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JP5075277B2 - 高電圧電気機器の導体 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばSF6ガスなどの絶縁性ガスが充填された容器内に電気機器とともに収納されるガス絶縁開閉器などの高電圧電気機器の導体に関し、特にその導体の構造に関するものである。
従来の例えばSF6ガスなどの絶縁性ガスが充填された容器内に電気機器とともに収納されるガス絶縁開閉器などの高電圧電気機器の導体としては、一般的に、断面矩形、すなわち、長方体からなる導体で構成されている。高電圧電気機器においては、大電流が通電されるため、導体の温度上昇が大きくなる。これを抑えるために、長方体からなる導体の板厚や板幅を大きくして断面積を増やして導体抵抗を減らすことによって対処している。交流通電の場合は、表皮効果のために電流は導体中心部には流れにくく導体表面を流れる成分が多く、導体の交流抵抗は導体の断面積には比例せず、導体の表面積にほぼ反比例する。したがって、長方体からなる導体の板厚や板幅を大きくすることによってその表面積を稼いでいる。また、二つの導体同士を接続する場合は、一方側の導体の端部と他方側の導体の端部を重ね合わせ、両者の重ね合わされた部分をボルトおよびナットで締結することらより強固に電気的に接続している。このように、長方体からなる導体同士をボルトおよびナットで締結する場合はボルトおよびナットに耐電圧性能確保のための電界緩和手段を施工している。なお、長方体からなる導体は容器内に充填された絶縁性ガスの対流により冷却される。
また、導体は長方体ではなく、円柱状で構成されている導体の場合も同様に、大電流が通電されると、導体の温度上昇が大きくなる。これを抑えるために、円柱状の導体の外径を大きくして断面積を増やして導体抵抗を減らすことによって対処している。交流通電の場合は、表皮効果のために電流は導体表面を流れる成分が多く、導体の交流抵抗は導体の断面積には比例せず、導体の表面積にほぼ反比例する。したがって、円柱状の導体の外径を大きくすることによってその表面積を稼いでいる。
以上のように、長方体あるいは円柱状で構成される導体の場合は、各導体を大きく構成する必要があり、それに伴い絶縁距離確保のために、導体を収容するタンクも大きくなり、装置の重量も増すなどの課題がある。
これを改善した従来のものとして、導体は円柱状ではなく、中空円筒で構成されている導体とし、その中空円筒の導体に一方側端面から他方側端面直前までの軸方向に平行な細長いスリットを設けて、導体の表面積を増加させることにより、導体の外径を増大させることなく交流抵抗を小さく抑えるようにしたものがある。
特開平4−101306号公報
上述した従来の高電圧電気機器の導体においては、中空円筒の導体とすることで、表皮効果により電流の流れない中心部を中空として導体量を削減するとともに細長いスリットによる表面積の拡大により放熱効果を促進している。
しかしながら、中空円筒の導体であるため、高電圧電気機器内の電気部品や他の導体との接続は困難な形状となっている。中空円筒の導体の端部に平面となる面を加工するなどして接続平面部を設ける必要がある。または、中空円筒の導体の内部に円弧形状を設けた接続部品を加工して製作する必要がある。いずれも、加工コストが高くなるという課題がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、低コスト化が図れるとともに信頼性の高い高電圧電気機器の導体を得ることを目的とする。
この発明に係わる高電圧電気機器の導体は、絶縁性ガスが充填された容器内に電気機器とともに収納される高電圧電気機器の導体において、前記導体を多角筒状導体で構成し、前記多角筒状導体の少なくとも一面に、前記絶縁性ガスの通路となる開口部を形成し、前記多角筒状導体は第1の多角筒状導体と第2の多角筒状導体で構成され、前記第1の多角筒状導体と前記第2の多角筒状導体とを接続する接続導体を設け、締結体により締結して接続し、前記第1の多角筒状導体および前記第2の多角筒状導体の締結部の前記第1の多角筒状導体側と前記第2の多角筒状導体側に凹部を形成し、前記凹部内に前記締結体の頭部が収容されるようにしたものである。
この発明に係わる高電圧電気機器の導体は、導体を多角筒状導体で構成し、その多角筒状導体の少なくとも一面に開口部を形成し、多角筒状導体の端部から流入する絶縁性ガスを開口部から流出させるようにしたことにより、低コスト化が図れるとともに信頼性の高い高電圧電気機器の導体を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わる高電圧電気機器の導体を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる高電圧電気機器の導体を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる高電圧電気機器の導体を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる高電圧電気機器の導体の他例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わる高電圧電気機器の導体を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わる高電圧電気機器の導体を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる高電圧電気機器の導体の他例を示す斜視図である。
この発明の実施の形態2に係わる高電圧電気機器の導体の他例を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係わる高電圧電気機器の導体の他例を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係わる高電圧電気機器の導体の他例を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係わる高電圧電気機器の導体の他例を示す側面図である。
この発明の実施の形態3に係わる高電圧電気機器の導体を一部断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態3に係わる高電圧電気機器の導体の他例を一部断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態3に係わる高電圧電気機器の導体の他例を一部断面で示す側面図である。
この発明の実施の形態4に係わる高電圧電気機器の導体を一部断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態4に係わる高電圧電気機器の導体の他例を一部断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態5に係わる高電圧電気機器の導体を一部断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態5に係わる高電圧電気機器の導体の他例を一部断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態5に係わる高電圧電気機器の導体の他例を一部断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態6に係わる高電圧電気機器の導体を示す断面図である。
この発明の実施の形態7に係わる高電圧電気機器の導体を示す断面図である。 この発明の実施の形態7に係わる高電圧電気機器の導体を示す図21のX−X線における断面図である。 この発明の実施の形態8に係わる高電圧電気機器の導体を示す側断面図である。 この発明の実施の形態9に係わる高電圧電気機器の導体を示す側面図である。
この発明の実施の形態10に係わる高電圧電気機器の導体を示す側面図である。 この発明の実施の形態11に係わる高電圧電気機器の導体を示す側面図である。 この発明の実施の形態12に係わる高電圧電気機器の導体を示す側面図である。 この発明の実施の形態13に係わる高電圧電気機器の導体を示す側面図である。 この発明の実施の形態14に係わる高電圧電気機器の導体を示す斜視図である。 この発明の実施の形態15に係わる高電圧電気機器の導体を示す斜視図である。 この発明の実施の形態16に係わる高電圧電気機器の導体を示す斜視図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図3に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる高電圧電気機器の導体を示す斜視図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる高電圧電気機器の導体を示す断面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる高電圧電気機器の導体を示す要部断面図である。
これら各図において、1は例えば四角筒体から構成された多角筒状導体であり、銅あるいはアルミニウムなどで構成されている。2はこの多角筒状導体1の少なくとも一面、例えば上面に、その多角筒状導体1の両端部から例えばSF6ガスなどの絶縁性ガスが矢印A,B方向から流入してその多角筒状導体1内を矢印C方向に流れる絶縁性ガスを矢印D方向に流出させる開口部であり、開口部2a,2bは多角筒状導体1の両端部に設けられ、それら両端部の端面まで開口しており、開口部2cは開口部2aと開口部2bとの間に設けられており、図は一例として1箇所に設けられている。この開口部2cは多角筒状導体1の冷却特性に応じて複数設けてもよい。また、開口部2cは多角筒状導体1の冷却特性に応じてその開口寸法が任意に設定される。3は多角筒状導体1の両端部にそれぞれ形成された貫通穴であり、開口部2a,2bの下方に位置している。
4は例えば銅あるいはアルミニウムなどからなる接続導体であり、多角筒状導体1が第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとで構成される場合、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとを接続するためのものであり、多角筒状導体1の端部に形成された貫通穴3の位置に配置される貫通穴5が形成されている。6は多角筒状導体1の端部に形成された貫通穴3および接続導体4の貫通穴5に挿通されたボルトであり、6aはボルト6のねじ部である。7はボルト6のねじ部6aに螺入され、第1の多角筒状導体1aと接続導体4とを強固に締結して電気的に接続するナットである。8および9は座金である。なお、図は省略しているが、第2の多角筒状導体1bと接続導体4もボルト6とナット7により、強固に締結されて電気的に接続される。
次に動作について説明する。多角筒状導体1は交流通電時の表皮効果による交流抵抗の増加を抑えつつ導体表面積を増やすことができ、かつ表皮効果により電気伝導に寄与しない導体中心部を無くして大きな空間を備えた構造であり、交流通電時の損失を増やすことなく、導体中心部を削減できるため、通電容量の増加を効果的に行うことができるとともに、材料コストを削減することができる。
また、図2に示すように、多角筒状導体1の例えば上面に開口部2a,2b,2cを設けたことにより、多角筒状導体1の両端部から例えばSF6ガスなどの絶縁性ガスが矢印A,B方向から流入し、その多角筒状導体1内を矢印C方向に流れる絶縁性ガスを矢印D方向に開口部2a,2b,2cから流出させるようにしており、絶縁ガスの流通により多角筒状導体1を効果的に冷却することができる。これら開口部2a,2b,2cの大きさを最適なガス流量となるように設定することにより、所定のガス流量に制御して導体全体の冷却効果を促進することができる。
ところで、多角筒状導体1が第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとで構成される場合、図3に示すように、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとは接続導体4に接続することができる。すなわち、第1の多角筒状導体1aの端部および第2の多角筒状導体1bにそれぞれ形成した貫通穴3と接続導体4に形成した貫通穴5との位置が一致するように配置し、ボルト6を座金8を介して貫通穴3、貫通穴5に挿通し、座金9を介してナット7をボルト6のねじ部6aに螺入して締め付けることにより、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとが接続導体4を介して強固に電気的に接続される。
この実施の形態1における第1の多角筒状導体1aおよび第2の多角筒状導体1bの内部はほぼ一定の電界分布となる。その結果、第1の多角筒状導体1aおよび第2の多角筒状導体1bの内部に位置するボルト6のねじ部6aおよびナット7については、上述した従来のような耐電圧性能確保のための電界緩和手段を施工する必要が無くなる。なお、第1の多角筒状導体1aおよび第2の多角筒状導体1bの外部に位置するボルト6の頭部6bについては角部を無くして丸状に構成することにより、電界が緩和でき、耐電圧性能の向上を図ることができる。
また、第1の多角筒状導体1a、第2の多角筒状導体1b、接続導体4の接続構造は、それぞれ平面部同士の接続であり、上述した従来の中空円筒導体の接続構造と比べ、簡単な構成とすることができる。
さらに、ボルト6およびナット7の接続位置の上方は、第1の多角筒状導体1a、第2の多角筒状導体1bの端部に形成された開口部2a,2bがあり、かつそれら開口部2a,2bは第1の多角筒状導体1a、第2の多角筒状導体1bの端面まで開口する大きさであり、ボルト6およびナット7の締結作業を容易に行うことができる。また、ボルト6およびナット7の締結作業を容易に行うことができるので、正規なトルクで容易に締結することができ、密着性が高くなり低接続抵抗の維持が可能となり、発熱を抑制することができる。
ところで、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとを接続導体4に接続する場合は、第1の多角筒状導体1aの開口部2aと第2の多角筒状導体1bの開口部2bから絶縁性ガスが流入し、第1の多角筒状導体1aの開口部2c,2bと第2の多角筒状導体1bの開口部2c,2aから流出し、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとを冷却することができる。
また、図1に示す多角筒状導体1はストレート状の場合について述べたが、コーナー部やストレートに配置できない場合には、図4に示すように、ほぼ90度に折曲した構造とすることも可能である。要するに、任意の曲率に折曲した構造とすることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図5および図6に基づいて説明する。図5はこの発明の実施の形態2に係わる高電圧電気機器の導体を示す斜視図である。図6はこの発明の実施の形態2に係わる高電圧電気機器の導体を示す要部断面図である。
これら各図において、1は多角筒状導体、1aは第1の多角筒状導体、1bは第2の多角筒状導体、3は貫通穴、4は接続導体、5は貫通穴、6はボルト、6aはねじ部、6bは頭部、7はナット、8は座金、9は座金、10は多角筒状導体1の少なくとも一面、例えば上面に、その多角筒状導体1の両端部から例えばSF6ガスなどの絶縁性ガスが流入してその多角筒状導体1内を流れる絶縁性ガスを流出させる開口部であり、多角筒状導体1の両端部間を連通する。すなわち、多角筒状導体1の上面に、両端面間を導体長手方向に連通して形成された開口部10である。要するに、多角筒状導体1の一方側端面から他方側端面まで何ら部材の存在しない空間となる開口部10を構成する。
この実施の形態2においても、上述した実施の形態1と同様に、多角筒状導体1は交流通電時の表皮効果による交流抵抗の増加を抑えつつ導体表面積を増やすことができ、かつ表皮効果により電気伝導に寄与しない導体中心部を無くして大きな空間を備えた構造であり、交流通電時の損失を増やすことなく、導体中心部を削減できるため、通電容量の増加を効果的に行うことができるとともに、材料コストを削減することができる。
また、多角筒状導体1の両端部から例えばSF6ガスなどの絶縁性ガスが流入し、その多角筒状導体1内を流れる絶縁性ガスを開口部10から流出させるようにしており、絶縁ガスの流通により多角筒状導体1を効果的に冷却することができる。この開口部10の大きさを最適なガス流量となるように設定することにより、所定のガス流量に制御して導体全体の冷却効果を促進することができる。
ところで、多角筒状導体1が第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとで構成される場合、図6に示すように、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとは接続導体4に接続することができる。すなわち、第1の多角筒状導体1aの端部および第2の多角筒状導体1bにそれぞれ形成した貫通穴3と接続導体4に形成した貫通穴5との位置が一致するように配置し、ボルト6を座金8を介して貫通穴3、貫通穴5に挿通し、座金9を介してナット7をボルト6のねじ部6aに螺入して締め付けることにより、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとが接続導体4を介して強固に電気的に接続される。
この実施の形態2における第1の多角筒状導体1aおよび第2の多角筒状導体1bの内部はほぼ一定の電界分布となる。その結果、第1の多角筒状導体1aおよび第2の多角筒状導体1bの内部に位置するボルト6のねじ部6aおよびナット7については、上述した従来のような耐電圧性能確保のための電界緩和手段を施工する必要が無くなる。なお、第1の多角筒状導体1aおよび第2の多角筒状導体1bの外部に位置するボルト6の頭部6bについては角部を無くして丸状に構成することにより、電界が緩和でき、耐電圧性能の向上を図ることができる。
また、この実施の形態2においても、第1の多角筒状導体1a、第2の多角筒状導体1b、接続導体4の接続構造は、それぞれ平面部同士の接続であり、上述した従来の中空円筒導体の接続構造と比べ、簡単な構成とすることができる。
さらに、ボルト6およびナット7の接続位置の上方は、第1の多角筒状導体1a、第2の多角筒状導体1bの端面間に長手方向に連通する開口部10があり、ボルト6およびナット7の締結作業を容易に行なうことができる。また、ボルト6およびナット7の締結作業を容易に行なうことができるので、正規なトルクで容易に締結することができ、密着性が高くなり低接続抵抗の維持が可能となり、発熱を抑制することができる。
また、図5に示す多角筒状導体1はストレート状の場合について述べたが、コーナー部やストレートに配置できない場合には、図7に示すように、ほぼ90度に折曲した構造とすることも可能である。要するに、任意の曲率に折曲した構造とすることができる。
ところで、図5においては、多角筒状導体1の上面に開口部10を設けた場合について述べたが、これに限定されるものではなく、図8に示すように、多角筒状導体1の右側面に開口部10を設けてもよく、図9に示すように、多角筒状導体1の左側面に開口部10を設けてもよく、図10に示すように、多角筒状導体1の下面に開口部10を設けてもよく、同様の効果を奏する。このように、開口部10の位置は、高電圧電気機器内部の導体設置部の絶縁性ガスの気流の状態により、適切な位置に開口部10を設けることができる。また、表面積増加が図れるので、放熱効果も促進されるため、開口部10の位置がどの位置にあっても温度上昇を抑制することができる。
また、図8において、多角筒状導体1の右側面に設けた開口部10は中央部に位置している場合であるが、図11に示すように、開口部10を多角筒状導体1の右側面上部に設けてもよく、この場合には、多角筒状導体1内で暖められた絶縁性ガスが対流により多角筒状導体1の右側面上部に設けた開口部10から導体外部に流出し易くなるため、冷却効果がより一層向上する。なお、図示はしないが、開口部10を多角筒状導体1の左側面上部に設けてもよく、同様の効果を奏する。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3を図12に基づいて説明する。上述した実施の形態1,2においては、接続導体4が多角筒状導体1の下面側の内面に配置した場合について述べたが、図12においては、接続導体4を多角筒状導体1の左側面側の内面に配置したものであり、上述した実施の形態1,2と同様の効果を奏する。なお、図示はしないが、開口部10を多角筒状導体1の左側面側の内面に配置してもよく、同様の効果を奏する。
また、図13に示すものは、接続導体4を多角筒状導体1の左側面側の内面および右側面側の内面に分散して配置したものであり、図14に示すものは、接続導体4を多角筒状導体1の下面側の内面、左側面側の内面および右側面側の内面にそれぞれ分散して配置したものである。このように、接続導体4を分散して配置することにより、1つの接続導体4としての通電容量を小さくできるので、接続抵抗を低減でき、より一層発熱を抑制することができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4を図15に基づいて説明する。図15においては、多角筒状導体1の締結部に凹部11を形成し、この凹部11内に締結体であるボルト6の頭部6bを収容するようにしたものである。すなわち、多角筒状導体1の締結部に形成した凹部11の深さは、ボルト6の頭部6bの高さより深く形成し、凹部11内にボルト6の頭部6bを収容したとき、ボルト6の頭部6b先端面が多角筒状導体1の下面側外面より突出しないように構成している。これにより、ボルト6の頭部6bの電界を緩和することができ、上述した各実施の形態のように、ボルト6の頭部6bが丸状とした特殊なボルト6を使用しなくてもよく、一般的な安価なボルト6を使用して耐電圧性能を確保しつつ導体接続できるので、コスト低減を図ることができる。
また、図16は図14に示す構成に対して、この実施の形態4を適用した場合を示しており、同様の効果を奏する。なお、図示はしないが、図12、図13に示す構成に対しても、この実施の形態4を適用することができ、同様の効果を奏する。
ところで、多角筒状導体1の締結部にのみ凹部11を形成した場合について述べたが、加工面からの効果を得るために、多角筒状導体1の長手方向に沿って全長に凹部11を形成してもよい。このように、全長にわたって凹部11を設けた場合には、導体の製作時、引き抜き加工や曲げ加工などにより予め製作できるため、これらにより製作された導体を必要に応じた長さに切断して多角筒状導体1として構成することができる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5を図17〜図19に基づいて説明する。上述した各実施の形態においては、接続導体4が多角筒状導体1の内面にそれぞれ配置された場合について述べたが、この実施の形態5においては、接続導体4を多角筒状導体1の外面にそれぞれ配置したものであり、導体としての表面積が増大し、冷却効果をさらに向上させることができる。図17は接続導体4を多角筒状導体1の下面側外面に設けた場合を示し、図18は接続導体4を多角筒状導体1の両側面側外面に設けた場合を示し、図19は接続導体4を多角筒状導体1の下面側外面および両側面側外面に設けた場合を示し手いる。なお、図示はしていないが、接続導体4を多角筒状導体1の両側面側外面のいずれか一方に設けてもよい。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6を図20に基づいて説明する。図20においては、多角筒状導体1の下面側外面に配置した接続導体4の締結部に、例えばザグリ加工により凹部12を設け、この凹部12内に締結体であるボルト6の頭部6bを収容するようにしたものである。すなわち、接続導体4の締結部に形成した凹部12の深さは、ボルト6の頭部6bの高さより深く形成し、凹部12内にボルト6の頭部6bを収容したとき、ボルト6の頭部6b先端面が接続導体4の下面側外面より突出しないように構成している。これにより、ボルト6の頭部6bの電界を緩和することができ、ボルト6の頭部6bが丸状とした特殊なボルト6を使用しなくてもよく、一般的な安価なボルト6を使用して耐電圧性能を確保しつつ導体接続できるので、コスト低減を図ることができる。
また、図18、図19に示す構成に対しても、この実施の形態6を適用することができ、同様の効果を奏する。
実施の形態7.
この発明の実施の形態7を図21および図22に基づいて説明する。図21はこの発明の実施の形態7に係わる高電圧電気機器の導体を示す断面図である。図22はこの発明の実施の形態7に係わる高電圧電気機器の導体を示す図21のX−X線における断面図である。図22から明らかなように、一例として多角筒状導体1の左側面に開口部10を設けた場合を示し、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとの接続を上述した各実施の形態のようにボルト6およびナット7を使用することなく行うものである。すなわち、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとを接続する接続導体として、第1の多角筒状導体1a内の上面と下面に当接する接触部13a,13aと第2の多角筒状導体1b内の上面と下面に当接する接触部13b,13bとを有する相対する一対の接続片13,13と、その一対の接続片13,13間に配置された例えば圧縮ばねからなる押圧体14,14をそれぞれ接触部13a,13a間の位置、接触部13b,13b間の位置に配置し、これら一対の接続片13,13と押圧体14,14とにより接続導体を構成している。
この実施の形態7においては、押圧体14,14としての圧縮ばねのばね力により、一対の接続片13,13の接触部13a,13aおよび接触部13b,13bが第1の多角筒状導体1aの上面、下面と第2の多角筒状導体1bの上面、下面に接触面圧を確保して押圧することにより、第1の多角筒状導体1aと第2の多角筒状導体1bとを接続するようにした。その結果、一対の接続片13,13と押圧体14,14とからなる構成体を差し込み作業だという極めて簡単な作業で実施することができ、作業工数の削減を図ることができる。また、これら構成体は第1の多角筒状導体1aおよび第2の多角筒状導体1bの外表面に出ないので、電界緩和を顕著に行うことができ、耐電圧性能を著しく向上させることができる。
実施の形態8.
この発明の実施の形態8を図23に基づいて説明する。図23は多角筒状導体1を高電圧電気機器内部の導体設置部近傍に配置された碍子15に取り付けて支持する場合を示している。多角筒状導体1内部からボルト16のねじ部16aを多角筒状導体1の下面に形成された貫通穴3に座金17を介して碍子15のねじ穴15aに螺入し、多角筒状導体1を碍子15に強固に固定して多角筒状導体1を支持している。多角筒状導体1内は電界がほぼ均一となるので、ボルト16の頭部16bが丸状とした特殊なボルト16を使用しなくてもよく、一般的な安価なボルト16を使用して耐電圧性能を確保しつつ多角筒状導体1を碍子15に固定することができ、コスト低減を図ることができる。
実施の形態9.
上述した各実施の形態においては、多角筒状導体1の外周部が直角に形成されているので、電界の緩和に支障を来すことになる。この実施の形態9はこれをさらに改善したものであり、図24に示すように、多角筒状導体1の外周部に円弧部18を設けたことにより、外周部の角部近傍に生じる電界を緩和することができ、耐電圧性能の向上を図ることができる。
実施の形態10.
また、多角筒状導体1に開口部10を形成した場合、開口部10の開口端部にエッジ部ができ、そのエッジ部が電界の緩和に支障を来すことになる。この実施の形態10においては、図25に示すように、多角筒状導体1に開口部10の開口端部19を多角筒状導体1内に折曲させて配置したことにより、電界を緩和することができ、耐電圧性能をより一層向上させることができる。
実施の形態11.
この実施の形態11は、図26に示すように、上述した実施の形態10における多角筒状導体1に開口部10の開口端部19をさらに側面側に折曲したものであり、同様の効果を奏する。
実施の形態12.
この実施の形態12において、図27に示すように、多角筒状導体1の厚さtは、次式で表す厚さ以下とする。
Figure 0005075277



ここで、αは導体の導電率、μは導体の透磁率、ωは交流の角周波数である。本式は電流の表皮厚を示しており、本値以下とすることにより、導体全体が通電に寄与するため、通電行為率が高くなる。
実施の形態13.
上述した各実施の形態における多角筒状導体1は、四角筒状導体で構成した場合について述べたが、図28に示すように、六角筒状導体20とし、上述した実施の形態の開口部10に相当する開口部21を設けた構成とすることもでき、同様の効果を奏する。
実施の形態14.
この実施の形態14においては、図29に示すように、上述した実施の形態1における図1の多角筒状導体1の構成例を示すものである。貫通穴3を形成した凹状導体基部22に開口部24a,24b,24cが形成された導体板23を固着することにより、上述した実施の形態1における図1の多角筒状導体1と同様の構成としたものである。
実施の形態15.
この実施の形態15においては、図30に示すように、上述した実施の形態1における図1の多角筒状導体1の構成例を示すものである。すなわち、図5に示す開口部10を設けた多角筒状導体1に、その開口部10に任意の間隔を置いて塞ぎ導体25を固着させ、多角筒状導体1の両端部および中央部に開口部10を残すことにより、上述した実施の形態1における図1の多角筒状導体1と同様の構成としたものである。
実施の形態16.
この実施の形態16においては、図31に示すように、上述した実施の形態1における図4の多角筒状導体1の構成例を示すものである。すなわち、図7に示す開口部10を設けた多角筒状導体1に、その開口部10に任意の間隔を置いて塞ぎ導体26を固着させ、多角筒状導体1の両端部および中央部に開口部10を残すことにより、上述した実施の形態1における図1の多角筒状導体1と同様の構成としたものである。
この発明は、例えばSF6ガスなどの絶縁性ガスが充填された容器内に電気機器とともに収納されるガス絶縁開閉器などの高電圧電気機器の導体を低コスト化が図れるとともに信頼性の高い高電圧電気機器の導体の実現に好適である。

Claims (9)

  1. 絶縁性ガスが充填された容器内に電気機器とともに収納される高電圧電気機器の導体において、前記導体を多角筒状導体で構成し、前記多角筒状導体の少なくとも一面に、前記絶縁性ガスの通路となる開口部を形成し、前記多角筒状導体は第1の多角筒状導体と第2の多角筒状導体で構成され、前記第1の多角筒状導体と前記第2の多角筒状導体とを接続する接続導体を設け、締結体により締結して接続し、前記第1の多角筒状導体および前記第2の多角筒状導体の締結部の前記第1の多角筒状導体側と前記第2の多角筒状導体側に凹部を形成し、前記凹部内に前記締結体の頭部が収容されるようにしたことを特徴とする高電圧電気機器の導体。
  2. 前記多角筒状導体に形成した開口部は、前記多角筒状導体の両端部および前記両端部間に設けたことを特徴とする請求項1記載の高電圧電気機器の導体。
  3. 前記多角筒状導体に形成した開口部は、前記多角筒状導体の両端部間を連通した開口部としたことを特徴とする請求項1記載の高電圧電気機器の導体。
  4. 前記接続導体は、前記第1の多角筒状導体および前記第2の多角筒状導体の外面側に配置したことを特徴とする請求項記載の高電圧電気機器の導体。
  5. 前記接続導体の締結部に凹部を形成し、前記凹部内に前記締結体の頭部が収容されるようにしたことを特徴とする請求項記載の高電圧電気機器の導体。
  6. 前記第1の多角筒状導体と前記第2の多角筒状導体とを接続する接続導体は相対する一対の接続片で構成され、前記一対の接続片間に圧縮ばねからなる締結体を配置し、前記圧縮ばねのばね力により、前記一対の接続片を前記第1の多角筒状導体と前記第2の多角筒状導体に接触させて接続するようにしたことを特徴とする請求項記載の高電圧電気機器の導体。
  7. 前記多角筒状導体の外側角部に電界緩和を促進する円弧部を形成したことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の高電圧電気機器の導体。
  8. 前記多角筒状導体に形成されその両端部間を連通した開口部の開口端部は、前記多角筒状導体の内方側に折曲された配置されたことを特徴とする請求項3記載の高電圧電気機器の導体。
  9. 前記多角筒状導体は四角筒体導体で構成されたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の高電圧電気機器の導体。
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