JP5042046B2 - Leak inspection method for hydraulic drive unit with reduction gear - Google Patents
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Description
この発明は、例えばクローラを駆動するための減速機付油圧駆動装置のリーク検査方法に関する。 The present invention relates to a leak inspection method for a hydraulic drive unit with a reduction gear for driving a crawler, for example.
減速機を備えた油圧駆動装置として、特許文献1に示すものが従来知られている。この油圧駆動装置は、例えば、クローラ式車両の走行駆動装置として用いられ、モータ機構に減速機構を連係することによって、高トルクを出力するようにしている。
この従来の減速機付油圧駆動装置を、図2,3を用いて詳しく説明する。
モータハウジング1には、その外周に設けたベアリング2を介して、底板を設けた筒状の回転駆動体3を回転自在に組み付けるとともに、これらモータハウジング1と回転駆動体3とが相まって、回転駆動体3内に減速機組込み室3aを区画形成している。そして、上記ベアリング2よりも外よりに一対のシールリング4,4および一対のOリング5,5からなるフローティングシール6を設け、モータハウジング1と回転駆動体3との組み付け部分から油漏れが生じないようにしている。このようにした回転駆動体3には減速機組込み室3aを設けるとともに、この減速機組込み室3aには、回転軸7aを設けた遊星ギアからなる減速機構7を組み込んでいる。
As a hydraulic drive device provided with a reduction gear, the one shown in
This conventional hydraulic drive unit with a speed reducer will be described in detail with reference to FIGS.
A cylindrical
上記のように減速機構7を組み込んだ減速機組込み室3aには、減速機構7の焼き付きなどを防止するために潤滑油を充填するが、上記したフローティングシール6は、この潤滑油の漏洩を防止するものである。
The speed reducer built-in
一方、上記モータハウジング1にはモータ組込み室1aを設けるとともに、このモータ組込み室1aにアキシャル斜板モータからなるモータ機構8を組み込んでいる。また、このモータハウジング1には軸受装着孔1bを設け、この軸受装着孔1bに設けた軸受9でモータ機構8のモータ軸8aの先端を回転自在に支持している。さらに、上記モータハウジング1には軸突出孔1cを形成し、この軸突出孔1cから減速機構7の回転軸7aを突出させるとともに、上記モータ軸8aの先端に、前記減速機構7の回転軸7aの先端を挿入して固定し、モータ軸8aと回転軸7aとが一体回転する構成にしている。
なお、上記軸受装着孔1b内であって、軸受9よりも減速機組込み室3a側に、シール部材10を装着し、減速機組込み室3aに充填した上記潤滑油がモータ組込み室1a側に漏れないようにしている。
On the other hand, the
In addition, the
また、回転駆動体3とは反対側におけるモータ組込み室1aの開口部分は、モータ機構8を制御するバルブを組み込んだバルブケース11でふさぐとともに、このバルブケース11に設けた軸受12でモータ軸8aの基端を回転自在に支持している。
Further, the opening part of the motor built-in chamber 1a on the side opposite to the
次に、上記減速機付油圧駆動装置の組み付け手順を説明する。
まず、回転駆動体3の減速機組込み室3aに減速機構7を組み込むとともに、この回転駆動体3には、モータ機構8を組み込む前のモータハウジング1を組み付ける。このようにモータハウジング1と回転駆動体3とを組み付けたとき、図3に示すようにベアリング2およびフローティングシール6も組み付けられた状態にしておく。したがって、モータハウジング1と回転駆動体3とは相対回転自在に保たれるとともに、それらの組み付け部分はフローティングシール6で液密にシールされることになる。
Next, an assembling procedure of the hydraulic drive unit with a reduction gear will be described.
First, the
上記のように回転駆動体3とモータ機構8を組み込む前のモータハウジング1とを組み付けたら、図3に示すようにモータ組込み室1aの開口を密閉板13でふさぐとともに、この密閉板13のエア供給孔14から圧縮空気を供給する。この圧縮空気は、軸受装着孔1bを介して減速機組込み室3aに導かれるので、もし、フローティングシール6が十分機能していなければ、そこにエア漏れが発生する。このときのエア漏れを検出してシール機能をチェックし、問題がなければ、モータハウジング1に設けた潤滑油供給孔15から減速機組込み室3aに潤滑油を注入する。
なお、上記エア漏れをチェックする方法は、後でくわしく説明する。
When the
The method for checking the air leakage will be described in detail later.
上記のようにして回転駆動体3の減速機組込み室3aに潤滑油を充填したら、モータハウジング1の軸受装着孔1bにシール部材10と軸受12を装着してから、モータ組込み室1aにモータ機構8を組み込む。このときに、モータ軸8aが軸受12で支持されるとともに、モータ軸8aの周囲がシール部材10でシールされる。しかも、この状態でモータ軸8aと回転軸7aとが一体回転可能に連結される。
When lubricating oil is filled in the speed reducer built-in
そして、最後にモータ組込み室1aの開口をバルブケース11で密閉してこの減速機付油圧駆動装置の組み付けを終了するが、この減速機付油圧駆動装置は次のようにしてその駆動力を発揮する。
まず、モータ機構8が回転すれば、それにともなってモータ軸8aおよび回転軸7aが回転し、減速機構7を回転させる。そして、減速機構7の回転にともなって、回転駆動体3が回転して、例えば産業機械のクローラ等を駆動するものである。
Finally, the opening of the motor built-in chamber 1a is sealed with the
First, if the
一方、フローティングシール6のシール機能をチェックするリーク検査方法としては、例えば特許文献2に示すものが従来知られているが、以下にこの従来の検査方法を基にした検査方法を説明する。
On the other hand, as a leak inspection method for checking the sealing function of the
リーク試験機101は、エアポンプPを備えるとともに、このエアポンプPには、検査通路102と、比較通路103とをパラレルに接続している。これら両通路102,103には図示しないレギュレータ等を設けて、両通路102,103に常に一定の供給圧が供給されるようにしている。
また、両通路102,103には電磁弁104,105を設けるとともに、この電磁弁104,105を切り換え制御することによって、両通路102,103を開閉するようにしている。
The
Further, both the
そして、上記検査通路102は、密閉板13のエア供給孔14に接続しており、エアポンプPから供給される圧縮空気を、上記エア供給孔14に導いている。したがって、エアポンプPから圧縮空気を供給すれば、当該圧縮空気が、検査通路102およびエア供給孔14を介してモータ組込み室1aおよび減速機組込み室3aに導かれる。
一方、上記比較通路103には、マスターMを、上記と同様の方法で接続している。このマスターMは、検査対象となる減速機付油圧駆動装置と同型であって、リーク検査に合格した減速機付油圧駆動装置である。また、リーク試験機101には、検査通路102と比較通路103との差圧を検出する差圧検出手段106を設けている。
The
On the other hand, the master M is connected to the
そして、エアポンプPから圧縮空気を所定時間供給し続けて、検査対象である減速機付油圧駆動装置内すなわちモータ組込み室1aおよび減速機組込み室3a内を加圧する。
また、上記と同様に、マスターMにも圧縮空気を供給し続けて、マスターMの内部を加圧する。
Then, the compressed air is continuously supplied from the air pump P for a predetermined time, and the inside of the hydraulic drive unit with a reduction gear, that is, the motor built-in chamber 1a and the reducer built-in
Further, similarly to the above, the compressed air is continuously supplied to the master M to pressurize the inside of the master M.
上記のようにして検査対象である減速機付油圧駆動装置とマスターMとを所定時間加圧したら、電磁弁104,105を切り換えて、両通路102,103を閉じる。そして、両通路102,103を閉じてから所定時間が経過したら、差圧検出手段106が両通路102,103の差圧を検出する。
このとき、検査対象である減速機付油圧駆動装置の回転駆動体3のいずれからかエア漏れがあれば、検査通路102内の圧力が、比較通路103内の圧力よりも低くなり、検査通路102内と、比較通路103内との差圧が大きくなる。
そして、差圧検出手段106が検出する差圧が、予め設定した許容範囲を超えた場合には、検査対象の減速機組込み室3aにリークがあると判断して、部品の交換や組み付け作業をやり直す。一方、上記差圧が許容範囲内にあれば、検査対象は、リーク検査に合格したものとして次の工程に進む。
After pressurizing the hydraulic drive unit with a speed reducer and the master M to be inspected for a predetermined time as described above, the
At this time, if there is an air leak from any of the
When the differential pressure detected by the differential pressure detection means 106 exceeds a preset allowable range, it is determined that there is a leak in the reduction gear built-in
上記のように回転駆動体3のリーク検査が終了したら、次に、モータ組込み室1aに、前記したようにモータ機構8を組み込むとともに、この組込み室1aの開口をバルブケース11でふさぐ。この状態では、モータ組込み室1aと減速機組込み室3aとは、シール部材10で完全に区画されている。
この状態でモータ組込み室1aに圧縮空気を供給して、モータ組込み室1aにリークがあるか否かを検査する。なお、この検査方法も、図3に示したリーク試験機101を用いるとともに、マスターMとの間での差圧を検出してリークの有無を判定する。
リーク検査によって、モータハウジング1にリークがなければ、モータ組込み室1aに作動油を充填する。
When the leak inspection of the
In this state, compressed air is supplied to the motor built-in chamber 1a to check whether there is a leak in the motor built-in chamber 1a. In this inspection method, the
If there is no leak in the
なお、上記のようにモータ組込み室1aのリークを検査するのは、次の理由からである。例えば、モータハウジング1に複数の巣があって、それらが連続している場合に、モータ組込み室1aに充填した作動油が、減速機組込み室3aに漏れて前記潤滑油と混ざり合ってしまう。
しかし、作動油と潤滑油とでは、それらの成分や特性が全く異なるため、減速機組込み室3aに作動油が流れ込めば、この作動油が潤滑油に混合してしまい、潤滑油が本来有している潤滑性能が損なわれてしまう。逆に、減速機組込み室3aからモータ組込み室1aに潤滑油が流れ込めば、当該潤滑油が作動油中に混合してしまい、作動油が本来有している動力伝達性能が損なわれてしまう。そこで、モータ組込み室1aのリーク検査を実行して、作動油と潤滑油の混合を防止するようにしている。
However, since the components and characteristics of the hydraulic oil and the lubricating oil are completely different, if the hydraulic oil flows into the reducer built-in
上記のようにした従来のリーク検査方法では、次のような問題があった。
すなわち、従来の検査方法では、回転駆動体3のリークを検査するとき、モータ組込み室1aに圧縮空気を供給して、その圧力を減速機組込み室3aに導くようにしているので、モータ組込み室1aと減速機組込み室3aとの圧力は同じになる。したがって、モータハウジング1に、上記複数の巣による連続気泡があっても、回転駆動体3のリーク検査時にはそれをチェックすることができない。
The conventional leak inspection method as described above has the following problems.
That is, in the conventional inspection method, when the leakage of the
そのために、モータハウジング1に漏れがあるかどうかは、モータ組込み室1aにモータ機構8を組み込んで、このモータ組込み室1aの開口をバルブケース11で塞いでから実行するリーク検査工程時でしか発見することができない。
しかし、モータ組込み室1aにモータ機構8を完全に組み込んでから、モータ組込み室1aのリークが発見されたときには、モータ機構8をモータ組込み室1aから外して、そのリークの原因を突き止めてから、それを補修しなければならない。
Therefore, whether or not there is a leak in the
However, when a leak in the motor built-in chamber 1a is found after the
したがって、上記連続気泡がハウジング1に形成されていた場合には、ハウジング1にモータ機構8を組み込んだり、バルブケース11を取り付けたりする作業が無駄になるばかりか、それを取り外す作業まで必要となり、極めて作業効率が悪くなるという問題があった。
この発明の目的は、減速機付油圧駆動装置の組み付け作業が完了する前の段階で、モータハウジングのリークを発見することで、作業効率を高めることができるリーク検査方法を提供することである。
Therefore, when the above open bubbles are formed in the
An object of the present invention is to provide a leak inspection method capable of improving work efficiency by finding a leak in a motor housing in a stage before the assembly work of a hydraulic drive unit with a reduction gear is completed.
この発明は、モータハウジングに、底板を設けた筒状の回転駆動体を回転自在にはめるとともに、これら回転駆動体とモータハウジングとが相まって、回転駆動体内に減速機組込み室を区画形成する一方、上記モータハウジングに設けたモータ組込み室にはモータ機構を組み込み、上記減速機組込み室には減速機構を組み込み、これら両組込み室は、モータハウジングに形成した軸受装着孔を介して連通させ、モータ機構のモータ軸を上記軸受装着孔に設けた軸受に支持させ、このモータ軸の回転力を、減速機構を介して回転駆動体に伝達する一方、モータハウジングと回転駆動体との組み付け部分をシールして減速機組込み室を液密にしてなる減速機付油圧駆動装置を前提にするものである。 In this invention, a cylindrical rotary drive body provided with a bottom plate is rotatably fitted to a motor housing, and the rotary drive body and the motor housing are combined to form a reduction gear built-in chamber in the rotary drive body, A motor mechanism is incorporated in the motor built-in chamber provided in the motor housing, a speed reducer is incorporated in the reducer built-in chamber, and both the built-in chambers communicate with each other through a bearing mounting hole formed in the motor housing. The motor shaft is supported by a bearing provided in the bearing mounting hole, and the rotational force of the motor shaft is transmitted to the rotary drive body via the speed reduction mechanism, while the assembly portion of the motor housing and the rotary drive body is sealed. This is based on the assumption that a reduction gear built-in chamber is liquid-tight and has a reduction gear-equipped hydraulic drive.
上記の装置を前提にしつつ、第1の発明は、減速機組込み室に減速機構を組み込んだ回転駆動体を、モータ機構を組み込む以前のモータハウジングに組み付け、その後に上記軸受装着孔にエアノズルを密接させ、このエアノズルから、減速機組込み室に圧縮空気を供給して空気漏れを検出し、減速機組込み室の液密性を検査する点に特徴を有する。
第2の発明は、減速機組込み室に圧縮空気を供給し、この減速機組込み室の圧力変化を検出して、減速機組込み室の液密性を検査する点に特徴を有する。
On the premise of the above-mentioned device, the first invention is that the rotary drive body incorporating the speed reduction mechanism in the speed reducer built-in chamber is assembled to the motor housing before the motor mechanism is incorporated, and then the air nozzle is closely attached to the bearing mounting hole. From this air nozzle, compressed air is supplied to the speed reducer built-in chamber to detect air leakage, and the liquid tightness of the speed reducer built-in chamber is inspected.
The second invention is characterized in that compressed air is supplied to the reduction gear built-in chamber, pressure change in the reduction gear built-in chamber is detected, and liquid tightness of the reduction gear built-in chamber is inspected.
この発明によれば、減速機組込み室のリーク検査をするとき、エアノズルを軸受装着孔に密接させて、圧縮空気を減速機組込み室に直接供給するようにしたので、減速機組込み室自体のリークはもちろん、この減速機組込み室を区画形成するモータハウジングのリークも検出することができる。言い換えると、モータハウジングにモータ機構やバルブケース等を組み付ける前に、モータハウジングのリークを発見することができる。また、例えば、モータハウジングに複数の巣があってそれらが連続してリーク孔を形成しているなど、モータハウジングに材質的な欠陥があるような場合に、それを発見しやすくなる。
このように上記モータハウジングにリークが検出されたときには、当該モータハウジングを回転駆動体から外すだけで、その補修作業に取り掛かることができ、作業効率を高めることができる。
According to the present invention, when the leak inspection of the reduction gear built-in chamber is performed, the air nozzle is brought into close contact with the bearing mounting hole and the compressed air is directly supplied to the reduction gear built-in chamber. Of course, it is also possible to detect a leak in the motor housing that defines the chamber for incorporating the reduction gear. In other words, the leak of the motor housing can be found before assembling the motor mechanism, the valve case, or the like to the motor housing. In addition, for example, when there is a material defect in the motor housing, such as when there are a plurality of nests in the motor housing and they continuously form a leak hole, it becomes easy to find it.
When a leak is detected in the motor housing as described above, the repair work can be started only by removing the motor housing from the rotary drive body, and the work efficiency can be improved.
図1を用いて、この発明の最良の実施形態について説明する。ただし、この実施形態では、上記従来で説明したのと同じ減速機付油圧駆動装置を前提にしたものである。また、リーク試験機についても、上記従来で説明したのと同様のリーク試験機を用いている。したがって、従来と同じ構成については従来と同じ符号を付するとともに、減速機付油圧駆動装置やリーク試験機の詳細な説明は省略する。 The best embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. However, in this embodiment, the same hydraulic drive device with a reduction gear as that described above is assumed. The leak tester is the same leak tester as described above. Accordingly, the same reference numerals as those in the related art are assigned to the same configurations as in the prior art, and detailed descriptions of the hydraulic drive device with a reduction gear and the leak tester are omitted.
図1に示すように、この検査方法には、円筒状のエアノズル16を用いる。そして、このエアノズル16は、その先端に開口部16aを形成するとともに、その開口部周囲にシール部材17を設けている。また、上記開口部16aとは反対端にはエア供給ポート16bを形成し、このエア供給ポート16bを前記した検査通路102に接続している。
また、この円筒状のエアノズル16は、その外径を軸受装着孔1bの内径よりも小さく、かつ、軸突出孔1cよりも大きくするとともに、この開口部16aを、上記軸突出孔1cを囲むようにして密接させると、その密接部分はシール部材17でシールされるようにしている。
As shown in FIG. 1, a
The
そして、回転駆動体3の減速機組込み室3aに減速機構7を組み込むとともに、この回転駆動体3に、モータ機構8を組み込む前のモータハウジング1をはめる。
上記の状態で、エアノズル16の開口部16aを上記軸突出孔1cの周囲に密接させるとともに、エアポンプPからの圧縮空気を減速機組込み室3aに直接供給する。この状態では、モータハウジング1のモータ組込み室1aが大気に開放された状態で、エアポンプPからの圧縮空気が減速機組込み室3aに直接供給されることになる。
Then, the
In the above state, the opening 16a of the
したがって、エアポンプPからの圧縮空気を減速機組込み室3aに供給したときには、減速機組込み室3aとモータ組込み室1aとでは、圧縮空気の圧力分の差圧が発生する。
このとき、モータハウジング1に連続する複数の巣があって、この巣を介して、減速機組込み室3aと大気に開放されたモータ組込み室1aとが連通していれば、そこから圧縮空気が漏れ、減速機組込み室3aの圧力がマスターMの圧力よりも相対的に低くなる。この圧力の相対的な差を、リーク試験機101で検出すれば、少なくとも減速機組込み室3aのいずれかにリークが発生していることがわかる。
Therefore, when the compressed air from the air pump P is supplied to the speed reducer built-in
At this time, if the
いずれにしても、上記のようにマスターMとの間での差圧が許容範囲を超えた場合に、その原因は、フローティングシール6等の構造的なリークか、あるいはモータハウジング1等の材質的な欠陥によるリークかのいずれかである。そこで、リークの原因が何であるかを追究し、それを補修することになるが、このときには、モータハウジング1を回転駆動体3から取り外して、その補修作業をすることになる。しかし、従来のようにモータ機構8を組み込んだ後にモータハウジング1を取り外す手間を考えれば、この実施形態の補修作業の方が効率的であることは明らかである。
なお、上記のようにモータハウジング1に複数の巣が連続している場合には、充填材で巣を埋めるようにする。
In any case, when the differential pressure with the master M exceeds the allowable range as described above, the cause is a structural leak of the floating
When a plurality of nests are continuous with the
上記のように減速機組込み室3a側のリークを検査して異常ない場合、あるいは補修終了後には、モータ組込み室1aにモータ機構8を組み込むとともに、このモータ組込み室1aをバルブケース11で塞いで、全体の組付けを完了する。
そして、全体の組みつけが完了したら、再び、モータ組込み室1aに、エアポンプPから圧縮空気を供給し、そのリークを検出する。この場合の検査対象は、当該モータ組込み室1aをシールする部材や組み付け状況の欠陥など構造的なリーク原因となる。
As described above, when there is no abnormality when the leak on the speed reducer built-in
When the entire assembly is completed, compressed air is again supplied from the air pump P to the motor built-in chamber 1a, and the leak is detected. The inspection target in this case is a cause of structural leakage such as a member for sealing the motor built-in chamber 1a and a defect in the assembly state.
いずれにしても、この実施形態によれば、エアノズル16を、既存の軸受装着孔1bに密着させるだけでよいので、エアノズル16という簡単なツールを用いるだけで、目的のリーク検査が可能になる。
In any case, according to this embodiment, since the
1 モータハウジング
1a モータ組込み室
1b 軸受装着孔
3 回転駆動体
3a 減速機組込み室
6 フローティングシール
7 減速機構
7a 回転軸
8 モータ機構
8a モータ軸
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