JP5049882B2 - 補間フレーム作成装置及び補間フレーム作成方法及び放送受信装置 - Google Patents
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Description
|最小値−極小値i|<閾値(TH) ・・・(1)、iは探索範囲内のブロックの番号
を満たすiが2個以上存在するかが判断される(ステップSA1)。存在しない場合にはSADの最小値で決まったベクトルを選択する(ステップSA2)。
繰り返し模様Aと平坦な模様Bが連続する場合、両者の区別がつかずAとAを包含するような不具合な大ブロックサイズが適用されてしまう。またそれぞれ繰返し周期の異なる2者の繰り返し模様AとBが連続する場合も、両者の区別がつかずAとBを包含するような大ブロックサイズが適用されてしまう。
平坦な模様が周期0の繰り返しパターンだとみなされることにより、繰り返し模様と平坦な模様が連続した繰り返しパターンだと判定されるために2者を区別できない。もしくは、平坦な模様周辺でベクトル探索を行なう場合、信頼し得る動きベクトルの候補は複数存在してしまい、それらの連続発生回数を計測するだけでは繰り返し模様と平坦な模様の区別がつかない。
STEP2 : 大ブロック内に繰り返し模様の周期が異なる境界があるかどうかを検出する、STEP3 : STEP2で周期の異なる境界が検出された場合、その境界で大ブロックをより小さなブロックへ分割する、
STEP4 : STEP2で周期の異なる境界が検出されなかった場合、STEP1で求めた大ブロック幅をそのまま適用する。
つまり最適ブロック設定部において、大ブロックについて、探索領域内で前後のフレームのブロック間の互いに対応する画素間の差分結果を累積した値(SAD)を計算し、このSADの最大値と最小値の間にある動きベクトルの検出領域を前記平坦模様領域とするのである。
つまり最適ブロック設定部において、大ブロックについて、探索領域内で前後のフレームのブロック間の互いに対応する画素間の差分結果を累積した値(SAD)を計算し、このSADの平均値から所定の分散範囲内の動きベクトルの検出領域を前記平坦模様領域とするのである。
STEP2 : 小ブロックのSAD分布から、“ダイナミックレンジ((a)の場合)”または“SAD平均値からの分散値((b)の場合)”の値を算出する、
STEP3 : STEP2で算出された値と、予め規定された閾値[THR]の値を比較する((a)の場合と(b)の場合でTHRの値は異なってよい)、
STEP4 : STEP3での比較結果より、STEP2で算出された値がTHRより小さければ、注目した小ブロックは平坦であると判定される、
STEP5 : STEP3での比較結果より、STEP2で算出された値がTHRより大きければ、注目した小ブロックは平坦でないと判定される、
大ブロックに含まれる全ての小ブロックに対してSTEP1〜STEP5を実施する。
繰返し模様の周期が異なる点の抽出方法としては以下の方法が可能である。
(2)周期パターンテンプレートを必要個数用意し、テンプレートマッチングにより周期の推定、周期の異なる境界を検出する方法
である。
Claims (6)
- 複数の入力フレームの画像を用いて、前記複数の入力フレームの間に位置する新たな補間フレームの画像を作成する補間フレーム作成装置であって、
前記入力フレーム間の探索エリア内のブロックマッチング処理により、前記補間フレーム内の補間ブロックのための動きベクトル候補を検出する動きベクトル検出部と、前記検出した動きベクトルを用いて前記補間フレーム内の各補間ブロックの画像を作成する補間画像作成部を含み、
前記動きベクトル検出部は、入力フレームの画像の周期的繰り返しパターンの幅全てを包含するサイズの大ブロックを設定する大ブロック設定部と、
前記大ブロックに含まれる画像の平坦模様領域と、繰り返し模様領域とを識別し、この繰り返し模様領域と前記平坦模様領域が隣接している隣接部分を検出し、この隣接部分を最適ブロックのエッジとして設定して、前記大ブロックを分割した最適ブロックを設定する最適ブロック設定部と、
前記最適ブロックのサイズで前記探索エリア内をブロックマッチング処理し、補間フレーム内の補間ブロックのための動きベクトル候補を抽出する動きベクトル抽出部を含むことを特徴とする補間フレーム作成装置。 - 前記最適ブロック設定部は、
前記大ブロックに含まれる画像の周波数及びレンジを検出し、隣り合う画素間の差分が所定のレンジに収まり連続している絵柄領域を平坦模様領域とし、周波数成分を持ち周期的な繰り返しの絵柄領域を繰り返し模様領域としていることを特徴とする請求項1記載の補間フレーム作成装置。 - 前記最適ブロック設定部は、
前記大ブロックが複数個数の小ブロックで構成される場合、小ブロックにおいて探索領域内で前後のフレームのブロック間の互いに対応する画素間の差分結果を累積した値の分布(SAD分布)を計算し、このSAD分布の最大値と最小値の差がある閾値より小さければその小ブロックを前記平坦模様領域とすることを特徴とする請求項1記載の補間フレーム作成装置。 - 前記最適ブロック設定部は、
前記大ブロックが複数個数の小ブロックで構成される場合、小ブロックにおいて探索領域内で前後のフレームのブロック間の互いに対応する画素間の差分結果を累積した値の分布(SAD分布)を計算し、このSADの平均値から所定の分散範囲内に全てのSAD値が含まれている場合にその小ブロックを前記平坦模様領域とすることを特徴とする請求項1記載の補間フレーム作成装置。 - 複数の入力フレームの画像を用いて、前記複数の入力フレームの間に位置する新たな補間フレームの画像を作成するために、前記入力フレーム間の探索エリア内のブロックマッチング処理により、前記補間フレーム内の補間ブロックのための動きベクトル候補を検出する動きベクトル検出部と、前記検出した動きベクトルを用いて前記補間フレーム内の各補間ブロックの画像を作成する補間画像作成部を用いる補間フレーム作成方法において、
前記動きベクトル検出部では、
入力フレームの画像の周期的繰り返しパターンの幅全てを包含するサイズの大ブロックを設定し、
前記大ブロックに含まれる画像の平坦模様領域と、繰り返し模様領域とを識別し、この繰り返し模様領域と前記平坦模様領域が隣接している隣接部分を検出し、この隣接部分を最適ブロックのエッジとして設定して、前記大ブロックを分割した最適ブロックを設定し、
前記最適ブロックのサイズで前記探索エリア内をブロックマッチング処理し、補間フレーム内の補間ブロックのための動きベクトル候補を抽出することを特徴とする補間フレーム作成方法。 - 放送信号を選局するチューナ部と、前記チューナ部からの放送信号をデコードして映像信号を出力するデコーダ部と、前記デコーダ部から出力される複数の入力フレームの間に位置する新たな補間フレームの画像を作成する補間フレーム作成装置と、前記補間フレーム作成装置からの前記補間フレームの画像が挿入された連続フレーム画像に基づいて、映像を画面表示する表示部と、を有し、
前記補間フレーム作成装置は、
前記入力フレーム間の探索エリア内のブロックマッチング処理により、前記補間フレーム内の補間ブロックの動きベクトル候補を検出するフレーム内の画像の動きベクトルを検出する動きベクトル検出部と、前記検出した動きベクトルを用いて前記補間フレームの画像を作成する補間画像作成部を含み、
前記動きベクトル検出部は、入力フレームの画像の周期的繰り返しパターンの幅全てを包含するサイズの大ブロックを設定する大ブロック設定部と、
前記大ブロックに含まれる画像の平坦模様領域と、繰り返し模様領域とを識別し、この繰り返し模様領域と前記平坦模様領域が隣接している隣接部分を検出し、この隣接部分を最適ブロックのエッジとして設定して、前記大ブロックを分割した最適ブロックを設定する最適ブロック設定部と、
前記最適ブロックのサイズで前記探索エリア内をブロックマッチング処理し、補間フレーム内の補間ブロックのための動きベクトル候補を抽出する動きベクトル抽出部を含むことを特徴とする放送受信装置。
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