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JP5050565B2 - フェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法 - Google Patents

フェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、厨房や器物に使用されるフェライト系ステンレス鋼板に関し、特に曲げ加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法に関する。
フェライト系ステンレス鋼板は、耐食性、価格のバランスが良く、建築物外装、厨房器具、化学プラント等に広く用いられている。Cを0.01質量%以上含有するフェライト系ステンレス鋼板は、溶接熱サイクルでCr炭窒化物析出によるCr欠乏層形成で鋭敏化する。このため、プレス成形品の端部はヘムの様な厳しい曲げ加工が行われる場合がある。ところが、フェライト系ステンレス鋼板の曲げ加工では、曲げ割れを生じてしまうため、特に、板厚が1.5mm以下程度の薄物で厳しい曲げ加工ができず、プレス品の形状に制約が生じていた。
この曲げ加工性を直接目的としたものではないが、例えば、特許文献1(特開昭54−112320号公報)には、Cr,Si,Mnの含有量を規定して、C,Nの含有量に応じてZrを加え、Zr炭窒化物を形成することで伸びフランジ性を改良する方法が開示されている。
また、特許文献2(特開平10−99952号公報)では、鋳造中の未凝固部にオーステナイト形成元素を添加して、延性を改善するフェライト系ステンレス鋼の製造方法が開示されている。
また、特許文献3(特開2000−282186号公報)では、C/N比と、オーステナイト形成元素量とを規定した延性に優れるフェライト系ステンレス鋼板が開示されている。
また、特許文献4(特開2001−207244号公報)には、粗大コロニー組織のアスペクト比を5以下とする延性に優れたフェライト系ステンレス鋼板が開示されている。
特開昭54−112320号公報 特開平10−99952号公報 特開2000−282186号公報 特開2001−207244号公報
しかし、上記特許文献1に開示されている方法は、伸びフランジ性には優れても曲げ加工性は改善されないという問題がある。
また、上記特許文献2に開示されている方法では、表層と内部に組織の差が生じ、曲げ加工時に、この組織の境界で割れが生じるという問題がある。
また、上記特許文献3に開示されている方法は、伸びは向上するものの、曲げ割れは回避できないという問題がある。
また、上記特許文献4に開示されている方法は、延性が改善されていても、曲げ割れは回避できないという問題がある。
このように、上記の従来技術では、延性の改善は達成できても、厳しい曲げ加工には不向きであるという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、曲げ加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、フェライト系ステンレス鋼板の曲げ加工性と、鋼板の組織との関係について詳細な検討を行った。その結果、従来のフェライト系ステンレス鋼板中では、Cr炭化物が列状をなしており、この列状のCr炭化物に沿って亀裂が進行して曲げ割れが生じていることが明らかとなった。
この列状のCr炭化物は通常の引張試験の伸び値には影響を及ぼさない。しかし、曲げ加工では、曲げの外側は伸び、内側が縮む変形をするため、板厚方向で変形方向が逆となる。そのため、板面に平行に並んだCr炭化物の板厚方向の上下でせん断がおきやすく、Cr炭化物がせん断破壊の起点となることがわかった。なお、通常の引張試験では板全体が同じ方向に引張られることから列状のCr炭化物の形態に影響を受けない。
この列状のCr炭化物形成の原因を調査したところ、圧延方向に展伸した組織を有する熱延板を箱焼鈍する際に、展伸したフェライト粒界に沿って片状のCr炭化物が析出し、これが冷間圧延で粉砕されることで、列状のCr炭化物が冷延鋼板中に析出することがわかった。Cr炭化物が列状になるのを防止するためには、箱焼鈍時に圧延方向に展伸したフェライト粒界にCr炭化物が片状に析出するのを防止すればよい。そして、本発明者らは、Cr炭化物(主としてCr23 または、これと同じ結晶構造を有するCr炭化物)中のCrの一部をFeと置き換えることにより、片状のCr炭化物が球状化することを見出した。さらに、従来、固溶強化で強度を上げて延性を劣化させると考えられてきたMnを低減するのではなく、逆に適量添加することで、Cr炭化物中のFe置換率を制御できることを見出した。
この理由は未だ明らかではないが、MnはCと相互作用をしてCr炭化物の析出速度に影響を与え、その結果、FeがCr炭化物中に取り込まれるようになると考えられる。
本発明は、上記知見に基づき、さらに検討を加えて完成されたものであり、以下のような特徴を有する。
[1]質量%で、C:0.01〜0.03%、Mn:0.5〜1.0%、Cr:15〜20%、Al:0.01%以下を含むフェライト系ステンレス鋼板であって、
フェライト中にCr炭化物が分散するとともに、前記Cr炭化物中におけるFe及びCrの金属元素の存在比が質量%比で、
Fe/Cr:0.05〜0.15
であることを特徴とする曲げ加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。
[2]上記[1]において、フェライト系ステンレス鋼板が、さらに、質量%で、Si:0.25%以下、P:0.040%以下、S:0.01%以下、N:0.05%以下を含むことを特徴とするフェライト系ステンレス鋼板。
[3]鋳片を、1000℃以上に加熱し、仕上圧延温度900℃以上、巻取温度800℃以上で熱間圧延した後、850℃以下で熱延板焼鈍することを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の曲げ加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。
本発明によれば、曲げ加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法が提供される。
以下、本発明を実施するための最良の形態の一例を説明する。
本発明のフェライト系ステンレス鋼板の組成限定理由について以下説明する。なお、以下の記載において%は、質量%を表すものとする。また、本発明は、板厚が0.1〜0.15mm程度の薄鋼板に好適に用いられる。
[C:0.01〜0.03%]
Cは鋼中に固溶して、熱間圧延中のオーステナイト相を安定化するとともに、Crと結合してCr炭化物(主としてCr23 または、これと同じ結晶構造を有するCr炭化物)を形成する。Cが0.01%を下回ると、熱間圧延中でも、組織がフェライト単一組織となり、オーステナイト中へのC濃縮とCr炭化物の粗大析出が抑制されて、フェライト中にCr炭化物が析出して、硬質化し、延性が低下する。
一方、Cが0.03%を超えるとCr炭化物量が増加して延性そのものが低下してしまう。このため、Cの含有量を0.01〜0.03%とした。
[Mn:0.5〜1.0%]
Mnは鋼を固溶強化することから、従来は低減する方が好ましいとされてきた。本発明では、Cr炭化物の形態制御のためにMnを最適量添加する。Mnを0.5%以上添加することで、Cr23 中のCrの一部がFeと置換しやすくなる。一方、1.0%を超えて添加されると、Mnの固溶強化による延性低下が無視できなくなる。また、腐食性が劣化する。このため、Mnの含有量を0.5〜1.0%とした。
ここで、Cr23 または、これと同じ結晶構造を有するCr炭化物中のCr元素の一部がFe元素と置換されたCr炭化物の状態をCr23−iFe と表すものとする。なお、前記iは、1以上22以下の整数を表す。また、格子点にあるFeまたはCrの一部が欠落しているCr23−iFe も結晶構造が同じである限り含まれる。
[Cr:15〜20%]
Crは鋼表面にCr酸化物を形成し、耐食性向上に寄与する元素である。Mnを積極的に添加することから、15%未満のCr添加量ではステンレスとしての耐食性を維持できない。一方、20%を超えて添加すると、Crの固溶強化による延性低下が著しい。このため、Crの含有量を15〜20%とした。
[Al:0.01%以下]
Alは脱酸剤として作用するとともに、鋼中ではNと結合してAlNとして析出する。AlNは、熱延板中のフェライト粒界に微細析出することから、展伸した熱延板組織の熱延板焼鈍での等軸化を阻害し、Cr炭化物のフェライト粒界への片状析出を促進する。このため、AlNの析出量を低減するため、Alの含有量を0.01%以下、好ましくは0.005%以下、さらに好ましくは0.003%以下とする。
本発明においては、上記成分の他に、さらに、Si:0.20%以下、P:0.040%以下、S:0.01%以下、N:0.05%以下を含有することが好ましい。以下、これらの組成限定理由について説明する。
[Si:0.25%以下]
Siは脱酸剤として作用する元素であり、鋼を著しく固溶強化する元素である。Alを低減する本発明においては、Siで脱酸させる目的で、0.05%以上の添加が好ましい。一方、Cの含有量を下げていることから、Siの含有量を0.25%以下として、熱間圧延時におけるオーステナイト分率を維持することが好ましい。これより、Siの含有量は0.25%以下とすることが好ましく、0.05%以上、0.25%以下とすることがさらに好ましい。
[P:0.040%以下]
Pは、鋼を固溶強化する。また、フェライト粒界に偏析して鋼を脆化する。このため、Pの含有量を0.040%以下とすることが好ましく、より好ましくは0.030%以下、さらに好ましくは0.020%以下とする。
[S:0.01%以下]
Sは鋼中で硫化物を形成する。Mnを含有する鋼ではMnSが析出する。このMnSはフェライト粒界に片状に析出することから延性を劣化、特に曲げ加工性を劣化させることからSはできるだけ低減することが好ましい。このため、Sの含有量を0.01%以下とすることが好ましく、より好ましくは0.005%以下とする。
[N:0.05%以下]
Nは熱間圧延中のオーステナイトを安定化させるとともにCr窒化物(CrN)を形成する。Cr炭化物とCr窒化物とでは、同じ含有量でも析出物の体積は大きく異なり、Cr窒化物の方が体積は小さい。このため、Nの含有量は0.05%以下とすることが好ましく、オーステナイトの安定化のために0.01%以上とすることが好ましい。
上記成分以外はFe及び不可避不純物である。前記不純物としては、Ni:0.5%以下、Cu:0.1%以下、Mo:0.1%以下、V:0.06%以下、Nb:0.03%以下、Ti:0.03%以下、Ca:0.01%以下、Mg:0.01%以下、B:0.001%以下が許容できるが少ない程好ましい。

[Fe/Cr:0.05〜0.15]
Cr炭化物Cr23−iFe 中のFe/Crの存在比は本発明においては重要である。Cr23−iFe 中におけるFe及びCrの金属元素の存在比(Fe/Cr)が質量%比で0.05を下回ると、つまり、Cr炭化物中のFe量が低下し過ぎるとCr炭化物が片状に析出するため冷延板中に列状のCr炭化物が生成してしまう。一方、前記Fe/Crが0.15を超えるとCr炭化物が微細化してしまい、鋼を硬質化且つ低延性化してしまう。このため、Cr23−iFe 中におけるFe及びCrの金属元素の存在比が質量%比で0.05〜0.15とする。
以上のように、本発明のフェライト系ステンレス鋼板は、フェライト相と、Cr炭化物、Cr窒化物及びこれらの複合体とからなるフェライト単一組成を有する。但し、不可避不純物による析出物、例えば、TiS,Ti,NbC,VNなどは不可避不純物レベルの含有量であれば許容できる。フェライト以外のベイナイト相、マルテンサイト相、オーステナイト相が混入すると鋼が硬質化して高い延性が得られないばかりではなく、曲げ加工性も劣化する。このため、本発明においては、フェライト単一組成とすることが好ましい。
また、本発明のフェライト系ステンレス鋼板は、フェライト中に前記Cr炭化物Cr23−iFe が分散している。ここで、前記分散した状態とは、圧延方向に列状に連なっているものではなく、ランダムに分散しているものである。列状とは、圧延方向5mmの長さの、圧延方向に平行な板厚断面で、圧延方向にCr炭化物が5つ以上並んでいるものである。特に限定するものではないが、列と列の間隔が20μm以下の列の群れが板厚方向に10個以上存在すると延性が劣化しやすい。このため、列の群れは板厚方向に9個以下が好ましい。
以下、上記本発明のフェライト系ステンレス鋼板の製造方法の一例を説明する。
本発明のステンレス鋼板は、上記フェライト系ステンレス鋼素材に熱間圧延工程と、熱延板焼鈍および酸洗処理を施す熱延板焼鈍工程と、冷間圧延工程と、冷延板焼鈍工程とを施して製造される。
上記組成のステンレス溶鋼を公知の溶製方法で溶製した後、公知の鋳造方法、好ましくは連続鋳造方法でスラブ(「鋳片」ともいう。)とする。本発明においては、前記溶製方法、鋳造方法については特に限定されるものではなく、通常の方法のいずれかを適用することができる。
前記熱間圧延工程では、前記スラブを1000℃以上に加熱する。加熱温度が1000℃未満では圧延荷重が高くなり、表面粗さが著しく上昇して、表面品質が劣化する。これが曲げ加工の亀裂の起点となり、曲げ割れが発生しやすくなる。
前記1000℃以上に加熱されたステンレススラブを、仕上圧延温度900℃以上で熱間圧延し、巻取温度800℃以上で巻き取り、熱間圧延工程を終了する。900℃以上で圧延することで、熱延板中のフェライト粒が著しく展伸することを抑制する。また、巻取温度800℃以上とすることで、熱延板中のフェライト粒の等軸化を促進する。仕上圧延温度が900℃未満または巻取温度が800℃未満では、熱延板中のフェライト粒が展伸したままであることから、熱延板中にCr炭化物が片状に析出しやすくなり、これが冷間圧延で割れて、圧延方向に並んだ列状のCr炭化物が形成しやすくなるため曲げ加工性が劣化する。
また、本発明においては、前記熱間圧延終了後、850℃以下で熱延板焼鈍する。この熱延板焼鈍温度が850℃を超えると、Cr炭化物のフェライト粒界に沿った成長が著しくなり、片状となる。これも、冷間圧延で粉砕されて、冷延焼鈍板中の列状Cr炭化物を形成して曲げ加工性が劣化する。その後、通常の方法で酸洗処理を行うことで熱延板焼鈍工程を終了する。
前記熱延板焼鈍工程の終了後に、通常の方法により冷間圧延工程及び冷延板焼鈍工程を経ることで本発明に係るフェライト系ステンレス鋼板が製造される。
表1に示す組成のステンレス鋼を溶製し、スラブとした。次に、これらのスラブを1200℃に加熱して、表2に示す条件で熱間圧延を行った。得られた熱延板を表2に示す温度で箱焼鈍した。続けて、混酸(HF:3mass%+HNO )で酸洗し、板厚4mmの熱延板を作製した。
この熱延板を80%の圧延率で冷間圧延を行った。その後、830℃で30秒均熱で焼鈍し、冷延板を作製した。得られた冷延板の引張試験、曲げ試験及び析出物観察をSEM及びTEMで行った。
以下、前記引張試験、曲げ試験及び析出物観察の条件を示す。
[引張試験]
圧延方向と引張方向が平行となるようにJIS13号Bに規定された引張試験片を採取し、JIS Z2241の規定に準拠して引張試験を行い、降伏応力YS(MPa)、引張強度TS(MPa)および延性EL(%)の測定を行った。
[曲げ試験]
幅30mm、長さ200mmの長方形の板を、幅方向が圧延方向と平行となるように切り出し、曲げ半径t/2で180°曲げを行った。曲げ部の割れの有無を目視で判断し、割れの無いものを「○」、割れの生じたものを「×」と評価した。
[析出物観察]
(イ)SEM(走査電子顕微鏡)観察
圧延方向に平行な板厚断面中央部を研磨し、王水により腐食した。その断面をSEMで観察し、Cr炭化物の列状の析出の有無を確認した。観察範囲は圧延方向に5mmの長さである。局所的に列状の析出が認められても、曲げ割れが生じるものではないことから、列状の顕著なもの、同じ長手方向位置で板厚方向に列が10個以上あるものを「列状」析出とし、それ以外のものについては「ランダム」と評価した。
(ロ)TEM(透過電子顕微鏡)観察
レプリカ法でCr炭化物を採取し、EDX(エネルギー分散型X線検出装置)でCr炭化物中のCrとFeの存在比(質量%比)を測定した。
Figure 0005050565
Figure 0005050565
析出物観察結果、引張試験及び曲げ試験の結果を表3に示す。表3に示すように、本発明例は、比較例に比べて曲げ試験において良好な結果を示し、曲げ加工性に優れていることが確認できた。
Figure 0005050565

Claims (3)

  1. 質量%で、C:0.01〜0.03%、Mn:0.5〜1.0%、Cr:15〜20%、Al:0.01%以下を含むフェライト系ステンレス鋼板であって、
    フェライト中にCr炭化物が分散するとともに、前記Cr炭化物中におけるFe及びCrの金属元素の存在比が質量%比で、
    Fe/Cr:0.05〜0.15
    であることを特徴とする曲げ加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。
  2. フェライト系ステンレス鋼板が、さらに、質量%で、Si:0.25%以下、P:0.040%以下、S:0.01%以下、N:0.05%以下を含むことを特徴とする請求項1に記載のフェライト系ステンレス鋼板。
  3. 片を、1000℃以上に加熱し、仕上圧延温度900℃以上、巻取温度800℃以上で熱間圧延した後、850℃以下で熱延板焼鈍することを特徴とする請求項1または2に記載の曲げ加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。
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