〜ステップFを実行する。未定画素(N)の個数が収束した場合には処理を終了する。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図40は、第3の実施の形態に係る画像処理回路3の一部を示すブロック図である。図1で示した画像処理回路3とは、フィルタの構成が異なる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図41は、第4の実施の形態に係る画像処理回路3の一部を示すブロック図である。図1で示した画像処理回路3とは、フィルタの構成が異なる。
上記第1および第2の実施の形態においては、相関方向補間回路38は、全方向相関(M)と相関方向なし(S)についても区別して処理した。第5の実施の形態においては、全方向相関(M)と相関方向なし(S)を区別せず、同一の相関種別として扱う。これにより、処理の簡略化を行うことができ、処理速度の向上と回路規模の縮小を図ることができる。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図42は、第6の実施の形態に係る画像処理回路3の一部を示すブロック図である。図1で示した画像処理回路3と異なる点は、フィルタ39の後段に縮小回路310が設けられている点である。
32 相関値算出回路
33 選択回路
341 第1相関判定回路
342 第2相関判定回路
351 第1補間回路
352 第2補間回路
361 第1色空間回路
362 第2色空間回路
37 拡大回路
38 相関方向補間回路
39 フィルタ
Claims (8)
- a)1画素につき1色の成分を持つ所定の色空間の画素信号を入力する入力工程と、
b)各画素の相関方向を求める相関方向算出工程と、
c)各画素について、相関方向に関わる画素を用いて、前記所定の色空間の他の色成分の信号を補間する色成分補間工程と、
d)画素信号を拡大補間し拡大画像を生成する画像拡大工程と、
e)拡大補間により生成された各画素に対して、前記相関方向算出工程b)で求められた相関方向を利用して相関方向を補間する相関方向補間工程と、
f)前記画像拡大工程d)の前から存在する画素については前記相関方向算出工程b)で求められた相関方向を考慮して、あるいは前記画像拡大工程d)で生成された画素については前記相関方向補間工程e)で補間された相関方向を考慮してフィルタリング処理を実行するフィルタリング工程と、
を備えることを特徴とする画像拡大方法。 - 請求項1に記載の画像拡大方法において、
前記相関方向補間工程e)は、
e−1)前記画像拡大工程d)により生成された画素の中から対象画像を特定し、前記対象画像の周辺画素のうち、同じ相関方向が対応付けられている画素の配置が所定のルールとマッチングする場合には、前記対象画素の相関方向として周辺画素の相関方向と同じ相関方向を対応付ける第1工程と、
e−2)前記第1工程e−1)により相関方向が決定されなかった画素の個数が所定の基準に満たすか否かを判定する第2工程と、
を含み、
前記第2工程e−2)において、所定の基準を満たすと判定されるまで、前記第1工程e−1)を繰り返し実行することを特徴とする画像拡大方法。 - 請求項1に記載の画像拡大方法において、
前記相関方向補間工程e)は、
e−1)前記画像拡大工程d)により生成された画素の中から対象画像を特定し、前記対象画像の周辺画素のうち、同じ相関方向が対応付けられている画素の配置が第1ルールとマッチングする場合には、前記対象画素の相関方向として周辺画素の相関方向と同じ相関方向を対応付ける第1工程と、
e−2)前記第1工程e−1)において相関方向が対応付けられなかった画素の中から残存画素を特定し、前記第1工程e−1)で相関方向が対応付けられた画像を含め同じ相関方向が対応付けられている画素の配置が第2ルールとマッチングする場合には、前記残存画素の相関方向として周辺画素の相関方向と同じ相関方向を対応付ける第2工程と、
e−3)前記第1工程e−1)および前記第2工程e−2)により相関方向が決定されなかった画素の個数が所定の基準に満たすか否かを判定する第3工程と、
を含み、
前記第3工程e−3)において、所定の基準を満たすと判定されるまで、前記第1工程e−1)および前記第2工程e−2)を繰り返し実行することを特徴とする画像拡大方法。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像拡大方法において、
前記フィルタリング工程f)は、
相関方向に沿う方向についてノイズ除去処理を実行する工程と、
相関方向と直交する方向についてエッジ強調処理を実行する工程と、
を含むことを特徴とする画像拡大方法。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像拡大方法において、
前記フィルタリング工程f)は、拡大画像のうち輝度信号に対してのみフィルタリング処理を実行することを特徴とする画像拡大方法。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像拡大方法において、
前記フィルタリング工程f)は、拡大画像のうち色差信号に対してはノイズ除去処理を実行することを特徴とする画像拡大方法。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像拡大方法において、
前記画像拡大工程d)において、画像が水平方向、垂直方向にそれぞれ2倍に拡大され、前記相関方向補間工程e)において、前記相関方向算出工程b)において求められた相関方向が水平方向、垂直方向にそれぞれ2倍に拡大補間されることを特徴とする画像拡大方法。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像拡大方法において、さらに、
g)前記フィルタリング工程f)においてフィルタリング処理された拡大画像を縮小する画像縮小工程、
を備えることを特徴とする画像拡大方法。
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