JP5075003B2 - Container equipment - Google Patents
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Description
本発明は、被収容物を収容可能に構成されたコンテナ装置に関するものである。 The present invention relates to a container device configured to be able to accommodate an object to be accommodated.
廃棄物が大量に発生する工場や事業所には、一般的に、廃棄物収容用のコンテナ装置が設置されており、このコンテナ装置に廃棄物を収容している。この場合、コンテナ装置に収容された廃棄物は、回収業者によってコンテナ装置ごと回収されて廃棄物処理場に集められる。そして、そのコンテナ装置は、廃棄物処理場において廃棄物が排出された後に、回収業者によって再び工場に設置される。この種のコンテナ装置として、特開2001−151302号公報において出願人が開示した廃棄物収容コンテナ(以下、単に「コンテナ」ともいう)が知られている。このコンテナは、ベース部、およびベース部に立設された柱状部を有する脚部と、脚部における柱状部の上端部に配設されたヒンジを介して脚部によって回動自在に釣支された容器と、容器の排出口を閉塞する蓋部とを備えて構成されている。この場合、脚部と容器とが互いに近接し合う所定部位には、ロック機構が配設されており、このロック機構によって容器の回動が規制されている。また、容器の上部には、コンテナの運搬時や容器の回動時にクレーンのフックを引っ掛けるためのフックが固定されている。 In a factory or business office where a large amount of waste is generated, a container device for storing waste is generally installed, and waste is stored in this container device. In this case, the waste housed in the container device is collected by the collection company together with the container device and collected in the waste disposal site. Then, after the waste is discharged at the waste disposal site, the container device is installed again in the factory by the collection company. As a container device of this type, a waste container (hereinafter also simply referred to as “container”) disclosed by the applicant in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-151302 is known. The container is rotatably supported by the leg portion via a base portion and a leg portion having a columnar portion standing on the base portion, and a hinge disposed at the upper end portion of the columnar portion of the leg portion. And a lid that closes the outlet of the container. In this case, a locking mechanism is disposed at a predetermined portion where the leg portion and the container are close to each other, and the rotation of the container is restricted by this locking mechanism. Further, a hook for hooking a crane hook is fixed to the upper part of the container when the container is transported or the container is rotated.
このコンテナに収容された廃棄物を排出するときには、廃棄物が収容されたコンテナを廃棄物処理場に運搬して集積場所の床に置き、次いで、ロック機構を解除した後に、フックにワイヤー等を繋いで、そのワイヤー等をフォークリフトやクレーンを用いて引き上げる。この際に、容器がヒンジを回動中心点として回動し、蓋部によって閉塞されていた容器の排出口が開口し、収容部内の廃棄物が排出口から排出される。続いて、廃棄物が排出された後に、容器が自重で元の状態に復帰してその排出口が蓋部によって閉塞される。
ところが、上記のコンテナには、改善すべき以下の課題がある。すなわち、このコンテナでは、床に置いた状態のコンテナのフックに繋いだワイヤー等をフォークリフトやクレーンを用いて引き上げることにより、容器を回動させて収容されている廃棄物を排出している。一方、例えば、床面(地面)よりも高い位置に設置されている廃棄物処理装置の投入口に廃棄物を直接排出(投入)するときには、フックに繋いだワイヤー等をフォークリフトやクレーンを用いて引き上げることによってコンテナ全体を吊り上げて、投入口の上方に移動させ、その状態でロック機構を解除して廃棄物を排出する必要がある。しかしながら、この方法で廃棄物を排出するときには、ロック機構を解除した際に、容器が脚部に対して回動する分だけ脚部が下方に落下するため、ヒンジ部分に瞬間的に大きな力(激力)が加わることとなる。したがって、上記のコンテナでは、この方法で廃棄物を排出するときに、ヒンジ部分に応力集中が生じてヒンジ部分が破損するおそれがある。この場合、例えば、脚部のベース部をフォークリフトで支持してコンテナ全体を持ち上げた状態で、フックに繋いだワイヤー等を別のフォークリフトやクレーンを用いて引き上げて容器を回動させる方法も考えられる。しかしながら、この方法で廃棄物を排出するときには、2台のフォークリフトやクレーンを用いる必要があり作業効率が低下するという課題が生ずる。 However, the above containers have the following problems to be improved. That is, in this container, the wastes contained in the container are discharged by rotating the container by using a forklift or a crane to pull up the wire connected to the hook of the container placed on the floor. On the other hand, for example, when discharging waste directly into the input port of a waste treatment apparatus installed at a position higher than the floor (ground), use a forklift or crane to connect the wire connected to the hook. It is necessary to lift the entire container by pulling it up and move it above the input port, and in that state, release the locking mechanism to discharge the waste. However, when discharging the waste by this method, when the lock mechanism is released, the leg part falls downward by an amount corresponding to the rotation of the container with respect to the leg part. Will be added). Therefore, in the container described above, when waste is discharged by this method, stress concentration may occur in the hinge portion and the hinge portion may be damaged. In this case, for example, a method in which the container is rotated by pulling up the wire connected to the hook with another forklift or crane in a state where the base portion of the leg portion is supported by the forklift and the entire container is lifted up is also conceivable. . However, when waste is discharged by this method, it is necessary to use two forklifts and cranes, which causes a problem that work efficiency is lowered.
本発明は、かかる解決すべき課題に鑑みてなされたものであり、破損を防止しつつ収容された廃棄物等の収容物を効率的に排出し得るコンテナ装置を提供することを主目的とする。 The present invention has been made in view of such problems to be solved, and a main object of the present invention is to provide a container device that can efficiently discharge stored items such as waste while preventing damage. .
上記目的を達成すべく請求項1記載のコンテナ装置は、上面および背面に開口部が形成されて被収容物を収容可能なコンテナ本体と、当該コンテナ本体における所定の被支持点を中心として回動可能に当該コンテナ本体を支持する支持部と、前記支持部に配設されて前記背面が垂直またはほぼ垂直となる前記コンテナ本体の直立姿勢状態において当該背面の前記開口部を閉塞する閉塞体とを備えたコンテナ装置であって、前記支持部は、所定の支持点に一端部が軸支されると共に前記コンテナ本体の前記被支持点に他端部が軸支された腕部と、前記コンテナ本体における前記上面側であってかつ前記背面側の隅部が当該コンテナ本体の回動時に前記垂直またはほぼ垂直な方向に沿って移動するように当該隅部をガイドするガイド部と、前記コンテナ本体が前記直立姿勢を維持するように当該コンテナ本体を回動不可状態にロックすると共に解除操作に応じて当該回動不可状態を解除するロック機構とを備え、前記コンテナ本体は、前記ロック機構によって前記回動不可状態が解除されたときに前記隅部が前記垂直またはほぼ垂直な方向に沿って下向きに移動しつつ前記背面が下向きに傾斜する傾斜姿勢となるようにその自重で回動する。
In order to achieve the above object, a container device according to
また、請求項2記載のコンテナ装置は、請求項1記載のコンテナ装置において、前記コンテナ本体は、前記隅部に配設された錘を備えて構成されている。 A container device according to a second aspect is the container device according to the first aspect, wherein the container main body includes a weight disposed at the corner.
また、請求項3記載のコンテナ装置は、請求項1または2記載のコンテナ装置において、前記支持部には、フォークリフトのフォークが挿入されて当該コンテナ装置を持ち上げるための一対のフォーク挿入部が配設されている。
The container device according to
また、請求項4記載のコンテナ装置は、請求項1から3のいずれかに記載のコンテナ装置において、前記ロック機構は、前記コンテナ本体を構成する一対の側板にそれぞれ取り付けられている一対のロック金具とそれぞれ係合することによって当該コンテナ本体を回動不可状態にロックする一対の本体部と、当該各本体部の少なくとも一方に配設されて前記解除操作を行うための解除レバーと、前記一対の本体部間に連結されて前記解除レバーが操作されたときに前記両ロック金具と前記両本体部との係合を解除させる連結部材とを備えて構成されている。
Moreover, the container apparatus of
また、請求項5記載のコンテナ装置は、請求項1から4のいずれかに記載のコンテナ装置において、前記コンテナ本体を2つ備え、当該各コンテナ本体は、前記直立姿勢状態において、各々の前記背面同士が互いに対向するようにして前記支持部に支持されている。
Further, the container device according to
請求項1記載のコンテナ装置によれば、例えば、コンテナ装置を吊り上げた状態でコンテナ本体の回動不可状態を解除したとしても、コンテナ本体を床面に置いた状態での動作と同様にして、支持点や被支持点等に大きな力が加わることなく、コンテナ本体をその自重で回動させることができる。このため、このコンテナ装置によれば、コンテナ全体を吊り上げた状態でロック機構を解除した際にヒンジ部分に瞬間的に大きな力が加わる従来のコンテナとは異なり、この方法で被収容物を排出する場合においても、支持点や被支持点等の破損を確実に防止することができる。また、このコンテナ装置によれば、コンテナ装置を吊り上げた状態での被収容物の排出を1台のフォークリフトやクレーンを用いて行うことができるため、作業効率を十分に向上させることができる。また、このコンテナ装置によれば、隅部を垂直またはほぼ垂直な方向に沿って移動させることができるため、平板状の閉塞体によってコンテナ本体の背面の開口部を確実に閉塞することができる。
According to the container device of
また、請求項2記載のコンテナ装置によれば、コンテナ本体の隅部に錘を配設したことにより、コンテナ本体の形状やコンテナ本体に収容される被収容物の重量に応じて錘の重量を調整することで、コンテナ本体をその自重によって確実かつ容易に回動させることができると共に、コンテナ本体の回動時における回動の速度を任意に変更することができる。 Further, according to the container device of the second aspect, since the weight is disposed at the corner of the container main body, the weight of the weight is determined according to the shape of the container main body and the weight of the object to be accommodated in the container main body. By adjusting, the container body can be reliably and easily rotated by its own weight, and the rotation speed when the container body is rotated can be arbitrarily changed.
また、請求項3記載のコンテナ装置によれば、フォークリフトのフォークが挿入されてコンテナ装置を持ち上げるための一対のフォーク挿入部を支持部に配設したことにより、ワイヤ等を用いることなく、フォークリフトを用いてのコンテナ装置の積み降ろしや、床面よりも高い位置への廃棄物の排出を行うことができるため、作業効率をさらに向上させることができる。 Further, according to the container device of the third aspect, the forklift can be mounted without using a wire or the like by arranging a pair of fork insertion portions for inserting the fork of the forklift to lift the container device in the support portion. Since the used container apparatus can be loaded and unloaded and waste can be discharged to a position higher than the floor surface, work efficiency can be further improved.
また、請求項4記載のコンテナ装置によれば、コンテナ本体に取り付けた一対のロック金具とそれぞれ係合する一対の本体部と、各本体部の少なくとも一方に配設された解除レバーが操作されたときに両ロック金具と両本体部との係合を解除させる連結部材とを備えてロック機構を構成したことにより、1つのロック金具および本体部を用いる構成と比較して、コンテナ本体をより確実にロックすることができる。また、このコンテナ装置によれば、1つの解除レバーを操作するだけで両ロック金具と両本体部との係合を解除することができるため、操作性を向上させることができる。 According to the container device of the fourth aspect, the pair of main body portions respectively engaged with the pair of lock fittings attached to the container main body, and the release lever disposed on at least one of the main body portions are operated. Since the lock mechanism is configured with the connecting member that releases the engagement between the two lock fittings and the two main body portions, the container main body is more reliable as compared to the configuration using one lock metal fitting and the main body portion. Can be locked to. Further, according to this container device, the operability can be improved because the engagement between the two lock fittings and the two main body portions can be released by operating only one release lever.
また、請求項5記載のコンテナ装置によれば、各コンテナ本体は、直立姿勢状態において、各々の背面同士が互いに対向するようにして支持部に支持されている2つのコンテナ本体を備えたことにより、例えば、1つのコンテナ装置で2種類の廃棄物を分別して収容することができる。また、このコンテナ装置によれば、コンテナ本体を1つだけ備えたコンテナ装置を2つ用いて廃棄物を分別するのと比較して、回収時におけるコンテナ装置の運搬用車両への積載回数を少なくすることができるため、回収作業の効率を向上させることができる。また、このコンテナ装置によれば、直立姿勢状態において、2つのコンテナ本体における互いの背面同士が対向し、かつコンテナ本体を構成する側板や底板の縁部同士が突合するように、各コンテナ本体をコンテナ支持部に支持させることで、直立姿勢状態において、一方のコンテナ本体を閉塞体として機能させて他方のコンテナ本体における背面の開口部を閉塞させことができる。このため、このように構成することで、コンテナ本体とは別の閉塞体の配設を省略することができるため、構成を簡略化することができると共に、多くの被収容物を収容することができる。
Moreover, according to the container apparatus of
以下、本発明に係るコンテナ装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。 Hereinafter, the best mode of a container device according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
最初に、図1に示すコンテナ装置1の構成について説明する。コンテナ装置1は、本発明に係るコンテナ装置の一例であって、工場等で発生する金属屑等の産業廃棄物や、事業所等で大量に発生する事業所系の一般廃棄物(いずれも本発明における被収容物の一例であって、以下、産業廃棄物および一般廃棄物を区別しないときには「廃棄物」ともいう)の保管や収集運搬等に好適に構成されている。具体的には、コンテナ装置1は、同図に示すように、コンテナ本体2、コンテナ支持部3、閉塞体4および上蓋5を備えて構成されている。
Initially, the structure of the
コンテナ本体2は、図1〜図4に示すように、一例として、前板21、側板22a,22b(以下、区別しないときには「側板22」ともいう)および底板23を備えて、上面(図3における上側の面)に上面開口部2aが形成されると共に、背面(同図における右側の面)に背面開口部2bが形成されたバケット状に構成されている。この場合、前板21、側板22および底板23は、例えば、鉄製の板材やステンレス製の板材でそれぞれ形成されている。また、コンテナ本体2の底板23には、後述する腕部37a,37b(以下、区別しないときには「腕部37」ともいう)の各端部B(本発明における他端部)に取り付けられている軸44bを軸支するための2つの軸受け24が取り付けられている。この場合、軸受け24の取り付け位置(本発明における被支持点)は、コンテナ本体2の重心Gよりも前板21側に規定されている(図5参照)。言い替えれば、コンテナ本体2の重心Gは、被支持点としての軸受け24の取り付け位置よりも背面(背面開口部2b)側に位置してる。
The
また、コンテナ本体2における上面側であって、かつ背面側の隅部C(具体的には、図3において右上に位置する側板22aの隅部C、および図4において左上に位置する側板22bの隅部C)には、後述するガイド部38a,38b(以下、区別しないときには「ガイド部38」ともいう)の各スリットSに挿入される円柱状の突起部25がそれぞれ取り付けられている。また、各側板22a,22bにおける背面側の下端部には、後述するロック機構39の各本体部39aに係合するロック金具27がそれぞれ取り付けられている。この場合、コンテナ本体2は、軸受け24の取り付け位置を中心として回動可能にコンテナ支持部3によって支持され、コンテナ装置1が設置される設置面(後述するコンテナ支持部3のベース部31)に対してその背面が垂直またはほぼ垂直となる姿勢(以下、この姿勢を「直立姿勢」ともいう)において、廃棄物(被収容物)を収容可能な状態となる。さらに、コンテナ本体2の各隅部Cには、直立姿勢から後述する傾斜姿勢へのコンテナ本体2の回動を確実かつ容易に行わせるための(回動を補助するための)ウェイト(錘)26がそれぞれ取り付けられている。この場合、ばね等を用いて直立姿勢から傾斜姿勢への回動方向にコンテナ本体2を付勢して回動を補助することもできるが、構成が簡易で故障の発生を少なくすることができる点で、ウェイト26を用いるのが好ましい。また、コンテナ本体2の前板21には、コンテナ本体2を傾斜姿勢から直立姿勢に復帰させる際に用いる取手28が取り付けられている。
Further, the corner C on the upper surface side and the back side of the container body 2 (specifically, the corner C of the
コンテナ支持部3は、本発明における支持部の一例であって、コンテナ本体2における軸受け24の取り付け位置を中心として回動可能にコンテナ本体2を支持可能に構成されている。具体的には、コンテナ支持部3は、図1〜図4に示すように、ベース部31、閉塞板支持部32、支柱33a,33b,34a,34b(以下、支柱33a,33bを区別しないときには「支柱33」ともいい、支柱34a,34bを区別しないときには「支柱34」ともいう)、梁35a,35b(以下、区別しないときには「梁35」ともいう)、腕部37a,37b、ガイド部38a,38bおよびロック機構39を備えて構成されている。ベース部31は、例えば、4本の角形の鋼管41a〜41dを用いて平面視矩形の枠形に構成されている。この場合、ベース部31の鋼管41a,41bは、本発明におけるフォーク挿入部に相当し、各々の開口部51からフォークリフトのフォークを挿入することが可能にその幅が規定されている。このように構成したことで、鋼管41a,41bにフォークを挿入したフォークリフトによってコンテナ装置1を持ち上げることが可能となっている。また、ベース部31における鋼管41a,41bの両端部の下面には、複数(例えば4つ)のキャスタ41eが取り付けられている。また、鋼管41a,41bには、コンテナ本体2内の廃棄物を排出する際に、その廃棄物を収容する袋(例えば、フレキシブルコンテナ)を吊り下げるための複数(例えば4つ)のフック41fが取り付けられている。
The
閉塞板支持部32は、図1〜図4に示すように、例えば、3本の角形の鋼管42a〜42cを用いてコ字型に構成されている。また、閉塞板支持部32には、コンテナ装置1を移動させる際に用いる取手42dが取り付けられている。この場合、閉塞板支持部32は、ベース部31に対して垂直(またはほぼ垂直)をなすようにしてベース部31を構成する後部側(図1における右側)の鋼管41aに立設されている。各支柱33は、例えば角形の鋼管で形成されて、ベース部31を構成する鋼管41c,41dにおける長さ方向の中間部位においてベース部31に対して垂直(またはほぼ垂直)をなすようにしてそれぞれ立設されている。この場合、支柱33の上端部には、コンテナ装置1を吊り下げる際に用いられる金具(アイボルト)43が取り付けられている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the closing
各支柱34は、例えば角形の鋼管で形成されて、図1〜図4に示すように、鋼管41c,41dの前部側(図3における左側)においてベース部31に対して垂直(またはほぼ垂直)をなすようにしてそれぞれ立設されている。梁35aは、例えば角形の鋼管で形成されて、その一端部(同図における左側端部)、中間部および他端部が、支柱34a、支柱33aおよび鋼管42aにそれぞれ固定されている。梁35bは、例えば角形の鋼管で形成されて、一端部(図4における右側端部)、中間部および他端部が、支柱34b、支柱33bおよび鋼管42bにそれぞれ固定されている。この場合、各梁35の一端部には、腕部37の端部A(本発明における一端部)に取り付けられている軸44aを軸支するための軸受け36がそれぞれ取り付けられている。なお、軸受け36の取り付け位置が本発明における支持点に相当する。
Each
腕部37は、図1〜図4に示すように、長尺の板状に形成されて、端部A,Bに軸44a,44bがそれぞれ取り付けられている。この場合、腕部37は、梁35に取り付けられている軸受け36に軸44aが軸支されると共に、コンテナ本体2に取り付けられている軸受け24に軸44bが軸支されている。各ガイド部38は、板状に構成されて、閉塞板支持部32を構成する鋼管42a,42bにそれぞれ取り付けられている。また、ガイド部38には、コンテナ本体2における突起部25の外形よりもやや幅の広いスリットSが、ベース部31に対して垂直をなすようにして形成されている。この場合、ガイド部38は、コンテナ本体2が回動する際に、スリットSに挿入された突起部25をスリットSに沿ってスライドさせることにより、コンテナ本体2の隅部C側を支持しつつ、隅部Cが垂直(またはほぼ垂直)な方向を下向きに移動するようにガイドする。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
ロック機構39は、図1〜図4に示すように、一対の本体部39a、一対の解除レバー39bおよび連結部材39cを備えて構成されている。各本体部39aは、コンテナ支持部3における閉塞板支持部32の鋼管42a,42bにそれぞれ取り付けられて、コンテナ本体2の互いに対向する側板22a,22b(本発明におけるコンテナ本体を構成する一対の側板)にそれぞれ取り付けられているロック金具27とそれぞれ係合することにより、コンテナ本体2の直立姿勢を維持するようにコンテナ本体2を回動不可状態にロックする(以下、この状態を「ロック状態」ともいう)。各解除レバー39bは、各本体部39aにそれぞれ配設されて解除方向(例えば図1における紙面手前向き)に移動操作(本発明における解除操作)されたときに、ロック金具27と本体部39aとの係合を解除することにより、コンテナ本体2の回動不可状態(ロック状態)を解除する。連結部材39cは、各解除レバー39bに連結されて、一方の解除レバー39bが解除方向に移動操作されたときに他方の解除レバー39bを解除方向に移動させることにより、両ロック金具27と両本体部39aとの係合を解除させる機能を有している。この場合、コンテナ本体2は、上記したように、重心Gが被支持点としての軸受け24の取り付け位置よりも背面(背面開口部2b)側に位置してるため、ロック状態が解除されたときには、その自重により、ガイド部38によってガイドされた隅部Cが設置面に対して垂直またはほぼ垂直な方向に沿って下向きで移動しつつ、背面(背面開口部2b)が下向きに傾斜する姿勢(以下、この姿勢を「傾斜姿勢」ともいう)となるように回動する。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
閉塞体4は、矩形の平板状に形成されて、コンテナ支持部3の閉塞板支持部32によって垂直状態で支持(コンテナ支持部3に配設)されている。この場合、閉塞体4は、コンテナ本体2の背面がベース部31に対して垂直(または、ほぼ垂直)となるコンテナ本体2の直立姿勢状態において、コンテナ本体2の背面開口部2bを閉塞する。
The
上蓋5は、図1に示すように、板状に形成された2つの蓋部材61,62を備えて、コンテナ本体2の上面、および閉塞板支持部32における鋼管42cの上面を覆う(上面開口部2aを閉塞する)ことが可能に構成されている。この場合、上蓋5は、蓋部材61,62を蝶番63で連結することによって2つ折り(回動)可能に構成されると共に、蓋部材61が螺子64によってコンテナ本体2の側板22a,22bに固定され(同図参照)、蓋部材62を開くことによって上面開口部2aの約半分を開放することが可能となっている。また、この上蓋5では、蓋部材61,62が蝶番63で連結されているため、コンテナ本体2の上面および鋼管42cの上面を覆った状態でコンテナ本体2が傾斜姿勢となったとしても、蓋部材62が蓋部材61に対して回動する結果、閉塞板支持部32や閉塞体4と蓋部材62とが衝突する事態を回避することが可能となっている。なお、図2〜4では、発明の理解を容易とするため、上蓋5の図示を省略している。
As shown in FIG. 1, the
ここで、このコンテナ装置1では、図5に示すように、コンテナ本体2が腕部37の端部Bを軸支している軸受け24を中心として回動する。この場合、軸受け24は、腕部37が軸受け36を中心として回動可能なため、同図に示すように、腕部37の長さを半径とする円弧に沿って前方(同図における左向き)に移動することが可能となっている。この結果、このコンテナ装置1では、回動の際にコンテナ本体2が全体として前方に移動することで、設置面に対して垂直またはほぼ垂直な方向に沿っての隅部Cの下方に向けての移動が可能となっている。この場合、例えば、回動中心が前方に移動しないように構成した場合、コンテナ本体2の回動の際に隅部Cが円弧を描くように移動して、隅部Cが閉塞体4から突き出ることとなるため、平板状の閉塞体4による背面開口部2bの閉塞が困難となる。これに対して、このコンテナ装置1では、隅部Cが設置面に対して垂直またはほぼ垂直な方向に沿って下方に向けて移動するため、平板状の閉塞体4によってコンテナ本体2の背面開口部2bを確実に閉塞することが可能となっている。
Here, in the
次に、コンテナ装置1の利用方法の一例について、図面を参照して説明する。
Next, an example of a method for using the
このコンテナ装置1は、例えば、廃棄物が大量に発生する工場や事業所に設置される。この場合、設置された状態では、図1に示すように、コンテナ支持部3におけるロック機構39の各本体部39aとコンテナ本体2の各ロック金具27とがそれぞれ係合することで、コンテナ本体2が回動不可状態にロックされている。このため、コンテナ本体2が直立姿勢状態に維持されて、コンテナ本体2の背面開口部2bが閉塞体4によって閉塞されており、上面開口部2aから廃棄物を投入することが可能となっている。この場合、このコンテナ装置1では、2つのロック金具27および本体部39aを用いてコンテナ本体2をロックしているため、1つのロック金具27および本体部39aを用いる構成と比較して、コンテナ本体2をより確実にロックすることが可能となっている。
The
一方、廃棄物が投入された(廃棄物を収容した)コンテナ装置1は、回収業者によって定期的収集されて、処分場に運搬される。この場合、コンテナ装置1の回収に際しては、例えば、コンテナ支持部3のベース部31を構成する鋼管41a,41bの開口部51から鋼管41a,41b内にフォークリフトのフォークを挿入してコンテナ装置1をリフトアップし、次いで、そのコンテナ装置1を運搬用車両の荷台に積載する。この場合、コンテナ支持部3の支柱33に取り付けられている金具43にワイヤーを接続して、そのワイヤーをフォークリフトやクレーンで引き上げてコンテナ装置1を吊り上げ、運搬用車両の荷台に積載することもできる。
On the other hand, the
次に、処理場においてコンテナ本体2内に収容された廃棄物を排出する際には、上記した積載の際の手順と同様にして、鋼管41a,41b内にフォークリフトのフォークを挿入してコンテナ装置1をリフトアップして、運搬用車両の荷台から集積場所の床面に降ろす。なお、金具43に接続したワイヤーをフォークリフトやクレーンで引き上げてコンテナ装置1を吊り上げて床面に降ろすこともできる。
Next, when discharging the waste accommodated in the container
次いで、ロック機構39における各本体部39aの一方(例えば、図1に図示す本体部39a)に配設されている解除レバー39bを解除方向に移動操作(解除操作)する。この際に、連結部材39cによって連結されている他方の解除レバー39bが解除方向に移動する。これにより、両ロック金具27と両本体部39aとの係合がそれぞれ解除される。この場合、このコンテナ装置1では、一方の解除レバー39bを操作するだけで両ロック金具27と両本体部39aとの係合を解除することができるため、操作性を向上させることが可能となっている。
Next, the
続いて、ロック状態が解除されたコンテナ本体2が、図2で実線で示し、図3,4に破線で示すように、その自重により、ガイド部38によってガイドされた隅部Cが設置面に対して垂直またはほぼ垂直な方向に沿って下向きで移動しつつ、背面(背面開口部2b)が下向きに傾斜する傾斜姿勢となるように回動する。この結果、閉塞体4によって閉塞されていたコンテナ本体2の背面開口部2bが開口して、コンテナ本体2内の廃棄物が背面開口部2bから床面に落下して排出される。ここで、このコンテナ装置1では、コンテナ本体2の隅部Cにウェイト26が取り付けられているため、例えばガイド部38におけるスリットSの縁部と突起部25との摩擦が多少大きい場合であっても、ウェイト26の存在によってコンテナ本体2が確実かつ容易に回動して、コンテナ本体2内の廃棄物が確実に排出される。この場合、コンテナ本体2の形状やコンテナ本体2に収容される廃棄物の重量に応じてウェイト26の重量を調整することで、コンテナ本体2の回動時における回動の速度を任意に変更することができる。
Subsequently, as shown in FIG. 2 with a solid line, the
一方、例えば、床面(地面)よりも高い位置に設置されている廃棄物処理装置の投入口に廃棄物を直接排出(投入)するときには、ベース部31の鋼管41a,41b内にフォークリフトのフォークを挿入してコンテナ装置1をリフトアップして、投入口の上方に移動させ、次いで、上記したようにロック状態を解除する。この際に、上記したように、コンテナ本体2が、その自重によって傾斜姿勢となるように回動する。この結果、閉塞体4によって閉塞されていたコンテナ本体2の背面開口部2bが開口して、コンテナ本体2内の廃棄物が背面開口部2bから落下して排出される。なお、金具43に接続したワイヤーをフォークリフトやクレーンで引き上げることによってコンテナ装置1を吊り上げて投入口の上方に移動させ、その状態でロック状態を解除して廃棄物を排出することもできる。
On the other hand, for example, when waste is directly discharged (injected) into an input port of a waste disposal apparatus installed at a position higher than the floor (ground), the fork of the forklift is placed in the
この場合、このコンテナ装置1では、コンテナ装置1をリフトアップしたり吊り上げたりした状態でロック状態を解除したとしても、コンテナ本体2を床面(地面)に置いた状態での動作と同様にして、軸受け24,36等に大きな力が加わることなく、コンテナ本体2を回動させることができる。このため、このコンテナ装置1では、コンテナ全体を吊り上げた状態でロック機構を解除した際にヒンジ部分に瞬間的に大きな力が加わる従来のコンテナとは異なり、この方法で廃棄物を排出する場合においても、軸受け24,36等の破損を確実に防止することが可能となっている。また、この方法での廃棄物の排出を1台のフォークリフトやクレーンを用いて行うことができるため、作業効率を十分に向上させることが可能となる。
In this case, in this
次に、廃棄物の排出が完了したコンテナ本体2を傾斜姿勢から直立姿勢に復帰させるときには、コンテナ本体2に取り付けられている取手28を掴んで下方に押し下げる。この際に、コンテナ本体2が、上記した直立姿勢から傾斜姿勢への回動の際の動作とは逆の動作で回動する。次いで、コンテナ本体2が直立姿勢となったときには、コンテナ本体2に取り付けられている各ロック金具27とロック機構39の各本体部39aとが係合する。これにより、コンテナ本体2が回動不可状態に自動的にロックされて、直立姿勢状態に維持される。
Next, when returning the container
また、このコンテナ装置1では、ベース部31に取り付けられているフック41fを用いて、コンテナ本体2内の廃棄物をフレキシブルコンテナ等の袋に収容することもできる。この場合、上記したようにコンテナ装置1をリフトアップしたり吊り上げたりした状態で、フレキシブルコンテナの開口部がベース部31の下部に位置するようにして、フレキシブルコンテナのスリング(吊り帯)を各フック41fに引っかける。次いでロック状態を解除する。この際に、上記したように、コンテナ本体2が、その自重によって傾斜姿勢となるように回動する。この結果、コンテナ本体2内の廃棄物が背面開口部2bから落下してフレキシブルコンテナ内に収容される。この方法によれば、工場や事業所において廃棄物をフレキシブルコンテナに収容して回収することができるため、コンテナ装置1ごと回収して処分場に運搬する方法と比較して回収効率を向上させることが可能となる。
Moreover, in this
このように、このコンテナ装置1によれば、軸受け36に端部Aが軸支されると共にコンテナ本体2の軸受け24に端部Bが軸支された腕部37と、コンテナ本体2の隅部Cを垂直方向(ほぼ垂直方向)にガイドするガイド部38と、コンテナ本体2のロックおよびロック解除を行うロック機構39とを備えてコンテナ支持部3を構成したことにより、例えば、コンテナ装置1をリフトアップしたり吊り上げたりした状態でコンテナ本体2のロック状態を解除したとしても、コンテナ本体2を床面に置いた状態での動作と同様にして、軸受け24,36等に大きな力が加わることなく、コンテナ本体2をその自重で回動させることができる。このため、このコンテナ装置1によれば、コンテナ全体を吊り上げた状態でロック機構を解除した際にヒンジ部分に瞬間的に大きな力が加わる従来のコンテナとは異なり、この方法で廃棄物を排出する場合においても、軸受け24,36等の破損を確実に防止することができる。また、このコンテナ装置1によれば、コンテナ装置1をリフトアップしたり吊り上げたりした状態での廃棄物の排出を1台のフォークリフトやクレーンを用いて行うことができるため、作業効率を十分に向上させることができる。また、このコンテナ装置1によれば、隅部Cを設置面に対して垂直またはほぼ垂直な方向に沿って移動させることができるため、平板状の閉塞体4によってコンテナ本体2の背面開口部2bを確実に閉塞することができる。
As described above, according to the
また、このコンテナ装置1によれば、コンテナ本体2の隅部Cにウェイト26を配設したことにより、コンテナ本体2の形状やコンテナ本体2に収容される廃棄物の重量に応じてウェイト26の重量を調整することで、コンテナ本体2をその自重によって確実かつ容易に回動させることができると共に、コンテナ本体2の回動時における回動の速度を任意に変更することができる。
Further, according to the
また、このコンテナ装置1によれば、フォークリフトのフォークを挿入可能な鋼管41a,41bをコンテナ支持部3に配設したことにより、ワイヤ等を用いることなく、フォークリフトを用いてのコンテナ装置1の積み降ろしや、床面よりも高い位置への廃棄物の排出を行うことができるため、作業効率をさらに向上させることができる。
Moreover, according to this
また、このコンテナ装置1によれば、コンテナ本体2の側板22a,22bに取り付けた一対のロック金具27とそれぞれ係合する一対の本体部39aと、各本体部39aにそれぞれ配設された各解除レバー39bに連結された連結部材39cとを備えてロック機構39を構成したことにより、1つのロック金具27および本体部39aを用いる構成と比較して、コンテナ本体2をより確実にロックすることができる。また、このコンテナ装置1によれば、一方の解除レバー39bを操作するだけで両ロック金具27と両本体部39aとの係合を解除することができるため、操作性を向上させることができる。
Moreover, according to this
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、1つのコンテナ本体2を備えたコンテナ装置1を例に挙げて説明したが、図6に示すように、2つのコンテナ本体102を備えたコンテナ装置101を採用することもできる。具体的には、このコンテナ装置101は、同図に示すように、直立姿勢状態において、2つのコンテナ本体102における互いの背面同士が対向するように、各コンテナ本体102がコンテナ支持部103によって支持されている。この場合、コンテナ本体102は上記したコンテナ本体2と基本的に同等の構造となっている。また、コンテナ支持部103の閉塞板支持部132には、2つの閉塞板104,104が支持されており、2つのコンテナ本体102の各背面開口部102bが各閉塞板104,104によって閉塞される。このコンテナ装置101では、例えば、1つのコンテナ装置101で2種類の廃棄物を分別して収容することができる。また、上記のコンテナ装置1を2つ用いて廃棄物を分別するのと比較して、コンテナ装置101の回収の際の積載回数を少なくすることができるため、回収作業の効率を向上させることができる。この場合、閉塞板104を1つだけ備えて、この1つの閉塞体4によって2つのコンテナ本体102の各背面開口部102bを閉塞する構成を採用することもできる。この構成によれば、閉塞板104が1つだけであるため、その分、構成を簡略化することができる。
In addition, this invention is not limited to said structure. For example, the
また、図7に示すコンテナ装置201を採用することもできる。このコンテナ装置201は、上記したコンテナ本体2と基本的に同等の構造となっている。また、コンテナ装置201は、同図に示すように、上記した閉塞板104を備えておらず、直立姿勢状態において、2つのコンテナ本体202における互いの背面同士が対向し、かつコンテナ本体202を構成する各側板222a,222bおよび各底板223の縁部同士が突合するように、各コンテナ本体202がコンテナ支持部203によって支持されている。つまり、このコンテナ装置201では、直立姿勢状態において、一方のコンテナ本体202が閉塞体として機能して他方のコンテナ本体202の背面開口部202bを閉塞している(互いに閉塞し合っている)。また、このコンテナ装置201では、ロック機構39が一方のコンテナ本体202の側板222aに取り付けられており、ロック機構39による回転不可状態が解除されたときには、同図に破線で示すように両コンテナ本体202が共に傾斜姿勢となるように回動して、両コンテナ本体202の背面開口部202bが一度に開口する。このコンテナ装置201によれば、閉塞板を備えていない分、構成を簡略化することができる。また、2つのコンテナ本体202を備えているため、多くの廃棄物を収容することができる。さらに、ロック機構39の解除操作によって両コンテナ本体202の背面開口部202bを一度に開口することができるため、廃棄物を効率的に排出することができる。
Moreover, the
また、コンテナ装置1のコンテナ本体2に被収容物としての廃棄物を収容させる例について上記したが、本発明における被収容物はこれに限定されず、原材料などの各種の物品が含まれる。また、主として、鉄製の板材やステンレス製の板材、および鋼管を用いてコンテナ装置1を構成した例について上記したが、コンテナ装置1を構成する材料としては、これらに限定されず、被収容物の種類に応じて各種の材料を用いることができる。また、コンテナ支持部3のベース部31を構成する鋼管41a,41bを本発明におけるフォーク挿入部とした例、つまりコンテナ支持部3の下部にフォーク挿入部を配設した例について上記したが、フォーク挿入部の配設位置はこれに限定されず、例えば、コンテナ支持部3の上部に配設することもできる。また、各解除レバー39bを各本体部39aにそれぞれ配設した例について説明したが、各本体部39aのいずれか一方のみに解除レバー39bを配設する構成を採用することもできる。
Moreover, although the example which accommodates the waste as a to-be-contained object in the container
1,101,201 コンテナ装置
2,102,202 コンテナ本体
2a 上面開口部
2b,102b,202b 背面開口部
3,103,203 コンテナ支持部
4 閉塞体
22a,22b 側板
24,36 軸受け
26 ウェイト
27 ロック金具
37a,37b 腕部
38a,38b ガイド部
39 ロック機構
39a 本体部
39b 解除レバー
39c 連結部材
41a,41b 鋼管
C 隅部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,101,201 Container apparatus 2,102,202 Container main body 2a Upper
Claims (5)
前記支持部は、所定の支持点に一端部が軸支されると共に前記コンテナ本体の前記被支持点に他端部が軸支された腕部と、前記コンテナ本体における前記上面側であってかつ前記背面側の隅部が当該コンテナ本体の回動時に前記垂直またはほぼ垂直な方向に沿って移動するように当該隅部をガイドするガイド部と、前記コンテナ本体が前記直立姿勢を維持するように当該コンテナ本体を回動不可状態にロックすると共に解除操作に応じて当該回動不可状態を解除するロック機構とを備え、
前記コンテナ本体は、前記ロック機構によって前記回動不可状態が解除されたときに前記隅部が前記垂直またはほぼ垂直な方向に沿って下向きに移動しつつ前記背面が下向きに傾斜する傾斜姿勢となるようにその自重で回動するコンテナ装置。 A container main body having an opening formed on the upper surface and the back surface and capable of accommodating an object to be accommodated; a support part that supports the container body so as to be rotatable around a predetermined supported point in the container main body; and the support part A container device provided with a closing body that closes the opening of the back surface in an upright posture state of the container body, the back surface of which is vertically or substantially vertical.
The support portion includes an arm portion whose one end is pivotally supported at a predetermined support point and the other end portion is pivotally supported by the supported point of the container main body, the upper surface side of the container main body, and A guide portion for guiding the corner so that the corner on the back side moves along the vertical or substantially vertical direction when the container main body is rotated, and the container main body maintains the upright posture. A lock mechanism that locks the container body in a non-rotatable state and releases the non-rotatable state in response to a release operation;
The container body assumes an inclined posture in which the corner portion moves downward along the vertical or substantially vertical direction while the back surface is inclined downward when the non-rotatable state is released by the lock mechanism. Container device that rotates with its own weight.
当該各コンテナ本体は、前記直立姿勢状態において、各々の前記背面同士が互いに対向するようにして前記支持部に支持されている請求項1から4のいずれかに記載のコンテナ装置。 Two container bodies are provided,
5. The container device according to claim 1, wherein each container main body is supported by the support portion so that the back surfaces thereof face each other in the upright posture state.
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