JP5074606B2 - ゲームカード交換システム及びゲーム機 - Google Patents
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Description
更にまた、例えば下記の特許文献3に記載されたコンピュータゲームにおいては、複数のプレイカード(ゲームカード)にそれぞれ記載された複数の登場キャラクタやアイテム等を組み合わせることで新たなキャラクタやアイテムを生み出すというビデオゲーム機が開示されている。その場合、予め組み合わせ前と組み合わせ後のカードを準備し、ルールにこれを設定しておくことなどで擬似的に再現することは可能であるが、この場合、予め組み合わせの法則を公開しておくことが必要である。また、組み合わせ後のキャラクタやアイテムのカードを持っていなければ実現できないので、例えばこのゲームが購入時には何のカードを手に入れられるのか判らないトレーディングカードのような場合では、特にレア度の高いカードを手に入れることは困難であり、組み合わせが判っても運の要素がその取得に影響することになる。
さらに、従来は、プレイヤ同士で所有するゲームカードの交換が行われてきたが、この場合、互いに所有するカードの情報交換をする必要があり、カード交換が面倒であるという問題があった。
本発明に係るシステムの装置には、ネットワークもしくは人の手を介して、新たなプログラムやデータを登録することができ、過去、現在、未来に提供、内容更新されるカード
ゲームに対応できるようにすることが望ましい。
第2の発明は、第1の発明のゲームカード交換システムにおいて、1回のカード交換において、複数の前記交換希望カードを回収する回収部を備え、前記制御部は、前記新ゲームカードを1枚排出するように制御する場合には、前記回収部を制御して、前記複数の前記交換希望カードを回収すること、を特徴とするゲームカード交換システムである。
第3の発明は、第1又は第2の発明のゲームカード交換システムにおいて、プレイヤの操作を受け付ける操作部と、プレイヤに対して照合結果を報知する報知部とを備え、前記制御部は、照合した結果、交換可能な前記新ゲームカードが複数あると判断した場合には、前記報知部を制御して、プレイヤに対して前記複数の新ゲームカードを報知し、前記操作部の操作に応じて、前記複数の新ゲームカードの中から交換する新ゲームカードを選択すること、を特徴とするゲームカード交換システムである。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明のゲームカード交換システムを備えたゲーム機である。
(1)本発明は、制御部が、カード検出部の出力に基づいて、交換希望カードの種類及び枚数を識別し、識別したデータと記憶部のカード交換データと照合し、新ゲームカードと交換可能であると判断した場合、新ゲームカードを、カードストック部から排出するように制御する。これにより、利用者(プレイヤ)は、ゲームカードを交換するときに、他のプレイヤと情報交換をすることなく、簡便にゲームカードを交換することができる。
たせることができる。
図1は、本発明に係るゲームカード交換システムの一実施例を示す外観説明図、図2は、本発明に係るゲームカード交換システムの回路構成の一実施例を示すブロック図、図3は、本発明に係るゲームカード交換システムによりゲームカードの交換を行う場合のフローチャート、図4は、本発明に係るゲームカード交換システムの他の実施例の外観説明図である。
挿入カード返却口17dは、カード挿入口17aに挿入されたカードが新たなカードと交換不可能なときにこれを利用者に返却するためのカード排出口である。
また、新カード取出し口17hは、挿入されたカードが新たなカードと交換可能であるときにその新たなカードの排出口である。
回収カード箱17eは、挿入されたカードが新たなカードと交換可能であるときに、挿入されたカードを回収し、それらを保管する箱である。
画像処理回路14は、ディスプレイ12にカード交換のため必要な映像等を表示するためのビデオ信号を編成する回路である。
サウンド回路15は、スピーカ16,16で再生すべき音声を編成する回路である。
中央演算制御装置13は、ゲームカード交換システム全体の作動を制御する制御装置であり、そのうち、CPU13aは、ハードディスクドライブ等の記憶装置13bにインストールされたゲームカード交換システム全体の作動を制御するためのシステムプログラムを実行し、当該プログラムに従って、カード交換のために必要な演算処理を行う。
記憶装置13bには、上記システムプログラムがインストールされると共に、カード情報読取り装置17bにより読み取られたカード情報に基づき当該カードを判別するカード判別データや、カードの交換条件データ等のデータが記録され、必要に応じてアップデート等のために書き換えられるようになっている。
RAM13cは、CPU13aの作動に必要なデータの授受と記録を行なう。
上記ROM13dには、カード交換のために必要な画像データ及び音声データ等のほか、CPU13aの作動をバックアップするために必要な比較的小サイズの各種データやプログラムが記録されている。
クロック回路13eは、ゲーム開始からゲームオーバーまでの時間管理や、ゲーム進行上必要なその他の時間管理等を行うために必要なクロックパルスを発振する。
利用者がカード挿入口17aに交換を希望するカード24a〜24eを挿入すると、中央演算制御装置13は、カード情報読取り装置17bが読み取ったカード情報と、記憶装置13bに記録されたカード判別データ及び交換条件データに基づき、挿入されたカードの組合せが新たなカードと交換可能であるか否かを判別する。交換を希望するカード24a〜24eは、通常は複数枚であるが、場合によっては1枚のカードを、別の1枚又は複数枚のカードと交換可能なように構成してもよい。
挿入されたカードの組合せが新たなカードと交換不可能な場合には、中央演算制御装置13は、当該挿入されたカードを挿入カード返却口17dへ送るよう前記挿入カード分配装置17cに指令信号を発して、当該挿入されたカードを利用者に返却する。
回収するよう前記挿入カード分配装置17cに指令信号を発する。
これと同時に、前記交換条件データに基づき当該挿入されたカードと交換可能な新たなカードを選び出し、カードプリンタ17gを作動させて、白紙カードストッカー17fから供給される未使用の白紙カードに、上記の選び出された新たなカードの表示内容をプリントさせる。
交換可能なカードの組合せが複数種類ある場合には、それらをディスプレイ12に表示して、利用者がユーザー操作部11を用いて選択できるように構成することが推奨される。また、交換可能な新たなカードが、利用者が希望しない種類のものであった場合には、利用者に交換をキャンセルできるようにすることが望ましい。
上記の如くしてプリントされた新たなカード25a,25bは、前記新カード取出し口17hへ送り出してこれを利用者に交付する。
新たなカードを印刷する際にエラーが生じた場合には、排出口に設けたセンサ等で確認してエラー表示を行うと共に、挿入されたカードは回収カード箱に回収せず、利用者に返却するように構成する。
即ち、運営者の本部等に設置した統括サーバ装置23のデータベース23aと公衆通信回線等を通じてデータの送受が可能な通信回路20と、オペレータにより使用されるオペレータ操作部18とを設け、前記記憶装置13bにインストールされたシステムプログラム又は当該記憶装置13bに記録された前記カード判別データ若しくはカードの交換条件データの少なくとも一つを、オペレータの操作により上記データベース23aからダウンロードすることによってアップデート可能なように構成することが望ましい。
また、カード交換装置が設置された場合などには、メンテナンスモードより、カード交換装置よりデータベースヘ通信を行い最新のデータやプログラムを取得することができる。
即ち、前記中央演算制御装置13が、利用者により挿入された交換希望カード24a〜24eの組合せが新たなカードと交換可能であると判別した場合には、当該挿入されたカ
ードを前記回収カード箱17eへ送るよう前記挿入カード分配装置17cに指示すると共に、前記交換条件データに基づき当該挿入されたカードと交換可能な新たなカードを選び出し、上記新カードストッカーを作動させて、当該選び出された新たなカードを前記新カード取出し口17hへ送り出してこれを利用者に交付するように構成することが可能である。
カードゲームとして、複数のモンスターと魔法を使用し、1対1で対戦するゲームを採用する。特定のモンスター2体、もしくは3体、またはモンスターと魔法を組み合わせることで、新たなモンスターや魔法を生み出すことができ、組み合わせ前のモンスターや、魔法のカードはトレーディングカードの手法で袋詰めで一般店舗にて販売するが、組み合わせ後に生まれるモンスターや魔法においては、パッケージ販売することはせず、本発明のゲームカード交換システムを利用することによってのみ取得できるようにする。
交換可能な場合には(♯2:YES)、挿入されたカードを回収し(♯3)、カードのゲームに対応する白紙カードに、交換後のカードの内容を印刷し(♯4)、排出する(♯5)。
これら一連の動作の間に、画面とスピーカにはモンスターや魔法が合体を試みる演出が、利用者に向けて提供されており、新たなモンスターや魔法が生まれた場合には、その生まれたモンスターや魔法が画面に表示されることで利用者に結果を伝える。
合体、交換させればそのカードは装置内に回収されるので、利用者のカードの絶対数は減少し、新たなカード購入に繋がる。またこの合体素材を手に入れるためにカードを購入すること自体がカードの販促に繋がるので、これをこのシステムの主たる目的とする。
ただし、利用頻度が高い場合は、設置店舗にて一人が連続で利用できる回数を制限したり、利用に整理券代わりのコインを店が利用者に提供して、装置はコイン投入で1回だけ利用可能といった機能もオプションで設定可能とすることが推奨される。
この対応は、サーバ装置より期間限定でプログラムやデータを送り込むことにより実現するようにする。
上記例においては、交換用のカードは装置内部のカードプリンタにて印刷することで生成しているが、予めストックしてある複数のカードより特定のカードを選び出し、これを交換用として排出することにより、カードの交換を実現する機構も可能であり、ただし、この場合は交換後のカードの種類が少ない場合に有効となる。
これにより、予めシステムに複数種類のゲームカードをストックしなくても、プレイヤが所持する交換希望カードの組み合わせに対応した種類のゲームカードに交換することができる。また、この特定の種類のゲームカードを、単品では購入できないようにすることにより、プレイヤのカード収集意欲を向上することができる。
図5は、本実施例のゲームカード交換システムが組み込まれたゲーム機200の斜視図であり、図6は、内部構造を示す断面図である。
ゲーム機200によるゲームは、ゲームフィールド203をサッカーのフィールドと想定して、ゲームフィールド203にゲームカードC2a〜C2gが載置された場合に、その載置された位置に選手を移動させるサッカーゲームである。プレイヤは、コンピュータあるいは他のゲーム機のプレイヤと対戦する。ゲームカードC2は、カード表面(記録面)に、選手の名前、ポジション(ゴールキーパ等)、得意なプレイ等の情報が、例えば、二次元バーコード等により記録されている。ゲームカードC2は、記録面が下面となるようにゲームフィールド203に載置され、イメージセンサ204により種類、枚数、位置情報等が読み取られる。
また、ゲーム機200は、プレイヤが所持するIDカードC1の情報を読み込んで、プレイヤに関する情報を読み込むことができる。このIDカードC1には、プレイヤを特定するIDナンバ、ゲームカードの種類毎のカード交換履歴を記憶するICチップC1a(カード交換履歴記憶手段)が組み込まれている。
なお、ゲームの種類は、サッカーゲームに限定されず、ゲームフィールド203に載置したゲームカードC2の情報を読み取るタイプであればよい。例えば、プレイヤがキャラクタを操作して、仮想の敵と戦うロールプレイングゲーム等でもよい。
IDカード挿入口202は、プレイヤ(利用者)がIDカードC1を挿入するための挿入口であり、内部にIDカードC1のICチップC1aの情報を読み取り、さらに書き換えが可能なIDカードリーダ・ライタ202a(カード交換履歴読取部)が設けられている。
イメージセンサ204は、図6に示すように、ゲームフィールド203の情報を下側から撮像する(読み取る)ための部材である。イメージセンサ204が撮像したデータは、後述する制御部230に送られ、データ処理がされる。イメージセンサ204は、可視光ではなく赤外線を撮像するタイプでもよく、この場合、赤外線を発光する光源(図示せず)が別途設けられる。
表示部206は、ゲームの進行及び後述するカード交換に関する情報を表示するためのLCD(液晶表示装置)等である。表示部206は、ケース201の後部から、上側に向けて突出するように設置されている。
交換ゲームカード収容部208は、交換済みのゲームカードC2を収容するためにケース201内部に設けられた箱状の部材である。交換ゲームカード収容部208は、通路208aを介して、交換カード挿入口207に接続されており、交換カード挿入口207に挿入されたゲームカードC2hは、交換カード搬送装置208bによって交換ゲームカード収容部208に搬送される。
カードストック部210は、新ゲームカードC2をストックするための箱状の部材である。カードストック部210は、複数種類のゲームカードC2が不規則に積層された状態で収容され、通路210aを介して、新カード取出し口209に接続されている。カードストック部210の一番下側に配置されているゲームカードC2iは、新カード搬送装置210bにより、新カード取出し口209に搬送される。
スピーカ211は、ゲームの進行にともなって、効果音、BGM等を発音するための部材である。
図7は、ゲーム機200のブロック図である。
図7に示すように、ゲーム機200は、制御ブロックに、記憶部220と、制御部230と、駆動回路250等とを備えている。
記憶部220は、ゲーム機200に必要な情報、カード交換に必要な情報を記憶するためのハードディスク等の記憶装置である。記憶部220は、ゲームプログラム記憶部221と、カード交換条件記憶部222とを有している。
カード交換条件記憶部222は、カード交換に関するカード交換データを記憶するための領域である。カード交換条件記憶部222は、カード種類及びカード枚数に関するカード交換データ(同一種類の交換希望カードの特定枚数に関する情報、1人のプレイヤがカード交換可能な回数に関する情報等)を記憶している。本実施例では、同一種類の10枚(特定枚数)のゲームカードC2で、1枚の新ゲームカードC2に交換可能であり、また、同一種類のゲームカードC2については、1人のプレイヤが1回のみ交換可能である。
ゲーム制御部231は、ゲームプログラムによって動作され、ゲームを進行するための制御部である。
IDカード制御部232は、IDカードリーダ・ライタ202aの出力に基づいて、ICチップC1aに記憶されたIDナンバを読み出しプレイヤを特定し、また、ICチップC1aのフラグを確認することにより、ゲームカードC2の種類毎のカード交換履歴を読み出すことができる。また、IDカード制御部232は、IDカードリーダ・ライタ202aを制御して、交換された種類のゲームカードC2について、ICチップC1aにフラグを立てることができる。
音声制御部235は、スピーカ211を制御するための制御部であり、ゲーム進行にともなってBGM、効果音等を、スピーカ211から発声させる。
通信制御部236は、通信回路240を制御する制御部であり、公衆通信網241(通信回線)を介して、サーバ(図示せず)と接続されている。通信制御部236は、ゲームカードC2を新規に発行したときや、ゲームカードC2の新規な組み合わせを設定したとき等に、これらの情報をサーバのデータベースからダウンロードし、記憶部220の情報を書き換える。これにより、ゲーム機200には、常に最新の情報がアップロードされる。また、通信制御部236は、他のゲーム機と通信して情報を伝達し、複数のプレイヤ同士でゲームを行うことができる。
駆動回路250は、制御部230の命令に応じて、表示部206、スピーカ211をそれぞれ駆動する表示部駆動回路251、音声駆動回路252から構成される。
図8は、ゲーム機200のカード交換動作を示すフローチャートである。
最初に、ステップS1において、プレイヤによって、IDカード挿入口202にIDカ
ードC1が挿入されることにより、一連の処理がスタートする。IDカードリーダ・ライタ202aは、IDカードC1のICチップC1aからプレイヤの情報を読み出し、IDカード制御部232は、この情報に基づいて、プレイヤを特定する。
ステップS2において、ゲームカード制御部233は、プレイヤによって操作部205が操作され信号が入力されると、ステップS3に進む。ステップS3において、ゲームカード制御部233は、イメージセンサ204にゲームフィールド203を撮像するように命令し、さらに、イメージセンサ204の撮像データを処理してゲームカードC2表面の二次元バーコードの情報を読み出すことにより、ゲームカードC2の種類及び枚数を識別する。
ステップS6において、ゲームカード制御部233は、バーコードリーダ207aからゲームカードC2表面の二次元バーコードの情報が伝達され、続いて交換カード搬送装置208bを作動させ、挿入されたゲームカードC2を交換ゲームカード収容部208に搬送する。
ステップS8において、ゲームカード制御部233は、ステップS4と同様にして、種類Aのゲームカードについて、ICチップC1a内のフラグを確認し、フラグが立っていない場合(ステップS8:NO)、カード交換可能と判断し、ステップS9に進む。
なお、前述した処理の中で、ステップS4,S5,S7,S8において、ゲームカード制御部233は、交換条件を満たさないと判断した場合(ステップS4:NO,ステップS5:NO,ステップS7:NO,ステップS8:YES)、ステップS12に進み、一連の処理をキャンセルし、再び、ステップS2からの処理を繰り返す。
これにより、プレイヤは、ゲームカードC2を交換するために、他のプレイヤと情報交換をすることなく、ゲームカードC2を交換することができる。
これにより、プレイヤは、所持するゲームカードC2を分類しなくても、ゲームフィールド203に載置すれば、所持するゲームカードC2の種類、枚数を確認することができる。また、本実施例のゲームカード交換システムは、イメージセンサを備えた既存のゲーム機を利用して、システムを構築することができる。
なお、以下の説明及び図面において、前述した実施例2と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図9は、実施例3のゲームに用いられるゲームカードC3のキャラクタカードのうち1
枚を示す正面図である。図10は、実施例3のゲームカード交換システムが組み込まれたゲーム機300の一部を示す斜視図である。
ゲーム機300は、ゲームカードC3に印刷されたじゃんけんの種類により、プレイヤが他のプレイヤやコンピュータとじゃんけんで対戦するものである。
キャラクタ印刷部C3aは、ゲームに登場するキャラクタが印刷される領域である。このキャラクタは、対戦相手のキャラクタとの組み合わせに相性があり、対戦は、この組み合わせにより左右される。
スキル数印刷部C3bは、キャラクタのスキル数(評価値)が印刷される領域であり、図9に示すゲームカードC3は、「スキル250」である。スキル数は、ゲームにおけるキャラクタの攻撃力、防御力、体力(ライフポイントともいう。)に基づいて設定されている。つまり、スキル数が高いカード程、じゃんけんが強いカードである。
発行レベル印刷部C3dは、星印の数によりカードの発行枚数の度合を示す領域である。ゲームカードC3は、星印の数が多い程発行枚数が少なく、希少価値が高い。図9に示すゲームカードC3は、星印の数が1つであるため、発行枚数の多い、いわゆる、コモンカードである。
二次元バーコード印刷部C3eは、ゲームカードC3のキャラクタの種類、スキル数、じゃんけんの種類、発行枚数等の情報が記録された二次元バーコードが印刷される領域である。
そして、ゲームカードC3は、アイテムカード同士を組み合わせたり、アイテムカードとキャラクタカードとを組み合わせることにより、各カードのスキル数が合計され、スキル数が向上する。また、ゲームカードC3の組み合わせが特定の場合、スキル数の合計値に、さらに所定のスキル数が加算される。この特定の組み合わせは、例えば、キャラクタが剣士、アイテムが剣である場合等のように、ゲームの内容に関連のある組み合わせである。
表示部306は、ゲームの進行及び後述するカード交換に関する情報を表示するためのLCD(液晶表示装置)等である。
バーコードリーダ307aは、交換カード挿入口307に挿入されたゲームカードC3hに記録された二次元バーコードC3eを読み取る読み取り装置である。バーコードリーダ307aは、交換カード挿入口307内部に設けられている。
交換ゲームカード収容部308は、交換済みのゲームカードC3hを収容するためにゲーム機内部に設けられた箱状の部材である。交換ゲームカード収容部308には、交換カード挿入口307に挿入されたゲームカードC3hが、交換カード搬送装置308bによって搬送される。また、プレイヤがカード返却を希望する場合には、後述するように、交換ゲームカード収容部308に収容されたゲームカードC3hが、交換カード搬送装置308bによって、交換カード挿入口307に排出される。
新カード取出し口309は、交換されるゲームカードC3が排出される開口孔である。
カードストック部311は、複数のスキル数のゲームカードC3を不規則に積層された状態で収容しており、実施例2と同様に、一番下側に配置されているゲームカードC3iを、新カード搬送装置311bにより、新カード取出し口309に排出する。これにより、カードストック部311からは、そのスキル数に関わらず、ゲームカードC3iが、ランダムに排出される。
なお、例えば、カードストック部312にはスキル数300〜400のゲームカードC3、カードストック部313にはスキル数401〜500等のように、カードストック部312〜318は、スキル数にある程度の幅をもってゲームカードC3を収容してもよい。この場合、このゲームシステムは、より多くのスキル数に対応することができるので、スキル数の変化に対して、柔軟なカード交換が可能である。
図11に示すように、ゲーム機300は、制御ブロックに、記憶部320と、制御部330と、駆動回路350等とを備えている。
記憶部320は、カード交換条件記憶部322等を有している。
カード交換条件記憶部322は、カード交換に関する情報を記憶するための領域である。本実施例では、カード交換条件記憶部322は、交換カード挿入口307に挿入された複数のゲームカードC3のスキル数の合計値を求める演算式(所定の演算式)を記憶している。また、この合計値を求める演算式とは別に、カード交換条件記憶部322は、前述したように、複数のゲームカードC3の特定の組み合わせと、この組み合わせの場合のスキル数の合計値に、所定の値を加算(増加)する演算式とを記憶している。
ゲームカード制御部333は、カード交換に関する処理を行うための制御部である。ゲームカード制御部333は、バーコードリーダ307aから出力されるゲームカードC3hの二次元バーコードの情報に基づいて、ゲームカードC3hの種類、スキル数等を確認する。ゲームカード制御部333は、記憶部320に記憶された演算式に基づいて算出したスキル数の合計値又はこの合計値に所定の値を加算した値を演算値とする。そして、ゲームカード制御部333は、この演算値に対応したカードストック部312〜318の新カード搬送装置312b〜318bを制御して、新ゲームカードC3iを、新カード取出し口309に搬送する。
最初に、ステップS301において、プレイヤがコインをコイン投入口に投入することにより、制御部330が一連の処理をスタートする。
ステップS302において、交換カード挿入口307にゲームカードC3hが挿入されると、ゲームカードC3hの二次元バーコードC3e(図9参照)の情報を、バーコードリーダ307aが読み取り、制御部330に出力する。プレイヤがゲームカードC3hを用いずにプレイをするときは、バーコードリーダ307aからの出力がないので、ゲームカード制御部333は、カード入力なしと判断し(ステップS302:NO)、ステップS3011に進む。一方、バーコードリーダ307aからの出力が有った場合、ゲームカード制御部333は、カード入力有りと判断し(ステップS302:YES)、ステップS303に進む。
一方、2枚目のゲームカードC3hが、所定時間内に、交換カード挿入口307に挿入されない場合、ゲームカード制御部333は、2枚目のゲームカードC3hの入力がないと判断する(ステップS303:NO)。そして、ゲームカード制御部333は、ステップS3031において、ステップS302で挿入されたゲームカードC3hを、交換カード挿入口307に排出してプレイヤに返却する。その後、前述したステップS3011に進んで、ゲームカード制御部333が、カードストック部311内のゲームカードC3をランダムに排出し、ステップS308に進んで、ゲーム制御部231が、ゲームを開始する。
3は、このスキル数の合計値に、所定の値(本実施例では、スキル数150とする。)を加算する。
一方、ステップS306において、プレイヤがカード交換を希望し、カード交換ボタン305aを押した場合、ゲームカード制御部333は、カード交換OKと判断して(ステップ306:YES)、ステップS307に進む。
なお、この場合、2枚のゲームカードC3hが特定の組み合わせのときには、ゲームカード制御部333は、合計値400にスキル数150を加算し、スキル数550のゲームカードC3を収容するゲームカードストック部から、ゲームカードC3iを排出する。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)実施例2において、ゲームカードに二次元バーコードが設けられ、イメージセンサ等を用いて情報を読み出す例を示したが、これに限定されない。ゲームカード交換システムは、交換ゲームカードの情報記録方法に対応した読み取り装置を備えていればよい。例えば、ゲームカードにICタグが組み込まれている場合、ゲームカード交換システムは、ICタグの情報を読み取るリーダを備えていればよい。この場合、アンチコリジョンタイプを採用すれば、ゲームカードが重なっていても、情報を読み取ることができるので、利便性を向上することができる。
11 ユーザー操作部
12 ディスプレイ
13 中央演算制御装置
13a CPU
13b 記憶装置
13c ワークRAM
13d ROM
13e クロック回路
14 画像処理回路
15 サウンド回路
16 スピーカ
17 カード処理部
17a カード挿入口
17b カード情報読取り装置
17c 挿入カード分配装置
17d 挿入カード返却口
17e 回収カード箱
17f 白紙カードストッカー
17g カードプリンタ
17h 新カード取出し口
18 オペレータ操作部
19 インターフェイス
20 通信回路
20a 通信ケーブル
21 電源装置
21a 電源ケーブル
22 データバス
23 統括サーバ装置
23a データベース
24a〜24e 交換希望カード
25a,25b 新カード
200,300 ゲーム機
202 IDカード挿入口
202a IDカードリーダ・ライタ
203 ゲームフィールド
204 イメージセンサ
207,307 交換カード挿入口
207a,307a バーコードリーダ
209,309 新カード取出し口
210,310,311〜318 カードストック部
222,322 カード交換条件記憶部
232 IDカード制御部
233,333 ゲームカード制御部
236 通信制御部
C1 IDカード
C1a ICチップ
C2,C3 ゲームカード
C3a キャラクタ印刷部
C3b スキル数印刷部
C3c じゃんけん印刷部
C3d 発行レベル印刷部
C3e 二次元バーコード印刷部
Claims (3)
- 交換希望カードの種類及び枚数を検出するカード検出部と、
未使用の白紙カードをストックする白紙カードストック部と、
1回のカード交換において、複数の前記交換希望カードを回収する回収部と、
前記交換希望カードの種類及び枚数の所定の組み合わせに関する情報と、前記所定の組み合わせに対応した種類の新ゲームカードの表示内容に関する情報とからなるカード交換データを記憶する記憶部と、
白紙カードに表示内容をプリントするカードプリンタ部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記カード検出部の出力に基づいて、前記交換希望カードの種類及び枚数を識別し、
識別したデータと前記記憶部の前記カード交換データとを照合し、
前記新ゲームカードと交換可能であると判断した場合には、前記回収部を駆動して全ての複数の交換希望カードを回収し、かつ、前記白紙カードストック部の前記白紙カードに、前記新ゲームカードの種類に応じた表示内容を印刷するように前記カードプリンタ部に対して命令し、印刷した前記新ゲームカードを排出するように制御し、
前記新ゲームカードと交換可能であると判断した場合であっても、さらに交換可能であるかを不規則に決定する不規則決定処理を行い、
前記不規則決定処理で交換可能ではないと決定した場合には、前記回収部を駆動して複数の交換希望カードを回収し、前記白紙カードに、前記交換希望カードよりも能力の低い前記新ゲームカードの種類の表示内容を印刷するように前記カードプリンタ部に対して命令し、印刷した前記新ゲームカードを排出するように制御すること、
を特徴とするゲームカード交換システム。 - 請求項1に記載のゲームカード交換システムにおいて、
プレイヤの操作を受け付ける操作部と、
プレイヤに対して照合結果を報知する報知部とを備え、
前記制御部は、
照合した結果、交換可能な前記新ゲームカードが複数あると判断した場合には、前記報知部を制御して、プレイヤに対して前記複数の新ゲームカードを報知し、
前記操作部の操作に応じて、前記複数の新ゲームカードの中から交換する新ゲームカードを選択すること、
を特徴とするゲームカード交換システム。 - 請求項1又は請求項2に記載のゲームカード交換システムを備えたゲーム機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011012191A JP5074606B2 (ja) | 2005-10-21 | 2011-01-24 | ゲームカード交換システム及びゲーム機 |
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---|---|---|---|
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