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JP5053737B2 - 光電変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は光電変換装置に関するものであり、詳細には、光電変換により得られたアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器の配置に関するものである。
現在、デジタルカメラやデジタルビデオなどに用いられる光電変換装置としてMOS型光電変換装置がある。MOS型光電変換装置は、画素からの信号の読み出しを制御する回路、出力された信号を処理する回路等を同一プロセスで形成できるため、CCDなどに比べて優位な点が多い。近年、このような、MOS型光電変換装置において更なる信号出力の高速が必要となっており、これを解決する技術の1つとして複数の画素ごとに設けられたAD変換器を複数有した構成が検討されている。これは例えば画素が行列状に配されている構成において、画素列ごとにAD変換器を有し、アナログデータを列単位でデジタルデータに変換することで高速化するものである。
このような構成の1つとして特許文献1には巡回型AD変換器を列ごとに設けた光電変換装置が開示されている。これは、同一半導体基板に、複数の画素が配された光電変換領域と、複数のAD変換器とが配された構成となっている。
特開2005−136540号公報
特許文献1に記載された巡回型AD変換器においては、演算増幅回路とDA変換回路を用いて参照信号との比較と増幅とを繰り返し行ない、上位ビットから結果を算出している。このような巡回型AD変換器においては、比較器の出力をデコードした信号をDA変換器へフィードバックする経路が必要となる。
従来、このフィードバック経路と、AD変換器を構成する各素子との配置の関係に関しては、充分な検討が成されていなかった。本発明者の検討によれば、AD変換器における信号の流れに沿った形で各素子を配置した場合に、AD変換器を構成する素子配列幅が、一画素列あたりの配列幅を律速することになる場合があることがわかった。
本発明はこのような技術課題に鑑み、画素列ごともしくは複数の画素列ごとにAD変換器を設けた場合にも画素列の素子配列幅を広げることなく各素子を配列可能な構成を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑み、複数の画素ごとに設けられたAD変換器を複数有し、前記複数の画素と前記複数のAD変換器とが同一半導体基板に配置された光電変換装置であって、前記複数の画素の信号を各AD変換器へ伝達する信号線を有し、前記複数のAD変換器の各々は、前記信号線からの信号を入力信号とする演算増幅回路部と、前記演算増幅回路部の出力信号を参照信号と比較する比較回路部と、前記比較回路部からの信号に基づいた信号をDA変換するDA変換回路部と、前記演算増幅回路部の入力部に配され、前記入力信号を保持するサンプルホールド部と、を有し、前記比較回路部は前記半導体基板の第1の領域に配置され、前記演算増幅回路部は前記半導体基板の第2の領域に配置されており、前記DA変換回路部は、前記半導体基板の、前記第1の領域と第2の領域との間の第3の領域に配置され、前記第1の領域、前記第3の領域、および前記第2の領域は、この順に、前記複数の画素から遠ざかる方向に設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、AD変換器の素子配置幅を広げることなくAD変換器を配置することが可能となる。
(第1の実施形態)
図1に本発明の光電変換装置の一例を説明するための概略図を示す。図1において、1が半導体基板である。2が画素であり、入射光を光電変換する光電変換素子、光電変換素子に蓄積された信号を読み出すためのMOSトランジスタなどのスイッチが含まれる。3が信号線であり、画素からの信号を信号線ごとに、列ごとに配置された各AD変換器に転送する。4は複数の画素ごとに設けられたAD変換器が複数配された領域である。例えば、行列状に配された画素の1列に対して1つのAD変換器が配されている。複数の画素2と複数のAD変換器とは同一半導体基板1に配されている。AD変換器は各画素列に設けられていてもよいし、複数列ごとに設けられていてもよい。
図2に列ごともしくは複数列ごとに設けられるAD変換器の一例を示す。
101が比較回路部であり、102が演算増幅回路部、103がサンプルホールド部、C1が画素からの信号をサンプルホールドするための容量、C2が演算増幅回路部のフィードバック容量である。104が、容量C1,C2と、演算増幅回路部の入力端子に設けられたスイッチ、フィードバック経路に設けられたスイッチを含む回路素子群である。
105がDA変換回路部である。106が複数の画素からの信号が入力されるAD変換器の入力部である。107が演算増幅回路部102の出力を比較回路部101に転送する信号経路として機能する配線である。以下、配線と表現した場合には、異なる素子、ノード間の信号伝達を行なう信号経路として機能するものとする。
116は比較回路部において処理された、演算増幅回路部からの出力信号と、参照信号との比較結果をデコードするデコーダ部である。111、112は比較回路部の出力をデコーダ部に転送する配線である。108、109、110はデコーダ部での処理後の信号をDA変換回路部へ転送するための配線である。113〜115はDA変換回路部に含まれるスイッチ群であり、108〜110からの信号により駆動される。スイッチ114は、容量C1に信号線を介して送られる画素からの信号をサンプルホールドするためのスイッチである。以上説明した部材を含んで構成されており、特許文献1と同様に動作させることができる。
このようなAD変換器を光電変換装置の構成として有する場合に、光電変換装置の画素が微細化(例えば画素ピッチが2.0μm以下)するにつれ、AD変換器の半導体基板上での配置の制約が大きくなる。そして、微小な領域にAD変換器を構成する素子を全て配置しなくてはならなくなる。加えてこのような配置を、配線層の数を増加させることなく行なう必要がある。AD変換器を構成するための配線は決められた数必要であり、画素ピッチが微細化しても必要な配線の数は変わらない。画素ピッチが微小化され、AD変換器の全ての配線が1つの配線層におさまらない場合には、一般デバイスであれば配線層を多層化することが考えられる。しかし、光電変換装置においては、光電変換素子の受光面から光電変換装置の最外表面までの距離をできるだけ短くし、入射光を集光させやすくする必要がある。したがって安易に配線層の数を増やすことは、光電変換装置の特性を落とす場合があり好ましくない。したがって光電変換装置としての特性を落とさないために、配線層の数を増やせないということになれば、AD変換器の配置幅を画素ピッチよりも広げざるを得ない。しかし画素ピッチは、AD変換器の幅を基準に決められるものではなく、必要な画素数と、カメラに用いられる光学フォーマットにより決定される。また1つのAD変換器により処理される画素列の数も、信号の読出しスピードにより決められるものであり、AD変換器に要求される配置幅に合わせて処理を行なう画素列の数が決められるわけではない。
このように、画素ピッチの微細化と、光電変換装置の特性の維持もしくは向上とを両立させた、AD変換器の配置に関しては検討の余地があった。これに対し、本発明者らが鋭意検討した結果、光電変換装置としての特性を落とすことなく容易に微小な画素ピッチ内にAD変換器を配置可能にしたのが本発明である。
図3に本発明の一実施形態のAD変換器の半導体基板における配置を示す。図2と同様の機能を有するものには同様の符号を付し詳細な説明は省略する。また、符号に添え字Aが付されているものは、各回路部が配される半導体基板1の領域を指す。
比較回路部101は半導体基板1の第1の領域101Aに配置され、演算増幅回路部102は半導体基板1の第2の領域102Aに配置される。そして、DA変換回路部105は、第1の領域101Aと第2の領域102Aとの間の第3の領域103Aに配置される。このように配置することにより、特定の領域に配線が密集して配置されることなく、AD変換器における配線配置の自由度が高まる。
ここで各回路部が図1の接続関係になっている場合に、信号の伝達順に各回路部、素子群を配置すれば、各々を接続する配線を短くすることができる。つまり半導体基板に、DA変換回路部105、演算増幅回路部102、比較回路部101の順に配置すれば、各回路部を接続する配線を短くすることができる。しかしながらこのように配置すると、演算増幅回路部上を通過する配線の数が多くなり、AD変換器の配置幅が広くなってしまう。多数の配線層を用いれば、各配線を異なる配線層に振り分けることが可能となり、幅を広げずに配置することも可能である。しかし、上述したように光電変換装置においては配線層の数を少なくする必要があり、列方向に配する配線のために多数の配線層を配することが困難である場合がある。
ここで演算増幅回路上において特に列方向の配線数が多くなる理由を説明する。演算増幅回路は、差動増幅回路やインピーダンス変換回路などを組み合わせて構成され、最低でも5つのトランジスタを必要とする回路である。更に、高いオープンループゲインを必要とする場合、もしくは、大きな負荷を駆動しなくてはならない場合は、さらにトランジスタの数を増やさなくてはならなくなり、多数のトランジスタが必要となる。これらトランジスタを画素ピッチにより規定される配置幅の中におさめるためには、列方向に隣接してトランジスタを配置する必要がある。このように配置すると、各トランジスタを接続するための配線を列方向などの一方向に延在させて配置せざるを得ない。したがって演算増幅回路部上には、演算増幅回路を構成するトランジスタ間の接続を行なう多数の配線を配置する必要がある。このような状態で、更に、デコーダからDA変換回路へのフィードバックループを構成する配線108,109,110を演算増幅回路上に配置しなくてはならなくなると、AD変換器の配置幅が広がってしまう。具体的には、比較回路部から見て、DA変換回路部が演算増幅回路を挟んで反対側に配置されると、演算増幅回路上に配される配線層の数が少なくとも3本分(108〜110)多くなる。つまり、少なくとも列方向に延在する配線を含む配線層の配置幅が、最小配線幅と最小配線間隔の和(ラインアンドスペース)の3倍増えてしまう。演算増幅回路部上全体を覆うように配線が配置されている場合には演算増幅回路部上を避けてフィードバック用の配線を配置する必要が生じ、その分AD変換器の配置幅が大きくなってしまう。
これに対して図3のように各回路部を配置することにより、演算増幅回路部が配置される第2の領域102A上に配置される列方向に延在する配線を削減することが可能となるためAD変換器の配置幅を狭くすることが可能となる。
次に、各配線層への配線の割り振りの一例を説明する。例えば、配線層の総数が3層であるとし、最下層の第一層が主に列方向に延在する配線、次の第二層が主に行方向に延在する制御配線、最上層の第三層が主に行方向に延在する電源線とする。ここで第一層目に含まれる配線は、AD変換器に含まれる各回路部間のデータの伝搬、回路の局所的な接続、AD変換器の負帰還ループの構成、比較器の信号をDA変換器に送ることに用いられる。第二層目に含まれる配線は、各列で同時に行う動作のタイミングを決定する制御信号の供給に用いられる。たとえば各列での列信号のサンプルホールド動作の時刻を制御するための配線である。第三層目に含まれる配線は、各列のDA変換回路部、比較回路部、演算増幅回路部などに共通に参照電圧や駆動のための電圧を供給するために用いられる。また、図3においては最下層の第一層に含まれる配線のうち主要なものが示されている。トランジスタの数に応じてこの配線の数も変化する。
また、列方向に延在する配線層が2層以上ある場合であっても、同様の効果を得ることができる。本例により、演算増幅回路部上の列方向に延在する配線の数を減らすことができる。
更に本例では、DA変換回路部とサンプルホールド部との接続を考慮して、それらが近接するようにAD変換器の入力部(VIN)からみた配置を以下のようにしている。つまり、演算増幅回路部が配される領域102A、回路素子群が配される領域104A、サンプルホールド部が配される領域103A、DA変換回路部が配される領域105A、比較回路部が配される領域101Aをこの順に配置している。図2で説明したように、DA変換回路部からの信号は、サンプルホールド部に入力される。したがって、演算増幅回路部上の配線の数を減らすことと、DA変換器からサンプルホールドまでの信号経路を短くすることを両立するにはこのような配置関係が好ましい。
以上説明した実施形態によれば、画素ピッチが微細化した際にも光電変換装置の特性を落とすことなく、画素ピッチ等により定まる幅にAD変換器を好適に配置することが可能となる。
(第2の実施形態)
図4に本実施形態のAD変換器の配置概略図を示す。第1の実施形態と同様の機能を有する構成には同様の符号を付して詳細な説明は省略する。また光電変換装置全体の構成は図1の概略図で示した構成を用いることができる。
第1の実施形態と異なる点は、画素からの信号が入力されるAD変換器の入力部と、信号線との間に接続制御スイッチを設けた点である。図4において、接続制御スイッチが配置される領域は201Aである。これは図2のサンプルホールドスイッチ114の前段に更にスイッチを追加した構成となる。この接続制御スイッチを設けることにより、AD変換器と信号線の電気的な接続を制御可能な構成にしている。
図5を用いて、接続制御スイッチを含めた本実施形態の駆動シーケンスを説明する。図5においては、任意行(例えばn行目)の画素からの出力を信号線へ出力する動作と、サンプルホールド部103で保持したn−1行目の画素からの信号をAD変換する動作を並列に行なうパイプライン動作を行なっている。
301は水平同期信号であり、このパルスに同期して読み出される画素行が制御される。302は信号線の電圧変化を示すものであり、画素の信号に基づくものである。303はサンプルホールドスイッチ114を制御するパルスである。Highレベルでスイッチは導通し、信号線からの信号(信号線の電圧)を保持する。304はAD変換動作を行なうパルスをまとめてパルス群として表している。このパルスがHighの期間中に、各画素行の実際のAD変換が行なわれる。305が本実施形態で新たに設けた接続制御スイッチへ供給されるパルスである。Highでスイッチが導通する。図5を基に本実施形態の駆動を説明する。
まず時刻306でn行の読み出し動作が始まる。信号線の電圧は画素の信号に基づいて変化する。時刻307で信号線の電圧が安定した段階で、サンプルホールドスイッチを導通し、AD変換器の入力信号として信号線の電圧をサンプルホールド部にサンプリングする。
次に時刻308でスイッチ114に供給するパルスをLowにし、続いて、時刻309で接続制御スイッチに供給するパルスをLowにしてオフする。時刻310でn行目の画素信号のAD変換を開始するとともに、次のn+1行目の画素の信号を信号線に読み出す。画素信号に基づいて、信号線の電圧が変化する。そして上記動作を各行ごとに繰り返す。
ここで新たに接続制御スイッチを追加したことによる効果を説明する。このスイッチを追加したことにより信号線とAD変換器との電気的接続を制御することが可能となり信号線の電圧変化の影響をAD変換器へ伝達するのを抑制することが可能となる。信号線とAD変換器とが電気的に接続された状態では、信号線の電圧変化が寄生容量を介してAD変換動作に影響を与える。これに対して、新たに接続制御スイッチを追加することによりAD変換動作中にAD変換器と信号線との電気的接続を切ることが可能となり、この信号線の電圧変化のAD変換動作への影響を抑制できる。これは、サンプルホールド部を信号線に近接して配置することが困難な場合に特に効果が高い。
図4のように各回路部を配置した際には特に重要となる。第1の実施形態で述べたように、演算増幅回路部上の配線の数を減らすことと、DA変換器からサンプルホールドまでの信号経路を短くすることを両立するためにはサンプルホールド部を信号線に近接して配置することが困難となる。この場合、特にAD変換器が信号線の電圧変化の影響を受けやすくなるため接続制御スイッチを設けることの効果は大きい。
また、この信号線の電圧変化による影響は、特に高ビットのAD変換を行なう際には大きな問題になる場合があるため、例えば14bit以上の分解能を有するAD変換器などでは特に効果が高い。
以上、本発明を実施形態を挙げて説明したがこれら実施形態に限定されるものではなく発明の主旨を超えない範囲で適宜変更組み合わせ可能なものである。例えば、AD変換器として1.5ビットのシングルエンドMDAC(Multiplying Digital−To−Analog Converter (乗算型ディジタル−アナログコンバータ))をもちいた巡回型AD変換器に関して説明した。更に、1ビットのシングルエンドMDACや、1.5ビットの全差動型MDACを用いたAD変換器を用いてもよい。加えて、Successive Approximation型AD変換器において、DA変換器において能動増幅を行う形式、二重積分型AD変換器を用いる場合も同様の効果を発揮する。列方向に延在する配線を含む配線層の配線をほぼ占有してしまうような演算増幅回路を用いなくてはならないAD変換器において適用可能である。演算増幅回路上を比較回路部からの帰還信号を伝達する配線を配置しないようにすることで、列AD変換器に必要な配置幅を小さくすることが可能になるものであり、AD変換器の差異でその効果が失われることはない。
また、画素から信号線へ信号が直接読み出される形態について説明したが、画素列ごとに更に増幅器(列アンプ)を有していたり、画素のリセットノイズを抑制するCDS処理用のクランプ回路を有していたりしてもよい。また読み出しの動作タイミングに関して、画素からの信号読み出し動作と、AD変換動作を並列に行なうパイプライン動作を前提に説明を行なったが、これに限られず逐次実行するような構成であってもよい。また第2実施形態において追加したスイッチに関しても、AD変換を行なっている際の信号線の電圧値は、画素の初期化動作などにより不定状態となることもある。このような状態であってもAD変換動作に影響を与える場合があり、この影響を抑制することが可能である。
本発明の光電変換装置の一例を示す該略図である。 本発明のAD変換器の一例を示す図である。 第1の実施形態のAD変換器の配線配置を示す概略図である。 第2の実施形態のAD変換器の配線配置を示す概略図である 第2の実施形態の光電変換装置の駆動パルスの一例を説明するための概略図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 画素
3 信号線
4 AD変換器配置領域
101 比較回路部
101A 比較回路部配置領域(第1の領域)
102 演算増幅回路部
102A 演算増幅回路部配置領域(第2の領域)
103 サンプルホールド部
103A サンプルホールド部配置領域(第4の領域)
C1 サンプルホールド容量
104 スイッチを含む回路素子群
105 DA変換回路部
105A DA変換回路部配置領域(第3の領域)
106 演算増幅回路部の入力部
107、108、109、110、111、112 信号経路
114 サンプルホールドスイッチ
116 デコーダ部

Claims (7)

  1. 複数の画素ごとに設けられたAD変換器を複数有し、
    前記複数の画素と前記複数のAD変換器とが同一半導体基板に配置された光電変換装置であって、
    前記複数の画素の信号を各AD変換器へ伝達する信号線を有し、
    前記複数のAD変換器の各々は、
    前記信号線からの信号を入力信号とする演算増幅回路部と、
    前記演算増幅回路部の出力信号を参照信号と比較する比較回路部と、
    前記比較回路部からの信号に基づいた信号をDA変換するDA変換回路部と、
    前記演算増幅回路部の入力部に配され、前記入力信号を保持するサンプルホールド部と、を有し、
    前記比較回路部は前記半導体基板の第1の領域に配置され、前記演算増幅回路部は前記半導体基板の第2の領域に配置されており、
    前記DA変換回路部は、前記半導体基板の、前記第1の領域と第2の領域との間の第3の領域に配置され
    前記第1の領域、前記第3の領域、および前記第2の領域は、この順に、前記複数の画素から遠ざかる方向に設けられたことを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記画素が行列状に配されており、各画素列ごとに前記AD変換器が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記複数の画素から遠ざかる方向は、前記画素列に沿った方向であることを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
  4. 前記サンプルホールド部は、前記半導体基板の、前記第の領域と第3の領域の間の第4の領域に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  5. 前記信号線と前記AD変換器の入力部との間に、前記信号線とAD変換器の導通を制御するスイッチを有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  6. 前記AD変換器は、巡回型AD変換器であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  7. 配線が形成された複数の配線層を、前記半導体基板上に有し、
    前記比較回路部からの信号は、前記複数の配線層のうちの最下層の配線層を用いて、前記DA変換回路部に伝達されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光電変換装置。
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